JPH05162467A - 感熱記録媒体 - Google Patents

感熱記録媒体

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JPH05162467A
JPH05162467A JP3351426A JP35142691A JPH05162467A JP H05162467 A JPH05162467 A JP H05162467A JP 3351426 A JP3351426 A JP 3351426A JP 35142691 A JP35142691 A JP 35142691A JP H05162467 A JPH05162467 A JP H05162467A
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JP
Japan
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wavelength
sensitive recording
light
transparent
layer
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Withdrawn
Application number
JP3351426A
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English (en)
Inventor
Teruo Kobayashi
輝夫 小林
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05162467A publication Critical patent/JPH05162467A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱記録媒体の光透過率の差を大きくする。 【構成】 透光性基体と、該透光性基体上に設けられ、
ポリマーブレンド,結晶性ポリマー,有機高分子/有機
低分子複合物のいずれかから選ばれた感熱記録層からな
り、透明状態と白濁状態の光透過性の差を利用して情報
を熱記録した感熱記録媒体において、波長600nm以
下の光を透過し、該波長以上の光を遮光する層を透明基
体表面、透明基体と感熱記録層の間、感熱記録層表面の
いずれか少なくとも1カ所に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリマーブレンド、結
晶性ポリマー、有機高分子/低分子複合物等の記録層の
透明・白濁化現象を利用して情報が記録される感熱記録
媒体に関し、特に感熱記録された情報をコントラスト高
く再生することができる感熱記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の書き換えが可能な光によるヒート
モード記録あるいは感熱記録材料として、ポリマーブレ
ンド、結晶性ポリマー高分子液晶等の高分子材料、ロイ
コ染料、有機高分子/低分子複合材料の研究・実用化の
試みが盛んに行われている。ポリマーブレンド感熱記録
材料は、例えば特開昭61ー258853号に開示され
ているように、フッ化ビニリデン系重合体とアクリル酸
エステルのブレンド組成物である。
【0003】該組成物は室温においては2つの重合体が
相溶し透明状態にあるが、約250℃においては両重合
体は相溶せず、相分離を生じ両重合体の屈折率差に基づ
く光の散乱が生じ白濁状態となる。白濁状態は光の散乱
を生じ、透明部に比して透過光量が少なくなるので、上
記組成物に光を照射すると、白濁部と透明部では透過光
量が異なるので、光の明暗として熱的に記録された情報
を再生することができるのである。
【0004】ロイコ染料感熱記録材料は、クリスタルバ
イオレット等のロイコ染料と顕色剤であるフェノール化
合物と消色剤である高級アルコールの混合物を感熱記録
層として用いるもので、室温より高いある特定の温度以
上になると、ロイコ染料とフェノール化合物が反応し発
色する。この発色状態にある混合物を、室温よりも低い
温度に下げると、高級アルコールとロイコ染料の発色種
が反応し、消色して元の色、例えば白色に戻る。
【0005】結晶性ポリマーの相変化を利用した感熱記
録材料には、例えば特開平3ー32887号に開示され
るように、フッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン
共重合体が知られている。該共重合体からなる感熱記録
層を該重合体の融点以上に加熱し、急冷すると結晶化度
の低い透明状態に、徐冷すると結晶化度の高い白濁状態
になる。透明状態は光透過率が高く、白濁状態は光透過
率が透明状態よりも低くなるので、透過光量の大小によ
り熱的に記録された情報を再生することができる。
【0006】有機高分子/低分子複合材料としては、ス
テアリン酸やベヘン酸等の高級飽和脂肪酸を、塩化ビニ
ル等の熱可塑性樹脂マトリックス中に分散させたものが
知られている。該複合材料からなる感熱記録層は、室温
においては白濁状態であるが、加熱するとある温度で透
明化し、室温まで冷却しても透明状態は固定されてい
る。
【0007】透明化した状態の記録層を、上記透明化温
度よりもさらに高い温度に加熱すると、ある温度で記録
層は白濁化し、室温まで冷却しても白濁状態を固定でき
る。このように、加熱温度の違いによって白濁状態と透
明状態を作ることができるので、情報の記録書換えが可
能になる。この複合材料の透明・白濁状態は、有機低分
子粒子の結晶の大小による光の散乱状態の差と考えられ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した書換型感熱記
録材料の中で、ポリマーブレンド、結晶性ポリマー及び
有機高分子/低分子複合材料はそれら材料の透明状態と
白濁状態の光散乱性、光透過性の差を利用している。一
般に可視光全域にエネルギーをもつ白色光による透過光
あるいは反射光によって熱記録された情報を再生するた
めに、ロイコ染料とフェノール化合物の混合体感熱記録
材料の発色による情報の記録に比べて、コントラストが
不十分であるという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを目的として為されたもので、透光性基体
と、該透光性基体上に設けられ、ポリマーブレンド、結
晶性ポリマー、有機高分子/有機低分子複合物のいずれ
かから選ばれた感熱記録層からなり、透明状態と白濁状
態の光透過性の差を利用して情報を熱記録した感熱記録
媒体において、波長600nm以下の光を透過し該波長
以上の光を遮光する層を透明基体表面、透明基体と感熱
記録層の間、感熱記録層表面のいずれか少なくとも1カ
所に設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】ガラス基体上にポリマーブレンド、結晶性ポリ
マー、有機高分子/低分子複合材料のいずれかより選ば
れた1つの感熱記録層を積層し、透明状態と白濁状態で
熱記録を行い、光透過性の差を利用して情報を再生する
感熱記録媒体において、透明部及び白濁部の分光透過ス
ペクトル測定結果を図3に示す。透明部の透過率(実線
7で示す)は波長に依存せず約90%で一定である。一
方、白濁部(実線8で示す)は長波長側で透過率が高く
短波長になるにしたがって透過率は低くなっている。
【0011】本発明は、かかる点に注目して為されたも
ので、従来技術のように可視域全域にエネルギーを有す
る白色光を用いて熱記録された情報を再生する場合にお
いても、波長600nm以下の光を透過し、該波長以上
の光を遮光する層が積層されているので、透明状態と白
濁状態の差が大きくとることができ、コントラストの高
い再生が可能な感熱記録媒体となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を一実施例に基づいて詳しく説
明する。図1(a),(b),(c)は、本発明による
感熱記録媒体の一実施例を示す概略構成図である。感熱
記録媒体1は、透明基体2と感熱記録層3及び波長選択
層4によって構成される。透明基体2はガラス又はポリ
エステル、塩化ビニル、アクリル等の樹脂など公知の材
料が用いられる。本実施例では厚さ0.2mmのポリエ
ステルフィルムを用いた。
【0013】感熱記録層3は、ポリフッ化ビニリデン/
テトラフルオロエチレン(60:40)共重合体と、ポ
リメチルメタクリル樹脂を重量比で1:2に混合し、酢
酸ブチル・メチルエチルケトン混合溶剤に溶解し、上記
ポリエステルフィルム上にブレードコート法にて厚さ1
5μmに塗布して作製した。
【0014】こうして得た感熱記録層3は、220℃に
加熱後急冷すると、ポリフッ化ビニリデン/テトラフル
オロエチレン共重合体とポリメチルメタクリル樹脂が相
分離し、白濁した状態が室温においても固定される。こ
の白濁した状態の感熱記録層を150℃に加熱後徐冷す
ると、ポリフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン
共重合体と、ポリメチルメタクリル樹脂が相溶し透明状
態となる。
【0015】このようにして熱により情報の記録消去を
繰り返し行うことができる。感熱記録層3の他の例とし
て、ポリフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン
(60:40)共重合体を単独で用いることもできる。
該重合体を酢酸ブチルに溶解し、上記実施例と同様にし
てポリエステルフィルム上に塗布する。この感熱記録層
3は、130℃に加熱後急冷すると結晶化度の低い透明
状態となり、130℃に加熱後徐冷すると結晶化度の高
い白濁状態となる。
【0016】この透明状態と白濁状態は、加熱後の冷却
速度を制御することにより発現するので、熱的に情報の
記録消去が可能である。感熱記録層3について2つの実
施例を示したが、ベヘン酸やステアリン酸等の高級飽和
脂肪酸を塩化ビニル等の熱可塑性樹脂に分散した有機高
分子/低分子複合材料、ポリメチルメタクリル樹脂/ポ
リアクリロントリルスチレン共重合樹脂系ポリマーブレ
ンド等白濁−透明状態を利用して感熱記録を行う公知の
材料であれば、本発明に用いることができる。
【0017】波長選択層4は、波長600nm以下の光
を透過し、波長600nm以上の光を遮光する特性を有
するものであれば、材質を限定することなく使用でき
る。その一実施例として、屈折率の異なる透明誘電体膜
を、真空蒸着法やスパッタリング法等により多重積層し
た干渉膜がある。本発明には、図2(a)のグラフに示
す透過率波長特性をもつシアンフィルター(波長600
nm以下の光を透過する)や、図2(b)のグラフに示
す透過率波長特性をもつブルーフィルター(波長490
nm以下の光を透過する)を用いることができる。透明
誘電体を使った干渉膜は波長に対する透過率変化を急峻
にすることができるので本発明にはより望ましい。
【0018】波長選択層4の他の実施例として、有機色
素を用いることができる。図2(c)は、インドレニン
系シアニン色素を単独、あるいはアクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル樹脂等の透明樹脂と共に、有機
溶剤にて溶解し、透明基体2上に塗布・成膜した波長選
択層4の分光透過率特性である。
【0019】透過率が50%となる波長は、550nm
で該波長より短波長の光を透過する性質をもち、本発明
に有効である。図2(d)は他の有機色素を用いた波長
選択層4の分光透過率を示し、該層は、塩化アルミニウ
ムフタロシアニンを100nmの厚さに真空蒸着法にて
成膜したものである。透過率が50%となる波長は58
0nmであり、該波長以下の光を透過し、該波長以上の
光を遮光するので本発明に有効である。
【0020】透明基体2として厚さ0.2mmのポリエ
ステルフィルムを、感熱記録層3として、ポリフッ化ビ
ニリデン/テトラフルオロエチレン(60:40)共重
合体とポリメチルメタクリル樹脂を、重量比で1:2に
混合したポリマーブレンド膜を波長選択層4として塩化
アルミニウムフタロシアニン膜を用いた感熱記録媒体1
において、透明部5と白濁部6の透過率の比を測定した
ところ2.5であった。一方、波長選択層4のない従来
例においては、上記比は1.8であった。波長選択層4
としてシアンフィルター、インドレニン系シアニン色
素、ブルーフィルターを用いた場合の上記透過率の比
は、それぞれ2.6,2.8,3.3であり、いずれも従
来例の1.8という値よりも大きい値であった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、透
明状態と白濁状態との光透過率の差を大きくとることが
でき、コントラストの高い再生を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c)は本発明の一実施例を示す概略構
成図。
【図2】(a),(b),(c),(d)は本発明の一実施例による透
過率波長特性図。
【図3】感熱記録媒体の透過率波長特性図。
【符号の説明】
1 感熱記録媒体 2 透明基体 3 感熱記録層 4 波長選択層 5 透明部 6 白濁部 7 透明部の透過率 8 白濁部の透過

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基体と、該透光性基体上に設けら
    れ、ポリマーブレンド、結晶性ポリマー、有機高分子/
    有機低分子複合物のいずれかから選ばれた感熱記録層か
    らなり、透明状態と白濁状態の光透過性の差を利用して
    情報を熱記録した感熱記録媒体において、波長600n
    m以下の光を透過し該波長以上の光を遮光する層を透明
    基体表面、透明基体と感熱記録層の間、感熱記録層表面
    のいずれか少なくとも1カ所に設けたことを特徴とする
    感熱記録媒体。
JP3351426A 1991-12-12 1991-12-12 感熱記録媒体 Withdrawn JPH05162467A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3351426A JPH05162467A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 感熱記録媒体

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JP3351426A JPH05162467A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 感熱記録媒体

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JPH05162467A true JPH05162467A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18417207

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3351426A Withdrawn JPH05162467A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 感熱記録媒体

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JP (1) JPH05162467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000000563A (ko) * 1998-06-01 2000-01-15 장용균 정보기록매체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000000563A (ko) * 1998-06-01 2000-01-15 장용균 정보기록매체

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Effective date: 19990311