JPH05155131A - 可逆性感熱記録材料および磁気カード - Google Patents
可逆性感熱記録材料および磁気カードInfo
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- JPH05155131A JPH05155131A JP3348686A JP34868691A JPH05155131A JP H05155131 A JPH05155131 A JP H05155131A JP 3348686 A JP3348686 A JP 3348686A JP 34868691 A JP34868691 A JP 34868691A JP H05155131 A JPH05155131 A JP H05155131A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の可逆性感熱記録材料は、基材上に樹
脂母材および有機低分子物質を含む感熱記録層を設けた
可逆性感熱記録材料であって、感熱記録層中に紫外線吸
収剤が配合されるか、あるいは感熱記録層上に紫外線吸
収層が設けられている。 【効果】 本発明の可逆性感熱記録材料は、保存後も幅
広い透明温度領域を保持しており、サーマルヘッドによ
る消去も容易である。磁気カードなどに適する。
脂母材および有機低分子物質を含む感熱記録層を設けた
可逆性感熱記録材料であって、感熱記録層中に紫外線吸
収剤が配合されるか、あるいは感熱記録層上に紫外線吸
収層が設けられている。 【効果】 本発明の可逆性感熱記録材料は、保存後も幅
広い透明温度領域を保持しており、サーマルヘッドによ
る消去も容易である。磁気カードなどに適する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度変化にもとづき可
逆的に画像の形成及び消去を繰り返し行うことのできる
可逆性感熱記録材料に関する。また、本発明はこの可逆
性感熱記録材料を用いた磁気カードに関する。
逆的に画像の形成及び消去を繰り返し行うことのできる
可逆性感熱記録材料に関する。また、本発明はこの可逆
性感熱記録材料を用いた磁気カードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サーマルヘッドの普及にともな
い、感熱記録材料の用途は急激に拡大している。特に通
信、運輸、流通等の分野において急速に普及しつつある
プリペイドカードにおいては、磁気情報を可視情報とし
てカード上に表示することが多い。このような磁気カー
ドは、ハイウエーカード、JRオレンジカード、あるい
は百貨店、スーパー等のプリペイドカードなどとして広
く使用されている。
い、感熱記録材料の用途は急激に拡大している。特に通
信、運輸、流通等の分野において急速に普及しつつある
プリペイドカードにおいては、磁気情報を可視情報とし
てカード上に表示することが多い。このような磁気カー
ドは、ハイウエーカード、JRオレンジカード、あるい
は百貨店、スーパー等のプリペイドカードなどとして広
く使用されている。
【0003】しかしながら、このような磁気カード上で
可視情報を表示できる面積は限られており、高額なプリ
ペイドカードの場合には、その残高を追記していくと情
報が表示し切れなくなることがある。このような場合
は、通常新しいカードを再発行するなどして対応してお
りコストが高くなるなどの問題がある。
可視情報を表示できる面積は限られており、高額なプリ
ペイドカードの場合には、その残高を追記していくと情
報が表示し切れなくなることがある。このような場合
は、通常新しいカードを再発行するなどして対応してお
りコストが高くなるなどの問題がある。
【0004】このような問題を解決するためには、同一
エリアに複数回記録・消去ができる可逆性記録材料を用
いるのが好ましい。このような材料を用いると、古い情
報を消去し、新しい情報を表示することができるので、
表示しきれなくなって新しいカードを再発行する必要は
ない。
エリアに複数回記録・消去ができる可逆性記録材料を用
いるのが好ましい。このような材料を用いると、古い情
報を消去し、新しい情報を表示することができるので、
表示しきれなくなって新しいカードを再発行する必要は
ない。
【0005】従来、このような情報を可逆的に記録、消
去することのできる感熱記録材料としては、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステ
ル、ポリアミド等の樹脂母材中に高級アルコール、高級
脂肪酸等の有機低分子物質を分散させた感熱記録層を有
するものが提案されている(特開昭54−119377
号、特開昭55−154198号および特開平2−13
63号等)。
去することのできる感熱記録材料としては、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステ
ル、ポリアミド等の樹脂母材中に高級アルコール、高級
脂肪酸等の有機低分子物質を分散させた感熱記録層を有
するものが提案されている(特開昭54−119377
号、特開昭55−154198号および特開平2−13
63号等)。
【0006】かかる材料による画像の形成及び消去は、
温度による感熱記録層の可逆的な透明度変化を利用する
ものである。すなわち、この記録材料はある温度(t1
〜t1′)では透明状態を示し(ただしt1<t1′)、また
温度(t1′)以上では白濁状態を示す。記録層への加熱
方法としては、特に磁気カードに記録層を設けた場合、
サーマルヘッドが好ましい。つまり、初期状態を透明状
