JPH0515667U - 整流子構造 - Google Patents
整流子構造Info
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- JPH0515667U JPH0515667U JP6918491U JP6918491U JPH0515667U JP H0515667 U JPH0515667 U JP H0515667U JP 6918491 U JP6918491 U JP 6918491U JP 6918491 U JP6918491 U JP 6918491U JP H0515667 U JPH0515667 U JP H0515667U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 整流子製造時、整流子片の端縁部に隣接する
樹脂部に発生するクラックを防止する。 【構成】 整流子片3のライザ6とは相反する軸線方向
端縁部7の底辺を切除して切除面7aを設ける。この切
除面7aにより、整流子の製造過程に於いて生じる熱応
力が分散され、端縁部7の樹脂8部におけるクラックの
発生が防止できる。
樹脂部に発生するクラックを防止する。 【構成】 整流子片3のライザ6とは相反する軸線方向
端縁部7の底辺を切除して切除面7aを設ける。この切
除面7aにより、整流子の製造過程に於いて生じる熱応
力が分散され、端縁部7の樹脂8部におけるクラックの
発生が防止できる。
Description
【0001】
本考案は回転機の整流子構造に関し、特に整流子片を樹脂中に埋設してなる整 流子構造に関する。
【0002】
従来、回転機の整流子の構造には種々のものがあり、例えば、円周上に配列さ れた複数の整流子片を、熱硬化性樹脂により互いに絶縁及び保持する構造のもの が広く採用されている。このような構造を持つ整流子の製造過程としては、イン サート成形により整流子を成形する方法が一般的となっている。この成形後に、 整流子面が切削され、ライザに電機子巻線を接続するための接続溝がカットされ て、整流子が完成される。
【0003】 しかしながら、上記した工程には、整流子の成形、熱硬化性樹脂の硬化、成形 後の整流子の整流子面の切削、ライザの接続溝のカットの際に、整流子が加熱さ れるので、この熱により整流子内部に熱応力が発生する。この熱応力は、整流子 片の端縁部、特に整流子片のライザとは相反する軸線方向端縁部の底辺近傍に集 中する傾向にある。従って、前記底辺と樹脂との接合部には、大きな熱応力が加 わり、材質が整流子片に比べてもろい樹脂にクラックが発生し易い。
【0004】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、整流子の製造過程 に於いて、整流子片の端縁部に隣接する樹脂部にクラックが発生しない整流子構 造を提供することにある。
【0005】
上述した目的は本考案によれば、ライザ部分と本体部とからなるL字ブロック をなす整流子片を複数共通の円周上に配列した状態で樹脂中に埋設し、かつ一体 成形してなる回転機用の整流子構造であって、前記ライザ部分とは相反する軸線 方向端縁部の底辺を切除してなることを特徴とする整流子構造を提供することに より達成される。
【0006】
このようにすれば、整流子片のライザ部分とは相反する軸線方向端縁部の底辺 を、面取り或いは丸みを与える等して切除しておくことにより、整流子が加熱さ れたときでも、該整流子の内部に於ける熱応力の集中を回避することができる。
【0007】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面について詳しく説明する。 図1は、本考案が適用された整流子1を軸線に沿って示す図である。この整流 子1の中心部には、図示しない回転機の主軸が嵌合するべき内孔2が設けられ、 この内孔2の外周上には、銅製の整流子片3が、隣接する整流子片と互いに一定 の間隙をもつように、環状に配置されている。
【0008】 整流子片3は、本体部4とライザ部6とからなるL字ブロックをなすように形 成されている。本体部4の上面に設けられた整流子面5には、図示しない刷子が 摺接され、ライザ部6の中央部に設けられた接続溝6aには、図示しない電機子 巻線が接続される。また、隣接する整流子片3の間隙、及び各整流子片3と内孔 2との間には、樹脂8が充填されている。この樹脂8は、所要の機械的強度及び 絶縁性を有し、複数の整流子片3を保持していると共に、これらを互いに電気的 に絶縁している。
【0009】 図2に示すように、整流子片3のライザ6とは相反する端縁部7は、2等辺三 角柱をなす部分10を切除することにより形成された切除面7aを備えている。
【0010】 以下に、上記構成の整流子1の製造過程の概略について、図3のフローチャー トに沿って説明する。まず、整流子片3を、プレス切断により、L字ブロックを なすように整流子面5とライザ部6とを一体に形成し、かつライザ部6とは相反 する端縁部7に切除面7aを形成する。この時点では、整流子片3のライザ部6 には、接続溝6aが切削されていない(ステップ1)。
【0011】 次に、整流子1をインサート成形法により成形する。ここで、複数の整流子片 3と内孔2との間隙に、絶縁性及び熱硬化性を有する樹脂8が充填される。また 、樹脂8の組織を均質化し、加工歪を除去するためのキュアリングも同時に行わ れる(ステップ2)。
【0012】 前記ステップ2で成形された整流子1の外周面は、樹脂8が被着している場合 があり、また、整流子片3の整流子面5が正確な円周形状をなしていない。従っ て、整流子面5が図示しない刷子と円滑に摺接できるように、整流子面5を円周 形状に切削加工する。また、ライザ部6の円周面も同様に切削加工する(ステッ プ3)。
【0013】 そして、整流子片3のライザ部6に、図示しない電機子巻線が接続される接続 溝6aが切削形成され、整流子1の製造工程が終了する。(ステップ4)。
【0014】 上記の製造過程から明らかなように、整流子1を製造する際には、樹脂8のキ ュアリング、整流子面5及びライザ部6の円周面の切削、並びにライザ部6の接 続溝6aの切削により、整流子1が加熱される。整流子1を加熱すると、該整流 子1の内部に熱応力が発生する。もし、整流子片3の縁端部7の底辺が、図1に 於いて想像線9で示されるような形状をしている場合、その底辺と樹脂8との接 合部分に、熱応力が集中してしまい、底辺に隣接する樹脂8にクラックが発生し 易い。
【0015】 しかしながら、本考案によれば、整流子片3の端縁部7は、切除面7aを有す るように面取りされているため、整流子の製造過程に於いて、整流子片3の内部 に発生した熱応力は、切除面7aにより分散することができる。従って、端縁部 7と樹脂8との接合部分は、この分散された熱応力を、十分に吸収することがで きるので、端縁部7に隣接する樹脂8にクラックが発生することはない。
【0016】 尚、切除面7aを、面取りに代えて丸みを与えるようにしても同様の効果が得 られる。
【0017】
以上の説明により明らかなように、本考案による整流子構造によれば、整流子 のライザとは相反する端縁部の底辺近傍に集中する熱応力を、端縁部の底辺を切 除することによって分散することができるため、端縁部の底辺に隣接する樹脂部 に於けるクラックの発生が防止できる。
【図1】本考案が適用された整流子の軸線方向に沿って
破断して示す図である。
破断して示す図である。
【図2】本考案に基づく整流子構造を示す倒立斜視図で
ある。
ある。
【図3】本考案が適用された整流子の製造工程の概略を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 整流子 2 内孔部 3 整流子片 4 本体部 5 整流子面 6 ライザ 6a 接続溝 7 端縁部 7a 切除面 8 樹脂 9 想像線 10 部分
Claims (1)
- 【請求項1】 ライザ部分と本体部とからなるL字ブロ
ックをなす整流子片を複数共通の円周上に配列した状態
で樹脂中に埋設し、かつ一体成形してなる回転機用の整
流子構造であって、前記ライザ部分とは相反する軸線方
向端縁部の底辺を切除してなることを特徴とする整流子
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6918491U JP2546507Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 整流子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6918491U JP2546507Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 整流子構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515667U true JPH0515667U (ja) | 1993-02-26 |
| JP2546507Y2 JP2546507Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13395389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6918491U Expired - Lifetime JP2546507Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 整流子構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546507Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6918491U patent/JP2546507Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2546507Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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