JPH0515937Y2 - - Google Patents
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- JPH0515937Y2 JPH0515937Y2 JP5232088U JP5232088U JPH0515937Y2 JP H0515937 Y2 JPH0515937 Y2 JP H0515937Y2 JP 5232088 U JP5232088 U JP 5232088U JP 5232088 U JP5232088 U JP 5232088U JP H0515937 Y2 JPH0515937 Y2 JP H0515937Y2
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Landscapes
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本考案は、インク、塗料、磁気記録媒体用磁性
塗料等のように、粘稠状(泥漿状)の分散媒に分
散質を混合した混合物について、前記分散質を分
散媒に一様に分散させるための分散機に関する。 [従来の技術] 前記のような混合物について使用される従来の
分散機を第5図と第6図に示す。第5図で示すよ
うに、円筒形の容器4の中にモータ5で回転駆動
されるシヤフト6が配置され、これに攪拌板7,
7…がスペーサ9,9…を介して一定の間隔で固
定されている。第6図で示すように、この攪拌板
7,7…は、中心から渦巻状に延びる切り溝13
を有し、スペーサ9,9…に挟まれた状態で、一
定の間隔をおいてシヤフト6に固定されている。 前記容器4は、下部に導入口14を、上部に排
出口15を有し、排出口15の手前には、スクリ
ーン20が設けられている。分散媒と分散質との
混合物は、タンク2側からダクト12を経てポン
プ3へ送られ、ここで0.3〜5.0Kg/cm2程度の圧力
を与えられ、ダクト11を経て前記導入口14か
ら容器4の中に加圧・導入される。 前記容器4の中には、粒径0.5〜3mmの微小な
粒状のメデイアを容器の容積の40〜90%程度収納
しておく。このメデイアは、前記攪拌板7,7…
の切り溝13を通過するが、スクリーン20は通
過しない。 この分散機において、前記導入口14から容器
4内に加圧・導入された混合物は、前記メデイア
と共に攪拌板7の回転によつて、攪拌、混合さ
れ、分散質が分散媒中に次第に均一に分散する。
さらに、この混合物は、前記攪拌板7の回転の作
用に加え、導入口14から圧送される混合物に押
されて次第に容器の中を上昇する。その際、攪拌
板7の切り溝13をメデイアと共に通過すること
によつて、混合物が攪乱され、分散質が分散媒中
にさらに均一に分散される。そして、スクリーン
20で混合物がメデイアから分離された後、排出
口15から容器1の外に取り出される。 この分散機において、効率的で能力の高い分散
を行なうためには、種々の条件を満足することが
必要となるが、とりわけメデイアが容器4の中で
混合物中に概ね一様に分散していることが重要で
ある。 [考案が解決しようとする課題] 従来、前記メデイアが容器4の中で特定の個所
に偏在しないように、様々な工夫がなされてお
り、例えば、メデイアの混合物に対する比重や混
合物の容器4への導入圧等を適宜選択する、或は
攪拌板7の回転数と混合物の導入圧との調和を図
る等の手段が講じられてきた。 しかしながら、いかに条件を調整して混合、分
散を行なつても、混合物のレオロジー特性の変化
によつてメデイアが混合物の中を下方に沈降しや
すく、メデイアが容器の下部に偏る傾向がある。
従つて、分散機の運転を続けると、どうしても容
器の上下にメデイアの分布差が生じ、これが拡大
する。このため、次第に分散機の分散能力が低下
する。 さらに、前記攪拌板7のみによる混合物の分散
には、その能力に限界があり、高い分散度を得る
のに長時間かかるのが実状である。 そこで本考案は、前記従来の問題点に鑑み、運
転中にメデイアが容器の中に一様に分散した状態
を維持することが可能で、かつ短時間に高い分散
度を得ることが可能な分散機を提供することを目
的とする。 [課題を解決するための手段] すなわち、前記問題を解決するため、本考案に
おいて採用した手段は、容器4に混合物を加圧導
入する導入口14と、同混合物を容器4の外に排
出する排出口15とを設け、容器4の中に、その
中の混合物と粒状のメデイアとを攪拌する回転駆
動される攪拌板7を設けた粘稠性混合物分散機に
おいて、容器4の中を、混合物のみを通過させ、
メデイアの通過を阻止する多数の通孔を有するス
クリーン8によつて、前記攪拌板7を含む上下に
分割された複数の部屋16,16…に区画し、さ
らに前記通孔8a,8bの断面積を通過する混合
物の移動方向に沿つて変化させることにある。 [作用] 前記分散機では、容器4の中が複数に区画さ
れ、その区画された部屋16,16…がメデイア
を通過させないスクリーン8,8…によつて仕切
られているため、メデイアは、各々の部屋16,
16…においてのみ移動し、他の部屋16,16
…には移動しない。そして、これらの部屋16,
16…は、上下に区画されているため、混合物の
中で沈降しやすいメデイアの下降が、前記スクリ
ーン8,8…によつて阻止される。このため、分
散機の長期の運転に際して、総体的に一様なメデ
イアの分散状態がそのまま維持される。 また混合物は、各部屋16,16から前記スク
リーン8,8…の通孔8a,8bに流入し、そこ
を通過する際に、流路断面積の急激な変動に伴う
圧力や流速の大きな変動を伴う。加えて、前記通
孔8a,8bの断面積が通過する混合物の移動方
向に沿つて変化するため、混合物がそこを通過す
る間も、圧力や流速の変動を伴う。これが混合物
を攪拌したのと同じ作用を呈するため、分散媒へ
の分散質の拡散がスクリーン8を通過する際にも
なされ、より一層均一に分散される。 [実施例] 次に、図面に従い、本考案の実施例について詳
細に説明する。 第1図で示すように、円筒形の容器4がフレー
ム1に設置され、同容器4の中にモータ5で回転
駆動されるシヤフト6が挿入されている。そし
て、このシヤフト6に攪拌板7,7…がスペーサ
9,9…を介して一定の間隔で固定されている。
第2図で示すように、この攪拌板7,7…は、中
心から渦巻状に延びる切り溝13を有している。 前記容器4は、下部に導入口14が、上部に排
出口15が設けられ、分散媒と分散質との混合物
は、タンク2側からダクト12を経てポンプ3へ
送られ、ここで0.3〜5.0Kg/cm2程度の圧力を与え
られ、ダクト11を経て前記導入口14から容器
4の中に加圧・導入される。 さらに、前記容器4の中は、スクリーン8,8
…によつて、上下に複数の部屋16,16…に仕
切られている。この点について、図面に従いさら
に詳細に説明する。 第2図と第3図にスクリーン8の各種構成を示
す。第2図のスクリーン8は、円板に多数の円形
の通孔8a,8a…を開設したもので、この通孔
8a,8a…の径はメデイアの径より小さく設定
されている。第3図aは、円板に多数のスリツト
状の通孔8b,8b…を開設したもので、この通
孔8b,8b…の幅はメデイアの径より狭く設定
されている。同図b,cは、スリツト状の通孔8
b,8b…を同心円状に開設したもの、スリツト
状の通孔8b,8bを縦横にずらして同じ方向に
向けて展開したものを各々示している。 第4図に、前記スクリーン8の通孔8a,8b
の断面形状の各例を示す。同図a〜cは、図にお
いて下から上へ押し出される混合物の流れに対
し、通孔8a,8bの断面積が拡大する場合で、
同図aは、直線的に拡大する場合、同図bとc
は、曲線的に拡大する場合を各々示している。他
方、同図d,e,gは、前記a〜cとは逆に、混
合物の流れに対し、通孔8a,8bの断面積が縮
小する場合である。さらに、同図fとhは、通孔
8a,8bの断面積が、一旦縮小し、中間から拡
大する場合である。 これら円板状のスクリーン8,8…は、第1図
と第2図に示すように、容器4の中に配置された
シヤフト6にスペーサ9,9…を介して攪拌板
7,7…と交互に固定されており、シヤフト6の
先端はボルト19を締め付けて固定されている。 そして、前記攪拌板7の内周にローレツト加工
等により、凹凸条21aが形成されると共に、前
記シヤフト6にも前記攪拌板7が固定される間隔
毎に前記凹凸条21aに適合する凹凸条21bが
形成され、これらが噛み合うことによつて、モー
タ5の回転がシヤフト6を介して攪拌板7,7…
に伝達される。これに対して、スクリーン8,8
…では、こうした凹凸条が噛み合わず、モータ5
の回転は伝達されない。さらにスクリーン8,8
…の外周縁は、円筒形の容器1に内接するように
して嵌め込まれたスペーサ10,10…によつ
て、前記シヤフト6に固定されたのと同じ間隔で
挟持されている。従つて、モータ5により、攪拌
板7,7…は、回転駆動されるが、スクリーンは
回転されず、停止したままである。 こうして容器4の中に上下に固定されたスクリ
ーン8,8により、容器4の中が各攪拌板7,7
…毎の部屋16,16…に区画されている。 下表は、磁気記録テープ用の磁性塗料を、本考
案による分散機を用いて分散し、これから常法に
従つて何れも同じ条件で磁気記録テープを製造す
ることにより、その磁性膜面の角形比が0.85とな
るに要した分散時間を求めて示したものである。 すなわち、混合物の分散媒として樹脂バインダ
ーを、分散質としてCo−Cr系の磁性粉を、メデ
イアとして粒径1.5〜3mmの微少な粒状体を用い、
前記分散媒と分散質との混合物を、ポンプ3で3
Kg/cm2の圧力に加圧し、容器1の中に導入し、分
散を行なつた。そして、容器4から前記磁性塗料
を1時間毎に抜取り、これからドクターブレード
法により磁気テープを製造し、その角形比、つま
り残留磁束密度Brと飽和磁束密度Bsとの比Br/
Bsが0.85になるに要した分散時間を求めて示し
た。 下表は何れも最小1.0mmの円形の通孔を有する
第4図で示すようなスクリーン8であつて、第4
図a〜hで示すような通孔8aの断面を有するス
クリーン8を用いている。これに対して、比較例
の欄は、スクリーン8によつて容器4の中を攪拌
板7,7…毎に分割しない第5図に示すような分
散機を用いた場合である。すなわち、この分散機
を用いて分散した磁性塗料を用い、前記と同じ条
件で製造された磁気記録テープの磁性膜面の角形
比が0.85になるに要した分散時間を示した。
塗料等のように、粘稠状(泥漿状)の分散媒に分
散質を混合した混合物について、前記分散質を分
散媒に一様に分散させるための分散機に関する。 [従来の技術] 前記のような混合物について使用される従来の
分散機を第5図と第6図に示す。第5図で示すよ
うに、円筒形の容器4の中にモータ5で回転駆動
されるシヤフト6が配置され、これに攪拌板7,
7…がスペーサ9,9…を介して一定の間隔で固
定されている。第6図で示すように、この攪拌板
7,7…は、中心から渦巻状に延びる切り溝13
を有し、スペーサ9,9…に挟まれた状態で、一
定の間隔をおいてシヤフト6に固定されている。 前記容器4は、下部に導入口14を、上部に排
出口15を有し、排出口15の手前には、スクリ
ーン20が設けられている。分散媒と分散質との
混合物は、タンク2側からダクト12を経てポン
プ3へ送られ、ここで0.3〜5.0Kg/cm2程度の圧力
を与えられ、ダクト11を経て前記導入口14か
ら容器4の中に加圧・導入される。 前記容器4の中には、粒径0.5〜3mmの微小な
粒状のメデイアを容器の容積の40〜90%程度収納
しておく。このメデイアは、前記攪拌板7,7…
の切り溝13を通過するが、スクリーン20は通
過しない。 この分散機において、前記導入口14から容器
4内に加圧・導入された混合物は、前記メデイア
と共に攪拌板7の回転によつて、攪拌、混合さ
れ、分散質が分散媒中に次第に均一に分散する。
さらに、この混合物は、前記攪拌板7の回転の作
用に加え、導入口14から圧送される混合物に押
されて次第に容器の中を上昇する。その際、攪拌
板7の切り溝13をメデイアと共に通過すること
によつて、混合物が攪乱され、分散質が分散媒中
にさらに均一に分散される。そして、スクリーン
20で混合物がメデイアから分離された後、排出
口15から容器1の外に取り出される。 この分散機において、効率的で能力の高い分散
を行なうためには、種々の条件を満足することが
必要となるが、とりわけメデイアが容器4の中で
混合物中に概ね一様に分散していることが重要で
ある。 [考案が解決しようとする課題] 従来、前記メデイアが容器4の中で特定の個所
に偏在しないように、様々な工夫がなされてお
り、例えば、メデイアの混合物に対する比重や混
合物の容器4への導入圧等を適宜選択する、或は
攪拌板7の回転数と混合物の導入圧との調和を図
る等の手段が講じられてきた。 しかしながら、いかに条件を調整して混合、分
散を行なつても、混合物のレオロジー特性の変化
によつてメデイアが混合物の中を下方に沈降しや
すく、メデイアが容器の下部に偏る傾向がある。
従つて、分散機の運転を続けると、どうしても容
器の上下にメデイアの分布差が生じ、これが拡大
する。このため、次第に分散機の分散能力が低下
する。 さらに、前記攪拌板7のみによる混合物の分散
には、その能力に限界があり、高い分散度を得る
のに長時間かかるのが実状である。 そこで本考案は、前記従来の問題点に鑑み、運
転中にメデイアが容器の中に一様に分散した状態
を維持することが可能で、かつ短時間に高い分散
度を得ることが可能な分散機を提供することを目
的とする。 [課題を解決するための手段] すなわち、前記問題を解決するため、本考案に
おいて採用した手段は、容器4に混合物を加圧導
入する導入口14と、同混合物を容器4の外に排
出する排出口15とを設け、容器4の中に、その
中の混合物と粒状のメデイアとを攪拌する回転駆
動される攪拌板7を設けた粘稠性混合物分散機に
おいて、容器4の中を、混合物のみを通過させ、
メデイアの通過を阻止する多数の通孔を有するス
クリーン8によつて、前記攪拌板7を含む上下に
分割された複数の部屋16,16…に区画し、さ
らに前記通孔8a,8bの断面積を通過する混合
物の移動方向に沿つて変化させることにある。 [作用] 前記分散機では、容器4の中が複数に区画さ
れ、その区画された部屋16,16…がメデイア
を通過させないスクリーン8,8…によつて仕切
られているため、メデイアは、各々の部屋16,
16…においてのみ移動し、他の部屋16,16
…には移動しない。そして、これらの部屋16,
16…は、上下に区画されているため、混合物の
中で沈降しやすいメデイアの下降が、前記スクリ
ーン8,8…によつて阻止される。このため、分
散機の長期の運転に際して、総体的に一様なメデ
イアの分散状態がそのまま維持される。 また混合物は、各部屋16,16から前記スク
リーン8,8…の通孔8a,8bに流入し、そこ
を通過する際に、流路断面積の急激な変動に伴う
圧力や流速の大きな変動を伴う。加えて、前記通
孔8a,8bの断面積が通過する混合物の移動方
向に沿つて変化するため、混合物がそこを通過す
る間も、圧力や流速の変動を伴う。これが混合物
を攪拌したのと同じ作用を呈するため、分散媒へ
の分散質の拡散がスクリーン8を通過する際にも
なされ、より一層均一に分散される。 [実施例] 次に、図面に従い、本考案の実施例について詳
細に説明する。 第1図で示すように、円筒形の容器4がフレー
ム1に設置され、同容器4の中にモータ5で回転
駆動されるシヤフト6が挿入されている。そし
て、このシヤフト6に攪拌板7,7…がスペーサ
9,9…を介して一定の間隔で固定されている。
第2図で示すように、この攪拌板7,7…は、中
心から渦巻状に延びる切り溝13を有している。 前記容器4は、下部に導入口14が、上部に排
出口15が設けられ、分散媒と分散質との混合物
は、タンク2側からダクト12を経てポンプ3へ
送られ、ここで0.3〜5.0Kg/cm2程度の圧力を与え
られ、ダクト11を経て前記導入口14から容器
4の中に加圧・導入される。 さらに、前記容器4の中は、スクリーン8,8
…によつて、上下に複数の部屋16,16…に仕
切られている。この点について、図面に従いさら
に詳細に説明する。 第2図と第3図にスクリーン8の各種構成を示
す。第2図のスクリーン8は、円板に多数の円形
の通孔8a,8a…を開設したもので、この通孔
8a,8a…の径はメデイアの径より小さく設定
されている。第3図aは、円板に多数のスリツト
状の通孔8b,8b…を開設したもので、この通
孔8b,8b…の幅はメデイアの径より狭く設定
されている。同図b,cは、スリツト状の通孔8
b,8b…を同心円状に開設したもの、スリツト
状の通孔8b,8bを縦横にずらして同じ方向に
向けて展開したものを各々示している。 第4図に、前記スクリーン8の通孔8a,8b
の断面形状の各例を示す。同図a〜cは、図にお
いて下から上へ押し出される混合物の流れに対
し、通孔8a,8bの断面積が拡大する場合で、
同図aは、直線的に拡大する場合、同図bとc
は、曲線的に拡大する場合を各々示している。他
方、同図d,e,gは、前記a〜cとは逆に、混
合物の流れに対し、通孔8a,8bの断面積が縮
小する場合である。さらに、同図fとhは、通孔
8a,8bの断面積が、一旦縮小し、中間から拡
大する場合である。 これら円板状のスクリーン8,8…は、第1図
と第2図に示すように、容器4の中に配置された
シヤフト6にスペーサ9,9…を介して攪拌板
7,7…と交互に固定されており、シヤフト6の
先端はボルト19を締め付けて固定されている。 そして、前記攪拌板7の内周にローレツト加工
等により、凹凸条21aが形成されると共に、前
記シヤフト6にも前記攪拌板7が固定される間隔
毎に前記凹凸条21aに適合する凹凸条21bが
形成され、これらが噛み合うことによつて、モー
タ5の回転がシヤフト6を介して攪拌板7,7…
に伝達される。これに対して、スクリーン8,8
…では、こうした凹凸条が噛み合わず、モータ5
の回転は伝達されない。さらにスクリーン8,8
…の外周縁は、円筒形の容器1に内接するように
して嵌め込まれたスペーサ10,10…によつ
て、前記シヤフト6に固定されたのと同じ間隔で
挟持されている。従つて、モータ5により、攪拌
板7,7…は、回転駆動されるが、スクリーンは
回転されず、停止したままである。 こうして容器4の中に上下に固定されたスクリ
ーン8,8により、容器4の中が各攪拌板7,7
…毎の部屋16,16…に区画されている。 下表は、磁気記録テープ用の磁性塗料を、本考
案による分散機を用いて分散し、これから常法に
従つて何れも同じ条件で磁気記録テープを製造す
ることにより、その磁性膜面の角形比が0.85とな
るに要した分散時間を求めて示したものである。 すなわち、混合物の分散媒として樹脂バインダ
ーを、分散質としてCo−Cr系の磁性粉を、メデ
イアとして粒径1.5〜3mmの微少な粒状体を用い、
前記分散媒と分散質との混合物を、ポンプ3で3
Kg/cm2の圧力に加圧し、容器1の中に導入し、分
散を行なつた。そして、容器4から前記磁性塗料
を1時間毎に抜取り、これからドクターブレード
法により磁気テープを製造し、その角形比、つま
り残留磁束密度Brと飽和磁束密度Bsとの比Br/
Bsが0.85になるに要した分散時間を求めて示し
た。 下表は何れも最小1.0mmの円形の通孔を有する
第4図で示すようなスクリーン8であつて、第4
図a〜hで示すような通孔8aの断面を有するス
クリーン8を用いている。これに対して、比較例
の欄は、スクリーン8によつて容器4の中を攪拌
板7,7…毎に分割しない第5図に示すような分
散機を用いた場合である。すなわち、この分散機
を用いて分散した磁性塗料を用い、前記と同じ条
件で製造された磁気記録テープの磁性膜面の角形
比が0.85になるに要した分散時間を示した。
【表】
上の表から明かな通り、本考案による分散機を
用いた実施例1〜4は、従来の分散機を用いた比
較例に比べて短い分散時間で高い角形比が得られ
た。磁性膜面の角形比は、磁性塗料における磁性
粉のバインダ中の分散状態に大きく依存すること
が知られている。すなわち、本考案の実施例によ
る装置を用いた場合、比較例に比べて短時間で分
散度の高い磁性塗料が得られたことになる。 [考案の効果] 以上説明した通り、本考案による分散機では、
その運転中に、容器4の中のメデイアが一様に分
布した状態を維持することができるため、高い分
散能力を終始維持することが可能となる。もつ
て、混合物の効率的で確実な分散が可能となる効
果がある。さらに、スクリーン8が混合物の分散
能力を高めるため、短時間でより均一化された分
散が可能となる。
用いた実施例1〜4は、従来の分散機を用いた比
較例に比べて短い分散時間で高い角形比が得られ
た。磁性膜面の角形比は、磁性塗料における磁性
粉のバインダ中の分散状態に大きく依存すること
が知られている。すなわち、本考案の実施例によ
る装置を用いた場合、比較例に比べて短時間で分
散度の高い磁性塗料が得られたことになる。 [考案の効果] 以上説明した通り、本考案による分散機では、
その運転中に、容器4の中のメデイアが一様に分
布した状態を維持することができるため、高い分
散能力を終始維持することが可能となる。もつ
て、混合物の効率的で確実な分散が可能となる効
果がある。さらに、スクリーン8が混合物の分散
能力を高めるため、短時間でより均一化された分
散が可能となる。
第1図は、本考案の実施例を示す分散機の配
管・断面図、第2図は、同分散機の主要構成部品
を示す分解斜視図、第3図は、同分散機で使用さ
れるスクリーンの各種構成を示す斜視図、第4図
は、スクリーンの通孔の各種断面形状を示す要部
断面図、第5図は、従来例を示す分散機の配管・
断面図、第6図は、同分散機の主要構成部品を示
す分解斜視図である。 4……容器、6……シヤフト、7……攪拌板、
8……スクリーン、8a……スクリーンの通孔、
14……導入口、15……排出口、16……区画
された部屋。
管・断面図、第2図は、同分散機の主要構成部品
を示す分解斜視図、第3図は、同分散機で使用さ
れるスクリーンの各種構成を示す斜視図、第4図
は、スクリーンの通孔の各種断面形状を示す要部
断面図、第5図は、従来例を示す分散機の配管・
断面図、第6図は、同分散機の主要構成部品を示
す分解斜視図である。 4……容器、6……シヤフト、7……攪拌板、
8……スクリーン、8a……スクリーンの通孔、
14……導入口、15……排出口、16……区画
された部屋。
Claims (1)
- 容器4に混合物を加圧導入する導入口14と、
同混合物を容器4の外に排出する排出口15とを
設け、容器4の中に、その中の混合物と粒状のメ
デイアとを攪拌する回転駆動される攪拌板7を設
けた粘稠性混合物分散機において、容器4の中を
スクリーン8によつて前記攪拌板7を含む上下に
分割された複数の部屋16に区画し、前記スクリ
ーン8は、混合物のみを通過させ、メデイアの通
過を阻止する多数の通孔8a,8bを有し、この
通孔8a,8bの断面積がそこを通過する混合物
の移動方向に沿つて変化することを特徴とする粘
稠性混合物分散機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232088U JPH0515937Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232088U JPH0515937Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01156735U JPH01156735U (ja) | 1989-10-27 |
| JPH0515937Y2 true JPH0515937Y2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=31278320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5232088U Expired - Lifetime JPH0515937Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515937Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11628412B2 (en) | 2019-04-15 | 2023-04-18 | M. Technique Co., Ltd. | Stirrer |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6445749B2 (ja) * | 2013-01-04 | 2018-12-26 | 昭和産業株式会社 | 粉粒体供給装置用吐出口及び粉粒体供給装置 |
| US20140318230A1 (en) * | 2013-04-26 | 2014-10-30 | Pall Corporation | Stirrer cell module and method of using |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP5232088U patent/JPH0515937Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11628412B2 (en) | 2019-04-15 | 2023-04-18 | M. Technique Co., Ltd. | Stirrer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01156735U (ja) | 1989-10-27 |
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