JPH0516402Y2 - - Google Patents

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JPH0516402Y2
JPH0516402Y2 JP1989005664U JP566489U JPH0516402Y2 JP H0516402 Y2 JPH0516402 Y2 JP H0516402Y2 JP 1989005664 U JP1989005664 U JP 1989005664U JP 566489 U JP566489 U JP 566489U JP H0516402 Y2 JPH0516402 Y2 JP H0516402Y2
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cylinder
cylindrical body
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locking piece
diameter
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はテレスコープ形垂直シリンダを内装し
た伸縮支柱装置に関する。
この伸縮支柱装置は伸縮照明塔、高所作業台等
に利用される。
(従来の技術) 第5図には従来この種の4段形伸縮支柱装置を
最大限に上昇伸長させた状態で示している。この
伸縮支柱装置は、4個の筒状体11a,11b,
11c,11dが伸縮可能に相互連結されてなる
支柱11の内部に、4個のシリンダ部材12a,
12b,12c,12dからなるテレスコープ形
油圧シリンダ12が挿入されたもので、最下段の
シリンダ部材12aが最下段の筒状体11aに、
また最上段のシリンダ部材12dが最上段の筒状
体11dにそれぞれ枢支連結されている。したが
つて、この伸縮支柱装置において下降収縮時の作
動順序としては、シリンダ12側は、1段当たり
約60〜65%の段面積比から、4段目(最上段)の
シリンダ部材12d→3段目のシリンダ部材12
c→2断面のシリンダ部材12bとなり、一方支
柱11側は、重量配分より2段目の筒状体11b
→3段目の筒体状11c→最上段の筒状体11d
となり、そして中間の、つまり2段目及び3段目
の筒状体11b,11cはそれぞれの自重のみで
下降することになる。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の伸縮支柱装置において、シリン
ダ12側は、各シリンダ部材が内外径共に精密に
機械加工され、各段の摺動抵抗がほぼ一定で、確
実に順次作動することができる。しかしながら支
柱11側については、各筒状体の成形後防錆のた
めの溶融亜鉛メツキ等を施した粗い表面のままで
使用されることが多いため、各段の筒状体の摺動
抵抗にばらつきがあつて、コツキング(こじれ)
や偏荷重等により順次作動が狂う場合がある。第
6図は順次作動が狂つて誤作動を起こした状態を
示したもので、この図の左側半分は支柱11が下
降収縮を開始した段階で2段目の筒状体11bが
1段目の筒状体11a内で引つ掛かり、また右側
半分は3段目の筒状体11cが2段目の筒状体1
1b内で引つ掛つている状態を示している。2段
目の筒状体11bの引つ掛かり時にその筒状体1
1bに作用する下降力(下向き荷重)はこの筒状
体11bの重量だけであり、また3段目の筒状体
11cの引つ掛かり時にその筒状体11cに作用
する下降力はこの筒状体11cの重量だけであ
る。このように中間の筒状体がその下段側の筒状
体に引つ掛かつて下降しえなくなつた場合は、次
の段階で急激な落下が生じて、3段目の筒状体1
1cの上端部Aと最上段の筒状体11dの下端部
Bとに、また2段目の筒状体11bの上端部Cと
3段目の筒状体11cの下端部Dとに大きな衝撃
が与えられ、特に装置が長尺で重量が大きくなる
と最悪の場合には装置の破壊につながることにな
る。
本考案は上記の問題点に鑑み、下降収縮時にお
ける垂直支柱側の誤作動を防止し、正常の作動を
保証することができる伸縮支柱装置を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成しうる本考案の伸縮支柱装置
は、実施例の参照符号を付して示せば、複数個の
筒状体1a〜1dを伸縮可能に相互連結してなる
テレスコープ形垂直支柱1の内部に、複数個のシ
リンダ部材2d〜2aからなるテレスコープ形垂
直シリンダ2を備えると共に、該垂直シリンダ2
は上記垂直支柱1と入れ子方向が逆向きになるよ
う挿入され、最上段及び最下段においてそれぞれ
シリンダ部材2a,2dと筒状体1d,1aとを
連結すると共に、各中間のシリンダ部材2c,2
bに係止片3,3を設け、各中間の筒状体1b,
1cにはシリンダ2の下降収縮時に上記係止片
3,3を受けて当該中間筒状体1b,1cを降下
せしめる係止片受け5,6を設けてなることを特
徴とする。
(作用) 第1図の垂直支柱1とシリンダ2の伸長状態か
ら収縮する際には、最下側シリンダ部材2dの給
