JPH0516182Y2 - - Google Patents

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JPH0516182Y2
JPH0516182Y2 JP1988141169U JP14116988U JPH0516182Y2 JP H0516182 Y2 JPH0516182 Y2 JP H0516182Y2 JP 1988141169 U JP1988141169 U JP 1988141169U JP 14116988 U JP14116988 U JP 14116988U JP H0516182 Y2 JPH0516182 Y2 JP H0516182Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は主として自動二輪車の車両搭乗時に着
用するヘルメツトに係り、特にベンチレータを備
えたヘルメツトに関する。 [従来の技術] 自動二輪車等に搭乗する際にはヘルメツトの着
用が義務付けられているが、一般に従来のヘルメ
ツトにおいては、着用したときの頭部の保護のた
めに、衝撃緩衝材として、ヘルメツトを構成して
いる帽体シエルの外殻材と、内殻材との間に発泡
樹脂材が帽体内側に配設されている。この衝撃緩
衝材としてのライナーは、安価で軽量且つ性能が
良好であるため、一般に発泡スチロールが用いら
れている。 [考案が解決しようとする課題] 上記衝撃緩衝材(いわゆるライナー)として用
いられている発泡スチロール等は、衝撃を緩衝す
る他に断熱性に優れていることから、冬期に着用
するときにおいては防寒効果を有し、夏期におい
ては直射日光等により加熱された外殻材からの熱
伝達を効果的に遮断できるという利点がある。し
かし上記のように断熱作用があるため、夏期にお
ける使用時には、ヘルメツト内部温度が、45℃以
上に上昇するため、ヘルメツト着用者は、この温
度上昇により、異常発汗、臭い等により、不快感
を生じてしまうという問題があつた。このため、
最近のヘルメツトでは、ベンチレーシヨンシステ
ムを備えたものが上市されている。そしてこのベ
ンチレーシヨンシステムは、ヘルメツトの前面に
エアインレツトを、後面にエアアウトレツトをそ
れぞれ形成し、走行中に前記エアインレツトから
ヘルメツト内に流入する風(空気)を頭部へ流通
させた後、エアアウトレツトから排出させるよう
にしている。 しかしこれらのヘルメツトでは、ヘルメツトの
内側と、頭部の間との間隙を埋めるように、多数
のパツド類が配設されて構成部品が多く製造上不
利であり、ヘルメツト内に導入された空気が流通
しにくいという不都合がある。特にヘルメツトの
帽体シエルにより覆われている頭頂部は、空気が
流通しにくく、夏期におけるヘルメツトの着用を
苦痛なものとしていた。 本考案の目的は、構成部品を少なくすると共に
通気性が良好で着用時において快適なベンチレー
タを備えたヘルメツトを提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するためになされたも
のであり、本考案に係るベンチレータを備えたヘ
ルメツトは、外殻材の内側に間隙を形成して内殻
材を配設してなる帽体シエルと、該帽体シエルの
前面側にエアインレツト及び後面側にエアアウト
レツトを前記間隙に連通して形成したヘルメツト
において、前記帽体シエルは外殻材として硬質樹
脂材及び内殻材として軟質樹脂材を用いてシート
ブロー成形によつて一体に成形され、前記内殻材
には空気孔が穿設された所定数の凹部が形成され
ると共に該凹部の底部と前記外殻材とが接合され
て形成されている構成とする。 [作用] 本考案に係るベンチレータを備えたヘルメツト
は、内殻材には空気孔が穿設された所定数の凹部
が形成されると共に、凹部の底部と外殻材とが接
合されて、外殻材と内殻材との間には間隙が形成
され、この間隙を空気通路として、エアインレツ
トから流入した風(空気)を内殻材と頭部との間
に送り込み、さらにこの間隙を介してエアアウト
レツトから排出することにより、通気性を確保す
る。また外殻材として硬質樹脂材及び内殻材とし
て軟質樹脂材を用いているので、硬質の外殻材に
より衝撃エネルギを効果的に分散し、また軟質材
からなる内殻材により、衝撃エネルギを効果的に
吸収することができる。更にシートブロー成形に
よつて一体に成形されているので、商品点数を省
略できると共に製造が簡略化する。 [実施例] 以下、本考案のベンチレータを備えたヘルメツ
トとして、キヤツプ型ヘルメツトに適用した実施
例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する部材、配置等は本考案を限定するものではな
く、本考案の趣旨の範囲内で種々改変することが
できるものである。 第1図は、本考案に係るヘルメツトの断面図で
ある。本例のキヤツプ型ヘルメツトHは、略半球
状の帽体シエル1と、鍔体2とからなり、鍔体2
は、帽体シエル1の被着時前方に形成され、図示
しない顎紐が帽体シエルに取付けられている。 本例の帽体シエル1は、外殻材3と、内殻材4
と、これら外殻材3と内殻材4との間に形成され
た間隙5から構成されている。 本例における外殻材3は、ポリプロピレン
(PP)、ABS樹脂、ポリカーボネート(PC)、ポ
リエチレン(PE)、ポリアミド(PA)等の硬質
合成樹脂材からなり、板厚が3〜5mmで略半球状
に形成されている。 また内殻材4は、ポリプロピレン(PP)、ポリ
エチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)等の
軟質合成樹脂或は半硬質からなり、板厚が1〜2
mm程度のシート材を、所定箇所で所定数(5乃至
9、本例では5つ)、内側に向つて開口された断
面円錐状の凹部6を形成して、前記外殻材4より
小さい略半球状に形成している。 そして内殻材4に形成された凹部6の底面6a
は、外殻材3の内側と接合されている。このよう
にして、外殻材3と内殻材4との間には、間隙5
が形成されている。なお間隙5の幅は、内殻材4
に形成された凹部6の深さによる。 そして内殻材4の凹部6には、所定数(本例で
は4つ)の空気孔が穿設されている。また本例で
は、内殻材4の凹部6以外の面においても、空気
孔10を形成している。この空気孔7,10は、
衝撃材となる内殻材4に形成されているが、内殻
材4の強度を低下させないように、適宜の数を形
成して構成されている。 そしてキヤツプ型ヘルメツトHの被着時前方側
に庇状の鍔体2が、外殻材3の下部外側に配設さ
れ、鍔体2の両端側の所定位置で、取着具12に
よつて外殻材3に取付けられている。 また外殻材3の被着時前方下部で鍔体2の上面
側となる部分には、走行時に風(空気)を入れる
大口径のエアインレツト8が形成され、外殻材3
と内殻材4との間の空間5と連通している。 エアインレツト8の前面には、図示しないスラ
イド式或は回転式のシヤツタ等により、流入する
風量(空気量)を調整或は遮断するようになつて
いる。またシヤツタとしては、防塵スクリーン等
を設けて、空間5内への塵・埃・雨水等の侵入を
防止することもできる。 また外殻材3の被着時後方側下部となる部分に
は、エアアウトレツト9が外部と連通するように
形成されている。本例のエアアウトレツト9は、
外殻材3に形成しているが、内殻材4の被着時後
方側下部に形成すると、エアアウトレツトを露見
せず外観を良好にすることができる。 なお図中、符号11はイヤーパツドであり、符
号13はイヤーパツド11を取着するための取付
材である。 上記構成からなる帽体シエル1は、例えば次の
ようにして形成することができる。すなわち、ス
リツトダイを用いて、上記外殻材3となるシート
と、内殻材4となるシートとの2枚のシートを押
し出してから所定金型で成形するシートブロー成
形によつて、帽体シエル1を成形し、所定箇所に
空気孔7,10を穿設する。 上記のようにして構成されたヘルメツトHは、
外部からの衝撃力に対しては、硬質の外殻材3に
より衝撃エネルギを効果的に分散し、また軟質材
からなる内殻材4により、衝撃エネルギを効果的
に吸収して、外部から加わる衝撃から頭部を有効
に保護する。そしてベンチレーシヨンシステムと
しては、風(空気)がエアインレツト8から帽体
シエル1に形成されている、間隙5に流入して、
内殻材4の前側の凹部6に穿設された空気孔7等
から吹き出し、頭部と内殻材4の内周面を流通す
る。その後、内殻材4の後側に形成されている凹
部6の空気孔7等から間隙5を介してエアアウト
レツト9から排出され、ヘルメツトH内を効率よ
く換気する。 上記構成からなるヘルメツトの温度差を測定し
た実施例を表1及び表2に基づいて説明する。 表1は、静止状態におけるヘルメツト内の温度
上昇を測定したもので、室内気温20℃で、5分、
10分、15分の時間経過を、発泡スチロール製の緩
衝材を用いている従来品と、本考案に係るヘルメ
ツトについて実験したものである。なお本考案に
係るヘルメツトでは、シヤツタを閉じた場合と開
放した場合についても測定した。 表2は実走時において本考案に係るヘルメツト
について実験したものであり、連続走行速度25
Km/hで、気温15℃の条件下で5分間及び10分間
を各1回、向かい風の状態で5分間を1回行なつ
た。なお本例でもシヤツタを閉じた場合と開放し
た場合についても測定した。
【表】
【表】 表1、2で明確なように、従来例と比して、温
度上昇に明確な差がある。また、実走時におけ
る、シヤツタを閉じた場合には、ヘルメツト内の
温度が上昇するが、シヤツタを開放した場合に
は、温度が下がり、ベンチレーシヨン効果がある
ことが分かる。 なお上記実施例では、内殻材4に形成された凹
部を断面円錐状に形成したが、凹部の形状は断面
矩形状、半円状でも良く、通気性を確保できると
共に、外殻材との接合に適した形状であれば良
い。またベンチレータを備えたキヤツプ型ヘルメ
ツトについて説明したがフルフエイス型のヘルメ
ツト等各所のヘルメツトに好適に適用することが
できる。 [考案の効果] 本考案は、内殻材には空気孔が穿設された所定
数の凹部が形成されると共に、凹部の底部と外殻
材とが接合され、外殻材と内殻材との間には間隙
が形成され、この間隙を空気通路として、エアア
ウトレツトから流入した空気を内殻材の空気孔が
穿設された所定数の凹部から頭部側へ送り込み、
さらにこの間隙を介してエアアウトレツトから排
出することにより、通気性を確保しているので、
通気性が良好で、夏期においても抵抗なく着用す
ることができる。また外殻材及び内殻材だけで帽
体シエルを構成しているので、商品点数を少なく
することができると共に、シートブロー成形によ
つて外殻材及び内殻材を一体に成形することがで
きるので、製造を簡略化することができる。この
ように本考案によれば衝撃吸収性能を確保し、製
造が簡略化できると共に通気性が良好で着用時に
おいて快適なベンチレーシヨンを備えたヘルメツ
トが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヘルメツトの一実施例を
示す断面図である。 1……帽体シエル、3……外殻材、4……内殻
材、5……間隙、6……凹部、7,10……空気
孔、8……エアインレツト、9……エアアウトレ
ツト、H……ヘルメツト(キヤツプ型ヘルメツ
ト、)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外殻材の内側に間隙を形成して内殻材を配設し
    てなる帽体シエルと、該帽体シエルの前面側にエ
    アインレツト及び後面側にエアアウトレツトを前
    記間隙に連通して形成したヘルメツトにおいて、
    前記帽体シエルは外殻材として硬質樹脂材及び内
    殻材として軟質樹脂材を用いてシートブロー成形
    によつて一体に成形され、前記内殻材には空気孔
    が穿設された所定数の凹部が形成されると共に該
    凹部の底部と前記外殻材とが接合されて形成され
    ていることを特徴とするベンチレータを備えたヘ
    ルメツト。
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