JPH051561A - ロ−タリピストンエンジンの点火装置 - Google Patents
ロ−タリピストンエンジンの点火装置Info
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- JPH051561A JPH051561A JP15463391A JP15463391A JPH051561A JP H051561 A JPH051561 A JP H051561A JP 15463391 A JP15463391 A JP 15463391A JP 15463391 A JP15463391 A JP 15463391A JP H051561 A JPH051561 A JP H051561A
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- JP
- Japan
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- plug
- engine
- operating state
- ignition
- spark plugs
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 点火プラグを3本備えたロ−タリピストンエ
ンジンにおいて点火エネルギ損失の低減を図る。 【構成】 ロ−タハウジング2にロ−タ回転リ−ディン
グ側からトレ−リング側に亘って、順にLプラグ13、
Tプラグ14、Far-Tプラグ15の3本の点火プラグを
配設する。軽負荷運転時には3本の点火プラグ全てを点
火するようにし、高負荷運転時にはTプラグ14及びFa
r-Tプラグ15のみの点火を行い、中負荷運転時にはL
プラグ13及びFar-Tプラグ15のみの点火を行うこと
で、3本点火を必要としない運転状態での点火エネルギ
損失の低減と各運転状態における燃焼性の向上を図る。
ンジンにおいて点火エネルギ損失の低減を図る。 【構成】 ロ−タハウジング2にロ−タ回転リ−ディン
グ側からトレ−リング側に亘って、順にLプラグ13、
Tプラグ14、Far-Tプラグ15の3本の点火プラグを
配設する。軽負荷運転時には3本の点火プラグ全てを点
火するようにし、高負荷運転時にはTプラグ14及びFa
r-Tプラグ15のみの点火を行い、中負荷運転時にはL
プラグ13及びFar-Tプラグ15のみの点火を行うこと
で、3本点火を必要としない運転状態での点火エネルギ
損失の低減と各運転状態における燃焼性の向上を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロ−タリピストンエン
ジンの点火装置に係り、特に、点火プラグを3本備えた
ものに関する。
ジンの点火装置に係り、特に、点火プラグを3本備えた
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的なロ−タリピストンエ
ンジンは、ロ−タハウジングの短軸近傍において、この
短軸を挟んでロ−タ回転方向リ−ディング側及びトレ−
リング側の2箇所に点火プラグが並設されており、その
点火によって作動室内で圧縮された混合気を燃焼させる
ようにしている。
ンジンは、ロ−タハウジングの短軸近傍において、この
短軸を挟んでロ−タ回転方向リ−ディング側及びトレ−
リング側の2箇所に点火プラグが並設されており、その
点火によって作動室内で圧縮された混合気を燃焼させる
ようにしている。
【0003】また、このロ−タリピストンエンジンの一
例として、特開昭63−309728号公報に示される
ように点火プラグを3箇所に配設し、各点火プラグの点
火により、作動室内の3箇所で火炎を発生させるように
したものが知られている。このように点火プラグを3箇
所に配設したものは、特に、エンジンの軽負荷運転時に
おいて、作動室内での火炎の伝播速度の均一化を図って
等容度を向上させることができ、燃焼安定性を確保する
ことができるようになっている。
例として、特開昭63−309728号公報に示される
ように点火プラグを3箇所に配設し、各点火プラグの点
火により、作動室内の3箇所で火炎を発生させるように
したものが知られている。このように点火プラグを3箇
所に配設したものは、特に、エンジンの軽負荷運転時に
おいて、作動室内での火炎の伝播速度の均一化を図って
等容度を向上させることができ、燃焼安定性を確保する
ことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
点火プラグを3本備えたロ−タリピストンエンジンにあ
っては、点火プラグを2本備えたものに比べて電気負荷
が1.5倍程度大きくなっており、この電気負荷の増大
に伴ってエネルギ損失が増大するために高燃費となって
いるものであった。そのため、この3本の点火プラグを
備えたロ−タリピストンエンジンの低燃費化を図って、
その実用性を向上させるための改良が要求されていた。
点火プラグを3本備えたロ−タリピストンエンジンにあ
っては、点火プラグを2本備えたものに比べて電気負荷
が1.5倍程度大きくなっており、この電気負荷の増大
に伴ってエネルギ損失が増大するために高燃費となって
いるものであった。そのため、この3本の点火プラグを
備えたロ−タリピストンエンジンの低燃費化を図って、
その実用性を向上させるための改良が要求されていた。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、点火プラグを3本備えたロ−タリピストンエン
ジンにおいて、作動室内での燃焼性を確保しながらもエ
ネルギ損失の低減が図れる構成を得ることを目的とす
る。
あって、点火プラグを3本備えたロ−タリピストンエン
ジンにおいて、作動室内での燃焼性を確保しながらもエ
ネルギ損失の低減が図れる構成を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、3本の点火プラグのうち、点火させる
プラグを選択することで2本の点火プラグの点火のみで
良好な燃焼が得られるようなエンジンの運転状態にあっ
ては、1本の点火プラグを点火させないようにして、エ
ネルギ損失を低減させるようにした。具体的に、請求項
1記載の発明は、図1に示すように、ロ−タハウジング
2のロ−タ回転方向トレ−リング側からリ−ディング側
に亘って第1,第2,第3の3本の点火プラグ13,1
4,15を配設するようにしたロ−タリピストンエンジ
ン1の点火装置を対象としている。そして、エンジン1
の運転状態を検知する運転状態検知手段20と、該運転
状態検知手段20の出力を受け、エンジン1の運転状態
が高負荷状態のとき、前記第2点火プラグ14及び第3
点火プラグ15のみを点火させる点火プラグ選択手段2
1とを備えるような構成としている。
めに、本発明は、3本の点火プラグのうち、点火させる
プラグを選択することで2本の点火プラグの点火のみで
良好な燃焼が得られるようなエンジンの運転状態にあっ
ては、1本の点火プラグを点火させないようにして、エ
ネルギ損失を低減させるようにした。具体的に、請求項
1記載の発明は、図1に示すように、ロ−タハウジング
2のロ−タ回転方向トレ−リング側からリ−ディング側
に亘って第1,第2,第3の3本の点火プラグ13,1
4,15を配設するようにしたロ−タリピストンエンジ
ン1の点火装置を対象としている。そして、エンジン1
の運転状態を検知する運転状態検知手段20と、該運転
状態検知手段20の出力を受け、エンジン1の運転状態
が高負荷状態のとき、前記第2点火プラグ14及び第3
点火プラグ15のみを点火させる点火プラグ選択手段2
1とを備えるような構成としている。
【0007】請求項2記載の発明は、ロ−タハウジング
2のロ−タ回転方向トレ−リング側からリ−ディング側
に亘って第1,第2,第3の3本の点火プラグ13,1
4,15を配設するようにしたロ−タリピストンエンジ
ン1の点火装置を対象としている。そして、エンジン1
の運転状態を検知する運転状態検知手段20と、該運転
状態検知手段20の出力を受け、エンジン1の運転状態
が中負荷状態のとき、前記第1点火プラグ13及び第3
点火プラグ15のみを点火させる点火プラグ選択手段2
1とを備えるような構成としている。
2のロ−タ回転方向トレ−リング側からリ−ディング側
に亘って第1,第2,第3の3本の点火プラグ13,1
4,15を配設するようにしたロ−タリピストンエンジ
ン1の点火装置を対象としている。そして、エンジン1
の運転状態を検知する運転状態検知手段20と、該運転
状態検知手段20の出力を受け、エンジン1の運転状態
が中負荷状態のとき、前記第1点火プラグ13及び第3
点火プラグ15のみを点火させる点火プラグ選択手段2
1とを備えるような構成としている。
【0008】請求項3記載の発明は、ロ−タハウジング
2のロ−タ回転方向トレ−リング側からリ−ディング側
に亘って第1,第2,第3の3本の点火プラグ13,1
4,15を配設するようにしたロ−タリピストンエンジ
ン1の点火装置を対象としている。そして、エンジン1
の運転状態を検知する運転状態検知手段20と、該運転
状態検知手段20の出力を受け、エンジン1の運転状態
が高負荷状態のとき、前記第2点火プラグ14及び第3
点火プラグ15のみを点火させ、中負荷状態のとき、前
記第1点火プラグ13及び第3点火プラグ15のみを点
火させ、軽負荷状態のとき、前記各点火プラグ13,1
4,15を3本共に点火させる点火プラグ選択手段21
とを備えるような構成としている。
2のロ−タ回転方向トレ−リング側からリ−ディング側
に亘って第1,第2,第3の3本の点火プラグ13,1
4,15を配設するようにしたロ−タリピストンエンジ
ン1の点火装置を対象としている。そして、エンジン1
の運転状態を検知する運転状態検知手段20と、該運転
状態検知手段20の出力を受け、エンジン1の運転状態
が高負荷状態のとき、前記第2点火プラグ14及び第3
点火プラグ15のみを点火させ、中負荷状態のとき、前
記第1点火プラグ13及び第3点火プラグ15のみを点
火させ、軽負荷状態のとき、前記各点火プラグ13,1
4,15を3本共に点火させる点火プラグ選択手段21
とを備えるような構成としている。
【0009】
【作用】上記の構成により、本発明では以下に述べるよ
うな作用が得られる。先ず、請求項1記載の発明では、
エンジン1の運転状態が高負荷状態であることを運転状
態検知手段20が検知すると、点火プラグ選択手段21
により第2点火プラグ14及び第3点火プラグ15のみ
が点火される。そして、この高負荷状態では火炎の伝播
速度が早いために、第1点火プラグ13を点火させなく
とも、リ−ディング側エンドゾ−ンにまで火炎が伝播さ
れる。このようにして、この第1点火プラグ13を点火
しないことで電気負荷が低減され、エネルギ損失が減少
してエンジン1の低燃費化が図れる。
うな作用が得られる。先ず、請求項1記載の発明では、
エンジン1の運転状態が高負荷状態であることを運転状
態検知手段20が検知すると、点火プラグ選択手段21
により第2点火プラグ14及び第3点火プラグ15のみ
が点火される。そして、この高負荷状態では火炎の伝播
速度が早いために、第1点火プラグ13を点火させなく
とも、リ−ディング側エンドゾ−ンにまで火炎が伝播さ
れる。このようにして、この第1点火プラグ13を点火
しないことで電気負荷が低減され、エネルギ損失が減少
してエンジン1の低燃費化が図れる。
【0010】請求項2記載の発明では、エンジン1の運
転状態が中負荷状態であることを運転状態検知手段20
が検知すると、点火プラグ選択手段21により前記第1
点火プラグ13及び第3点火プラグ15のみが点火され
る。そして、この中負荷状態では火炎の伝播速度が遅
く、また、第2点火プラグ14の配設位置周辺は燃焼室
の中央部であるために燃焼性の良好な領域であり、この
第2点火プラグ14を点火させなくとも、燃焼室内全体
に火炎が伝播される。このようにして、この第2点火プ
ラグ14を点火しないことで上記請求項1記載の発明に
おける作用と同様に、電気負荷が低減され、エネルギ損
失が減少してエンジン1の低燃費化が図れる。
転状態が中負荷状態であることを運転状態検知手段20
が検知すると、点火プラグ選択手段21により前記第1
点火プラグ13及び第3点火プラグ15のみが点火され
る。そして、この中負荷状態では火炎の伝播速度が遅
く、また、第2点火プラグ14の配設位置周辺は燃焼室
の中央部であるために燃焼性の良好な領域であり、この
第2点火プラグ14を点火させなくとも、燃焼室内全体
に火炎が伝播される。このようにして、この第2点火プ
ラグ14を点火しないことで上記請求項1記載の発明に
おける作用と同様に、電気負荷が低減され、エネルギ損
失が減少してエンジン1の低燃費化が図れる。
【0011】請求項3記載の発明では、エンジン1の運
転状態が高負荷状態または中負荷状態であることを運転
状態検知手段20が検知すると、上述した請求項1及び
2記載の発明における作用の如く、2本の点火プラグの
みの点火によって、燃焼室全体の燃焼性を確保すること
ができる。また、エンジン1の運転状態が軽負荷状態で
あることを運転状態検知手段20が検知すると、点火プ
ラグ選択手段21により各点火プラグ13,14,15
を3本共に点火させる。このため、燃焼安定性が悪化す
る軽負荷状態においても燃焼性を確保することができ、
各エンジン運転状態に応じて燃焼性の向上とエネルギ損
失の低減を図ることができる。
転状態が高負荷状態または中負荷状態であることを運転
状態検知手段20が検知すると、上述した請求項1及び
2記載の発明における作用の如く、2本の点火プラグの
みの点火によって、燃焼室全体の燃焼性を確保すること
ができる。また、エンジン1の運転状態が軽負荷状態で
あることを運転状態検知手段20が検知すると、点火プ
ラグ選択手段21により各点火プラグ13,14,15
を3本共に点火させる。このため、燃焼安定性が悪化す
る軽負荷状態においても燃焼性を確保することができ、
各エンジン運転状態に応じて燃焼性の向上とエネルギ損
失の低減を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は、本例に係る2ロ−タタイプのロ−タリ
ピストンエンジン1の概略的全体構成図を示している。
ロ−タリピストンエンジン1のケ−シングは、トロコイ
ド状の内周面2aを有する2つのロ−タハウジング2
と、この2つのロ−タハウジング2の間に配置されたイ
ンタメディエイトハウジング3と、各ロ−タハウジング
2において前記インタメディエイトハウジング3とは反
対側に配置された図示しないサイドハウジングとから成
っている。4はケ−シング内において偏心軸5のまわり
を遊星回転運動する略三角形状のロ−タ、6は前記ロ−
タ4の頂部に取付けられてロ−タハウジング2の内周面
2aに摺接するアペックスシ−ルである。これら2つの
ロ−タ4は偏心軸5の角度にして180度の位相差をも
って回転する。そして、このロ−タ4によってケ−シン
グ内に3つの作動室I,II,III が形成され、ロ−タ4
の回転に伴い各作動室I,II,III において吸入、圧
縮、膨張、排気の各行程が行われる。7は前記ロ−タハ
ウジング2の内周面2aに開口し、吸気行程においてロ
−タ4により所定のタイミングで開閉される吸気ポ−
ト、8はエアクリ−ナ、9はエアフロ−メ−タ、10は
一対のスロットルバルブ、11は吸気マニホ−ルド、1
2はロ−タハウジング2の内周面2aに開口する排気ポ
−トである。
明する。図2は、本例に係る2ロ−タタイプのロ−タリ
ピストンエンジン1の概略的全体構成図を示している。
ロ−タリピストンエンジン1のケ−シングは、トロコイ
ド状の内周面2aを有する2つのロ−タハウジング2
と、この2つのロ−タハウジング2の間に配置されたイ
ンタメディエイトハウジング3と、各ロ−タハウジング
2において前記インタメディエイトハウジング3とは反
対側に配置された図示しないサイドハウジングとから成
っている。4はケ−シング内において偏心軸5のまわり
を遊星回転運動する略三角形状のロ−タ、6は前記ロ−
タ4の頂部に取付けられてロ−タハウジング2の内周面
2aに摺接するアペックスシ−ルである。これら2つの
ロ−タ4は偏心軸5の角度にして180度の位相差をも
って回転する。そして、このロ−タ4によってケ−シン