排ポート8から油圧を排出し、これに伴つて各シ
リンダ部材2a〜2cが自重で降下する際に、ま
ず受圧面積の小さい最径小のシリンダ部材2cが
収縮し、つぎにシリンダ部材2b,2aの順に収
縮することになる。最径小のシリンダ部材2cの
収縮に伴つて、この外周側の筒状体1bがその自
重によつて収縮することになり、次いで筒状体1
cもその自重によつて収縮し、最後に最上段の筒
状体1dが最大径のシリンダ部材2aと一体的に
収縮することになる。
この収縮降下中において2段目の筒状体1bが
1段目の筒状体1aに引つ掛かつて降下しない場
合には、シリンダ部材2cに突設している係止片
3が筒状体1bに突設している係止片受け5を押
し下げ、上記引つ掛かりを開放して筒状体1bの
降下を助けることになる。同様に3段目の筒状体
1cが2段目の筒状体1bに引つ掛かつて降下し
なければ、シリンダ部材2bの係止片3が筒状体
1cの係止片受け6を押し下げ、筒状体1cの降
下を助けることになる。
このようにしてシリンダ部材2c〜2aの収縮
にともなつて筒状体1b〜1dを円滑に収縮降下
せしめることになる。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、第
1図は本考案に係る4段形の伸縮支柱装置を最大
限に上昇伸長させた状態で示しており、この伸縮
支柱装置は、4個の筒状体1a,1b,1c,1
dが伸縮可能に連結されてなるテレスコープ形支
柱1の内部に4個のシリンダ部材2a,2b,2
c,2dからなるテレスコープ形単動油圧シリン
ダ2が倒置状態で、即ち入れ子方向(大径または
小径のものから順に入れる方向)が逆向きになる
よう挿入配備されたもので、最上段においては最
大径のシリンダ部材2aが最小径の筒状体1dに
枢支連結され、最下段においては最小径のシリン
ダ部材2dが最大径の筒状体1aに枢支連結され
ている。尚、最上段の筒状体1dは作業台として
使用される。そして中間のシリンダ部材である2
段目と3段目のシリンダ部材2c,2bにはそれ
ぞれの下端部外周面に、複数個の支持杆3が周方
向に所要間隔をおいて一体に突設され、各支持杆
3の先端に係止片4が固着されており、一方同じ
く中間の筒状体である2段目の筒状体1b及び3
段目の筒状体1cにはそれぞれの下端部内周面側
に、上記中間シリンダ部材2c,2bの下降収縮
時に上記各係止片4を受けて中間筒状体1b,1
cを下降せしめるための断面略L字状の係止片受
け5,6が設けられている。これら係止片受け
5,6は筒状体1b,1cの下端部内周面側の周
方向全域に亘つて形成されている。なお、最上段
の筒状体1dと次の筒状体1cの各下端部にはそ
れぞれ各下部の筒状体1c,1bを吊持するため
の係合部材9a,9bが突設されている。
上記のような構成を有する伸縮支柱装置の操作
にあたつて、給排油ポート7,8より油圧を供給
することにより、この支柱装置は第3図から第1
図の順にまずシリンダ2aが伸長し、次にシリン
ダ2bが、そして最後にシリンダ2cが伸長し、
第1図のような最伸長状態となる。
即ちシリンダの出力は直径の自乗に比例し、シ
リンダの摩擦力は直径に比例するから、第1図の
伸縮するシリンダ2c〜2aのうち、最小径のシ
リンダcの直径を80mmとし、次段のシリンダ2b
の直径を100mmとした場合の出力と摩擦力との関
係を説明すると、径大側シリンダ2bと径小側シ
リンダ2cとの出力差は1/0.64=1.56倍となり、
これに対し両者の摩擦力は100/80=1.25倍とな
り、いずれも径大側シリンダ2bが径小側シリン
ダ2cに比べて高くなる。この場合出力の高いシ
リンダがまず伸長し、反対に収縮時には出力の低
いシリンダがまず収縮することになる。これに対
し摩擦力だけを取り出すと摩擦力の低いシリンダ
がまず伸長し、かつ収縮することになるが、上述
のように出力差1.56倍−摩擦力1.25倍=0.31倍の
差でシリンダが横向きであつても出力差が伸縮作
用に大きく影響すると共に、本考案のように垂直
形シリンダの場合には、摩擦力の影響は横向きの
場合に比べて1/2〜1/3と少なくなり、した
がつて上述の出力差略1.56倍によつて、まず径大
側シリンダ2bが伸長し、収縮時には径小側シリ
ンダ2cがまず収縮することになる。
したがつて第1図に示す最伸長状態からシリン
ダ2内部の油圧を給排油ポート7,8を通じて排
出してゆくと、この支柱装置は第2図〜第4図の
ようにシリンダ2の収縮に従つて順次下降するこ
とになるが、この下降作動中において2段目の筒
状体1bが1段目の筒状体1aに引つ掛かつて降
下しなければ下端部の係止片受け5にかかる下降
力(下向きの荷重)は、3段目〜4段目の筒状体
1c,1dの重量と、W(例えば最上段の筒状体
1d上で作業する人の重量)と、2段目〜4段目
のシリンダ部材2c,2b,2aのほぼ全重量と
の総和となり、また3段目の筒状体1cが2段目
の筒状体1bに引つ掛かつて下降しなければ下端
部の係止片受け6にかかる下降力(下向きの荷
重)は、4段目の筒状体1dの重量と、W(作業
人の重量)と、3段目及び4段目のシリンダ部材
2b,2aのほぼ全重量との総和となる。このよ
うに、2段目の筒状体1bには係止片受け5を通
じて支柱1側及びシリンダ2側の可動部の全重量
が下降力として作用し、また3段目の筒状体1c
でも係止片受け6を通じて従来装置の場合の約2
倍以上の重量が下降力として作用することになる
ため、これら中間筒状体たる2段目及び3段目の
筒状体1b,1cは、第6図で示したようにそれ
ぞれの下段側の筒状体に引つ掛かつて誤作動を生
ずることなく、第2図〜第4図に示される状態で
確実に順次下降作動することができる。
尚、各係止片4はテレスコープ形油圧シリンダ
2の座屈防止手段としても機能しうるもので、こ
のシリンダ2が相当な軸方向圧縮荷重を受けて
も、この係止片4を介して支柱1とシリンダ2と
が互いに補強し合つて、このシリンダ2の座屈を
防止することができる。
(考案の効果) 本考案によれば、ケーシングの各筒状体の内、
最上下段の筒状体のみが、油圧シリンダのシリン
ダ部材に連結され、それ以外の中間の筒状体はシ
リンダ部材に対しフリーの状態であるから、筒状
体の内外周面に若干の歪みがあつてもこれらの影
響されることなく円滑に油圧シリンダを昇降させ
ることができ、これがためにケーシングを形成す
る各筒状体の表面が精密に仕上げることが要求さ
れず、荒仕上げでもよいからそれだけ安価に制作
することができる。
また本考案によれば、各中間のシリンダ部材に
係止片を設け、各中間の筒状体にはシリンダの下
降収縮時に係止片を受けて中間筒状体を降下せし
める係止片受けを設けているため、中間筒状体が
その下方の筒状体に引つ掛かつて自重によつて下
降しなければ、支柱の下降時に各段の中間筒状体
にはその段を含めてそれより上方にある筒状体及
びシリンダ部材の重量が下降力として補助作用
し、それにより確実に重量の大なる筒状体より順
次作動を行わせることができて、装置の破損や破
壊を未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る伸縮支柱装置の最伸長状
態での断面図、第2図、第3図及び第4図は第1
図の伸縮支柱装置がその最伸長状態から段階的に
順次下降収縮作動している状態を示すそれぞれ断
面図で、第4図は同装置の最収縮状態を示してお
り、第5図は従来装置を示す最伸長状態での断面
図、第6図がその左側半分が第5図の装置におけ
る2段目の筒状体の誤作動、右側半分が3段目の
筒状体の誤作動の状態をそれぞれ示している断面
図である。 1……垂直支柱、1a,1b,1c,1d……
筒状体、2……テレスコープ形垂直油圧シリン
ダ、2a,2b,2c,2d……シリンダ部材、
3……支持杆、4……係止片、5,6……係止片
受け。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の筒状体を伸縮可能に相互連結してなる
    テレスコープ形垂直支柱の内部に、複数個のシリ
    ンダ部材からなるテレスコープ形垂直シリンダを
    備えると共に該垂直シリンダは上記垂直支柱と入
    れ子方向が逆向きになるよう挿入され、最上段及
    び最下段においてそれぞれシリンダ部材と筒状体
    とを連結すると共に、各中間のシリンダ部材に係
    止片を設け、各中間の筒状体にはシリンダの下降
    収縮時に上記係止片を受けて当該中間筒状体を降
    下せしめる係止片受けを設けてなることを特徴と
    するテレスコープ形垂直シリンダを内装した伸縮
    支柱装置。
JP1989005664U 1989-01-20 1989-01-20 Expired - Lifetime JPH0516402Y2 (ja)

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JP1989005664U JPH0516402Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20

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JPH0212507U JPH0212507U (ja) 1990-01-25
JPH0516402Y2 true JPH0516402Y2 (ja) 1993-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026861U (ja) * 1973-07-04 1975-03-27
JPS5146193Y2 (ja) * 1973-07-05 1976-11-09
JPS57163706A (en) * 1981-03-31 1982-10-08 Yunitsuku:Kk Multiple cylinder equipment

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JPH0212507U (ja) 1990-01-25

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