JPH05152857A - オーデイオシステム - Google Patents

オーデイオシステム

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JPH05152857A
JPH05152857A JP3317924A JP31792491A JPH05152857A JP H05152857 A JPH05152857 A JP H05152857A JP 3317924 A JP3317924 A JP 3317924A JP 31792491 A JP31792491 A JP 31792491A JP H05152857 A JPH05152857 A JP H05152857A
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mute
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audio system
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timing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、音楽等のリスニングを行うオーディ
オシステムに関し、「ボツ音」を確実に消去できると共
に操作応答性の良いオーディオシステムを実現すること
を目的とする。 【構成】ソース信号を供給する1つ以上のソース部1
1-1, 11-2, ・・・と、該ソース部11-1, 11-2, ・・・
からの信号を増幅してスピーカ6を駆動すると共に、該
スピーカ6の駆動信号を消去するミュート回路12を備え
るアンプ部13と、少なくとも、前記ソース部11-1, 1
1-2, ・・・およびアンプ部13の電源をON/OFF制
御することが可能であると共に、前記ミュート回路12の
作動制御が可能であり、前記ソース部11-1, 11-2, ・・
・およびアンプ部13の電源をON/OFFするタイミン
グt22 ,t25に対して、前記ミュート回路12が作動する
タイミングt 21〜t23 ,t24〜t26を任意にプリセット
することが可能な制御部7aと、該制御部7aに指令を与え
るスイッチ部8aと、を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽等のリスニング(L
istening)を行う為のオーディオシステム(Audio Syste
m)に関する。
【0002】オーディオシステムを構成要素別に大きく
分類すると、CD(Compact Disk)プレーヤやAM(Ampli
tude Modulation)/FM(Frequency Modulation)チュー
ナ、カセットテーププレーヤ等々のソース(Source)装置
と、各ソース装置から供給される信号を増幅してスピー
カを駆動するアンプ(Amplifier) 、そして電気−音響変
換を行うスピーカ等々を上げることができる。
【0003】また、前記アンプは、音質調整やソース信
号の切り換え等を行うコントロールアンプと、電力増幅
を主な目的とするパワーアンプに分類することができ
る。
【0004】他方、このような構成から成るオーディオ
システムには、各ソース装置とアンプを1つの装置に収
容して構成した一体型のシステムや、AM/FMチュー
ナとカセットテーププレーヤを1つの装置に収容して構
成し、アンプを別の装置として接続して使用するコンポ
ネント(Component) 型のシステム、また、各装置を個別
装置として構成し、それらを接続して使用するコンポネ
ント型のシステム、等々多種類の例がある。
【0005】そして、コンポネント型のオーディオシス
テムにおいては、各装置をユーザの好みに応じて任意に
選択してシステム構成することができる長所がある。
【0006】しかし、コンポネント型のオーディオシス
テムにおいては、各装置の作動タイミングの相違に原因
して、当該オーディオシステムの電源をONした際に、
スピーカから不快なノイズ音を発生することがある。い
わゆる「ボツ音」と呼ばれるノイズである。また、この
「ボツ音」は、電源をOFFした際にも発生する場合が
ある。
【0007】そのため、「ボツ音」を確実に消去できる
オーディオシステムが求められている。
【0008】
【従来の技術】(1)オーディオシステムの構成例 図4は、オーディオシステムの構成例を説明するブロッ
ク図である。
【0009】すなわち、音楽等のソースを供給するCD
プレーヤ1とAM/FMチューナ2およびカセットテー
ププレーヤ3、入力ソースの切り換えを行うと共に音質
調整を行うコントロールアンプ4、スピーカ6を駆動す
るための電力増幅を行うパワーアンプ5、電気−音響変
換を行うスピーカ6とから成るオーディオシステムであ
る。
【0010】尚、図4の構成例においては、マイクロコ
ンピュータシステムから成る制御部7と、該制御部7へ
指令を与えるためのインタフェース手段としてスイッチ
部8、制御部7とユーザとの間の対話インタフェース手
段として表示部9を備えいる。
【0011】そして、制御部7はコントロールアンプ4
の入力切り換えおよび音質調整等の制御を行うと共に、
該コントロールアンプ4を介して、CDプレーヤ1とA
M/FMチューナ2およびカセットテーププレーヤ3、
パワーアンプ5、の作動制御を行う仕組みである。
【0012】ちなみに、図4の構成例では、コントロー
ルアンプ4と制御部7、スイッチ部8、表示部9を1つ
の装置すなわちヘッドユニット(Head Unit)10 として構
成している。しかし、このヘッドユニット10に更にAM
/FMチューナ2とカセットテーププレーヤ3を加えて
ヘッドユニットとした構成も多い。そしてその例は、特
に車載用のオーディオシステムに多く見られる。
【0013】(2)「ボツ音」の発生とミュート回路 図5は、「ボツ音」が発生する原因例と「ボツ音」を消
去する為のミュート回路を説明する図で、(a) は回路モ
デル図、(b) は電源の立ち上がり特性例を示す図、(c)
はミュート回路例を示す図、である。
【0014】1)「ボツ音」の発生原因 オーディオシステムにおいて、オーディオ信号SA が通
る回路をモデル的に表すならば、図5(a) のように表す
ことができる。すなわち、異なった作動環境で作動する
アンプ5A,5B (プリアンプ段5A ,パワーアンプ段5B) が
直列に接続された構成となる。
【0015】そして、異なった作動環境の代表例として
は、電源系統の相違や電源電圧の相違がある。例えば、
車載用のオーディオシステムにおいて、プリアンプ段5A
の電源として電圧を安定化した電源VCC2 =8Vを用
い、他方のパワーアンプ段5Bにはバッテリ電源VCC1
13Vをそのまま供給する構成がある。
【0016】したがって、バッテリから直接に電力を供
給する電源VCC1と、電圧安定化回路を介して電力を供
給する電源VCC2 の回路作動条件は相違し、その為、電
源をONした際の電圧の立ち上がり特性も相違する。
【0017】例えば、図5(b) に例示するように、時刻
0 に両電源VCC1,VCC2 を同時にONしたとすると、
電源VCC1 は時刻t1 には定常電圧に達するが、電源V
CC2 はそれよりも後の時刻t2 に定常電圧に達する。
【0018】その為、図5(b) 中※1で示す時刻t1
時刻t2 迄の間における電源VCC2 の電圧変動がプリア
ンプ段5Aの出力信号中に現れ、既に定常作動状態に在る
パワーアンプ段5Bが該出力信号を増幅してスピーカを駆
動することになる。すなわち、スピーカ6から「ボツ
音」が発生する。また、図5(b) 中※2で示すような電
圧の変動も、「ボツ音」発生の原因となる。
【0019】2)ミュート回路 オーディオシステム作動中に発生する不快なノイズ音を
消去する手段として、ミュート(Mute)回路を用いてい
る。ノイズ音の例としては、CDプレーヤ1やAM/F
Mチューナ2、カセットテーププレーヤ3等の入力ソー
スの切り換えを行う際の切り換えノイズ、先の1)で説
明した電源ON/OFF時の「ボツ音」等がある。
【0020】ミュート回路は、ノイズ信号がパワーアン
プに入力されないようにする回路であり、そのことによ
ってノイズ音を消去している。
【0021】図5(c) は、図5(a) のモデル図にミュー
ト回路を設けたところを表している。すなわち、プリア
