JPH05163084A - 硬質木片セメント板の製造方法 - Google Patents
硬質木片セメント板の製造方法Info
- Publication number
- JPH05163084A JPH05163084A JP32740291A JP32740291A JPH05163084A JP H05163084 A JPH05163084 A JP H05163084A JP 32740291 A JP32740291 A JP 32740291A JP 32740291 A JP32740291 A JP 32740291A JP H05163084 A JPH05163084 A JP H05163084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- cement composition
- transfer
- transfer layer
- template
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性、耐候性、耐汚染性、耐吸湿性等の性
能に優れた硬質木片セメント板を簡便に量産可能な製造
方法を提供すること。 【構成】 剥離層を介し積層された転写層を有する転写
フィルム2を金型3の上面に載置し、この転写フィルム
2面上に細片化された木片が混入されているセメント組
成物10を積層し、かつ、ホットプレス装置4により加
圧成型した後、上記金型3から脱型してセメント板本体
11とその表面に転写層12が形成された硬質木片セメ
ント板1を製造する方法。この方法によればセメント組
成物10の硬化と同時にその表面に転写層12を転写し
ているため乾燥工程の短縮が図れると共に転写層12と
セメント板本体11との密着力の向上が図れる。
能に優れた硬質木片セメント板を簡便に量産可能な製造
方法を提供すること。 【構成】 剥離層を介し積層された転写層を有する転写
フィルム2を金型3の上面に載置し、この転写フィルム
2面上に細片化された木片が混入されているセメント組
成物10を積層し、かつ、ホットプレス装置4により加
圧成型した後、上記金型3から脱型してセメント板本体
11とその表面に転写層12が形成された硬質木片セメ
ント板1を製造する方法。この方法によればセメント組
成物10の硬化と同時にその表面に転写層12を転写し
ているため乾燥工程の短縮が図れると共に転写層12と
セメント板本体11との密着力の向上が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁等の建築材料に主
に利用される硬質木片セメント板の製造方法に係り、特
に、耐久性、耐候性、耐汚染性、耐吸湿性等の性能に優
れた硬質木片セメント板を簡便に量産可能な硬質木片セ
メント板の製造方法に関する。
に利用される硬質木片セメント板の製造方法に係り、特
に、耐久性、耐候性、耐汚染性、耐吸湿性等の性能に優
れた硬質木片セメント板を簡便に量産可能な硬質木片セ
メント板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の硬質木片セメント板は、細片化
された木片が混入されているセメント組成物を型板上に
積層し、このセメント組成物をプレス装置により加圧成
型してこれを硬化させた後、その表面に樹脂を主成分と
する塗料等を塗布し乾燥硬化させて求める方法、あるい
は細片化された木片が混入されているセメント組成物を
平板上に積層し、このセメント組成物上に型板を載置し
た後、この型板を介しプレス装置により加圧成型してこ
れを硬化させ、しかる後その表面に樹脂を主成分とする
塗料等を塗布し乾燥硬化させて求める方法等が知られて
いる。
された木片が混入されているセメント組成物を型板上に
積層し、このセメント組成物をプレス装置により加圧成
型してこれを硬化させた後、その表面に樹脂を主成分と
する塗料等を塗布し乾燥硬化させて求める方法、あるい
は細片化された木片が混入されているセメント組成物を
平板上に積層し、このセメント組成物上に型板を載置し
た後、この型板を介しプレス装置により加圧成型してこ
れを硬化させ、しかる後その表面に樹脂を主成分とする
塗料等を塗布し乾燥硬化させて求める方法等が知られて
いる。
【0003】ところで、この様な方法では2度の乾燥工
程を含むため大量生産には不向きな欠点があり、かつ、
セメントと塗料等の被覆層との密着性が悪く、しかも、
被覆層にピンホール等が生じ易い欠点があった。
程を含むため大量生産には不向きな欠点があり、かつ、
セメントと塗料等の被覆層との密着性が悪く、しかも、
被覆層にピンホール等が生じ易い欠点があった。
【0004】そこでこの欠点を解消する方法として、特
公昭63−20798号公報においては上記セメント組
成物を供給する前に型板上に耐アルカリ性合成樹脂エマ
ルジョン塗料を塗布し、この塗料が乾燥しない内に上記
型板上にセメント組成物を積層し、かつ、加圧成型して
上記塗料とセメント組成物とを同時に硬化させる方法が
提案されている。
公昭63−20798号公報においては上記セメント組
成物を供給する前に型板上に耐アルカリ性合成樹脂エマ
ルジョン塗料を塗布し、この塗料が乾燥しない内に上記
型板上にセメント組成物を積層し、かつ、加圧成型して
上記塗料とセメント組成物とを同時に硬化させる方法が
提案されている。
【0005】そして、この改良法においては上記塗料と
セメント組成物とを同時に硬化させるため、乾燥工程の
短縮が図れると共に上記塗料から成る被覆層とセメント
との密着力も向上する利点を有する方法であった。
セメント組成物とを同時に硬化させるため、乾燥工程の
短縮が図れると共に上記塗料から成る被覆層とセメント
との密着力も向上する利点を有する方法であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような利
点を有する反面、かかる改良法を適用した場合、型板上
に耐アルカリ性合成樹脂エマルジョン塗料を塗布する際
の塗料飛散を防止するための装置や、プレス脱型後に型
板周辺に残留した塗料付着物を洗浄除去するための設備
が新たに必要となる問題点があった。
点を有する反面、かかる改良法を適用した場合、型板上
に耐アルカリ性合成樹脂エマルジョン塗料を塗布する際
の塗料飛散を防止するための装置や、プレス脱型後に型
板周辺に残留した塗料付着物を洗浄除去するための設備
が新たに必要となる問題点があった。
【0007】また、型板への上記塗料付着に伴う脱型不
良を防止するため、型板上に予め離型剤を塗布したりあ
るいは型板表面をテフロン(登録商標)加工する等の処
理が必要となる問題点があった。そして、前者の方法を
採った場合には塗膜品質に悪影響のない離型剤を選定す
るのに困難が伴い、また、後者を採った場合には製造コ
ストが割高となる問題点があった。
良を防止するため、型板上に予め離型剤を塗布したりあ
るいは型板表面をテフロン(登録商標)加工する等の処
理が必要となる問題点があった。そして、前者の方法を
採った場合には塗膜品質に悪影響のない離型剤を選定す
るのに困難が伴い、また、後者を採った場合には製造コ
ストが割高となる問題点があった。
【0008】本発明は以上のような問題点に着目してな
されたもので、その課題とするところは、新たな装置を
必要とせずしかも量産性に優れた硬質木片セメント板を
簡便に製造できる方法を提供することにある。
されたもので、その課題とするところは、新たな装置を
必要とせずしかも量産性に優れた硬質木片セメント板を
簡便に製造できる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1に係る
発明は、型板上に細片化された木片が混入されているセ
メント組成物を積層し、このセメント組成物をプレス装
置により加圧成型して硬質木片セメント板を製造する方
法を前提とし、樹脂を主成分とする転写層が剥離層を介
して積層された転写フィルムをその転写層を上側にして
上記型板上に載置し、かつ、この転写フィルム上に上記
セメント組成物を積層した後、プレス装置により加圧成
型してセメント組成物の硬化と同時にその表面に上記転
写層を転写させることを特徴とし、また、請求項2に係
る発明は、平板上に細片化された木片が混入されている
セメント組成物を積層し、かつ、このセメント組成物上
に型板を載置した後、この型板を介しプレス装置により
加圧成型して硬質木片セメント板を製造する方法を前提
とし、樹脂を主成分とする転写層が剥離層を介して積層
された転写フィルムをその転写層を下側にして上記セメ
ント組成物上に載置し、かつ、この転写フィルム上に型
板を載置した後、この型板を介しプレス装置により加圧
成型してセメント組成物の硬化と同時にその表面に上記
転写層を転写させることを特徴とするものである。
発明は、型板上に細片化された木片が混入されているセ
メント組成物を積層し、このセメント組成物をプレス装
置により加圧成型して硬質木片セメント板を製造する方
法を前提とし、樹脂を主成分とする転写層が剥離層を介
して積層された転写フィルムをその転写層を上側にして
上記型板上に載置し、かつ、この転写フィルム上に上記
セメント組成物を積層した後、プレス装置により加圧成
型してセメント組成物の硬化と同時にその表面に上記転
写層を転写させることを特徴とし、また、請求項2に係
る発明は、平板上に細片化された木片が混入されている
セメント組成物を積層し、かつ、このセメント組成物上
に型板を載置した後、この型板を介しプレス装置により
加圧成型して硬質木片セメント板を製造する方法を前提
とし、樹脂を主成分とする転写層が剥離層を介して積層
された転写フィルムをその転写層を下側にして上記セメ
ント組成物上に載置し、かつ、この転写フィルム上に型
板を載置した後、この型板を介しプレス装置により加圧
成型してセメント組成物の硬化と同時にその表面に上記
転写層を転写させることを特徴とするものである。
【0010】一方、請求項3に係る発明は請求項1又は
2に係る硬質木片セメント板を製造する方法を前提と
し、上記転写層が絵付け模様で構成された転写フィルム
を適用することを特徴とし、また、請求項4に係る発明
は請求項1〜3に係る硬質木片セメント板を製造する方
法を前提とし、上記木片が混入されているセメント組成
物が、ポルトランドセメント、アルミナセメント、無水
石膏又は(及び)半水石膏、及び、有機カルボン酸のア
ルカリ金属塩又はリン酸アルカリ金属塩を含む加熱硬化
型セメント組成物により構成されていることを特徴とす
るものである。
2に係る硬質木片セメント板を製造する方法を前提と
し、上記転写層が絵付け模様で構成された転写フィルム
を適用することを特徴とし、また、請求項4に係る発明
は請求項1〜3に係る硬質木片セメント板を製造する方
法を前提とし、上記木片が混入されているセメント組成
物が、ポルトランドセメント、アルミナセメント、無水
石膏又は(及び)半水石膏、及び、有機カルボン酸のア
ルカリ金属塩又はリン酸アルカリ金属塩を含む加熱硬化
型セメント組成物により構成されていることを特徴とす
るものである。
【0011】この様な技術的手段において上記型板上に
載置される転写フィルムは、適宜ベースフィルムとこの
上に剥離層を介して積層され樹脂を主成分とする転写層
とでその主要部が構成されるものである。
載置される転写フィルムは、適宜ベースフィルムとこの
上に剥離層を介して積層され樹脂を主成分とする転写層
とでその主要部が構成されるものである。
【0012】そして、上記ベースフィルムとしては、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンビニル
アルコール樹脂、及び、エチレン酢ビ共重合樹脂等から
成る合成フィルムが適用でき、また、剥離層を構成する
材料としては、例えば、ポリビニルアルコール系の離型
剤が挙げられ、また、この剥離層上に積層される転写層
としては、ウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂等を主
成分とし硬質木片セメント板表面に耐久性、耐候性、耐
汚染性、耐吸湿性等の性能を付与する材料群が適用でき
る。尚、この転写層を、例えば、グラビア印刷により形
成した大理石模様等の絵付け模様で構成してもよい。
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンビニル
アルコール樹脂、及び、エチレン酢ビ共重合樹脂等から
成る合成フィルムが適用でき、また、剥離層を構成する
材料としては、例えば、ポリビニルアルコール系の離型
剤が挙げられ、また、この剥離層上に積層される転写層
としては、ウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂等を主
成分とし硬質木片セメント板表面に耐久性、耐候性、耐
汚染性、耐吸湿性等の性能を付与する材料群が適用でき
る。尚、この転写層を、例えば、グラビア印刷により形
成した大理石模様等の絵付け模様で構成してもよい。
【0013】次に、上記転写フィルム上に積層されるセ
メント組成物としては従来のものがそのまま適用でき、
例えば、このセメント組成物をポルトランドセメント、
アルミナセメント、無水石膏又は(及び)半水石膏、及
び、有機カルボン酸のアルカリ金属塩又はリン酸アルカ
リ金属塩を含む加熱硬化型セメント組成物で構成しても
よい。
メント組成物としては従来のものがそのまま適用でき、
例えば、このセメント組成物をポルトランドセメント、
アルミナセメント、無水石膏又は(及び)半水石膏、及
び、有機カルボン酸のアルカリ金属塩又はリン酸アルカ
リ金属塩を含む加熱硬化型セメント組成物で構成しても
よい。
【0014】ここで、上記セメント組成物の一部を構成
するポルトランドセメントとしては、従来同様、普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早
強ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等
が適用できる。また、上記木片を構成する木質材料につ
いても任意の材料が適用できる。尚、硬質木片セメント
板の製造途上において発生する端部の切屑や端材等の廃
材を上記木質材料と共に適用してもよい。更に、防水
剤、撥水剤、発泡剤、木片の腐食防止剤、燃焼防止剤等
を加えてもよく、補強、増量の目的で木片に加えて各種
骨材、繊維類等の物質を混合して適用してもよい。
するポルトランドセメントとしては、従来同様、普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早
強ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等
が適用できる。また、上記木片を構成する木質材料につ
いても任意の材料が適用できる。尚、硬質木片セメント
板の製造途上において発生する端部の切屑や端材等の廃
材を上記木質材料と共に適用してもよい。更に、防水
剤、撥水剤、発泡剤、木片の腐食防止剤、燃焼防止剤等
を加えてもよく、補強、増量の目的で木片に加えて各種
骨材、繊維類等の物質を混合して適用してもよい。
【0015】また、上記型板も従来のものがそのまま適
用でき、例えば、上面に凹凸模様が形成されているもの
であってもあるいは平坦状の物(平金型)であってもよ
く任意である。
用でき、例えば、上面に凹凸模様が形成されているもの
であってもあるいは平坦状の物(平金型)であってもよ
く任意である。
【0016】
【作用】請求項1に係る発明によれば、樹脂を主成分と
する転写層が剥離層を介して積層された転写フィルムを
その転写層を上側にして上記型板上に載置し、かつ、こ
の転写フィルム上に上記セメント組成物を積層した後、
プレス装置により加圧成型してセメント組成物の硬化と
同時にその表面に上記転写層を転写しており、また、請
求項2に係る発明によれば、樹脂を主成分とする転写層
が剥離層を介して積層された転写フィルムをその転写層
を下側にして上記セメント組成物上に載置し、かつ、こ
の転写フィルム上に型板を載置した後、この型板を介し
プレス装置により加圧成型してセメント組成物の硬化と
同時にその表面に上記転写層を転写しており、型板に耐
アルカリ性合成樹脂エマルジョン塗料を塗布する従来法
に較べ上記転写フィルムを適用したことにより塗料飛散
を防止する装置や塗料付着物を洗浄除去するための設備
を省略することが可能となる。
する転写層が剥離層を介して積層された転写フィルムを
その転写層を上側にして上記型板上に載置し、かつ、こ
の転写フィルム上に上記セメント組成物を積層した後、
プレス装置により加圧成型してセメント組成物の硬化と
同時にその表面に上記転写層を転写しており、また、請
求項2に係る発明によれば、樹脂を主成分とする転写層
が剥離層を介して積層された転写フィルムをその転写層
を下側にして上記セメント組成物上に載置し、かつ、こ
の転写フィルム上に型板を載置した後、この型板を介し
プレス装置により加圧成型してセメント組成物の硬化と
同時にその表面に上記転写層を転写しており、型板に耐
アルカリ性合成樹脂エマルジョン塗料を塗布する従来法
に較べ上記転写フィルムを適用したことにより塗料飛散
を防止する装置や塗料付着物を洗浄除去するための設備
を省略することが可能となる。
【0017】更に、型板とセメント組成物間に転写フィ
ルムが介在されていることから製造された硬質木片セメ
ント板の型板からの脱型が容易になり、従って、型板に
予め離型剤を塗布したりテフロン(登録商標)加工等を
施す必要も解消することが可能となる。
ルムが介在されていることから製造された硬質木片セメ
ント板の型板からの脱型が容易になり、従って、型板に
予め離型剤を塗布したりテフロン(登録商標)加工等を
施す必要も解消することが可能となる。
【0018】また、上記セメント組成物の硬化と同時に
その表面に転写フィルムの転写層を転写しているため、
乾燥工程の短縮が図れると共に転写層とセメント板との
密着力の向上も図れる。
その表面に転写フィルムの転写層を転写しているため、
乾燥工程の短縮が図れると共に転写層とセメント板との
密着力の向上も図れる。
【0019】特に、請求項3に係る発明においては、上
記転写層が絵付け模様で構成されているためセメント板
表面の意匠的効果を増大させることが可能となり、他
方、請求項4に係る発明においては、セメント組成物が
ポルトランドセメント、アルミナセメント、無水石膏又
は(及び)半水石膏、及び、有機カルボン酸のアルカリ
金属塩又はリン酸アルカリ金属塩を含む加熱硬化型セメ
ント組成物により構成されているため、製造されたセメ
ント板と転写層との密着力を更に向上させることが可能
となる。
記転写層が絵付け模様で構成されているためセメント板
表面の意匠的効果を増大させることが可能となり、他
方、請求項4に係る発明においては、セメント組成物が
ポルトランドセメント、アルミナセメント、無水石膏又
は(及び)半水石膏、及び、有機カルボン酸のアルカリ
金属塩又はリン酸アルカリ金属塩を含む加熱硬化型セメ
ント組成物により構成されているため、製造されたセメ
ント板と転写層との密着力を更に向上させることが可能
となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0021】尚、図1は実施例に係る硬質木片セメント
板1の部分斜視図であり、セメント板本体11とこの表
面に形成された転写層12とでその主要部が構成される
ものである。
板1の部分斜視図であり、セメント板本体11とこの表
面に形成された転写層12とでその主要部が構成される
ものである。
【0022】また、図2はこの実施例に適用された転写
フィルム2の構成断面図であり、合成フィルム21と、
この合成フィルム21面上に剥離層22を介して積層さ
れた転写層23とでその主要部が構成されているもので
ある。
フィルム2の構成断面図であり、合成フィルム21と、
この合成フィルム21面上に剥離層22を介して積層さ
れた転写層23とでその主要部が構成されているもので
ある。
【0023】[実施例1]図3(A)に示すように金型
3の上面に適宜剥離層が適用された転写フィルム2(凸
版印刷社製 構成は表1の記載参照)を載置し、この転
写フィルム2面上に加熱硬化型セメント組成物1700
重量部(組成内容は表1の記載参照)、木片650重量
部、クエン酸ソーダ17重量部、水950重量部から成
るセメント組成物10を積層し、かつ、均一な厚みにフ
ォーミングした後(図3B参照)、ホットプレス装置4
により温度90℃、圧力30kg/cm2 の条件下で15
分間加圧成型し(図3C参照)、次いで上記金型3から
脱型して図3(D)に示すようにセメント板本体11と
その表面に転写層12が形成された硬質木片セメント板
1を製造した。
3の上面に適宜剥離層が適用された転写フィルム2(凸
版印刷社製 構成は表1の記載参照)を載置し、この転
写フィルム2面上に加熱硬化型セメント組成物1700
重量部(組成内容は表1の記載参照)、木片650重量
部、クエン酸ソーダ17重量部、水950重量部から成
るセメント組成物10を積層し、かつ、均一な厚みにフ
ォーミングした後(図3B参照)、ホットプレス装置4
により温度90℃、圧力30kg/cm2 の条件下で15
分間加圧成型し(図3C参照)、次いで上記金型3から
脱型して図3(D)に示すようにセメント板本体11と
その表面に転写層12が形成された硬質木片セメント板
1を製造した。
【0024】得られた硬質木片セメント板1は表面が平
滑でかつピンホールがなくしかもセメント板本体11に
転写模様(転写層12)が一体化しているものであっ
た。
滑でかつピンホールがなくしかもセメント板本体11に
転写模様(転写層12)が一体化しているものであっ
た。
【0025】この硬質木片セメント板1についてそのセ
メント板本体11と転写層12との密着性試験(碁盤目
密着性試験)を行ったところ、基材破断であることから
セメント板本体11と転写層12との接着性能が良好で
あることが確認できた。
メント板本体11と転写層12との密着性試験(碁盤目
密着性試験)を行ったところ、基材破断であることから
セメント板本体11と転写層12との接着性能が良好で
あることが確認できた。
【0026】尚、試験結果については表1に記載する。
【0027】[実施例2]表面に凹凸模様が形成された
金型を60℃に予熱し、この金型面上に表1に示された
構成の転写フィルムを載置することにより上記凹凸模様
に沿って転写フィルムを密着させた後、上記金型を冷却
した。
金型を60℃に予熱し、この金型面上に表1に示された
構成の転写フィルムを載置することにより上記凹凸模様
に沿って転写フィルムを密着させた後、上記金型を冷却
した。
【0028】次いで、この転写フィルム面上に実施例1
と同様の配合物を載置し、かつ、均一な厚みにフォーミ
ングした後、実施例1と同様に加圧成型して同様の硬質
木片セメント板を製造した。
と同様の配合物を載置し、かつ、均一な厚みにフォーミ
ングした後、実施例1と同様に加圧成型して同様の硬質
木片セメント板を製造した。
【0029】この密着性試験(碁盤目密着性試験)の結
果を表1に記載する。
果を表1に記載する。
【0030】[実施例3]転写フィルムとしてポリエチ
レンフィルムに試作のホットメルト型シート状塗料をキ
ャスティングして成るもの(約90℃で軟化し10〜2
0分で硬化するアクリルウレタン系反応型ホットメル
ト)を適用した点と、表1に記載された配合物を適用し
た点を除き実施例1と略同様である。
レンフィルムに試作のホットメルト型シート状塗料をキ
ャスティングして成るもの(約90℃で軟化し10〜2
0分で硬化するアクリルウレタン系反応型ホットメル
ト)を適用した点と、表1に記載された配合物を適用し
た点を除き実施例1と略同様である。
【0031】そして、実施例1と同様の硬質木片セメン
ト板を求めた。
ト板を求めた。
【0032】この密着性試験(碁盤目密着性試験)の結
果を表1に記載する。
果を表1に記載する。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】請求項1〜4に係る発明によれば、塗料
飛散を防止する装置や塗料付着物を洗浄除去するための
設備等を省略することができ、かつ、型板に予め離型剤
を塗布したりテフロン(登録商標)加工等を施す必要も
解消できるため、硬質木版セメント板を大量にかつ簡便
に製造できる効果を有している。
飛散を防止する装置や塗料付着物を洗浄除去するための
設備等を省略することができ、かつ、型板に予め離型剤
を塗布したりテフロン(登録商標)加工等を施す必要も
解消できるため、硬質木版セメント板を大量にかつ簡便
に製造できる効果を有している。
【0035】また、上記セメント組成物の硬化と同時に
その表面に転写フィルムの転写層を転写しているため乾
燥工程の短縮が図れると共に転写層とセメント板との密
着力の向上も図れ、硬質木片セメント板における耐久
性、耐候性、耐汚染性、耐吸湿性等の性能を向上できる
効果を有しており、特に、請求項4に係る発明において
はその効果が大きい。
その表面に転写フィルムの転写層を転写しているため乾
燥工程の短縮が図れると共に転写層とセメント板との密
着力の向上も図れ、硬質木片セメント板における耐久
性、耐候性、耐汚染性、耐吸湿性等の性能を向上できる
効果を有しており、特に、請求項4に係る発明において
はその効果が大きい。
【0036】また、請求項3に係る発明においては上記
転写層が絵付け模様で構成されているためセメント板表
面の意匠的効果を増大できる効果を有している。
転写層が絵付け模様で構成されているためセメント板表
面の意匠的効果を増大できる効果を有している。
【図1】実施例に係る硬質木片セメント板の部分斜視
図。
図。
【図2】実施例において適用された転写フィルムの構成
断面図。
断面図。
【図3】実施例に係る硬質木片セメント板の製造工程を
示す説明図。
示す説明図。
1 硬質木片セメント板 2 転写フィルム 3 金型 11 セメント板本体 12 転写層 21 合成フィルム 22 剥離層 23 転写層
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28:06 8618−4G 28:14 8618−4G 28:12 8618−4G 24:04 2102−4G 18:24) Z 2102−4G
Claims (4)
- 【請求項1】型板上に細片化された木片が混入されてい
るセメント組成物を積層し、このセメント組成物をプレ
ス装置により加圧成型して硬質木片セメント板を製造す
る方法において、 樹脂を主成分とする転写層が剥離層を介して積層された
転写フィルムをその転写層を上側にして上記型板上に載
置し、かつ、この転写フィルム上に上記セメント組成物
を積層した後、プレス装置により加圧成型してセメント
組成物の硬化と同時にその表面に上記転写層を転写させ
ることを特徴とする硬質木片セメント板の製造方法。 - 【請求項2】平板上に細片化された木片が混入されてい
るセメント組成物を積層し、かつ、このセメント組成物
上に型板を載置した後、この型板を介しプレス装置によ
り加圧成型して硬質木片セメント板を製造する方法にお
いて、 樹脂を主成分とする転写層が剥離層を介して積層された
転写フィルムをその転写層を下側にして上記セメント組
成物上に載置し、かつ、この転写フィルム上に型板を載
置した後、この型板を介しプレス装置により加圧成型し
てセメント組成物の硬化と同時にその表面に上記転写層
を転写させることを特徴とする硬質木片セメント板の製
造方法。 - 【請求項3】上記転写層が絵付け模様で構成された転写
フィルムを適用することを特徴とする請求項1又は2記
載の硬質木片セメント板の製造方法。 - 【請求項4】上記木片が混入されているセメント組成物
が、ポルトランドセメント、アルミナセメント、無水石
膏又は(及び)半水石膏、及び、有機カルボン酸のアル
カリ金属塩又はリン酸アルカリ金属塩を含む加熱硬化型
セメント組成物により構成されていることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の硬質木片セメント板の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32740291A JPH05163084A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 硬質木片セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32740291A JPH05163084A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 硬質木片セメント板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05163084A true JPH05163084A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18198756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32740291A Pending JPH05163084A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 硬質木片セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05163084A (ja) |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP32740291A patent/JPH05163084A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05163084A (ja) | 硬質木片セメント板の製造方法 | |
| KR100523587B1 (ko) | 대리석 덩어리 슬라브 제조 방법 | |
| JP2811573B2 (ja) | セメント系タイルとその製造方法および製造装置 | |
| JP3006955B2 (ja) | 石材調板材の製造方法 | |
| JPH0117849B2 (ja) | ||
| CN111113956A (zh) | 装饰复合板的加工方法 | |
| JPH085050B2 (ja) | 光沢表面を有するセメント系硬化体製品の製作方法 | |
| JPH0691618A (ja) | 表面に凹部を有する化粧建材の製造方法 | |
| KR910001128B1 (ko) | 시멘트 화장판(化粧板) 및 그 제조방법 | |
| JPS61163154A (ja) | 繊維補強セメント製品の製造方法 | |
| JPH10202625A (ja) | 硬質木片セメント板とその製造方法 | |
| JPS5882708A (ja) | 模様付き水和硬化体の製造方法 | |
| JPH05294759A (ja) | セメント成型品の製造方法 | |
| JPH0686048B2 (ja) | コンクリート製品の着色工法 | |
| JP2678654B2 (ja) | セメント系光沢タイルとその製造方法および製造装置 | |
| JPH0371395B2 (ja) | ||
| JPH01253441A (ja) | 化粧板及びその製造方法、製造装置 | |
| JPS5912616B2 (ja) | 木片,木毛セメント板及びその製造方法 | |
| JPH04278305A (ja) | 表層印刷水和硬化体用組成物、水和硬化体及びその製造法 | |
| JPH07285207A (ja) | 樹脂化粧板の製造方法 | |
| JPH0380752B2 (ja) | ||
| JP2001239514A (ja) | 無機質板の製造方法 | |
| JPH11131680A (ja) | 硬質木片セメント板 | |
| JPH0418540B2 (ja) | ||
| JP2001138308A (ja) | 無機質板の製造方法 |