JPH05158472A - 電子弦楽器 - Google Patents

電子弦楽器

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Publication number
JPH05158472A
JPH05158472A JP4131468A JP13146892A JPH05158472A JP H05158472 A JPH05158472 A JP H05158472A JP 4131468 A JP4131468 A JP 4131468A JP 13146892 A JP13146892 A JP 13146892A JP H05158472 A JPH05158472 A JP H05158472A
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JP
Japan
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string
movement
detected
operation position
fingering operation
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Application number
JP4131468A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Murata
嘉行 村田
Hiroshi Manabe
啓 真鍋
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】弦の長手方向の一箇所または少ない箇所に弦移
動検出手段を設けた場合でも、弦をチョーキング時の弦
の移動量または移動距離に応じ、発生楽音の音高を正確
かつ精度高く制御可能な電子弦楽器を提供する。 【構成】弦の振動が弦振動検出回路31により検出され
ると、フレット位置検出回路30により検出されたフィ
ンガリング操作位置に対応した音高をもつ楽音の発生開
始が楽音発生指示回路33により指示され、該指示に従
って楽音の発生開始状態のもとで、演奏者により弦が同
該弦の張設方向と直交する方向に移動されると、弦の移
動量または移動距離は、チョーキング検出回路32によ
り検出される。検出された弦の移動量または移動距離と
フレット位置検出回路30により検出されているフィン
ガリング操作位置との双方に基づき、楽音発生指示回路
33の指示に従って発生開始されている楽音の特性(た
とえば、音高,音色,音量,効果(エフェクト))が、
制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子弦楽器に係り、特
に張弦方向に対し弦を垂直方向に隣接する弦位置に渡っ
て変化させた場合に、この垂直方向の弦の移動変化量に
対応させて音高その他楽音のパラメータ、特性を変化さ
せることのできる電子弦楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の急速な発展に伴って、
多種多用な音色の楽音を、伝統的な自然弦楽器の場合と
同様なピッキング操作により発音可能な電子弦楽器が開
発されている。この種の電子弦楽器として、指板側に設
けた音高指定操作状態感知部により、現在押圧操作され
ている弦のフレット位置を感知し、対応する音高の楽音
を指定すると共に、胴部側に設けた弦トリガー感知部に
て、弦に対するピッキング操作状態を感知し、この弦ト
リガー感知部より、前述の音高指定操作状態感知部にて
指定されている音高で、所定の音色の楽音の発音を行な
う弦トリガー型の電子弦楽器がある。この弦トリガー型
の電子弦楽器の利点は、その単純化された構成にある。
すなわち、弦トリガー感知部により、弦の振動開始を感
知し、これを合図に楽音を発音し、音高指定操作状態感
知手段からの音高指定信号により、発生すべき楽音の音
高を決めるというシンプルな構成である。
【0003】ところで、アコースティックギター、エレ
クトリックギターの奏法においては、弦を調弦方向に対
して直交方向、すなわち垂直に移動させることにより出
力音の音高を変化するチョーキング奏法やトレモロアー
ムの回動操作によって、弦の張力の微妙な変化によるト
レモロ奏法といった奏法がある。電子弦楽器も弦楽器で
ある以上、このような伝統的な弦楽器を使用した場合と
同様、チョーキング、トレモロ等の表現力が引き出せる
ことが電子弦楽器の性能上の重要な要素となっている。
このため電子弦楽器は、 (1)伝統的な弦楽器(例えばギター式)の操作とよく
似た操作で演奏ができ、自然な操作が損なわれないこ
と。
【0004】(2)伝統的な弦楽器と同様の操作を行な
った場合、伝統的な弦楽器同様の音響的演奏効果が得ら
れること。などが要求されている。
【0005】そこで、最近電子弦楽器は、楽器本体の上
面張弦方向にフレットを有するフィンガーボード上の前
記各フレット間にそれぞれフレット状態を感知するフレ
ット状態感知手段を配設し、該フレット状態感知手段に
より感知されるフレット操作位置に対応する音高で楽音
を発生する電子弦楽器において、上記フィンガーボード
にフレット状態感知手段が1つの弦に対応した各フレッ
ト間の位置においてそれぞれ張弦方向に対して直交する
方向に複数個並設されて構成されたものが考案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィンガーボード上の各フレット間にそれぞれフレット
状態感知手段を1つの弦に対応した各フレット間の位置
において張弦方向に対して直交する方向に複数個並設
し、該フレット状態感知手段により感知されるフレット
操作位置に対応する音高で楽音を発生し、チョーキング
した場合、そのチョーキング状態によって音高を変調し
て楽音を発音する電子弦楽器にあっては、前記フレット
状態感知手段が各弦の配設エリアにしか設置することが
できず、隣接する弦の配設エリアにまで当該弦のチョー
キングによる変調エリアを設けることができないため、
弦のチョーキング操作が隣接する弦位置にまで及んだ場
合にチョーキングによる音高変調を一弦設置位置フレッ
トエリア内でしか変調することができず、従来の伝統的
な弦楽器の如き隣接する弦位置にまで及んで張弦方向に
対し垂直方向に変化させた場合に、すなわちチョーキン
グ操作を隣接する弦位置にまで及んで行なった場合に生
じる音程変化を持たせた演奏ができない、という問題点
がある。
【0007】また、弦の長手方向の一箇所にのみ弦移動
検出手段を設けておき、この弦移動検出手段により弦の
移動量または移動距離を検出するようにすることが考え
られているが、このように構成した場合には、当該弦移
動検出手段の設置位置において弦をチョーキング操作す
るときは、その弦の移動量または移動距離は、当該弦移
動検出手段により正確かつ精度高く検出することができ
るものの、当該弦移動検出手段の設置位置よりも遠く離
れた位置において弦をチョーキング操作するときは、そ
の弦の移動量または移動距離は、正確かつ精度高く検出
することができない、という問題点がある。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、弦の長手方向の一箇所または
少ない箇所に弦移動検出手段を設けた場合でも、弦をチ
ョーキング操作した場合に得られる弦の移動量または弦
の移動距離に応じて、発生される楽音の音高を正確かつ
精度高く制御することができる電子弦楽器を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために次のような手段を採用している。
すなわち、請求項1の発明は、張設されている弦の振動
を検出する弦振動検出手段と、フィンガリング操作がな
されたフィンガリング操作位置を検出するフィンガリン
グ操作位置検出手段と、前記弦振動検出手段により弦の
振動が検出されると、これに応答して、前記フィンガリ
ング操作位置検出手段により検出されたフィンガリング
操作位置に対応した音高をもつ楽音の発生開始を指示す
る発生開始指示手段と、前記弦が当該弦の張設方向と直
交する方向に移動した弦移動量または移動機距離を検出
する弦移動検出手段と、この弦移動検出手段により検出
された弦移動量または移動距離と前記フィンガリング操
作位置検出手段により検出されたフィンガリング操作位
置との双方に基づいて、前記発生開始指示手段の指示に
従って発生開始される楽音の特性(たとえば、音高)を
制御する制御手段とを具備している。
【0010】また、請求項2の発明は、張設されている
弦の振動を検出する弦振動検出手段と、フィンガリング
操作がなされたフィンガリング操作位置を検出するフィ
ンガリング操作位置検出手段と、前記弦振動検出手段に
より弦の振動が検出されると、これに応答して、前記フ
ィンガリング操作位置検出手段により検出されたフィン
ガリング操作位置に対応した音高をもつ楽音の発生開始
を指示する発生開始指示手段と、前記弦が当該弦の張設
方向と直交する方向に移動した弦移動量または移動距離
を別個独立して検出するために、前記弦の長手方向に所
定の間隔をおいた位置に設けられた複数の弦移動検出手
段と、これら弦移動検出手段により別個独立して検出さ
れた各弦移動量または移動距離と前記フィンガリング操
作位置検出手段により検出されたフィンガリング操作位
置とに基づいて、前記発生開始指示手段の指示に従って
発生開始される楽音の特性を制御する制御手段とを具備
している。
【0011】前記制御手段は、たとえば、前記複数の弦
移動検出手段により別個独立して検出された各弦移動量
または各移動距離の平均値と前記フィンガリング操作位
置検出手段により検出されたフィンガリング操作位置と
の双方に基づいて、前記発生開始指示手段の指示に従っ
て発生開始される楽音の特性を制御する。
【0012】また、前記制御手段は、たとえば、前記複
数の弦移動検出手段により別個独立して検出された各弦
移動量または各移動距離のなかの大きい方の弦移動量ま
たは移動距離と前記フィンガリング操作位置検出手段に
より検出されたフィンガリング操作位置との双方に基づ
いて、前記発生開始指示手段の指示に従って発生開始さ
れる楽音の特性を制御する。
【0013】
【作用】この発明によれば、次のような作用を行なう。
【0014】すなわち、請求項1の発明では、張設され
ている弦の振動が弦振動検出手段により検出されると、
これに応答して、フィンガリング操作位置検出手段によ
り検出されたフィンガリング操作位置に対応した音高を
もつ楽音の発生開始が発生開始指示手段により指示され
るが、この発生開始指示手段による指示に従って楽音が
発生開始している状態のもとで、演奏者により前記弦が
当該弦の張設方向と直交する方向に移動されると、この
弦の移動量または移動距離は、弦移動検出手段により検
出されることとなる。すると、この検出された弦の移動
量または移動距離と前記フィンガリング操作位置検出手
段により検出されているフィンガリング操作位置との双
方に基づいて、前記発生開始指示手段の指示に従って発
生開始されている楽音の特性(たとえば、音高、音色、
音量、効果(エフェクト))は、制御手段により制御さ
れることとなる。
【0015】また、請求項2の発明は、張設されている
弦の振動が弦振動検出手段により検出されると、これに
応答して、フィンガリング操作位置検出手段により検出
されたフィンガリング操作位置に対応した音高をもつ楽
音の発生開始が発生開始指示手段により指示されるが、
この発生開始指示手段による指示に従って楽音が発生開
始している状態のもとで、演奏者により前記弦が当該弦
の張設方向と直交する方向に移動されると、この弦の移
動量または移動距離は、弦の長手方向に所定の間隔をお
いた位置に設けられた複数の弦移動検出手段によりそれ
ぞれ検出されることとなる。すると、これら複数の箇所
で検出された弦の移動量または移動距離と前記フィンガ
リング操作位置検出手段により検出されているフィンガ
リング操作位置との双方に基づいて、前記発生開始指示
手段の指示に従って発生開始されている楽音の特性(た
とえば、音高、音色、音量、効果(エフェクト))は、
制御手段による制御されることとなる。
【0016】この場合、前記制御手段は、たとえば、前
記複数の弦移動検出手段により別個独立して検出された
各弦移動量または各移動距離の平均値と前記フィンガリ
ング操作位置検出手段により検出されたフィンガリング
操作位置との双方に基づいて、前記発生開始指示手段の
指示に従って発生開始されている楽音の特性を制御する
ようにしてもよい。
【0017】または、前記制御手段は、たとえば、前記
複数の弦移動検出手段により別個独立して検出された各
弦移動量または各移動距離のなかの大きい方の弦移動量
または移動距離と前記フィンガリング操作位置検出手段
により検出されたフィンガリング操作位置との双方に基
づいて、前記発生開始指示手段の指示に従って発生開始
されている楽音の特性を制御するようにしてもよい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0019】第1実施例(図1〜図7) 図1〜図7には、本発明の第1実施例が示されている。
【0020】図1は、本発明に係る電子弦楽器14の全
体外観図である。
【0021】図において、電子弦楽器1は、胴部2と、
ネック3と、ヘッド4とによって構成されるギターの形
状を有している。このネック3と同じ方向には、弦楽器
演奏用の複数本の弦5(本実施例においては、5A〜5
Fの6弦が示されている)が張られている。また、胴部
2には、各種のパラメータを設定するための音色セレク
トスイッチ群6と、楽音を放音するためのスピーカ11
が配設されている。前記弦5は、その一端がヘッド4に
設けられているペッグ8に張力を調節可能に支持され、
その他端がネック3の上面をもって形成されるフィンガ
ーボード9上を延び、胴部2にある固定部材8Aに固定
されている。また、弦5には、弦5を弾いた際に、この
弦5の振動を検知して楽音を発するための弦トリガー信
号を出力する電磁ピックアップ7が取付けられている。
この電磁ピックアップ7は、前記固定部材8A近傍に設
けられている。さらにまた、フィンガーボード9には、
フレットスイッチFSWが各フレット毎に配設されてお
り、フィンガーボード9の上面に張弦方向に設けられた
フレット10間の弦5を押圧して該弦5をフィンガーボ
ード9の上面に押し当てることにより、対応するフレッ
トスイッチFSWがONするように構成されている。ま
た、胴部2の上面でネック3の端部近傍には、チョーキ
ング検出装置20が設けられている。
【0022】このチョーキング検出装置20は、図2、
図3に示す如き構成を有している。すなわち、保持ケー
ス21には、スリット状の弦移動開口窓部22が設けら
れている。この弦移動開口窓部22は、弦5(図2で
は、弦5A、5Bしか示されていないが、弦5の全弦に
渡って同様である)を通し、弦5がチョーキング操作さ
れた場合に弦5が弦張方向に対し横方向に移動可能なよ
うにスリット状に形成されたものである。また、弦5A
には、スライド式の可変抵抗器28Aのスライド軸23
Aが取り付けられている。このスライド軸23Aは、弦
5Aを貫通する穴を有し、この穴の中に弦5Aが貫通設
置されている。また、このスライド軸23Aは、可変抵
抗器28Aの長手方向に、摺動可能に取付けられてい
る。また、弦5Aを弾いたとき弦振動によってスライド
軸23Aが安易に振動することを防止するため、前記弦
5Aは、上部弦移動抑制部材24と、下部弦移動抑制部
材25とによって上下から押えられている。この下部弦
移動抑制部材25は、各可変抵抗器28A上に設けられ
ており、この上部弦移動抑制部材24と、下部弦移動抑
制部材25との間には、弦5の直径より少し小さい幅の
スペーサ部材26が設けられている。また、下部弦移動
抑制部材25には、図3に示す如く、それぞれ前記スラ
イド軸23Aが摺動するためのスリット27Aが設けら
れている。また、上部弦移動抑制部材24にも図示され
ていないが、下部弦移動抑制部材25同様のスリットが
設けられている。同様にして弦5B、5C、5D、5
E、5Fもスライド軸23B〜23Fがそれぞれ可変抵
抗器28B〜28Fに設けられている。この上部弦移動
抑制部材24、下部弦移動抑制部材25、スペーサ部材
26、可変抵抗器28が保持ケース21内に収納されて
いる。
【0023】このように構成される弦5のチョーキング
時の楽音発生に関する楽音発生動作を示す図が図4に、
楽音発生の制御回路が図5にそれぞれ示されている。
【0024】まず、弦5A〜5Fのいずれかの所定のフ
レット位置を指で押圧すると、対応するフレットスイッ
チFSW…がオン動作するので、図5に図示したフレッ
ト位置検出回路30が当該弦のフレット位置のフレット
ナンバーデータnを楽音発生指示回路33と変換回路3
4に出力する。すなわち、この状態は図4(B)に示す
如く例えばXの音高を指定している状態を示している。
この状態で指で押圧している弦5を弾くと、図5に図示
の弦振動検出回路31において、弦振動が検出され図4
の(A)に示す如く、弦トリガ信号が出力されることに
なるので、弦ナンバーデータが楽音発生指示回路33に
出力される。この結果、楽音発生指示回路33から出力
されたフレットナンバーデータnと弦ナンバーデータと
に基づいて、音源回路35が駆動され、前記弦トリガー
信号の出力タイミングで、X音高の楽音がサウンドシス
テム36から発音されることになる。
【0025】その後弾いた弦5をチョーキング操作する
と図2の図示矢印Aに示す如くスライド軸23が移動
し、その移動量に応じた抵抗値の変化により弦5の移動
量が図51=図示のチョーキング検出回路32によって
検出される。このチョーキング操作が行なわれると、図
4(C)に示す如く、チョーキング状態に応じて検出値
が図5に図示のチョーキング検出回路32から変換回路
34に出力される。この変換回路34は、図7に示され
る如くチョーキング検出回路32から出力される弦移動
による移動量データZと、フレット位置検出回路30か
ら出力されるフレットナンバーデータnとから弦5の移
動量及びフレット位置に応じた周波数変調量に変換して
楽音発生指示回路33に出力する機能を有している。こ
の変換回路34は、マイコンあるいは予め用意する変換
テーブルによって容易に実現することができる。この楽
音発生指示回路33は、フレット位置検出回路30、弦
振動検出回路31、変換回路34からの出力に基づき発
生すべき楽音の音高及び楽音の発音タイミングを決定し
音源回路35に指示する機能を有するものである。この
音源回路35にはサウンドシステム36が接続されてお
り、このサウンドシステム36によって音となって外部
に出力される。
【0026】このように動作するものであるため、い
ま、所定弦の所定フレットを押圧し該弦を弾くと、図4
(D)に示す如く、フレット位置に対応した音高Xの楽
音が発音する。すなわち、発音開始指令である弦トリガ
ー信号に基づきX音高の楽音が発音され、その後、Yの
時点からチョーキング操作を開始すると発音中の楽音の
X音高は、X1 音高、このX1 音高からX2 音高へと順
次変化していく。ところで、チョーキングによる弦の変
位量が同じであっても、フレット位置によってチョーキ
ング検出装置20のスライス軸23の移動量は異なる。
これは、フレット位置から、弦を固定する固定部材8A
または開放弦フレット8Bまでの弦の長さが指で押さえ
るフレット位置によって異なるからである。このため、
単純にスライド軸23の移動量による抵抗変化量によっ
て周波数変調量を決定すると、フレット位置によって同
じ弦移動量をもっても、同じ変調量を得られないという
結果を生じる。しかし、どのフレット位置においても弦
のチョーキング量が同じ場合には同じ変調量を与える必
要がある。また、各フレット間の距離は、異なってい
る。そこでいま、図6に示す如く、弦の全長(開放弦フ
レット8Bから固定部材8Aに至るまでの距離)をLと
すると、12フレット目の弦の長さが0.5L、24フ
レット目の弦の長さが0.25Lである。また、開放弦
フレット8Bから第1フレット目までの長さをl0 とす
ると、第1フレットと、第2フレットとの間の長さは、
0 121/2 、第2フレットと第3フレットとの間の
長さは、l0 /(121/2 2 、…となり、第nフレッ
ト目の固定部材8Aからの弦の長さは、L/
121/2 n となる。いま、弦のチョーキングによる
変位量y、固定部材8Aからスライド軸23の取付けら
れている位置までの長さをbとして第n番目のフレット
について求めてみる。第n番目のフレットにおける弦の
チョーキング量yを求めると、第n番目のフレットにお
ける弦のチョーキング量yを頂点とする三角形と、この
第n番目のフレット位置での弦のチョーキング量yの時
のチョーキング検出装置20のスライド軸23によって
検出される弦5の変化量zを頂点とする三角形とは相似
形となる。したがって、弦の変位量yとスライド軸23
によって検出される変位量zとの比は、第nフレット目
の弦の長さbとの比に等しい。すなわち、
【0027】
【数1】 と求まる。この(1)式を図7に示す如く変換回路34
において演算する。この変換回路34は、この(1)式
をその都度演算するマイコンあるいは各値毎にテーブル
マップを設けることで容易に変位を求めることができ
る。
【0028】第2実施例(図8) 図8には、本発明の第2実施例が示されている。
【0029】図8には、本実施例のブロック回路が示さ
れている。
【0030】図において、図3に図示の第1実施例と異
なる点は、変換回路34からの出力をラッチ回路37,
39と減算器38を介して楽音発生指示回路33に出力
した点である。すなわち、変換回路34にはラッチ回路
37が接続されており、このラッチ回路37には、ラッ
チ回路39が接続されている。また、このラッチ回路3
9には、減算器38が接続されており、この減算器38
の出力が楽音発生指示回路33に入力されるように構成
されている。このラッチ回路37は、フレット位置検出
回路30から出力されるフレットナンバーデータnと、
チョーキング検出回路32から出力されるチョーキング
変位量zとに応じて適宜な周波数変調量に変換された値
yをクロック信号CLKの入力タイミングでラッチする
もので、ラッチ回路39は、前記ラッチ回路37から出
力された値ynを、次のクロック信号CLKの入力タイ
ミングでラッチするものである。また、減算器38は、
ラッチ回路37から今回出力された値y(n)と、ラッ
チ回路39から出力される前回の値y(n−1)との差
分Δy(n)を検出して楽音発生指示回路33に出力す
る。
【0031】このように構成されているものであるか
ら、本実施例は、弦移動速度(弦移動による周波数変調
の変化率)をリアルタイムで検出し、その速度データに
基づいて発生すべき楽音の特性(楽音パラメータ)を可
変制御するようにしている。すなわち、前回の弦移動に
伴う変位量y(n−1)と、今回の弦移動に伴う変位量
ynとの差分Δyに基づいて、順次発生楽音の特性を可
変することになる。なお、前回と今回との間に弦移動が
ない場合には、差分Δyがないので、この場合は、周波
数変調を行なわない。したがって、本実施例によれば、
リアルタイム処理で弦移動に伴う周波数変調等を行なう
ことができる。
【0032】第3実施例(図9) 図9には、本発明の第3実施例が示されている。
【0033】図9には、本実施例に係るチョーキング検
出装置の一部を示す断面図が示されている。
【0034】図において、図2に図示の第1実施例と異
なる点は、図2に図示の第1実施例が、スライド式可変
抵抗器28A,28Bのスライド軸23A,23Bを、
弦5A…に対するチョーキング操作を行なうことによっ
て移動せしめるのに対し、本実施例は、回転式の可変抵
抗器26の回転アーム41を弦5Aに対するチョーキン
グ操作を行なうことによって回動せしめる点である。す
なわち、図9において、可変抵抗器28には、回転軸4
0を介して回動アーム41が回動自在に設けられてい
る。この回動アーム41には、長穴42が形成されてお
り、この長穴42には、弦5Aが嵌合されている。
【0035】このように構成されるものであるから、弦
5Aをチョーキング操作により、張弦方向に対し垂直方
向に移動させると、その移動にしたがって、図9に図示
の矢印Aに示す如く、回動アーム41は、回動し、この
回動アーム41の回動によって可変抵抗器26Aの抵抗
値が変化し、その結果、発音中の楽音の高音等を可変制
御することになる。
【0036】第4実施例(図10,図11) 図10,図11には、本発明の第4実施例が示されてい
る。
【0037】図10は、本実施例に係るチョーキング検
出例を示す図、図11は、本実施例に係るチョーキング
における変位量を算出する変換手段を示す図である。
【0038】図において、本実施例は、図1に図示の第
1実施例のフレットが、通常のギターと同様のフレット
間隔でフレットが配列されているのに対し、均等フレッ
ト間隔でフレットが配設されているものに対する変位量
を求めるものである。すなわち、開放弦フレット8Bか
ら第1フレットまでの長さをlとすると、全フレット数
24の長さは、24lである。いま、固定部材8Aから
第24フレット目までの距離をa、固定部材8Aからチ
ョーキング検出装置20までの距離をbとする。また、
第nフレット目までの弦長は、(24−n)lと求ま
る。この第nフレット目における弦のチョーキング量y
を頂点とする三角形は、チョーキング検出装置20によ
って検出される変位量zを頂点とする三角形と相似形を
なしている。従ってこの第nフレット目における弦のチ
ョーキング量yは、チョーキング検出装置20によって
検出される変位量zから換算することができる。すなわ
ち、この第nフレット目における弦のチョーキング量y
は、
【0039】
【数2】 で求まる。
【0040】この(2)式を図11に示す如く変換手段
34において演算する。この変換手段34は、この
(2)式をその都度演算するマイコンあるいは各値毎に
テーブルマップを設けることで容易に変位を求めること
ができる。
【0041】第5実施例(図12,図13) 図12,図13には、本発明の第5実施例が示されてい
る。
【0042】図12には、本発明の実施例に係る電子弦
楽器1の全体外観図が、また、図13には、図12に図
示の本実施例に係るチョーキングにおける変位量を算出
する手段を示す図が示されている。
【0043】図において、本実施例が図1に図示の実施
例と異なる点は、図1に図示の実施例の場合と同様胴部
2に設けられる第1チョーキング検出装置20Aのほか
にヘッド4にチョーキング検出装置収納部50を設け、
このチョーキング検出装置収納部50内に第2チョーキ
ング検出装置20Bをさらに設けた点である。なお、図
中51は、弦固定部材である。
【0044】このように図1に図示の実施例で設けたチ
ョーキング検出装置20と同様な第1チョーキング検出
装置20Aのほかにさらにヘッド4のチョーキング検出
装置収納部50に第2のチョーキング検出装置20Bを
設けたために、図13に示す如く、第nフレット目にお
けるチョーキング検出装置からの変位量はZ1 ,Z2
2つ出てくる。この2つの変位量Z1 ,Z2 は、弦長L
の中央部(L/2)位置以外の位置において、共に異な
る値を示しており。この2つの変位量Z1 ,Z2 をセン
サ出力値として用いると、より一層、第nフレット目に
おけるチョーキング操作に伴う弦5Aの変位量の変化を
正確にとらえることができる。すなわち、第nフレット
目における変位量yは、弦固定部材51から第2チョー
キング検出装置20Bまでの距離をb、固定部材8Aか
ら第1チョーキング検出装置20Aまでの距離20Aま
での距離をa、前記第1及び第2のチョーキング検出装
置20A及び20Bにて検出された弦変位量をZ1 ,Z
2 、前記弦固定部材51から固定部材8Aまでの弦長を
1とすると、
【0045】
【数3】 この結果、第nフレット目における弦5の変位量yは、
前記(3)式から容易に求めることができる。
【0046】すなわち、
【0047】
【数4】 したがって、第nフレット目における弦5の変位量y
は、前記第1実施例に示す場合と比較して、より一層正
確に求めることができる。なお、前記 式(3)または
(4)のほかに次のような方法でも第nフレット目にお
ける弦5の変位量yを求めることができる。例えば、2
つの変位量Z1 ,Z2 の内、大きい値をもって変位量検
出のためのセンサ出力値とする方法、あるいは、2つの
変位量Z1 ,Z2 の2つの値を加算して平均値をとる方
法がそれである。
【0048】したがって、本実施例によれば、より正確
にチョーキングによる弦の移動量を把握することができ
る。
【0049】第6実施例図14には、本発明の第6実施
例が示されている。
【0050】図14は、本発明の実施例に係るチョーキ
ングにおける変位量を算出する手段を示す図が示されて
いる。
【0051】図において、本実施例は、図13に図示の
第5実施例のフレットが、通常のギターと同様のフレッ
ト間隔でフレットが配列されているのに対し、均等フレ
ット間隔でフレットが配設されている電子弦楽器におい
て、チョーキングによる弦の変位量を求めるものであ
る。
【0052】したがって、第nフレット目におけるチョ
ーキング検出装置からの変位量はZ1 ,Z2 と2つ出て
くる。この2つの変位量Z1 ,Z2 は、共に異なる値を
示しており、この2つの変位量Z1 ,Z2 を用いると、
より変位量の変化を正確にとらえることができる。すな
わち、第nフレット目における弦5の変位量yは、固定
部材8Aから第24フレットまでの距離をa、固定部材
8Aから第1チョーキング検出装置20Aまでの距離を
b、弦固定部材51から第2チョーキング検出装置20
Bまでの距離をd、弦固定部材51から第1フレットま
での距離をc、各フレット間の距離をl、第1フレット
から第nフレットまでの距離をln、第nフレットから
第24フレットまでの距離を(24−n)lとすると、
次の式(5)で求めることができる。すなわち、
【0053】
【数5】 また、各チョーキング検出装置20A,20Bによる弦
の変位量の総和(Z1 +Z2 )は、次の式で求めること
ができる。
【0054】
【数6】 したがって、第nフレット目における弦5の変位量y
は、前記第1実施例に示す場合と比較して、より一層、
正確に求めることができる。なお、前記式(5)または
(6)のほかに、次のような方法でも、第nフレット目
における弦5の変位量yを求めることができる。例え
ば、2つの変位量Z1 ,Z2 の内、大きい値をもって変
位量検出のためのセンサ出力値とする方法、あるいは、
2つの変位量Z1 ,Z2 の2つの値を加算して平均値を
とる方法がそれである。
【0055】したがって、本実施例によれば、より正確
にチョーキングによる弦の移動量を把握することができ
る。
【0056】他の実施例 なお、前述した各実施例では、フレット状態感知手段と
して、フレットスイッチFSWを用いているが、これに
限定されない。例えば、超音波を弦に伝播させ、その弦
が接触するフレットからの超音波の反射波のリターン所
用時間から、対応するフレット位置を検出する超音波方
式の電子弦楽器(例えば、特開昭62−99790号公
報記載のもの)にあっては、前記フレット位置を検出す
る検出装置を用いてもよい。この場合は、弦に伝播され
る超音波の伝播にあたって邪魔とならないように、ネッ
ク3のヘッド4側に、チョーキング検出装置を設けるこ
とが好ましい。また、微小電気パルスが印加された導電
弦と、この導電弦が接触する多数の導電性フレットとか
ら、フレット操作位置を検出する方式の電子弦楽器(例
えば、特開昭62−47698号公報記載のもの)にあ
っては、前記導電弦と各導電性フレットとからなるフレ
ット操作位置検出装置を用いるようにしてもよい。
【0057】また、前述した各実施例では、楽音の発音
開始用の弦トリガー信号を出力する手段として、電磁ピ
ックアップ7を用いているが、これに限定されない。例
えば、光透過型または光反射形の光ピックアップ,スイ
ッチング方式の弦トリガースイッチ等を用いたものでも
よい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかにように、この発
明によれば次のような効果を得ることができる。
【0059】すなわち、請求項1の発明によれば、弦移
動検出手段により検出された弦移動量または移動距離と
フィンガリング操作位置検出手段により検出されたフィ
ンガリング操作位置との双方に基づいて、発生開始指示
手段の指示に従って発生開始される楽音の特性(たとえ
ば、音高)を制御する構成としている。
【0060】このように、弦の長手方向の一箇所に弦移
動検出手段を設けておき、この弦移動検出手段により弦
の移動量または移動距離を検出した場合でも、この弦移
動検出手段により検出された弦移動量または移動距離の
ほかに、フィンガリング操作位置検出手段により検出さ
れたフィンガリング操作位置をも考慮において、発生開
始指示手段の指示に従って発生開始される楽音の特性
(例えば、音高)を制御する構成としているので、弦移
動量または弦移動距離に応じて、発生される楽音の音高
を正確かつ精度高く制御することができる。
【0061】また請求項2の発明によれば、弦の長手方
向に所定の間隔をおいた位置に設けられた複数の弦移動
検出手段により別個独立して検出された各弦移動量また
は移動距離とフィンガリング操作位置検出手段により検
出されたフィンガリング操作位置とに基づいて、発生開
始指示手段の指示に従って発生開始される楽音の特性
(たとえば、音高)を制御する構成としている。
【0062】このように、弦の長手方向の複数の箇所に
弦移動検出手段を設けておき、これら複数の弦移動検出
手段により検出した弦の移動量または移動距離と、フィ
ンガリング操作位置検出手段により検出されたフィンガ
リング操作位置との双方に基づいて、発生開始指示手段
の指示に従って発生開始される楽音の特性(たとえば、
音高)を制御する構成としているので、弦移動量または
弦移動距離に応じて、発生される楽音の音高を正確に各
精度高く制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電子弦楽器の全体斜
視図。
【図2】図1に図示のチョーキング検出装置の断面図。
【図3】図1に図示のチョーキング検出装置の一部を省
略した斜視図。
【図4】音高制御を説明するためのタイムチャート。
【図5】図1に図示の制御ブロック図。
【図6】弦の移動量を検出するための説明図。
【図7】図6に図示の変換手段のブロック図。
【図8】本発明の第2実施例を示すブロック図。
【図9】本発明の第3実施例を示すチョーキング検出装
置の部分断面図。
【図10】本発明の第4実施例を示すもので、弦の移動
量を検出するための説明図。
【図11】本発明の第4実施例を示すもので、チョーキ
ング変位量を算出する変換回路のブロック図。
【図12】本発明の第5実施例に係る電子弦楽器の全体
斜視図。
【図13】本発明の第5実施例を示す弦の移動量を検出
するための説明図。
【図14】本発明の第6実施例を示す弦の移動量を検出
するための説明図。
【符号の説明】
1…電子弦楽器、2…胴部、3…ネック、4…ヘッド、
5…弦、6…音色セレクトスイッチ群、7…電磁ピック
アップ、8…ペッグ、9…フィンガーボード、10…フ
レット、20,32…チョーキング検出装置、28…可
変抵抗器、30…フレット位置検出回路、31…弦振動
検出回路、33…楽音発生指示回路、FSW…フレット
スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】張設されている弦の振動を検出する弦振動
    検出手段と、 フィンガリング操作がなされたフィンガリング操作位置
    を検出するフィンガリング操作位置検出手段と、 前記弦振動検出手段により弦の振動が検出されると、こ
    れに応答して、前記フィンガリング操作位置検出手段に
    より検出されたフィンガリング操作位置に対応した音高
    を持つ楽音の発生開始を指示する発生開始指示手段と、 前記弦が当該弦の調節方向と直交する方向に移動した弦
    移動量または移動距離を検出する弦移動検出手段と、 この弦移動検出手段により検出された弦移動量または移
    動距離と前記フィンガリング操作位置検出手段により検
    出されたフィンガリング操作位置との双方に基づいて、
    前記発生開始指示手段の指示に従って発生開始される楽
    音の特性を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子弦楽器。
  2. 【請求項2】張設されている弦の振動を検出する弦振動
    検出手段と、 フィンガリング操作がなされたフィンガリング操作位置
    を検出するフィンガリング操作位置検出手段と、 前記弦振動検出手段により弦の振動が検出されると、こ
    れに応答して、前記フィンガリング操作位置検出手段に
    より検出されたフィンガリング操作位置に対応した音高
    をもつ楽音の発生開始を指示する発生開始指示手段と、 前記弦が当該弦の張設方向と直交する方向に移動した弦
    移動量または移動距離を別個独立して検出するために、
    前記弦の長手方向に所定の間隔をおいた位置に設けられ
    た複数の弦移動検出手段と、 これら弦移動検出手段により別個独立して検出された各
    弦移動量または移動距離と前記フィンガリング操作位置
    手段により検出されたフィンガリング操作位置とに基づ
    いて、前記発生開始指示手段の指示に従って発生開始さ
    れる楽音の特性を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子弦楽器。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記複数の弦移動検出手
    段により別個独立して検出された各弦移動量または各移
    動距離の平均値と前記フィンガリング操作位置検出手段
    により検出されたフィンガリング操作位置との双方に基
    づいて、前記発生開始指示手段の指示に従って発生開始
    される楽音の特性を制御する請求項2に記載の電子弦楽
    器。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記複数の弦移動検出手
    段により別個独立して検出された各弦移動量または各移
    動距離のなかの大きい方の弦移動量または移動距離と前
    記フィンガリング操作位置検出手段により検出されたフ
    ィンガリング操作位置の双方に基づいて、前記発生開始
    指示手段の指示に従って発生開始される楽音の特性を制
    御する請求項2に記載の電子弦楽器。
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