態にし、サーマルヘッド(t1′)以上の温度を加える
ことによりその部分を白濁化し、文字、模様を記録する
のである。また、初期状態を白濁状態とし、サーマルヘ
ッドで(t1〜t1′)の温度を加えることによりその部
分を透明化させて記録してもよい。これらの消去に際し
ては、前者の場合は(t1〜t1′)、後者の場合
(t1′)以上の温度を熱ロール、サーマルヘッドなど
によって加えればよい。
温度による感熱記録層の可逆的な透明度変化を利用する
ものである。すなわち、この記録材料はある温度(t1
〜t1′)では透明状態を示し(ただしt1<t1′)、また
温度(t1′)以上では白濁状態を示す。記録層への加熱
方法としては、特に磁気カードに記録層を設けた場合、
サーマルヘッドが好ましい。つまり、初期状態を透明状
態にし、サーマルヘッド(t1′)以上の温度を加える
ことによりその部分を白濁化し、文字、模様を記録する
のである。また、初期状態を白濁状態とし、サーマルヘ
ッドで(t1〜t1′)の温度を加えることによりその部
分を透明化させて記録してもよい。これらの消去に際し
ては、前者の場合は(t1〜t1′)、後者の場合
(t1′)以上の温度を熱ロール、サーマルヘッドなど
によって加えればよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな感熱記録材料は、初期の記録−消去特性には優れて
いても保存安定性に問題があり、長期間にわたり、特に
蛍光灯のもとで保存すると透明温度領域が狭くなり、記
録の消去が困難になる。
うな感熱記録材料は、初期の記録−消去特性には優れて
いても保存安定性に問題があり、長期間にわたり、特に
蛍光灯のもとで保存すると透明温度領域が狭くなり、記
録の消去が困難になる。
【0008】本発明の目的は、有機低分子を含んだ樹脂
母材を主成分とする可逆性感熱記録材料において、長期
の保存後も記録−消去の特性に低下のない可逆性感熱記
録材料およびこれを用いた磁気カードを提供することに
ある。
母材を主成分とする可逆性感熱記録材料において、長期
の保存後も記録−消去の特性に低下のない可逆性感熱記
録材料およびこれを用いた磁気カードを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
点を解決するため種々検討を重ねた結果、紫外線吸収剤
を用いることにより透明化温度領域を長期にわたり保持
することができるとの知見を得て本発明を完成するに至
った。
点を解決するため種々検討を重ねた結果、紫外線吸収剤
を用いることにより透明化温度領域を長期にわたり保持
することができるとの知見を得て本発明を完成するに至
った。
【0010】すなわち本発明は、基材上に樹脂母材およ
び有機低分子物質を含む感熱記録層を設けた可逆性感熱
記録材料であって、該感熱記録層中に紫外線吸収剤を配
合するか、あるいは感熱記録層上に紫外線吸収層を設け
た可逆性感熱記録材料を提供するものである。
び有機低分子物質を含む感熱記録層を設けた可逆性感熱
記録材料であって、該感熱記録層中に紫外線吸収剤を配
合するか、あるいは感熱記録層上に紫外線吸収層を設け
た可逆性感熱記録材料を提供するものである。
【0011】本発明の記録材料の感熱記録層は、長期保
存後も繰り返して情報の記録、消去を行うことができ、
サーマルヘッドなどの加熱記録装置を用いて感熱記録層
に視覚的な記録を行うことができる。また、同じ装置を
用いて容易に記録を消去し再記録する書き換え、情報の
更新が可能である。
存後も繰り返して情報の記録、消去を行うことができ、
サーマルヘッドなどの加熱記録装置を用いて感熱記録層
に視覚的な記録を行うことができる。また、同じ装置を
用いて容易に記録を消去し再記録する書き換え、情報の
更新が可能である。
【0012】本発明記録材料の可逆性感熱記録層に使用
される樹脂母材は、有機低分子物質を均一に分散保持し
た層を形成し、最大透明時の透明度に大きく影響する。
このため樹脂母材は透明性がよく、機械的に安定で、か
つ成膜性のよい樹脂が好ましい。このような樹脂として
はガラス転移点(Tg)が80℃以上の樹脂が好まし
い。例えば、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
共重合体、塩化ビニル−アクリレート共重合体等の塩化
ビニル系共重合体;ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニ
トリル共重合体等の塩化ビニリデン系共重合体;ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリビニルホルマール、ポリビニ
ルブチラール等のポリビニルアセタール系樹脂、ポリア
クリレート、ポリメタクリレート、アクリレート−メタ
クリレート共重合体等のアクリル樹脂;シリコーン樹
脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポ
リアリレート、ポリカーボネート、ポリスルホン、芳香
族ポリアミド、フェノキシ型樹脂、セルロース系樹脂な
どの熱可塑性樹脂あるいはその他の熱硬化性樹脂などが
挙げられる。これらの母材樹脂は単独で、あるいは二種
以上を混合して用いることができる。
される樹脂母材は、有機低分子物質を均一に分散保持し
た層を形成し、最大透明時の透明度に大きく影響する。
このため樹脂母材は透明性がよく、機械的に安定で、か
つ成膜性のよい樹脂が好ましい。このような樹脂として
はガラス転移点(Tg)が80℃以上の樹脂が好まし
い。例えば、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
