JPH05155678A - 有機質汚泥のコンポスト化方法 - Google Patents
有機質汚泥のコンポスト化方法Info
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- JPH05155678A JPH05155678A JP34998591A JP34998591A JPH05155678A JP H05155678 A JPH05155678 A JP H05155678A JP 34998591 A JP34998591 A JP 34998591A JP 34998591 A JP34998591 A JP 34998591A JP H05155678 A JPH05155678 A JP H05155678A
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- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
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- Treatment Of Sludge (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 下水汚泥等の有機質汚泥を脱水したものを脱
臭剤として用いた後、発酵させて堆肥(コンポスト)化
する。 【構成】 脱水有機質汚泥を80℃以下の温度で乾燥
し、この乾燥汚泥を発酵槽から排出される悪臭ガスと接
触させて脱臭し、臭気成分を吸着分解した乾燥汚泥を発
酵槽へ投入して発酵させる。また、脱水有機質汚泥を粒
塊状体に予め成型するのが望ましい。この場合は、コン
ポスト製品も粒塊状となり、取扱いがきわめて容易とな
る。
臭剤として用いた後、発酵させて堆肥(コンポスト)化
する。 【構成】 脱水有機質汚泥を80℃以下の温度で乾燥
し、この乾燥汚泥を発酵槽から排出される悪臭ガスと接
触させて脱臭し、臭気成分を吸着分解した乾燥汚泥を発
酵槽へ投入して発酵させる。また、脱水有機質汚泥を粒
塊状体に予め成型するのが望ましい。この場合は、コン
ポスト製品も粒塊状となり、取扱いがきわめて容易とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機質汚泥のコンポス
ト(compost)化方法、詳しくは、下水汚泥等の
有機質汚泥を脱水したものを脱臭剤として用いた後、発
酵させて堆肥(コンポスト)化する方法に関するもので
ある。
ト(compost)化方法、詳しくは、下水汚泥等の
有機質汚泥を脱水したものを脱臭剤として用いた後、発
酵させて堆肥(コンポスト)化する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、悪臭成分の処理方法として、物理
化学的吸着法による方法が主に用いられていた。また、
特開昭54−138183号公報には、活性汚泥等の有
機質汚泥を天日乾燥、低温乾燥等により40〜60%の
水分に調整した後、コンポスト化反応が進んでいる汚泥
を、種として混合して順次発酵させる有機性物質の発酵
肥料化方法が記載されている。また、特開昭54−14
6769号公報には、発酵槽からのコンポスト排ガスを
加熱空気発生装置の熱源とし、加熱空気を有機汚泥の乾
燥に使用するようにしたコンポスト化装置が記載されて
いる。また、特開昭63−65934号公報には、水処
理設備及び汚泥処理設備からの排気を脱臭するために、
コンポスト製品を脱臭剤として悪臭成分を脱臭する方法
が記載されている。
化学的吸着法による方法が主に用いられていた。また、
特開昭54−138183号公報には、活性汚泥等の有
機質汚泥を天日乾燥、低温乾燥等により40〜60%の
水分に調整した後、コンポスト化反応が進んでいる汚泥
を、種として混合して順次発酵させる有機性物質の発酵
肥料化方法が記載されている。また、特開昭54−14
6769号公報には、発酵槽からのコンポスト排ガスを
加熱空気発生装置の熱源とし、加熱空気を有機汚泥の乾
燥に使用するようにしたコンポスト化装置が記載されて
いる。また、特開昭63−65934号公報には、水処
理設備及び汚泥処理設備からの排気を脱臭するために、
コンポスト製品を脱臭剤として悪臭成分を脱臭する方法
が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の物理化学的吸着
法においては、吸着剤の再生や吸着剤の交換が必要とな
り、処理費が高価なものとなっていた。また、上記の公
報に示されるように、コンポスト製品を吸着剤とする方
法も多く利用されているが、コンポスト製品に残存して
いる微生物は高温菌(60〜70℃の高温菌)に偏って
おり、多成分の悪臭物質にすべて対応することはでき
ず、脱臭効率は高いものではなかった。従来は、もみ殻
等の添加剤を加えることで通気性を持たせていたが、最
近は上記の公報にも示されているように、成型した脱水
汚泥又は乾燥汚泥を利用することで、通気性を高める方
向になってきている。しかし、その場合、水分管理が難
しくなるという問題点があった。また、乾燥汚泥を使用
した場合、内部の反応が遅く、全体としてコンポスト化
が遅れる傾向にあった。さらに、コンポストのユーザー
からは、従来の粉体状のコンポスト製品では、種まき機
等の機械が利用できないとの苦情が多かった。
法においては、吸着剤の再生や吸着剤の交換が必要とな
り、処理費が高価なものとなっていた。また、上記の公
報に示されるように、コンポスト製品を吸着剤とする方
法も多く利用されているが、コンポスト製品に残存して
いる微生物は高温菌(60〜70℃の高温菌)に偏って
おり、多成分の悪臭物質にすべて対応することはでき
ず、脱臭効率は高いものではなかった。従来は、もみ殻
等の添加剤を加えることで通気性を持たせていたが、最
近は上記の公報にも示されているように、成型した脱水
汚泥又は乾燥汚泥を利用することで、通気性を高める方
向になってきている。しかし、その場合、水分管理が難
しくなるという問題点があった。また、乾燥汚泥を使用
した場合、内部の反応が遅く、全体としてコンポスト化
が遅れる傾向にあった。さらに、コンポストのユーザー
からは、従来の粉体状のコンポスト製品では、種まき機
等の機械が利用できないとの苦情が多かった。
【0004】本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもの
で、コンポスト化装置から発生する多成分の悪臭ガスを
効率よく脱臭処理しつつ、コンポスト製品を得ることが
できる有機質汚泥のコンポスト化方法を提供することを
目的とする。また、本発明は、取扱いの容易な、粒塊状
化したコンポスト製品を得ることができる方法を提供す
ることを目的とするものである。
で、コンポスト化装置から発生する多成分の悪臭ガスを
効率よく脱臭処理しつつ、コンポスト製品を得ることが
できる有機質汚泥のコンポスト化方法を提供することを
目的とする。また、本発明は、取扱いの容易な、粒塊状
化したコンポスト製品を得ることができる方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明の有機質汚泥のコンポスト化方法
は、つぎの(a)〜(c)の過程、すなわち、(a)
脱水有機質汚泥を80℃以下の温度で予め乾燥する乾燥
過程、(b) 乾燥汚泥を発酵槽から排出される悪臭ガ
スと接触させ脱臭する脱臭過程、(c) 臭気成分を吸
着分解した乾燥汚泥を発酵槽へ投入し発酵させる発酵過
程、を包含することを特徴としている。また、上記の方
法において、脱水有機質汚泥を粒塊状体に予め成型する
成型過程を付加するのが望ましい。また、これらの方法
において、有機物分解能力の強い菌体を培養した排水を
発酵槽へ供給し、水分調整及び有用菌の補強を行う過程
を付加するのが望ましい。さらに、これらの方法におい
て、乾燥過程の熱源として、発酵槽からの発酵熱を利用
するのが望ましい。
成するために、本発明の有機質汚泥のコンポスト化方法
は、つぎの(a)〜(c)の過程、すなわち、(a)
脱水有機質汚泥を80℃以下の温度で予め乾燥する乾燥
過程、(b) 乾燥汚泥を発酵槽から排出される悪臭ガ
スと接触させ脱臭する脱臭過程、(c) 臭気成分を吸
着分解した乾燥汚泥を発酵槽へ投入し発酵させる発酵過
程、を包含することを特徴としている。また、上記の方
法において、脱水有機質汚泥を粒塊状体に予め成型する
成型過程を付加するのが望ましい。また、これらの方法
において、有機物分解能力の強い菌体を培養した排水を
発酵槽へ供給し、水分調整及び有用菌の補強を行う過程
を付加するのが望ましい。さらに、これらの方法におい
て、乾燥過程の熱源として、発酵槽からの発酵熱を利用
するのが望ましい。
【0006】脱水有機質汚泥を80℃以下の温度で予め
乾燥し、その乾燥体を、発酵槽から排出される悪臭ガス
と直接接触させて脱臭した後、発酵槽へ投入し、発酵さ
せて堆肥化する。乾燥過程の前に、成型過程を設ける場
合は、乾燥過程及び脱臭過程の効率が向上するととも
に、取扱いの容易な粒塊状化したコンポスト製品を得る
ことができる。また、別途有用菌を増殖させた排水を発
酵槽へ供給する場合は、水分調整及び有用菌の補強を行
うことができ、発酵過程の効率化を図ることができる。
さらに、有機質汚泥の乾燥のための熱源として、発酵槽
からの発酵熱を有効利用することができる。
乾燥し、その乾燥体を、発酵槽から排出される悪臭ガス
と直接接触させて脱臭した後、発酵槽へ投入し、発酵さ
せて堆肥化する。乾燥過程の前に、成型過程を設ける場
合は、乾燥過程及び脱臭過程の効率が向上するととも
に、取扱いの容易な粒塊状化したコンポスト製品を得る
ことができる。また、別途有用菌を増殖させた排水を発
酵槽へ供給する場合は、水分調整及び有用菌の補強を行
うことができ、発酵過程の効率化を図ることができる。
さらに、有機質汚泥の乾燥のための熱源として、発酵槽
からの発酵熱を有効利用することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器のその相対配置、数値などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は、本発明の有機質汚泥のコンポスト化方法を実施す
る装置の一例を示している。まず、下水汚泥等の有機質
汚泥をベルトプレス等の脱水装置(図示せず)により、
水分含量85%前後まで脱水し、これを原料の脱水汚泥
とする。この脱水汚泥をペレタイザー等の成型機10に
供給して、平均粒径1〜30mm程度の粒塊状の成型体に
予め成型する。このように成型することにより、通気性
が向上することになる。ついで、成型体を乾燥機12に
導入して、80℃以下の温度、望ましくは50℃〜常温
の温度で水分含量が20〜70%、望ましくは30〜6
0%になるまで乾燥させる。乾燥温度が80℃を超える
場合は、脱臭及びコンポスト化反応に関与する微生物の
菌数が極端に減少するという不都合がある。また、水分
含量が20%未満の場合は、コンポスト化反応が進行せ
ず、改めて水分調整する必要がでてくるという不都合が
あり、一方、70%を超える場合は、コンポスト化に必
要な酸素供給が困難となり、コンポスト化反応が進行し
難くなるという不都合がある。
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器のその相対配置、数値などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は、本発明の有機質汚泥のコンポスト化方法を実施す
る装置の一例を示している。まず、下水汚泥等の有機質
汚泥をベルトプレス等の脱水装置(図示せず)により、
水分含量85%前後まで脱水し、これを原料の脱水汚泥
とする。この脱水汚泥をペレタイザー等の成型機10に
供給して、平均粒径1〜30mm程度の粒塊状の成型体に
予め成型する。このように成型することにより、通気性
が向上することになる。ついで、成型体を乾燥機12に
導入して、80℃以下の温度、望ましくは50℃〜常温
の温度で水分含量が20〜70%、望ましくは30〜6
0%になるまで乾燥させる。乾燥温度が80℃を超える
場合は、脱臭及びコンポスト化反応に関与する微生物の
菌数が極端に減少するという不都合がある。また、水分
含量が20%未満の場合は、コンポスト化反応が進行せ
ず、改めて水分調整する必要がでてくるという不都合が
あり、一方、70%を超える場合は、コンポスト化に必
要な酸素供給が困難となり、コンポスト化反応が進行し
難くなるという不都合がある。
【0008】乾燥汚泥体は脱臭装置14へ導入されると
ともに、後述のコンポスト化装置20から発生する悪臭
成分を含む排ガスが導入されて、乾燥汚泥体とこの排ガ
スとが直接接触して、乾燥汚泥体の悪臭成分吸着分解能
力を利用して脱臭される。なお、コンポスト化装置20
から発生する排ガスは、温度が高い(例えば80℃前
後)ので、乾燥機12に導入し汚泥成型体の乾燥用とし
て使用された後、冷却された排ガスとして脱臭装置14
へ導入される。また、コンポスト化装置20から発生す
る排ガスは、水分が飽和しているので、脱臭装置14に
おいて、次段のコンポスト化反応に適する水分含量に調
整される。脱臭装置14から排出される成型汚泥は、1
次発酵槽16に投入されるとともに、空気が供給されて
有機物が分解され、ついで、2次発酵槽18へ導入され
て、残りの有機物がゆっくりと分解され、コンポスト製
品となる。このように、1次発酵槽16と2次発酵槽1
8とでコンポスト化装置20が構成される。
ともに、後述のコンポスト化装置20から発生する悪臭
成分を含む排ガスが導入されて、乾燥汚泥体とこの排ガ
