JPH0515876A - 水に不溶性または難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法及び復水処理装置 - Google Patents

水に不溶性または難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法及び復水処理装置

Info

Publication number
JPH0515876A
JPH0515876A JP3333453A JP33345391A JPH0515876A JP H0515876 A JPH0515876 A JP H0515876A JP 3333453 A JP3333453 A JP 3333453A JP 33345391 A JP33345391 A JP 33345391A JP H0515876 A JPH0515876 A JP H0515876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
condensate
exchange resin
cation exchange
metal corrosion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3333453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3011512B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Higozaki
信行 肥後崎
Takeo Yagihashi
健夫 八木橋
Takashi Kagawa
喬 香川
Chika Kenmochi
千佳 建持
Iwao Ouchi
磐 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Organo Corp
Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Organo Corp, Japan Organo Co Ltd filed Critical Organo Corp
Priority to CA002061250A priority Critical patent/CA2061250A1/en
Priority to KR1019920002493A priority patent/KR920016355A/ko
Priority to ES92301425T priority patent/ES2082360T3/es
Priority to EP92301425A priority patent/EP0502629B1/en
Priority to AT92301425T priority patent/ATE131137T1/de
Priority to DE69206449T priority patent/DE69206449T2/de
Priority to KR1019920004497A priority patent/KR920018116A/ko
Priority to TW081102938A priority patent/TW209208B/zh
Publication of JPH0515876A publication Critical patent/JPH0515876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3011512B2 publication Critical patent/JP3011512B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/24Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/58Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水に不溶性または難溶性の懸濁性金属腐蝕生
成物(クラッド)を含有する復水の処理手段を提供す
る。 【構成】 芳香族モノビニル化合物と架橋剤としての作
用を有する芳香族ポリビニル化合物およびエステル系ポ
リビニル化合物を重合して得られる共重合母体からなる
陽イオン交換樹脂を充填したカチオンフィルター、ある
いは当該陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂とからな
る混床を用いて発電所プラントの復水を処理し、クラッ
ドの除去効率を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水の処理方法及び発電
所プラント等における復水処理装置に関するものであ
り、更に詳しくは、水に不溶性または難溶性の懸濁性金
属腐蝕生成物(以下「クラッド」と称する)を含有する
水から、そのクラッドを除去する方法、及び復水処理装
置に関する。
【0002】
【従来技術】ボイラーや発電所プラントで使用される復
水は逐次的なスケールの付着等を避けるために適正な水
質を保持することが必要であり、一般に高純度の水質を
維持する目的からその浄化装置が設けられている。この
ような装置として代表的なものは、例えば電磁フィルタ
ー、プレコートフィルター、復水脱塩装置などである。
【0003】上記のように浄化装置が必要とされる理由
は、一般に復水系内においては、鉄等の金属製のプラン
ト構成材から水に不溶性または難溶性の微細な懸濁物質
であるクラッドの生成することが避け難い。そこで復水
中に生成するこのような不純物とイオンとを除去する目
的から、磁性粒子を除去するためには電磁濾過器等の濾
過器が設置され、イオンを除去するために脱塩装置が復
水系に設置されている。上記のような浄化対象の存在は
必ずしも小さいものではなく、BWR型原子力発電所に
おける復水やPWR型原子力発電所における復水、更に
は火力発電所のボイラー復水のクラッドの除去は、その
対策の重要性が極めて顕著である。
【0004】例えば具体的な例として火力発電所におけ
る復水について説明すると、火力発電所では、ボイラー
で発生した蒸気がタービンを駆動して発電を行い、使用
後の蒸気は復水器で冷却されて復水とされ、再度ボイラ
ーで利用されるので、当該復水には高い純度が要求さ
れ、その純度を保つ目的から、従来一般には除去作用を
分けて、復水中のクラッドの除去には電磁濾過器やプリ
コート濾過器等の濾過器が多く採用され、イオン除去に
は混床式脱塩装置が多く採用されている。またこれらの
除去作用を同時に与える装置の提案も期待され、具体的
にはクラッドの除去とイオンの除去を同時に提供できる
機能をもった混床式脱塩装置の提案もある。
【0005】火力発電所あるいはPWR型原子力発電所
の復水循環系においては、従来は揮発性物質処理法(A
VT)が採用され、アンモニアにより復水をpH9.0
〜9.6に調節していた。pH9.0〜9.6の復水中
のクラッドは主として強磁性の酸化鉄(マグネタイト:
Fe34 )として存在し、また銅,ニッケル,クロム
や亜鉛との複合酸化物(フエライト)を形成して強磁性
を有している。
【0006】したがって、AVTはプラントによっては
ボイラーチューブ内面に生成する波状スケールにより摩
擦抵抗が増大し、著しいボイラー差圧の上昇が生ずる。
その対策として定期的な化学洗浄処理が採用されている
が、プラントの信頼性向上とコストダウンの観点から防
蝕性の高い水処理技術が望まれていた。
【0007】近年採用された複合水処理法(CWT)
は、給水に微量の酸素を注入することにより、pHを
8.0〜9.0にし、3価の酸化鉄(α−ヘタマイト:
Fe23 )の保護被膜を形成させ、防蝕を行なうもの
であり、このCWTの採用により、全配管からの金属の
溶出は抑制される。ところが復水中の鉄の形態がマグネ
タイトからヘタマイトに変り、これは電磁濾過器では除
去されにくく、したがって濾過器の後段に設けられてい
る復水脱塩装置の負荷を増大させる原因となる。
【0008】ところで、上記のような復水の浄化のため
に使用されているイオン交換樹脂には、いわゆるゲル型
樹脂と多孔型樹脂があるが、いずれもスチレンとジビニ
ルベンゼンから得られる共重合体にイオン交換基を導入
したイオン交換樹脂が広く用いられている。復水脱塩装
置は脱塩を主たる作用としていることから、スチレンと
ジビニルベンゼンから得られる共重合体を母体とするイ
オン交換樹脂が脱塩の目的に最も適したものとして用い
られてきているが、クラッドの濾過・吸着による除去に
は必ずしも充分ではない。
【0009】一般的にクラッドは電気的にプラスに荷電
しているため、陽イオン交換樹脂により多く吸着され
る。また陽イオン交換樹脂の表面に吸着されたクラッド
の一部は表面にあるスルホン酸基により溶解され、プラ
ス電荷を持つ金属イオンとなって、スルホン酸基に保持
されるものと考えられる。またこの吸着過程において、
クラッド吸着の効率は樹脂の構造によって支配されると
考えられている。そこで上記のような復水の処理につい
ての解決策としてスチレンとジビニルベンゼンから得ら
れる共重合体を母体とする汎用の陽イオン交換樹脂や陰
イオン交換樹脂の粒度を調節した混床を用いたり(特開
昭60−1598号、特開昭59−52576号及び特
開昭58−137486号)、汎用のイオン交換樹脂の
中でもジビニルベンゼン架橋度が低いものが使用された
り(特開平1−174998号)、更に陽イオン交換樹
脂として弱酸性陽イオン交換樹脂を用いたりする技術
(特開昭58−76146号)等も提案されているが十
分でない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、復水中
のクラッドの除去処理にあたっては、復水脱塩装置に使
用される陽イオン交換樹脂は、陽イオン性の物質と共に
クラッド除去効率を高めることが所望されている。
【0011】本発明者等は、イオン交換樹脂の母体構造
について検討し、芳香族モノビニル化合物と架橋剤とし
て芳香族ポリビニル化合物およびエステル系ポリビニル
化合物から重合して得られた共重合母体とする陽イオン
交換樹脂が水中のクラッド除去に対して優れた効果を示
すことを見出し、本発明に至った。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、上記特許請求の範囲の各請求項に記載
した本発明を完成した。
【0013】本発明方法は、代表的には水に不溶性又は
難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物を含む水を処理する方法
において、芳香族モノビニル化合物と架橋剤として芳香
族ポリビニル化合物およびエステル系ポリビニル化合物
から製造された共重合体母体に陽イオン交換基を導入し
て得られた陽イオン交換樹脂を充填したカチオンフィル
ターにより上記水、特には、発電所プラントにおいて複
合水処理法または中性水処理法で運用された復水循環系
の水を処理する方法によって実現される。
【0014】また本発明方法は、上記懸濁性金属腐蝕生
成物を含む発電所プラントの復水を処理する方法におい
て、芳香族モノビニル化合物と架橋剤として芳香族ポリ
ビニル化合物およびエステル系ポリビニル化合物から製
造された共重合体母体に陽イオン交換基を導入して得ら
れた陽イオン交換樹脂と、陰イオン交換樹脂とからなる
混床により該水、特には発電所プラントにおいて複合水
処理法または中性水処理法で運用された復水循環系の水
を処理する方法によっても実現される。
【0015】本発明はまた以上の本発明方法を実現する
装置を提案するものであり、具体的には発電所プラント
の復水循環系内に設けられ、芳香族モノビニル化合物と
架橋剤として芳香族ポリビニル化合物およびエステル系
ポリビニル化合物から製造された共重合体母体に陽イオ
ン交換基を導入して得られた陽イオン交換樹脂を充填し
たカチオンフィルターと、その後段に設けられた陽イオ
ン交換樹脂と陰イオン交換樹脂を充填した混床脱塩塔と
を備えた発電所プラントの復水処理装置(図6参照)を
特徴とする。なお後段に設けられる混床式脱塩装置には
前記カチオンフィルターに用いる陽イオン交換樹脂より
イオン交換能力の大きな陽イオン交換樹脂を用いること
がよく、当該陽イオン交換樹脂としては上述のスチレン
−ジビニルベンゼン共重合体のものを例示できる。
【0016】また本発明は別に、芳香族モノビニル化合
物と架橋剤として芳香族ポリビニル化合物およびエステ
ル系ポリビニル化合物から重合して得られた共重合母体
に陽イオン交換基を導入した陽イオン交換樹脂と、陰イ
オン交換樹脂とからなる混床により水(代表的には復
水)を処理することからなる水中のクラッドを除去する
方法に関する。
【0017】本発明装置は、復水循環系を複合水処理法
又は中性水処理法で運用する場合に特に有効である。
【0018】以上の陽イオン交換樹脂は、球状または粉
状のいずれであっても、本発明において使用可能であ
る。
【0019】粉状の陽イオン交換樹脂と粉状の陰イオン
交換樹脂を充填して混床を形成させる場合には、濾過支
持体にプレコートし、混合樹脂のプレコート層に復水を
通水することにより行なわれる。
【0020】そして上述の球状または粉状の陽イオン交
換樹脂を復水の処理に使用するには、陽イオン交換樹脂
を水素イオン形に交換して用いられる。従って復水の脱
塩処理には、水素イオン形の陽イオン交換樹脂と水酸イ
オン形の陰イオン交換樹脂の形態で使用される。なお火
力発電所の復水処理の場合は、時としてアンモニウム形
の陽イオン交換樹脂と水酸イオン形の陰イオン交換樹脂
の混床で使用される。なお陰イオン交換樹脂は、本発明
の陽イオン交換樹脂と混床可能なものであればいかなる
ものであってもよい。
【0021】そして陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹
脂との使用割合は、5:1ないし1:5、特に好ましく
は、2:1ないし1:2の範囲で選択される。
【0022】本発明に用いられる陽イオン交換樹脂は、
公知の製造法により製造できる。
【0023】本発明の陽イオン交換樹脂は、芳香族モノ
ビニル化合物と架橋剤として芳香族ポリビニル化合物お
よびエステル系ポリビニル化合物から重合して得られた
共重合母体に陽イオン交換基を導入して成るものであ
り、芳香族モノビニル化合物としては、スチレン、ビニ
ルトルエン、ビニルキシレン、エチルスチレンやクロル
スチレン等が挙げられ、一方架橋剤としての芳香族ポリ
ビニル化合物としては、ジビニルベンゼンが典型的なも
のであるが、更にジビニルトルエン、ジビニルナフタレ
ンやトリビニルベンゼン等が挙げられる。
【0024】また、エステル系ポリビニル化合物として
は、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ートやトリメチロールプロパントリメタクリレート等や
これらに相当するアクリレートが単独又は混合して用い
られる。
【0025】これら架橋剤としての芳香族ポリビニル化
合物とエステル系ポリビニル化合物の使用量は、全ビニ
ル化合物に対して3〜60重量パーセント用いられ、特
に好ましくは、7〜50重量パーセントの範囲である。
またエステル系ポリビニル化合物の使用量は、全ビニル
化合物に対して、2〜20重量パーセント、特に好まし
くは、5〜20重量パーセントである。5重量パーセン
トより少ない場合には、復水中のクラッドの除去能力の
発現が少なく、また20重量パーセントを超えると陽イ
オン交換樹脂としてのイオン交換容量に影響を与えるこ
ととなるので望ましくない。上述のビニル化合物は、公
知の重合方法、例えば懸濁重合法、溶液重合法、乳化重
合法や塊状重合法等で重合されるが、好ましくは、水性
媒体中で公知の分散剤、重合開始剤、安定剤等の存在下
で懸濁重合法によって重合が行われる。重合に際して、
生成重合体に物理的な特性、特に多孔度等をあたえるた
めに、例えば、トルエン、アミルアルコール、イソオク
タンや線状重合体等の一種又は二種以上を重合系に多孔
度等をあたえるに充分な量存在させて重合させることも
可能である。このような重合法により得られた共重合体
は、球状または粉状のいずれであってもよい。
【0026】かかる共重合体は、公知の方法によりスル
ホン化剤を使用してスルホン化される。
【0027】スルホン化にあたっては、共重合体母体を
膨潤させる性質を有する有機溶媒の存在下または非存在
下で、硫酸、クロルスルホン酸やオレウム(発煙硫酸)
等のスルホン化剤で実施される。
【0028】本発明は、ボイラー、火力発電所、原子力
発電所、抄紙用ドライヤー等の分野における復水の処理
に使用出来るが、特に火力発電所や原子力発電所の復水
の処理には有用である。BWR型原子力発電プラントの
中性水処理法で運用される復水の脱塩処理、PWR型原
子力発電プラントの復水である二次系統水の脱塩処理や
火力発電プラントの復水の脱塩処理等には、不純物イオ
ンの除去とともに、クラッドの除去にはその効果が発揮
される。
【0029】
【実施例】以下に本発明を具体例を以て説明するが、本
発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0030】製造例1 公知の方法によりスチレン372g、純度59%のジビ
ニルベンゼン56gとトリメチロールプロパントリメタ
クリレート72gを重合開始剤の存在下、分散剤等を含
む水性媒質中で重合し、小球状重合体を製造した。次い
でこれを濃硫酸を使ってスルホン化し、陽イオン交換樹
脂を得た。このものは、水分含量54.5%、イオン交
換容量1.61meq/ml−Rであった。
【0031】製造例2 公知の方法によりスチレン372g、純度59%のジビ
ニルベンゼン56gとトリメチロールプロパントリメタ
クリレート72gをポリスチレン5g、重合開始剤の存
在下、分散剤等を含む水性媒質中で重合し、小球状重合
体を製造した。次いでこれを濃硫酸を使ってスルホン化
し、陽イオン交換樹脂を得た。このものは、水分含量5
6.1%、イオン交換容量1.46meq/ml−Rで
あった。製造例3 製造例1においてトリメチロールプロパントリメタクリ
レートの代わりに、エチレングリコールジメタクリレー
ト100gを用いる以外は製造例1と同一の方法で陽イ
オン交換樹脂を合成した。このものは、水分含量53.
6%、イオン交換容量1.5meq/ml−Rであっ
た。
【0032】実施例1 製造例1の陽イオン交換樹脂(水素イオン形)30ml
を単床で内径15mm、長さ250mmのアクリルカラ
ムに充填した。
【0033】この樹脂層に下記模擬復水を30℃で毎時
105メートルの線流速で通液した。カラム出口での鉄
濃度を測定し、通液時間に対するカラム出口での鉄濃度
の結果を図1に示した。
【0034】なお模擬復水は、電気伝導率0.1μS/
cm以下、溶存酸素50μg/l以下の純水にクラッド
として電解鉄50%、α−Fe23 20%,Fe3
4 15%,α−FeOOH5%,α−FeOOH10%
の存在百分率である鉄酸化物を全鉄量として50ppb
になるように分散させた。
【0035】また比較としては汎用の陽イオン交換樹脂
アンバーライトIR−120B(「アンバーライト」
は、米国ロームアンドハース社登録商標)を使用して同
様の試験を行ないその結果を図1に合わせて示した。
【0036】実施例2 製造例3で製造された陽イオン交換樹脂(水素イオン
形)1000mlを単床で内径33mm、長さ1500
mmのアクリルカラムに充填した。カラム内での樹脂層
高は約1100mmであった。
【0037】この樹脂層に実際の復水(CWT運転時の
復水)を毎時80メートルの線流速で通液した。復水中
の鉄濃度及びカラム出口の鉄濃度を測定し、結果を図2
に示した。
【0038】また比較としては汎用の陽イオン交換樹脂
アンバーライト200C同じ量で使用して同様の試験を
行ないその結果を図2に合わせて示した。
【0039】実施例3 各製造例のそれぞれの陽イオン交換樹脂(水素イオン
形)20mlと陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA
−400T 10mlを混合し、内径15mm、長さ2
50mmのガラスカラムに充填した。カラム内での樹脂
層高は15cmであった。この樹脂層に実施例1と同じ
復水を30℃で毎時105メートルの線速度で通液し
た。カラム出口での濃度を測定し、通液時間に対するカ
ラム出口での鉄濃度の結果を図3に示した。
【0040】また比較としては汎用の陽イオン交換樹脂
アンバーライトIR−120Bと陰イオン交換樹脂アン
バーライトIRA−400Tを同じ量、同じ比率で使用
して同様の試験を行ないその結果を図3に合わせて示し
た。
【0041】実施例4 製造例2の陽イオン交換樹脂(水素イオン形)660m
lと陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA−400T
(水酸イオン形)330mlを混合し、内径33mm、
長さ1500mmのアクリルカラムに充填した。この時
のカラム内での樹脂層高は約1100mmであった。
【0042】この樹脂層に実際の復水を毎時80mの線
速度で通水した。
【0043】復水中の鉄濃度及びカラム出口の鉄濃度を
測定し、図4に示した。
【0044】なお比較として汎用の陽イオン交換樹脂ア
ンバーライト200Cと陰イオン交換樹脂IRA−90
0を混合して使用して同様の試験を行ないその結果を図
4に合わせて示した。
【0045】実施例5 製造例3で製造された陽イオン交換樹脂(水素イオン
型)1000mlを単床で内径33mm長さ1500m
mのアクリルカラムに充填した。カラム内での樹脂層高
は約1100mmであった。この樹脂層に実際の復水を
AVT(復水pH9.3)、およびCWT(復水pH
8.0,8.5)運転時、毎時80メートルの線流速で
通液した。復水のpH、及び除鉄率を測定し、結果を表
1及び図5に示した。また比較として従来から使用され
ている電磁濾過器の除鉄率を示した。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明は、従来の復水の濾過脱塩処理よ
りも鉄濃度の低い高純度の水を得ることができる。
【0048】 CWT運転時、電磁濾過器では除去さ
れにくいクラッドを除去する。
【0049】 発電所プラントにおいて、CDおよび
CFのクラッド除去効果を高める。
【0050】これによりBWR原子力発電所プラントで
は冷却水から原子炉に持ち込まれるクラッド量を低減
し、被爆量を減らすことができる。
【0051】またCWT運転の火力発電所ではカチオン
フィルターを設置することによってCDの負荷を軽減
し、安定して高純度の水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の試験で得られた鉄の除去効
果を示す。
【図2】実施例2の試験で得られた鉄の除去効果を示
す。
【図3】実施例3の試験で得られた鉄の除去効果を示
す。
【図4】実施例4の試験で得られた鉄の除去効果を示
す。
【図5】実施例5の試験で得られた鉄の除去効果を示
す。
【図6】カチオンフィルターと混床式脱塩装置との組合
せのフロー図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 建持 千佳 東京都豊島区雑司が谷2−11−3 ハウス 雑司が谷101 (72)発明者 大内 磐 東京都府中市新町3−10−24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に不溶性又は難溶性の懸濁性金属腐蝕
    生成物を含む水を処理する方法において、芳香族モノビ
    ニル化合物と架橋剤として芳香族ポリビニル化合物およ
    びエステル系ポリビニル化合物から製造された共重合体
    母体に陽イオン交換基を導入して得られた陽イオン交換
    樹脂を充填したカチオンフィルターにより上記水を処理
    することを特徴とする水に不溶性または難溶性の懸濁性
    金属腐蝕生成物の除去方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、水が、発電所プラン
    トにおいて複合水処理法または中性水処理法で運用され
    た復水循環系の水であることを特徴とする水に不溶性ま
    たは難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法。
  3. 【請求項3】 水に不溶性又は難溶性の懸濁性金属腐蝕
    生成物を含む水を処理する方法において、芳香族モノビ
    ニル化合物と架橋剤として芳香族ポリビニル化合物およ
    びエステル系ポリビニル化合物から製造された共重合体
    母体に陽イオン交換基を導入して得られた陽イオン交換
    樹脂と、陰イオン交換樹脂とからなる混床により該水を
    処理することを特徴とする水に不溶性または難溶性の懸
    濁性金属腐蝕生成物の除去方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、水が、発電所プラン
    トにおいて複合水処理法または中性水処理法で運用され
    た復水循環系の水であることを特徴とする水に不溶性ま
    たは難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法。
  5. 【請求項5】 復水を処理する復水処理装置であって、
    復水循環系内に設けられ、芳香族モノビニル化合物と架
    橋剤として芳香族ポリビニル化合物およびエステル系ポ
    リビニル化合物から製造された共重合体母体に陽イオン
    交換基を導入して得られた陽イオン交換樹脂を充填した
    カチオンフィルターと、その後段に設けられた、陽イオ
    ン交換樹脂と陰イオン交換樹脂を充填した混床脱塩塔
    と、を備えたことを特徴とする復水処理装置。
  6. 【請求項6】 復水を処理する復水処理装置であって、
    復水循環系内に設けられ、芳香族モノビニル化合物と架
    橋剤として芳香族ポリビニル化合物およびエステル系ポ
    リビニル化合物から製造された共重合体母体に陽イオン
    交換基を導入して得られた陽イオン交換樹脂と、陰イオ
    ン交換樹脂とを充填した混床式脱塩塔を備えたことを特
    徴とする発電所プラントの復水処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、復水が、複合
    水処理法又は中性水処理法で運用された復水循環系の復
    水であることを特徴とする発電所プラントの復水処理装
    置。
JP03333453A 1991-02-20 1991-12-17 水に不溶性または難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法及び復水処理装置 Expired - Fee Related JP3011512B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA002061250A CA2061250A1 (en) 1991-02-20 1992-02-14 Process of removing suspended metal corrosion products insoluble or sparingly soluble in water and condensate treating equipment
KR1019920002493A KR920016355A (ko) 1991-02-20 1992-02-19 물에 녹지않는 또는 조금 녹는 현탁금속부식산물의 제거방법
EP92301425A EP0502629B1 (en) 1991-02-20 1992-02-20 Process of removing from water suspended metal corrosion products insoluble or sparingly soluble in water
AT92301425T ATE131137T1 (de) 1991-02-20 1992-02-20 Verfahren zum entfernen aus wasser von metallischen unlöslichen oder schwerlöslichen korrosionsprodukten.
ES92301425T ES2082360T3 (es) 1991-02-20 1992-02-20 Procedimiento para eliminar del agua productos de corrosion metalicos suspendidos insolubles o poco solubles en agua.
DE69206449T DE69206449T2 (de) 1991-02-20 1992-02-20 Verfahren zum Entfernen aus Wasser von metallischen unlöslichen oder schwerlöslichen Korrosionsprodukten.
KR1019920004497A KR920018116A (ko) 1991-02-20 1992-03-19 표면-다공성 교차결합된 코폴리머 비드의 제조방법
TW081102938A TW209208B (ja) 1991-02-20 1992-04-15

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2595891 1991-02-20
JP3-25958 1991-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0515876A true JPH0515876A (ja) 1993-01-26
JP3011512B2 JP3011512B2 (ja) 2000-02-21

Family

ID=12180258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03333453A Expired - Fee Related JP3011512B2 (ja) 1991-02-20 1991-12-17 水に不溶性または難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法及び復水処理装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3011512B2 (ja)
KR (2) KR920016355A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218110A (ja) * 1999-01-28 2000-08-08 Japan Organo Co Ltd 発電所プラントにおける復水濾過装置の運転方法
JP2012196632A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Miura Co Ltd 水処理方法及び水処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218110A (ja) * 1999-01-28 2000-08-08 Japan Organo Co Ltd 発電所プラントにおける復水濾過装置の運転方法
JP2012196632A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Miura Co Ltd 水処理方法及び水処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3011512B2 (ja) 2000-02-21
KR920018116A (ko) 1992-10-21
KR920016355A (ko) 1992-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5397477A (en) Ion exchange resin having dual morphology
US5248435A (en) Ion exchange resin, process for producing the same, and method for removing impurities from condensate
JP6145611B2 (ja) 混合イオン交換樹脂、脱塩方法および脱塩装置
CA2058002A1 (en) Ion exchange resin, process for producing the same, and method for removing impurities from condensate
US4724082A (en) Ion exchange process having increased flow rates
Kawabata et al. Removal and recovery of organic pollutants from aquatic environment. 4. Separation of carboxylic acids from aqueous solution using crosslinked poly (4-vinylpyridine)
Anderson et al. Phenol sorption on ion exchange resins
US3078140A (en) Ion retardation method of separating solutes
JP2001215294A (ja) 復水脱塩装置
US4118457A (en) Redox uranium isotope separation using anion exchangers
JPH0651760B2 (ja) 混床式イオン交換樹脂組成物用ビーズ
JP3011512B2 (ja) 水に不溶性または難溶性の懸濁性金属腐蝕生成物の除去方法及び復水処理装置
JP3248205B2 (ja) 超純水製造用イオン交換樹脂、その製造法、及びこれを用いる超純水の製造法
EP0071810B1 (en) Removal of metal ions from aqueous medium using a cation-exchange resin having water-insoluble compound dispersed therein
JP3087905B2 (ja) 懸濁性不純物除去用吸着剤および除去方法
JP3330483B2 (ja) 復水脱塩装置
EP0136692A2 (en) Ion retardation process for separating salts in aqueous streams
EP0502629B1 (en) Process of removing from water suspended metal corrosion products insoluble or sparingly soluble in water
US3051657A (en) Process of decreasing the salt content of an acidic silica hydro-organosol
US3692670A (en) Treatment of cation and anion exchange resins with sodium sulfite
JPH0138554B2 (ja)
JP2001246377A (ja) 復水脱塩装置の運転方法
US2991156A (en) Method for removing iron from aqueous concentrated alkali metal hydroxide solutions
JP2009279519A (ja) 復水脱塩方法及び復水脱塩装置
JP3902799B2 (ja) 水素イオン形強酸性陽イオン交換樹脂

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees