JPH05160902A - 加入者用保安器 - Google Patents
加入者用保安器Info
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- JPH05160902A JPH05160902A JP32337091A JP32337091A JPH05160902A JP H05160902 A JPH05160902 A JP H05160902A JP 32337091 A JP32337091 A JP 32337091A JP 32337091 A JP32337091 A JP 32337091A JP H05160902 A JPH05160902 A JP H05160902A
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- Japan
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- circuit
- terminal
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】屋外配線と宅内配線との分界点に挿入される加
入者用保安器で、局側から遠隔制御により配線を切り分
けるとともに、加入者を煩わせないで加入者回線の接続
の確認ができる装置を提供する。 【構成】閉路時には局線端子L1,L2と宅内線端子I
1,I2とを接続し、開放時には局線端子を宅内線端子
から切り離して局線端子間に終端回路Tを接続するリレ
ー接点r1,r2を制御し、局線端子間を開放状態/閉
路状態とする制御回路CONTを備えた加入者用保安器
において、固有の識別符号が設定された記憶回路MEM
と、この識別符号をリレー接点を介して局線端子間に送
出する識別符号送出回路IDGとを備える。また、識別
符号送出回路および記憶回路で利用する電源電流は、終
端回路を流れる直流保持電流から分岐して加入者用保安
器の内部電源とする。
入者用保安器で、局側から遠隔制御により配線を切り分
けるとともに、加入者を煩わせないで加入者回線の接続
の確認ができる装置を提供する。 【構成】閉路時には局線端子L1,L2と宅内線端子I
1,I2とを接続し、開放時には局線端子を宅内線端子
から切り離して局線端子間に終端回路Tを接続するリレ
ー接点r1,r2を制御し、局線端子間を開放状態/閉
路状態とする制御回路CONTを備えた加入者用保安器
において、固有の識別符号が設定された記憶回路MEM
と、この識別符号をリレー接点を介して局線端子間に送
出する識別符号送出回路IDGとを備える。また、識別
符号送出回路および記憶回路で利用する電源電流は、終
端回路を流れる直流保持電流から分岐して加入者用保安
器の内部電源とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話その他有線通信回
線の保守に利用する。本発明は、一対の線路により局と
加入者とが接続される加入者回線に利用する。本発明は
加入者回線の屋外配線と宅内配線との分界点に挿入さ
れ、線路に生じる異常高電圧を短絡接地するための避雷
素子を含む加入者用保安器に関する。本発明は屋外配線
と宅内配線とを遠隔制御により切り分けることができる
リレー接点を内蔵する加入者用保安器に関する。
線の保守に利用する。本発明は、一対の線路により局と
加入者とが接続される加入者回線に利用する。本発明は
加入者回線の屋外配線と宅内配線との分界点に挿入さ
れ、線路に生じる異常高電圧を短絡接地するための避雷
素子を含む加入者用保安器に関する。本発明は屋外配線
と宅内配線とを遠隔制御により切り分けることができる
リレー接点を内蔵する加入者用保安器に関する。
【0002】
【従来の技術】電話その他通信回線の端末に加入者が自
由に装置を接続したり、宅内配線の変更を行ったりでき
るようになって、屋外配線は通信業者が保守管理を行い
宅内配線は加入者側で保守管理を行うことが回線の利用
契約により決められるようになった。この場合にはその
保守分界点での切り分けが必要になる。すなわち、通信
回線に故障が発生した場合に、その故障箇所が屋外配線
であるか宅内配線であるかの切り分けが必要である。こ
の切り分けのために屋外配線の引き込み点までいちいち
保守作業者が出動すると工数が大きくなる。このため
に、屋外配線と宅内配線との分界点に挿入される避雷素
子を含む加入者保安器の内部に、切り分け用の回路を実
装し、この切り分け用の回路を局から遠隔制御により操
作および監視することができる加入者用保安器が利用さ
れるようになった。
由に装置を接続したり、宅内配線の変更を行ったりでき
るようになって、屋外配線は通信業者が保守管理を行い
宅内配線は加入者側で保守管理を行うことが回線の利用
契約により決められるようになった。この場合にはその
保守分界点での切り分けが必要になる。すなわち、通信
回線に故障が発生した場合に、その故障箇所が屋外配線
であるか宅内配線であるかの切り分けが必要である。こ
の切り分けのために屋外配線の引き込み点までいちいち
保守作業者が出動すると工数が大きくなる。このため
に、屋外配線と宅内配線との分界点に挿入される避雷素
子を含む加入者保安器の内部に、切り分け用の回路を実
装し、この切り分け用の回路を局から遠隔制御により操
作および監視することができる加入者用保安器が利用さ
れるようになった。
【0003】この一例として一対の局線端子と、接地端
子と、この一対の局線端子およびこの接地端子の間に接
続された避雷素子と、一対の宅内線端子とを備えた加入
者用保安器に、一対の局線端子間に接続されたときに局
線端子間に接続される終端回路を内蔵しておき、リレー
接点を設けて、通常は局線端子と宅内端子とを閉路に接
続して利用するが、局から遠隔制御により送出する切り
分け制御信号によりこの閉路状態を開放して、局線端子
をこの終端回路に接続するものである。このリレー接点
を遠隔制御するためには、局に設置した特別の装置をこ
の局線に接続し、この局線に切り分け制御信号を送出
し、切り分け状態でループ折り返し試験その他を実行し
たのちに切り戻し制御信号を局線に送出してリレー接点
を通常の閉路状態に切り戻す。加入者用保安器には、局
線端子間に送出される切り分け制御信号を検出して開放
状態を設定し、切り戻し制御信号を検出して閉路状態を
設定する制御回路をその内部に実装している。
子と、この一対の局線端子およびこの接地端子の間に接
続された避雷素子と、一対の宅内線端子とを備えた加入
者用保安器に、一対の局線端子間に接続されたときに局
線端子間に接続される終端回路を内蔵しておき、リレー
接点を設けて、通常は局線端子と宅内端子とを閉路に接
続して利用するが、局から遠隔制御により送出する切り
分け制御信号によりこの閉路状態を開放して、局線端子
をこの終端回路に接続するものである。このリレー接点
を遠隔制御するためには、局に設置した特別の装置をこ
の局線に接続し、この局線に切り分け制御信号を送出
し、切り分け状態でループ折り返し試験その他を実行し
たのちに切り戻し制御信号を局線に送出してリレー接点
を通常の閉路状態に切り戻す。加入者用保安器には、局
線端子間に送出される切り分け制御信号を検出して開放
状態を設定し、切り戻し制御信号を検出して閉路状態を
設定する制御回路をその内部に実装している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、加入者回線の線
路保守作業では、局側の回線と加入者側の回線とを他の
加入者と入れ違いにならないように正しく接続しておく
ことが必要であり、その接続を確認するには、加入者側
の回線に呼出信号を送出して加入者端末に応答してもら
い、応答した人に加入者番号を聞くなどの作業手順が必
要である。このような作業手順では、例えば災害や交通
事故などにより多数対の加入者回線が一度に切断され、
これを復旧するときなどにはその加入者回線の全部につ
いて確認作業が必要になり、この作業のための工数はき
わめて大きくなってしまう。また、加入者側では不在な
どにより必ずしも応答してもらえるとは限らない。しか
も、加入者は通信業者にとっては顧客であり、保守作業
のためにその都度顧客の手を煩わせることは適当でな
い。
路保守作業では、局側の回線と加入者側の回線とを他の
加入者と入れ違いにならないように正しく接続しておく
ことが必要であり、その接続を確認するには、加入者側
の回線に呼出信号を送出して加入者端末に応答してもら
い、応答した人に加入者番号を聞くなどの作業手順が必
要である。このような作業手順では、例えば災害や交通
事故などにより多数対の加入者回線が一度に切断され、
これを復旧するときなどにはその加入者回線の全部につ
いて確認作業が必要になり、この作業のための工数はき
わめて大きくなってしまう。また、加入者側では不在な
どにより必ずしも応答してもらえるとは限らない。しか
も、加入者は通信業者にとっては顧客であり、保守作業
のためにその都度顧客の手を煩わせることは適当でな
い。
【0005】本発明は上記のような遠隔制御できる加入
者保安器に、単に回線の切り分けだけでなく、回線の識
別ができる装置を実装することに着目したものである。
者保安器に、単に回線の切り分けだけでなく、回線の識
別ができる装置を実装することに着目したものである。
【0006】すなわち、屋外配線と宅内配線との分界点
に挿入される加入者用保安器で、局側から遠隔制御によ
りその保守分界点で切り分けできるとともに、加入者に
応答してもらわなくとも、加入者回線の接続を確認する
ことができる装置を提供することを目的とする。さらに
本発明は、既存の加入者用保安器を利用した回線切り分
けと調和のとれた装置を提供することを目的とする。
に挿入される加入者用保安器で、局側から遠隔制御によ
りその保守分界点で切り分けできるとともに、加入者に
応答してもらわなくとも、加入者回線の接続を確認する
ことができる装置を提供することを目的とする。さらに
本発明は、既存の加入者用保安器を利用した回線切り分
けと調和のとれた装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠隔制御によ
り切り分け可能な加入者保安器の内部に、固有の識別符
号が設定された記憶回路を実装しておき、遠隔制御の操
作にしたがってこの記憶回路に設定された識別符号を前
記リレー接点を介して送出する識別符号送出回路を備え
たことを特徴とする。
り切り分け可能な加入者保安器の内部に、固有の識別符
号が設定された記憶回路を実装しておき、遠隔制御の操
作にしたがってこの記憶回路に設定された識別符号を前
記リレー接点を介して送出する識別符号送出回路を備え
たことを特徴とする。
【0008】回線に送出された識別符号は局側装置に表
示することができ、これにより加入者装置の操作により
応答してもらわなくとも接続を確認することができる。
示することができ、これにより加入者装置の操作により
応答してもらわなくとも接続を確認することができる。
【0009】すなわち本発明は、一対の局線端子(L
1、L2)と、接地端子(E)と、この一対の局線端子
およびこの接地端子の間に接続された避雷素子(AR)
と、一対の宅内線端子(I1、I2)と、前記一対の局
線端子間に接続されたときに局線端子間に接続される終
端回路(T)と、閉路時には前記局線端子と前記宅内線
端子とをそれぞれ接続し開放時には前記局線端子を前記
宅内線端子から切り離しその一対の局線端子間に前記終
端回路を接続するリレー接点(r1、r2)と、このリ
レー接点を制御し前記一対の局線端子間の切り分け制御
信号を検出して前記開放状態となり切り戻し制御信号を
検出して前記閉路状態となる制御回路(CONT)とを
備えた加入者用保安器において、固有の識別符号が設定
された記憶回路(MEM)と、この記憶回路に設定され
た識別符号を前記リレー接点を介して前記一対の局線端
子間に送出する識別符号送出回路(IDG)とを備えた
ことを特徴とする。
1、L2)と、接地端子(E)と、この一対の局線端子
およびこの接地端子の間に接続された避雷素子(AR)
と、一対の宅内線端子(I1、I2)と、前記一対の局
線端子間に接続されたときに局線端子間に接続される終
端回路(T)と、閉路時には前記局線端子と前記宅内線
端子とをそれぞれ接続し開放時には前記局線端子を前記
宅内線端子から切り離しその一対の局線端子間に前記終
端回路を接続するリレー接点(r1、r2)と、このリ
レー接点を制御し前記一対の局線端子間の切り分け制御
信号を検出して前記開放状態となり切り戻し制御信号を
検出して前記閉路状態となる制御回路(CONT)とを
備えた加入者用保安器において、固有の識別符号が設定
された記憶回路(MEM)と、この記憶回路に設定され
た識別符号を前記リレー接点を介して前記一対の局線端
子間に送出する識別符号送出回路(IDG)とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】本発明の加入者用保安器では、前記識別符
号送出回路(IDG)および前記記憶回路(MEM)で
利用する電源電流は、前記終端回路(T)を流れる直流
保持電流から分岐して加入者用保安器の内部電源として
設けることを特徴とする。
号送出回路(IDG)および前記記憶回路(MEM)で
利用する電源電流は、前記終端回路(T)を流れる直流
保持電流から分岐して加入者用保安器の内部電源として
設けることを特徴とする。
【0011】前記制御回路(CONT)には前記極性反
転の状態で導通発光する発光素子(P1S)を備え、電
源電流を分岐する回路にはこの発光素子の出力光を受光
して導通するサイリスタ形の受光素子(P1R)が直列
に接続された構成とすることができる。
転の状態で導通発光する発光素子(P1S)を備え、電
源電流を分岐する回路にはこの発光素子の出力光を受光
して導通するサイリスタ形の受光素子(P1R)が直列
に接続された構成とすることができる。
【0012】この発光素子(P1S)の駆動回路に前記
リレー接点(r1、r2)のチャタリング継続時間より
長い時定数を有する時定数回路(C1)を接続すること
が必要となる。
リレー接点(r1、r2)のチャタリング継続時間より
長い時定数を有する時定数回路(C1)を接続すること
が必要となる。
【0013】
【作用】通常の通信回線利用状態では、リレー接点(r
1、r2)は局線端子(L1、L2)と宅内端子(I
1、I2)とを接続している。このリレー接点は局側に
設置した装置により遠隔制御する。すなわちこの局側に
設置した試験監視装置により局線に切り分け制御信号を
送出すると、本発明加入者用保安器内のリレーが作動
し、リレー接点は宅内端子を切り離し局線端子(L1、
L2)と終端回路(T)とを接続する。直流保持電流は
この終端回路(T)を経由してその接続が保持される。
この切り分け制御信号はここでは局線の直流極性の反転
である。
1、r2)は局線端子(L1、L2)と宅内端子(I
1、I2)とを接続している。このリレー接点は局側に
設置した装置により遠隔制御する。すなわちこの局側に
設置した試験監視装置により局線に切り分け制御信号を
送出すると、本発明加入者用保安器内のリレーが作動
し、リレー接点は宅内端子を切り離し局線端子(L1、
L2)と終端回路(T)とを接続する。直流保持電流は
この終端回路(T)を経由してその接続が保持される。
この切り分け制御信号はここでは局線の直流極性の反転
である。
【0014】この切替接続が行われると、識別符号送出
回路(IDG)に保持電流の一部が電源電流として分流
して供給され、記憶回路(MEM)に記憶されている識
別符号が局線端子(L1、L2)にシリアルに送信され
る。局側に設けた装置ではこの識別符号を受信し表示す
る。この加入者保安器に設定されている識別符号は必ず
しも加入者番号には対応するものでなくとも、別の対応
表で加入者番号に翻訳できるし、回線の保守には、特に
加入者番号との対応をとらなくともこの識別符号のまま
で利用できる。
回路(IDG)に保持電流の一部が電源電流として分流
して供給され、記憶回路(MEM)に記憶されている識
別符号が局線端子(L1、L2)にシリアルに送信され
る。局側に設けた装置ではこの識別符号を受信し表示す
る。この加入者保安器に設定されている識別符号は必ず
しも加入者番号には対応するものでなくとも、別の対応
表で加入者番号に翻訳できるし、回線の保守には、特に
加入者番号との対応をとらなくともこの識別符号のまま
で利用できる。
【0015】試験の実行後には切り戻し制御信号を局側
の試験監視装置から送出し、リレー接点(r1、r2)
を通常の利用状態に設定する。切り戻し制御信号はここ
では局線の直流極性を通常の利用状態に復旧させること
である。
の試験監視装置から送出し、リレー接点(r1、r2)
を通常の利用状態に設定する。切り戻し制御信号はここ
では局線の直流極性を通常の利用状態に復旧させること
である。
【0016】遠隔制御を行い識別符号の表示を行う局側
に設ける試験監視装置は、交換機が設置された局内に設
けることがよいが、携帯用に設計して線路保守の現場に
利用できるようにすることもできる。
に設ける試験監視装置は、交換機が設置された局内に設
けることがよいが、携帯用に設計して線路保守の現場に
利用できるようにすることもできる。
【0017】
【実施例】図1は本発明実施例加入者用保安器の構成図
である。この加入者用保安器は局線が加入者宅内に引き
込まれた保守分界点、例えば家の軒下に通常の加入者用
保安器と同様に設置される。この装置には、一対の局線
端子L1、L2と、接地端子Eと、この一対の宅内線端
子I1、I2とを備える。端子L1、L2は加入者線を
介して局の交換機に接続される。端子I1、I2は宅内
配線を介して宅内に設置された端末に接続される。
である。この加入者用保安器は局線が加入者宅内に引き
込まれた保守分界点、例えば家の軒下に通常の加入者用
保安器と同様に設置される。この装置には、一対の局線
端子L1、L2と、接地端子Eと、この一対の宅内線端
子I1、I2とを備える。端子L1、L2は加入者線を
介して局の交換機に接続される。端子I1、I2は宅内
配線を介して宅内に設置された端末に接続される。
【0018】この加入者用保安器には一対の局線端子L
1、L2と設置端子との間に接続された避雷素子ARを
備える。またこの装置には局線端子L1、L2と宅内線
