JPH0515324Y2 - - Google Patents

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JPH0515324Y2
JPH0515324Y2 JP15626285U JP15626285U JPH0515324Y2 JP H0515324 Y2 JPH0515324 Y2 JP H0515324Y2 JP 15626285 U JP15626285 U JP 15626285U JP 15626285 U JP15626285 U JP 15626285U JP H0515324 Y2 JPH0515324 Y2 JP H0515324Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ビルの窓に横設した内壁に添着し、
地震、火災等の災害時にビルの窓よりロープ・緩
降装置等の避難具を使用し避難する場合に避難具
の先端を係止する、アーム折り畳み可能な避難具
固定金具の改良に関するものである。
<従来の技術> 従来の避難具固定金具は第4図に示すようにア
ームaは断面視〓形をしたリツプミゾ形鋼を使用
しており、先端bには丸棒を折曲し略U字状をし
た避難具係止部cが設けられている。
ステーdは丸棒をH字形に溶接して形成された
ものであり、上端eはアームaに軸着され、下端
fはブラケツトgのJ字形孔hに摺動自在に軸着
されているとともに、ブラケツトg上部に係着さ
れたスプリングiにて上方へ引つ張られている。
そして、アームaを上方手前に持ち上げ展開す
る時には、ステーdの下端fがブラケツトg上部
のスプリングiに引つ張られブラケツトgのJ字
形孔hの上部先端の短辺jに入りアームaを水平
状態にて自動的に係止するようになされたもので
ある。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、この従来のものは、スプリング
iの伸びた状態にてアームaを折り畳む構造にな
つているため、いざというときにはスプリングi
が伸びきつてしまい作用しないという危険性の有
するものであり、人命上非常に問題のあるもので
あつた。
又、アームaがリツプミゾ形鋼であるため幅が
広く設置場所が広くなり、最近のように窓と窓と
の間に隙間がほとんどないようなビルの場合には
設置場所がなくなるという課題がある。
<課題を解決するための手段> 本考案は、以下の特徴を有する避難具固定金具
を提供することにより上記課題を解決する。
本考案の避難具固定金具は、基体20が、上部
にアーム30を取り付けるためのアームブラケツ
ト23を有し、下部にステー40を取り付けるた
めのステーブラケツト24を有する。又、このス
テーブラケツト24には、長辺29と短辺27と
からなるJ字形孔26が穿設される。そして、こ
の短辺27が、長辺29の上端から前方側下方に
延設されることによつてJ字形孔26が上下逆の
J字形をなす。
アーム30は、基端31がアームブラケツト2
3に軸着される。そして、この軸着が、基体20
の長手方向に沿わせた折り畳み状態から基体20
の前方側に突出した展開状態となる範囲アーム3
0を回動可能とさせるものである。
アーム30の先端には、避難具を係止する避難
具係止部32が備えら、アーム30の後端31と
避難具係止部32との間には、ステー40を取り
付けるステー取付部33が備えられる。
このステー取付部33は、アーム30を展開し
た状態に回動した際、少なくとも上記ステーブラ
ケツト24のJ字形孔26より前方側となる位置
に配設される。
ステー40は、先端がアーム30のステー取付
部33に回動自在に軸着され、後端がステーブラ
ケツト24のJ字形孔26に摺動自在、且つ回動
自在に軸着されてなる。
そして、アーム30が基体20に対し折り畳み
状態から展開状態に回動させることによりステー
40の後端が自らJ字形孔26の長辺29から短
辺27に入るようになされたものである。
又、アーム30を平板のものから構成すること
により上記課題を解決する。
<作用> 本考案においては、ステーブラケツト24のJ
字形孔26の短辺27を長辺29の上端から前方
側下方に延設するとともに、アーム30のステー
取付部33を、アーム30を基体20に対し展開
した状態に回動した際、少なくともJ字形孔26
より前方(第1図矢印方向)側にくるような位置
に配設する。
こうすることにより、アーム30を基体20に
対し折り畳み状態から展開状態に回動していくと
これに伴いステー取付部33に軸着されたステー
40の先端も回動して引き上げられる。これによ
り、ステー40の後端がステー40の先端に引つ
張られてJ字形孔26の長辺29最下部から上方
に沿つて摺動する。又、その際、アーム30のス
テー取付部33がアーム30の回動に伴いJ字形
孔26より前方側となる位置に配設されることに
なるため、ステー40の後端には、ステー40全
体の自重によつてステー40先端の直下位置に行
こうとする力、即ち前方方向の力がかかることに
なる。
従つて、ステー40の後端がJ字形孔26の最
上部まで引上げられて短辺27にさしかかると、
自重による前方方向の力によつてバネ等の力によ
らなくとも自らJ字形孔26の長辺29から短辺
27に入ることができる。
又、アーム30を平板なものから構成すること
により横幅を狭くすることができ、避難具固定金
具全体をコンパクトなものにすることができる。
<実施例> 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す避
難具固定金具を示している。
第1図は展開状態を示す斜視図であり、第2図
は折り畳み状態を示す斜視図、第3図は構造を示
す分解斜視図である。以下、この図面に基づき説
明する。
この避難具固定金具は、第3図に示すようにホ
ルダー10、プレート20、アーム30、ステー
40、その他ボルトナツト等の係止具で構成され
ている。
ホルダー10は、壁面に固定するための複数個
の孔11…11が穿設されているとともに、三側
面に平板の補強板12,13,14を溶接したも
のである。又、上下の補強板12,14の右端に
はプレート20を蝶着するための孔15,15が
穿設されている。
プレート20は、右側辺にホルダー10との蝶
着用のパイプ21を有し、左側辺裏面には補強板
22を有し、左側辺寄りの前面上部にはアームブ
ラケツト23を、同下部にはステーブラケツト2
4を有している。アームブラケツト23は、同一
形状の二枚の平板からなり、アーム30取付け用
の孔25,25が穿設され、アーム30の厚さ分
の間隔を隔てて互いに平行にプレート20に溶接
されている。
ステーブラケツト24は、同一形状の二枚の平
板からなり、各々にはステー40取付け用のJ字
形孔26,26が穿設されている。このJ字形孔
26,26は、長辺29と短辺27とから構成さ
れ、長辺29が上下方向に延ばされ、一方、短辺
27が長辺29の上端から前方側下方に延ばされ
て上下逆のJ字形をなすように穿設されている。
そして、各々は、ステー40の幅をあけて互いに
平行となるように上記プレート20に溶接されて
いる。
ステー40は、同一形状の二つの平板42,4
2と、これら各々の上面に溶接される矩形の平板
41とから構成され、断面視略U字形状に形成さ
れている。又、同一形状の二つの平板42,42
の両端には孔43…43が穿設されている。
アーム30は、矩形の平板のものからなり、基
端部、先端部、及び略中央部の三ヶ所に孔31,
32,33が穿設されているとともに、先端部に
は折り畳み時にこのアーム30を引き出す取つ手
34が取り付けられている。基端部の孔31は、
上記アームブラケツト23の孔25に回動自在に
取り着けるためのものであり、先端部の孔32
は、避難具を係止するための避難具係止部として
のものである。一方、中央部の孔33は、ステー
40を取り付けるためのステー取付部としてのも
のである。又、この中央部の孔33は、アーム3
0の基端部をプレート20に取付けてプレート2
0の前方側に突出させた状態(第1図の展開状
態)としたとき、ステーブラケツト24のJ字形
孔26に対して前方側となる位置とされている。
組立に際してはまずプレート20をホルダー1
0内に置き、そしてボルト16をホルダー10の
上下補強板12,13の孔15,15とプレート
20の蝶着用のパイプ21に挿通させ、ホルダー
10とプレート20を蝶着しナツト17で蝶着す
る。
プレート20上部のアームブラケツト23には
アーム30が回動自在に軸着される。この軸着
は、アーム30の基端部の孔31とアームブラケ
ツト23の孔25とにボルト35を挿通し、ナツ
ト36にて蝶着することにより行われる。
プレート20下部のステーブラケツト24のJ
字形孔26には、ステー40の下端が平板41を
上にした状態でボルト44、ナツト45にて回動
自在、且つ摺動自在に軸着されている。
第2図は折り畳み状態を示し、図示の通りステ
ー40下部のボルト44がステーブラケツト24
のJ字形孔26の長辺29最下部28に移動する
ことにより、アーム30がステー40の溝46の
中へ入り折り畳まれる。
第1図は展開状態を示している。第2図の折り
畳み状態よりアーム30を手前上方に引き上げる
と、それに伴いアーム30の中央部の孔33に軸
着されたステー40の上端も手前上方に引き上げ
られる。これにより、ステー40の下端がステー
ブラケツト24のJ字形孔26の長辺29最下部
28から上方に引き上げられる。又、その際ステ
ー40の下端には、アーム30の中央部の孔33
がアーム30の回動に伴いJ字形孔26より手前
側となる位置に配設されることになるため、ステ
ー40全体の自重によつてステー40先端の直下
位置に行こうとする力、即ち手前方向の力がかか
ることになる。
そして、ステー40の後端がJ字形孔26の長
辺29の最上部まできて短辺27にさしかかると
自重による手前方向の力によつて自らJ字形孔2
6の長辺29から短辺27に入る。
これにより、アーム30が水平状態にロツクさ
れ第1図の展開状態にすることができる。
本考案は以上の構成であるが、外部を箱にて覆
つて良いし、左右を逆にしても良い。又、材質は
鋼材が最適であるが適宜同種の材料より選択して
も良いし、表面を塗装しても良い。
<考案の効果> 以上、実施例で述べたように本考案は、スプリ
ングを使用せずステーの自重にて自動的にロツク
する方法であるため、メンテナンスをしなくても
長年の使用に耐えうる信頼性の高いものである。
又、アームに平板の鋼板を使用して幅を狭く
(第4図に示す従来例との比1/3)しているた
め、従来設置が困難であつた窓と窓との間に壁が
ほとんどないビルの場合にでも容易に設置できる
有用且つ実用的な非難固定金具を提供しえたもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図は展開状態を示す斜視図、第2図は
折り畳み状態を示す斜視図、第3図は構造を示す
分解斜視図である。第4図は従来例を示す斜視図
である。 10……ホルダー、20……プレート、30…
…アーム、40……ステー、26……J字形孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 避難具を取り付ける長尺状のアーム30と、
    このアーム30を下方から支持するステー40
    と、これらのアーム30とステー40を取り付
    ける基体20とを備え、ビルの窓に横設した内
    壁に添着し、ビルの窓より避難する場合に避難
    具をアーム先端に係止する避難具固定金具にお
    いて、 基体20が、上部にアーム30を取り付ける
    ためのアームブラケツト23を有し、下部にス
    テー40を取り付けるためのステーブラケツト
    24を有し、このステーブラケツト24には、
    長辺29と短辺27とからなるJ字形孔26が
    穿設され、この短辺27が、長辺29の上端か
    ら前方側下方に延設されることによつてJ字形
    孔26が上下逆のJ字形をなし、 アーム30は、基端31がアームブラケツト
    23に軸着され、この軸着が、基体20の長手
    方向に沿わせた折り畳み状態から基体20の前
    方側に突出した展開状態となる範囲にわたりア
    ーム30を回動可能とさせるものであり、 アーム30の先端には、避難具を係止する避
    難具係止部32が備えら、アーム30の後端3
    1と避難具係止部32との間には、ステー40
    を取り付けるステー取付部33が備えられ、 このステー取付部33が、アーム30を展開
    した状態に回動した際、少なくとも上記ステー
    ブラケツト24のJ字形孔26より前方側とな
    る位置に配設され、 ステー40は、先端がアーム30のステー取
    付部33に回動自在に軸着され、後端がステー
    ブラケツト24のJ字形孔26に摺動自在、且
    つ回動自在に軸着されてなり、 アーム30が基体20に対し折り畳み状態か
    ら展開状態に回動されることによりステー40
    の後端が自らJ字形孔26の長辺29から短辺
    27に入るようになされたものであることを特
    徴とする避難具固定金具。 2 アーム30が平板のものからなることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の避
    難具固定金具。
JP15626285U 1985-10-11 1985-10-11 Expired - Lifetime JPH0515324Y2 (ja)

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