ンプ段5Aとパワーアンプ段5Bとの間に抵抗R1 とトラン
ジスタTr1による減衰回路を設けた構成であり、該トラ
ンジスタTr1をONさせることによって、プリアンプ段
5Aからパワーアンプ段5Bへ伝達する信号を減衰する。
【0022】尚、トランジスタTr1はNPN型のトラン
ジスタをエミッタ接地で使用し、ハイアクティブ(Hi-Ac
tive) のミュート信号SM でONさせる。すなわちミュ
ート回路を作動させて「ボツ音」等のノイズ音を消去す
る。
【0023】 (3)「ボツ音」消去とミュートタイミング オーディオシステムの電源をON/OFFする際に発生
する「ボツ音」を消去するには、該電源ON/OFFタ
イミングに同期してミュート回路を作動させればよい。
尚、ミュート回路を作動させるミュート信号SM は、図
4に示す制御部7が発生する。
【0024】図6は、「ボツ音」消去の為のミュートタ
イミングを説明するタイミングチャートで、(a) は電源
スイッチの操作を表す波形図、(b)はCDプレーヤの電
源ON/OFFタイミングを表す波形図、(c) はAM/
FMチューナの電源ON/OFFタイミングを表す波形
図、(d) はカセットテーププレーヤの電源ON/OFF
タイミングを表す波形図、(e) はパワーアンプの電源O
N/OFFタイミングを表す波形図、(f) はミュート信
号のタイミングを表す波形図、である。尚、(a) 〜(b)
の横軸は同一の時間軸である。
【0025】すなわち、図4に示すオーディオシステム
において、スイッチ部8の電源スイッチが時刻t11に操
作(Push)されると、制御部7は各装置部分の電源をON
する為の信号を送信し、CDプレーヤ1、AM/FMチ
ューナ2、カセットテーププレーヤ3の電源を、該時刻
11と略同時にONする。また同時に、該制御部7は
“H”レベルのミュート信号を出力し、ミュート回路を
作動させる。
【0026】そしてその後、制御部7は時刻t12にパワ
ーアンプ5の電源をONし、更にその後の時刻t13
“L”レベルのミュート信号を出力してミュート回路の
作動を停止する。
【0027】つまり、パワーアンプ5の作動開始時刻を
ソース装置1,2,3に対して遅延させて「ボツ音」の発生
を未然に防ぐと共に、該パワーアンプ5が作動開始する
時刻t12以降において発生する「ボツ音」に対しては、
ミュート回路を作動させて確実に「ボツ音」を消去する
構成である。
【0028】また同様に、時刻t14に再び電源スイッチ
が操作されて電源OFFの指令が制御部7に与えられる
と、該制御部7は各装置部分の電源をOFFする為の信
号を送信し、CDプレーヤ1、AM/FMチューナ2、
カセットテーププレーヤ3の電源を、該時刻t14と略同
時にOFFする。また同時に、該制御部7は“H”レベ
ルのミュート信号を出力し、ミュート回路を作動させ
る。
【0029】そしてその後、時刻t15にパワーアンプ5
の電源をOFFし、更にその後の時刻t16に“L”レベ
ルのミュート信号を出力してミュート回路の作動を停止
する。
【0030】つまり、各ソース装置1,2,3 の電源がOF
Fすると同時にミュート回路を作動させて「ボツ音」の
発生を未然に防ぐと共に、ミュート回路が作動を開始し
た後にパワーアンプ5の電源をOFFし、更にその後に
ミュート回路の作動も停止させる制御手順とすることに
よって、電源OFF時の「ボツ音」を確実に消去する構
成である。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】コンポネント型のオー
ディオシステムにおいては、各装置をユーザの好みに応
じて任意に選択してシステム構成することができる長所
がある。すなわち、ユーザ自身の思想を反映した音創り
への参加である。そしてその場合、装置選択の範囲は製
造メーカの枠を越えたグローバルな範囲で行われる。
【0032】そのため、そのようにして選択・構築され
たオーディオシステムにおいては、各装置が作動を開始
するタイミングも種々雑多な状態となり、「ボツ音」が
発生するタイミングも広い範囲に分布することになる。
したがって、「ボツ音」発生タイミングを特定できない
状態となる。
【0033】その結果、入念に選択した装置を用いて構
築したオーディオシステムであっても、図6(f) に示す
時刻t13以降に「ボツ音」が発生する場合がある。すな
わち、ミュート回路が作動していない時に「ボツ音」を
発生する場合がある。ユーザには個々の装置の「ボツ
音」発生タイミングが判らないのであるから、当然の事
態である。
【0034】そこで、このような「ボツ音」発生を確実
に防止する為に、ミュート回路の作動時間を長くする方
策が採られる例もある。すなわち、図6(f) においてミ
ュート信号が“H”レベルとなっている期間を長目に設
定し、確実に「ボツ音」を消去しようとする方策であ
る。例えば、ミュート信号が“H”レベルから“L”レ
ベルに移行する時刻を、t13からt13′にする方策であ
る。
【0035】しかし、このようにして構成したオーディ
オシステムにあっては、ミュート回路が作動する期間
(t11〜t13′)が長過ぎ、電源のON操作を行ってか
らスピーカより音響出力が現れる迄の時間が長くなる。
すなわち、操作に対する応答性の悪いオーディオシステ
ムとなる短所がある。
【0036】本発明の技術的課題は、従来のオーディオ
システムにおける以上のような問題を解消し、「ボツ
音」を確実に消去できると共に操作応答性の良いオーデ
ィオシステムを実現することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明する図で、(a) は構成を示すブロック図、(b)
はアンプ部の作動タイミングを示すタイミングチャー
ト、(c) はミュート信号のタイミングを示すタイミング
チャート、である。尚、(b)(c)の横軸は同一の時間軸で
ある。
【0038】本発明は、オーディオシステムの電源をO
N/OFFするタイミングに対して、ミュート信号のタ
イミングを任意にプリセット(Preset)できるようにした
ところに特徴がある。
【0039】すなわち、次の〜の構成要件を備えた
オーディオシステムである。
【0040】音楽等のソース信号を供給する少なくと
も1つ以上のソース部11-1, 11-2,・・・, 11-n
【0041】前記のソース部11-1, 11-2, ・・・,
11-nからの信号を増幅してスピーカ6を駆動すると共
に、該スピーカ6の駆動信号を消去するミュート回路12
を備えるアンプ部13
【0042】少なくとも、前記のソース部11-1, 11
-2, ・・・, 11-nおよびアンプ部13の電源をON/OF
F制御することが可能であると共に、該アンプ部13のミ
ュート回路12の作動制御が可能であり、前記ソース部11
-1, 11-2, ・・・, 11-nおよびアンプ部13の電源をON
/OFFするタイミングt22 ,t25に対して、前記ミュ
ート回路12が作動するタイミングt21〜t23 ,t24〜t
26を任意にプリセットすることが可能な制御部7a
【0043】前記の制御部7aに指令を与えるスイッ
チ部8a
【0044】
【作用】本発明のオーディオシステムにおいては、ミュ
ート回路12の作動タイミングt 21〜t23 ,t24〜t26
制御部7aに任意にプリセットすることができる。
【0045】すなわち、少なくともアンプ部13の電源が
ONする時刻t22に対して、それよりも前の時刻であり
ミュート回路12が作動開始する時刻t21と、また、アン
プ部13の電源がONする時刻t22よりも後の時刻であ
り、ミュート回路12が作動停止する時刻t23とを任意に
プリセットすることができる。
【0046】つまり、ミュート回路が作動している期間
21〜t23=T1 +T2 を任意にプリセットすることが
可能であるとも言える。
【0047】したがって、オーディオシステムの各部を
任意に選択して構築した場合にあっても、当該オーディ
オシステムに固有の「ボツ音」発生のタイミングに合わ
せて、ミュート回路の作動タイミングを設定することが
できる。
【0048】その結果、「ボツ音」は完全に消去するこ
とができる。また、従来のようにミュート回路作動期間
が固定していないので、過度に長い期間に渡ってミュー
ト回路を作動させる必要がない。したがって、電源ON
後の最短時間でオーディオシステム全体を定常作動状態
に制御することができる。
【0049】尚、電源OFF時におけるミュート回路作
動タイミングt24〜t26の設定についても同様である。
また、本発明をコンポネント型オーディオシステム以外
に適用しても同様の機能が得られ、当該オーディオシス
テムに最適なミュートタイミングを任意に設定すること
が可能となる。
【0050】
【実施例】次に、本発明によるオーディオシステムを、
実際上どの様に具体化できるかを実施例で説明する。
【0051】(1)システム構成 図2は、実施例のシステム構成を説明するブロック図で
ある。
【0052】先ず、オーディオシステム全体の作動制御
を司るヘッドユニット10b を、次の各部を備えるように
構成する。
【0053】すなわち、AM/FMチューナ部2aとカセ
ットテーププレーヤ部3a、入力ソース切り換えや音質調
整を行うコントロールアンプ部4a、それら各部2a,3a,4a
の制御を行うと共に、オーディオシステム全体の作動制
御を司るマイクロコンピュータシステムで構成した制御
部7b、オーディオシステムの作動状態をユーザに伝える
為の表示部9a、そして該制御部7bに指令を与える為のス
イッチ部8bを1つの装置ユニットとして構成する。
【0054】他方、CDプレーヤ1およびパワーアンプ
5、スピーカ6は独立した装置としてシステム構成す
る。すなわち、車載用オーディオシステムに一般的に採
用されている構成例である。
【0055】したがって、スイッチ部8bには、AM/F
Mチューナ部2aの選曲操作を行う為のスイッチ群や、カ
セットテーププレーヤ部3aのテープ走行操作を行う為の
スイッチ群、当該システムの電源をON/OFFする為
の操作スイッチ、等々が備わっている。
【0056】また、パワーアンプ5はミュート回路を備
えていて、制御部7bによってその作動制御が行われる構
成である。
【0057】そして、本実施例においては、ヘッドユニ
ット10b 内の制御部7bの制御ソフトウェアに、ミュート
タイミングを任意にプリセットすることが可能となるソ
フトウェアを付加することで本発明を実現することがで
きる。
【0058】(2)ソフトウェア構成と作動およびタイ
マ値プリセット仕様例 本実施例においては、制御部7bのソフトウェア上で本発
明を実現することができる。すなわち、図3は、実施例
の制御手順を説明するフローチャートである。
【0059】1)ソフトウェア構成 本実施例の前提として、マイクロコンピュータシステム
で構成した制御部7bはタイマを有し、該タイマの値を、
スイッチ部8bの操作によって任意の値にセット(Set) す
ることが可能であるものとする。そして、該タイマのセ
ット値で決まる時間だけミュート回路の制御が行われる
ように、制御ソフトウェアが構成されているものとす
る。
【0060】また、図3中において前出しミュートタイ
マ値T1 とは図1(c) の期間T1 に相当し、該期間T1
を規定する値である。他方、後出しミュートタイマ値T
2 とは図1(c) の期間T2 に相当し、該期間T2 を規定
する値である。
【0061】すなわち、オーディオシステムの電源をO
Nするタイミングに対して、前出しミュートタイマ値T
1 と後出しミュートタイマ値T2 とで決まるタイミング
と期間において、ミュート回路を作動させるソフトウェ
ア構成であることを前提とする。
【0062】2)作動 本実施例の制御ソフトウェアは、自動車のACC(Acces
sory) スイッチをONすると起動し、その際にオーディ
オシステムの電源スイッチを同時操作していることで、
タイマすなわちミュート期間を規定するミュートタイマ
をプリセットすることが可能となる。
【0063】次に、その作動を各段階を追って説明す
る。
【0064】モード設定段階とミュート処理段階 すなわち、ステップ S101 で電源スイッチが操作されて
いるか否かを判断し、操作されている場合にのみステッ
プ S102 でミュートタイマ設定モードをセットする。
尚、このモード設定はフラグF1 上で行う。
【0065】そして、ステップ S103 で電源ONの際の
ミュート処理を行う。すなわち、ミュートタイマ値
1 ,T2 で決まるタイミングと期間に渡ってミュート
信号を出力し、ミュート回路を作動させる。つまり、
「ボツ音」消去を行う。しかし、ミュートタイミングと
期間が最適にプリセットされていなければ、「ボツ音」
は完全に消去されないことになる。
【0066】ミュートタイマのプリセット段階 続いて、ステップ S104 でミュートタイマ設定モードか
否かをフラグF1 を参照して判断し、該設定モードとな
っていればステップ S105 で前出しミュートタイマ値T
1 をプリセットする。そして、ステップ S106 では後出
しミュートタイマ値T2 をプリセットする。尚、これら
のプリセット方法は、図2に示すスイッチ部8bを操作す
ることによって行うが、その仕様については次項3)で
詳述する。
【0067】そして、これらのプリセットが完了する
と、ステップ S107でミュートタイマ設定モード(フラ
グF1 )をリセットし、続いて、ステップ S108 でミュ
ートタイマ設定済フラグF2 をセットする。
【0068】すなわち、以後の電源ON時ミュート処理
は、前記プリセットしたタイマ値T 1 , T2 に基づいて
制御される。
【0069】 プリセットのデフォルト(Default) 処理段階 ステップ S104 で、フラグF1 を参照してミュートタイ
マ設定モードではないと判断された場合は、ステップ S
109 でミュートタイマ設定済フラグF2 が設定されてい
るか否かを判断する。すなわち、ミュートタイマがセッ
トされているか否かを判断する。
【0070】そして、ミュートタイマが設定されていな
いと判断された場合は、ステップ S110 でデフォルト値
をセットし、続いて、ステップ S108 でミュートタイマ
設定済フラグF2 をセットする。他方、ミュートタイマ
が設定されていると判断された場合は、ミュートタイマ
値のセットは行わずに次の処理へ移行する。
【0071】尚、デフォルト値は制御部7のROM(Rea
d-onlyMemory)中に予め記憶させておいた値(例えば、
1 =100msec,T2 =500msec)である。ちなみに、フラ
グF 1 , F2 およびミュートタイマ値T1 , T2 は、電
源のバックアップを行ったRAM(Random-access Memo
ry) すなわち不揮発性メモリに格納・記憶させる。
【0072】3)タイマ値をプリセットする為の仕様例 前記2)のステップ S105 およびステップ S106 におい
て、ミュートタイマ値T1 , T2 をセットする操作方法
とその仕様の具体例を示す。
【0073】尚、操作スイッチとしては、AM/FMチ
ューナ部2aの選曲操作スイッチを使用することとする。
すなわち、ミュートタイマ設定モードにおいては、前記
選曲操作スイッチがタイマ設定スイッチとして機能す
る。また、選曲操作スイッチはCH-1〜CH-6の6CH
(Channel) 在るものとする。
【0074】前出しミュートタイマ値T1 のプリセッ
ト(ステップ S105) 選曲操作スイッチのCH-1を1回操作すると、タイマ値
1 が1msec増加し、CH-3を1回操作すると1msec減
少する。そして、CH-2を2sec 間操作し続けると、前
記プリセット値が確定する仕様である。
【0075】後出しミュートタイマ値T2 のプリセッ
ト(ステップ S106) 選曲操作スイッチのCH-4を1回操作すると、タイマ値
2 が 100msec減少し、CH-6を1回操作すると 100ms
ec増加する。そして、CH-5を2sec 間操作し続ける
と、前記プリセット値が確定する仕様である。
【0076】(3)その他の実施例 前記(2)に例示した制御ソフトウェアにおいては、オ
ーディオシステムの電源をONする際のミュート制御に
ついてのみ例示したが、電源をOFFする際のミュート
制御についても、同様の手順や仕様で実現できる。
【0077】しかし、電源をOFFする際のミュート制
御については、あえてプリセット可能とする必要はない
場合が殆どである。すなわち、電源スイッチのOFF操
作が行われた後はスピーカ6からの音響出力は不要であ
るから、余裕を与えた長いミュート期間を固定して設定
しても、ユーザに何ら操作性における不快感を与えない
からである。
【0078】また、図4に示す構成のオーディオシステ
ムにおいても、制御部7に前記(2)と同様の制御ソフ
トウェアを付加することにより、同様にして本発明を実
現することができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明のオーディオシステ
ムによれば、当該オーディオシステムの電源をON/O
FFするタイミングに対して、ミュート信号のタイミン
グを任意にプリセットすることができる。
【0080】したがって、ユーザが任意に選択・構築し
たオーディオシステムにおいても、「ボツ音」を確実に
消去できる。また、電源をONしてから音響出力が現れ
る迄の時間も、当該システムにおける最小時間に設定す
ることができるので、操作応答性の良いオーディオシス
テムを実現することができる。
【0081】その結果、快適なオーディオシステムを実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明する図で、(a) は構成
を示すブロック図、(b) はアンプ部の作動タイミングを
示すタイミングチャート、(c) はミュート信号のタイミ
ングを示すタイミングチャート、である。
【図2】実施例のシステム構成を説明するブロック図で
ある。
【図3】実施例の制御手順を説明するフローチャートで
ある。
【図4】オーディオシステムの構成例を説明するブロッ
ク図である。
【図5】「ボツ音」が発生する原因例と「ボツ音」を消
去する為のミュート回路を説明する図で、(a) は回路モ
デル図、(b) は電源の立ち上がり特性例を示す図、(c)
はミュート回路例を示す図、である。
【図6】「ボツ音」消去の為のミュートタイミングを説
明するタイミングチャートで、(a) は電源スイッチの操
作を表す波形図、(b) はCDプレーヤの電源ON/OF
Fタイミングを表す波形図、(c) はAM/FMチューナ
の電源ON/OFFタイミングを表す波形図、(d) はカ
セットテーププレーヤの電源ON/OFFタイミングを
表す波形図、(e) はパワーアンプの電源ON/OFFタ
イミングを表す波形図、(f) はミュート信号のタイミン
グを表す波形図、である。
【符号の説明】
1 CDプレーヤ 2 AM/FMチューナ 2a AM/FMチューナ部 3 カセットテーププレーヤ 3a カセットテーププレーヤ部 4 コントロールアンプ 4a コントロールアンプ部 5 パワーアンプ 5A パワーアンプ段 5B プリアンプ段 6 スピーカ 7,7a 制御部 8,8a スイッチ部 9,9a 表示部 10,10a,10b ヘッドユニット 11-1, 11-2, ・・・ ソース部 12 ミュート回路 13 アンプ部 R1 〜R3 抵抗 Tr1 トランジスタ SA オーディオ信号 SM ミュート信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽等のソース(Source)信号を供給する
    少なくとも1つ以上のソース部 (11-1, 11-2, ・・・,
    11-n )と、 前記ソース部 (11-1, 11-2, ・・・, 11-n )からの信号
    を増幅してスピーカ(6) を駆動すると共に、該スピーカ
    (6) の駆動信号を消去するミュート(Mute)回路(12)を備
    えるアンプ部(13)と、 少なくとも、前記ソース部 (11-1, 11-2,・・・, 11
    -n )およびアンプ部(13)の電源をON/OFF制御する
    ことが可能であると共に、該アンプ部(13)のミュート回
    路(12)の作動制御が可能であり、前記ソース部 (11-1,
    11-2, ・・・, 11 -n) およびアンプ部(13)の電源をON
    /OFFするタイミング(t22 ,t25) に対して、前記
    ミュート回路(12)が作動するタイミング(t21〜t23
    (t24〜t 26)を任意にプリセット(Preset)することが
    可能な制御部(7a)と、 前記制御部(7a)に指令を与えるスイッチ部(8a)と、 を備えることを特徴とするオーディオシステム。
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