スとが直接接触して、乾燥汚泥体の悪臭成分吸着分解能
力を利用して脱臭される。なお、コンポスト化装置20
から発生する排ガスは、温度が高い(例えば80℃前
後)ので、乾燥機12に導入し汚泥成型体の乾燥用とし
て使用された後、冷却された排ガスとして脱臭装置14
へ導入される。また、コンポスト化装置20から発生す
る排ガスは、水分が飽和しているので、脱臭装置14に
おいて、次段のコンポスト化反応に適する水分含量に調
整される。脱臭装置14から排出される成型汚泥は、1
次発酵槽16に投入されるとともに、空気が供給されて
有機物が分解され、ついで、2次発酵槽18へ導入され
て、残りの有機物がゆっくりと分解され、コンポスト製
品となる。このように、1次発酵槽16と2次発酵槽1
8とでコンポスト化装置20が構成される。
【0009】また、下水等の未処理排水を培養槽22に
導入するとともに、コンポスト化反応を促進する菌を添
加して有用菌を培養し、この培養液を1次発酵槽16に
供給する。このようにすることにより、成型汚泥の再度
の水分調整を行なってコンポスト化加速効果を与えるこ
とができる。上記の実施例は、乾燥機12の前段に成型
機10を設ける場合を示しているが、成型機を乾燥機の
後段に設け、さらにこの成型機と脱臭装置14との間に
破砕機を設けるように構成することも可能である。
導入するとともに、コンポスト化反応を促進する菌を添
加して有用菌を培養し、この培養液を1次発酵槽16に
供給する。このようにすることにより、成型汚泥の再度
の水分調整を行なってコンポスト化加速効果を与えるこ
とができる。上記の実施例は、乾燥機12の前段に成型
機10を設ける場合を示しているが、成型機を乾燥機の
後段に設け、さらにこの成型機と脱臭装置14との間に
破砕機を設けるように構成することも可能である。
【0010】つぎに、実験例について説明する。供試汚
泥として、本願出願人会社の神戸工場内生活排水の活性
汚泥処理場余剰汚泥を使用した。この余剰汚泥の水分含
量を90%程度に脱水した後、ペレット成型用のプラス
チック製型枠で成型し、37℃の恒温室にて24時間放
置して乾燥させた。乾燥体寸法は直径5mm、高さ2mmの
短円柱であり、乾燥体水分含量は32.5重量%であっ
た。この乾燥成型体1l を、内径100mm、高さ300
mmの円筒形アクリル製容器に充填し、つぎの条件でコン
ポスト化させた。 供試時水分含量:約60%に水分を追加調整 空気通気量:100ml/分 水分補給:飽和水蒸気を含む空気を通気、充填汚泥の表
面が乾いた時は、霧吹きにて水分補給 容器設置場所温度:37℃ 実験時間:40日 実験結果はつぎの如くであった。 (1) 実験期間内に1次発酵及び2次発酵が完了し
た。 (2) コンポスト製品は、汚泥臭が全くなく、堆肥臭
になっていた。 (3) コンポスト製品の形状は、投入時の形状をほぼ
保っていた。 (4) コンポスト製品の熱水可溶性有機物含量は、投
入時に比べかなり減少していた。
泥として、本願出願人会社の神戸工場内生活排水の活性
汚泥処理場余剰汚泥を使用した。この余剰汚泥の水分含
量を90%程度に脱水した後、ペレット成型用のプラス
チック製型枠で成型し、37℃の恒温室にて24時間放
置して乾燥させた。乾燥体寸法は直径5mm、高さ2mmの
短円柱であり、乾燥体水分含量は32.5重量%であっ
た。この乾燥成型体1l を、内径100mm、高さ300
mmの円筒形アクリル製容器に充填し、つぎの条件でコン
ポスト化させた。 供試時水分含量:約60%に水分を追加調整 空気通気量:100ml/分 水分補給:飽和水蒸気を含む空気を通気、充填汚泥の表
面が乾いた時は、霧吹きにて水分補給 容器設置場所温度:37℃ 実験時間:40日 実験結果はつぎの如くであった。 (1) 実験期間内に1次発酵及び2次発酵が完了し
た。 (2) コンポスト製品は、汚泥臭が全くなく、堆肥臭
になっていた。 (3) コンポスト製品の形状は、投入時の形状をほぼ
保っていた。 (4) コンポスト製品の熱水可溶性有機物含量は、投
入時に比べかなり減少していた。
【0011】つぎに、悪臭ガスとして、下記の成分を含
む混合ガスを調製した。 硫化水素(H2 S) 30〜50ppm メチルメルカプタン(MM) 20〜40ppm 硫化メチル(DMS) 5〜10ppm プロピオン酸 5〜20ppm n−酪酸 5〜20ppm i−吉草酸 5〜20ppm n−吉草酸 5〜20ppm アンモニア 5〜20ppm トリメチルアミン 5〜20ppm この混合ガス組成は、家庭ゴミ処理ガスの組成とほぼ同
