JPH05155383A - 2機1軸船のエンジン回転数、クラツチ制御装置 - Google Patents

2機1軸船のエンジン回転数、クラツチ制御装置

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JPH05155383A
JPH05155383A JP31803191A JP31803191A JPH05155383A JP H05155383 A JPH05155383 A JP H05155383A JP 31803191 A JP31803191 A JP 31803191A JP 31803191 A JP31803191 A JP 31803191A JP H05155383 A JPH05155383 A JP H05155383A
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Mikio Tanaka
幹夫 田中
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転者の誤操作防止、エンジンの過負荷、過
回転防止を達成した上に、スムーズな航行を行う。 【構成】 2機1軸運転中で負荷を1機のエンジンでま
かなえない状態で1つのクラツチを「脱」にすると、残
りのエンジンが急激に過負荷になり、また「脱」にした
側のエンジンが急激に無負荷になり過回転になるので、
これを防止するため、まず、2機のエンジンの回転数を
共に1機のエンジンでまかなえる負荷に相当する回転数
まで低下させる。この時、エンジン2機で1機分の負荷
が2分して分担される。次にガバナのドループ特性を利
用して、1機のエンジンに負荷の全てを移動させるた
め、1機のエンジンのガバナに対して回転ドループ分の
低い回転数指令を出す。これにより1機のエンジンは全
負荷状態、残りの1機のエンジンは無負荷状態になる。
次にこのエンジンのクラツチを「脱」にする。その後、
回転数をアイドル回転数に低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2機1軸運転と1機1
軸運転とに切り換える2機1軸船のエンジン回転数、ク
ラツチ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の2機1軸船の操作の流れを図6に
示す。従来は、2機1軸運転状態から1機1軸運転に切
り換えるために、1台のクラツチを「脱」にするとき
は、2機のエンジン回転数を一旦アイドリングに下げ、
クラツチを「脱」にして、再び1機1軸で回転数を上げ
て、運転を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、クラツチ「嵌」
「脱」操作は、エンジン回転数及び2機で全力運転中
に、1台のクラツチを「脱」にすると、残りのエンジン
には、急激にエンジン2機分の負荷が加わって、過負荷
になる一方、切り離されたエンジンは、全負荷からクラ
ツチ「脱」により急激に無負荷になって、過回転を引き
起こす恐れがあった。そこで通常は、運転者の誤操作防
止のため、クラツチ「嵌」「脱」操作には、エンジン回
転数がアイドリング時のみに可能になるインタロツクを
設けているが、航行中に2機運転から1機運転に切り換
えたい場合、プロペラの回転を一旦アイドリングに下げ
なくてはならず、船速の低下を招いて、スムーズな航行
を妨げるという問題があった。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、運転者の誤操作防止、エ
ンジンの過負荷、過回転防止を達成できる上に、スムー
ズな航行を行うことができる2機1軸船のエンジン回転
数、クラツチ制御装置を提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、2機1軸運転と1機1軸運転とに切り
換える2機1軸船において、2機のエンジン回転数検出
器により検出されるエンジン回転数信号を予め設定され
た回転数と比較して2機のエンジンがともに運転されて
いるか否かを判定する運転状態判定部と、2機のクラツ
チ位置検出器により検出されるクラツチ嵌・脱位置信号
により2機のクラツチがともに「嵌」状態にあるか否か
を判定するクラツチ状態判定部と、上記運転状態判定部
及び上記クラツチ状態判定部により2機のエンジンが運
転状態であることが判定されたときに2機のエンジン回
転数信号を予めプロペラ吸収馬力特性を基に設定された
エンジン1機運転可能回転数と比較して1機運転範囲内
にあるか否かを判定する運転範囲判定部とを具えてい
る。
