JPH0516220Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0516220Y2 JPH0516220Y2 JP1984160824U JP16082484U JPH0516220Y2 JP H0516220 Y2 JPH0516220 Y2 JP H0516220Y2 JP 1984160824 U JP1984160824 U JP 1984160824U JP 16082484 U JP16082484 U JP 16082484U JP H0516220 Y2 JPH0516220 Y2 JP H0516220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode wire
- electrode
- insertion hole
- substrate
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、不溶性の電極に関し、例えば強酸
性電解液を電気分解するために用いられる。
性電解液を電気分解するために用いられる。
(従来の技術)
この種の電極の材料としては白金族に属する金
属が最も優れているが、その反面価格が高くな
る。このため、従来にあつては、厚さが1〜5ミ
クロン程度の例えば白金板を例えばチタンから成
る基体に被膜する、いわゆる渡金方式が採用され
ている。
属が最も優れているが、その反面価格が高くな
る。このため、従来にあつては、厚さが1〜5ミ
クロン程度の例えば白金板を例えばチタンから成
る基体に被膜する、いわゆる渡金方式が採用され
ている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記渡金方式にあつては、完全
な組織の白金被膜部を形成することが困難である
ため、その白金被膜部にピンホールやクラツクが
存在し、このピンホールやクラツクを介して電解
液が基体表面に至り、その周囲を腐食し、白金被
膜部を剥離せしめるので、長時間の使用に耐え得
ないという問題点があつた。
な組織の白金被膜部を形成することが困難である
ため、その白金被膜部にピンホールやクラツクが
存在し、このピンホールやクラツクを介して電解
液が基体表面に至り、その周囲を腐食し、白金被
膜部を剥離せしめるので、長時間の使用に耐え得
ないという問題点があつた。
そこで、この考案は、白金族の金属を部分使用
しながら長時間の使用に耐え得る不溶性電極を提
供することを課題としている。
しながら長時間の使用に耐え得る不溶性電極を提
供することを課題としている。
(問題点を解決するための手段)
しかして、この考案においては、チタン等の可
鍛性金属から成る基体と、白金等の白金族から成
る一つ又は複数の細長い線材の電極線とを用い
る。そして、前記基体に挿入孔を形成し、この挿
入孔に前記電極線を挿入し、前記基体をプレスし
て前記基体と電極線とを結合したものである。
鍛性金属から成る基体と、白金等の白金族から成
る一つ又は複数の細長い線材の電極線とを用い
る。そして、前記基体に挿入孔を形成し、この挿
入孔に前記電極線を挿入し、前記基体をプレスし
て前記基体と電極線とを結合したものである。
(作用)
したがつて、白金族の金属を細長い線材とし、
それを一つ又は複数に束ねて電極線として用いる
ので、その電極線の電流密度を高めて該電極線に
付着するけい酸皮膜の自動剥離ができ、メンテナ
ンスが不用な電極となるし、また、基体をプレス
して基体と電極線とを結合させたので、その結合
が強固なものとなり、そのため、上記課題を達成
することができるものである。
それを一つ又は複数に束ねて電極線として用いる
ので、その電極線の電流密度を高めて該電極線に
付着するけい酸皮膜の自動剥離ができ、メンテナ
ンスが不用な電極となるし、また、基体をプレス
して基体と電極線とを結合させたので、その結合
が強固なものとなり、そのため、上記課題を達成
することができるものである。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
る。
第1図a,bにおいて、この考案の一実施例が
示され、基体1は、例えばほぼ純粋なチタンから
成り、該基体1の一端には、ホルダに結合するた
めのねじ2が形成され、また、該基体1の他端に
は、中心軸方向に有底の挿入孔3が形成されてい
る。この基体1のねじ2及び挿入孔3を除く表面
には、例えばチタンの酸化物から成る絶縁被膜が
形成されている。この絶縁被膜は、予め基体1を
電解液に浸漬、通電して積極的に形成してもよい
が、電気分解に際して2次的に形成することもで
きる。
示され、基体1は、例えばほぼ純粋なチタンから
成り、該基体1の一端には、ホルダに結合するた
めのねじ2が形成され、また、該基体1の他端に
は、中心軸方向に有底の挿入孔3が形成されてい
る。この基体1のねじ2及び挿入孔3を除く表面
には、例えばチタンの酸化物から成る絶縁被膜が
形成されている。この絶縁被膜は、予め基体1を
電解液に浸漬、通電して積極的に形成してもよい
が、電気分解に際して2次的に形成することもで
きる。
電極線4は、例えば純度が99.999%程度で0.5
〜数mmφの白金線材で、第2図に示すように、両
端を除いて長円形状に折曲げられており、直線状
に合わせられた両端部分が該電極線4を複数本ま
とめて前記基体1の挿入孔3に挿入されている。
〜数mmφの白金線材で、第2図に示すように、両
端を除いて長円形状に折曲げられており、直線状
に合わせられた両端部分が該電極線4を複数本ま
とめて前記基体1の挿入孔3に挿入されている。
そして、基体1の挿入孔3を形成した部分の周
囲には、偏平部5がプレスされて形成され、この
偏平部5の形成時に挿入孔3が電極線4に圧接す
るよう塑性変形し、基体1と電極線4とが固く結
合されて密着度が高められているものである。
囲には、偏平部5がプレスされて形成され、この
偏平部5の形成時に挿入孔3が電極線4に圧接す
るよう塑性変形し、基体1と電極線4とが固く結
合されて密着度が高められているものである。
上述した電極は、例えばNaclを電気分解する
場合に主として陽極として用いられ、基体1のね
じ2でもつてホルダに支持し、電極線4と共に基
体1のねじ2を除く先端部分を電解液に入れて通
電する。これにより電流が電極線4、挿入孔3、
基体1内を通つて流れ、電極線4の周囲で次式の
反応が行われて電気分解がなされる。
場合に主として陽極として用いられ、基体1のね
じ2でもつてホルダに支持し、電極線4と共に基
体1のねじ2を除く先端部分を電解液に入れて通
電する。これにより電流が電極線4、挿入孔3、
基体1内を通つて流れ、電極線4の周囲で次式の
反応が行われて電気分解がなされる。
2cl-→cl2+2e
電気分解時には、電極線に溶液中に含まれるけ
い酸が付着するが、電極線に発生する酸素(o2)
や塩素(cl)によつて剥される。これは電極線を
線材としたので、面積当りの電流密度が高くな
り、これによつて、自然剥離作用が行なわれる。
従来例の場合には、一枚板で面積が大きく、面積
当りの電流が低く、自然剥離作用が生じず、けい
酸皮膜が付着して電流が流れなくなつていた。
い酸が付着するが、電極線に発生する酸素(o2)
や塩素(cl)によつて剥される。これは電極線を
線材としたので、面積当りの電流密度が高くな
り、これによつて、自然剥離作用が行なわれる。
従来例の場合には、一枚板で面積が大きく、面積
当りの電流が低く、自然剥離作用が生じず、けい
酸皮膜が付着して電流が流れなくなつていた。
尚、上記の実施例にあつては、基体1をチタ
ン、電極線4を白金としたが、基体1はアルミニ
ウム、鉄、その他の可鍛性金属であればよく、ま
た、電極線4はイリジウムその他の白金族のもの
であればよい。また、基体1の絶縁被膜は、上述
した酸化被膜以外に、プラスチツク、ガラス等を
被膜して形成することもできる。
ン、電極線4を白金としたが、基体1はアルミニ
ウム、鉄、その他の可鍛性金属であればよく、ま
た、電極線4はイリジウムその他の白金族のもの
であればよい。また、基体1の絶縁被膜は、上述
した酸化被膜以外に、プラスチツク、ガラス等を
被膜して形成することもできる。
(考案の効果)
以上述べたように、この考案によれば、可鍛性
金属から成る基体に挿入孔を形成し、この挿入孔
に白金族から成る一つ又は複数の細長い線材の電
極線を挿入し、前記基体をプレスして基体と電極
線との両者を結合したので、電極線の基体への結
合が強固であることから密着度を高め電解液内に
あつても電極の寿命を延ばすことができる。ま
た、基体と電極線とをプレスして結合させたの
で、両者の電気的な結合も強く、且つ製造が容易
であり、さらに、電極線は線材を用いるので、面
積当りの電流密度が高くなり、溶液中に含まれる
けい酸が付着するのを防ぐ自然剥離作用が行なれ
ると共に、価格も安くすることができる等の効果
を奏するものである。
金属から成る基体に挿入孔を形成し、この挿入孔
に白金族から成る一つ又は複数の細長い線材の電
極線を挿入し、前記基体をプレスして基体と電極
線との両者を結合したので、電極線の基体への結
合が強固であることから密着度を高め電解液内に
あつても電極の寿命を延ばすことができる。ま
た、基体と電極線とをプレスして結合させたの
で、両者の電気的な結合も強く、且つ製造が容易
であり、さらに、電極線は線材を用いるので、面
積当りの電流密度が高くなり、溶液中に含まれる
けい酸が付着するのを防ぐ自然剥離作用が行なれ
ると共に、価格も安くすることができる等の効果
を奏するものである。
第1図aはこの考案の一実施例を示す一部切欠
きの正面図、第1図bは同上の一部切欠きの側面
図、第2図は同上に用いた電極線を示す正面図で
ある。 1……基体、3……挿入孔、4……電極線。
きの正面図、第1図bは同上の一部切欠きの側面
図、第2図は同上に用いた電極線を示す正面図で
ある。 1……基体、3……挿入孔、4……電極線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 可鍛性金属から成る基体に挿入孔を形成し、
この挿入孔に白金族から成る一つ又は複数の細
長い線材の電極線を挿入し、前記基体をプレス
して前記基体と前記電極線とを結合したことを
特徴とする不溶性電極。 2 基体は、チタンから成ることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の不溶性電
極。 3 基体は、その表面に絶縁被膜が施されたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又
は第2項記載の不溶性電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984160824U JPH0516220Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984160824U JPH0516220Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6178868U JPS6178868U (ja) | 1986-05-26 |
| JPH0516220Y2 true JPH0516220Y2 (ja) | 1993-04-28 |
Family
ID=30718738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984160824U Expired - Lifetime JPH0516220Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516220Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5917897Y2 (ja) * | 1980-04-09 | 1984-05-24 | ジヤパツクス化成株式会社 | 電鋳加工用電極棒ホルダ− |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP1984160824U patent/JPH0516220Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6178868U (ja) | 1986-05-26 |
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