JPH0515220B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515220B2 JPH0515220B2 JP62080431A JP8043187A JPH0515220B2 JP H0515220 B2 JPH0515220 B2 JP H0515220B2 JP 62080431 A JP62080431 A JP 62080431A JP 8043187 A JP8043187 A JP 8043187A JP H0515220 B2 JPH0515220 B2 JP H0515220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diffusion
- membrane
- limiting
- substance
- enzyme
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
この発明は酵素電極に関し、さらに詳細にいえ
ば、拡散制限膜により測定対象物質の拡散を制限
し、拡散が制限された物質を固定化酵素膜に導く
ようにした酵素電極に関する。 <従来の技術> 従来から非常に複雑な有機化合物、蛋白質等を
極めて高感度に、かつ選択的に検知することがで
きるという特質に着目して、電極の表面に生理活
性物質を固定してなる酵素電極により上記有機化
合物、蛋白質等の測定を行なうための研究開発が
行なわれている。 そして、上記酵素電極を使用して対象物質の測
定を行なう場合には、電極の表面に固定されてい
る酵素により測定対象物質の酸化、或は還元が行
なわれるので、酸化、還元の結果変化する酸素濃
度、過酸化水素濃度等を測定することにより、間
接的に測定対象物質の濃度を知ることができるの
である。具体的には、グルコース濃度の測定を行
なう場合には、生理活性物質としてグルコースオ
キシダーゼ(GOD)を使用すればよく、 グルコース+O2+H2OGOD ―――→ グルコン酸+H2O2 なる反応が行なわれるので、溶存酸素濃度の減
少、或は過酸化水素濃度の増加を検出することよ
りグルコース濃度を知ることができる。 また、上記反応式から明らかなように、グルコ
ース濃度の測定限界は測定対象溶液中における酸
素量に基づいて定まるのであるから、グルコース
オキシダーゼに到達するグルコース量を制限する
ことにより測定限界を拡張することが着目され、
特開昭59−22620号公報に示されるように、グル
コース制限透過膜が提案されるに至つている。 尚、以上には主としてグルコース濃度を測定す
る場合について説明したが、他の有機高分子、蛋
白質等の濃度を測定する場合についても同様であ
る。 また、内膜層、酵素層、電気伝導層、および外
膜層がこの順に積層された構成の薄層セル(特開
昭57−73667号公報参照)、電極を含む酵素層を挟
んで内膜を対称に配置し、各内膜の外側に外膜を
配置した構成の薄層セル(特開昭57−73667号公
報参照)、酵素を固定化し、かつ導電性薄膜を形
成した第1の多孔質膜と、妨害物質除去用の導電
性薄膜を形成した第2の多孔質膜と、両多孔質膜
の間に介在する絶縁用多孔質膜とを有する構成
(特開昭57−211054号公報参照)、および第1隔膜
と第2隔膜とをリング状フイルムを介在させるこ
とにより接着一体化しており、リング状フイルム
および両隔膜で形成される空間に酵素を含むゲル
状物質を収容した構成の積層膜(特開昭57−
74653号公報参照)が高分子物質等の妨害物質を
排除できる構成として提案されている。 <発明が解決しようとする問題点> 特開昭59−22620号公報に示される酵素電極に
おいては、測定対象物質を含む溶液が他の大きな
粒径の妨害物質をも含んでいる場合に、拡散制限
膜により測定対象物の拡散を制限する他に、妨害
物質の透過を阻止することができ、広範囲にわた
る測定対象物質濃度の測定を正確に行なうことが
できる。 また、特開昭57−73667号公報、特開昭57−
211054号公報、特開昭57−74653号公報に示され
る構成を採用した場合にも、十分な妨害物質の透
過阻止効果およびある程度の測定対象物質の拡散
制限効果を達成できる。 特開昭59−22620号公報に示す構成を採用して、
1回測定動作を遂行すると、拡散制限膜に妨害物
質がかなり多量に付着し、そのままでは2回目以
降の測定を正確には行ない得ないことになるの
で、所定回数の測定を行なう毎に、好ましくは1
回の測定を行なう毎に拡散制限膜を交換し、妨害
物質の影響を受けない状態での測定を行なうこと
ができるようにしている。したがつて、交換され
る拡散制限膜自体の特性のばらつき、および取付
状態のばらつきが存在しなければ、妨害物質の影
響を排除して、正確な測定を行なうことができ
る。 しかし、上記ばらつきが皆無であるという保証
は全くなく、通常はかなりのばらつきが存在する
のであるから妨害物質の影響が排除できても、上
記ばらつきに基づいて測定にかなりのばらつきが
生じてしまうという問題がある。 また、特開昭57−73667号公報、特開昭57−
211054号公報、特開昭57−74653公報に示される
構成を採用した場合には、膜構造が全体として一
体化された構造であるから、妨害物質に起因する
目詰りが生じた場合に、一体化された膜を全体と
して交換しなければならず、交換に伴なつて、妨
害物質の透過を阻止する膜のみならず固定化酵素
膜等も交換されることになり、膜構造全体として
交換に伴なう大幅な特性の変動を招いてしまう。
この結果、特性りの変動に起因して測定にかなり
のばらつきが生じてしまう。 <発明の目的> この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、妨害物質の影響を排除するとともに、拡
散制限膜交換に伴なうばらつきの影響を大幅に抑
制することができる酵素電極を提供することを目
的としている。 <問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための、この発明の酵素
電極は、測定対象物質を生理活性物質を固定した
固定化酵素膜で反応させ、その結果生成され、或
は消失される物質の量に対応する電気信号を出力
する酵素電極において、前記固定化酵素膜の表面
側に上記測定対象物質の拡散制限効果が高い第1
の拡散制限膜を固定してあるとともに、第1の拡
散制限膜の表面側に上記拡散制限効果が低い第2
の拡散制限膜を取外し可能に設けてあることを特
徴としている。 <作用> 以上の構成の酵素電極であれば、溶液に含まれ
る測定対象物質が、第1および第2の拡散制限膜
により制限された状態、即ち溶液中における濃度
に対応して定まる低い濃度の状態で固定化酵素膜
に導かれ、拡散制限膜を透過した測定対象物質濃
度に対応する電気信号を生成することができる。 そして、第2の拡散制限膜を交換した場合に
は、第2の拡散制限膜自体のばらつきおよび第2
の拡散制限膜の取付状態のばらつきが存在してい
るにも拘らず、第1および第2の拡散制限膜全体
としての制限効果をほぼ均一に保持し、妨害物質
の影響をも排除して正確に測定対象物質濃度を検
出することができる。 さらに詳細に説明すると、第1の拡散制限膜の
透過率(拡散係数を膜厚で除した値であり、制限
効果に逆比例する値)をP1、第2の拡散制限膜
の透過率をP2とすれば、両拡散制限膜全体とし
ての透過率Pは、P=P1P2/(P1+P2)とな
る。そして、P2>>P1であるから、P2の値に多
少ばらつきが存在してもPは殆ど変化しないこと
になる。したがつて、妨害物質の影響を排除する
ために、第2の拡散制限膜を交換しても全体とし
ての制限効果をほぼ一定に保持することができ、
正確な濃度測定を行なうことができる。 <実施例> 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。 第1図はこの発明の酵素電極の一実施例を示す
縦断面図であり、棒状体1の一面にPtからなる
中心電極2およびAgからなる対向電極3を有し
ているとともに、上記両電極を有している面を蔽
うように過酸化水素選択透過膜4、グルコースオ
キシダーゼ固定膜5および第1の拡散制限膜6を
積層し、キヤツプ7により固定している。そし
て、第1の拡散制限膜6に対して積層されるよう
に、ねじ込み式のキヤツプ9により第2の拡散制
限膜8を設けている。 尚、上記第1の拡散制限膜6として、二村化学
株式会社製プレインセロハン(番手#300)使用
し、第2の拡散制限膜8としてニユークリポア社
製ポリカーボネート膜(孔径0.05μm、膜厚5μm)
を使用した。上記の構成の酵素電極によりグルコ
ース濃度の測定を行なつた結果、第2図Aに示す
出力電流変化量−グルコース濃度特性を得ること
ができた。第2図Bはセロハンのみからなる拡散
制限膜を使用した酵素電極によりグルコース濃度
の測定を行なつた結果を示す出力電流変化量−グ
ルコース濃度特性であり、同一のグルコース濃度
に対する出力電流が上記実施例の場合と比較して
約2倍である。したがつて、上記実施例の方が、
測定可能な最大グルコース濃度を大きくすること
ができる。 また、上記実施例の構成の酵素電極を使用し、
かつ、第2の拡散制限膜8を毎回交換してグルコ
ース濃度が150mg/dlの溶液を測定した場合の出
力電流変化量を次表に示す。尚、比較例として拡
散制限膜を1枚のセロハンとし、かつ、セロハン
を毎回交換してグルコース濃度が150mg/dlの溶
液を測定した場合の出力電流変化をも示した。
ば、拡散制限膜により測定対象物質の拡散を制限
し、拡散が制限された物質を固定化酵素膜に導く
ようにした酵素電極に関する。 <従来の技術> 従来から非常に複雑な有機化合物、蛋白質等を
極めて高感度に、かつ選択的に検知することがで
きるという特質に着目して、電極の表面に生理活
性物質を固定してなる酵素電極により上記有機化
合物、蛋白質等の測定を行なうための研究開発が
行なわれている。 そして、上記酵素電極を使用して対象物質の測
定を行なう場合には、電極の表面に固定されてい
る酵素により測定対象物質の酸化、或は還元が行
なわれるので、酸化、還元の結果変化する酸素濃
度、過酸化水素濃度等を測定することにより、間
接的に測定対象物質の濃度を知ることができるの
である。具体的には、グルコース濃度の測定を行
なう場合には、生理活性物質としてグルコースオ
キシダーゼ(GOD)を使用すればよく、 グルコース+O2+H2OGOD ―――→ グルコン酸+H2O2 なる反応が行なわれるので、溶存酸素濃度の減
少、或は過酸化水素濃度の増加を検出することよ
りグルコース濃度を知ることができる。 また、上記反応式から明らかなように、グルコ
ース濃度の測定限界は測定対象溶液中における酸
素量に基づいて定まるのであるから、グルコース
オキシダーゼに到達するグルコース量を制限する
ことにより測定限界を拡張することが着目され、
特開昭59−22620号公報に示されるように、グル
コース制限透過膜が提案されるに至つている。 尚、以上には主としてグルコース濃度を測定す
る場合について説明したが、他の有機高分子、蛋
白質等の濃度を測定する場合についても同様であ
る。 また、内膜層、酵素層、電気伝導層、および外
膜層がこの順に積層された構成の薄層セル(特開
昭57−73667号公報参照)、電極を含む酵素層を挟
んで内膜を対称に配置し、各内膜の外側に外膜を
配置した構成の薄層セル(特開昭57−73667号公
報参照)、酵素を固定化し、かつ導電性薄膜を形
成した第1の多孔質膜と、妨害物質除去用の導電
性薄膜を形成した第2の多孔質膜と、両多孔質膜
の間に介在する絶縁用多孔質膜とを有する構成
(特開昭57−211054号公報参照)、および第1隔膜
と第2隔膜とをリング状フイルムを介在させるこ
とにより接着一体化しており、リング状フイルム
および両隔膜で形成される空間に酵素を含むゲル
状物質を収容した構成の積層膜(特開昭57−
74653号公報参照)が高分子物質等の妨害物質を
排除できる構成として提案されている。 <発明が解決しようとする問題点> 特開昭59−22620号公報に示される酵素電極に
おいては、測定対象物質を含む溶液が他の大きな
粒径の妨害物質をも含んでいる場合に、拡散制限
膜により測定対象物の拡散を制限する他に、妨害
物質の透過を阻止することができ、広範囲にわた
る測定対象物質濃度の測定を正確に行なうことが
できる。 また、特開昭57−73667号公報、特開昭57−
211054号公報、特開昭57−74653号公報に示され
る構成を採用した場合にも、十分な妨害物質の透
過阻止効果およびある程度の測定対象物質の拡散
制限効果を達成できる。 特開昭59−22620号公報に示す構成を採用して、
1回測定動作を遂行すると、拡散制限膜に妨害物
質がかなり多量に付着し、そのままでは2回目以
降の測定を正確には行ない得ないことになるの
で、所定回数の測定を行なう毎に、好ましくは1
回の測定を行なう毎に拡散制限膜を交換し、妨害
物質の影響を受けない状態での測定を行なうこと
ができるようにしている。したがつて、交換され
る拡散制限膜自体の特性のばらつき、および取付
状態のばらつきが存在しなければ、妨害物質の影
響を排除して、正確な測定を行なうことができ
る。 しかし、上記ばらつきが皆無であるという保証
は全くなく、通常はかなりのばらつきが存在する
のであるから妨害物質の影響が排除できても、上
記ばらつきに基づいて測定にかなりのばらつきが
生じてしまうという問題がある。 また、特開昭57−73667号公報、特開昭57−
211054号公報、特開昭57−74653公報に示される
構成を採用した場合には、膜構造が全体として一
体化された構造であるから、妨害物質に起因する
目詰りが生じた場合に、一体化された膜を全体と
して交換しなければならず、交換に伴なつて、妨
害物質の透過を阻止する膜のみならず固定化酵素
膜等も交換されることになり、膜構造全体として
交換に伴なう大幅な特性の変動を招いてしまう。
この結果、特性りの変動に起因して測定にかなり
のばらつきが生じてしまう。 <発明の目的> この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、妨害物質の影響を排除するとともに、拡
散制限膜交換に伴なうばらつきの影響を大幅に抑
制することができる酵素電極を提供することを目
的としている。 <問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための、この発明の酵素
電極は、測定対象物質を生理活性物質を固定した
固定化酵素膜で反応させ、その結果生成され、或
は消失される物質の量に対応する電気信号を出力
する酵素電極において、前記固定化酵素膜の表面
側に上記測定対象物質の拡散制限効果が高い第1
の拡散制限膜を固定してあるとともに、第1の拡
散制限膜の表面側に上記拡散制限効果が低い第2
の拡散制限膜を取外し可能に設けてあることを特
徴としている。 <作用> 以上の構成の酵素電極であれば、溶液に含まれ
る測定対象物質が、第1および第2の拡散制限膜
により制限された状態、即ち溶液中における濃度
に対応して定まる低い濃度の状態で固定化酵素膜
に導かれ、拡散制限膜を透過した測定対象物質濃
度に対応する電気信号を生成することができる。 そして、第2の拡散制限膜を交換した場合に
は、第2の拡散制限膜自体のばらつきおよび第2
の拡散制限膜の取付状態のばらつきが存在してい
るにも拘らず、第1および第2の拡散制限膜全体
としての制限効果をほぼ均一に保持し、妨害物質
の影響をも排除して正確に測定対象物質濃度を検
出することができる。 さらに詳細に説明すると、第1の拡散制限膜の
透過率(拡散係数を膜厚で除した値であり、制限
効果に逆比例する値)をP1、第2の拡散制限膜
の透過率をP2とすれば、両拡散制限膜全体とし
ての透過率Pは、P=P1P2/(P1+P2)とな
る。そして、P2>>P1であるから、P2の値に多
少ばらつきが存在してもPは殆ど変化しないこと
になる。したがつて、妨害物質の影響を排除する
ために、第2の拡散制限膜を交換しても全体とし
ての制限効果をほぼ一定に保持することができ、
正確な濃度測定を行なうことができる。 <実施例> 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。 第1図はこの発明の酵素電極の一実施例を示す
縦断面図であり、棒状体1の一面にPtからなる
中心電極2およびAgからなる対向電極3を有し
ているとともに、上記両電極を有している面を蔽
うように過酸化水素選択透過膜4、グルコースオ
キシダーゼ固定膜5および第1の拡散制限膜6を
積層し、キヤツプ7により固定している。そし
て、第1の拡散制限膜6に対して積層されるよう
に、ねじ込み式のキヤツプ9により第2の拡散制
限膜8を設けている。 尚、上記第1の拡散制限膜6として、二村化学
株式会社製プレインセロハン(番手#300)使用
し、第2の拡散制限膜8としてニユークリポア社
製ポリカーボネート膜(孔径0.05μm、膜厚5μm)
を使用した。上記の構成の酵素電極によりグルコ
ース濃度の測定を行なつた結果、第2図Aに示す
出力電流変化量−グルコース濃度特性を得ること
ができた。第2図Bはセロハンのみからなる拡散
制限膜を使用した酵素電極によりグルコース濃度
の測定を行なつた結果を示す出力電流変化量−グ
ルコース濃度特性であり、同一のグルコース濃度
に対する出力電流が上記実施例の場合と比較して
約2倍である。したがつて、上記実施例の方が、
測定可能な最大グルコース濃度を大きくすること
ができる。 また、上記実施例の構成の酵素電極を使用し、
かつ、第2の拡散制限膜8を毎回交換してグルコ
ース濃度が150mg/dlの溶液を測定した場合の出
力電流変化量を次表に示す。尚、比較例として拡
散制限膜を1枚のセロハンとし、かつ、セロハン
を毎回交換してグルコース濃度が150mg/dlの溶
液を測定した場合の出力電流変化をも示した。
【表】
この結果、本実施例の場合には出力電流変化量
の平均値は122nA/sであり、比較例の200nA/
sより大幅に小さくなつているが、10回の測定を
通じてばらつきは1.6%であり、比較例のばらつ
き10.9%より大幅に小さくなつており、第2の拡
散制限膜8を交換することに伴なうばらつきを大
幅に抑制し、安定したグルコース濃度の測定を行
なわせることができた。 特に血液中のグルコース濃度の測定を行なう場
合には、通常1回の測定により、第2の拡散制限
膜8に大粒径の血球が付着し、目詰り状態になる
のであるから、毎回交換することが必要になる。
しかし、このような条件下においても、高い安定
性での測定を行なわせることができることにな
る。 尚、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば過酸化水素選択透過膜を固定化酵
素膜にキヤステイング形成し、第1の拡散制限膜
を水溶性接着剤等により接着することにより一体
化することが可能である他、両拡散制限膜による
制限効果をそれぞれ異ならせることが可能であ
り、その他この発明の要旨を変更しない範囲内に
おいて種々の設計変更を施すことが可能である。 <発明の効果> 以上のようにこの発明は、拡散制限膜を2層構
造とし、制限効果が小さい拡散制限膜のみを交換
可能としているので、拡散制限膜を交換しても全
体としての制限効果をほぼ一定に保持して、安定
した対象物質濃度の測定を行なうことができるの
みならず、拡散制限膜の交換に伴なう固定化酵素
膜の損傷を大幅に抑制することができ、さらに
は、交換可能な拡散制限膜を湿潤し易い厚みにす
ることができるので、交換用の拡散制限膜を乾燥
保存することができるという特有の効果を奏す
る。
の平均値は122nA/sであり、比較例の200nA/
sより大幅に小さくなつているが、10回の測定を
通じてばらつきは1.6%であり、比較例のばらつ
き10.9%より大幅に小さくなつており、第2の拡
散制限膜8を交換することに伴なうばらつきを大
幅に抑制し、安定したグルコース濃度の測定を行
なわせることができた。 特に血液中のグルコース濃度の測定を行なう場
合には、通常1回の測定により、第2の拡散制限
膜8に大粒径の血球が付着し、目詰り状態になる
のであるから、毎回交換することが必要になる。
しかし、このような条件下においても、高い安定
性での測定を行なわせることができることにな
る。 尚、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば過酸化水素選択透過膜を固定化酵
素膜にキヤステイング形成し、第1の拡散制限膜
を水溶性接着剤等により接着することにより一体
化することが可能である他、両拡散制限膜による
制限効果をそれぞれ異ならせることが可能であ
り、その他この発明の要旨を変更しない範囲内に
おいて種々の設計変更を施すことが可能である。 <発明の効果> 以上のようにこの発明は、拡散制限膜を2層構
造とし、制限効果が小さい拡散制限膜のみを交換
可能としているので、拡散制限膜を交換しても全
体としての制限効果をほぼ一定に保持して、安定
した対象物質濃度の測定を行なうことができるの
みならず、拡散制限膜の交換に伴なう固定化酵素
膜の損傷を大幅に抑制することができ、さらに
は、交換可能な拡散制限膜を湿潤し易い厚みにす
ることができるので、交換用の拡散制限膜を乾燥
保存することができるという特有の効果を奏す
る。
第1図はこの発明の酵素電極の一実施例を示す
縦断面図、第2図Aは第1図の実施例による測定
データを示す図、第2図Bは比較例による測定デ
ータを示す図。 5…グルコースオキシダーゼ固定膜、6…第1
の拡散制限膜、8…第2の拡散制限膜。
縦断面図、第2図Aは第1図の実施例による測定
データを示す図、第2図Bは比較例による測定デ
ータを示す図。 5…グルコースオキシダーゼ固定膜、6…第1
の拡散制限膜、8…第2の拡散制限膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 測定対象物質を生理活性物質を固定した固定
化酵素膜で反応させ、その結果生成され、或は消
失される物質の量に対応する電気信号を出力する
酵素電極において、前記固定化酵素膜の表面側に
上記測定対象物質の拡散制限効果が高い第1の拡
散制限膜を固定してあるとともに、第1の拡散制
限膜の表面側に上記拡散制限効果が低い第2の拡
散制限膜を取外し可能に設けてあることを特徴と
する酵素電極。 2 第2の拡散制限膜が、測定対象物質より粒径
が大きい物質の透過を阻止するものである上記特
許請求の範囲第1項記載の酵素電極。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62080431A JPS63243863A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 酵素電極 |
| US07/407,672 US4923586A (en) | 1987-03-31 | 1989-09-14 | Enzyme electrode unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62080431A JPS63243863A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 酵素電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243863A JPS63243863A (ja) | 1988-10-11 |
| JPH0515220B2 true JPH0515220B2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=13718079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62080431A Granted JPS63243863A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 酵素電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63243863A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0752170B2 (ja) * | 1988-05-27 | 1995-06-05 | ダイキン工業株式会社 | 拡散制限膜保持具収容容器 |
| JP2655727B2 (ja) * | 1989-08-09 | 1997-09-24 | 日機装株式会社 | 酵素センサー |
| JP5164656B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2013-03-21 | 株式会社船井電機新応用技術研究所 | センサ及びバイオセンサ |
| JP5350531B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2013-11-27 | 株式会社船井電機新応用技術研究所 | センサ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4356074A (en) * | 1980-08-25 | 1982-10-26 | The Yellow Springs Instrument Company, Inc. | Substrate specific galactose oxidase enzyme electrodes |
| JPS5774653A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-10 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Lamination film for enzyme electrode and manufacture thereof |
| JPS57211054A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Enzyme electrode |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62080431A patent/JPS63243863A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63243863A (ja) | 1988-10-11 |
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