JPH05163379A - 通気性エラストマーフィルム - Google Patents

通気性エラストマーフィルム

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JPH05163379A
JPH05163379A JP35193291A JP35193291A JPH05163379A JP H05163379 A JPH05163379 A JP H05163379A JP 35193291 A JP35193291 A JP 35193291A JP 35193291 A JP35193291 A JP 35193291A JP H05163379 A JPH05163379 A JP H05163379A
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JP
Japan
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film
ethylene
weight
propylene
vinyl acetate
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Application number
JP35193291A
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English (en)
Inventor
Mayumi Daitoku
眞由美 大徳
Soichiro Yamaguchi
総一郎 山口
Hideaki Toda
英明 戸田
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Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Tonen Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮性及び通気性に優れたエラストマーフィ
ルムを提供する。 【構成】 エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム
と、エチレン−酢酸ビニル共重合体とを含有するエラス
トマー組成物に発泡剤を添加して、発泡と同時に得られ
る微細孔が多数形成されたエラストマーフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伸縮性を有するとともに
通気性の優れたエラストマーフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来通
気性フィルムとして、ポリオレフィン樹脂に無機充填材
を混練し、溶融成形してフィルム状とし、それを一軸又
は二軸に延伸加工することにより多孔化したものが使用
されている。このような通気性フィルムにおいては、延
伸により無機充填材を起点として微細な破断が生じ、そ
れにより1〜4μm程度の孔径の気孔が形成されてい
る。このような通気性フィルムの通気量はせいぜい4500
g/m2 .day程度である。しかしながら、一軸延伸では分
子配向による異方性により延伸方向の引裂き強度及び横
方向の引張り強度がきわめて低く、また二軸延伸では延
伸倍率が低く、通気性が劣る。その上、延伸フィルム特
有の剛性のために、シャリシャリした紙のような感じを
有し、ソフト感が要求される用途には適さないという問
題がある。
【0003】また、ポリオレフィン樹脂のフィルムを発
泡剤により過発泡させることにより、貫通孔を形成し、
通気性を付与してなるものが考えられるが、同様に伸縮
性に乏しいうえに剛性が高すぎるために、ソフト感が要
求される用途には適さないという問題がある。さらに、
ゴム状重合体を発泡剤により過発泡させて多孔化させる
ことが考えられるが、発泡によるフィルムの切断や不均
一化等成形性に問題がある。
【0004】一方、中心にゴム繊維を使用し、外面に綿
又はレーヨン等の繊維を被覆したものを織り合わせ、伸
縮性及び通気性を付与してなる複合シートがある。しか
しながら、このような複合シートは、その製造工程が複
雑で、高価なものであり、柔軟性、伸縮性も十分でない
という問題がある。
【0005】また、特開昭64-14023号は、結晶性ポリオ
レフィン、ゴム状重合体及び充填材からなる組成物の延
伸フィルムを前記延伸フィルムの熱収縮開始温度以上の
温度でメッシュ状シートに熱間圧着することにより、前
記延伸フィルムを固着するとともに熱収縮させ、もって
前記延伸フィルムを微細孔化することにより、ソフトな
肌ざわりを有するとともに機械的強度の大きな通気性複
合フィルムを開示している。
【0006】しかしながら、上記複合フィルムは非ゴム
状の繊維質と複合化しているので、柔軟性が必ずしも十
分でないという問題がある。
【0007】もし、エラストマーフィルム単独で、ある
程度の厚みを有するとともに、適度な大きさの貫通孔を
有し、通気性と、柔軟性とを有するフィルムが得られれ
ば、上記問題が解決される。
【0008】したがって、本発明の目的は、伸縮性及び
通気性に優れたエラストマーフィルムを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者は、エチレン−プロピレン−ジエン共
重合体ゴムと、エチレン−酢酸ビニル共重合体とを含有