【0006】また本発明は、前記2機1軸船において、
2機のエンジン回転数検出器により検出されるエンジン
回転数信号を予め設定された回転数と比較して2機のエ
ンジンがともに運転されているか否かを判定する運転状
態判定部と、2機のクラツチ位置検出器により検出され
るクラツチ嵌・脱位置信号により2機のクラツチがとも
に「嵌」状態にあるか否かを判定するクラツチ状態判定
部と、上記運転状態判定部及び上記クラツチ状態判定部
により2機のエンジンが運転状態であることが判定され
たときに2機のエンジン回転数信号を予めプロペラ吸収
馬力特性を基に設定されたエンジン1機運転可能回転数
と比較して1機運転範囲内にあるか否かを判定する運転
範囲判定部と、上記判定結果によりエンジン回転数をエ
ンジン1機運転可能範囲に入るように予め設定された回
転数になるまで2機のエンジンガバナに対して回転数指
示信号を出力する回転数指示信号変換部と、「脱」にし
ようとしている1台のクラツチに接続しているエンジン
のガバナに対してさらに回転数を予め設定された割合だ
け低減した回転数指示信号値を演算してその結果をガバ
ナに出力する低減回転数演算部と、「脱」にしようとし
ている1台のクラツチ油圧切換弁に対してクラツチ脱指
令信号を出力するクラツチ作動信号変換部と、上記クラ
ツチ脱指令信号を出力したクラツチのクラツチ位置検出
機によりクラツチ「脱」位置を判定する判定部と、
「脱」になったクラツチに接続しているエンジンに対し
て予め設定されたアイドル回転数をエンジンガバナに対
して出力する回転数指示信号変換部とを具えている。
【0007】
【作用】本発明の2機1軸船のエンジン回転数、クラツ
チ制御装置は前記のように構成されており、次の作用が
行われる。即ち、 (1)2機1軸運転中であることを確認してから、2機
のエンジンに掛かっているプロペラの負荷をプロペラ吸
収馬力特性を基に1機のエンジンを止めて、残りの1機
のエンジンでまかなえる出力であるか否かを回転数によ
り判断する。もし負荷を1機のエンジンでまかなえない
状態で1つのクラツチを「脱」にすると、残りのエンジ
ンが急激に過負荷になり、また「脱」にした側のエンジ
ンは、急激に無負荷になり、過回転になるので、これを
防止するため、次のことを行う。 (2)2機のエンジンの回転数をともに1機のエンジン
でまかなえる負荷に相当する回転数まで低下させる。こ
の時点で、エンジン2機で1機分の負荷を2分して、分
担することになる。 (3)次にガバナのドループ特性を利用して、2機のエ
ンジンでエンジン1機分の負荷を分担している状態か
ら、1機のエンジンに負荷の全てを移動させるため、1
機のエンジンのガバナに対して回転ドループ分の低い回
転数指令を出す。 (4)これにより、1機のエンジンは全負荷状態、残り
の1機のエンジンは無負荷状態になる。次にこのエンジ
ンのクラツチを「脱」にする。 (5)クラツチ「脱」後、回転数をアイドル回転数に低
下させる。
【0008】以上により、エンジンに過負荷、過回転を
生じさせずに、2機1軸運転から1機1軸運転にスムー
ズに切り換えることが可能になる。
【0009】
【実施例】次に本発明の2機1軸船のエンジン回転数、
クラツチ制御装置を図1〜図5に示す一実施例により説
明する。図1は、全体の構成を示し、図2は、2機1軸
船の軸系システムを示し、図3は、フローチヤートを示
し、図4は、制御ブロツク図を示し、図5は、プロペラ
吸収馬力特性を示している。
【0010】図1及び図4の1がNO.1クラツチ嵌・
脱位置検出器、2がNO.2クラツチ嵌・脱位置検出
器、3がNO.1エンジン回転数検出器、4がNO.2
エンジン回転数検出器、5がクラツチ状態判定部、6が
エンジン運転状態判定部、7がアイドル回転数記憶部で
ある。8が2機1軸運転判定部、9が1機運転可能回転
数比較部、10が1機運転可能条件記憶部、11がクラ
ツチ作動信号変換部、12がアイドル回転数指示信号変
換部、13が1機運転回転数指示信号変換部、14が低
減回転数演算部、15が回転数低減率記憶部である。
【0011】16がNO.1クラツチ切換弁、17がN
O.2クラツチ切換弁、18がNO.1エンジンガバ
ナ、19がNO.2エンジンガバナである。次に前記図
1〜図5に示す2機1軸船のエンジン回転数、クラツチ
制御装置の作用を具体的に説明する。 (1)NO.1エンジン回転数検出器3及びNO.2エ
ンジン回転数検出器からの回転数信号N1 、N2 をエン
ジン運転状態判定部6へ出力して、ここでアイドル回転
数記憶部7に設定されている値〔Nアイドル〕と比較し
て,運転状態を判定する。 (2)NO.1クラツチ嵌・脱位置検出器1及びNO.
2クラツチ嵌・脱位置検出器2の信号C1 、C2 をクラ
ツチ状態判定部5へ入力して、ここでクラツチ状態を判
定する。 (3)上記エンジン運転状態判定部6及びクラツチ状態
判定部5の判定結果を2機1軸運転判定部8へ出力し
て、ここで2機1軸運転状態であるか否かを判定する。 (4)上記2機1軸運転判定部8の判定結果を1機運転
可能範囲回転数比較部9へ出力し、ここでプロペラ吸収
馬力特性から予め1機運転可能条件記憶部10に設定さ
れている回転数〔N1台〕と比較し、2機運転中の回転
が1機運転でまかなえるか否かを判定する。 (5)上記の判定結果を1機運転回転数指示信号変換部
13へ入力し、ここからNO.1エンジンガバナ18及
びNO.2エンジンガバナ19へ1機運転回転数〔N1
台〕を出力する。これにより、2機1軸運転状態のま
ま、回転数が1機運転可能回転に下がっているので、1
機のエンジンとしては1機運転出力の50%A分担して
いることになる。 (6)次に止めようとしているエンジンの分担している
負荷の全てを他の1機のエンジンに移動させるため、エ
ンジンガバナのドループ特性を利用して、負荷を0にし
ようとしているエンジンのガバナに対して低減回転数演
算部14と回転数低減率記憶部15とで求めた回転数
N’を指示する。 (7)負荷の移動により、無負荷になったエンジンのク
ラツチに対してクラツチ作動信号変換部11からクラツ
チ切換弁に対してクラツチ脱の指示を出力して、クラツ
チを「脱」にする。 (8)クラツチ脱後、アイドル回転数指示信号変換部1
2からエンジンガバナ18に対してアイドル回転数〔N
アイドル〕を出力する。
【0012】以上の流れにより、2機1軸運転状態から
1機1軸運転への切り換えが行われ、1機のエンジン
は、プロペラ吸収馬力特性上の1機出力最大回転数で運
転され、もう1機のエンジンは、クラツチ「脱」でアイ
ドリング運転状態になる。
【0013】
【発明の効果】本発明の2機1軸船のエンジン回転数、
クラツチ制御装置は前記のように2機1軸運転から1
機、1軸運転への切り換えが自動的に行われるので、運
転者の誤操作防止、エンジンの過負荷、過回転防止を達
成できる上に、スムーズな航行を行うことができる。
【0014】また上記のように2機1軸運転から1機、
1軸運転への切り換えが自動的に行われるので、運転者
の操作が容易になる。また切換時に2機のエンジンをア
イドル運転まで下げる必要がなくなったので、航行中に
2機から1機へ運転をスムーズに切り換えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる2機1軸船のエンジン回転数、
クラツチ制御装置の一実施例を示す系統図である。
【図2】2機1軸船の軸系システムを示す説明図であ
る。
【図3】上記エンジン回転数、クラツチ制御装置のフロ
ーチヤートである。
【図4】上記エンジン回転数、クラツチ制御装置の制御
ブロツク図である。
【図5】プロペラ吸収馬力特性を示す説明図である。
【図6】従来の2機1軸船の操作の流れを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 NO.1クラツチ嵌・脱位置検出器 2 NO.2クラツチ嵌・脱位置検出器 3 NO.1エンジン回転数検出器 4 NO.2エンジン回転数検出器 5 クラツチ状態判定部 6 エンジン運転状態判定部 7 アイドル回転数記憶部 8 2機1軸運転判定部 9 1機運転可能回転数比較部 10 1機運転可能条件記憶部 11 クラツチ作動信号変換部 12 アイドル回転数指示信号変換部 13 1機運転回転数指示信号変換部 14 低減回転数演算部 15 回転数低減率記憶部 16 NO.1クラツチ切換弁 17 NO.2クラツチ切換弁 18 NO.1エンジンガバナ 19 NO.2エンジンガバナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2機1軸運転と1機1軸運転とに切り換
    える2機1軸船において、2機のエンジン回転数検出器
    により検出されるエンジン回転数信号を予め設定された
    回転数と比較して2機のエンジンがともに運転されてい
    るか否かを判定する運転状態判定部と、2機のクラツチ
    位置検出器により検出されるクラツチ嵌・脱位置信号に
    より2機のクラツチがともに「嵌」状態にあるか否かを
    判定するクラツチ状態判定部と、上記運転状態判定部及
    び上記クラツチ状態判定部により2機のエンジンが運転
    状態であることが判定されたときに2機のエンジン回転
    数信号を予めプロペラ吸収馬力特性を基に設定されたエ
    ンジン1機運転可能回転数と比較して1機運転範囲内に
    あるか否かを判定する運転範囲判定部とを具えているこ
    とを特徴とした2機1軸船のエンジン回転数、クラツチ
    制御装置。
  2. 【請求項2】2機1軸運転と1機1軸運転とに切り換え
    る2機1軸船において、2機のエンジン回転数検出器に
    より検出されるエンジン回転数信号を予め設定された回
    転数と比較して2機のエンジンがともに運転されている
    か否かを判定する運転状態判定部と、2機のクラツチ位
    置検出器により検出されるクラツチ嵌・脱位置信号によ
    り2機のクラツチがともに「嵌」状態にあるか否かを判
    定するクラツチ状態判定部と、上記運転状態判定部及び
    上記クラツチ状態判定部により2機のエンジンが運転状
    態であることが判定されたときに2機のエンジン回転数
    信号を予めプロペラ吸収馬力特性を基に設定されたエン
    ジン1機運転可能回転数と比較して1機運転範囲内にあ
    るか否かを判定する運転範囲判定部と、上記判定結果に
    よりエンジン回転数をエンジン1機運転可能範囲に入る
    ように予め設定された回転数になるまで2機のエンジン
    ガバナに対して回転数指示信号を出力する回転数指示信
    号変換部と、「脱」にしようとしている1台のクラツチ
    に接続しているエンジンのガバナに対してさらに回転数
    を予め設定された割合だけ低減した回転数指示信号値を
    演算してその結果をガバナに出力する低減回転数演算部
    と、「脱」にしようとしている1台のクラツチ油圧切換
    弁に対してクラツチ脱指令信号を出力するクラツチ作動
    信号変換部と、上記クラツチ脱指令信号を出力したクラ
    ツチのクラツチ位置検出機によりクラツチ「脱」位置を
    判定する判定部と、「脱」になったクラツチに接続して
    いるエンジンに対して予め設定されたアイドル回転数を
    エンジンガバナに対して出力する回転数指示信号変換部
    とを具えていることを特徴とした2機1軸船のエンジン
    回転数、クラツチ制御装置。
JP03318031A 1991-12-02 1991-12-02 2機1軸船のエンジン回転数、クラツチ制御装置 Expired - Fee Related JP3124084B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130952A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd エンジン出力制御方法とエンジン装置
CN110608103A (zh) * 2019-09-26 2019-12-24 潍柴重机股份有限公司 一种匹配双机单桨的发动机控制系统及控制方法

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JP2006130952A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd エンジン出力制御方法とエンジン装置
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