JPH0515111U - 磁気ヘツド素子 - Google Patents

磁気ヘツド素子

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JPH0515111U
JPH0515111U JP6773191U JP6773191U JPH0515111U JP H0515111 U JPH0515111 U JP H0515111U JP 6773191 U JP6773191 U JP 6773191U JP 6773191 U JP6773191 U JP 6773191U JP H0515111 U JPH0515111 U JP H0515111U
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JP
Japan
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core
core portion
magnetic
magnetic head
head element
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Application number
JP6773191U
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Inventor
一憲 竹之内
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントギャップ部のギャップ深さが精密に
設定でき、しかもシャープな漏れ磁界が形成できる磁気
ヘッド素子を提供する。 【構成】 磁気ヘッド素子17は、第1コア部18と、
第1コア部18と一体化して孔部22を有するリング状
のコアを形成し得る第2コア部19と、第1コア部18
と第2コア部19との間に配置されかつ両コア部18,
19を一体化するためのフロントギャップ部20aとを
備えている。フロントギャップ部20aは、第1コア部
18側に高飽和磁束密度の磁性材料からなる磁性薄膜層
21を有している。この磁性薄膜層21は、フロントギ
ャップ部20aの孔部22側端部を除いて第1コア部1
8表面に配置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ヘッド素子、特に、磁気ディスク用の磁気ヘッド素子に関する 。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク等の磁気ディスクに対して電気・磁気変換を行って情報の書き 込み及び読み出しを行う磁気ヘッド素子として、磁気ヘッド素子がある。この磁 気ヘッド素子は、第1コア部と、第1コア部と一体化してリング状のコアを形成 し得る第2コア部と、第1コア部と第2コア部との間に配置されかつ第1コア部 と第2コア部とを一体化するためのフロントギャップ部とバックギャップ部とを 備えている。
【0003】 ところで、このような磁気ヘッド素子では、書き込み及び読み出し効率を向上 させるため、フロントギャップ部のギャップ深さを精密に設定する必要がある。 例えば、図17に示す磁気ヘッド素子1では、第1コア部2と第2コア部3との 間に配置されたフロントギャップ部4のギャップ深さを第2コア部3側に設けた 切欠き部3aにより調整している。この磁気ヘッド装置1では、フロントギャッ プ部4のギャップ深さは、フロントギャップ部4の図上端(磁気ディスク対向面 側)から切欠き部3aの図上端までの距離D1 により決定される。
【0004】 また、図18に示す磁気ヘッド素子1aでは、切欠き部3aの図上端部にさら に切り込み部3bを設けてフロントギャップ部4のギャップ深さを調節している 。この磁気ヘッド素子1aでは、フロントギャップ部4の図上端から切り込み部 3bまでの距離D2 がフロントギャップ部4のギャップ深さとなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の磁気ヘッド素子1,1aでは、第2コア部3の切欠き部3aや切り 込み部3bの精密加工が困難なため、ギャップ深さを精密に調節するのが困難で ある。また、前記磁気ヘッド素子1aでは、切り込み部3bが原因となって磁気 飽和部が広がり、図20に一点鎖線で示すように、ブロードな漏れ磁界5しか得 られない。
【0006】 本考案の目的は、フロントギャップ部のギャップ深さが精密に設定でき、しか もシャープな漏れ磁界が形成できる磁気ヘッド素子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の磁気ヘッド素子は、磁気ディスク用のものである。この磁気ヘッド素 子は、第1コア部と、第1コア部と一体化してリング状のコアを形成し得る第2 コア部と、第1コア部と第2コア部との間に配置されかつ第1コア部と第2コア 部とを一体化するためのフロントギャップ部材とバックギャップ部材とを備えて いる。フロントギャップ部材には、第1コア部及び第2コア部の少なくとも一方 の接合面に接合深さよりも短い高飽和磁束密度の磁性薄膜が形成されている。
【0008】
【作用】
本考案の磁気ヘッド素子では、フロントギャップ部のギャップ深さは、磁性薄 膜により決定される。ここで、磁性薄膜は寸法が精密に設定できるので、フロン トギャップ部のギャップ深さが精密に設定される。また、磁性薄膜は第1コア部 及び第2コア部よりも高飽和磁束密度の磁性薄膜であるため、フロントギャップ 部の磁気飽和が少なくなり、この結果シャープな漏れ磁界が形成できる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例が採用された磁気ヘッド装置の斜視図である。図に おいて、磁気ヘッド装置10は、支持アーム11と、スライダー12とから主に 構成されている。支持アーム11は、ハードディスクドライブに固定するもので あり、先端部に磁気ヘッド素子17を含むスライダー12が固着されている。
【0010】 スライダー12は、チタン酸カルシウム(CaTiO3 )等の高硬度セラミッ ク製の概ね直方体状の部材であり、図の下面には浮上レールが形成されており、 また先端面には中央に向かってコアスリット14が形成されており、さらにコイ ル16を巻着するためのワインディングスロット15が形成されている。コアス リット14には磁気ヘッド素子17が固着されている。磁気ヘッド素子17は、 図2に示すように、第1コア部18と、第2コア部19と、第1コア部18と第 2コア部19とを一体化するためのギャップ部20とを主に備えている。なお、 図2では、図1の磁気ヘッド素子17の上下を逆転させている。
【0011】 第1コア部18は、縦断面形状がI字状の例えばフェライト製であり、接合面 に磁性薄膜層21が形成されている(図3)。第2コア部19は、縦断面がC字 状であり、第1コア部18と同じくフェライト製である。また、第2コア部19 は、第1コア部18との接合面に切欠き部19aを有している(図3)。ギャッ プ部材20を介して接合された両コア部18,19は、スライダー12の幅方向 に開口する孔部22を有している。この孔部22は、磁気ヘッド素子17が埋め 込まれている部位において、スライダー12の先端から側面にかけて形成された ワインディングスロット15と貫通している。
【0012】 ギャップ部材20は、第1コア部18と第2コア部19との接合面全体に配置 されており、磁気ディスクと対向し得る図2の上側部がフロントギャップ部20 aと、図2の下側部がバックギャップ部20bとなっている。
【0013】 フロントギャップ部20aは、図5に示すように、第1コア部18の磁性薄膜 層21側から第2コア部19側に向けて、第1二酸化ケイ素層23と、鉛ガラス 等の低融点ガラス層24と、第2二酸化ケイ素層25とをこの順次に積層した積 層体から構成されている。磁性薄膜層21は、フェライトよりも高飽和磁束密度 の材料から構成された層であり、例えばセンダスト製である。磁性薄膜層21は 、フロントギャップ部20aの図上部(磁気ディスク対向側)にのみ配置されて おり、その図上下方向の長さd1 は、第2コア部19の図上端から切欠き部19 aの上端までの長さd2 (接合面の深さ)よりも小さく設定されている。第1二 酸化ケイ素層23は、上述の磁性薄膜層21の上面と、磁性薄膜層21が配置さ れていない第1コア部18の端面とを覆っている。また、第2二酸化ケイ素層2 5は、第2コア部19の端面を被覆している。両二酸化ケイ素層23,25は、 低融点ガラス層24の成分がコア部18,19内に浸透するのを防止するための ものである。低融点ガラス層24は、第1コア部18と第2コア部19とを接合 するための層である。なお、第2コア部19の切欠き部19aには、補強用の鉛 ガラス26が配置されており、これにより両コア部18,19の接合強度が強化 されている。
【0014】 なお、バックギャップ部20bは、フロントギャップ部20aと同様の積層体 から構成されている(図示せず)。
【0015】 上述の磁気ヘッド素子17には、ハードディスクドライブと接続するコイル1 6が孔部22を貫通して主として第1コア部27側に巻き付けられている。
【0016】 次に、図4から図10を参照して、前記磁気ヘッド素子17の製造方法につい て説明する。 まず図4及び図5にそれぞれ示すように、第1コア部18用の第1コア部材2 7と第2コア部19用の第2コア部材28とをそれぞれ用意する。第1コア部材 27及び第2コア部材28は、それぞれ第1コア部18及び第2コア部19と断 面形状が同じ棒状の部材であり、またそれぞれ接合面27a,28aを有してい る。第2コア部材28の接合面28aには、切欠き部28bが設けられている。
【0017】 次に、図6に示すように、第1コア部材27の接合面27aに図の上端部を除 いてフォトレジストによる被膜29を配置する。被膜39は、接合面37a全体 に均一にフォトレジストを塗布し、このフォトレジストを図の上端部を帯状に被 覆してから感光させ、被覆された部分のフォトレジストを除去すると形成できる 。
【0018】 次に、図7に示すように、第1コア部材27の露出部27bに磁性薄膜層21 を配置する。磁性薄膜層21は、例えばスパッタリング法により形成できる。磁 性薄膜層21を形成した後に、図8に示すように、皮膜29を除去する。これに より、磁性薄膜層21のd1 値(図3)が所望の値に設定された第1コア部材2 7が得られる。
【0019】 次に、図9に示すように第1コア部材27の接合面27a上及び磁性薄膜層2 1上にギャップ部材となる二酸化ケイ素層と鉛ガラス等の低融点ガラス層とから なる積層体30を均一に配置する。一方、第2コア部材28の接合面28aにも 、二酸化ケイ素層と同様の鉛ガラス層との積層体31(図10)を配置する。な お、積層体30及び積層体31は、接合面27a,28a上に二酸化ケイ素及び 同様の鉛ガラスを順にスパッタリング法により積層すると形成できる。
【0020】 次に、図10に示すように、第1コア部材27の積層体30側面と第2コア部 材28の積層体31側面とを合わせる。また、第2コア部材28の切欠き部28 bと第1コア部材27との間に鉛ガラス棒32を配置する。そして、第1コア部 材27と第2コア部材28とを加熱すると、両コア部材27,28の低融点ガラ スの鉛ガラス層が溶融し、両コア部材27,28が接着する。同時に、鉛ガラス 棒32が溶融して切欠き部28b内に補強用の鉛ガラス26(図3)が配置され 、両部材27,28の接合が補強される。
【0021】 次に、上述のようにして接合された第1コア部材27と第2コア部材28との 接合部材を所定の厚みにスライスする。これにより、磁気ヘッド素子17が得ら れる。得られた磁気ヘッド素子17は、スライダー12の所定部位に設けられた コアスリット14内に所定の向きで配置され、フロントギャップ部20a側が固 着ガラスによりスライダー12に固定される。
【0022】 前記磁気ヘッド素子17では、フロントギャップ部20aのギャップ深さが磁 性薄膜層21の長さd1 と等しくなる。磁性薄膜層21は、上述のようなリソグ ラフィーにより製造されるため、d1 値が精密に調節できる。この結果、フロン トギャップ部20aでは、ギャップ深さをより精密に設定できる。
【0023】 また、フロントギャップ部20aは、磁性薄膜層21が第1コア部13及び第 2コア部19に比べて高飽和磁束密度の磁性体からなるため、シャープな漏れ磁 界が形成できる。
【0024】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例において、第2コア部19のバックギャップ部20b側端面 は、図11に示すように第1コア部18の端面と一致していなくてもよい。また 、フロントギャップ部20aでは、図12に示すように、磁性薄膜層21は第1 コア部18端面と同一平面となるよう配置されていてもよい。即ち、磁性薄膜層 21が被着される部位に切欠き部22aを形成する。また、磁性薄膜層21は、 図13に示すように、第2コア部19側にも配置されていてもよい。
【0025】 (b) 前記実施例では、第1コア部18側に磁性薄膜層21を配置した場合に ついて説明したが、図14に示すように、磁性薄膜層21が第2コア部19側に 配置されている場合も本考案を同様に実施できる。この場合、図17に示すよう に、第1コア部18のバックギャップ部20b側端面は、第2コア部19の端面 と一致していなくてもよい。また、図16に示すように、第1コア部18側にも 磁性薄膜層21が配置されていてもよい。
【0026】 (c) 前記実施例では、第1コア部18の縦断面形状をI字状に構成したが、 本考案はこれに限られない。例えば第1コア部18の縦断面形状がC字状に構成 されている場合も本考案を同様に実施できる。
【0027】
【考案の効果】
本考案のリング型磁気ヘッド素子によれば、フロントギャップ部に上述の磁性 薄膜が形成されているため、フロントギャップ部のギャップ深さが精密に設定で き、しかもシャープな漏れ磁界が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例が採用された磁気ヘッド装置
の拡大部分図。
【図2】図1のIV−IV断面図
【図3】図2の拡大部分図。
【図4】前記実施例を製造するための一工程の斜視図。
【図5】前記実施例を製造するための他の一工程の斜視
図。
【図6】前記実施例を製造するためのさらに他の一工程
の斜視図。
【図7】前記実施例を製造するためのさらに他の一工程
の斜視図。
【図8】前記実施例を製造するためのさらに他の一工程
の斜視図。
【図9】前記実施例を製造するためのさらに他の一工程
の斜視図。
【図10】前記実施例を製造するためのさらに他の一工
程の斜視図。
【図11】他の実施例の縦断面図。
【図12】さらに他の実施例の縦断面図。
【図13】さらに他の実施例の縦断面図。
【図14】さらに他の実施例の縦断面図。
【図15】さらに他の実施例の縦断面図。
【図16】さらに他の実施例の縦断面図。
【図17】従来例の図5に相当する図。
【図18】他の従来例の図3に相当する図。
【符号の説明】
17 磁気ヘッド素子 18 第1コア部 19 第2コア部 20a フロントギャップ 21 磁性薄膜層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1コア部と、前記第1コア部と一体化し
    てリング状のコアを形成し得る第2コア部と、前記第1
    コア部と前記第2コア部との間に配置されかつ前記第1
    コア部と前記第2コア部とを一体化するためのフロント
    ギャップ部材とバックギャップ部材とを備えた磁気ヘッ
    ド素子において、 前記フロントギャップ部材には、前記第1コア部及び前
    記第2コア部の少なくとも一方の接合面に接合深さより
    も短い高飽和磁束密度の磁性薄膜が形成されていること
    を特徴とする磁気ヘッド素子。
JP6773191U 1991-07-30 1991-07-30 磁気ヘツド素子 Pending JPH0515111U (ja)

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