JPH05157055A - 空気圧縮機の制御装置 - Google Patents

空気圧縮機の制御装置

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JPH05157055A
JPH05157055A JP31912991A JP31912991A JPH05157055A JP H05157055 A JPH05157055 A JP H05157055A JP 31912991 A JP31912991 A JP 31912991A JP 31912991 A JP31912991 A JP 31912991A JP H05157055 A JPH05157055 A JP H05157055A
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JP
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control device
memory
battery
compressor
voltage
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JP31912991A
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English (en)
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Shiro Tagawa
史郎 田川
Shigeru Kurauchi
繁 倉内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置が故障しても、それまで収集した予
防保全用データを継続して使用できるようにすること。 【構成】 少なくとも圧縮機本体20の運転時間および
アンロード回数を記憶したメモリ8を、制御装置に搭載
されたMCU6から取り外し可能に取り付け、MCU6
から取り外しても記憶データを保持するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気圧縮機の制御装置
に係り、特に制御装置が故障しても圧縮機本体の運転時
間およびアンロード回数等の予防保全用データを継続し
て使用し、圧縮機を制御するために好適な空気圧縮機の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置では、空気圧縮機の運転時間
およびアンロード(圧縮機を運転中、容量調整器を制御
して吐出風量を零とした状態)回数等の予防保全用デー
タを、ランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」とい
う)に記憶し、停電時にもデータ記憶のため、電池でバ
ックアップしている。
【0003】なお、この種の装置に関連するものに、例
えば特公平1−33676号公報に記載の技術が挙げら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、制
御装置が故障した場合、RAMに記憶していた圧縮機本
体の運転時間およびアンロード回数等の予防保全用デー
タが全て使用できなくなる。また、電池の不具合時に停
電し、電圧が低下してしまうと、それまでRAMに記憶
していたデータが使用できなくなる。この場合、運転日
誌等から運転時間を推定しなければならない。つまり、
従来技術では制御装置の故障に対して配慮がされておら
ず、制御装置の故障時に予防保全用データが喪失すると
いう問題があった。
【0005】また、従来技術では圧縮機の制御データを
停電時でも記憶しておくために使用している電池に、負
荷電流を流さずに電圧を測定しているため、電池の負荷
接続時の電圧が測定できない。電池は消耗していても、
無負荷時には電圧が回復して元の定格電圧となり、負荷
を接続すると電圧が低下する。つまり、従来技術では、
負荷の有無による電池の電圧の変化に対して配慮がされ
ておらず、電池が消耗していても、その消耗状態を検出
できないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、制御装置が故障しても、
予防保全用データを継続して使用できる空気圧縮機の制
御装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、電池の消耗状態を正
確に検出し得る空気圧縮機の制御装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は少なくとも圧縮機本体の運転時間およびア
ンロード回数を記憶するメモリを、制御装置から取り外
し可能に取り付け、制御装置から取り外しても記憶デー
タを保持するように構成したものである。
【0009】前記目的を達成するために、本発明は前記
メモリとして、電気的に消去可能な読み出し専用メモリ
(以下、「E・EPROM」という)を使用し、該メモ
リを制御装置とは別のプリント基板に実装し、該プリン
ト基板と制御装置をコネクタで接続したものであり、ま
た前記E・EPROMをICソケットに実装したもので
ある。
【0010】前記目的を達成するために、本発明は前記
メモリとして、RAMを使用し、該RAMと停電時のデ
ータ保持用電池を制御装置とは別のプリント基板に実装
し、該プリント基板と制御装置をコネクタで接続したも
のである。
【0011】また、前記他の目的を達成するために、本
発明は圧縮機の制御装置に搭載のマイクロコントロール
ユニット(以下、「MCU」という)により各部を制御
し、かつ圧縮機の制御データを停電時でも記憶しておく
ために、電池で保護されているメモリを有する空気圧縮
機の制御装置において、前記電池の電圧測定時に、MC
Uにより励磁されるリレーと、このリレーにより電池に
接続される負荷相当の抵抗と、電池の電圧値を測定し、
測定値を前記MCUに出力する電圧測定器とを備えて構
成したものである。
【0012】さらに、前記他の目的を達成するために、
本発明は前記MCUによりリレーを一定時間経過毎に励
磁し、電池の電圧を周期的に測定可能に構成したもので
ある。
【0013】そして、前記他の目的を達成するために、
本発明は前記制御装置をホスト計算機に接続し、少なく
とも圧縮機の運転時間およびアンロード回数、電池の電
圧測定結果の予防保全用データをホスト計算機側で管理
するように構成したものである。
【0014】
【作用】本発明の請求項1記載の発明では、少なくとも
圧縮機本体の運転時間およびアンロード回数を記憶する
メモリを、制御装置から取り外し可能に取り付け、制御
装置から取り外しても記憶データを保持するように構成
している。すなわち、メモリに不揮発性メモリを用い、
この不揮発性メモリに、圧縮機の制御装置に搭載のMC
Uにより、圧縮機の運転時間およびアンロード回数等の
予防保全用データを圧縮機の運転毎に記憶する。そし
て、前記不揮発性メモリに記憶されたデータを機械点検
時期を知る資料として使用する。
【0015】ところで、前記不揮発性メモリは制御装置
に取り外し可能に取り付けられている。そこで、制御装
置の故障時には、不揮発性メモリを故障した制御装置か
ら取り外す。ついで、前記不揮発性メモリを別の正常な
制御装置に取り付ける。これにより、予防保全用データ
を喪失することなく制御を続行でき、機械点検時期を表
示することができる。
【0016】そして、前記不揮発性メモリには機械点検
時期を知るために、次のようなデータを例えば1時間毎
の頻度で書き込む。
【0017】(1) 圧縮機の主電動機の運転時間 (2) アンロード回数 (3) 圧縮機納入後の経過時間 次に、前記データを使用して、次のような内容の表示を
行う。
【0018】(1) 本体点検…あらかじめ設定してい
る運転時間毎または納入後の経過時間毎(例えば160
00時間毎または2年経過毎の短い方)に「本体点検」
と表示する。
【0019】(2) 補機点検…あらかじめ設定してい
る運転時間毎または納入後の経過年数毎(例えば800
0時間毎または1年経過毎の短い方)に「補機点検」と
表示する。
【0020】(3) グリース補給…あらかじめ設定し
ている時間毎(例えば8000時間毎)に「グリース補
給」と表示する。
【0021】(4) 四方電磁弁点検…あらかじめ設定
しているアンロード回数毎に「四方電磁弁点検」と表示
する。
【0022】以上により、それまでに収集した予防保全
用データを交換後の制御装置で使用し、圧縮機本体の点
検時期を正確に知ることが可能となる。
【0023】また、本発明の請求項2記載の発明では、
前記メモリとしてE・EPROMを使用し、該E・EP
ROMを制御装置とは別のプリント基板に実装し、該プ
リント基板と制御装置をコネクタで接続しており、さら
には請求項3では、前記E・EPROMをICソケット
に実装しており、またさらには請求項4では、前記メモ
リとして、RAMを使用し、該RAMと停電時のデータ
保持用電池を制御装置とは別のプリント基板に実装し、
該プリント基板と制御装置をコネクタで接続しており、
そのいずれもそれまで収集した予防保全用データを記憶
したメモリを、故障した制御装置から簡単に取り外し、
故障していない新たな制御装置に簡単に取り付けて使用
することができる。
【0024】さらに、本発明の請求項5記載の発明で
は、圧縮機の制御装置に搭載のMCUにより各部を制御
し、かつ圧縮機の制御データを停電時でも記憶しておく
ために、電池で保護されているメモリを有する空気圧縮
機の制御装置において、前記電池の電圧測定時に、MC
Uにより励磁されるリレーと、このリレーにより電池に
接続される負荷相当の抵抗と、電池の電圧値を測定し、
測定値を前記MCUに出力する電圧測定器とを備えて構
成している。そして、圧縮機の制御装置に搭載のMCU
は、圧縮機の制御データを停電時でも電池で保護されて
いるメモリに記憶する。また、MCUは前記電池の電圧
を周期的に測定する。この電圧測定時にMCUはリレー
を励磁し、電池に負荷相当の抵抗を接続する。ついで、
電圧測定器は電池の電圧値を測定し、MCUに対して出
力する。そこで、MCUは測定された電圧値により、電
池交換の要否を判断し、出力する。
【0025】以上のようにこの請求項5記載の発明で
は、電圧測定時にのみ、電池に負荷に相当する抵抗を接
続し、測定するようにしているので、電池交換時期を正
確に判断することができる。
【0026】また、本発明の請求項6記載の発明では、
前記MCUによりリレーを一定時間経過毎に励磁し、電
池の電圧を周期的に測定可能に構成しているので、点検
失念による電池交換時期の逸失を防止することができ
る。
【0027】さらに、本発明の請求項7記載の発明で
は、前記制御装置をホスト計算機に接続し、少なくとも
圧縮機の運転時間およびアンロード回数、電池の電圧測
定結果の予防保全用データをホスト計算機側で管理する
ように構成しているので、管理体制の簡素化を図ること
ができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0029】図1は本発明の一実施例を示すもので、制
御装置のブロック図である。
【0030】この図1に示す制御装置は、温度センサ1
と、圧力センサ2と、温度センサ1が接続されているイ
ンタフェイス回路3と、圧力センサ2が接続されている
インタフェイス回路4と、両インタフェイス回路3,4
が接続されているアナログデジタル変換器(以下、「A
/D変換器」という)5と、制御装置に搭載されかつ前
記A/D変換器5をはじめとして色々な機器が接続され
ているMCU6と、このMCU6に接続されたドライバ
7およびメモリ8ならびに表示器9と、前記ドライバ7
に接続されたリレー11,12,13,14と、AC電
源15を有する電気回路に設けられかつ前記リレー1
1,12,13,14により制御されるリレー接点1
6,17,18,49とを備えている。そして、前記リ
レー接点16には圧縮機の主電動機運転指令リレー19
が接続され、前記リレー接点17には圧縮機の吸入弁2
1が接続され、また前記リレー接点18には圧縮機の放
風弁22が接続され、さらに前記リレー接点49には電
池の電圧検出回路10が接続されている。
【0031】而して、この図1に示す制御装置では、M
CU6はドライバ7を介してリレー11,12および1
3を励磁し、当該リレー接点16,17および18を介
して圧縮機の主電動機運転指令リレー19,圧縮機の吸
入弁21および放風弁22を動作させる。これらを動作
させる制御データとして、給油温度,吐出温度等を温度
センサ1により検出し、その検出結果をインタフェイス
回路3およびA/D変換器5を経由してMCU6に取り
込む。また、吐出圧力等を圧力センサ2により検出し、
そのインタフェイス回路4およびA/D変換器5を経由
してMCU6に取り込む。そして、MCU6は主電動機
の運転時間および放風弁22の動作回数(アンロード回
数)をメモリ8に記憶させ、しかもあらかじめ設定され
た保守時間,保守回数から減算し、点検までの残時間を
表示器9に表示させる。さらに、MCU6は点検までの
残時間が零になると警告を出力する。
【0032】また、MCU6がメモリ8の停電時記憶用
電池の電圧を測定する場合は、ドライバ7を介してリレ
ー14を励磁し、一定時間経過後、リレー接点49によ
り電圧検出回路10を動作させ、この電圧検出回路10
により電池の電圧を測定し、その測定結果をメモリ8に
記憶させ、さらにA/D変換器5を経由してMCU6に
取り込む。MCU6は、測定した電圧が規定値より小さ
ければ、電池交換の必要がある旨を表示器9に表示させ
る。
【0033】次に、図2は本発明を適用する空気圧縮機
として、スクリュー圧縮機を対象とした場合の、そのス
クリュー圧縮機の空気系統と容量制御装置の系統図であ
る。
【0034】この図2に示すスクリュー圧縮機は、圧縮
機本体20と、吸入口33と吸入フィルタ28と吸入弁
21とを有し圧縮機本体20の吸込側に接続された空気
吸入ラインと、逆止弁32とアフタクーラ31と貯気槽
30とを有し圧縮機本体20の吐出側に接続された空気
消費ライン35と、この空気消費ライン35の逆止弁3
2の上流側より分岐されかつ放風弁22と放風サイレン
29と放風口34とを有する放風ラインと、貯油槽27
と油圧ポンプ26と四方電磁弁25と油圧シリンダ23
とこれに嵌挿されたピストンロッド24とを有しかつ吸
入弁21および放風弁22を駆動するサーボ機構と、制
御装置に搭載されたMCU6とを備えている。前記貯油
槽27とアフタクーラ31の圧縮空気入口側には、それ
ぞれ温度センサ1が設けられており、各温度センサ1は
図1に示すインタフェイス回路3およびA/D変換器5
(図2では省略)を経由してMCU6に接続されてい
る。前記貯気槽30の圧縮空気入口側には、圧力センサ
2が設けられており、この圧力センサ2は図1に示すイ
ンタフェイス回路4およびA/D変換器5(図2では省
略)を経由してMCU6に接続されている。また、MC
U6には各種機器からデータが送り込まれ、しかもMC
U6からは各種機器に指令が発せられるようになってい
る。
【0035】この図2に示すスクリュー圧縮機におい
て、全負荷運転状態では、吸入口33から吸入した空気
は吸入フィルタ28を通り、全開状態の吸入弁21を通
って圧縮機本体20に入る。ついで、圧縮機本体20で
圧縮された高温高圧の圧縮空気は逆止弁32を通ってア
フタクーラ31に送られ、このアフタクーラ31で冷却
されたのち貯気槽30へ送り込まれる。貯気槽30に貯
められた圧縮空気は、空気消費ライン35よりプラント
類に供給され、消費される。なお、この状態では放風弁
22は閉じている。また、MCU6からの指令により四
方電磁弁25はロ位置に切り替えられている。したがっ
て、吸入弁21と放風弁22を駆動するピストンロッド
24は、貯油槽27から油圧ポンプ26により四方電磁
弁25を通って油圧シリンダ24のヘッド室側に供給さ
れた圧油により、吸入弁21を開き、放風弁22を閉じ
る方向に押されている。
【0036】消費空気量よりも圧縮機本体20から吐出
される圧縮空気量が多いと、吐出側圧力が上昇する。こ
の吐出側圧力を圧力センサ2で検出し、インタフェイス
回路およびA/D変換器を経由してMCU6に送り込
む。MCU6では、吐出側圧力があらかじめ設定された
上限値に達すると、四方電磁弁25に指令を発し、四方
電磁弁25をイ位置に切り替える。その結果、油圧ポン
プ26より送り込まれた圧油が四方電磁弁25を通って
油圧シリンダ23のロッド室側に供給され、その圧油に
よりピストンロッド24が図2において押し上げられ、
このピストンロッド24により吸入弁21が閉じ、放風
弁22が開かれ、圧縮機本体20が無負荷状態となる。
この無負荷状態で、吸入弁21より洩れ込んだ空気は、
放風弁23および放風サイレン29を通って放風口34
より大気に放出される。
【0037】前記無負荷状態では、圧縮機本体20から
貯気槽30へ圧縮空気が供給されず、プラント側で圧縮
空気を消費することによって、吐出側圧力が低下する。
そのときの吐出側圧力も、圧力センサ2により検出さ
れ、その検出結果はインタフェイス回路およびA/D変
換器を通じてMCU6に送り込まれる。このMCU6で
は、吐出側圧力があらかじめ設定された下限値まで低下
すると四方電磁弁25に指令を発し、四方電磁弁25を
イ位置からロ位置に切り替える。四方電磁弁25がロ位
置に切り替えられると、ピストンロッド24により吸入
弁21が開き、放風弁22が閉じられ、再度全負荷状態
となる。
【0038】ついで、図3はメモリと制御装置の取り付
け,取り外し機構の一実施例を示す斜視図である。
【0039】この図3に示す実施例では、メモリとして
E・EPROM81を使用している。
【0040】このE・EPROM81は、プリント基板
82上に実装されている。また、このプリント基板82
上にはコネクタ83が固定されている。一方、制御装置
のプリント基板80上には、コネクタ87と、複数本の
スペーサ88とが固定されている。各スペーサ88は、
止めねじ89により取り付けられている。前記制御装置
のプリント基板80上に固定されたコネクタ87には、
コネクタ86が装着されている。このコネクタ86に
は、ケーブル85を介してコネクタ84が接続されてい
る。このコネクタ84は、E・EPROM81のプリン
ト基板82上に固定されたコネクタ83と装着するよう
になっている。
【0041】前記E・EPROM81を制御装置に取り
付けるには、制御装置のプリント基板80上に固定され
た複数本のスペーサ88に、E・EPROM81とコネ
クタ83とを実装しているプリント基板82を載置し、
このプリント基板82を止めねじ90により前記スペー
サ88に固定する。また、制御装置のプリント基板80
上に固定されているコネクタ87にコネクタ86を装着
し、このコネクタ86にケーブル85を介して接続され
ているコネクタ84に、E・EPROM81のプリント
基板82上に固定されているコネクタ83を装着し、使
用状態にセットする。
【0042】制御装置が故障した場合には、E・EPR
OM81のプリント基板82の止めねじ90を取り外
し、コネクタ87からコネクタ86を外し、また必要に
よりコネクタ83からコネクタ84を外し、故障した制
御装置のプリント基板80からE・EPROM81のプ
リント基板82を取り外す。ついで、取り外したE・E
PROM81のプリント基板82を故障していない新た
な制御装置のプリント基板80上に載置し、前述の要領
で取り付け、再びコネクタ83,84の組、およびコネ
クタ86,87の組をそれぞれ装着して使用状態にセッ
トする。
【0043】この実施例でメモリとして使用しているE
・EPROM81は、不揮発性メモリであり、したがっ
て制御装置が故障しても圧縮機の主電動機の運転時間お
よびアンロード回数等の予防保全用データを継続して使
用することができる。また、この実施例ではE・EPR
OM81を制御装置から簡単に取り外し、新たな制御装
置に簡単に取り付けて使用することができる。
【0044】続いて、図4はメモリと制御装置との取り
付け,取り外し機構の他の実施例を示す斜視図である。
【0045】この図4に示す実施例では、制御装置のプ
リント基板80上にICソケット91が実装されてい
る。このICソケット91には、E・EPROM81が
着脱可能に取り付けられている。
【0046】その結果、この図4に示す実施例によれ
ば、E・EPROM81の制御装置への取り付け,取り
外しをより一層簡単に行うことができる。
【0047】ついで、図5は停電時のデータ保持用電池
の電圧検出回路の一実施例を示す図である。
【0048】この図5に示す実施例では、電源が正常時
には抵抗43,44にて5Vの電圧が分圧され、トラン
ジスタ42がオンし、トランジスタ41のベース電流が
抵抗45を介して流れるため、トランジスタ41もオン
する。したがって、メモリ8にはトランジスタ41を介
して、5Vの電圧が供給される。停電時は、5Vの電圧
が低下して零Vとなるため、トランジスタ41,42が
オフとなる。このとき、電池48の電圧がダイオード4
6および抵抗47を介してメモリ8に供給される。
【0049】電池48の電圧測定時は、前述したよう
に、MCU6およびドライバ7によりリレー14が励磁
され、リレー接点49がオンになり、電池48に負荷に
相当する抵抗50が接続される。さらに、電池48は抵
抗51を介して、オペアンプ53および抵抗52で構成
される電圧測定器であるボルテージフォロアに接続され
る。リレー接点49がオンとなり、電池48に抵抗50
が接続されたのち、一定時間経過後、ボルテージフォロ
アの出力がA/D変換器5を介してMCU6に入力され
る。MCU6は、ボルテージフォロアで測定された電圧
値が規定値より小さいときは、表示器9に電池交換を必
要とする旨を表示させる。
【0050】前記電池48の電圧測定は、MCU6の指
令により、周期的に行う。なお、前記電池48は図3に
示す制御装置のプリント基板80とは別の、E・EPR
OM81のプリント基板82に実装されている。また、
この図5に示す実施例では、メモリ8としてRAMが用
いられている。
【0051】この図5に示す実施例の電圧測定回路10
によれば、電池48の電圧測定時に、負荷相当の抵抗5
0を接続して測定するようにしているので、電池48の
電圧の消耗を正確に検出することができる。さらに、M
CU6の指令により、電池48の電圧測定を周期的に行
うようにしているので、点検失念による電池交換時期の
逸失を防止することができる。
【0052】次に、図6は管理プログラムによる圧縮機
の管理全体のフローチャートである。
【0053】この図6に示す管理プログラムでは、デー
タ保持用電池の電圧測定、圧縮機の各部の故障判定、運
転制御、および各種データの予防保全を実施する。
【0054】ついで、図7は管理プログラムによるデー
タ保持用電池の電圧測定を示すフローチャートである。
【0055】この図7に示す実施例では、図5に示す電
圧測定回路10により電池48の電圧測定を行う。その
プロセスは、MCU6およびドライバ7により周期的
(例えば12時間毎)にリレー14を励磁する。これに
より、リレー接点49がオンとなり、測定すべき電池4
8に負荷相当の抵抗50が接続される。その後、一定時
間経過後(例えば10秒経過)すると電池48の電圧が
一定になる。電池48の電圧が一定となったとき、その
データをメモリ8であるRAMに記憶させると同時に、
抵抗52とオペアンプ53とを備えたボルテージフォロ
アにより電圧を測定し、その測定値をA/D変換器5を
介してMCU6に対して出力する。MCU6では、電池
48の電圧の測定値と規定値とを比較し、測定値が例え
ば2V以上であれば正常と判断し、電圧測定を終了す
る。測定値が例えば2V未満の場合には、MCU6は異
常と判断し、図1に示す表示器9に「電池交換」と表示
するよう指令を発し、電圧測定を終了する。
【0056】また、図8は管理プログラムによる圧縮機
の各部の故障判定を示すフローチャートである。
【0057】この図8に示す実施例では、故障すると温
度が変化する個所を対象としている。
【0058】故障判定のプロセスは、例えば図2に示す
スクリュー圧縮機の吸入口33、圧縮機本体20の吐出
口側であってアフタクーラ31の圧縮空気入口側までの
間、および貯油槽27内に、それぞれ温度センサ1を設
け、給油温度、圧縮空気の吐出温度、および空気の吸込
温度を測定し、その測定値を図1に示すインタフェイス
回路3およびA/D変換器5を介してMCU6に対して
出力する。MCU6は、これらメモリ8に記憶させると
同時に、あらかじめ各別に設定された給油温度、吐出温
度および吸込温度と比較する。そして、給油温度の測定
値が設定値よりも高いときは、MCU6は故障発生と判
断し、表示器9に「油温高」を表示させ、圧縮機本体2
0を停止させる。また、圧縮機本体20の吐出温度の測
定値が設定値よりも高いときも、MCU6は故障発生と
判断し、表示器9に「吐出温高」を表示させ、圧縮機本
体20を停止させる。さらに、吸入口33側の温度、つ
まり吸込温度の測定値が設定値よりも高いときも、MC
U6は故障発生と判断し、表示器9に「吸込温高」を表
示させ、圧縮機本体20を停止させる。そして、前記給
油温度、吐出温度および吸込温度の測定値が設定値より
も低いときは、MCU6は正常と判断し、故障判定の動
作を終了する。この故障判定は、周期的(例えば0.5
秒毎)に実施する。
【0059】なお、この実施例では温度の測定値に基づ
く故障の判断は、前述の給油温度、吐出温度および吸込
温度の順序に限らず、いずれを先行させてもよい。ま
た、前記給油温度、吐出温度および吸込温度に限らず、
必要により他の個所の温度を測定し、故障発生の監視を
行ってもよい。さらには、故障発生のバロメータとし
て、図1および図2に示すように、圧力センサ2による
圧力の測定値を用いてもよく、温度と圧力の両方を用い
てもよい。
【0060】次に、図9は管理プログラムによる圧縮機
の運転制御を示すフローチャートである。
【0061】この図9に示す運転制御は、例えば図2に
示す圧縮機本体20の運転制御である。その圧縮機本体
20の運転制御のプロセスは、圧力センサ2により貯気
槽30内の圧力(タンク圧力)を測定し、その測定値を
図1に示すように、インタフェイス回路4およびA/D
変換器5を介してMCU6に出力する。MCU6は、タ
ンク圧力を入力し、あらかじめ設定された設定値1と比
較し、タンク圧力の測定値が設定値1よりも低いときは
オンロード処理したうえで、あらかじめ設定された設定
値2(ただし、設定値1<設定値2)と比較する。タン
ク圧力の測定値が設定値1よりも高いときは、オンロー
ド処理をパスし、タンク圧力の設定値2と比較する。タ
ンク圧力の測定値を設定値2と比較し、タンク圧力が設
定値2よりも高いときは、アンロード処理を行い、不揮
発性メモリであるE・EPROMに記憶されているアン
ロード回数を更新し、さらにE・EPROMに記憶され
ている主電動機運転時間をも更新する。タンク圧力の測
定値が設定値2よりも低いときは、アンロード処理およ
びE・EPROM内のアンロード回数の更新処理をパス
し、E・EPROMに記憶されている主電動機運転時間
を更新するステップに移行する。ついで、E・EPRO
Mに記憶されている主電動機運転時間を更新後、この運
転制御の動作を終了する。そして、この運転制御を周期
的(例えば1時間毎)に行う。
【0062】前記アンロード処理は、例えば図2に示す
スクリュー圧縮機では、次のように行う。すなわち、消
費空気量よりも圧縮機吐出量が多くなると、貯気槽30
内の圧力が上昇する。この圧力を圧力センサ2で検出
し、貯気槽30内の圧力が設定値2よりも高くなったと
きは、MCU6から四方電磁弁25に指令を発し、四方
電磁弁25をイ位置からロ位置に切り替える。これによ
り、油圧シリンダ23のロッド室側に圧油が供給され、
ピストンロッド24が図2において上昇操作され、この
ピストンロッド24により吸入弁21が閉じられ、放風
弁22が開かれる。これにより、圧縮機本体20が無負
荷状態になる。
【0063】また、前記無負荷状態で、圧縮空気を消費
すると貯気槽30内の圧力が低下する。その圧力が設定
値まで低下したときは、MCU6は再び四方電磁弁25
に指令を発し、この四方電磁弁25をロ位置からイ位置
に切り替える。これにより、油圧シリンダ23のヘッド
室側に圧油が供給され、ピストンロッド24が図2にお
いて下降操作され、吸入弁21が開かれ、放風弁22が
閉じられ、圧縮機本体20は再度全負荷運転に移行す
る。
【0064】なお、前記E・EPROMに記憶されたア
ンロード回転数、および主電動機運転時間は、圧縮機の
予防保全用データとして使用される。
【0065】さらに、図10は管理プログラムによる圧
縮機の予防保全を示すフローチャートである。
【0066】この図10に示す圧縮機の予防保全のプロ
セスは、まずE・EPROM内に記憶されている圧縮機
納入年月日と、現在の年月日および時刻とより、納入後
の経過時間を演算する。ついで、納入後の経過時間が例
えば2年以上か,否かを判断する。そして、納入後の経
過時間が2年未満のときは、E・EPROMから主電動
機の運転時間を読み出す。ついで、主電動機の運転時間
が例えば16000時間以上か,否かを判断する。判断
の結果、主電動機の運転時間が16000時間以上であ
るときは、圧縮機の納入後2年経過または主電動機の運
転16000時間経過の短い方の時間で、MCU6は表
示器9に「本体点検」を表示させる。前記主電動機の運
転時間が16000時間未満のときは、圧縮機の納入後
の経過時間が1年以上か,否かを判断する。判断の結
果、納入後の経過時間が1年未満のときは、主電動機の
運転時間が例えば8000時間以上か,否かを判断す
る。判断の結果、主電動機の運転時間が8000時間以
上であるときは、圧縮機の納入後1年経過または主電動
機の運転8000時間経過の短い方の時間で、MCU6
は表示器9に「補機点検」を表示させる。また、主電動
機の運転時間が8000時間以上であるときは、MCU
6は表示器9に「グリス補給」を表示させる。次に、前
記主電動機の運転時間が8000時間未満のときは、E
・EPROMからアンロード回数を読み出す。ついで、
アンロード回数があらかじめ設定した回数、例えば30
00回以上か,否かを判断する。判断の結果、アンロー
ド回数が3000回以上であるときは、MCU6は表示
器9に「四方電磁弁点検」を表示させる。前記アンロー
ド回数が3000回未満のときは、予防保全動作を終了
する。
【0067】以上の予防保全のための管理を周期的(例
えば12時間毎)に実行する。これにより、圧縮機の管
理を徹底して行うことが可能となる。
【0068】さらに、本発明では制御装置をホスト計算
機に接続し、圧縮機の運転時間およびアンロード回数、
電池の電圧測定結果等の予防保全用データをホスト計算
機側で管理するようにしている。これにより、管理体制
の簡素化を図ることが可能となる。
【0069】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明によれば、少なくとも圧縮機本体の運転時間およびア
ンロード回数を記憶するメモリを、制御装置から取り外
し可能に取り付け、制御装置から取り外しても記憶デー
タを保持するように構成しているので、制御装置が故障
しても、それまでに収集した予防保全用データを交換後
の制御装置で使用し、圧縮機本体の点検時期を正確に知
ることができるという効果がある。
【0070】本発明の請求項2記載の発明によれば、前
記メモリとしてE・EPROMを使用し、該E・EPR
OMを制御装置とは別のプリント基板に実装し、該プリ
ント基板と制御装置をコネクタで接続しており、さらに
は請求項3記載の発明では、前記E・EPROMをIC
ソケットに実装しており、またさらには請求項4記載の
発明では、前記メモリとしてRAMを使用し、該RAM
と停電時のデータ保持用電池を制御装置とは別のプリン
ト基板に実装し、該プリント基板と制御装置をコネクタ
で接続しており、そのいずれの発明においてもそれまで
収集した予防保全用データを記憶したメモリを、故障し
た制御装置から簡単に取り外し、故障していない新たな
制御装置に簡単に取り付けて使用し得る効果がある。
【0071】本発明の請求項5記載の発明によれば、停
電時のデータ保持用電池の電圧測定時に、MCUにより
励磁されるリレーと、このリレーにより電池に接続され
る負荷相当の抵抗と、電池の電圧値を測定し、測定値を
前記MCUに出力する電圧測定器とを備えて構成してお
り、電圧測定時にのみ、電池に負荷に相当する抵抗を接
続し、測定するようにしているので、電池交換時期を正
確に判断し得る効果がある。
【0072】また、本発明の請求項6記載の発明によれ
ば、前記MCUによりリレーを一定時間経過毎に励磁
し、電池の電圧を周期的に測定可能に構成しているの
で、点検失念による電池交換時期の逸失を防止し得る効
果がある。
【0073】さらに、本発明の請求項7記載の発明によ
れば、、前記制御装置をホスト計算機に接続し、少なく
とも圧縮機の運転時間およびアンロード回数、電池の電
圧測定結果の予防保全用データをホスト計算機側で管理
するように構成しているので、管理体制の簡素化を図り
得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、制御装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明を適用する空気圧縮機の一例としてのス
クリュー圧縮機の空気系統と容量制御装置の系統図であ
る。
【図3】本発明で使用するメモリと、このメモリと制御
装置との取り付け,取り外し機構の一実施例を示す斜視
図である。
【図4】メモリと制御装置との取り付け,取り外し機構
の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】停電時のデータ保持用電池の電圧検出回路の一
実施例を示す図である。
【図6】管理プログラムによる圧縮機の管理全体のフロ
ーチャートである。
【図7】管理プログラムによるデータ保持用電池の電圧
測定を示すフローチャートである。
【図8】管理プログラムによる圧縮機の各部の故障判定
を示すフローチャートである。
【図9】管理プログラムによる圧縮機の運転制御を示す
フローチャートである。
【図10】管理プログラムによる圧縮機の予防保全を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…温度センサ、2…圧力センサ、3,4…インタフェ
イス回路、5…A/D変換器、6…MCU、7…ドライ
バ、8…メモリ(RAM)、9…表示器、10…電池の
電圧検出回路、11〜14…リレー、16〜18…リレ
ー接点、19…圧縮機の主電動機の運転指令リレー、2
0…圧縮機本体、21…吸入弁、22…放風弁、23…
油圧シリンダ、24…ピストンロッド、25…四方電磁
弁、26…油圧ポンプ、27…貯油槽、30…貯気槽、
31…アフタクーラ、33…吸入口、34…放風口、3
5…空気消費ライン、41,42…電圧検出回路のトラ
ンジスタ、43〜45…抵抗、46…ダイオード、47
…抵抗、48…データ保持用電池、49…リレー接点、
50〜52…抵抗、53…オペアンプ、80…制御装置
のプリント基板、81…メモリであるE・EPROM、
82…メモリ用のプリント基板、83,84,86,8
7…コネクタ、88…スペーサ、91…E・EPROM
用のICソケット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも圧縮機本体の運転時間および
    アンロード回数をメモリに記憶し、点検時期を表示する
    制御装置において、前記メモリを制御装置から取り外し
    可能に取り付け、制御装置から取り外しても記憶データ
    を保持するように構成したことを特徴とする空気圧縮機
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリとして、電気的に消去可能な
    読み出し専用メモリを使用し、該メモリを制御装置とは
    別のプリント基板に実装し、該プリント基板と制御装置
    をコネクタで接続したことを特徴とする請求項1記載の
    空気圧縮機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電気的に消去可能な読み出し専用メ
    モリを、ICソケットに実装したことを特徴とする請求
    項2記載の空気圧縮機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリとして、ランダムアクセスメ
    モリを使用し、該メモリと停電時のデータ保持用電池を
    制御装置とは別のプリント基板に実装し、該プリント基
    板と制御装置をコネクタで接続したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の空気圧縮機の制御装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機の制御装置に搭載のマイクロコン
    トロールユニットにより各部を制御し、かつ圧縮機の制
    御データを停電時でも記憶しておくために、電池で保護
    されているメモリを有する空気圧縮機の制御装置におい
    て、前記電池の電圧測定時に、マイクロコントロールユ
    ニットにより励磁されるリレーと、このリレーにより電
    池に接続される負荷相当の抵抗と、電池の電圧値を測定
    し、測定値を前記マイクロコントロールユニットに出力
    する電圧測定器とを備えて構成したことを特徴とする空
    気圧縮機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記マイクロコントロールユニットによ
    りリレーを一定時間経過毎に励磁し、電池の電圧を周期
    的に測定可能に構成したことを特徴とする請求項5記載
    の空気圧縮機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御装置をホスト計算機に接続し、
    少なくとも圧縮機の運転時間およびアンロード回数、電
    池の電圧測定結果の予防保全用データをホスト計算機側
    で管理するように構成したことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の空気圧縮機の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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