共重合体、塩化ビニル−アクリレート共重合体等の塩化
ビニル系共重合体;ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニ
トリル共重合体等の塩化ビニリデン系共重合体;ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリビニルホルマール、ポリビニ
ルブチラール等のポリビニルアセタール系樹脂、ポリア
クリレート、ポリメタクリレート、アクリレート−メタ
クリレート共重合体等のアクリル樹脂;シリコーン樹
脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポ
リアリレート、ポリカーボネート、ポリスルホン、芳香
族ポリアミド、フェノキシ型樹脂、セルロース系樹脂な
どの熱可塑性樹脂あるいはその他の熱硬化性樹脂などが
挙げられる。これらの母材樹脂は単独で、あるいは二種
以上を混合して用いることができる。
【0013】また、感熱記録層に配合される前記有機低
分子物質としては、高級脂肪酸、特に炭素数16以上の
高級脂肪酸の少なくとも1種が用いられる。かかる炭素
数16以上の高級脂肪酸の具体例としては、パルミチン
酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、エイ
コサン酸、ヘンエイコサン酸、ベヘン酸、リグノセリン
酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モ
ンタン酸、トリアコンタン酸、ノナコサン酸、メリシン
酸、2−ヘキサデセン酸、トランス−3−ヘキサデセン
酸、2−ヘプタデセン酸、トランス−2−オクタデセン
酸、シス−2−オクタデカン酸、トランス−4−オクタ
デセン酸、シス−6−オクタデセン酸、エライジン酸、
バセニン酸、トランス−ゴンドイン酸、エルカ酸、ブラ
シン酸、セラコレイン酸、トランス−セラコレイン酸、
トランス−8,トランス−10−オクタデカジエン酸、
リノエライジン酸、α−エレオステアリン酸、β−エレ
オステアリン酸、プソイドエレオステアリン酸、12,
20−ヘンエイコサジエン酸等が挙げられる。これらは
単独で又は2種以上混合して使用してよい。
分子物質としては、高級脂肪酸、特に炭素数16以上の
高級脂肪酸の少なくとも1種が用いられる。かかる炭素
数16以上の高級脂肪酸の具体例としては、パルミチン
酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、エイ
コサン酸、ヘンエイコサン酸、ベヘン酸、リグノセリン
酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モ
ンタン酸、トリアコンタン酸、ノナコサン酸、メリシン
酸、2−ヘキサデセン酸、トランス−3−ヘキサデセン
酸、2−ヘプタデセン酸、トランス−2−オクタデセン
酸、シス−2−オクタデカン酸、トランス−4−オクタ
デセン酸、シス−6−オクタデセン酸、エライジン酸、
バセニン酸、トランス−ゴンドイン酸、エルカ酸、ブラ
シン酸、セラコレイン酸、トランス−セラコレイン酸、
トランス−8,トランス−10−オクタデカジエン酸、
リノエライジン酸、α−エレオステアリン酸、β−エレ
オステアリン酸、プソイドエレオステアリン酸、12,
20−ヘンエイコサジエン酸等が挙げられる。これらは
単独で又は2種以上混合して使用してよい。
【0014】有機低分子物質としては、前記高級脂肪酸
にさらに一般式:HOOC(CH2)m−S−(CH2)nC
OOH[式中、mおよびnは各々別個に1〜5の整数]
で示されるスルフィドを混合して用いるのが好ましい。
このスルフィドを炭素数16以上の高級脂肪酸と組合せ
ることにより、透明化温度領域の高温側への移行と領域
幅の拡大が実現できる。前記スルフィドの具体例として
は(1,1′-ジカルボキシ)ジメチルスルフィド、
(2,2′-ジカルボキシ)ジエチルスルフィド[チオジ
プロピオン酸]、(3,3′-ジカルボキシ)ジプロピル
スルフィド、(1,2′-ジカルボキシ)メチルエチルス
ルフィド、(1,3′-ジカルボキシ)メチルプロピルス
ルフィド、(1,4′-ジカルボキシ)メチルブチルスル
フィド、(2,3′-ジカルボキシ)エチルプロピルスル
フィド、(2,4′-ジカルボキシ)エチルブチルスルフ
ィド、(5,5′-ジカルボキシ)ジペンチルスルフィド
等が挙げられ、特にチオジプロピオン酸が好ましい。こ
れらは単独で又は2種以上混合して使用してもよい。
にさらに一般式:HOOC(CH2)m−S−(CH2)nC
OOH[式中、mおよびnは各々別個に1〜5の整数]
で示されるスルフィドを混合して用いるのが好ましい。
このスルフィドを炭素数16以上の高級脂肪酸と組合せ
ることにより、透明化温度領域の高温側への移行と領域
幅の拡大が実現できる。前記スルフィドの具体例として
は(1,1′-ジカルボキシ)ジメチルスルフィド、
(2,2′-ジカルボキシ)ジエチルスルフィド[チオジ
プロピオン酸]、(3,3′-ジカルボキシ)ジプロピル
スルフィド、(1,2′-ジカルボキシ)メチルエチルス
ルフィド、(1,3′-ジカルボキシ)メチルプロピルス
ルフィド、(1,4′-ジカルボキシ)メチルブチルスル
フィド、(2,3′-ジカルボキシ)エチルプロピルスル
フィド、(2,4′-ジカルボキシ)エチルブチルスルフ
ィド、(5,5′-ジカルボキシ)ジペンチルスルフィド
等が挙げられ、特にチオジプロピオン酸が好ましい。こ
れらは単独で又は2種以上混合して使用してもよい。
【0015】前記高級脂肪酸とチオジプロピオン酸など
のスルフィドとの配合割合は重量比で90:10〜1
0:90、好ましくは90:10〜30:70、さらに
好ましくは85:15〜50:50である。前記の範囲
よりスルフィドが少ないと透明温度幅の拡大が充分でな
く、一方、多いとコントラストが低下する。
のスルフィドとの配合割合は重量比で90:10〜1
0:90、好ましくは90:10〜30:70、さらに
好ましくは85:15〜50:50である。前記の範囲
よりスルフィドが少ないと透明温度幅の拡大が充分でな
く、一方、多いとコントラストが低下する。
【0016】また、感熱記録層中の有機低分子物質と樹
脂母材との配合割合は有機低分子物質100重量部に対
して、樹脂母材50〜1600重量部程度が好ましく、
100〜500重量部が特に好ましい。母材の配合量が
50重量部未満である場合は、有機低分子物質を母材中
に安定に保持した膜を形成することが困難となる。一
方、母材が1600重量部を越えると白濁する有機低分
子物質の量が少ないため、書き込まれた記録情報を鮮明
に読み取ることができず記録材料として好ましくない。
なお、有機低分子物質は母材中に均一に分散していて、
しかも充分に固定されていることが好ましく、母材と一
部相溶していてもよい。
脂母材との配合割合は有機低分子物質100重量部に対
して、樹脂母材50〜1600重量部程度が好ましく、
100〜500重量部が特に好ましい。母材の配合量が
50重量部未満である場合は、有機低分子物質を母材中
に安定に保持した膜を形成することが困難となる。一
方、母材が1600重量部を越えると白濁する有機低分
子物質の量が少ないため、書き込まれた記録情報を鮮明
に読み取ることができず記録材料として好ましくない。
なお、有機低分子物質は母材中に均一に分散していて、
しかも充分に固定されていることが好ましく、母材と一
部相溶していてもよい。
【0017】本発明の可逆性感熱記録材料は、樹脂母材
中に紫外線吸収剤を配合するか、あるいは感熱記録材層
上に紫外線吸収剤を含む紫外線吸収層が設けられる。こ
れらにより蛍光灯の下などにおける長期の保存後も良好
な透明温度領域が保持される。
中に紫外線吸収剤を配合するか、あるいは感熱記録材層
上に紫外線吸収剤を含む紫外線吸収層が設けられる。こ
れらにより蛍光灯の下などにおける長期の保存後も良好
な透明温度領域が保持される。
【0018】樹脂母材中に、あるいは紫外線吸収層に配
合される紫外線吸収剤としては、例えばフェニルサリシ
レート、p−tret−ブチルフェニルサリシレート、p−
オクチルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線
吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2´−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤;2−(2´−ヒドロキシ−5´
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2´−ヒ
ドロキシ−5´−t−オクチルフェニル)−ベンゾトリ
アゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´−tert−ブチ
ル−5´メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;2−エチ
ルヘキシル−2−シアノ−3,3´−ジフェニルアクリ
レート、エチル−2−シアノ−3,3´−ジフェニルア
クリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤など
が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、または2
種類以上を併用してもよい。
合される紫外線吸収剤としては、例えばフェニルサリシ
レート、p−tret−ブチルフェニルサリシレート、p−
オクチルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線
吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2´−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤;2−(2´−ヒドロキシ−5´
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2´−ヒ
ドロキシ−5´−t−オクチルフェニル)−ベンゾトリ
アゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´−tert−ブチ
ル−5´メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;2−エチ
ルヘキシル−2−シアノ−3,3´−ジフェニルアクリ
レート、エチル−2−シアノ−3,3´−ジフェニルア
クリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤など
が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、または2
種類以上を併用してもよい。
【0019】これら紫外線吸収剤を樹脂母材中に添加す
る場合、その配合量は樹脂母材100重量部に対して
0.01〜20重量部、好ましくは0.01〜10重量部
である。配合量が0.01重量部より少ないと、充分な
保存安定性が得られない。一方、配合量が20重量部を
越えると、感熱記録層の白濁度が低下し、視認性が悪化
する。
る場合、その配合量は樹脂母材100重量部に対して
0.01〜20重量部、好ましくは0.01〜10重量部
である。配合量が0.01重量部より少ないと、充分な
保存安定性が得られない。一方、配合量が20重量部を
越えると、感熱記録層の白濁度が低下し、視認性が悪化
する。
【0020】さらに、紫外線吸収効果が充分に得られる
ようニッケルビス(オクチルフェニル)サルファイド、
(2,2´−チオビス(4−tert−オクチルフェノラー
ト))−n−ブチルアミンニッケル、ニッケルコンプレッ
クス−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル・リン酸モノエチレート、ニッケル・ジブチルジチ
オカ−バメート、ベンゾエートタイプのクエンチャー、
ヒンダードアミン等の光安定剤を併用してもよい。
ようニッケルビス(オクチルフェニル)サルファイド、
(2,2´−チオビス(4−tert−オクチルフェノラー
ト))−n−ブチルアミンニッケル、ニッケルコンプレッ
クス−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル・リン酸モノエチレート、ニッケル・ジブチルジチ
オカ−バメート、ベンゾエートタイプのクエンチャー、
ヒンダードアミン等の光安定剤を併用してもよい。
【0021】なお、可逆性感熱記録層中には、さらに必
要に応じて滑剤、静電防止剤、可塑剤、分散剤、界面活
性剤、熱溶融性樹脂、酸化防止剤、無機あるいは有機の
充填剤などの各種添加剤を配合してもよい。
要に応じて滑剤、静電防止剤、可塑剤、分散剤、界面活
性剤、熱溶融性樹脂、酸化防止剤、無機あるいは有機の
充填剤などの各種添加剤を配合してもよい。
【0022】感熱記録層の形成に用いられる溶剤は、母
材及び有機低分子物質の種類によって種々選択されてよ
いが、例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭
素、エタノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。
なお、分散液を使用した場合だけでなく、溶液を使用し
た場合も得られる感熱記録層中では有機低分子物質は微
粒子として析出し分散状態で存在する。
材及び有機低分子物質の種類によって種々選択されてよ
いが、例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭
素、エタノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。
なお、分散液を使用した場合だけでなく、溶液を使用し
た場合も得られる感熱記録層中では有機低分子物質は微
粒子として析出し分散状態で存在する。
【0023】前記の各成分を用いて感熱記録層を形成す
るには一般に、樹脂母材及び有機低分子物質の二成分を
溶解した溶液を調製するか、または有機低分子物質のう
ち少なくとも1種を溶解しない溶剤を用いて樹脂母材の
溶液を調製し、これに有機低分子物質を微粒子状に分散
し、さらに高沸点溶剤を溶解した分散液を調製する。こ
れらをプラスチック、ガラス板、金属板、紙、布等の基
材上に塗布し、乾燥して感熱記録層を形成する。
るには一般に、樹脂母材及び有機低分子物質の二成分を
溶解した溶液を調製するか、または有機低分子物質のう
ち少なくとも1種を溶解しない溶剤を用いて樹脂母材の
溶液を調製し、これに有機低分子物質を微粒子状に分散
し、さらに高沸点溶剤を溶解した分散液を調製する。こ
れらをプラスチック、ガラス板、金属板、紙、布等の基
材上に塗布し、乾燥して感熱記録層を形成する。
【0024】感熱記録層の膜厚は用途によっても異なる
が一般に1〜50μm、好ましくは1〜30μmであ
る。感熱記録層の厚さがこれより厚くなるとサーマルヘ
ッドなどからの熱が伝わりにくくなり、また1μm未満
ではコントラスト(白濁度)が低下し好ましくない。な
お、サーマルヘッド以外の加熱方法を用いる場合はかか
る制限はない。
が一般に1〜50μm、好ましくは1〜30μmであ
る。感熱記録層の厚さがこれより厚くなるとサーマルヘ
ッドなどからの熱が伝わりにくくなり、また1μm未満
ではコントラスト(白濁度)が低下し好ましくない。な
お、サーマルヘッド以外の加熱方法を用いる場合はかか
る制限はない。
【0025】一方、感熱記録層の上に紫外線吸収剤を配
合した紫外線吸収層を設ける場合、その母材は透明性に
優れ、紫外線吸収剤との相溶性のよいものが用いられ
る。このような材料としては、例えば、酢酸ビニル樹
脂、ホルマール樹脂、ブチラール樹脂、ポリビニルアル
コール、可溶性ポリアミド樹脂、ポリアクリルアミド、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸等が挙げられる。こ
れら紫外線吸収層の母材は単独で、あるいは2種以上を
混合して用いてもよい。
合した紫外線吸収層を設ける場合、その母材は透明性に
優れ、紫外線吸収剤との相溶性のよいものが用いられ
る。このような材料としては、例えば、酢酸ビニル樹
脂、ホルマール樹脂、ブチラール樹脂、ポリビニルアル
コール、可溶性ポリアミド樹脂、ポリアクリルアミド、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸等が挙げられる。こ
れら紫外線吸収層の母材は単独で、あるいは2種以上を
混合して用いてもよい。
【0026】紫外線吸収剤の配合量は、紫外線吸収層の