グ内に3つの作動室I,II,III が形成され、ロ−タ4
の回転に伴い各作動室I,II,III において吸入、圧
縮、膨張、排気の各行程が行われる。7は前記ロ−タハ
ウジング2の内周面2aに開口し、吸気行程においてロ
−タ4により所定のタイミングで開閉される吸気ポ−
ト、8はエアクリ−ナ、9はエアフロ−メ−タ、10は
一対のスロットルバルブ、11は吸気マニホ−ルド、1
2はロ−タハウジング2の内周面2aに開口する排気ポ
−トである。
【0013】そして、本例の特徴の1つとして、ロ−タ
ハウジング2の3箇所には点火プラグ13,14,15
が配設されている。この点火プラグ13,14,15
は、図3にも示すように、ロ−タハウジング2の短軸D
よりもリ−ディング側に1本、トレ−リング側に2本が
配設されており、図2及び図3に示すような作動室(圧
縮室)IIの容積が最も縮小された状態において、各点火
プラグ13,14,15がこの作動室II内に臨むような
配設位置に設定されている。つまり、このようなロ−タ
位置では、最もリ−ディング側に位置する第1点火プラ
グとしてのLプラグ13が作動室IIの中央部ややリ−デ
ィング側に位置し、このLプラグ13のトレ−リング側
に隣接された第2点火プラグとしてのTプラグ14が作
動室IIの中央部ややトレ−リング側に位置し、更に、最
もトレ−リング側に位置する第3点火プラグとしてのFa
r-Tプラグ15が作動室IIのトレ−リング側エンドゾ−
ンEに位置するように設定されている。
ハウジング2の3箇所には点火プラグ13,14,15
が配設されている。この点火プラグ13,14,15
は、図3にも示すように、ロ−タハウジング2の短軸D
よりもリ−ディング側に1本、トレ−リング側に2本が
配設されており、図2及び図3に示すような作動室(圧
縮室)IIの容積が最も縮小された状態において、各点火
プラグ13,14,15がこの作動室II内に臨むような
配設位置に設定されている。つまり、このようなロ−タ
位置では、最もリ−ディング側に位置する第1点火プラ
グとしてのLプラグ13が作動室IIの中央部ややリ−デ
ィング側に位置し、このLプラグ13のトレ−リング側
に隣接された第2点火プラグとしてのTプラグ14が作
動室IIの中央部ややトレ−リング側に位置し、更に、最
もトレ−リング側に位置する第3点火プラグとしてのFa
r-Tプラグ15が作動室IIのトレ−リング側エンドゾ−
ンEに位置するように設定されている。
【0014】そして、エンジン1の運転時には、図示し
ないフュ−エルタンクから圧送された燃料が、吸気マニ
ホ−ルド11に設けられた燃料噴射弁11aに送られ、
この吸気マニホ−ルド11内で、前記エアクリ−ナ8を
経て吸入された吸入空気と共に混合気を形成し、該混合
気が作動室(吸入室)I内に吸入される。そして、ロ−
タ4の回転に伴って吸入室I内の容積が縮小されて圧縮
室IIとなり、混合気が高圧状態にされると、後述するよ
うに前記点火プラグ13,14,15のうち所定の点火
プラグが選択され、その点火プラグの点火によって混合
気を燃焼させるようになっている。
ないフュ−エルタンクから圧送された燃料が、吸気マニ
ホ−ルド11に設けられた燃料噴射弁11aに送られ、
この吸気マニホ−ルド11内で、前記エアクリ−ナ8を
経て吸入された吸入空気と共に混合気を形成し、該混合
気が作動室(吸入室)I内に吸入される。そして、ロ−
タ4の回転に伴って吸入室I内の容積が縮小されて圧縮
室IIとなり、混合気が高圧状態にされると、後述するよ
うに前記点火プラグ13,14,15のうち所定の点火
プラグが選択され、その点火プラグの点火によって混合
気を燃焼させるようになっている。
【0015】そして、上述したように、このロ−タリピ
ストンエンジン1は、運転状態に応じて点火する点火プ
ラグ13,14,15を選択するようになっている。以
下、この制御系について説明する。図2におけるCUは
コントロ−ルユニットであって、前記エアフロ−メ−タ
9により検知される吸気空気量、前記スロットルバルブ
10に設けられたスロットル開度センサ16によって検
出されるスロットル開度、前記スロットルバルブ10の
直下流に設けられたブ−ストセンサ17によって検出さ
れる吸気負圧、クランクアングルセンサ18によって検
出されるエンジン回転数等の種々の検知信号が送信され
るようになっており、この各信号に基づいて各点火プラ
グ13,14,15の点火時期を制御するようにしてい
る。また、このコントロ−ルユニットCUにはロ−タハ
ウジング2に設けられたノックセンサ19からのノッキ
ング検知信号も送信されるようになっている。また、図
2における22は遅閉じ開閉バルブである。
ストンエンジン1は、運転状態に応じて点火する点火プ
ラグ13,14,15を選択するようになっている。以
下、この制御系について説明する。図2におけるCUは
コントロ−ルユニットであって、前記エアフロ−メ−タ
9により検知される吸気空気量、前記スロットルバルブ
10に設けられたスロットル開度センサ16によって検
出されるスロットル開度、前記スロットルバルブ10の
直下流に設けられたブ−ストセンサ17によって検出さ
れる吸気負圧、クランクアングルセンサ18によって検
出されるエンジン回転数等の種々の検知信号が送信され
るようになっており、この各信号に基づいて各点火プラ
グ13,14,15の点火時期を制御するようにしてい
る。また、このコントロ−ルユニットCUにはロ−タハ
ウジング2に設けられたノックセンサ19からのノッキ
ング検知信号も送信されるようになっている。また、図
2における22は遅閉じ開閉バルブである。
【0016】次に、前記コントロ−ルユニットCUによ
る点火プラグの点火時期制御動作について図4のフロ−
チャ−ト及び図5のマップに基づいて説明する。スタ−
トした後、先ず、ステップS1において、上述した各種
信号が読込まれる。その後、ステップS2において、前
記ステップS1で読込まれた各種信号に基づき、エンジ
ン1の運転状態が本発明でいう軽負荷状態としてのアイ
ドル状態又は軽負荷状態であるか否かを判定する。具体
的には、スロットル開度センサ16によって検出される
スロットル開度が全閉状態となっている場合にはアイド
ル状態であると判定し、また、クランクアングルセンサ
18によって検出されるエンジン回転数に対してブ−ス
トセンサ17によって検知される吸入負圧が低い場合に
はエンジン1の軽負荷状態であると判定するようにして
いる。そして、このステップS2においてエンジン1の
運転状態がアイドル状態または軽負荷状態であるYES
の場合(図5におけるA領域)には、ステップS3に移
り、点火プラグ13,14,15を3本共に点火させる
ように、各点火プラグ13,14,15の点火時期に応
じて夫々に電流を通電させるようにする。また、前記ス
テップS2においてエンジン1の運転状態がアイドル状
態及び軽負荷状態の何れでもないNOの場合には、ステ
ップS4に移り、前記ステップS1で読込まれた各種信
号に基づき、エンジン1の運転状態が中負荷状態である
か否かを判定する。具体的には、上述したステップS2
における判定動作と同様に、スロットル開度センサ1
6、クランクアングルセンサ18及びブ−ストセンサ1
7からの信号に基づいて判定するようにしている。そし
て、このステップS4においてエンジン1の運転状態が
中負荷状態であるYESの場合(図5におけるB領域)
には、ステップS5に移り、Far-Tプラグ15とLプラ
グ13とを選択し、この2本の点火プラグに点火させる
ように、各点火プラグ13,15の点火時期に応じて夫
々に電流を通電させるようにする。また、前記ステップ
S4においてエンジン1の運転状態が中負荷状態でない
NOの場合には、ステップS6に移り、前記ステップS
1で読込まれた各種信号に基づき、エンジン1の運転状
態が本発明でいう高負荷状態としてのスロットル全開状
態又は高負荷状態であるか否かを判定する。ここでも、
上述したステップS2,S4における判定動作と同様に
して判定するようにしている。そして、このステップS
6においてエンジン1の運転状態がスロットル全開状態
または高負荷状態であるYESの場合(図5における
C,C´領域)には、ステップS7に移り、Far-Tプラ
グ15とTプラグ14とを選択し、この2本の点火プラ
グに点火させるように、各点火プラグ14,15の点火
時期に応じて夫々に電流を通電させるようにする。ま
た、前記図5におけるCは高負荷運転領域であり、C´
は過給領域である。また、このステップS6でNO判定
された場合にはリタ−ンされる。このようにして、この
図4において、ステップS2,S4,S6によって本発
明でいう運転状態検知手段20が構成され、ステップS
3,S5,S7によって本発明でいう点火プラグ選択手
段21が構成されている。つまり、以下の表1に示すよ
うに各運転状態に応じて点火プラグを選択するようにな
っている。
る点火プラグの点火時期制御動作について図4のフロ−
チャ−ト及び図5のマップに基づいて説明する。スタ−
トした後、先ず、ステップS1において、上述した各種
信号が読込まれる。その後、ステップS2において、前
記ステップS1で読込まれた各種信号に基づき、エンジ
ン1の運転状態が本発明でいう軽負荷状態としてのアイ
ドル状態又は軽負荷状態であるか否かを判定する。具体
的には、スロットル開度センサ16によって検出される
スロットル開度が全閉状態となっている場合にはアイド
ル状態であると判定し、また、クランクアングルセンサ
18によって検出されるエンジン回転数に対してブ−ス
トセンサ17によって検知される吸入負圧が低い場合に
はエンジン1の軽負荷状態であると判定するようにして
いる。そして、このステップS2においてエンジン1の
運転状態がアイドル状態または軽負荷状態であるYES
の場合(図5におけるA領域)には、ステップS3に移
り、点火プラグ13,14,15を3本共に点火させる
ように、各点火プラグ13,14,15の点火時期に応
じて夫々に電流を通電させるようにする。また、前記ス
テップS2においてエンジン1の運転状態がアイドル状
態及び軽負荷状態の何れでもないNOの場合には、ステ
ップS4に移り、前記ステップS1で読込まれた各種信
号に基づき、エンジン1の運転状態が中負荷状態である
か否かを判定する。具体的には、上述したステップS2
における判定動作と同様に、スロットル開度センサ1
6、クランクアングルセンサ18及びブ−ストセンサ1
7からの信号に基づいて判定するようにしている。そし
て、このステップS4においてエンジン1の運転状態が
中負荷状態であるYESの場合(図5におけるB領域)
には、ステップS5に移り、Far-Tプラグ15とLプラ
グ13とを選択し、この2本の点火プラグに点火させる
ように、各点火プラグ13,15の点火時期に応じて夫
々に電流を通電させるようにする。また、前記ステップ
S4においてエンジン1の運転状態が中負荷状態でない
NOの場合には、ステップS6に移り、前記ステップS
1で読込まれた各種信号に基づき、エンジン1の運転状
態が本発明でいう高負荷状態としてのスロットル全開状
態又は高負荷状態であるか否かを判定する。ここでも、
上述したステップS2,S4における判定動作と同様に
して判定するようにしている。そして、このステップS
6においてエンジン1の運転状態がスロットル全開状態
または高負荷状態であるYESの場合(図5における
C,C´領域)には、ステップS7に移り、Far-Tプラ
グ15とTプラグ14とを選択し、この2本の点火プラ
グに点火させるように、各点火プラグ14,15の点火
時期に応じて夫々に電流を通電させるようにする。ま
た、前記図5におけるCは高負荷運転領域であり、C´
は過給領域である。また、このステップS6でNO判定
された場合にはリタ−ンされる。このようにして、この
図4において、ステップS2,S4,S6によって本発
明でいう運転状態検知手段20が構成され、ステップS
3,S5,S7によって本発明でいう点火プラグ選択手
段21が構成されている。つまり、以下の表1に示すよ
うに各運転状態に応じて点火プラグを選択するようにな
っている。
【0017】
【表1】
【0018】次に、本例の特徴とする選択された点火プ
ラグの点火による燃焼室II内での燃焼動作について説明
する。
ラグの点火による燃焼室II内での燃焼動作について説明
する。
【0019】先ず、エンジン1の運転状態がアイドル状
態または軽負荷状態において、各点火プラグ13,1
4,15を3本共に点火させる場合、Lプラグ13を最
も早く点火させて、その周囲に火炎を形成し、その後、
Tプラグ14及びFar-Tプラグ15を点火させる。これ
によって、ロ−タ回転方向のリ−ディング側からトレ−
リング側への一方向の火炎の伝播が行われ、この火炎の
伝播に方向性をもたせて等容度の向上を図って良好な燃
焼を行わせ、燃焼の安定性が確保されることになる。
態または軽負荷状態において、各点火プラグ13,1
4,15を3本共に点火させる場合、Lプラグ13を最
も早く点火させて、その周囲に火炎を形成し、その後、
Tプラグ14及びFar-Tプラグ15を点火させる。これ
によって、ロ−タ回転方向のリ−ディング側からトレ−
リング側への一方向の火炎の伝播が行われ、この火炎の
伝播に方向性をもたせて等容度の向上を図って良好な燃
焼を行わせ、燃焼の安定性が確保されることになる。
【0020】次に、エンジン1の運転状態が中負荷状態
で、Far-Tプラグ15及びLプラグ13を点火させる場
合について説明する。この中負荷状態では、混合気の充
填量が少ないため、作動室(燃焼室)II内での火炎の伝
播速度が遅く、該作動室IIのトレ−リング側エンドゾ−
ンE及びリ−ディング側エンドゾ−ンJにまで火炎の伝
播が行われ難いため、両端の点火プラグ13,15を点
火させることで各エンドゾ−ンE,Jまでの火炎の伝播
を行い得るようにしている。また、第2点火プラグ14
の配設位置周辺は燃焼室の中央部であるために燃焼性の
良好な領域であり、この第2点火プラグ14を点火させ
なくとも、燃焼室内全体に火炎を伝播させることができ
る。そして、このように、点火プラグを3本共に点火さ
せるのではなく、Far-Tプラグ15とLプラグ13の2
本のみを点火させることにより、電気負荷によるエネル
ギ損失を低減させることができる。そして、実際の点火
時には、上述したように、この運転状態では火炎の伝播
速度が遅いために、Far-Tプラグ15の点火時期を早く
設定してもロ−タ4の上死点前に燃焼がピ−ク(最大圧
力)に達することがなく、このため、Far-Tプラグ15
をできるだけ早く点火させて燃焼室II内の燃焼性を確保
することができることになる。また、このようにすれ
ば、前記トレ−リング側エンドゾ−ンEの混合気の燃焼
が確実に行われ、この部分で失火が起るようなことが回
避されるので、排気中に未燃ガスが存在することがな
く、排気系への悪影響が防止され且つエミッション性の
向上も図れる。
で、Far-Tプラグ15及びLプラグ13を点火させる場
合について説明する。この中負荷状態では、混合気の充
填量が少ないため、作動室(燃焼室)II内での火炎の伝
播速度が遅く、該作動室IIのトレ−リング側エンドゾ−
ンE及びリ−ディング側エンドゾ−ンJにまで火炎の伝
播が行われ難いため、両端の点火プラグ13,15を点
火させることで各エンドゾ−ンE,Jまでの火炎の伝播
を行い得るようにしている。また、第2点火プラグ14
の配設位置周辺は燃焼室の中央部であるために燃焼性の
良好な領域であり、この第2点火プラグ14を点火させ
なくとも、燃焼室内全体に火炎を伝播させることができ
る。そして、このように、点火プラグを3本共に点火さ
せるのではなく、Far-Tプラグ15とLプラグ13の2
本のみを点火させることにより、電気負荷によるエネル
ギ損失を低減させることができる。そして、実際の点火
時には、上述したように、この運転状態では火炎の伝播
速度が遅いために、Far-Tプラグ15の点火時期を早く
設定してもロ−タ4の上死点前に燃焼がピ−ク(最大圧
力)に達することがなく、このため、Far-Tプラグ15
をできるだけ早く点火させて燃焼室II内の燃焼性を確保
することができることになる。また、このようにすれ
ば、前記トレ−リング側エンドゾ−ンEの混合気の燃焼
が確実に行われ、この部分で失火が起るようなことが回
避されるので、排気中に未燃ガスが存在することがな
く、排気系への悪影響が防止され且つエミッション性の
向上も図れる。
【0021】また、エンジン1の運転状態がスロットル
全開状態又は高負荷状態の際において、Far-Tプラグ1
5及びTプラグ14を点火させる場合について説明する
と、このスロットル全開状態又は高負荷状態では、混合
気の充填量が多いため、作動室(燃焼室)II内での火炎
の伝播速度が早く、Lプラグ13を点火させなくとも、
リ−ディング側エンドゾ−ンJにまで火炎の伝播を行う
ことができる。このように、この場合にも点火プラグを
3本共に点火させるのではなく、Far-Tプラグ15とT
プラグ14の2本のみを点火させることにより、電気負
荷によるエネルギ損失を低減させることができる。そし
て、実際の点火時には、燃焼室IIのリ−ディング側は、
ロ−タ4の回転に伴ってその空間が拡大していくことで
燃焼が円滑に行われやすい状態となっており、Far-Tプ
ラグ15及びTプラグ14の点火によって生じた火炎
は、前記火炎は迅速に燃焼室IIのリ−ディング側エンド
ゾ−ンJにまで伝達されて、燃焼室全体に火炎が伝播さ
れ、燃焼性の向上が図れて高出力を得ることができる。
また、このようなスロットル全開状態や高負荷状態で
は、前記トレ−リング側エンドゾ−ンEにおいてノッキ
ングが発生する虞れがあるが、この場合に、Tプラグ1
4よりも先にFar-Tプラグ15を点火させるようにすれ
ば、トレ−リング側エンドゾ−ンEにおける混合気の燃
焼を他の部分の混合気よりも先に燃焼させておくことが
でき、このトレ−リング側エンドゾ−ンEでは混合気の
自己着火つまりノッキングが発生するようなことはな
い。
全開状態又は高負荷状態の際において、Far-Tプラグ1
5及びTプラグ14を点火させる場合について説明する
と、このスロットル全開状態又は高負荷状態では、混合
気の充填量が多いため、作動室(燃焼室)II内での火炎
の伝播速度が早く、Lプラグ13を点火させなくとも、
リ−ディング側エンドゾ−ンJにまで火炎の伝播を行う
ことができる。このように、この場合にも点火プラグを
3本共に点火させるのではなく、Far-Tプラグ15とT
プラグ14の2本のみを点火させることにより、電気負
荷によるエネルギ損失を低減させることができる。そし
て、実際の点火時には、燃焼室IIのリ−ディング側は、
ロ−タ4の回転に伴ってその空間が拡大していくことで
燃焼が円滑に行われやすい状態となっており、Far-Tプ
ラグ15及びTプラグ14の点火によって生じた火炎
は、前記火炎は迅速に燃焼室IIのリ−ディング側エンド
ゾ−ンJにまで伝達されて、燃焼室全体に火炎が伝播さ
れ、燃焼性の向上が図れて高出力を得ることができる。
また、このようなスロットル全開状態や高負荷状態で
は、前記トレ−リング側エンドゾ−ンEにおいてノッキ
ングが発生する虞れがあるが、この場合に、Tプラグ1
4よりも先にFar-Tプラグ15を点火させるようにすれ
ば、トレ−リング側エンドゾ−ンEにおける混合気の燃
焼を他の部分の混合気よりも先に燃焼させておくことが
でき、このトレ−リング側エンドゾ−ンEでは混合気の
自己着火つまりノッキングが発生するようなことはな
い。
【0022】このように、本例の構成によれば、従来、
3本全ての点火プラグ13,14,15を点火させてい
たエンジン運転状態の中負荷状態、スロットル全開状態
及び高負荷状態において、2本の点火プラグのみを選択
して点火することにより、電気負荷によるエネルギ損失
を低減させることができるので、エンジンの低燃費化を
図ることができ、その実用性を向上させることができ
る。
3本全ての点火プラグ13,14,15を点火させてい
たエンジン運転状態の中負荷状態、スロットル全開状態
及び高負荷状態において、2本の点火プラグのみを選択
して点火することにより、電気負荷によるエネルギ損失
を低減させることができるので、エンジンの低燃費化を
図ることができ、その実用性を向上させることができ
る。
【0023】尚、エンジンの運転状態に応じて選択され
た各点火プラグの点火時期は本例の場合に限らず、任意
に設定可能である。
た各点火プラグの点火時期は本例の場合に限らず、任意
に設定可能である。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明では以下に述べ
るような効果が発揮される。先ず、請求項1記載の発明
によれば、エンジンの運転状態が高負荷状態のとき、第
1点火プラグを点火させることなく、第2点火プラグ及
び第3点火プラグのみを点火させ、火炎の伝播速度が早
いことを利用してリ−ディング側エンドゾ−ンにまで火
炎を伝播させるようにしているため、燃焼性を確保しな
がらも、電気負荷の低減がなされ、エネルギ損失が減少
してエンジンの低燃費化を図ることができる。
るような効果が発揮される。先ず、請求項1記載の発明
によれば、エンジンの運転状態が高負荷状態のとき、第
1点火プラグを点火させることなく、第2点火プラグ及
び第3点火プラグのみを点火させ、火炎の伝播速度が早
いことを利用してリ−ディング側エンドゾ−ンにまで火
炎を伝播させるようにしているため、燃焼性を確保しな
がらも、電気負荷の低減がなされ、エネルギ損失が減少
してエンジンの低燃費化を図ることができる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、エン
ジンの運転状態が中負荷状態のとき、第2点火プラグを
点火させることなく、第1点火プラグ及び第3点火プラ
グのみを点火させ、火炎の伝播速度が遅いことを利用し
て第3点火プラグの点火時期を早く設定できるため、燃
焼室全体の燃焼性を確保しながらも、電気負荷の低減が
なされ、エネルギ損失が減少してエンジンの低燃費化を
図ることができる。
ジンの運転状態が中負荷状態のとき、第2点火プラグを
点火させることなく、第1点火プラグ及び第3点火プラ
グのみを点火させ、火炎の伝播速度が遅いことを利用し
て第3点火プラグの点火時期を早く設定できるため、燃
焼室全体の燃焼性を確保しながらも、電気負荷の低減が
なされ、エネルギ損失が減少してエンジンの低燃費化を
図ることができる。
【0026】そして、請求項3記載の発明によれば、上
述した請求項1及び2記載の発明における効果に加え
て、燃焼安定性が悪化する軽負荷状態では各点火プラグ
を3本共に点火させるようにしているため、この軽負荷
状態の燃焼安定性を確保でき、従って、各エンジンの運
転状態に応じて燃焼性の向上とエネルギ損失の低減を図
ることができる。
述した請求項1及び2記載の発明における効果に加え
て、燃焼安定性が悪化する軽負荷状態では各点火プラグ
を3本共に点火させるようにしているため、この軽負荷
状態の燃焼安定性を確保でき、従って、各エンジンの運
転状態に応じて燃焼性の向上とエネルギ損失の低減を図
ることができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】ロ−タリピストンエジンの概略全体図である。
【図3】点火プラグの配設位置周辺の拡大図である。
【図4】コントロ−ルユニットの動作を説明するフロ−
チャ−ト図である。
チャ−ト図である。
【図5】エンジンの運転負荷領域を示す図である。
1 ロ−タリピストンエンジン
2 ロ−タハウジング
4 ロ−タ
13 Lプラグ(第1点火プラグ)
14 Tプラグ(第2点火プラグ)
15 Far-Tプラグ(第3点火プラグ)
20 運転状態検知手段
21 点火プラグ選択手段
Claims (3)
- 【請求項1】 ロ−タハウジングのロ−タ回転方向トレ
−リング側からリ−ディング側に亘って第1,第2,第
3の3本の点火プラグが配設されているロ−タリピスト
ンエンジンの点火装置であって、エンジンの運転状態を
検知する運転状態検知手段と、該運転状態検知手段の出
力を受け、エンジンの運転状態が高負荷状態のとき、前
記第2点火プラグ及び第3点火プラグのみを点火させる
点火プラグ選択手段とを備えていることを特徴とするロ
−タリピストンエンジンの点火装置。 - 【請求項2】 ロ−タハウジングのロ−タ回転方向トレ
−リング側からリ−ディング側に亘って第1,第2,第
3の3本の点火プラグが配設されているロ−タリピスト
ンエンジンの点火装置であって、エンジンの運転状態を
検知する運転状態検知手段と、該運転状態検知手段の出
力を受け、エンジンの運転状態が中負荷状態のとき、前
記第1点火プラグ及び第3点火プラグのみを点火させる
点火プラグ選択手段とを備えていることを特徴とするロ
−タリピストンエンジンの点火装置。 - 【請求項3】 ロ−タハウジングのロ−タ回転方向トレ
−リング側からリ−ディング側に亘って第1,第2,第
3の3本の点火プラグが配設されているロ−タリピスト
ンエンジンの点火装置であって、エンジンの運転状態を
検知する運転状態検知手段と、該運転状態検知手段の出
力を受け、エンジンの運転状態が高負荷状態のとき、前
記第2点火プラグ及び第3点火プラグのみを点火させ、
中負荷状態のとき、前記第1点火プラグ及び第3点火プ
ラグのみを点火させ、軽負荷状態のとき、前記各点火プ
ラグ3本共に点火させる点火プラグ選択手段とを備えて
いることを特徴とするロ−タリピストンエンジンの点火
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15463391A JPH051561A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ロ−タリピストンエンジンの点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15463391A JPH051561A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ロ−タリピストンエンジンの点火装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051561A true JPH051561A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15588467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15463391A Withdrawn JPH051561A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ロ−タリピストンエンジンの点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051561A (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP15463391A patent/JPH051561A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |