JPH0515121A - 回転体のバランス調整法 - Google Patents

回転体のバランス調整法

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JPH0515121A
JPH0515121A JP3184109A JP18410991A JPH0515121A JP H0515121 A JPH0515121 A JP H0515121A JP 3184109 A JP3184109 A JP 3184109A JP 18410991 A JP18410991 A JP 18410991A JP H0515121 A JPH0515121 A JP H0515121A
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rotating body
balancer
rotation
groove
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JP3184109A
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Hironori Kurosawa
博徳 黒沢
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体のバランス調整が確実に高精度でとれ
るようにする。 【構成】 回転体18に設けたバランス修正用溝26の
バランス測定によって求められたバランス位置に、バラ
ンスをとる重量のバランサ28を光化学的重合を起こす
接着剤27と共に配置し、再び回転状態にしてからバラ
ンスを測定し、バランスしていることが確認されたとき
に接着剤27を光化学的重合させて硬化させて固定し、
回転中にバランサ28が脱落したり飛散しないようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小型モータのロ
ータなどのように、釣合い調整を行う必要のある回転体
のバランス調整法に関する。更に詳述すると、本発明
は、バランサを付加した回転体を回転させてバランスが
実際にとれたことが確認されたときに、その回転状態の
ままバランサを固定するバランス調整法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型モータのロータなどでは、ロ
ータを回転させて回転バランスを測定した後、例えば図
3に示す如く、ロータ101の両端面の外周寄りの適宜
個所に接着性バランス調整剤102を付着し、回転バラ
ンスを調整していた。または、例えば図4に示す如く、
ロータ101の上方側の端の面外周に沿って断面矩形の
上向き環状溝103を形成し、その環状溝103内の適
宜個所にバランス調整剤102を付着し、回転バランス
を調整していた。
【0003】ところが、従来一般に使用されているバラ
ンス調整剤102は、実用硬化が8〜10時間、完全硬
化が24時間とかなり長いため、ロータの釣合い調整後
直ちにロータ101を回転させてバランスの確認を行う
と、付着したバランス調整剤102が離脱し飛散する虞
があった。このため、従来は、釣合い調整後に数時間放
置するか、またはバランス調整剤102が飛散離脱しな
い程度の低速回転でバランスの確認を行わなければなら
ず、作業能率が悪く、また測定精度も低い欠点があっ
た。
【0004】そこで、図5に示すように、ロータ101
の回転軸104に対し90°以下の角度αで交差する斜
面105を有するバランス調整剤102の収納凹部10
6を形成し、回転体101の回転に起因する遠心力でバ
ランス調整剤102が収納凹部106の斜面105で一
層密着して飛散しないようにするバランス調整技術も提
案されている(実開昭62-61165号)。この方法による
と、回転体101に接着性バランス調整剤102を付着
して釣合い調整を行った後、直ちに回転体101を高速
で回転しても、そのときの遠心力によってバランス調整
剤102が収納凹部106から飛び出さずに凹部106
の斜壁面105に一層密着するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
62-61165号の技術は、バランス調整剤102を収納する
凹部106の形状をバランス調整剤102が遠心力によ
って飛散し難い形状としているだけであり、錘としての
バランス調整剤102そのものの遠心力に因る変形や慣
性に因る回転方向への位置ずれを防ぎ得るものではない
ので、高精度にバランスを調整することはできない。即
ち、バランスを検査・測定している最中にバランサを完
全に固化させるものではなく、検査・測定終了後、更に
幾時間を経た後に始めて完全に固化されるので、高速回
