JPH0515636A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JPH0515636A
JPH0515636A JP20146091A JP20146091A JPH0515636A JP H0515636 A JPH0515636 A JP H0515636A JP 20146091 A JP20146091 A JP 20146091A JP 20146091 A JP20146091 A JP 20146091A JP H0515636 A JPH0515636 A JP H0515636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
winning
state
winning ball
prize
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20146091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP20146091A priority Critical patent/JPH0515636A/ja
Publication of JPH0515636A publication Critical patent/JPH0515636A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 継続権の成立によって遊技者にとって有利な
第1の状態を繰り返し実行する遊技に対して緊張感を与
えることができる弾球遊技機を提供する。 【構成】 可変入賞球装置20に、閉じた状態で入賞玉
を貯留しその貯留した入賞玉が開放されたときに特定入
賞口38に誘導されて継続権の成立確率が高い状態と、
開放した状態で入賞玉が下部玉転動板46を自然転動し
て継続権の成立確率が低い状態と、に変化する貯留構成
部材57a,57bを設け、予め定めた回の第1の状態
において、貯留構成部材57a,57bを開放状態と
し、それ以外の回の第1の状態において、貯留構成部材
57a,57bを閉じた状態とした。 【効果】 継続権の成立確率の低い予め定めた回をクリ
アしなければ、次回の第1の状態に移行できないので、
遊技に緊張感が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技状態が予め定めた
特定遊技状態となったとき可変入賞球装置を遊技者にと
って不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の
状態に変化させ、その第1の状態中に受け入れられた入
賞玉が可変入賞球装置内に設けられる特定入賞領域に入
賞したことに基づいて継続権を成立させて前記可変入賞
球装置を再度第1の状態にすると共に、前記継続権の成
立回数が所定回数内に制限される弾球遊技機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技状態が予め定めた特定遊技状
態(大当り遊技状態という場合もある)となったとき
に、遊技者にとって不利な第2の状態である可変入賞球
装置の玉受部材を閉じた状態から遊技者にとって有利な
第1の状態である玉受部材を短い時間間隔で所定回数
(例えば、18回)開閉する動作又はその所定回数の開
閉動作中に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生
するまで開閉する動作を行う状態(以下、この開閉動作
状態を開閉サイクルという)に変化し、その開閉サイク
ル中に玉受部材に受け入れられた入賞玉が可変入賞球装
置内に設けられる特定入賞領域に入賞したときに継続権
が成立して次回の開閉サイクルが実行される弾球遊技機
が市場に多数提供されていた。このような弾球遊技機に
おいては、開閉サイクルの繰り返し回数、言い換えれ
ば、継続権の成立回数は、所定回数(例えば、15回)
に制限されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した弾球遊技機
は、所定回数の開閉サイクルを通じて可変入賞球装置を
構成する部材の駆動動作や可変入賞球装置の機能が毎回
同じであるので、各開閉サイクルにおける特定入賞領域
へ入賞玉が入賞する確率、即ち、継続権の成立確率がほ
ぼ同じとなり、比較的長く続く開閉サイクルの繰り返し
が単調となり、遊技に緊張感がないという問題があっ
た。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、継続権の成立によって遊技者
にとって有利な第1の状態を繰り返し実行する遊技に対
して緊張感を与えることができる弾球遊技機を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、遊技状態が予め定めた特定
遊技状態となったとき可変入賞球装置を遊技者にとって
不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の状態
に変化させ、その第1の状態中に受け入れられた入賞玉
が可変入賞球装置内に設けられる特定入賞領域に入賞し
たことに基づいて継続権を成立させて前記可変入賞球装
置を再度第1の状態にすると共に、前記継続権の成立回
数が所定回数内に制限される弾球遊技機において、前記
所定回数のうち予め定めた回における前記継続権の成立
確率が他の回における継続権の成立確率よりも低くなる
ように前記可変入賞球装置を構成する構成部材を駆動制
御し、又は前記可変入賞球装置の機能を変化させたこと
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】継続権の成立回数が予め定めた回以外のときに
は、可変入賞球装置を構成する構成部材の駆動、又は可
変入賞球装置の機能が通常の状態で駆動又は処理される
ので、予め予定している確率で入賞玉が特定入賞領域に
入賞する。ところが、継続権の成立回数が予め定めた回
となったときには、可変入賞球装置を構成する構成部材
の駆動、又は可変入賞球装置の機能が通常の状態よりも
入賞玉が特定入賞領域に誘導される確率が低くなるよう
に変化して駆動又は処理されるので、その回をクリアし
なければ、次回の第1の状態に移行できないという緊張
感を持って遊技を行うことになる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図8及び図9を参照して実施例に
係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明する。図
8は、遊技盤1の遊技領域3の構成を示す正面図であ
り、図9は、遊技盤1の背面の構成を示す背面図であ
る。図において、遊技盤1の前面には、ほぼ円状に区画
レール2が植立され、該区画レール2の内側が遊技領域
3とされている。遊技領域3には、その中央に本実施例
の要部に含まれる可変入賞球装置20が配置されてい
る。可変入賞球装置20は、遊技者にとって有利なよう
に打玉を受け入れる水平状態と遊技者にとって不利なよ
うに打玉を受け入れない起立状態とに変化可能な一対の
玉受部材29a,29bと、該玉受部材29a,29b
に受け入れられた入賞玉を流下させる入賞空間27と、
該入賞空間27内に設けられ且つ後述する駆動モータ6
5(電気的駆動源)によって駆動される構成部材54、
57a,57bと、を備え、更に、入賞空間27の最下
方の一部に特定入賞玉検出器39を内蔵する特定入賞口
38が形成されている。なお、可変入賞球装置20の詳
細な構成については、後に詳述する。
【0007】また、遊技領域3の下方には、複数(3
つ)の始動入賞口5、6a,6bが形成される始動入賞
口装置4が配置されている。各始動入賞口5、6a,6
bには、入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出器7、
8a,8bが内蔵されている。また、始動入賞口装置4
の両サイドには、後述する始動入賞時や大当り遊技状態
時に表示制御されるチャッカーランプ9a,9bが設け
られている。
【0008】上記した始動入賞口5、6a,6bに打玉
が入賞したときの遊技状態について説明すると、まず、
打玉が中央の始動入賞口5に入賞すると前記可変入賞球
装置20の玉受部材29a,29bが2回開閉動作を行
う。また、打玉が左右の始動入賞口6a,6bに入賞す
ると玉受部材29a,29bが1回開閉動作を行う。こ
の開閉動作が行われている状態を始動入賞時と表現す
る。しかして、始動入賞時の開閉動作によって可変入賞
球装置20に受け入れられた入賞玉が特定入賞口38に
入賞して特定入賞玉検出器39をONさせると、特定遊
技状態(一般的に大当り遊技状態といわれる)になる。
【0009】大当り遊技状態になると、玉受部材29
a,29bが所定回数(例えば、18回)開閉動作を行
うか、又はその所定回数の開閉動作中に所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまでの開閉動作(以
下、開閉サイクルという)を行うようになっている。そ
して、その開閉サイクル中に受け入れられた入賞玉が再
度特定入賞口38に導かれると、継続権が発生して当該
回の開閉サイクルを直ちに停止して次回の開閉サイクル
に移行する。このような開閉サイクルの繰り返しは、継
続権が成立していることを条件として所定回数(例え
ば、15回)行われるようになっている。このため、大
当り遊技状態になると、短時間に多量の入賞玉を獲得す
ることができる。なお、1回の開閉サイクル中に受け入
れ可能な入賞玉を検出するために、図9に示すように入
賞玉検出器45a,45bが可変入賞球装置20に設け
られている。また、後述するように15回の開閉サイク
ルのうち予め定めた回(本実施例においては、1回目)
の開閉サイクルにおいては、他の回の開閉サイクルより
も入賞玉が特定入賞口38に誘導され難くなるように、
可変入賞球装置20を構成する貯留構成部材57a,5
7bが駆動制御される。
【0010】遊技領域3には、上記した可変入賞球装置
20や始動入賞口装置4の他に、チューリップ式入賞口
10a,10b、サイドランプ12a,12b、アウト
口13、風車及び障害釘(共に符号なし)等が設けられ
ている。チューリップ式入賞口10a,10bは、始動
入賞口装置4の左右上部に配置され、その内部に袖ラン
プ11a,11bを内蔵している。この袖ランプ11
a,11bは、遊技領域3の中央側端部に配置されるサ
イドランプ12a,12bと共に、始動入賞時や大当り
遊技状態時に所定の態様で表示制御されるものである。
また、このように表示制御されるランプ類として、図示
しないが遊技領域3の外周を囲むレール飾りランプ17
(図10のブロック図参照)や弾球遊技機の前面上部に
設けられる枠ランプ18(図10のブロック図参照)が
ある。また、遊技状態に応じた効果音を発生するために
弾球遊技機の背面には、スピーカ19(図示しない;図
10のブロック図参照)が設けられている。上記したラ
ンプ類やスピーカ19の表示動作については、後に詳述
する。なお、前記アウト口13は、遊技領域3の最下方
に設けられ、入賞しなかったアウト玉を回収するように
なっている。
【0011】一方、遊技盤1の裏面には、図9に示すよ
うに、入賞玉集合カバー体14が止着されている。この
入賞玉集合カバー体14は、可変入賞球装置20に入賞
した入賞玉やチューリップ式入賞口10a,10bに入
賞した入賞玉を下方に誘導する誘導径路が形成されるも
のである。また、前記始動入賞口装置4の後面には、誘
導板15が止着されている。この誘導板15には、左右
に後方に向けて開口する誘導口16a,16bが形成さ
れ、始動入賞口5、6a,6bに入賞した入賞玉を誘導
口16a,16bから第2入賞玉集合空間(図示しな
い)に放出するようになっている。第2入賞玉集合空間
に放出された入賞玉によって排出される景品玉数は、第
1入賞玉集合空間(可変入賞球装置20やチューリップ
式入賞口10a,10bに入賞した入賞玉が落下する空
間)に放出された入賞玉によって排出される景品玉数
(例えば、15個)よりも少ない数(例えば、7個)に
設定されている。
【0012】以上、遊技盤1の構成について説明してき
たが、次に図1乃至図7を参照して、本実施例の要部に
含まれる可変入賞球装置20の構成について説明する。
可変入賞球装置20は、図3に示すように、前記遊技盤
1の表面に取り付けられる取付基板21を有している。
取付基板21は、縦長な平板状の下部両側が側方に延設
された板状に形成されていると共に、その上部及び左右
両端の前面には、通常の入賞口22〜24が突設されて
いる。また、取付基板21の中央には、長方形状の入賞
開口25が開設され、該入賞開口25の後方に周枠26
が突設され、該周枠26に囲まれる領域が入賞空間27
を構成している。そして、この入賞空間27に電気的駆
動源によって駆動される構成部材54、57a,57b
が設けられている。
【0013】また、取付基板21の前面には、前記入賞
開口25の上部開口縁に沿って上部障害枠28が突設さ
れ、該上部障害枠28の両端下方に一対の玉受部材29
a,29bが開閉自在に設けられている。この玉受部材
29a,29bは、その下部に固着されて後方に延びる
回動軸30a,30bを中心として回動する。回動軸3
0a,30bの回動運動は、回動軸30a,30bの後
端に固着されたリンク部材31a,31b(図2及び図
4参照)と開閉ソレノイド33a,33bに連結された
作動部材32とによって、開閉ソレノイド33a,33
bの上下運動を変換することにより行われるようになっ
ている。なお、開閉ソレノイド33a,33bに連結さ
れる作動部材32には、図4に示すように、係合凹部3
4が形成され、該係合凹部34に後述する可動装飾部材
49に連結される連結杆51の係合片52が係合するよ
うになっており、開閉ソレノイド33a,33bの作動
により可動装飾部材49も駆動されるようになってい
る。したがって、玉受部材29a,29bと可動装飾部
材49とは、同期的に駆動されることになる。
【0014】上記した玉受部材29a,29bの下方に
は、入賞開口25の開口縁の一部を構成する透明板35
a,35bから一体的に突設する障害立壁36a,36
bが位置する。透明板35a,35bは、取付基板21
の下部左右に延設された部分に対応して設けられるもの
で、後述する貯留構成部材57a,57bが入賞空間2
7内で開放した状態でもその状態が透視できるようにし
たものである。
【0015】更に、上記した障害立壁36a,36bの
下方であって入賞開口25の下方部縁に沿って入賞玉受
枠37が突設されている。入賞玉受枠37の中央には、
図7に示すように特定入賞口38が形成され、該特定入
賞口38に玉の通過を検出する特定入賞玉検出器39が
内蔵されている。また、特定入賞口38の左右は、通常
入賞口40a,40bとされるが、特定入賞口38を通
過した入賞玉も通常入賞口40a,40bに落入した入
賞玉も取付基板21の下部に開設した玉排出口41に誘
導されるようになっている。玉排出口41への入賞玉の
誘導は、入賞玉受枠37の前面板部の裏面に傾斜状に突
設される誘導片37a〜37cによって速やかに行われ
るようになっている。また、入賞玉受枠37の少なくと
も前面板部は、内部が透視できるように透明状となって
いるので、特定入賞口38及び通常入賞口40a,40
bに通過又は落入した入賞玉が玉排出口41に誘導され
る様子を見ることができる。なお、玉排出口41の左右
の取付基板21には、前記開閉サイクルの継続回数を表
示する開成回数表示LED42と、1回の開閉サイクル
中に受け入れられた入賞玉数を表示する入賞個数表示L
ED43とが設けられている。また、入賞玉受枠37の
下部には、装飾用の飾りLED76も設けられている。
【0016】上記したように入賞開口25は、取付基板
21の前面に突設される上部障害枠28、玉受部材29
a,29b、障害立壁36a,36b、及び入賞玉受枠
37によって囲まれているため、遊技領域3を落下する
打玉が通常の状態では入賞しないようになっている。し
かし、玉受部材29a,29bが開成したときには、遊
技領域3を落下する打玉が玉受部材29a,29bに受
け止められて入賞開口25の内側に誘導され、入賞空間
27に到達し、最終的に入賞玉となる。なお、玉受部材
29a,29bが起立したときに打玉が全く入賞しない
状態ではなく、玉受部材29a,29bと上部障害枠2
8との間に打玉が通過する間隔を形成して入賞し難い状
態としておいても良い。
【0017】入賞空間27には、その上部に後方に向か
って下り傾斜する上部玉転動板44が横臥され、該上部
玉転動板44の後端には、入賞玉が通過することにより
検出される入賞玉検出器45a,45bが設けられてい
る。しかして、前記玉受部材29a,29bによって受
け入れられた入賞玉は、すべて上部玉転動板44を流下
して入賞玉検出器45a,45bに検出された後、下方
に向けて落下する。なお、大当り遊技状態時に入賞玉検
出器45a,45bによって検出された入賞玉数は、前
記入賞個数表示LED43に表示される。
【0018】入賞玉検出器45a,45bを通過して下
方に落下した入賞玉は、前記特定入賞口38及び通常入
賞口40a,40bに向けて傾斜する下部玉転動板46
上に落下する。下部玉転動板46の中央には、特定入賞
口38の上方部に対応する位置に障害突起47が突設さ
れている。この障害突起47には、特定入賞口38に向
かう通路が形成されており、この通路を流下する入賞玉
は、ほぼ確実に特定入賞口38に誘導されるが、この通
路から外れた位置を流下する入賞玉は、ほとんど通常入
賞口40a,40bに誘導される。
【0019】ところで、入賞空間27の後方部は、入賞
玉が侵入しないようになっているが、その侵入しない位
置に入賞玉の流下に影響を及ぼさない装飾部材が配置さ
れている。具体的には、前記上部玉転動板44の上部後
方には、固定装飾部材48が設けられ、その固定装飾部
材48の下部に可動装飾部材49が設けられている。可
動装飾部材49は、図4に示すように、支軸50を中心
にして揺動自在に設けられ、その後端に連結される連結
杆51の係合片52が前記開閉ソレノイド33a,33
bによって上下動される作動部材32と係合するように
なっている。このため、開閉ソレノイド33a,33b
がON・OFFを繰り返すことにより、可動装飾部材4
9が上下方向に揺動する。なお、固定装飾部材48に
は、ロボット怪獣の顔の意匠が与えられ、可動装飾部材
49には、ロボット怪獣の口の意匠が与えられている。
このため、可動装飾部材49が駆動されているときに
は、ロボット怪獣が口を開けたり閉めたりする動作を与
えるようになっている。また、固定装飾部材48と可動
装飾部材49の内部には、装飾用の飾りLED73aが
設けられている。
【0020】一方、上部玉転動板44の下部後方には、
ロボット怪獣の胴体の意匠が与えられる装飾ケース53
が設けられている。そして、装飾ケース53からは、入
賞玉の流下状態に影響を及ぼす複数の構成部材54、5
7a,57bが前方の入賞空間27に向かって設けられ
ている。より詳細に説明すると、構成部材54は、前記
入賞玉検出器45a,45bの下方に設けられて上方か
ら落下する入賞玉を左右に振り分ける振分構成部材54
を構成し、構成部材57a,57bは、下部玉転動板4
6を流下する入賞玉を貯留したりあるいは解除したりす
る貯留構成部材57a,57bを構成している。
【0021】しかして、振分構成部材54は、装飾ケー
ス53の中央から前方に向かって突出された大砲の意匠
が与えられ、図5に示すように、後端部よりの支軸55
を中心にして左右方向に揺動自在に設けられている。ま
た、振分構成部材54の後端には、係合凹部56が形成
され、後述する作動カム66に突設される係合ピン67
と係合するようになっている。
【0022】また、貯留構成部材57a,57bは、装
飾ケース53の側方から前方に向かって湾曲状に突出さ
れた腕の意匠が与えられ、図5に示すように、ほぼ後端
部に近い支軸58a,58bによって左右方向に揺動自
在に設けられている。支軸58a,58bには、付勢バ
ネ59a,59bが周設され、貯留構成部材57a,5
7bの先端が当接する方向に付勢している。また、貯留
構成部材57a,57bの後端には、係合突起60a,