じものである。この混合ガスをガス量1.1〜28l /
h の割合で常温で図2に示すような円筒形の脱臭装置2
4へ供給した。供試汚泥としては、前記の実験例と同様
に、本願出願人会社の神戸工場内生活排水の活性汚泥処
理場余剰汚泥を用い、この余剰汚泥を水分含量90%程
度に脱水した後、3〜5mmの破砕片に破砕・乾燥させ、
この破砕片を脱臭装置24に充填した。充填量は283
mlで、充填層26の高さは100mm、直径Dは60mmで
あった。なお、充填層26の下側には、悪臭ガスの水分
含量を増やして脱臭効率を向上させるために、水層28
を設けた。結果は、図3に示す如くであった。図3にお
いて、空間速度SVはガス量/充填量であり、除去率は
(出口ガス濃度)/(入口ガス濃度)×100である。
また、水洗は、充填層26の上面まで水を入れた後、水
を抜き出す操作により行なわれた。図3に示されるよう
に、空間速度を増加させても、硫化メチル(DMS)を
除く悪臭成分は、長期間高効率で除去されることがわか
る。また、硫化メチル(DMS)の除去能が低下した時
は、充填層を水洗することにより、速やかに回復するこ
とがわかる。
む混合ガスを調製した。 硫化水素(H2 S) 30〜50ppm メチルメルカプタン(MM) 20〜40ppm 硫化メチル(DMS) 5〜10ppm プロピオン酸 5〜20ppm n−酪酸 5〜20ppm i−吉草酸 5〜20ppm n−吉草酸 5〜20ppm アンモニア 5〜20ppm トリメチルアミン 5〜20ppm この混合ガス組成は、家庭ゴミ処理ガスの組成とほぼ同
じものである。この混合ガスをガス量1.1〜28l /
h の割合で常温で図2に示すような円筒形の脱臭装置2
4へ供給した。供試汚泥としては、前記の実験例と同様
に、本願出願人会社の神戸工場内生活排水の活性汚泥処
理場余剰汚泥を用い、この余剰汚泥を水分含量90%程
度に脱水した後、3〜5mmの破砕片に破砕・乾燥させ、
この破砕片を脱臭装置24に充填した。充填量は283
mlで、充填層26の高さは100mm、直径Dは60mmで
あった。なお、充填層26の下側には、悪臭ガスの水分
含量を増やして脱臭効率を向上させるために、水層28
を設けた。結果は、図3に示す如くであった。図3にお
いて、空間速度SVはガス量/充填量であり、除去率は
(出口ガス濃度)/(入口ガス濃度)×100である。
また、水洗は、充填層26の上面まで水を入れた後、水
を抜き出す操作により行なわれた。図3に示されるよう
に、空間速度を増加させても、硫化メチル(DMS)を
除く悪臭成分は、長期間高効率で除去されることがわか
る。また、硫化メチル(DMS)の除去能が低下した時
は、充填層を水洗することにより、速やかに回復するこ
とがわかる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、つぎのような効果を奏する。 (1) 微生物乾燥汚泥を脱臭に用いているので、多成
分の悪臭ガスの処理能力が高く、無臭コンポスト装置が
可能であり、処理費用も安価である。 (2) 成型過程を付加する場合は、粒塊状化したコン
ポスト製品を得ることができ、取扱いがきわめて容易で
ある。 (3) 乾燥に発酵熱を利用する場合は、系全体の熱回
収を有効に図ることができる。 (4) 発酵槽へ有用菌を含む排水を供給する場合は、
水分調整と有用菌の補強とを行なうことができ、発酵期
間が短縮する。
ので、つぎのような効果を奏する。 (1) 微生物乾燥汚泥を脱臭に用いているので、多成
分の悪臭ガスの処理能力が高く、無臭コンポスト装置が
可能であり、処理費用も安価である。 (2) 成型過程を付加する場合は、粒塊状化したコン
ポスト製品を得ることができ、取扱いがきわめて容易で
ある。 (3) 乾燥に発酵熱を利用する場合は、系全体の熱回
収を有効に図ることができる。 (4) 発酵槽へ有用菌を含む排水を供給する場合は、
水分調整と有用菌の補強とを行なうことができ、発酵期
間が短縮する。
【図1】本発明の有機質汚泥のコンポスト化方法を実施
する装置の一例を示す構成説明図である。
する装置の一例を示す構成説明図である。
【図2】本発明の実験例に用いた脱臭装置を示す説明図
である。
である。
【図3】本発明の実験例の結果を示すグラフである。
10 成型機 12 乾燥機 14 脱臭装置 16 1次発酵槽 18 2次発酵槽 20 コンポスト化装置 22 培養槽 24 脱臭装置 26 充填層 28 水層
Claims (4)
- 【請求項1】 つぎの(a)〜(c)の過程、すなわ
ち、(a) 脱水有機質汚泥を80℃以下の温度で予め
乾燥する乾燥過程、(b) 乾燥汚泥を発酵槽から排出
される悪臭ガスと接触させ脱臭する脱臭過程、(c)
臭気成分を吸着分解した乾燥汚泥を発酵槽へ投入し発酵
させる発酵過程、を包含することを特徴とする有機質汚
泥のコンポスト化方法。 - 【請求項2】 脱水有機質汚泥を粒塊状体に予め成型す
る成型過程を付加したことを特徴とする請求項1記載の
有機質汚泥のコンポスト化方法。 - 【請求項3】 有機物分解能力の強い菌体を培養した排
水を発酵槽へ供給し、水分調整及び有用菌の補強を行う
過程を付加したことを特徴とする請求項1又は2記載の
有機質汚泥のコンポスト化方法。 - 【請求項4】 乾燥過程の熱源として、発酵槽からの発
酵熱を利用することを特徴とする請求項1、2又は3項
記載の有機質汚泥のコンポスト化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34998591A JPH05155678A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 有機質汚泥のコンポスト化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34998591A JPH05155678A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 有機質汚泥のコンポスト化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155678A true JPH05155678A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18407452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34998591A Pending JPH05155678A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 有機質汚泥のコンポスト化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05155678A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005072885A1 (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | S-Science Co., Ltd | 有機廃棄物の処理方法及び装置 |
| CN102884011A (zh) * | 2009-12-24 | 2013-01-16 | Bcr环境公司 | 废水中生物固体的改善消化 |
| CN111888913A (zh) * | 2020-08-01 | 2020-11-06 | 江苏博恩环境工程成套设备有限公司 | 基于市政污水厂脱水污泥的废气生物除臭用颗粒生物滤料、制备方法及应用 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP34998591A patent/JPH05155678A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005072885A1 (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | S-Science Co., Ltd | 有機廃棄物の処理方法及び装置 |
| CN102884011A (zh) * | 2009-12-24 | 2013-01-16 | Bcr环境公司 | 废水中生物固体的改善消化 |
| JP2013515600A (ja) * | 2009-12-24 | 2013-05-09 | ビーシーアール・エンバイロンメンタル・コーポレーション | 廃水内のバイオソリッドの改善された消化 |
| US9758401B2 (en) | 2009-12-24 | 2017-09-12 | Bcr Environmental Corporation | Digestion of biosolids in wastewater |
| CN111888913A (zh) * | 2020-08-01 | 2020-11-06 | 江苏博恩环境工程成套设备有限公司 | 基于市政污水厂脱水污泥的废气生物除臭用颗粒生物滤料、制备方法及应用 |
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