転中の遠心力、回転開始時ないし停止時の慣性力等によ
って未硬化のバランス調整剤102が変形しあるいは移
動し、その重心位置を変動させる虞があるため、バラン
ス調整が狂う可能性がある。
【0006】本発明は、精度の高いバランス調整を可能
とする回転体のバランス調整法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の回転体のバランス調整法は、バランサを充
填するバランス修正用溝を回転体に設ける一方、回転体
を回転させながらバランスを測定し、前記バランス修正
用溝内の測定結果から算出されたバランサ取付位置に光
化学的重合を起こす接着剤と共にバランサを配置し、再
度前記回転体を回転させてバランスを測定しながら所定
のバランスが得られたことを確認してから前記接着剤に
光化学的重合を起こさせ、回転中に前記バランサを前記
回転体に完全に固着するようにしている。
【0008】
【作用】したがって、バランス測定によってバランスが
とれたことを確認できたときに照射して接着剤に光化学
的重合を起こさせれば、回転中のバランスがとれた状態
のまま接着剤が硬化してバランサを回転体に固定する。
また、バランスが狂っておれば、光化学的重合を起こさ
せずにバランス調整を改めて最初からやり直す。
【0009】
【実施例】以下、本発明の回転体のバランス調整法を図
面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。尚、本実施
例はレーザプリンタやファクシミリ等の光学走査装置に
使用されているポリゴンミラーの回転駆動装置を回転体
の一例として例示したものである。
【0010】ポリゴンミラー回転駆動装置は、ポリゴン
ミラー14を支持して回転する回転体(ロータ)1と、
この回転体1を収容して該回転体1との間に動圧空気軸
受7を構成する円筒状の軸受部材4と、この軸受部材4
の中央に配置されてコイル5を支持するセンターポール
15と、該センターポール15を支持し軸受部材4の底
部を塞ぐベース部材16と、軸受部材4側に固定された
駆動コイル5と回転体1側に固定されたロータマグネッ
ト2とで構成される制御用小形モータ17とから主に成
る。
【0011】回転体1には、回転体1の加工誤差やポリ
ゴンミラー14を回転体1に取付ける際の取付誤差等に
よってポリゴンミラー14を含む回転系全体の重心位置
が回転軸上からずれるのを防ぐため、バランス調整用の
バランスプレート18が取付けられている。ポリゴンミ
ラー14を有する回転体1全体の重心位置が回転軸上か
らずれると、回転体1及びポリゴンミラー14の回転バ
ランスが崩れ、ポリゴンミラー14の回転中に振動を発
生し、光走査ラインが乱れて画質が低下する。そこで、
バランスプレート18によって回転系の重心位置のずれ
を修整して回転バランスを調整するようにしている。
【0012】バランスプレート18は、例えばアルミニ
ウム又は合成樹脂等によって円板状に形成されており、
その周縁に形成されたバランス修正用溝26に必要に応
じてバランサ28(バランス修正用の錘本明細書ではバ
ランサと呼ぶ)を付着させて回転バランスを調整するよ
うに設けられている。バランスプレート18は、特にそ
の形状や大きさに限定を受けるものではないが、一般に
は円板形状とされている。また、バランスプレート18
の大きさは任意であるが、バランス修正用溝26を形成
することから、なるべく径が大きいこと、例えば、回転
体1の小円筒部1aの径よりは大きいことが望ましい。
バランスプレート18の径を大きくしておけば大きな遠
心力が働くため、その外周縁部に形成する修正用溝26
に収容するバランサ28が小さくてもバランス調整効果
が大きい。ただし、バランスプレート18の径を無闇に
大きくすると、ポリゴンミラー14や回転体1に対して
邪魔になるので邪魔にならない範囲でなるべく大きくす
ることが望ましい。尚、図示していないが、回転体1の
大円筒部1bの下端側にもバランス修正用の溝26を形
成して、バランサ28を必要に応じて充填するようにし
ても良い。
【0013】バランス修正用溝26は、バランスプレー
ト18の中心即ち回転体1の中心から同一距離にある環
状溝で、好ましくは外側の壁面が内側に傾く斜面に形成
されてバランサ28が遠心力を受けて飛び出し難くなる
ように設けられている。このバランス修正用溝26の断
面形状は図示の如き形状に特に限定されず、矩形断面で
あっても溝全体が回転体1の中心に対して交差ないし直
交するように配置されれば足りる。バランサ28は、バ
ランス修正用の錘で、鉛、銅等の金属あるいは合成樹脂
等によって構成され、比較的転がり難く安定な円柱形
状、板形状、角などのブロックに形成されている。この
バランサ28としては、上述の単体の錘ばかりでなく、
錘として機能する物質と接着剤としての樹脂との混合物
をも含む。例えば、接着対としての紫外線硬化樹脂(U
V樹脂)に鉛や、鉄粉、合成樹脂等を混合したものをバ
ランサとして使用することも可能である。
【0014】また、バランサ28をバランスプレート1
8のバランス修正用溝26に固着させる接着剤27とし
ては、紫外線あるいは可視光線の照射によって光化学的
重合を開始する樹脂、例えば紫外線硬化樹脂が採用され
ている。この光化学的重合反応物質から成る接着剤27
は、バランス修正用溝26の全域にあらかじめ塗布して
おいても良いし、バランサ28に付着させてからあるい
はバランサ28を配置する部位のバランス修正用溝26
に付着させるようにしても良い。
【0015】また、バランスプレート18には、回転中
心寄りの位置において空気孔13が形成されている。空
気穴13は、前述の動圧軸受7部分からの空気を流通さ
せるものであり、かつ、エアダンパとして機能するもの
である。図1に示されている各矢印は、前記動圧軸受7
部分及びエアダンパとして機能する部分への空気の流通
経路を示している。上記空気孔13の径及び長さ(深
さ)によって空気の出入りに対する抵抗が変化する。
【0016】バランスプレート18の上部外周にはフラ
ンジ18fが形成されている。ポリゴンミラー14を支
持する回転体1全体を持ち上げる場合、ポリゴンミラー
14の反射面や回転体1の外周面3のグルーブを直接持
つことができないので、フランジ18fを持つことによ
って回転体1全体を持ち易くしている。フランジ18f
の外周面には滑り止めのための網目状又は平行線等のロ
ーレットを形成してもよいし、フランジ18fの形成に
代えてバランスプレート18の外周面全面に滑り止めの
ための網目状の又は平行線のローレット等を形成しても
よい。
【0017】バランスプレート18の下面側には、回転
軸線を中心とする小さな円弧に沿って突堤18eが形成
されている。回転体1の小円筒部1aにバランスプレー
ト18を取付けたとき突堤18eが小円筒部1aの内周
に嵌まり、バランスプレート18が回転体1に対して位
置決めされる。また、上記突堤18eが小円筒部1aの
内周側を塞ぎ、軸受部材4と回転体1との間に形成され
る空間を密閉状の空間とする。ただし、この密閉状の空
間は孔13によって外気に通じている。
【0018】前記軸受部材4は底面にベース部材16を
ねじ止め等で固定することによって有底円筒状に構成さ
れている。軸受部材4の内周面6は軸受面を成し、耐摩
耗性を向上させるための表面処理が施されている。例え
ば特開昭63-235719 号に開示されているような耐摩耗性
被膜あるいは潤滑性被膜を施すように設けられている。
また、この軸受部材4の内周面6の中央部には回転体1
との間で構成する動圧空気軸受7に空気を供給するため
の環状の周溝33が設けられ、軸受部材4の上端面から
空気孔34を介して空気をモータ内部に導入するように
設けられている。空気の導入は取付機器のハウジング3
1内に収容されるポリゴンミラー14の周辺から行なう
ことが塵埃の侵入を防ぐ上で好ましいが、特にこれに限
定されるものではなく、空気孔34を直接軸受部材4の
周面に開口させるようにしても良い。尚、軸受部材4の
上端寄りの位置には当該モータをレーザープリンタ等の
光走査装置のハウジング31等に取付けるためのフラン
ジ32が形成されている。
【0019】前記回転体1は軸受部材4の外に突出する
上端部にポリゴンミラー14を取付けるための小円筒部
1aを形成し、動圧空気軸受7を軸受部材4との間で構
成する大円筒部1bとの境界の肩部分1cでポリゴンミ
ラー14を支持するように設けられている。軸受部材4
内に収容される大円筒部1bの外周面3には動圧発生用
のグルーブ(図示省略)が例えばエッチング等により約
5μm〜20μmの深さで形成されている。このグルー
ブの形状、配置等については特に限定されず、軸受部材
4の内周面6との同様にグルーブが形成される外周面3
にも耐摩耗性を向上させるための表面処理がなされてい
る(特開昭63-235719 号)。回転体1の大円筒部1bの
内周面側には円筒状のヨーク35が固定され、このヨー
ク35の更に内側には円筒状の駆動マグネット2が固定
されている。
【0020】ポリゴンミラー14は、回転体1の小円筒
部1aに嵌められ、その上に皿状のミラー押え30と皿
ばね29とを載せてバランスプレート18、皿ばね2
9、ミラー押え30を貫通する取付ねじ36によって回
転体1の小円筒部1aに固定されている。これによっ
て、皿ばね29を介してバランスプレート18の底面が
ポリゴンミラー18を回転体1の肩部1cに押しつけ、
位置決めと同時に固定する。
【0021】尚、ポリゴンミラー18を含む回転系全体
の回転バランス調整は、バランスプレート18を利用し
たものに特に限定されず、バランスプレート18を用い
ずに回転体1そのものにバランス調整用のための溝を設
けたり、あるいはバランスプレート18との併用により
回転体1のバランスを調整することもできる。
【0022】前記ベース5部材16には軸受部材4の中
央に配置されるセンターポール15が一体成形もしくは
ねじ止めなどによって固定されている。センターポール
15の外周面にはステータコア21が嵌められ、更にこ
のステータコア21に嵌め込まれた非磁性のコイル板1
9の間にコイル5が巻回されている。コイル板19には
コイル5が外れるのを防ぐ爪部20がコア21の外側で
かつほぼ軸方向に向けて突出するように設けられてお
り、該爪部20を利用してコイル5を巻回した上で合成
樹脂によって固定されている。また、必要に応じてセン
ターポール15の上端寄りの位置には周波数発電機用の
回路基板24が設置されると共にこれと対向するように
回転体1側に周波数発電用のマグネット23が固着され
ている。回路基板24にはコイルパターンが形成されて
いて、回転体1と共にマグネット23が回転することに
より回転速度信号を発生する。更に、ベース部材16の
下には駆動用の回路基板22がねじ止めされており、ベ
ース部材16と相俟ってモータの内部11と軸受部材4
の外部12との間での空気の流通が遮断されている。回
路基板22にはコイル5に通電して回転体1を回転駆動
するための回路パターンが形成されている。尚、ベース
部材16には駆動コイル5や回路基板22に接続するリ
ード線を外部に引き出するための引き出し孔が必要に応
じて適宜形成されている。更に必要に応じて保護カバー
25が止めつけられている。
【0023】ステータ側のセンターポール15と回転体
1側にはスラスト磁気軸受10を構成する一対のリング
状のマグネット8,9が互いに対向するように固着され
ている。これらのマグネット8,9は対向する面が互い
に反発し合う極となるように、軸方向に着磁されてい
る。そして、各マグネット8,9は軸方向の中心位置が
互いにずれるように配置されることによって軸方向の吸
引力が発生し、これによってポリゴンミラー14等を有
する回転体1全体が浮上するようになっている。
【0024】以上のように構成されたポリゴンミラー回
転駆動装置の駆動コイル5に通電すると、駆動用マグネ
ット2が回転付勢されて回転体1がポリゴンミラー14
と共に回転駆動される。回転体1の回転に伴い空気孔3
4と周溝33を通じて動圧発生用グルーブに空気が導入
され、このグルーブと軸受部材4の内周面6とで形成さ
れる動圧空気軸受7に動圧力が発生し、回転体1のラジ
アル方向の荷重が支持される。上記空気孔34と周溝3
3の形成により、軸受部材4と回転体1との間の動圧効
果が大きくなり、動圧軸受の剛性が高くなる。一方、回
転体1のスラスト方向の荷重はスラストマグネット8,
9から成るスラスト磁気軸受10によって支持される。
【0025】そして、回転中の回転体1に外乱が加わる
と、回転体1がスラスト方向に振動しようとする。そし
て、通気孔13を通じて軸受部材4と回転体1との間に
形成された内部空間11に空気の出入りが生じる。即
ち、回転体1全体が軸受部材4から浮き上がるときは通
気孔13から空気が入り、軸受部材4に対して沈むとき
は通気孔13から空気が出る。通気孔13は空気の出入
りに対して抵抗となるため、回転体1の振動に対するダ
ンパとして作用し回転体2の振動を抑制する。
【0026】ここで、ポリゴンミラー14を含む回転体
1全体の重心を通る線が回転体1の回転中心線と一致し
ておれば、回転体1が回転中に首を振ることはなく、振
動は発生しない。これに対して回転体1全体の重心を通
る線が回転体1の回転中心線からずれていると、回転体
1が首を振りながら回転し、これによって振動を生じ
る。従って、回転体1全体の重心を通る線が回転体1の
回転中心線と一致するように、回転体1全体の回転バラ
ンスを調整する必要がある。この回転バランスを調整す
るために、バランスプレート18のバランス修正用溝2
6の適宜箇所にバランサ28を付加する。言うまでもな
く、バランサ28は、回転軸線を中心としてウェートの
軽い方に付加する。
【0027】バランス調整は次のようにして行なわれ
る。
【0028】図2に、バランス調整のための測定装置の
一例を示す。該図において、位置検出用センサ41は基
準位置を検出するためのセンサで、回転体2を含む回転
部分の任意の位置に対向させて設けることができるが、
図示の例ではバランスプレート18の位置に設けられて
いる。また、回転体1の回転中の回転バランスが崩れて
いるかどうかを検出する二つの振動検出用センサ42,
43が回転体1に対向させて上部と下部の2カ所に配置
されている。各センサ41,42,43による検出信号
は演算器44に入力される。演算器44は、各センサ4
1,42,43からの検出信号を基にしてバランスプレ
ート18に付加すべきバランサ28の位置や量を演算し
出力する。
【0029】まず、バランス修正用溝26に紫外線硬化
樹脂27を塗り、その後例えば図2の測定装置を用いて
バランスを測定する。バランス測定は、回転体(ロー
タ)1を回転させながら、ステータ側の上下で各々半径
方向の振動幅a1 ,a2 を測定し、振幅a1 ,a2 及び
これらの間の位相差Wを計算して回転体1のどの部分に
どの位の重さのバランサ28を固着すれば良いかを算出
する。
【0030】次に回転体1の回転を停止し、その状態で
バランス測定結果から算出して得た所定重さのバランサ
28を回転体1の所定位置、即ちバランスプレート18
のバランス修正用溝26の該当位置にバランサ28を配
置する。その後、再び回転体1を回転状態にし、バラン
スがとれてれいることを測定で確認し、バランスがとれ
ている場合にのみ紫外線を照射して紫外線硬化樹脂27
に光化学的重合を起こさせ、バランサ28を完全に固着
する。バランスが狂っている場合には、改めて最初から
やり直す。勿論、僅かの狂いの場合にはバランサをバラ
ンスする位置に追加することによって調整しても良い。
このようにして高精度のバランスが得られる。
【0031】尚、バランサ28を配置する所定の位置と
は、バランスの合う位置とは限らず、バランサ28が固
着される過程で遠心力等により移動することがある場合
は、落ちつく位置即ち真にバランスが合う位置から推定
移動距離を加味した位置も含む。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の回転体のバランス調整法は、回転体に設けたバランス
修正用溝のバランス測定によって求められたバランス位
置に、バランスをとる重量のバランサを光化学的重合を
起こす接着剤と共に配置し、再び回転状態にしてからバ
ランスを測定し、バランスしていることが確認されたと
きに接着剤を光化学的重合させて硬化させるようにした
ので、バランスがとれたときに確実にバランサを固定で
き、高精度のバランス調整が可能となる。しかも、本発
明のバランス調整法は、回転中に接着剤が完全に硬化し
てバランサが固定されるため、回転中にバランサが脱落
する虞れもないし、バランサを固めるために数時間も放
置したり、バランス調整剤が飛散しないように低速回転
によってバランスの確認をとる必要がなく、作業性が良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をポリゴンミラーの回転駆動装置として
実施した一例を示す中央縦断面図である。
【図2】回転バランス検出に関する図で、(A)は回転
バランス検出装置の概略を示すブロック図、(B)は振
動波形図である。
【図3】従来の回転体のバランス調整法を示す説明図で
ある。
【図4】従来の回転体のバランス調整法を示す説明図で
ある。
【図5】従来の回転体のバランス調整法を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 回転体(ロータ) 18 バランスプレート 26 バランス修正用溝 27 光化学的重合を起こす接着剤 28 バランサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 バランサを充填するバランス修正用溝を
    回転体に設ける一方、回転体を回転させながらバランス
    を測定し、前記バランス修正用溝内の測定結果から算出
    されたバランサ取付位置に光化学的重合を起こす接着剤
    と共にバランサを配置し、再度前記回転体を回転させて
    バランスを測定しながら所定のバランスが得られたこと
    を確認してから前記接着剤に光化学的重合を起こさせ、
    回転中に前記バランサを前記回転体に完全に固着するこ
    とを特徴とする回転体のバランス調整法。
JP3184109A 1991-06-28 1991-06-28 回転体のバランス調整法 Pending JPH0515121A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6288854B1 (en) 1997-12-29 2001-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Movable control member having improved planar movement control
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