60bが形成され、後述する作動カム66に突設される
係合円弧突起68a,68bと係合するようになってい
る。
【0023】更に、貯留構成部材57a,57bの後端
部よりには、係止突片61a,61bが後方に向かって
突設されている。この係止突片61a,61bは、貯留
構成部材57a,57bの先端部が開放した状態(図5
の実線で示す状態;貯留解除状態という)で側方に回動
自在に設けられるストッパー部材62a,62bの先端
部と係合して貯留解除状態を保持し、貯留構成部材57
a,57bの先端部が閉じた状態(図5の破線で示す状
態;貯留状態という)でストッパー部材62a,62b
の先端部がその上部に載置して係合しない状態となる。
しかして、通常の遊技状態においては、貯留構成部材5
7a,57bは、貯留解除状態となっており、大当り遊
技状態時の予め定めた回を除く開閉サイクル中に貯留状
態が出現するようになっている。なお、貯留状態を出現
させるには、ストッパー部材62a,62bと係止突片
61a,61bとの係合状態を解除する必要があるが、
その際には、図4に示す解除ソレノイド63がONされ
たときに上昇する解除作動レバー64がストッパー部材
62a,62bを押し上げて係止突片61a,61bと
の係合状態を解除する。
【0024】上記した複数の構成部材54、57a,5
7bは、1つの電気的駆動源である駆動モータ65によ
って駆動される。即ち、駆動モータ65のモータ軸に固
着された円盤状の作動カム66の前方には、図5に示す
ように、前方に向かって突設された係合ピン67と、円
弧状に突設された係合円弧突起68a,68bとが形成
されている。係合ピン67は、作動カム66の回転中心
から偏心した位置に突設されて振分構成部材54の前記
係合凹部56と係合するようになっている。また、係合
円弧突起68a,68bは、図6に示すように、作動カ
ム66の回転中心に対して対称位置にほぼ円弧状に突設
され、回転先端内周面の半径D1と回転後端内周面の半
径D2との関係は、D2<D1となるように設計されて
いる。また、回転先端部の形状は、作動カム66が回転
しているときでも貯留構成部材57a,57bの係合突
起60a,60bがスムーズに係合円弧突起68a,6
8bの内側と当接するように傾斜状に形成されている。
【0025】しかして、作動カム66が駆動モータ65
によって回転されたときの構成部材54、57a,57
bの動作について図5及び図6を参照して説明する。ま
ず、振分構成部材54の動作について説明すると、係合
ピン67は、作動カム66の中心から偏心した位置に突
設されているので、作動カム66の回転につれて平面的
には、左右方向に往復移動することになる。このため、
係合凹部56内を上下動しながら振分構成部材54の後
端を支軸55を中心として左右方向に往復運動させる。
つまり、振分構成部材54の先端部も左右方向に往復運
動することになる。このように振分構成部材54が往復
運動をしてるときに、入賞玉検出器45a,45bから
落下する入賞玉が振分構成部材54に衝突したり、ある
いは衝突することなく下部玉転動板46に落下するた
め、入賞玉をいろいろな方向に振り分けることができ
る。
【0026】次に貯留構成部材57a,57bの動作に
ついて説明すると、作動カム66の回転により貯留構成
部材57a,57bの係合突起60a,60bが回転移
動する係合円弧突起68a,68bの内周面に当接す
る。しかして、係合円弧突起68a,68bの内周面の
形状が半径D1から徐々に小さい半径D2に変化するの
で、それにつれて係合突起60a,60bが中心側に移
動する。逆に貯留構成部材57a,57bの先端部は、
徐々に開放する。しかして、ある程度まで開放するとス
トッパー部材62a,62bが自重で下方向に回動して
係止突片61a,61bと係合するようになる。そし
て、係合突起60a,60bが係合円弧突起68a,6
8bの回転後端から外れても、ストッパー部材62a,
62bと係止突片61a,61bとが係合しているの
で、貯留構成部材57a,57bの先端が閉じることが
なく、貯留解除状態を保持する。この貯留解除状態を解
除するためには、前記したように解除ソレノイド63を
ONしてストッパー部材62a,62bを上方向に回動
して係止突起61a,61bとの係合を解除する必要が
ある。なお、解除されたときには、貯留構成部材57
a,57bの先端部は、付勢バネ59a,59bの付勢
力により一気に閉じた状態となる。
【0027】ところで、作動カム66の外周部には、前
記係合ピン67を通る直径上に切欠部69a,69bが
形成され、該切欠部69a,69bを検出する停止位置
検出器70がその下部に設けられる。しかして、停止位
置検出器70が切欠部69a,69bを検出した位置に
おいては、振分構成部材54は、前方を向いた状態とな
り、係合突起60a,60bが係合円弧突起68a,6
8bの回転先端内周面と当接した状態(この状態では、
ストッパー部材62a,62bによる係合がなければ、
貯留構成部材57a,57bは貯留状態となる)となっ
ている。なお、貯留構成部材57a,57bが貯留解除
状態にあるときには、図2に示すように、貯留構成部材
57a,57bの先端部は、前記透明板35a,35b
の後方に位置するので、下部玉転動板46を流下する入
賞玉にほとんど影響を及ぼすことがない。また、貯留構
成部材57a,57bが貯留状態にあるときには、図1
に示すように、入賞玉検出器45a,45bから落下す
る入賞玉をすべて貯留し、その貯留した入賞玉のうち少
なくとも1個を中央部分に貯留できるようになっている
(小指に対応する部分に玉が収納される)。
【0028】上記した構成部材のうち貯留構成部材57
a,57bは、貯留状態と貯留解除状態とに変化する
が、貯留解除状態においては、前記したように下部玉転
動板46を流下する入賞玉にほとんど影響を及ぼすこと
がないので、下部玉転動板46を転動する入賞玉が特定
入賞口38に入賞する確率は、下部玉転動板46に到達
する以前の入賞玉の流下径路に大きく左右され、全体的
に見た場合に必ずしも高いとは、言えない。一方、貯留
状態においては、前記したように貯留した入賞玉のうち
少なくとも1個を中央部分に貯留できるようになってい
るので、下部玉転動板46に到達する以前の入賞玉の流
下径路に関係なく、貯留を解除されたときに、中央部分
に貯留された1個の入賞玉が障害突起47の間を転動し
て特定入賞口38に入賞する確率が極めて高くなる。こ
のことは、大当り遊技状態における開閉サイクルの継続
権の成立確率が貯留状態と貯留解除状態とでは、大幅に
異なることを意味する。また、本実施例においては、大
当り遊技状態の発生確率も貯留状態と貯留解除状態とで
は、大幅に異なることを意味する。
【0029】可変入賞球装置20の概の構成は、以上の