紫外線阻止率が70%以上、好ましくは80%以上とな
るよう調整される。紫外線阻止率が70%より低いと充
分な保存安定性が得られない。紫外線安定剤は感熱記録
層に配合する場合と同様、単独で用いてもよく、2種類
以上を併用してもよい。更に、前記光安定剤を併用して
もよい。また、必要に応じ滑剤、静電防止剤、可塑剤、
分散剤、界面活性剤のほか、無機あるいは有機の充填剤
などの添加物を配合してもよい。
紫外線阻止率が70%以上、好ましくは80%以上とな
るよう調整される。紫外線阻止率が70%より低いと充
分な保存安定性が得られない。紫外線安定剤は感熱記録
層に配合する場合と同様、単独で用いてもよく、2種類
以上を併用してもよい。更に、前記光安定剤を併用して
もよい。また、必要に応じ滑剤、静電防止剤、可塑剤、
分散剤、界面活性剤のほか、無機あるいは有機の充填剤
などの添加物を配合してもよい。
【0027】紫外線吸収層の膜厚は、5μm以下とする
のが好ましく、3μm以下とするのがより好ましい。厚
みが5μmを越えると感熱記録層への熱伝導性が低下
し、記録−消去に好ましくない。このような紫外線吸収
層は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等のアルコール系溶剤の溶液を調製し、公知
の方法により形成される。アルコール系溶剤を用いるた
め、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等を母材とする感
熱層を侵すことはない。この溶液濃度は1〜50重量%
であるのが好ましい。
のが好ましく、3μm以下とするのがより好ましい。厚
みが5μmを越えると感熱記録層への熱伝導性が低下
し、記録−消去に好ましくない。このような紫外線吸収
層は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等のアルコール系溶剤の溶液を調製し、公知
の方法により形成される。アルコール系溶剤を用いるた
め、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等を母材とする感
熱層を侵すことはない。この溶液濃度は1〜50重量%
であるのが好ましい。
【0028】また、記録層の記録内容を確認しやすくす
るため(視認性の向上)に、可逆性感熱記録層の下に着色
層、あるいはAl、Ag、Snなどの金属反射層を設け
てもよい。さらに、記録、消去時におけるサーマルヘッ
ドなど加熱装置の熱、圧力による可逆性感熱記録層の劣
化、消去時の打痕、記録時のスティッキングを防止し、
リサイクル性を向上させるため、感熱層または紫外線吸
収層の上にオーバーコート層を設けてもよい。このよう
なオーバーコート層としては、シリコーン系、アクリル
系、フッ素系、エポキシ系、ウレタン系などの有機物
質、あるいはSiO2、SiO、MgO、ZnO、TiO2、
Al2O3、AlN、Ta2O5などの無機物質を用いてもよ
い。また、オーバーコート層として熱硬化性、電子線硬
化性、紫外線硬化性樹脂を用いてもよい。
るため(視認性の向上)に、可逆性感熱記録層の下に着色
層、あるいはAl、Ag、Snなどの金属反射層を設け
てもよい。さらに、記録、消去時におけるサーマルヘッ
ドなど加熱装置の熱、圧力による可逆性感熱記録層の劣
化、消去時の打痕、記録時のスティッキングを防止し、
リサイクル性を向上させるため、感熱層または紫外線吸
収層の上にオーバーコート層を設けてもよい。このよう
なオーバーコート層としては、シリコーン系、アクリル
系、フッ素系、エポキシ系、ウレタン系などの有機物
質、あるいはSiO2、SiO、MgO、ZnO、TiO2、
Al2O3、AlN、Ta2O5などの無機物質を用いてもよ
い。また、オーバーコート層として熱硬化性、電子線硬
化性、紫外線硬化性樹脂を用いてもよい。
【0029】このようなオーバーコート層は、従来公知
の塗工または真空蒸着法などにより形成することがで
き、有機物質の場合、厚みは0.1〜5.0μm、好まし
くは0.5〜3μmである。厚みがこれより少ないとオ
ーバーコートの効果が少なく、一方、これより多いとコ
ントラストの低下を招き共に好ましくない。なお、オー
バーコート層に有機物質を用いる場合、有機物質あるい
は溶剤の選び方によっては感熱記録層の樹脂母材または
有機低分子を溶解し、リサイクル性が低下あるいは消滅
することがある。このような場合には、感熱記録層とオ
ーバーコート層の間にアンカーコート層を設けるのが好
ましい。また、有機物質をオーバーコート層とする場
合、スティッキング防止のため、有機ビーズ、無機物等
の微粉末を添加してもよい。オーバーコート層に無機物
質を用いる場合、オーバーコート層が厚すぎると(1.
0μm以上)クラックを生じる恐れがある。
の塗工または真空蒸着法などにより形成することがで
き、有機物質の場合、厚みは0.1〜5.0μm、好まし
くは0.5〜3μmである。厚みがこれより少ないとオ
ーバーコートの効果が少なく、一方、これより多いとコ
ントラストの低下を招き共に好ましくない。なお、オー
バーコート層に有機物質を用いる場合、有機物質あるい
は溶剤の選び方によっては感熱記録層の樹脂母材または
有機低分子を溶解し、リサイクル性が低下あるいは消滅
することがある。このような場合には、感熱記録層とオ
ーバーコート層の間にアンカーコート層を設けるのが好
ましい。また、有機物質をオーバーコート層とする場
合、スティッキング防止のため、有機ビーズ、無機物等
の微粉末を添加してもよい。オーバーコート層に無機物
質を用いる場合、オーバーコート層が厚すぎると(1.
0μm以上)クラックを生じる恐れがある。
【0030】本発明の可逆性記録材料は、特に磁気カー
ドに好適に応用される。この場合可逆性感熱記録層はカ
ードの磁気層の上、もしくはその反対面いずれに設けて
もよい。また、カードの全面に設けてもよく、一部分に
設けてもよい。このような磁気カードに本発明の材料を
設けるに当たって、必要ならば基材との密着性を向上さ
せるために下引き層を介してもよい。さらに視認性を向
上させるために可逆性感熱記録層の下に着色層やAl、
Ag、Snなどの金属反射層を設けてもよい。
ドに好適に応用される。この場合可逆性感熱記録層はカ
ードの磁気層の上、もしくはその反対面いずれに設けて
もよい。また、カードの全面に設けてもよく、一部分に
設けてもよい。このような磁気カードに本発明の材料を
設けるに当たって、必要ならば基材との密着性を向上さ
せるために下引き層を介してもよい。さらに視認性を向
上させるために可逆性感熱記録層の下に着色層やAl、
Ag、Snなどの金属反射層を設けてもよい。
【0031】このような可逆性感熱記録層を有する磁気
カードは、ハイウエーカード、百貨店、スーパー等で用
いられる各種プリペイドカード、JRオレンジカード、
ストアードフェアカードなど幅広く利用できる。
カードは、ハイウエーカード、百貨店、スーパー等で用
いられる各種プリペイドカード、JRオレンジカード、
ストアードフェアカードなど幅広く利用できる。
【0032】
【実施例】つぎに本発明の感熱記録材料を実施例を挙げ
てさらに具体的に説明する。なお以下に部とあるのは重
量部を意味する。
てさらに具体的に説明する。なお以下に部とあるのは重
量部を意味する。
【0033】[実施例1] 組 成 配合量 ベヘン酸(C21H43COOH) 7部 (2,2´−ジカルボキシ)ジエチルスルフィド 3部 (チオジプロピオン酸) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 25部 (UCC社製、VYHH) 1,3−ペンタジエン重合体 2部 ベンゾフェノン系紫外線吸収剤 0.25部 (2,2´−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン) テトラヒドロフラン 120部 上記配合の溶液をワイヤーバーを用いてポリエチレンテ
レフタレートフィルム(厚さ100μm)上に乾燥膜厚
15μmとなるように塗布し、感熱記録層を得た。更
に、オーバーコート層としてアクリル系UV硬化性樹脂
(旭電化製、BR−370)50部およびメタノール5
0部からなる塗布溶液を乾燥厚み2μmとなるように塗
布し、UV照射(500mJ)して硬化を行った。
レフタレートフィルム(厚さ100μm)上に乾燥膜厚
15μmとなるように塗布し、感熱記録層を得た。更
に、オーバーコート層としてアクリル系UV硬化性樹脂
(旭電化製、BR−370)50部およびメタノール5
0部からなる塗布溶液を乾燥厚み2μmとなるように塗
布し、UV照射(500mJ)して硬化を行った。
【0034】[実施例2]実施例1において感熱記録層
用の配合液にさらにヒンダードアミン系光安定剤(ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケ
ート)0.25部を加えた以外は実施例1と同様にして
可逆性感熱記録材料を作製した。前記と同様にして評価
した結果を表1に示す。
用の配合液にさらにヒンダードアミン系光安定剤(ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケ
ート)0.25部を加えた以外は実施例1と同様にして
可逆性感熱記録材料を作製した。前記と同様にして評価
した結果を表1に示す。
【0035】[実施例3]ベンゾフェノン系紫外線吸収
剤の配合量を2部とした以外は実施例1と同様にして可
逆性感熱記録材料を作製した。前記と同様にして評価し
た結果を表1に示す。
剤の配合量を2部とした以外は実施例1と同様にして可
逆性感熱記録材料を作製した。前記と同様にして評価し
た結果を表1に示す。
【0036】[実施例4]ベンゾフェノン系紫外線吸収
剤の代わりにベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(2−
(2´−ヒドロキシ−5´−t−オクチルフェニル)−ベ
ンゾトリアゾール)0.25部を用いた以外は実施例1
と同様にして可逆性感熱記録材料を作製した。前記と同
様にして評価した結果を表1に示す。
剤の代わりにベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(2−
(2´−ヒドロキシ−5´−t−オクチルフェニル)−ベ
ンゾトリアゾール)0.25部を用いた以外は実施例1
と同様にして可逆性感熱記録材料を作製した。前記と同
様にして評価した結果を表1に示す。
【0037】[実施例5]実施例1においてポリエチレ
ンテレフタレートの代わりに、磁気面の背面に真空蒸着
法により500Å(オングストローム)のAl膜を設け
た磁気シートを用いた以外は実施例1と同様にして可逆
性感熱記録材料を得た。前記と同様にして評価した結果
を表1に示す。
ンテレフタレートの代わりに、磁気面の背面に真空蒸着
法により500Å(オングストローム)のAl膜を設け
た磁気シートを用いた以外は実施例1と同様にして可逆
性感熱記録材料を得た。前記と同様にして評価した結果
を表1に示す。
【0038】[実施例6] 組 成 配合量 ベヘン酸(C21H43COOH) 7部 (2,2´−ジカルボキシ)ジエチルスルフィド 3部 [チオジプロピオン酸] 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 25部 (UCC社製、VYHH) 1,3−ペンタジエン重合体 2部 テトラヒドロフラン 120部 上記配合の溶液を実施例1と同様に塗工し感熱記録層を
得た。この感熱記録層上に紫外線吸収層としてベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤(2,2−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン)0.5部、酢酸ビニル樹脂25
部、メタノール75部からなる塗布溶液を乾燥厚み1μ
mとなるように塗布した(紫外線阻止率93.7%)。
更に、この紫外線吸収層の上に実施例1と同様にしてオ
ーバーコート層を設けた。前記と同様にして評価した結
果を表1に示す。
得た。この感熱記録層上に紫外線吸収層としてベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤(2,2−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン)0.5部、酢酸ビニル樹脂25
部、メタノール75部からなる塗布溶液を乾燥厚み1μ
mとなるように塗布した(紫外線阻止率93.7%)。
更に、この紫外線吸収層の上に実施例1と同様にしてオ
ーバーコート層を設けた。前記と同様にして評価した結
果を表1に示す。
【0039】[比較例1]紫外線吸収剤を用いない以外
は実施例1と同様にして可逆性感熱記録材料を作製し
た。前記と同様にして評価した結果を表1に示す。
は実施例1と同様にして可逆性感熱記録材料を作製し
た。前記と同様にして評価した結果を表1に示す。
【0040】実施例1〜6および比較例1にて得られた
可逆性感熱記録材料を保存試験(5000LUX−10
0時間照射)に付し、その前後の試料をつぎの方法によ
り評価した。結果を表1に示す。
可逆性感熱記録材料を保存試験(5000LUX−10
0時間照射)に付し、その前後の試料をつぎの方法によ
り評価した。結果を表1に示す。
【0041】光学濃度:白濁画像部、画像消去透明部を
標準黒板上に置き、マクベスRD−920濃度計(マク
ベス社製)にて測定した。
標準黒板上に置き、マクベスRD−920濃度計(マク
ベス社製)にて測定した。
【0042】透明温度領域:各記録材料を50℃から1
℃ずつ段階的に加熱した後、室温まで冷却し、上記の光
学濃度を測定した。この際、光学濃度が1.20以上を
示す温度を透明温度領域とした。
℃ずつ段階的に加熱した後、室温まで冷却し、上記の光
学濃度を測定した。この際、光学濃度が1.20以上を
示す温度を透明温度領域とした。
【0043】 表1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 透明温度領域(℃) ───────────────────── 初 期 試 験 後 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 実施例1 67.5■85.3(17.8) 70.2■90.1(19.9) 〃 2 67.3■89.5(22.2) 68.0■90.0(20.0) 〃 3 67.0■90.1(23.1) 67.2■90.3(23.1) 〃 4 67.7■88.0(20.3) 67.2■90.4(23.2) 〃 5 70.0■86.7(16.7) 70.1■86.0(15.9) 〃 6 68.0■86.5(18.5) 69.6■87.5(17.9) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 比較例1 67.5■88.2(20.7) 69.3■78.9(6.9) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注)カッコ中は温度幅を示す。
【0044】
【発明の効果】本発明の可逆性感熱記録材料は劣悪な保
存条件下においても初期の透明温度領幅を保持してお
り、サーマルヘッドによる消去性も良好であり、保存安
定性に優れている。
存条件下においても初期の透明温度領幅を保持してお
り、サーマルヘッドによる消去性も良好であり、保存安
定性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 13/00 2116−5L 8623−5L G06K 19/00 C
Claims (4)
- 【請求項1】 基材上に樹脂母材および有機低分子物質
を含む感熱記録層を設けた可逆性感熱記録材料であっ
て、該感熱記録層中に紫外線吸収剤を配合したことを特
徴とする可逆性感熱記録材料。 - 【請求項2】 基材上に樹脂母材および有機低分子物質
を含む感熱記録層を設けた可逆性感熱記録材料であっ
て、該感熱記録層の上に紫外線吸収層を設けたことを特
徴とする可逆性感熱記録材料。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の可逆性感熱記
録材料を磁気カード部材に設けた磁気カード。 - 【請求項4】 感熱記録材料を磁気記録層側または磁気
記録層の反対側の一部または全面に設けた請求項3記載
の磁気カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3348686A JPH05155131A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 可逆性感熱記録材料および磁気カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3348686A JPH05155131A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 可逆性感熱記録材料および磁気カード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155131A true JPH05155131A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18398679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3348686A Pending JPH05155131A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 可逆性感熱記録材料および磁気カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05155131A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000211260A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 退色防止印刷物 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP3348686A patent/JPH05155131A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000211260A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 退色防止印刷物 |
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