するエラストマー組成物をフィルム成形する際に、発泡
と同時に延伸製膜することにより、微細孔が多数形成さ
れたエラストマーフィルムが得られること、及びかかる
エラストマーフィルムは、伸縮性及び通気性に優れてい
ることを見出し、本発明に想到した。
【0010】すなわち本発明のエラストマーフィルム
は、(a) エチレン−プロピレン−ジエン共重合体30〜70
重量%と、(b) エチレン−酢酸ビニル共重合体70〜30重
量%と、前記 (A)+(B)100重量部に対して(c) 発泡剤
0.3〜1.2 重量部とを含有する組成物からなるものであ
って、通気度が1.5 〜200sec/100mlであることを特徴と
する。
【0011】本発明を以下詳細に説明する。本発明のエ
ラストマーフィルムは、(a) エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体ゴムと、(b) エチレン−酢酸ビニル共重合
体と、(c) 発泡剤とを含有するエラストマー組成物から
なる。
【0012】本発明において(a) エチレン−プロピレン
−ジエン共重合体ゴム(EPDM)とは、エチレン、プロピ
レン及びジエン系化合物を含む共重合体のことである。
前記ジエン系化合物としては、エチリデンノルボルネ
ン、1,4−ヘキサジエン、及びジシクロペンタジエンな
どがある。
【0013】上記エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体ゴム(EPDM)は、エチレンの含有率が53〜73重量%、
プロピレンの含有率が25〜45重量%、及びジエン系化合
物のヨウ素価が5〜15であることが好ましい。より好ま
しい範囲は、エチレンが58〜68重量%、プロピレンが30
〜40重量%、及びジエン系化合物のヨウ素価が10〜15で
ある。
【0014】さらに、メルトインデックス( 190℃、2.
16kg荷重)は 0.1〜5.0 g/10分の範囲内が好ましく、
より好ましくは0.30〜1.0 g/10分であり、さらに好ま
しくは0.35〜0.50g/10分の範囲内である。
【0015】本発明で用いる(b) エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)は、酢酸ビニルの含有率が7.5 重量%以
上の共重合体である。特に酢酸ビニルの含有率が7.5 〜
30重量%の範囲内にあるエチレン−酢酸ビニル共重合体
を用いるのが好ましい。
【0016】上記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)
のメルトインデックスは、通常10〜30g/10分( 190
℃、2.16kg荷重)の範囲にある。
【0017】本発明において使用する(c) 発泡剤は、常
温では液体状又は固体状であるが、組成物の製膜温度、
好ましくは170 〜190℃に加熱された時に分解又は気化
する化合物であり、フィルム化等の成形を実質的に妨害
しない限り、任意のものが使用できる。このような発泡
剤としては、アゾジカルボン酸アミド、アゾジカルボン
酸金属等のアゾジカルボン酸アミド系発泡剤等が挙げら
れる。
【0018】上述したような各成分の配合割合は、まず
(a) +(b)を100 重量%として、(a) エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体(EPDM) が30〜70重量%、好まし
くは50〜60重量%であり、(b) エチレン−酢酸ビニル共
重合体(EVA)が70〜30重量%、好ましくは50〜40重量%
である。
【0019】(a) エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体(EPDM) の配合割合が30重量%未満では ((b) エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)の配合割合が70重量%を
超えると) 、得られるエラストマーフィルムの延伸率が
低下する。一方、(a) エチレン−プロピレン−ジエン共
重合体(EPDM) の配合割合が70重量%を超えると ((b)
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)の配合割合が30重
量%未満では) 、得られるエラストマーフィルムの成形
性が低下する。
【0020】また、(c) 発泡剤については、樹脂成分の
合計100 重量部に対して、0.3 〜1.2 重量部、好ましく
は0.5 〜0.8 重量部である。
【0021】発泡剤が0.3 重量部未満では、得られるエ
ラストマーフィルムに十分な通気性を付与するのが困難
となり、また1.2 重量部を超えると、エラストマーフィ
ルムの強度低下を招く。
【0022】さらに、本発明においては、得られるエラ
ストマーフィルムの溶融粘度を調整し、また伸びを付与
して、成形性、製膜性の向上、及び後述する微細孔の拡
開を容易とすること等を目的として、結晶性ポリオレフ
ィン、スチレン系ゴム等の他の樹脂成分を配合すること
ができる。
【0023】本発明において、結晶ポリオレフィンとし
ては、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1等のα−オ
レフィンの単独重合体、エチレンとプロピレン又は他の
α−オレフィンとの共重合体、もしくはこれらのα−オ
レフィンの2種以上の共重合体等が挙げられる。これら
の中では、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ンが好ましい。
【0024】本発明においてスチレン系ゴムとしては、
スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、スチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、水添ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SE
BS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体(SIS)、水添スチレン−イソプレン−スチレン
ブロック共重合体(SEPS)等が挙げられる。これら
の中では、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共
重合体(SBS)が好ましい。
【0025】上記樹脂成分を添加する場合、その添加量
は、(a) エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム
と、(b) エチレン−酢酸ビニル共重合体との合計を100
重量部として5〜50重量部が好ましい。上記樹脂成分の
添加量が5重量部未満では、その配合による成形性、製
膜性等の向上効果が十分に発揮されず、また25重量部を
超えると、得られるフィルムのゴム弾性が損なわれるた
め好ましくない。
【0026】なお、他の樹脂成分を添加する場合、発泡
剤の添加量は、樹脂成分の総量100重量部に対して、0.3
〜1.2 重量部添加すればよい。
【0027】さらに本発明においては、上記他の樹脂成
分の他に酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、色剤
などを適宜配合することもできる。
【0028】次に、上述したような各成分からなる本発
明のエラストマーフィルムの製造方法について説明す
る。エラストマーフィルムの製造は、T−ダイ法におい
ても可能ではあるが、発泡と延伸とを1工程で行い、多
目的用途で均一な伸縮性通気性エラストマーフィルムの
得られる空冷インフレーション法が好ましい。
【0029】まず、エチレン−プロピレン−ジエン共重
合体(EPDM)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、
発泡剤及び所望により配合される他の樹脂成分、他の添
加剤等の成分を、好ましくは170 〜190 ℃、より好まし
くは180 〜185 ℃で混練する。混練温度が170 ℃未満で
は、樹脂の溶融張力を十分に低下させ、発泡剤の分解に
より貫通孔を形成するのが困難となり、また190 ℃を超
えると、樹脂成分の劣化や、発泡剤の分解を生じるため
好ましくない。このため、二軸押出機のような押出機中
で混練を行う場合、発熱しないようなスクリュー構造を
有するもの、又は適当な冷却装置を有するものを使用す
る。
【0030】次にこの混練物をインフレーション用ダイ
から押し出しながら、発泡剤の分解により過発泡させ
て、貫通孔を形成する。ダイから押し出されたバブル
は、空冷インフレーション法により冷却されながら延伸
されるとともに、形成された微細孔が拡開される。この
様子を図1に概略的に示す。
【0031】図1において、空冷インフレーション装置
は、ダイ1と、ダイ1のすぐ上に設けられた冷却リング
2と、貫通孔を拡開して安定的に製膜するための安定体
3とを有する。
【0032】以上の構成の装置を用いて、空冷インフレ
ーション法によりエラストマーフィルムを製造するに
は、まずダイ1の環状オリフィス(図示せず)より溶融
したエラストマーフィルム用樹脂組成物を押し出しすと
ともに、発泡させる。この際、本発明においては、上記
溶融温度を170 〜190 ℃と高い温度に設定しているの
で、樹脂の溶融張力が低く、このため、過発泡状態とな
り0.1 〜3.0 mmの貫通孔がフィルムに形成される。
【0033】このような空冷インフレーション法では、
冷却リング2による冷却により押出し直後の過発泡バブ
ル4の温度は170 〜190 ℃とするのが好ましい。押出し
直後の温度が170 ℃未満では、MD方向(図中の矢印の
方向)への延伸を十分に達成するのが困難となり、また
190 ℃を超えると、安定的な製膜が困難となり、好まし
くない。
【0034】なお、冷却リング2よりバブル4に噴射す
る冷却空気としては、通常の空気を用いればよい。
【0035】このようにして押し出されたバブルは、安
定体3によりその径が拡張される。これにより、発泡剤
により形成された貫通孔が拡開され、0.3 〜5.0 mmの貫
通孔を有する伸縮性のネット状フィルム5となる。特に
上述したように結晶性ポリオレフィン、スチレン系ゴム
等の他の樹脂成分を添加しておけば、組成物の溶融粘度
を低下させ、伸びを与えて延伸を容易にして、膜の破
断、厚さムラ等を生じることなく、安定的にバブル径の
拡大及び貫通孔の拡開を行うことができる。
【0036】上記安定体3によるバブル径の拡張率(安
定体の最大径/ダイのオリフィスの径)は、1.2 〜2.0
倍であるのが好ましい。バブル径の拡張率が1.2 倍未満
では、貫通孔を十分に大きなものとすることができず、
もって大きな通気性を得るのが困難となり、またTD方
向への延伸も十分でなくなる。一方拡張率が2.0 倍を超
えると、バブルの破膜を生じたり、得られるエラストマ
ーフィルムの強度が低下するため好ましくない。
【0037】このような本発明の空冷インフレーション
法による製膜速度(引き取り速度)は25m/分以下であ
るのが好ましい。製膜速度が25m/分より大きいと、発
泡が十分に進行せず、フィルムを貫通する気孔が不均一
になり、場合によってはフィルムが切断する。より好ま
しい製膜速度は3.0 〜15m/分である。
【0038】なお、得られたフィルムには必要に応じて
アニーリングを施すことにより、熱収縮を抑え、ブロッ
キングを防止することができる。
【0039】このようにして得られたエラストマーフィ
ルムは、空孔率が30〜80%であり、その厚さは50〜250
μm、好ましくは70〜200 μmであり、通気度は1.5 〜
200sec/100ml、好ましくは2.0 〜50sec/100ml である。
また、TD方向の破断強度は好ましくは250 g/25mm以
上、より好ましくは300g/25mm 以上で、破断伸度は好ま
しくは90%以上、より好ましくは95〜400 %以上で、50
%2サイクル後の歪率はMD、TD方向共、好ましくは
10%以下で、モジュラスは好ましくは200kgf/cm 2 以下
である。
【0040】
【作用】本発明のエラストマーフィルムは、エチレン−
プロピレン−ジエン共重合体ゴムと、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体とを含有するエラストマー組成物から空冷
インフレーション法により、発泡させるとともに微細孔
を拡開して製膜してなるので、伸縮性を有するとともに
通気性に優れている。
【0041】このような効果が得られる理由については
必ずしも明らかではないが、本発明で使用しているエラ
ストマーフィルムは延伸性に富むため、発泡剤により形
成された貫通孔を、その後の延伸により拡張することが
でき、このため、大きな貫通孔径を有することになり、
もって通気度の大きなエラストマーフィルムとすること
ができると思われる。
【0042】特にエチレン−プロピレン−ジエン共重合
体ゴムと、エチレン−酢酸ビニル共重合体とを含有する
エラストマー組成物に、溶融粘度の調整及び伸びの付与
を目的として、結晶性ポリオレフィン、スチレン系ゴム
等の他の樹脂成分を配合することにより、エラストマー
フィルム用組成物の延伸性をさらに良好なものとするこ
とができる。
【0043】
【実施例】本発明の方法を以下の具体的実施例によりさ
らに詳細に説明する。実施例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)34重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)56重量%と、高圧
法ポリエチレン (日本ユニカー(株)製、DFD 0148) 10
重量%と、上記樹脂成分100 重量部に対して、発泡剤
(永和化成工業(株)製、セルボンSC857 、分解温度17
0 〜220 ℃、発生ガス量100ml/g)1.0 重量部とか
らなる組成物を、押出機により160 ℃で溶融混練し、図
1に示すような空冷インフレーション法により、リップ
ギャップ0.9 mm、ブロー比1.0 、製膜温度180 ℃、引き
取り速度4.5 m/分で、拡張率(安定体の最大径/ダイ
のオリフィスの径)=1.5 倍の安定体を用いて、200 μ
mのフィルムを得た。
【0044】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0045】実施例2 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)41重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)50重量%と、高圧
法ポリエチレン (日本ユニカー(株)製、DFD 0148) 9
重量%と、上記樹脂成分100 重量部に対して、発泡剤
(永和化成工業(株)製、セルボンSC857 、分解温度17
0 〜220 ℃、発生ガス量100ml/g)0.5 重量部とか
らなる組成物を、押出機により160 ℃で溶融混練し、図
1に示すような空冷インフレーション法により、リップ
ギャップ0.9 mm、ブロー比1.0 、製膜温度180 ℃、引き
取り速度7.0 m/分で、拡張率(安定体の最大径/ダイ
のオリフィスの径) =1.5 倍の安定体を用いて、110 μ
mのフィルムを得た。
【0046】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0047】実施例3 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)27重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)45重量%と、高圧
法ポリエチレン (日本ユニカー(株)製、DFD 0148) 9
重量%と、スチレン−ブタジエンゴム(日本合成ゴム
(株)製、TR2000、スチレン/ブタジエン重量比=40/
60、比重0.96、メルトインデックス (MI、190 ℃、2.16
kg荷重)3.0g/10 分) 20重量%と、上記樹脂成分100 重
量部に対して、発泡剤(永和化成工業(株)製、セルボ
ンSC857 、分解温度170 〜220 ℃、発生ガス量100ml
/g)1.0 重量部とからなる組成物を、押出機により16
0 ℃で溶融混練し、図1に示すような空冷インフレーシ
ョン法により、リップギャップ0.9 mm、ブロー比1.0 、
製膜温度190 ℃、引き取り速度 5.9m/分で、拡張率
(安定体の最大径/ダイのオリフィスの径) =1.5 倍の
安定体を用いて、150 μmのフィルムを得た。
【0048】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0049】実施例4 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)32重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)48重量%と、スチ
レン−ブタジエン系熱可塑性エラストマー(日本合成ゴ
ム(株)製、TR2000、スチレン/ブタジエン重量比=40
/60、比重0.96、メルトインデックス (MI、190 ℃、2.
16kg荷重)3.0g/10 分) 20重量%と、上記樹脂成分100
重量部に対して、発泡剤(永和化成工業(株)製、セル
ボンSC857 、分解温度170 〜220 ℃、発生ガス量100
ml/g)0.6 重量部とからなる組成物を、押出機により
160℃で溶融混練し、図1に示すような空冷インフレー
ション法により、リップギャップ0.5 mm、ブロー比1.0
、製膜温度190 ℃、引き取り速度 6.9m/分で、拡張
率(安定体の最大径/ダイのオリフィスの径) =1.5 倍
の安定体を用いて、70μmのフィルムを得た。
【0050】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0051】実施例5 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)28重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)42重量%と、スチ
レン−ブタジエン系熱可塑性エラストマー(日本合成ゴ
ム(株)製、TR2000、スチレン/ブタジエン重量比=40
/60、比重0.96、メルトインデックス (MI、190 ℃、2.
16kg荷重)3.0g/10 分) 30重量%と、上記樹脂成分100
重量部に対して、発泡剤(永和化成工業(株)製、セル
ボンSC857 、分解温度170 〜220 ℃、発生ガス量100
ml/g)0.6 重量部とからなる組成物を、押出機により
160℃で溶融混練し、図1に示すような空冷インフレー
ション法により、リップギャップ0.5 mm、ブロー比1.0
、製膜温度190 ℃、引き取り速度 6.9m/分で、拡張
率(安定体の最大径/ダイのオリフィスの径) =1.5 倍
の安定体を用いて、70μmのフィルムを得た。
【0052】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0053】実施例6 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)24重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)39重量%と、線状
低密度ポリエチレン (日本ユニカー(株)製、TUF2069)
7重量%と、スチレン−ブタジエン系熱可塑性エラスト
マー(日本合成ゴム(株)製、TR2000、スチレン/ブタ
ジエン重量比=40/60、比重0.96、メルトインデックス
(MI、190℃、2.16kg荷重)3.0g/10 分) 30重量%と、
上記樹脂成分100 重量部に対して、発泡剤(永和化成工
業(株)製、セルボンSC857 、分解温度170 〜220 ℃、
発生ガス量100ml/g)1.0 重量部とからなる組成物
を、押出機により160 ℃で溶融混練し、図1に示すよう
な空冷インフレーション法により、リップギャップ0.5
mm、ブロー比1.0 、製膜温度190 ℃、引き取り速度 7.1
m/分で、拡張率(安定体の最大径/ダイのオリフィス
の径) =1.5 倍の安定体を用いて、180 μmのフィルム
を得た。
【0054】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0055】実施例7 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー(株)
製、DQDJ3269)40重量%と、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体(エクソン社製、V3708)60重量%と、上記
樹脂成分100 重量部に対して、発泡剤(永和化成工業
(株)製、セルボンSC857 、分解温度170 〜220 ℃、発
生ガス量100ml/g) 1.0重量部とからなる組成物
を、押出機により160 ℃で溶融混練し、図1に示すよう
な空冷インフレーション法により、リップギャップ0.5
mm、ブロー比1.0 、製膜温度175 ℃、引き取り速度4.5
m/分で、拡張率(安定体の最大径/ダイのオリフィス
の径) =1.5倍の安定体を用いて、200 μmのフィルム
を得た。
【0056】得られたフィルムの破断強度、破断伸度、
50%2サイクル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定
を行った。結果をフィルムの厚さ、フィルムの空孔率、
平均貫通孔径とともに第1表に示す。
【0057】比較例1 市販の線状低密度ポリエチレンの通気性フィルム(厚さ
100 μm) について、破断強度、破断伸度、50%2サイ
クル後の歪率、モジュラス及び通気度の測定を行った。
結果を第1表に示す。
【0058】 第 1 表 特 性 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 厚さ(μm) 200 110 150 70 空孔率(%) 30 50 35 60 平均貫通孔径(mm) 0.5 1.0 0.8 2.0 物 性 破断強度(g/25mm) (1) MD 1400 1600 1250 990 TD 450 300 430 360 破断伸度 (%) (2) MD 400 280 180 260 TD 110 95 120 220 50%2サイクル後歪率 (%) (3) MD 8.5 7.5 8.0 7.5 TD 8.0 9.0 8.0 7.5 モジュラス (kgf/cm 2 ) (4) MD 70 95 125 135 TD 30 65 35 85 通気度 (sec/100ml)(5) 2.8 2.8 2.6 2.6
【0059】 第 1 表 (続 き) 特 性 実施例5 実施例6 実施例7 比較例1 厚さ(μm) 70 180 200 100 空孔率(%) 60 30 15 50 平均貫通孔径(mm) 2.0 0.8 0.2 1.8 物 性 破断強度(g/25mm) (1) MD 965 2900 1000 950 TD 530 1265 300 200 破断伸度 (%) (2) MD 280 460 300 115 TD 380 360 100 100 50%2サイクル後歪率 (%) (3) MD 8.0 9.0 7.5 25 TD 7.5 8.0 7.0 15 モジュラス (kgf/cm 2 ) (4) MD 200 165 65 215 TD 100 85 20 15 通気度 (sec/100ml)(5) 2.4 3.9 10.0 2.8
【0060】(1) 破断強度:JIS L1096 により測定。 (2) 破断伸度:JIS L1096 により測定。 (3) 50%2サイクル後歪率:JIS L1096 により測定。 (4) モジュラス:ASTM D882 により測定。 (5) 通気度:ガーレイ法により、サンプル645 mm2 を通
して、空気100ml が通過する時間を測定。
【0061】第1表から明らかなように、本発明のエラ
ストマーフィルムは、平均貫通孔径が0.2 〜2.0 mmと大
きく、機械的強度に優れるとともに、50%2サイクル後
の歪の小さいものであった。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のエラストマ
ーフィルムは、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体
ゴムと、エチレン−酢酸ビニル共重合体とからなるエラ
ストマー組成物から空冷インフレーション法により、発
泡させるとともに微細孔を拡開して製膜してなるので、
伸縮性を有するとともに通気性に優れている。
【0063】このような本発明の複合フィルムは、台所
用品、紙おむつ、スポーツウェアー等に用いるのに特に
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエラストマーフィルムを製膜する空冷
インフレーション装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1・・・・・ダイ 2・・・・・冷却リング 3・・・・・安定体 4・・・・・バブル 5・・・・・伸縮性ネットフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) エチレン−プロピレン−ジエン共重
    合体30〜70重量%と、(b) エチレン−酢酸ビニル共重合
    体70〜30重量%と、前記 (A)+(B)100重量部に対して
    (c) 発泡剤 0.3〜1.2 重量部とを含有する組成物からな
    るエラストマーフィルムであって、通気度が1.5 〜200s
    ec/100mlであることを特徴とする通気性エラストマーフ
    ィルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009074014A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Toyo Quality One Corp ゴム発泡体及びその製造方法
KR102021244B1 (ko) * 2018-12-26 2019-09-11 박원효 구멍 분포가 균일한 코팅층이 구비된 타포린 제조방법 및 이 방법으로 제조된 타포린
JP2021038285A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 積水化学工業株式会社 ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ

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