とおりであるが、これ以外にも可変入賞球装置20に
は、装飾用のランプやLEDが多数設けられている。こ
れらの一部は、図示していないものもあるが、簡単に説
明すると、取付基板21の最上部の入賞口22部分を照
明する飾りLED71(図示しない;以下、飾りLED
−Aという)、固定装飾部材48及び可動装飾部材49
の上面及び背面を照明する飾りLED72(図2参照;
以下、飾りLED−Bという)、固定装飾部材48及び
可動装飾部材49の内部、並びに振分構成部材54の内
部に設けられる飾りLED73a,73b(図4参照;
以下、飾りLED−Cという)、貯留構成部材57a,
57bの側方後面を照明する飾りLED74a,74b
(図2参照;以下、飾りLED−Dという)、下部玉転
動板46を照明する飾りLED75(図4参照;以下、
飾りLED−Eという)、入賞玉受枠37の下部前面を
装飾する飾りLED76(図1参照;以下、飾りLED
−Fという)、及び透明板35a,35bの下部両端後
方の入賞空間27を照明する役物ランプ77a,77b
(図2参照)等が設けられている。これらのLEDやラ
ンプは、後述するように始動入賞時や大当り遊技状態時
に所定の態様で表示制御される。
【0030】以上、可変入賞球装置20を含む弾球遊技
機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それらの
遊技装置は、図10に示す遊技制御回路によって制御さ
れる。図10は、遊技制御回路をブロック構成で示す回
路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を含
む基本制御回路80によって制御される。しかして、基
本制御回路80は、検出回路81を介して特定入賞玉検
出器39、始動入賞玉検出器7、8a,8b、入賞玉検
出器45a,45b、及び停止位置検出器70からの検
出信号が入力され、アドレスデコード回路82から基本
制御回路80及び検出回路81にチップセレクト信号が
与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路83
から基本制御回路80にリセット信号が与えられ、所定
時間毎に定期リセット回路84から基本制御回路80に
定期リセット信号が与えられる。
【0031】一方、基本制御回路80からは、以下の装
置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、スピーカ制
御回路85を介してスピーカ19に音声信号が与えら
れ、モータ駆動回路86を介して駆動モータ65に駆動
信号が与えられる。また、LED制御回路87を介して
入賞個数表示LED43、開成回数表示LED42、及
び飾りLED−A〜Fに表示制御信号が与えられ、ラン
プ制御回路88を介して枠ランプ18、レール飾りラン
プ17、役物ランプ77a,77b、サイドランプ12
a,12b、チャッカーランプ9a,9b、及び袖ラン
プ11a,11bに表示制御信号が送られる。更に、ソ
レノイド駆動回路89を介して開閉ソレノイド33a,
33b、及び解除ソレノイド63に駆動信号を与えてい
る。また、基本制御回路80からは大当り情報出力回路
90に大当り信号を出力している。なお、上記した装置
や回路には、電源回路91から各種の電圧を有する電力
が供給されている。
【0032】次に、以上説明した可変入賞球装置20の
動作について図11乃至図17を参照して説明する。ま
ず、図11及び図12を参照して、始動入賞時の可変入
賞球装置20の動作について説明する。図11は、1回
開き時の動作を示すタイムチャートであり、図12は、
2回開き時の動作を示すタイムチャートである。なお、
図中、大砲は、振分構成部材54を示し、口は、可動装
飾部材49を示し、大入賞口は、玉受部材29a,29
bを示し、解除SOLは、解除ソレノイド63を示し、
腕は、貯留構成部材57a,57bを示す。しかして、
電源投入後、駆動モータ65は、一定の速度で回転して
いるため、大砲54は、一定の周期(4.000秒)で
左右の往復運動している。
【0033】図11において、始動入賞口6a,6bの
いずれかに打玉が入賞して始動入賞玉検出器8a,8b
から始動信号S1を導出すると、その導出時から所定時
間(1.000秒)遅れて大入賞口29a,29bが短
い時間(0.500秒)開放する。また、大入賞口29
a,29bの開閉と同期して口49が開閉する。そし
て、始動信号S1があった後から大入賞口29a,29
bが閉じるまでの時間(図11中のアスタリスクが付さ
れている期間)は、始動受付禁止期間とされる。この始
動受付禁止期間は、その期間内にいずれの始動入賞口
5、6a,6bに入賞した打玉も始動入賞としての機能
を無効とされるものである。
【0034】なお、図示のタイムチャートでは、大入賞
口29a,29bが閉じた後でも、入賞空間27を流下
する入賞玉が特定入賞口38に到達するまで時間がかか
るので、大入賞口29a,29bの閉成後一定時間
(3.000秒)の役物連続作動装置作動有効時間を認
めている。役物連続作動装置有効時間は、大入賞口29
a,29bの閉じる間際に入賞した入賞玉が特定入賞口
38に入賞することもあるので、その入賞を有効と認定
するために設定される猶予時間である。
【0035】また、大入賞口29a,29bの開放と同
時に解除SOL63がONされて腕57a,57bを閉
鎖した状態、即ち、貯留状態とする。このため、大入賞
口29a,29bの短い時間の開放中に受け入れられた
入賞玉があるときには、腕57a,57bによって貯留
される可能性が高く、その貯留が解除されたときには、
特定入賞口38に誘導される可能性が極めて高く大当り
遊技状態を出現させ易くなる。なお、貯留状態は、大砲
54が半往復する間だけ保持され、それ以降は、係止突
片61a,61bとストッパー部材62a,62bとが
係合して貯留解除状態を保持する。
【0036】次に、図12において、始動入賞口5に打
玉が入賞して始動入賞玉検出器7から始動信号S2を導
出すると、所定時間(1.000秒)遅れて大入賞口2
9a,29bが微小時間(0.500秒)の間隔をおい
て短い時間(0.700秒)の開放を2回行う。そし
て、始動信号S2があった後から2回の大入賞口29
a,29bの開放が終了するまでの時間は、始動受付禁
止期間とされる。また、この2回開き始動において大入
賞口29a,29bの開放時間と開放回数とが1回開き
始動に比較して多いので、入賞玉が可変入賞球装置20
に受け入れられ易い。また、図12においても、大入賞
口29a,29bの閉成後一定時間(3.000秒)の
役物連続作動装置作動有効時間が認められている。
【0037】また、1回開き時と同様に大入賞口29
a,29bの開放と同時に解除SOL63がONされて
