JPH0515366Y2 - - Google Patents

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JPH0515366Y2
JPH0515366Y2 JP17278986U JP17278986U JPH0515366Y2 JP H0515366 Y2 JPH0515366 Y2 JP H0515366Y2 JP 17278986 U JP17278986 U JP 17278986U JP 17278986 U JP17278986 U JP 17278986U JP H0515366 Y2 JPH0515366 Y2 JP H0515366Y2
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capstan
wire
heater
capstans
wire drawing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は細線例えば外径0.1mm以下の極細線を
感想状態でコーン型キヤプスタンとスリツプしつ
つ伸線する乾式伸線装置に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
近年巻線、ボンデイングワイヤ等の導体として
使用される外径0.1mm以下の銅極細線に対する需
要が急増している。
而して従来この様な細線の製造に際しては、一
対のコーン型キヤプスタンと、その間に配置さ
れ、潤滑油が供給されるダイス群とからなり、前
記キヤプスタン間に掛け回された細線をダイス群
で伸線する乾式伸線装置が通常用いられている。
しかるに従来の乾式伸線装置においては、ダイ
スで引抜かれる際に細線に付着した潤滑油により
細線とキヤプスタン間に分子間力が作用して、細
線が該キヤプスタンの外周面に密着して巻きつく
ため、引抜時の張力によつて断線する場合が多か
つた。そのため伸線装置を長時間連続運転するこ
とが出来なく、又前記断線時にはキヤプスタンの
外周面に巻きついた線をほぐして除去した後、新
たにキヤプスタン間に線を掛け回す必要がある
が、上記線をほぐす作業ならびに線掛けは非常に
手数のかかる作業であり、伸線装置の稼働率の大
巾な低下を来たしてした。
この様な細線の断線を防止する対策として、第
2図及び第3図に示す様にキヤプスタン1、ダイ
スホルダー4よりなる伸線装置において、該伸線
装置の下側即ち床面上にヒーター5を置いてキヤ
プスタン1を加熱し、細線6に付着した潤滑油を
蒸発させて除去する方法が従来試みられている。
しかしこの場合ヒーター5はキヤプスタン1から
離れて配置されており、ヒーター5の熱は対流、
輻射のみによつて前記キヤプスタン1に伝わるた
め熱効率が悪く、従つて細線6に付着した潤滑油
が余り除去出来なく、断線回路はヒーター5が無
い場合に比べて余り減少していない。
そこで潤滑油を充分に除去するために、(1)前記
ヒーター5を持ち上げて出来るだけキヤプスタン
1に近接させる、(2)前記ヒーター5の容量を大き
くする等の方法も試みられている。しかしながら
上記方法の内前者においては、ヒーター5をキヤ
プスタン1に近づけることにより熱効率は若干良
くなるが、線掛けが困難となり、又後者において
は電力消費量が多くなり、伸線時の運転コストが
高くなる等の問題がある。
更に前記ヒーター5による加熱においては、ヒ
ーター5を床面上に置くため装置が大型化すると
共に、細線6に付着した潤滑油の一部がヒーター
5上に滴下するため、該ヒーター5の熱効率が悪
くなると共に該ヒーター5自身の寿命も短くな
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、細線に付着した潤滑油
を効率良く除去して該潤滑油による断線を防止す
ることが可能であり、かつ作業性も良好な乾式伸
線装置を提供することである。
即ち本考案による乾式伸線装置は、一対のコー
ン型キヤプスタンと、その間に配置され、潤滑油
が供給されるダイス群とからなり、前記キヤプス
タン間に掛け回された細線をダイス群で伸線する
乾式伸線装置において、前記キヤプスタンのう
ち、少なくともダイス群の入口側にあるキヤプス
タンにこれを内部から加熱する加熱体を設けたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案による乾式伸線装置は、上述の様にキヤ
プスタンにこれを内部から加熱する加熱体を設け
てあるので、細線に付着した潤滑油を効率よく除
去出来、該潤滑油による断線を防止することが出
来る。
尚前記細線に付着した潤滑油による該細線のキ
ヤプスタン外周面への巻きつきは、特にダイス群
の入口側にあるキヤプスタンにおいて起こりやす
く、少なく共上記キヤプスタンにこれを内部から
加熱する加熱体を設けることが必要であるが、更
にダイス群の出口側にあるキヤプスタンにも前記
加熱体を設けても差し支えなく、これによつて潤
滑油の付着による断線をより完璧に防止すること
が出来る。
本考案においてキヤプスタンを内部から加熱す
る加熱体の種類は特に限定されるものではなく、
例えば第1図に示す様な棒状ヒーターを用いるこ
とが出来る。第1図において、1はキヤプスタ
ン、2はプーリーであり、キヤプスタン1の内部
に該キヤプスタン1の軸線方向に棒状ヒーター3
が挿入されている。
このヒーター3はキヤプスタン1内に設けられ
ているので、回転するキヤプスタン1に接触しな
いが接近して設けることができ、後で述べるコイ
ル状のヒーターと同様にキヤプスタンに伝わる熱
効率を著しく向上することができる。
尚該棒状ヒーター3の発熱体は第1図中の矢印
(←→)内の部分である。
或いはキヤプスタンの内部を空洞にして、内壁
部にコイル状のヒーターをスパイラル状にして取
り付けても良く、この場合ヒーターはキヤプスタ
ンと共に回転している為、電源への接続はスリツ
プリング及びカーボンブラシを介して行なわれ
る。
尚本考案による乾式伸線装置で製造される細線
の材質に関しては特に限定されるものではなく、
銅及び銅合金、アルミ及びアルミ合金等の非鉄金
属或いはピアノ線等の鉄系材料の伸線に巾広く利
用出来るものである。
〔実施例〕
線径0.1mmのタフピツチ銅線(1Kg/1ボビン)
を伸線加工するに際して、本考案による乾式伸線
装置を用い、第1図に示す様にキヤプスタン1の
内部に該キヤプスタン1の軸線方向に0.1KWの
棒状ヒーターを挿入して加熱したところ、前記キ
ヤプスタン1の表面温度は約70℃になつた。この
状態で前記タフピツチ銅線を10ボビン線径0.01mm
迄伸線したところ、前記タフピツチ銅線の前記キ
ヤプスタン1への巻きつきによる断線は全く起ら
なかつた。
一方第2図に示す様に、キヤプスタン1、ダイ
スホルダー4よりなる伸線装置の下側に0.2KW
のヒーター5を置いて前記キヤプスタン1を加熱
したところ、該キヤプスタン1の表面温度は平均
で約45℃にしかならなく、この状態で前記タフピ
ツチ銅線を線径0.01mm迄伸線しようとしたとこ
ろ、1ボビン当り5〜10回前記タフピツチ銅線の
前記キヤプスタン1への巻きつきによる断線が発
生した。
〔考案の効果〕
以上の述べた様に、本考案による乾式伸線装置
は、キヤプスタンにこれを内部から加熱する加熱
体が設けられているので、細線に付着した潤滑油
を効率良く除去して該潤滑油による断線を防止す
ることが出来、しかも装置が大型化しなく、作業
性も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いたキヤプスタンの縦断面
図、第2図及び第3図は夫々従来の乾式伸線装置
の概略の構成を示す正面図及び平面図である。 1……キヤプスタン、2……プーリー、3……
棒状ヒーター、4……ダイスホルダー、5……ヒ
ーター、6……細線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対のコーン型キヤプスタンと、その間に配
    置され、潤滑油が供給されるダイス群とからな
    り、前記キヤプスタン間に掛け回された細線を
    ダイス群で伸線する乾式伸線装置において、前
    記キヤプスタンのうち、少なくともダイス群の
    入口側にあるキヤプスタンにこれを内部から加
    熱する加熱体を設けたことを特徴とする乾式伸
    線装置。 (2) 前記加熱体が棒状ヒーターであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の乾
    式伸線装置。 (3) 前記加熱体がコイル状ヒーターであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の乾式伸線装置。
JP17278986U 1986-11-11 1986-11-11 Expired - Lifetime JPH0515366Y2 (ja)

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JP17278986U JPH0515366Y2 (ja) 1986-11-11 1986-11-11

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JPS6380017U JPS6380017U (ja) 1988-05-26
JPH0515366Y2 true JPH0515366Y2 (ja) 1993-04-22

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