JPH0516335U - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JPH0516335U JPH0516335U JP7522591U JP7522591U JPH0516335U JP H0516335 U JPH0516335 U JP H0516335U JP 7522591 U JP7522591 U JP 7522591U JP 7522591 U JP7522591 U JP 7522591U JP H0516335 U JPH0516335 U JP H0516335U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 構造を簡単安価なものとし、片手で迅速かつ
安全に印字部フレームのチルト及び復帰ができ、印字部
に加わる衝撃が緩和されるようにしたプリンタ。 【構成】 筐体Hをアッパカバー3とロワカバー4とに
分割し、印字部フレームAfと、搬送部フレームBf
と、ベースフレームCfとをロワカバー4に設けた共通
の水平軸21に回動自在に備え、各フレームには印字機
構と、搬送機構とプラテンと、キャリッジ駆動用モータ
M1及び印字部、搬送機構の駆動モータM2を制御する
ための電子回路などをそれぞれ取付け、印字部フレーム
はロック解除レバーの回動によりフックとピンとの係止
が解除されて上方へのチルトが可能となり、搬送部フレ
ームBfは固定ねじ41をロワカバー4にねじ込んで定
位置に固定され、固定ねじ41を緩めると搬送部フレー
ムBfの上方へのチルトが可能となり、ベースフレーム
Cfはその前端部に設けた固定ねじ41をロワカバー4
にねじ込んで定位置に固定され、固定ねじ41を緩める
と上方へのチルトが可能となる。
安全に印字部フレームのチルト及び復帰ができ、印字部
に加わる衝撃が緩和されるようにしたプリンタ。 【構成】 筐体Hをアッパカバー3とロワカバー4とに
分割し、印字部フレームAfと、搬送部フレームBf
と、ベースフレームCfとをロワカバー4に設けた共通
の水平軸21に回動自在に備え、各フレームには印字機
構と、搬送機構とプラテンと、キャリッジ駆動用モータ
M1及び印字部、搬送機構の駆動モータM2を制御する
ための電子回路などをそれぞれ取付け、印字部フレーム
はロック解除レバーの回動によりフックとピンとの係止
が解除されて上方へのチルトが可能となり、搬送部フレ
ームBfは固定ねじ41をロワカバー4にねじ込んで定
位置に固定され、固定ねじ41を緩めると搬送部フレー
ムBfの上方へのチルトが可能となり、ベースフレーム
Cfはその前端部に設けた固定ねじ41をロワカバー4
にねじ込んで定位置に固定され、固定ねじ41を緩める
と上方へのチルトが可能となる。
Description
【0001】
本考案は、カット用紙、通帳などの定サイズの印字媒体を挿入口から挿入して 搬送機構により所定印字位置まで搬送し、印字機構により印字して再び挿入口に 搬送返却するプリンタに関する。
【0002】
図1に示すように、上記プリンタは、通常、筐体H内に印字機構A、搬送機構 B及びこれらを制御する制御部Cを収容している。そして、印字機構で用いられ るリボンカセット1の交換、印字ヘッド2の修理のため、及び搬送機構B内でジ ャムした印字媒体の排除のため、あるいは、制御部Cのプリント基板の交換又は 修理のため、筐体Hについてはこれをアッパカバー3とロワカバー4とに上下二 分してヒンジ5により連結することにより開閉可能な構成とし、また、印字機構 及び搬送機構Bを水平軸(図示せず)周りに回動自在に取付けてチルト可能な構 成としている。なお、アッパカバー3を開けたときは、図2に示すように、上下 2本のリンク6,7の係止作用により開放状態が維持されるようになっている。
【0003】 しかしながら、従来のプリンタにおいては、図3及び図4に示すように、搬送 機構は前後二つの搬送部フレームBff,Brfに分割配置され、前部フレーム BffはベースフレームCfの前部に固定ねじ8により着脱自在に取付けられ、 後部フレームBrfはベースフレームCfの後部に、その背後に設けられた水平 9軸周りに回転自在に取付けられ、後部フレームBrfの上側に印字フレームA fが設けられ、後部フレームBrfの背後部の両側に設けてある軸受10に印字 部フレームAfの水平軸11を遊挿して、その水平軸周りに回動自在に支持し、 印字部フレームAfの前部の左右両側に取付けたレバー12をその中間点の支軸 13の周りに回転自在とするとともに、レバー12の下部をばね14で常時後方 に付勢し、また、搬送部フレームの後部フレームBrfに係止ピン15を設ける ことにより、印字部フレームAfを通常の水平状態になるように下げたときはレ バー12の下端部のフックに係止ピン15が係合するため、印字部フレームAf が定常位置に固定される。
【0004】 そして、印字機構のリボンカセット1の交換、印字ヘッド2の修理などをする ときは、まず、図2に示すように、アッパカバー3を開け、続いて、印字部フレ ームAfの左右のレバー12の上端の押圧片12aを同時に後方に押して、その フックを係止ピン15から外した状態で印字部フレームAfを上方に持ち上げて いた。なお、16は印字部フレームAfを上方にチルトした状態に保つ方杖であ る。
【0005】
印字部フレームAfを上昇しただけではジャムした印字媒体の排除ができない 場合は、固定ねじ8を緩めて搬送フレームの前部フレームBffをベースフレー ムCfから取り外し、制御部を構成するプリント基板17を外す必要があった。 また、制御部のプリント基板17の修理が必要な場合は、搬送フレームの前部 フレームBffからプリント基板17を取外す必要があった。
【0006】 上記のように、印字部フレームAfなどをチルトさせるには、左右両手を用い る必要があり、さらに固定するために片手を外して方杖をセットするから、チル トして停止するので、手間がかかる。
【0007】 しかも、印字部フレームAfは、最高チルト角度から水平状態まで一挙に移動 可能であるから、方杖セット時又は水平復帰時に、印字部フレームAfから手を 滑らしたときは、印字部フレームAfに衝撃を与え、重要な部品に変形又は破損 を生じさせる虞があった。
【0008】 本考案は、上記の点に鑑み、印字部フレーム、搬送部フレーム、ベースフレー ムがともに共通の水平軸周りにチルトできるようにして、構造を簡単安価なもの とすることができ、しかも、片手で迅速かつ安全に印字部フレームのチルト及び 復帰ができ、さらに、印字部フレームの起立時又は復帰時に印字部フレームから 万一手が外れても、印字部に加わる衝撃が緩和されるようにしたプリンタを提供 することを目的とする。
【0009】
上記の目的を達成するため、本考案に係るプリンタは、筐体をアッパカバーと ロワカバーとに上下に分割して、背後に取付けたヒンジにより開閉自在に連結し 、アッパカバーを所定開放角度で保持するリンクを備え、アッパカバーを閉めた 状態で正面の挿入口から挿入される印字媒体を搬送機構で印字位置まで搬送し、 印字位置で印字機構により印字するプリンタにおいて、前記筐体内に、印字部フ レームと、搬送部フレームと、ベースフレームとを備え、前記印字部フレームに は、キャリッジガイドと、このキャリッジガイドに移動自在に取付けられたキャ リッジと、そのキャリッジに固定された印字ヘッドと、キャリッジ駆動モータと 、カセットリボンホルダとを有する印字機構を備え、前記搬送部フレームには前 記挿入口から挿入される印字媒体を水平状態に所定量ずつ搬送するための搬送機 構と、印字ヘッドの移動方向に平行に設けられたプラテンとが取付けられ、前記 ベースフレームには前記印字部フレームのキャリッジ駆動用モータ及び印字部、 前記搬送部フレームの搬送機構の駆動モータをそれぞれ制御するための電子回路 などが取付けられており、前記印字部フレーム、搬送部フレーム及びベースフレ ームは、それぞれ前記筐体のロワカバーの背後付近の内側に設けた共通の水平軸 に回転自在に支持され、前記印字部フレームは、その側面に取付けられたピンが 搬送部フレームに取付けられたフックに係止して定位置に固定され、かつ、印字 部フレームに取付けたロック解除レバーの回動に連動するリンクが前記フックを 回動させてそのフックと前記ピンとの係止を解除されて上方へのチルトが可能と なり、前記印字部フレームの側面に設けたピンを、一端部が前記搬送フレームに 枢着された第1レバーに形成してある長孔の係止溝に係合した場合に、上方にチ ルトされた状態に支持され、前記搬送部フレームは、その前端部に貫通された固 定ねじを前記ロワカバーにねじ込んだ状態で定位置に固定され、前記固定ねじを 緩めた時に搬送部フレームの上方へのチルトが可能となり、前記搬送フレームの 側面に設けたピンを一端部が前記ロワフレームに枢着された第2レバーに形成し てある長孔の一端部の係止溝に係合した場合に、上方にチルトされた状態に支持 され、前記ベースフレームは、その前端部に貫通された固定ねじを前記ロワカバ ーにねじ込んだ状態で定位置に固定され、前記固定ねじを緩めた時に上方へのチ ルトが可能となり、第3レバーの上下端部をそれぞれ前記ベースフレームと前記 ロワカバーとに係止した場合に、上方にチルトされた状態に支持されることを特 徴としている。
【0010】 また、印字部フレームの第1レバーの長孔はF字形に形成されて、二段の係止 溝を有し、各係止溝は前方に向き、かつ、第1レバーを常時後方に付勢させるば ねが備えられていることを特徴としている。
【0011】 さらに、搬送部フレームの第2レバーの長孔は倒立L字形に形成され、搬送部 フレームに突設されたピンがその長孔の係止溝に遊挿され、かつ、第2レバーを 常時後方に付勢させるばねが備えられていることを特徴としている。
【0012】
アッパカバーを開放保持し、ロック解除レバーを片手で上方に回動させると、 リンクがフックを回動させてピンから外させ、印字部フレームのロックが解除さ れる。これにより、印字部フレームを水平軸周りに上方に回動(チルト)させる ことができる。
【0013】 このチルトに連動して第1レバーが起立し、印字部フレームのピンが第1レバ ーの長孔に沿って移動し、最大チルト角度まで回動すると、ピンが最上段の係止 溝に係合して、チルト状態が保たれる。
【0014】 搬送部フレームの固定ねじを緩めて搬送部フレームの前部を持ち上げると、第 2レバーが起立し、その長孔内を搬送部フレームのピンが移動し、所定チルト角 度に達すると、ピンが長孔の上端係止溝に係合して、チルト状態が保たれる。
【0015】 第1レバーの下端部は搬送部フレームに設けてあるので、搬送部フレームのチ ルトにより印字部フレームは筐体に対してさらに上方に傾けられる。
【0016】 最後に、ベースフレームの固定ねじを緩めてそのベースフレームの前部を持ち 上げてチルトさせることができ、第3レバーの上端部をベースフレームに係合さ せることにより、チルト状態を保つことができる。
【0017】 リボンカセットの交換、印字ヘッドの保守・修繕は、アッパカバーの開放に続 き、ロック解除レバーを引上げ、そのまま印字部フレームの所定チルト角度まで 印字部フレームを回動して第1レバーで係止した状態で行うことができる。
【0018】 また、この状態で、搬送部フレームの上面に搬送路が露呈されるので、ジャム した印字媒体の排除が可能である。搬送機構の動力伝達系統の保守・修繕のため に必要な場合は、搬送部フレームをチルトさせれば良い。
【0019】 さらに、制御部のプリント基板の保守・修繕又は交換は、搬送部フレームのチ ルト状態で、あるいはさらにベースフレームのチルト状態で行うことができる。
【0020】
次に、本考案の実施例を図5以下の図面に基づいて説明する。
【0021】 各図において、3は筐体のアッパカバー、4はロワカバーであり、従来の筐体 と同様に、これらのカバーの後端部において、ヒンジ5により回動して開閉自在 に連結されており、リンク(図示省略)により開放状態を維持できるようになっ ている。
【0022】 また、Afは印字部フレームであり、その後端部下側において、ロワカバー4 に左右の軸受20によって支持されている水平軸21周りに回動自在に支持され ている。そして、この印字部フレームAfは、左右両側の側板22を複数本の連 結軸(図示省略)により連結してなり、従来と同様に、キャリッジガイド23と 、このキャリッジガイドに移動自在に取付けられたキャリッジと、そのキャリッ ジに固定された印字ヘッド2と、キャリッジ駆動用モータと、リボンカセットホ ルダ24とを有する印字機構を備えている。1はリボンカセットホルダ24に装 着されたリボンカセットである。
【0023】 また、印字部フレームAfには、図6に示すように、ロック解除レバー25が その左右両端部に突出された軸26を印字部フレームAfの両側板22に回転自 在に支持させて取付けられ、同じく両側板に中間部においてそれぞれ軸27によ り回転自在に支持された二つのリンク28が取付けられ、ロック解除レバー25 と二つのリンク28,29の端部同志を係合させることにより、ロック解除レバ ー25の上部を片手で引き上げると、二つのリンク28,29がそれぞれ支軸2 7,30を中心に互いに反対方向に回転されるようになっている。そして、二つ 目のリンク29の下端部は、後述される搬送部フレームBfの側面に中間部にお いて支軸31により回転自在に取付けられたフック32の上部に突設されたピン 33に係合されているため、ロック解除レバー25を矢印A1方向に引き上げる と、フック32が図6において反時計方向A4に回転されるようになっている。 フック32はその下端部と搬送部フレームの側面に設けられたピン34との間に 張設されたコイルばね35により、フックの上部が常時前方に付勢されて、印字 部フレームの側板22に突設されたロックピン36に係合して印字部フレームA fをロックしている。
【0024】 従って、プリンタの正常な運用時には、フック32がロックピン36に係合し てロックしているが、ロック解除レバー25を引き上げることにより、ロックが 解除されて、印字部フレームAfを水平軸21の周りにチルトさせることができ る。
【0025】 印字部フレームAfにはさらに、図7,8に示されているように、側板22に ピン37が突設され、そのピンは第1レバーL1の上端部付近に設けてある長孔 38に挿通されている。この長孔38はF字形に形成されて、上下に二段の係止 溝38a,38bが設けられている。第1レバーL1の下端部は、前記搬送部フ レームBfの側面後部に枢着されている。さらに、第1レバーL1には、後端部 が印字部フレームAfに固着されたコイルばね39の前端部が固着されて、常時 後方に付勢されている。こうして、印字部フレームAfを定位置に水平状態で保 持されているときは、前記ピン37が第1レバーL1の長孔の下端部に存してい るが、印字部フレームAfが上記のようにしてチルトされると、そのチルト角度 が増すに連れてピン37が長孔38に沿って上方に移動し、最大チルト角度にな ると、ピン37が長孔の上端部に達したときに、第1レバーL1がばね39で後 方に付勢されているため、図5に示すように、ピン37が長孔38の上段の係止 溝38aに係合して、チルト状態が保たれる。
【0026】 この状態で、リボンカセット1の交換、印字ヘッド2の保守点検又は修繕など を行うことができる。また、印字部フレームAfをこのように上方にチルトさせ たときは、搬送部フレームBfの上面が開放されて搬送路が露呈されるので、搬 送路に印字媒体がジャムした場合にも、印字部フレームAfのチルトだけで、そ のジャムした印字媒体の排除が簡単にできる。
【0027】 前記搬送部フレームBfには、印字媒体挿入口から挿入される印字媒体を搬送 路に案内する案内通路と、その案内通路に連なり、印字機構の印字ヘッドによる 所定印字位置まで案内する搬送路と、その搬送路に沿って印字媒体を搬送する複 数対のローラと、搬送されてきた印字媒体の位置を検出するための検知器と、こ れらのローラを所定方向に回転させる搬送モータ40とを有する搬送機構が取付 けられている。また、前記印字ヘッドの移動方向に平行にのびるプラテンが取付 けられている。なお、搬送ローラの内、幾つかの搬送ローラは前記印字部フレー ムAf側に取付けられているものがある。
【0028】 そして、搬送部フレームBfの前端部には、これをロワカバー4に固定するた めの固定ねじ41が取付けられており、プリンタの運用時には、その固定ねじ4 1をロワカバー4のねじ受けにねじ込んで、搬送部フレームBfが図5に示され る状態で定位置に固定される。
【0029】 これに対して、搬送機構の構成部品の保守点検又は交換などの際に、必要なら ば、前記印字部フレームAfのチルトの後に、前記固定ねじ41を緩めてロワカ バー4から外し、搬送部フレームの前部をもって図7に示すように持ち上げるこ とができる。
【0030】 搬送部フレームBfには、その側面中間部にピン42が突設され、そのピン4 2は、ベースフレームCfの側面中間部において下端部が枢着43された第2レ バーL2に形成された長孔44に挿通されている。この長孔44も、上端部に係 止溝44aを有しており、第2レバーL2は第1レバーL1と同様に、ベースフ レームCfとの間に張設されたばね45により常時後方に付勢されている。
【0031】 こうして、搬送部フレームBfをチルトさせると、最大チルト角度に達したと きに、ピン42が長孔44の上端部に達して、それ以上の上昇を停止され、かつ 、第2レバーL2の後方移動によりピン42が係止溝44aに係合して、ロック される。従って、搬送部フレームBfは、チルト状態を保持する。図7は、この 状態を示している。
【0032】 この状態で、搬送機構の搬送部フレームの下面に臨む構成部品の点検交換など を行うことができる。
【0033】 なお、印字部フレームAfの第1レバーL1の下端部は、搬送部フレームBf に固定されているので、搬送部フレームBfをチルトさせた場合には、印字部フ レームAfはさらに上方に回動されることとなる。但し、図7においては、印字 部フレームAfのピン37は第1レバーL1の長孔38の下部に移動されている ので、図5とほぼ同じ傾き状態にある。
【0034】 搬送部フレームBfを図7に示すようにチルトされた状態では、その下側に設 けてあるベースフレームCfの上面が開放されることとなる。従って、そのベー スフレームに取付けられている制御部のプリント基板に、上面から保守点検又は 交換ができるものが取付けられている場合には、このチルト状態で、保守点検な どを行うことができる。
【0035】 前記ベースフレームCfは、上記印字機構のキャリッジ駆動用モータ、印字ヘ ッド、及び搬送機構の搬送モータ、プラテンが自動位置調整機構を有するもので ある場合には、そのプラテン昇降用モータなどを制御するための制御部を構成す るIC、LSI等を実装したプリント基板が取付けられている。
【0036】 このベースフレームCfも、その後端部が共通の水平軸21上に回動自在に支 持されている。そして、ベースフレームの前端部にも受けた固定ねじ46をロワ カバー4にねじ込むことにより、図5,7に示すように、定位置に固定されてお り、プリント基板の下面側において電子部品などの交換を必要とするときは、固 定ねじ46を緩めた後、ベースフレームCfを持ち上げることにより、図8に示 すように、上方にチルトさせることができ、ベースフレームCfの中間部に一端 部が枢着してある第3レバーL3の他端部を、ロワカバー4に設けてある係止孔 に刺し込むことができる。第3レバーL3は下端をロワカバー4に枢着し、上端 をベーカフレームCfの係止孔に着脱自在に係止させるようにしても良い。
【0037】 上述のように、第1レバーL1、第2レバーL2は、後方に付勢され、長孔の 上端に係止溝を有するので、印字部フレームAf、搬送部フレームBfをそれぞ れ単に持ち上げてチルトするだけで、自動的に所定チルト角度に停止されて保持 される。従って、保守作業を容易迅速に行うことができる。
【0038】 上記のように、各フレームをチルトして、所要の作業目的を達した後は、再び 定位置に降下復帰させることになるが、当然、ベースフレームCf、搬送部フレ ームBf及び印字部フレームAfの順序で復帰させなければならない。
【0039】 ベースフレームCfについては、第3レバーL3の下端を係止孔から外して前 部がロワカバー4で停止されるまで下降し、固定ねじ46をロワカバー4のねじ 受けに締め付ければ良い。搬送部フレームBfについては、ベースフレームCf を復帰させても第2レバーL2によりチルト状態にロックされている。そこで、 第2レバーL2の手掛け部46をばね45に抗して前方にひいてピン42を長孔 4の係止溝44aから後退させた状態で、搬送部フレームBfを手で支えながら その自重により定位置まで降下させ、固定ねじ41をロワカバー4のねじ受けに 締め付ければ良い。
【0040】 さらに、印字部フレームAfについては、第2レバーL2の場合と同様に、第 1レバーL1の手掛け部47を前方に引き、印字部フレームAfを手で支えなが らその自重により降下させる。この際、万一、印字部フレームから手を滑らして も、第1レバーL1が後方に付勢され、かつ、長孔38に上下二段の係止溝38 a,38bが設けてあるので、落下途中でピン37が二段目の係止溝38bに係 合捕捉されるので、印字部フレームAfが最下位まで落下して激突することが防 止され、印字部フレームが衝撃から保護される。印字部フレームAfをチルトさ せる場合にも、同様の保護効果が得られる。
【0041】
上述のように、本考案に係るプリンタによれば、印字部フレーム、搬送部フレ ーム及びベースフレームは、いずれも、一つの共通の水平軸によって回動自在に 支持されるので、構造が非常に簡単になり、製作費が低減化される。
【0042】 また、ロック解除レバーを持ち上げると、フックによるロックが解除されて、 そのまま印字部フレームをチルトさせることができるので、片手でのチルトが可 能である。
【0043】 印字部フレームと搬送部フレームは、チルトさせると、それぞれ第1レバーと 第2レバーにより所定チルト角度に保持されるので、チルト状態を保つための他 の作業が不要である。
【0044】 印字部フレーム、搬送部フレーム及びベースフレームがそれぞれチルトと復帰 が可能であるから、印字機構、搬送機構及びプリント基板等の保守点検、部品交 換などを容易に行うことができる。
【図1】プリンタの構成を概略的に示す断面図である。
【図2】筐体の連結構造を示す要部側面図である。
【図3】従来のプリンタの内部構成を示す部分的分解斜
視図である。
視図である。
【図4】同じく、他の部分的分解斜視図である。
【図5】本考案に係るプリンタのアッパカバーと印字部
フレームをチルトさせた状態の側面図である。
フレームをチルトさせた状態の側面図である。
【図6】ロック機構を示す要部抽出斜視図である。
【図7】図5の状態からさらに搬送部フレームをチルト
させた状態の側面図である。
させた状態の側面図である。
【図8】図7の状態からさらにベースフレームをチルト
させた状態の側面図である。
させた状態の側面図である。
3 アッパカバー 4 ロワカバー 5 ヒンジ Af 印字部フレーム Bf 搬送部フレーム Cf ベースフレーム 20 軸受 21 水平軸 L1 第1レバー 38 長孔 38a,38b 係止溝 39 コイルばね L2 第2レバー 41 固定ねじ 44 長孔 44a 係止溝 45 コイルばね 46 固定ねじ
Claims (3)
- 【請求項1】 筐体をアッパカバーとロワカバーとに上
下に分割して、背後に取付けたヒンジにより開閉自在に
連結し、アッパカバーを所定開放角度で保持するリンク
を備え、アッパカバーを閉めた状態で正面の挿入口から
挿入される印字媒体を搬送機構で印字位置まで搬送し、
印字位置で印字機構により印字するプリンタにおいて、 (イ)前記筐体内に、その筐体のロワカバーの背後付近
の内側に設けた共通の水平軸にそれぞれ回転自在に支持
された印字部フレームと、搬送部フレームと、ベースフ
レームとを備え、 (ロ)前記印字部フレームには、キャリッジガイドと、
このキャリッジガイドに移動自在に取付けられたキャリ
ッジと、そのキャリッジに固定された印字ヘッドと、キ
ャリッジ駆動用モータと、リボンカセットホルダとを有
する印字機構を取付け、 前記搬送部フレームには前記挿入口から挿入される印字
媒体を水平状態に所定量ずつ搬送するための搬送機構
と、印字ヘッドの移動方向に平行に設けられたプラテン
とが取付けられ、 前記ベースフレームには前記印字部フレームのキャリッ
ジ駆動モータ及び印字部、前記搬送部フレームの搬送機
構の駆動モータをそれぞれ制御するための電子回路など
が取付けられており、 (ハ)前記印字部フレームは、その側面に取付けられた
ピンが搬送部フレームに取付けられたフックに係止して
定位置に固定され、かつ、印字部フレームに取付けたロ
ック解除レバーの回動に連動するリンクが前記フックを
回動させてそのフックと前記ピンとの係止を解除されて
上方へのチルトが可能となり、前記印字部フレームの側
面に設けたピンを、一端部が前記搬送フレームに枢着さ
れた第1レバーに形成してある長孔の係止溝に係合した
場合に、上方にチルトされた状態に支持され、 (ニ)前記搬送部フレームは、その前端部に貫通された
固定ねじを前記ロワカバーにねじ込んだ状態で定位置に
固定され、前記固定ねじを緩めた時に搬送部フレームの
上方へのチルトが可能となり、前記搬送フレームの側面
に設けたピンを一端部が前記ベースフレームに枢着され
た第2レバーに形成してある長孔の一端部の係止溝に係
合した場合に、上方にチルトされた状態に支持され、 (ホ)前記ベースフレームは、その前端部に貫通された
固定ねじを前記ロワカバーにねじ込んだ状態で定位置に
固定され、前記固定ねじを緩めた時に上方へのチルトが
可能となり、第3レバーの上下端部をそれぞれ前記ベー
スフレームと前記ロワカバーとに係止した場合に、上方
にチルトされた状態に支持されること、 を特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 印字部フレームの第1レバーの長孔はF
字形に形成されて、二段の係止溝を有し、各係止溝は前
方に向き、かつ、第1レバーを常時後方に付勢させるば
ねが備えられていることを特徴とする請求項1記載のプ
リンタ。 - 【請求項3】 搬送部フレームの第2レバーの長孔は倒
立L字形に形成され、搬送部フレームに突設されたピン
がその長孔の係止溝に遊挿され、かつ、第2レバーを常
時後方に付勢させるばねが備えられていることを特徴と
する請求項1又は2記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7522591U JP2551016Y2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7522591U JP2551016Y2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516335U true JPH0516335U (ja) | 1993-03-02 |
| JP2551016Y2 JP2551016Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=13570072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7522591U Expired - Fee Related JP2551016Y2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551016Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519103U (ja) * | 1978-06-21 | 1980-02-06 | ||
| JP2018153990A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP7522591U patent/JP2551016Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519103U (ja) * | 1978-06-21 | 1980-02-06 | ||
| JP2018153990A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2551016Y2 (ja) | 1997-10-22 |
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