腕57a,57bを閉鎖した状態、即ち、貯留状態とす
る。このため、大入賞口29a,29bの短い時間の開
放中に受け入れられた入賞玉があるときには、腕57
a,57bによって貯留される可能性が高く、その貯留
が解除されたときには、特定入賞口38に誘導される可
能性が極めて高く大当り遊技状態を出現させ易くなる。
なお、この場合の貯留状態も、大砲54が半往復する間
だけ保持され、それ以降は、係止突片61a,61bと
ストッパー部材62a,62bとが係合して貯留解除状
態を保持する。
【0038】次に、図13乃至図15を参照して開閉サ
イクル時の動作について説明する。図13は、最初の開
閉サイクルの動作状態を示し、図14は、2回目以降の
開閉サイクルの動作を示し、図15は、各開閉サイクル
の18回の開閉動作の途中で継続信号が発生したときの
継続時の動作を示す。なお、図中役物連続作動装置は、
特定入賞玉検出器39を示す。
【0039】まず、最初の開閉サイクルにおける動作を
図13に基づいて説明する。役物連続作動装置39が作
動して継続信号R1が導出されると、その継続信号R1
から一定時間(5.000秒)遅れて大入賞口29a,
29bが開閉サイクルを開始する。この開閉サイクルに
おいては、次の図14に示す開閉サイクルと同様に、開
閉サイクルの前段の開閉動作(5回目までの開閉動作)
と後段の開閉動作(6回目以降の開閉動作)とが異なる
ように制御される。具体的には、前段の開閉動作におい
ては、開放時間と閉成時間とが0.712秒間隔で行わ
れ、後段の開閉動作においては、開放時間と閉成時間と
が0.748秒間隔で行われる。また、開閉サイクルの
終了条件に達したときには、前記と同様に役物連続作動
装置作動有効時間(3.000秒)が設定されている。
【0040】また、継続信号R1の導出後上記した開閉
サイクルの終了時までの間、大砲54は、左右往復運動
を繰り返し行い、また、腕57a,57bも開放した状
態、即ち、貯留解除状態を維持したままとなっている。
したがって、初回の開閉サイクルにおいては、前記した
ように、下部玉転動板46を転動する入賞玉が特定入賞
口38に入賞する確率は、下部玉転動板46に到達する
以前の入賞玉の流下径路に大きく左右され、全体的に見
た場合に必ずしも高いとは、言えない。
【0041】次に、2回目以降の開閉サイクルの動作を
図14に基づいて説明する。役物連続作動装置39が作
動して継続信号Rn(2≦n≦15)が導出されると、
その継続信号Rnから一定時間(5.000秒)遅れて
大入賞口29a,29bが開閉動作を開始する。しかし
て、大入賞口29a,29bが開閉動作を開始するまで
の間、大砲54は、右側から中央に戻るまで、即ち停止
位置検出器70が切欠部69aを検出するまで動作し、
大砲54が中央に戻った時点で停止する。また、腕57
a,57bは、継続信号R1導出と同時に解除ソレノイ
ド63がONして閉じるが、再度開くことになる。そし
て、大入賞口29a,29bの開閉動作が開始すると同
時に再度閉じた状態、即ち貯留状態となる。
【0042】ところで、大入賞口29a,29bの開閉
動作が開始したときには、大入賞口29a,29bに受
け入れられた入賞玉はすべて入賞玉検出器45a,45
bを通過して腕57a,57bに貯留されることにな
る。また、開閉サイクルの前段の開閉動作(5回目まで
の開閉動作)と後段の開閉動作(6回目以降の開閉動
作)とが異なるように制御される。具体的には、前段の
開閉動作においては、開放時間と閉成時間とが0.71
2秒間隔で行われ、後段の開閉動作においては、開放時
間と閉成時間とが0.748秒間隔で行われる。
【0043】上記のようにして大入賞口29a,29b
の開閉動作が進行して開閉サイクルの終了条件に至った
場合、即ち大入賞口29a,29bの開放回数が18回
となったとき、又は大入賞口29a,29bに10個の
入賞玉が入賞したとき(入賞玉数検出器45a,45b
で10個が検出されたとき)に駆動モータ65の駆動が
再開されて、大砲54の往復移動が開始されると共に、
腕57a,57bが開放され、貯留されていた入賞玉を
下部玉転動板46上に流下させる。この場合、貯留され
ている入賞玉数は、最高限度の10個に近く、しかも一
度に開放されるので、開放された入賞玉が特定入賞口3
8に誘導される可能性が極めて高く、その誘導された時
点で前記と同様に役物連続作動装置作動有効時間が機能
しているので、次の開閉サイクルに継続する確率が極め
て高くなる。
【0044】このように、本実施例においては、初回の
開閉サイクルにおける継続権の成立確率が2回目以降の
継続権の成立確率よりも低くなるように貯留構成部材5
7a,57bを駆動制御しているので、大当り遊技状態
となっても初回の開閉サイクルを無事にクリアしなけれ
ば、次回の開閉サイクルに移行することができず、緊張
感を持って遊技を行うことができる。
【0045】次に、図15を参照して開閉サイクルの継
続時における動作について説明すると、前回の開閉サイ
クルにおいて、18回の開閉動作に到達する前に10個
の入賞玉が発生して開閉サイクルの終了条件に達し、そ
れによって貯留されていた入賞玉が開放されて特定入賞
口38に入賞したときには、継続信号Rnが導出され
る。継続信号Rnが導出されると、前記と同様に継続信
号Rnから一定時間(5.000秒)遅れて大入賞口2
9a,29bが開閉動作を開始する。そして、大入賞口
29a,29bが開閉動作を開始するまでの間、大砲5
4は、右側から中央に戻るまで、即ち停止位置検出器7
0が切欠部69aを検出するまで動作し、大砲54が中
央に戻った時点で停止する。また、腕57a,57b
は、継続信号Rn導出と同時に解除ソレノイド63がO
Nして閉じるが、再度開くことになる。そして、大入賞
口29a,29bの開閉動作が開始すると同時に再度閉
じた状態、即ち貯留状態となる。
【0046】次に、図16及び図17を参照して、各遊
技状態に応じて表示されるランプやLED、スピーカの
動作について説明する。図中丸印は、点灯状態を示し、
丸印の中にバツがある表示は、1/2周期で点滅表示す
ることを示す。
【0047】まず、電源を投入した通常の遊技状態で
は、可変入賞球装置20に設けられる飾りLED−Fが
500ms間隔で点滅し、飾りLED−Dが500ms
のONと3.5sのOFFによる点滅を行い、飾りLE
D−Eが4s周期で、また飾りLED−B及び飾りLE
D−Aが1.54s周期でそれぞれ点灯移動する。ま
た、回数表示LED42と個数表示LED43は、共に
0を点灯表示している。また、効果音は、発声されてい
ない。
【0048】次に、打玉がいずれかの始動入賞口5、6
a,6bに入賞したときには、レール飾りランプ17と
袖ランプ11a,11bとが交互に100ms間隔で点
滅し、サイドランプ12a,12b及びチャッカーラン
プ9a,9bが100msのONと300msのOFF
とによる点滅動作を行い、役物ランプ77a,77bが
点灯する。また、飾りLED−E及び飾りLED−Cが
レール飾りランプ17と同期して、また、飾りLED−
Dが袖ランプ11a,11bと同期してそれぞれ点滅
し、飾りLED−Eが400msの速い周期で、飾りL
ED−B及び飾りLED−Aが320msの速い周期で
それぞれ点灯移動する。また、回数表示LED42と個
数表示LED43は、共に0を点灯表示している。更
に、スピーカからは、1回開き始動入賞のときに効果音
Aが発声され、2回開き始動入賞のときに効果音Bが発
声される。
【0049】また、可変入賞球装置20を含む遊技装置
に異常が発生したときには、サイドランプ12a,12
bが点灯状態となり、飾りLED−B、飾りLED−
A、回数表示LED42、及び個数表示LED43が異
常発生前の状態を保持し、効果音Gが発声される。これ
により、例えば、回数表示LED42や個数表示LED
43を見ることにより異常発生時の遊技状態を知ること
ができる。
【0050】次に、大当り遊技状態時においては、特定
入賞検出時から玉受部材29a,29bの開放するまで
の第1段階と、玉受部材29a,29bの開放中である
第2段階と、大当り遊技状態の終了時から一定時間(3
秒)が経過するまでの第3段階と、とに分けてランプ、
LED、効果音が駆動される。
【0051】まず、第1段階においては、枠ランプ1
8、サイドランプ12a,12b、袖ランプ11a,1
1b、チャッカーランプ9a,9bとが同期して60m
s間隔で点滅し、レール飾りランプ17が枠ランプ18
と交互に点滅し、役物ランプ77a,77bが点灯表示
している。また、飾りLED−F〜Cが枠ランプ18と
同期して60ms間隔で点滅し、飾りLED−Bと飾り
LED−Aとが40ms間隔で点滅する。更に、回数表
示LED42と個数表示LED43とは、7セグメント
の各2つずつのセグメントが360msの周期で順次点
灯移動する。また、スピーカからは、効果音Cが発声さ
れる。
【0052】第2段階においては、枠ランプ18が10
0ms間隔で点滅し、レール飾りランプ17及びチャッ
カーランプ9a,9bがON100ms・OFF500
ms間隔で点滅し、サイドランプ12a,12b及び袖
ランプ11a,11bがON100ms・OFF300
ms・ON100ms・OFF100ms間隔で点滅
し、役物ランプ77a,77bが枠ランプ18と交互に
60ms間隔で点滅する。また、飾りLED−F及び飾
りLED−Cは、枠ランプ18と交互に点滅し、飾りL
ED−Dは、枠ランプ18と同期して点滅する。また、
飾りLED−Eは、600ms周期で点灯移動し、飾り
LED−B及び飾りLED−Aは、2.4s周期で点灯
移動する。回数表示LED42及び個数表示LED43
は、それぞれ継続回数及び入賞個数を表示する。この場
合、開閉サイクルの継続回数が10回以上となった場合
において、回数表示LED42は、上記した第1段階〜
第2段階を通じて一桁目だけを表示し、しかもその表示
態様が120ms間隔での点滅表示である。したがっ
て、10回目〜15回目の開閉サイクルにおいては、0
〜5が点滅表示されることになり、1回目〜5回目の開
閉サイクルにおける点灯表示と区別できるようになって
いる。また、最終回を除く第2段階においては、効果音
Dが発声され、最終回の開閉サイクルにおいては、効果
音Eが発声されるようになっている。
【0053】次に大当り遊技状態が終了した第3段階に
おいては、一定時間(3.0s)の間、枠ランプ18
(100ms)、サイドランプ12a,12b及びチャ
ッカーランプ9a,9b(共に60ms)が同期して、
及びレール飾りランプ17と袖ランプ11a,11b
(共に60ms)とが枠ランプ18と交互にそれぞれ点
滅表示されると共に、飾りLED−Cも枠ランプ18と
同期して60ms間隔で点滅表示される。また、飾りL
ED−B及び飾りLED−Aは、3.0s周期で点灯移
動する。また、効果音Fも発声される。
【0054】以上、実施例に係る可変入賞球装置20の
構成及び作用について説明してきたが、本実施例によれ
ば、初回の開閉サイクルにおける継続権の成立確率が2
回目以降の継続権の成立確率よりも低くなるように貯留
構成部材57a,57bを駆動制御しているので、大当
り遊技状態となっても初回の開閉サイクルを無事にクリ
アしなければ、次回の開閉サイクルに移行することがで
きず、緊張感を持って遊技を行うことができる。
【0055】なお、上記した実施例においては、予め定
めた回として、初回の1回だけとしたが、任意の回であ
っても良いし、あるいは複数回あっても良い。また、上
記した実施例では、継続権の成立確率を変化させる可変
入賞球装置20の構成部材として、貯留構成部材57
a,57bを例示したが、他の構成部材、例えば、特定
入賞口38への誘導率に変化を与える誘導部材や振分部
材であっても良い。また、継続権の成立確率を変化せし
めるものとして、可変入賞球装置20を構成する構成部
材以外に、可変入賞球装置20の機能を変化させること
により達成しても良い。例えば、1回の開閉サイクルに
おける入賞個数を予め定めた回だけ少なくしたり(例え
ば、10個を7個にする)、1回の開閉サイクルにおけ
る開閉動作回数を予め定めた回だけ少なくしたり(例え
ば、18回を15回にする)、玉受部材29a,29b
の開放角度や開放時間を短くしたり、特定入賞口38の
大きさを変化させたり、特定入賞口38の位置を変化さ
せたりしても良い。要は、特定入賞口38への入賞玉の
入賞確率を構造的又は機能的に変化させることができる
構成であれば、どのようなものでも良い。更に、上記し
た実施例では、継続権が成立する弾球遊技機として、特
定入賞口38に入賞玉が入賞したときに大当り遊技状態
が発生するものを示したが、大当り遊技状態の発生と継
続権の発生とが異なる入賞口又は装置によって生起され
る弾球遊技機であっても良い。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、予め定めた回における継続権の
成立確率が他の回における継続権の成立確率よりも低く
なるように可変入賞球装置を構成する構成部材を駆動制
御し、又は可変入賞球装置の機能を変化させたので、そ
の予め定めた回をクリアしなければ、次回の可変入賞球
装置の遊技者にとって有利な第1の状態に移行すること
ができず、このため、第1の状態を所定回数繰り返し継
続することが可能な遊技に緊張感を与えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る可変入賞球装置の内部構造を示す
斜視図である。
【図2】可変入賞球装置の一部を破断した斜視図であ
る。
【図3】可変入賞球装置の正面図である。
【図4】可変入賞球装置の縦方向に切断した縦断面図で
ある。
【図5】可変入賞球装置に設けられる複数の可動構成部
材が1つの電気的駆動源によって駆動される状態を示す
平面図である。
【図6】1つの可動構成部材と作動部材に形成される係
合部との関係を示す正面概略図である。
【図7】可変入賞球装置の特定入賞口部分の構成を示
し、(A)は、正面図、(B)は、平面図、(C)は、
断面図である。
【図8】可変入賞球装置が適用される弾球遊技機の遊技
盤の遊技領域の構成を示す正面図である。
【図9】遊技盤の背面構造を示す背面図である。
【図10】遊技動作を制御する遊技制御回路を示すブロ
ック図である。
【図11】1回開き始動入賞時における可変入賞球装置
の動作を示すタイムチャートである。
【図12】2回開き始動入賞時における可変入賞球装置
の動作を示すタイムチャートである。
【図13】大当り遊技状態時における初回の開閉サイク
ルの動作を示すタイムチャートである。
【図14】大当り遊技状態時の2回目以降の開閉サイク
ルの動作を示すタイムチャートである。
【図15】各開閉サイクルの開閉動作の途中で継続信号
が導出されたときの動作を示すタイムチャートである。
【図16】各遊技状態におけるランプ、LED、スピー
カの動作を示す一覧表図である。
【図17】各遊技状態におけるランプ、LED、スピー
カの動作を示す一覧表図である。
【符号の説明】
20 可変入賞球装置 38 特定入賞口(特定入賞領域) 57a,57b 貯留構成部材(構成部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技状態が予め定めた特定遊技状態とな
    ったとき可変入賞球装置を遊技者にとって不利な第2の
    状態から遊技者にとって有利な第1の状態に変化させ、
    その第1の状態中に受け入れられた入賞玉が可変入賞球
    装置内に設けられる特定入賞領域に入賞したことに基づ
    いて継続権を成立させて前記可変入賞球装置を再度第1
    の状態にすると共に、前記継続権の成立回数が所定回数
    内に制限される弾球遊技機において、 前記所定回数のうち予め定めた回における前記継続権の
    成立確率が他の回における継続権の成立確率よりも低く
    なるように前記可変入賞球装置を構成する構成部材を駆
    動制御し、又は前記可変入賞球装置の機能を変化させた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
JP20146091A 1991-07-16 1991-07-16 弾球遊技機 Withdrawn JPH0515636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20146091A JPH0515636A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20146091A JPH0515636A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515636A true JPH0515636A (ja) 1993-01-26

Family

ID=16441460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20146091A Withdrawn JPH0515636A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515636A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079954A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Samii Kk 弾球遊技機
JP2009028124A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Heiwa Corp 弾球遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079954A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Samii Kk 弾球遊技機
JP2009028124A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Heiwa Corp 弾球遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07284558A (ja) パチンコ機
JP3884337B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH0592068A (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JP2001204909A (ja) 弾球遊技機及びゲームプログラムが記録された記録媒体
JP2004073510A (ja) 遊技機
JP3075145B2 (ja) パチンコ機
JPH0515636A (ja) 弾球遊技機
JP3004400B2 (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
US20050087926A1 (en) Gaming machine
JP4272273B2 (ja) パチンコ機
JP2888956B2 (ja) 弾球遊技機における可変入賞球装置
JP3201798B2 (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JP4020761B2 (ja) 弾球遊技機
JP2000225233A (ja) 弾球遊技機
JP2001070526A (ja) 弾球遊技機
JP3025554B2 (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JPS63147484A (ja) パチンコ遊技機
JP2005224330A (ja) パチンコ機の入賞装置
JP3262845B2 (ja) 弾球遊技機
JP3298527B2 (ja) パチンコ機
JP3005274B2 (ja) 弾球遊技機
JPH08252364A (ja) 弾球遊技機
JP4067301B2 (ja) 遊技機
JP4609853B2 (ja) 遊技機
JP3625135B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040319

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041217