端子I1、I2とを接続するヒューズF1およびF2を
備える。これらは、屋外線路に電力線などとの混触や落
雷などにより発生する異常な高電圧が宅内装置に流入し
ないように設けられた公知な回路である。
1、L2と設置端子との間に接続された避雷素子ARを
備える。またこの装置には局線端子L1、L2と宅内線
端子I1、I2とを接続するヒューズF1およびF2を
備える。これらは、屋外線路に電力線などとの混触や落
雷などにより発生する異常な高電圧が宅内装置に流入し
ないように設けられた公知な回路である。
【0019】閉路時に、前記局線端子L1、L2と前記
宅内線端子I1、I2とをそれぞれ接続し開放時には局
線端子L1、L2を宅内線端子I1、I2から切り離し
その一対の局線端子L1、L2間に終端回路Tを接続す
るリレー接点r1、r2を備える。終端回路Tはこのリ
レー接点r1、r2が宅内線端子I1、I2から切り離
されたときに局線端子L1とL2の間のループ電流を保
持する回路であって、その電流通路にはホトカプラPH
2の受光素子が接続されている。さらに、このリレー接
点r1、r2を制御し前記一対の局線端子L1、L2間
の切り分け制御信号(この例では局線端子間の直流極性
の反転)を検出して前記開放状態とし、切り戻し制御信
号(この例では局線端子間の直流極性の復旧)を検出し
て前記閉路状態とする切り分け制御回路CONTとを備
える。
宅内線端子I1、I2とをそれぞれ接続し開放時には局
線端子L1、L2を宅内線端子I1、I2から切り離し
その一対の局線端子L1、L2間に終端回路Tを接続す
るリレー接点r1、r2を備える。終端回路Tはこのリ
レー接点r1、r2が宅内線端子I1、I2から切り離
されたときに局線端子L1とL2の間のループ電流を保
持する回路であって、その電流通路にはホトカプラPH
2の受光素子が接続されている。さらに、このリレー接
点r1、r2を制御し前記一対の局線端子L1、L2間
の切り分け制御信号(この例では局線端子間の直流極性
の反転)を検出して前記開放状態とし、切り戻し制御信
号(この例では局線端子間の直流極性の復旧)を検出し
て前記閉路状態とする切り分け制御回路CONTとを備
える。
【0020】これらの構成は遠隔制御による切り分けを
可能とする従来から公知の回路である(特開平2−17
4354号公報参照)。ここで本発明の特徴は、固有の
識別符号が設定された記憶回路MEMと、終端回路Tに
接続されこの記憶回路MEMに設定された識別符号を前
記リレー接点r1、r2を介して送出する識別符号送出
回路IDGとを備えたところにある。さらに本発明の特
徴とするところは、識別符号送出回路IDGおよび記憶
回路MEMで利用する電源電流(図にPOWと表示)を
終端回路Tを流れる直流保持電流から分岐する回路(図
にその分岐点をDと表示する)を備えたところにあり、
切り分け制御回路CONTには極性反転の状態で導通発
光する発光素子P1Sを備え、この分岐する回路にはこ
の発光素子P1Sの出力光を受光して導通するサイリス
タ形の受光素子P1Rが直列に接続されている。
可能とする従来から公知の回路である(特開平2−17
4354号公報参照)。ここで本発明の特徴は、固有の
識別符号が設定された記憶回路MEMと、終端回路Tに
接続されこの記憶回路MEMに設定された識別符号を前
記リレー接点r1、r2を介して送出する識別符号送出
回路IDGとを備えたところにある。さらに本発明の特
徴とするところは、識別符号送出回路IDGおよび記憶
回路MEMで利用する電源電流(図にPOWと表示)を
終端回路Tを流れる直流保持電流から分岐する回路(図
にその分岐点をDと表示する)を備えたところにあり、
切り分け制御回路CONTには極性反転の状態で導通発
光する発光素子P1Sを備え、この分岐する回路にはこ
の発光素子P1Sの出力光を受光して導通するサイリス
タ形の受光素子P1Rが直列に接続されている。
【0021】また、この発光素子P1Sの駆動回路に
は、リレー接点r1、r2のチャタリング継続時間より
長い時定数を有する時定数回路(図にC1と表示するコ
ンデンサ)が接続されている。
は、リレー接点r1、r2のチャタリング継続時間より
長い時定数を有する時定数回路(図にC1と表示するコ
ンデンサ)が接続されている。
【0022】このように構成された回路の動作を説明す
ると、通常にこの回線が利用されている状態、すなわち
通話状態あるいは通信状態、呼出待機状態などでは、リ
レー接点r1およびr2は図1に図示する状態であり、
局線端子L1、L2は宅内線端子I1、I2に接続され
ている。このときには制御回路CONTは作動していな
い。すなわち、呼出待機状態を考えると一例として、局
線端子L2に零電位、局線端子L1に+48Vの直流電
圧が印加されているから、制御回路CONTには直流電
流は生じない。通話状態あるいは通信状態では宅内線端
子I1、I2間に接続される宅内端末装置が直流回路を
接続するので、端子間電圧は低下するがなお局線端子L
1が局線端子L2に対して正電位であり、この場合にも
制御回路CONTには直流電流は生じることがない。
ると、通常にこの回線が利用されている状態、すなわち
通話状態あるいは通信状態、呼出待機状態などでは、リ
レー接点r1およびr2は図1に図示する状態であり、
局線端子L1、L2は宅内線端子I1、I2に接続され
ている。このときには制御回路CONTは作動していな
い。すなわち、呼出待機状態を考えると一例として、局
線端子L2に零電位、局線端子L1に+48Vの直流電
圧が印加されているから、制御回路CONTには直流電
流は生じない。通話状態あるいは通信状態では宅内線端
子I1、I2間に接続される宅内端末装置が直流回路を
接続するので、端子間電圧は低下するがなお局線端子L
1が局線端子L2に対して正電位であり、この場合にも
制御回路CONTには直流電流は生じることがない。
【0023】遠隔制御を行う状態では、切り分け制御信
号として局線端子L1とL2の直流電圧極性を反転す
る。この実施例では単に上述の+48Vを−48Vとす
るだけでなく、いくぶん絶対値の大きい電圧を与えるよ
うにしている。これは極性反転状態では保持電流の一部
を分流して識別符号送出回路が電源電流として利用する
こと、およびリレーRLの動作を確実にするなどのため
である。
号として局線端子L1とL2の直流電圧極性を反転す
る。この実施例では単に上述の+48Vを−48Vとす
るだけでなく、いくぶん絶対値の大きい電圧を与えるよ
うにしている。これは極性反転状態では保持電流の一部
を分流して識別符号送出回路が電源電流として利用する
こと、およびリレーRLの動作を確実にするなどのため
である。
【0024】局線端子L1、L2の直流極性が反転する
と、制御回路CONTに直流電流が流れリレーRLが作
動する。このリレーRLによりリレー接点r1およびr
2が切換わり、宅内線端子I1、I2は切り離されて局
線端子L1、L2の間にはヒューズF2を介して、終端
回路Tが接続される。この終端回路TにはホトカプラP
H2の受光素子が挿入されているが、この受光素子は非
発光状態で導通、発光状態で非導通となるように設定さ
れている。すなわちホトカプラPH2が作動していない
状態で導通状態となって終端回路Tに直流電流を導通し
ている。なおリレーRLはラッチリレーである。
と、制御回路CONTに直流電流が流れリレーRLが作
動する。このリレーRLによりリレー接点r1およびr
2が切換わり、宅内線端子I1、I2は切り離されて局
線端子L1、L2の間にはヒューズF2を介して、終端
回路Tが接続される。この終端回路TにはホトカプラP
H2の受光素子が挿入されているが、この受光素子は非
発光状態で導通、発光状態で非導通となるように設定さ
れている。すなわちホトカプラPH2が作動していない
状態で導通状態となって終端回路Tに直流電流を導通し
ている。なおリレーRLはラッチリレーである。
【0025】この状態で図1の分岐点Dから電源端子P
OWに電源電流が分岐供給されて、識別符号送出回路I
DGが起動する。識別符号送出回路IDGの電源回路は
その詳細説明を省略する。この電源電流によりクロック
信号発生回路CLKが起動しクロック信号発生回路CL
Kからクロック信号が送出され、記憶回路MEMに設定
された識別符号がシリアルパルスとして端子SIGに現
れる。これが抵抗器R4を介してトランジスタTR1の
ベースに供給され、トランジスタTR1をその識別符号
のシリアルパルスにしたがって開閉する。これに応じて
ホトカプラPH2が作動して識別符号が直流電流の強弱
信号として局線端子L1、L2に送出される。
OWに電源電流が分岐供給されて、識別符号送出回路I
DGが起動する。識別符号送出回路IDGの電源回路は
その詳細説明を省略する。この電源電流によりクロック
信号発生回路CLKが起動しクロック信号発生回路CL
Kからクロック信号が送出され、記憶回路MEMに設定
された識別符号がシリアルパルスとして端子SIGに現
れる。これが抵抗器R4を介してトランジスタTR1の
ベースに供給され、トランジスタTR1をその識別符号
のシリアルパルスにしたがって開閉する。これに応じて
ホトカプラPH2が作動して識別符号が直流電流の強弱
信号として局線端子L1、L2に送出される。
【0026】このシリアルパルスは局側装置で監視表示
される。このシリアルパルスを受信した後に、局側装置
ではリレー接点r1およびr2を終端回路Tに接続した
状態で、ループ折り返し試験その他の試験を実行するこ
とができる。
される。このシリアルパルスを受信した後に、局側装置
ではリレー接点r1およびr2を終端回路Tに接続した
状態で、ループ折り返し試験その他の試験を実行するこ
とができる。
【0027】これらの試験が終了すると、局側装置から
切り戻し制御信号が送信される。
切り戻し制御信号が送信される。
【0028】この実施例回路では、リレーRLに直列に
発光素子P1Sを接続し、この発光素子P1Sの発生光
の受光素子P1Rを識別符号送出回路IDGの電源電流
分岐点に直列に挿入した。しかもこの受光素子P1Rは
サイリスタ形である。すなわち、発光素子P1Sの発光
が消滅しても導通状態が持続するとともに、その発光が
消滅した後に受光素子P1Rの電流がなくなると非導通
状態になる。また、その他の回線試験および切り戻し制
御信号によって確実にこの電源電流を遮断するためであ
る。
発光素子P1Sを接続し、この発光素子P1Sの発生光
の受光素子P1Rを識別符号送出回路IDGの電源電流
分岐点に直列に挿入した。しかもこの受光素子P1Rは
サイリスタ形である。すなわち、発光素子P1Sの発光
が消滅しても導通状態が持続するとともに、その発光が
消滅した後に受光素子P1Rの電流がなくなると非導通
状態になる。また、その他の回線試験および切り戻し制
御信号によって確実にこの電源電流を遮断するためであ
る。
【0029】局線端子L1およびL2の直流極性反転に
より、リレーRLに電流が流れるとリレーRLは作動を
開始する。この時点で発光素子P1Sは発光し、受光素
子P1Rは導通状態となる。リレー接点r1およびr2
が切り替わると終端回路Tに電流が流れるので局線端子
L1およびL2の間の直流電圧は小さくなる。したがっ
て発光素子P1Sの発光は弱くなる。この状態でも受光
素子P1Rは一旦電流が流れはじめると発光素子の発光
が弱くなっても電源電流が遮断されることはない。
より、リレーRLに電流が流れるとリレーRLは作動を
開始する。この時点で発光素子P1Sは発光し、受光素
子P1Rは導通状態となる。リレー接点r1およびr2
が切り替わると終端回路Tに電流が流れるので局線端子
L1およびL2の間の直流電圧は小さくなる。したがっ
て発光素子P1Sの発光は弱くなる。この状態でも受光
素子P1Rは一旦電流が流れはじめると発光素子の発光
が弱くなっても電源電流が遮断されることはない。
【0030】またこの実施例ではこの発光素子P1Sの
駆動回路に時定数回路としてコンデンサC1を接続し
た。これはリレーのチャタリングの影響を回避するもの
である。リレーRLが作動してリレー接点r1およびr
2が切り替わっても、リレー接点には短い時間だけチャ
タリングが生じる。チャタリングが生じると受光素子P
1Rを流れる直流電流が複雑に変動してある場合に導通
状態が遮断されてしまうことがある。したがって、リレ
ーRLが作動をはじめてからリレー接点r1およびr2
のチャタリングが生じている時間が経過するまで、コン
デンサC1により発光素子P1Sの発光状態を継続させ
るようにした。これにより、チャタリングが発生してい
ても受光素子P1Rが継続して導通状態を維持すること
ができるようになった。
駆動回路に時定数回路としてコンデンサC1を接続し
た。これはリレーのチャタリングの影響を回避するもの
である。リレーRLが作動してリレー接点r1およびr
2が切り替わっても、リレー接点には短い時間だけチャ
タリングが生じる。チャタリングが生じると受光素子P
1Rを流れる直流電流が複雑に変動してある場合に導通
状態が遮断されてしまうことがある。したがって、リレ
ーRLが作動をはじめてからリレー接点r1およびr2
のチャタリングが生じている時間が経過するまで、コン
デンサC1により発光素子P1Sの発光状態を継続させ
るようにした。これにより、チャタリングが発生してい
ても受光素子P1Rが継続して導通状態を維持すること
ができるようになった。
【0031】これらはいずれも、本発明について行った
いろいろな条件による試験の結果得られた技術である。
いろいろな条件による試験の結果得られた技術である。
【0032】次に本発明の要部である識別符号送出回路
IDGについてさらに詳しく説明する。図2に、固有の
識別符号を記憶する記憶回路MEM、およびこの記憶回
路MEMの記憶内容を読出しシリアルパルスとするため
のクロック信号発生回路CLKの回路構成図を示す。記
憶回路MEMは複数段(この例では5段)の縦続接続さ
れたプログラマブル・シフトレジスタにより構成されて
いる。図2に符号xで示す各シフトレジスタのプログラ
マブル接続は、それぞれ加入者用保安器に割当てられた
固有の識別符号にしたがってあらかじめ接続設定され
る。クロック信号発生回路CLKにはクリスタル発振素
子XTALを備え、この発振周波数をフリップフロップ
回路により分周してクロック信号として各シフトレジス
タのクロック信号端子CKに供給するように構成されて
いる。またこのクロック信号に応じて各シフトレジスタ
に供給される制御信号が生成される。
IDGについてさらに詳しく説明する。図2に、固有の
識別符号を記憶する記憶回路MEM、およびこの記憶回
路MEMの記憶内容を読出しシリアルパルスとするため
のクロック信号発生回路CLKの回路構成図を示す。記
憶回路MEMは複数段(この例では5段)の縦続接続さ
れたプログラマブル・シフトレジスタにより構成されて
いる。図2に符号xで示す各シフトレジスタのプログラ
マブル接続は、それぞれ加入者用保安器に割当てられた
固有の識別符号にしたがってあらかじめ接続設定され
る。クロック信号発生回路CLKにはクリスタル発振素
子XTALを備え、この発振周波数をフリップフロップ
回路により分周してクロック信号として各シフトレジス
タのクロック信号端子CKに供給するように構成されて
いる。またこのクロック信号に応じて各シフトレジスタ
に供給される制御信号が生成される。
【0033】識別符号は32ビット構成として2の32
乗とおりの割当が可能である。この識別符号送出回路I
DGの信号出力SIGには、32ビット+コマンドビッ
トの信号が0.13秒間ずつ2回反復して送出されるよ
うに設計された。図3にこの信号波形図を示す。図3は
局線端子L1またはL2を通過する電流波形を示す。
乗とおりの割当が可能である。この識別符号送出回路I
DGの信号出力SIGには、32ビット+コマンドビッ
トの信号が0.13秒間ずつ2回反復して送出されるよ
うに設計された。図3にこの信号波形図を示す。図3は
局線端子L1またはL2を通過する電流波形を示す。
【0034】上記実施例はあくまでも一設計例であり、
記憶回路はプログラマブル・シフトレジスタによらなく
とも、ROMあるいはディジタルスイッチその他記憶回
路を利用して同様に設計することができる。また、ビッ
ト構成および送信形態などは取り扱う回線の数その他に
応じて自由に設計することが可能である。クロック信号
発生回路についても、適合する回線の利用目的に応じて
自由に設計することができる性質のものである。
記憶回路はプログラマブル・シフトレジスタによらなく
とも、ROMあるいはディジタルスイッチその他記憶回
路を利用して同様に設計することができる。また、ビッ
ト構成および送信形態などは取り扱う回線の数その他に
応じて自由に設計することが可能である。クロック信号
発生回路についても、適合する回線の利用目的に応じて
自由に設計することができる性質のものである。
【0035】上記例は電源電流を直流電流から分流する
ように構成したが、小さい電源を内蔵する構成、あるい
は宅内端末装置から電源電流の供給を受ける構成も可能
である。
ように構成したが、小さい電源を内蔵する構成、あるい
は宅内端末装置から電源電流の供給を受ける構成も可能
である。
【0036】切り分け制御信号および切り戻し制御信号
についても、上記例では局線の直流極性の正逆を利用す
る単純な例を説明したが、この他にもこれら制御信号に
ついてはさまざまな応用形態がある。
についても、上記例では局線の直流極性の正逆を利用す
る単純な例を説明したが、この他にもこれら制御信号に
ついてはさまざまな応用形態がある。
【0037】次にこの実施例装置を用いて行う試験につ
いて説明する。
いて説明する。
【0038】図4は上記加入者用保安器を遠隔制御する
ために局側に設ける試験監視装置の構成例を示す図であ
る。この試験監視装置は本発明の加入者用保安器が接続
された局線に接続され、その局線に切り分け制御信号お
よび切り戻し制御信号を送出する制御信号発生回路20
と、局線に到来する識別符号を受信蓄積する受信回路2
1と、この受信回路21の蓄積結果を数字表示する表示
回路22とを備える。
ために局側に設ける試験監視装置の構成例を示す図であ
る。この試験監視装置は本発明の加入者用保安器が接続
された局線に接続され、その局線に切り分け制御信号お
よび切り戻し制御信号を送出する制御信号発生回路20
と、局線に到来する識別符号を受信蓄積する受信回路2
1と、この受信回路21の蓄積結果を数字表示する表示
回路22とを備える。
【0039】図5は本発明の装置が電話局と加入者端末
との間にどのように設置されるかを説明するための全体
構成図である。本発明の加入者用保安器は図5の符号P
として設置される。図4で説明した局側の試験監視装置
は試験台TSに実装される。また、図4で説明した局側
の試験監視装置は携帯形に構成され、試験監視装置Qと
して利用される。携帯形の試験監視装置Qは自蔵の電池
電源を動作し、電柱上あるいはマンホール内で使用でき
る。
との間にどのように設置されるかを説明するための全体
構成図である。本発明の加入者用保安器は図5の符号P
として設置される。図4で説明した局側の試験監視装置
は試験台TSに実装される。また、図4で説明した局側
の試験監視装置は携帯形に構成され、試験監視装置Qと
して利用される。携帯形の試験監視装置Qは自蔵の電池
電源を動作し、電柱上あるいはマンホール内で使用でき
る。
【0040】次に、図6を用いてこれら装置の試験監視
動作を説明する。試験台から交換機と端末間との接続を
確認したいとき、その端末の加入者番号をダイヤルし端
末と接続する(符号40)。呼出信号を送出して相手が
応答すれば接続を確認することができるが、何らかの事
情により端末からの応答が得られないときの接続の確認
はこの方法では不可能である。
動作を説明する。試験台から交換機と端末間との接続を
確認したいとき、その端末の加入者番号をダイヤルし端
末と接続する(符号40)。呼出信号を送出して相手が
応答すれば接続を確認することができるが、何らかの事
情により端末からの応答が得られないときの接続の確認
はこの方法では不可能である。
【0041】そこで本発明の加入者用保安器を端末側に
備えている場合は、試験台と端末間に設置された図4の
試験監視装置の制御信号発生回路20により切り分け制
御信号を送出すると、加入者用保安器Pでは上述のよう
にリレー接点を作動させ、局線と端末との切り離しを行
い同時に終端回路Tに接続を行う(符号41)。このと
き回線は分界点(ここでは加入者用保安器)までの接続
となり、その接続の直後に加入者用保安器Pは設定され
た固有の識別符号を送出する(符号42)。局側の試験
監視装置はこれを受信回路21で受け、表示回路22に
表示する。これにより試験台が試験を実施しようとして
いる回線が、目的の加入者回線であることを端末の応答
がなくとも確認することができる。
備えている場合は、試験台と端末間に設置された図4の
試験監視装置の制御信号発生回路20により切り分け制
御信号を送出すると、加入者用保安器Pでは上述のよう
にリレー接点を作動させ、局線と端末との切り離しを行
い同時に終端回路Tに接続を行う(符号41)。このと
き回線は分界点(ここでは加入者用保安器)までの接続
となり、その接続の直後に加入者用保安器Pは設定され
た固有の識別符号を送出する(符号42)。局側の試験
監視装置はこれを受信回路21で受け、表示回路22に
表示する。これにより試験台が試験を実施しようとして
いる回線が、目的の加入者回線であることを端末の応答
がなくとも確認することができる。
【0042】このように加入者回線の確認をし通常の回
線試験(符号43)を実施した後に、制御信号発生回路
20から切り戻し制御信号が送出されると、リレー接点
は復旧され作業を終了する(符号44)。
線試験(符号43)を実施した後に、制御信号発生回路
20から切り戻し制御信号が送出されると、リレー接点
は復旧され作業を終了する(符号44)。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、屋
外配線と宅内配線との分界点に挿入される加入者用保安
器で、局側から遠隔制御によりその保守分界点で切り分
けできるとともに、加入者に応答してもらわなくとも、
加入者回線の接続を確認することができる。
外配線と宅内配線との分界点に挿入される加入者用保安
器で、局側から遠隔制御によりその保守分界点で切り分
けできるとともに、加入者に応答してもらわなくとも、
加入者回線の接続を確認することができる。
【0044】本発明では、識別符号送出回路は切り分け
用のリレー接点が動作した後に加入者用保安器の終端回
路に接続される構成であるから、回線の通信中その他通
常状態においては識別符号送出回路が完全に分離されて
いて通信に何ら影響するところはない。また、従来から
実施されている既存の保守分界点での回線の切り分け試
験と同様の試験により、切り分け接点が動作した直後に
識別符号が送信されるから、従来方式との調和がよく回
線の取り違えなどによる錯誤を防止できる。さらに、発
光素子および受光素子を含む光スイッチを利用する場合
には、切り分けおよび切り戻しの動作が確実になり、通
常の通信および既存の通信回線試験に何ら影響を与える
ことがなく本発明を実施できる。
用のリレー接点が動作した後に加入者用保安器の終端回
路に接続される構成であるから、回線の通信中その他通
常状態においては識別符号送出回路が完全に分離されて
いて通信に何ら影響するところはない。また、従来から
実施されている既存の保守分界点での回線の切り分け試
験と同様の試験により、切り分け接点が動作した直後に
識別符号が送信されるから、従来方式との調和がよく回
線の取り違えなどによる錯誤を防止できる。さらに、発
光素子および受光素子を含む光スイッチを利用する場合
には、切り分けおよび切り戻しの動作が確実になり、通
常の通信および既存の通信回線試験に何ら影響を与える
ことがなく本発明を実施できる。
【図1】本発明実施例加入者用保安器の構成図。
【図2】本発明実施例加入者用保安器の記憶回路および
クロック信号発生回路の構成図。
クロック信号発生回路の構成図。
【図3】本発明実施例の識別符号波形を示す図。
【図4】本発明で局側に設置する試験監視装置の構成例
を示す図。
を示す図。
【図5】本発明の実施形態を説明する全体構成図。
【図6】本発明の試験接続および遠隔制御の手順を説明
するシーケンス図。
するシーケンス図。
【符号の説明】 L1、L2 局線端子 I1、I2 宅内線端子 E 接地端子 AR 避雷素子 CONT 切り分けおよび切り戻しの制御回路 F1、F2 ヒューズ RL リレー r1、r2 リレー接点 T 終端回路 IDG 識別符号送出回路 MEM 記憶回路 CLK クロック信号発生回路 D 電源電流の分岐点 P1S 発光素子 P1R 受光素子 PH2 ホトカプラ POW 識別符号送出回路の電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 光男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大場 雅夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の局線端子(L1、L2)と、接地
端子(E)と、この一対の局線端子およびこの接地端子
の間に接続された避雷素子(AR)と、一対の宅内線端
子(I1、I2)と、閉路時には前記局線端子と前記宅
内線端子とをそれぞれ接続し開放時には前記局線端子を
前記宅内線端子から切り離しその一対の局線端子間に終
端回路(T)を接続するリレー接点(r1、r2)と、
このリレー接点を制御し前記一対の局線端子間の切り分
け制御信号を検出して前記開放状態とし切り戻し制御信
号を検出して前記閉路状態とする制御回路(CONT)
とを備えた加入者用保安器において、 固有の識別符号が設定された記憶回路(MEM)と、 この記憶回路に設定された識別符号を前記リレー接点を
介して前記一対の局線端子間に送出する識別符号送出回
路(IDG)と、 前記識別符号送出回路(IDG)および前記記憶回路
(MEM)で利用する電源電流を前記終端回路(T)を
流れる直流保持電流から分岐する回路とを備えたことを
特徴とする加入者用保安器。 - 【請求項2】 前記制御回路(CONT)には前記切り
分け制御信号により導通発光する発光素子(P1S)を
備え、前記分岐する回路にはこの発光素子の出力光を受
光して導通するサイリスタ形の受光素子(P1R)が直
列に接続された請求項1記載の加入者用保安器。 - 【請求項3】 前記発光素子(P1S)の駆動回路に前
記リレー接点(r1、r2)のチャタリング継続時間よ
り長い時定数を有する時定数回路(C1)が接続された
請求項2記載の加入者用保安器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323370A JPH0761105B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 加入者用保安器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323370A JPH0761105B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 加入者用保安器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05160902A true JPH05160902A (ja) | 1993-06-25 |
| JPH0761105B2 JPH0761105B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=18154011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3323370A Expired - Fee Related JPH0761105B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 加入者用保安器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761105B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08163241A (ja) * | 1994-12-01 | 1996-06-21 | Nikko Denki Seisakusho:Kk | 通信用保安器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233036A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-13 | Toyota Motor Corp | 等速自在継手内輪の製造方法 |
| JPH01311661A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-15 | Nikko Denki Seisakusho:Kk | 加入者回線試験器 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3323370A patent/JPH0761105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233036A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-13 | Toyota Motor Corp | 等速自在継手内輪の製造方法 |
| JPH01311661A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-15 | Nikko Denki Seisakusho:Kk | 加入者回線試験器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08163241A (ja) * | 1994-12-01 | 1996-06-21 | Nikko Denki Seisakusho:Kk | 通信用保安器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0761105B2 (ja) | 1995-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |