JPH0516404U - 前輪駆動車両の前輪支持装置 - Google Patents
前輪駆動車両の前輪支持装置Info
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- JPH0516404U JPH0516404U JP065035U JP6503591U JPH0516404U JP H0516404 U JPH0516404 U JP H0516404U JP 065035 U JP065035 U JP 065035U JP 6503591 U JP6503591 U JP 6503591U JP H0516404 U JPH0516404 U JP H0516404U
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- Japan
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- front wheel
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Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両走行時などにナックルハウジング6内に
充填されたグリスなどをオイルシール9の連通路94を
介してオイル溜り93内に自動補給して、該オイルシー
ル9の安定した長期使用を可能となし、また、該オイル
シール9でトラニオンソケット2やナックルハウジング
6内に泥水などが侵入するのを確実に阻止して、該ナッ
クスルハウジング6内に設けられるジョイント5などの
各種部品を長期使用可能ならしめること。 【構成】 ナックルハウジング6の開口端部でトラニオ
ンソケット2の球状外周面との対向部位に設けるオイル
シール9に、その外側リップ91と内側リップ92との
間に形成されるオイル溜り93をナックルハウジング6
内に連通させる連通路94を形成する。
充填されたグリスなどをオイルシール9の連通路94を
介してオイル溜り93内に自動補給して、該オイルシー
ル9の安定した長期使用を可能となし、また、該オイル
シール9でトラニオンソケット2やナックルハウジング
6内に泥水などが侵入するのを確実に阻止して、該ナッ
クスルハウジング6内に設けられるジョイント5などの
各種部品を長期使用可能ならしめること。 【構成】 ナックルハウジング6の開口端部でトラニオ
ンソケット2の球状外周面との対向部位に設けるオイル
シール9に、その外側リップ91と内側リップ92との
間に形成されるオイル溜り93をナックルハウジング6
内に連通させる連通路94を形成する。
Description
【0001】
本考案は、4輪駆動車両など前輪駆動車両の前輪支持装置に関する。
【0002】
従来、この種前輪駆動車両の前輪支持装置は、例えば実開昭55−14940 9号公報に記載されているように、アクスルシャフトハウジングから延びるフロ ントアクスルシャフトの軸端側をトラニオンソケットに挿通支持させると共に、 前記フロントアクスルシャフトの軸端と前輪ハブに支持された前輪シャフトとを ジョイントを介して連動連結し、前記前輪ハブ側に前記ジョイントを覆うナック ルハウジングを設ける一方、このナックルハウジングを前記トラニオンソケット に転回自由に支持して、前記フロントアクスルシャフトに対する前記前輪シャフ トの転回を可能としながら、前記フロントアクスルシャフトの駆動に伴い前記前 輪シャフトを介して前記前輪ハブに支持される前輪ホイールを回転駆動させるよ うにしている。
【0003】 また、以上の前輪支持装置においては、図4で示したように、前記ナックルハ ウジングの開口端部側に、前記トラニオンソケットTの球状外周面に摺接される 外側リップL1と内側リップL2とを備え、これら外側リップL1と内側リップ L2との間にグリスGなどが充填されるオイル溜りOを設けた環状のオイルシー ルSを取付けて、このオイルシールSで前記トラニオンソケットTやナックルハ ウジング内に泥水などが侵入するのを阻止するようにしている。そして、以上の オイルシールSは、その組付時に、前記オイル溜りO内にグリスGなどを充填さ せ、該グリスGを前記各リップL1,L2に供給して、これら各リップL1,L 2の前記トラニオンソケットTに対する円滑な摺接を行いながら、このトラニオ ンソケットTや前記ナックルハウジング内への泥水などの侵入を阻止するのであ る。
【0004】
ところが以上の構成では、前記オイルシールSを一旦組付けると前記オイル溜 りO内にグリスGなどを後で補給することが困難であるため、前記オイル溜りO 内のグリスGなどが消費されて不足したようなとき、前記各リップL1,L2が グリス不足状態で前記トラニオンソケットTに対し摺接されることとなって、前 記各リップL1,L2の摩耗が激しくなり、この摩耗に伴い前記トラニオンソケ ットTやナックルハウジング内に泥水などの侵入を招くことがある。
【0005】 本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その目的は、車両走行時な どにナックルハウジング内に充填されたグリスなどをオイルシールのオイル溜り 内に自動補給できて、このオイルシールの安定した長期使用が可能であり、しか も、該オイルシールでトラニオンソケットやナックルハウジング内に泥水などが 侵入するのを確実に阻止することができて、これらナックルハウジングなどの内 部に設けられるジョイントなどの各種部品を長期使用できる前輪駆動車両の前輪 支持装置を提供することにある。
【0006】
しかして本考案は、トラニオンソケット2に連通支持されたフロントアクスル シャフト1をジョイント5を介して前輪シャフト4に連結すると共に、前記ジョ イント5を覆うナックルハウジング6の開口端部に環状のオイルシール9を取付 け、該オイルシール9に前記トラニオンソケット2の球状外周面に摺接する外側 リップ91と内側リップ92とを設けて、これら外側リップ91と内側リツプ9 2との間にオイル溜り93を設けた前輪駆動車両の前輪支持装置において、前記 オイルシール9に、前記オイル溜り93と前記オイルシール9でシールされた前 記ナックルハウジング6内とを連通する連通路94を設けたことを特徴するもの である。
【0007】
本考案によれば、車両走行時に、前記ナックルハウジング6内に充填されたグ リスなどが、前記オイルシール9に設けた連通路94を介して前記オイル溜り9 3内に自動的に補給されることゝなり、従って、該オイル溜り93から前記各リ ップ91,92に充分なグリスが供給されて、これら各リップ91,92の摩耗 を招いたりすることなく、該各リップ91,92の前記トラニオンソケット2に 対する円滑な摺接が保障され、このトラニオンソケット2や前記ナックルハウジ ング6内への泥水などの侵入が確実に防止される。
【0008】
図3に示した前輪駆動車両の前輪支持装置は、アクスルシャフトハウジング側 から延びるフロントアクスルシャフト1の軸端部を、球状外周面をもったトラニ オンソケット2に回転可能に挿通支持させると共に、前記フロントアクスルシャ フト1の軸端と、前輪ハブ3にシャフトハウジング31を介して回転可能に支持 された前輪シャフト4とをボールジョイント5を介して連動連結し、前記シャフ トハウジング31に前記ジョイント5を覆うナックルハウジング6を取付ける一 方、このナックルハウジング6を前記トラニオンソケット1に上下2本のキング ピン7,7を介して転回自由に支持している。
【0009】 そして、車両走行時には、前記各キングピン7,7を中心として前記トラニオ ンソケット2に対する前記前輪ハブ3の転回を可能としながら、前記フロントア クスルシャフト1の回転駆動力を前記ジョイント5から前輪シャフト4側へと伝 達し、また、該前輪シャフト4から動力切換機構8を介して前記前輪ハブ3側に 伝達させて、この前輪ハブ3に支持される前輪ホイールWを回転駆動させるよう にしている。
【0010】 また、前記ナックルハウジング6の開口端部側で前記トラニオンソケット2の 球状外周面との対向部位には、これらトラニオンソケット2やナックルハウジン グ6内への泥水などの侵入を防止するために、ゴムなどの弾性材料から成る環状 のオイルシール9を取付けており、このオイルシール9は、図1,図2で明らか なように、前記トラニオンソケット2の球状外周面に摺接される外側リップ91 と内側リップ92とを備え、これら外側リップ91と内側リップ92との間にグ リスGなどが充填されるオイル溜り93を設けている。尚、図3において、10 は前記オイルシール9の外側に取付けた環状のシール受板である。
【0011】 しかして以上の構成において、図1及び図2で明らかにしたように、前記オイ ルシール9に、前記オイル溜り93と前記ナックルハウジング6の内部とを連通 させる複数の連通路94を設けたのである。
【0012】 具体的に説明すると、図1に示したオイルシール9は、前記内側リップ92の 先端部が前記ナックルハウジング6側を指向して前記トラニオンソケット2の外 周面に摺接されるように形成し、斯かるオイルシール9における前記内側リップ 92の上方近くに複数の連通路94を設けて、該各連通路94で前記オイル溜り 93を前記ナックルハウジング6内に連通させるようにしている。そして、車両 走行時で前記トラニオンソケット2に対する前記ナックルハウジング6の転回操 作などにより、前記オイルシール9の弾性変形などに伴う前記オイル溜り93の 断面形状の変化によるポンプ作用で、前記ナックルハウジング6内に前記各キン グピン7の軸受などを潤滑すべく充填されたグリスGを、前記各連通路94と、 前記内側リップ92における前記トラニオンソケット2の外周摺接部位とから前 記オイル溜り93に給排させて、該オイル溜り93にグリスGの自動供給を行う のである。
【0013】 また、図2に示したオイルシール9は、前述した場合とは逆に、前記内側リッ プ92の先端部が前記オイル溜り93側を指向して前記トラニオンソケット2の 外周面に摺接されるように形成し、斯かるオイルシール9における前記内側リッ プ92の上方近くに複数の連通路94を形成して、該各連通路94で前記オイル 溜り93を前記ナックルハウジング6内に連通させるようにしている。そして、 車両走行時で前記トラニオンソケット2に対する前記ナックルハウジング6の転 回操作などにより、前述した場合と同様に、前記オイルシール9の弾性変形など に伴う前記オイル溜り93の断面形状の変化によるポンプ作用で、前記ナックル ハウジング6内充填されたグリスGを、前記各連通路94と、前記内側リップ9 2における前記トラニオンソケット2の外周摺接部位とから前記オイル溜り93 に給排させて、該オイル溜り93にグリスGの自動補給を行うのである。
【0014】 以上のように、前記ナックルハウジング6内に充填されたグリスGを前記オイ ルシール9に設けた各連通路94を介して前記オイル溜り93内に自動的に補給 することにより、該オイル溜り93から前記各リップ91,92に十分なグリス が供給されて、これら各リップ91,92の早期摩耗を招いたりすることなく、 前記オイルシール9の安定した長期使用が可能となり、また、前記各リップ91 ,92の前記トラニオンソケット2に対する円滑な摺接が保障され、このトラニ オンソケット2や前記ナックルハウジング6内への泥水などの侵入が確実に防止 されて、該ナックルハウジング6に内装される前記ジョイント5などの各種部品 が長期使用可能となる。
【0015】
以上説明したように、本考案にかゝる前輪駆動車両の前輪支持装置では、ナッ クルハウジング6の開口端部でトラニオンソケット2の球状外周面との対向部位 に設けるオイルシール9に、その外側リップ91と内側リップ92との間に形成 されるオイル溜り93を前記ナックルハウジング6内に連通させる連通路94を 形成したから、車両走行時などに前記ナックルハウジング6内に充填されたグリ スなどを前記オイルシール9の連通路94を介して前記オイル溜り93内に自動 補給できて、このオイルシール9の安定した長期使用が可能であり、しかも、該 オイルシール9で前記トラニオンソケット2やナックルハウジング6内に泥水な どが侵入するのを確実に阻止することができて、これらナックルハウジング6内 に設けられるジョイント5などの各種部品を長期使用することができる。
【図1】本考案にかゝる前輪駆動支持装置の要部である
オイルシール一部を示す断面図である。
オイルシール一部を示す断面図である。
【図2】他のオイルシール例を示す断面図である。
【図3】前輪駆動車両の前輪支持装置の要部を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】従来のオイルシールを示す断面図である。
1 フロントアクスルシャフト 2 トラニオンソケット 4 前輪シャフト 5 ジョイント 6 ナックルハウジング 9 オイルシール 91 外側リップ 92 内側リップ 93 オイル溜り 94 連通路
Claims (1)
- 【請求項1】 トラニオンソケット2に連通支持された
フロントアクスルシャフト1をジョイント5を介して前
輪シャフト4に連結すると共に、前記ジョイント5を覆
うナックルハウジング6の開口端部に環状のオイルシー
ル9を取付け、該オイルシール9に前記トラニオンソケ
ット2の球状外周面に摺接する外側リップ91と内側リ
ップ92とを設けて、これら外側リップ91と内側リツ
プ92との間にオイル溜り93を設けた前輪駆動車両の
前輪支持装置において、前記オイルシール9に、前記オ
イル溜り93と前記オイルシール9でシールされた前記
ナックルハウジング6内とを連通する連通路94を設け
たことを特徴とする前輪駆動車両の前輪支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP065035U JPH0516404U (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 前輪駆動車両の前輪支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP065035U JPH0516404U (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 前輪駆動車両の前輪支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516404U true JPH0516404U (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13275321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP065035U Pending JPH0516404U (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 前輪駆動車両の前輪支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516404U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035690A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-06 | Jtekt Corporation | 転がり軸受装置 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP065035U patent/JPH0516404U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035690A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-06 | Jtekt Corporation | 転がり軸受装置 |
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