JPH0516504Y2 - - Google Patents

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JPH0516504Y2
JPH0516504Y2 JP9303287U JP9303287U JPH0516504Y2 JP H0516504 Y2 JPH0516504 Y2 JP H0516504Y2 JP 9303287 U JP9303287 U JP 9303287U JP 9303287 U JP9303287 U JP 9303287U JP H0516504 Y2 JPH0516504 Y2 JP H0516504Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、放射線検出素子として半導体を用い
た坪量計のZ特性の改善に関するものである。
〔従来の技術〕
坪量計は、被測定物の単位面積当たりの重量
(g/cm2)、即ち坪量を測定する装置であり、この
装置を用いて、紙、フイルム等を被測定物とした
場合、これらの厚さを等価的に測定できる装置で
もある。第4図は従来の坪量計の要部構成例を示
す図である。従来の坪量計は、放射線の検出装置
として不活性ガス(N2,Ar等)を高圧(2〜5
Kg/cm2)で封入した電離箱10が用いられてい
る。そして、被測定物(第4図では図示せず)を
挟んで電離箱10と対向して放射線源3が配置さ
れる。一般に、坪量計に用いる放射線源としては
β線源が多く用いられているので、本明細書では
放射線としてβ線を例に上げて説明するが、β線
に限定するわけではない。
放射線源3から放出されたβ線は第4図のよう
に広がりながら被測定物を通過し、そこで被測定
物の坪量に応じた減衰を受けて電離箱10に入射
し、β線の線量に比例した電気信号に変換され
る。
このような装置においては、放射線源3と電離
箱10との距離が長くなるほど、被測定物の坪量
が同じであつても電離箱10の出力は低下する。
即ち、坪量計にあつては、線量の外に、放射線源
3と電離箱10との距離も測定値に影響する。
従つて、放射線源3と電離箱10の距離を一定
に保つことができれば電離箱10の出力は被測定
物の坪量に応じた値となる。しかし実際の装置に
おいては、この距離を一定に保つことは困難なこ
とである。その理由を述べる。一般に坪量計にお
いては電離箱10とβ線源3との間に大きな面積
を有する被測定物を配置するため、電離箱10と
β線源3とは、それぞれ平行する柱状物(図示せ
ず)へ別々に取付けられる。そして電離箱10と
β線源3とは別々にこの2本の柱状物に沿つて第
4図のX方向へ移動し、しかも互いに対向するよ
うなX軸位置に配置される。
ここで、柱状物は一般に数mの長さを有するも
のであり、電離箱10とβ線源3との距離は数mm
のものであるから、この数mmの長さが変動しない
ような精度で柱状物の平行度を保つことは困難な
ことである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、電離箱10とβ線源3の距離の変動を
補正するため、第4図の11に示すように吸収板
とよばれる種々の坪量と形状をした板を電離箱1
0の直前に設ける手段が施されている。この吸収
板11を設けることにより電離箱10とβ線源3
の距離が変化しても坪量計の出力の変動はなくな
る。
しかし、この吸収板11を設けることにより電
離箱10の出力が著しく低下(約1/20)するの
で、高感度の坪量計を実現することができない。
また、S/N比の劣化も引起こす問題も生じる。
本考案の目的は、高感度化を妨げる吸収板11
を用いることなく第4図に示すZ方向の特性を改
善した坪量計を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するために 放射線源3と、放射線検出素子として半導体素
子を用いた検出器1を前記放射線源と対向して配
置し、放射線源と検出器の間に存在する被測定物
の坪量を測定する装置において、 前記検出器1から圧縮気体を被測定物1へ噴出
することにより検出器を被測定物の上に浮上させ
るとともに、被測定物を放射線源3側に押付ける
ことにより、放射線源3と検出器1との距離を一
定に保つようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本考案を詳しく説明する。
第1図は、本考案に係る坪量計の要部構成例を
示した図、第2図は第4図装置の検出器1の外観
を描いた図、第3図は第1図装置の検出器1と線
源部2の要部断面図である。
第1図において1は検出器であり、照射される
放射線の線量に応じた電気信号を出力するもので
ある。本考案に係る検出器1は、検出素子として
半導体を用いている。この半導体としては例えば
CdTe(カドミウム・テルライド)等を用いるこ
とができる。この半導体については特願昭61−
293011号「半導体放射線検出器」に詳しく記載さ
れている。検出器1は、例えば第2図に示すよう
な外観であつて、第3図に示す内部構造を有して
いる。即ち、放射線を検出する半導体素子1aを
その中心に配置し、底面に多数の吹出穴1bを有
した中空のケース1cで構成される。そしてこの
ケース1cには穴1eを介して圧縮気体Eが加え
られる。ケース1cの中空部に入つた圧縮気体E
は、底面に設けられた多数の吹出穴1bを通して
外部へ噴出する。なお、半導体素子1aに接する
ように設けられた1dは温度調整器である。半導
体素子1aは一般に温度の影響を受けるので、何
等対策を施さないと、正確な測定を行うことがで
きない。そこでこの温度調整器1dにより半導体
素子1aの温度を一定に保つている。
第1図においては、圧縮気体Eの供給手段や、
半導体素子1aから電気信号を取出す手段や、温
度調整器1dの電気的接続線については、常識的
な手段を用いることができるのでこれらの図示を
省略してある。
2は線源部であり、放射線源3を第1図のよう
に格納するものである。
なお、検出器1はスプリング7により下方へ向
かう力が加えられており、第1図に示すA方向に
移動できるようになつている。また、線源部2は
図示していない駆動手段により、第1図に示すB
方向(上下方向)に移動できるようになつてい
る。
4は容器であり、検出器1とスプリング7を保
持するものであり、第1図では図示していない
が、上述した第4図で説明した水平方向に配置さ
れた柱状物に取付けられ、X方向に移動するもの
である。
5も容器であり、線源部2を格納するものであ
り、容器4が取付けられる柱状物とは別の柱状物
に取付けられ、X方向に移動するものである。
8は被測定物であり、検出器1と線源部2の間
に配置される。この被測定物8は例えば第1図に
示すC方向に移動し、この被測定物8の坪量に応
じた信号が検出器1から得られる。この被測定物
8は、例えば紙、フイルム等である。
以上の第1図装置においては、検出器1はスプ
リング7により押し下げる力と検出器1自身の重
量による重力を合せた力と、検出器1の底面にお
ける吹出穴1bから噴出した圧縮気体が被測定物
8に当たることによつて発生する浮上力とで釣合
うようになつている。
即ち、スプリング7の力と、検出器1の重量
と、吹出穴1bから噴出する圧縮気体による浮上
力とを制御することにより、常に被測定物8の上
方距離dの位置に検出器1を浮上させることがで
きる。
詳しく説明する。まず図示していない駆動体に
より放射線源3を格納した線源部2は上昇して行
き、被測定物8に接触する位置で停止する。次に
容器4内の検出器1がスプリング7の力と自分自
身の重量により下降して行き、被測定物8に接触
する直前で圧縮気体の噴出による反発力と釣合い
静止する。なお、被測定物8に圧縮気体がぶつか
ることにより生ずる検出器1の浮上力は、被測定
物8の下面側で線源部2に接触していないと不安
定になる。即ち、線源部2に接触していないと被
測定物8が撓んでしまい、第3図に示す距離dが
安定しないのである。
ここで、図示していない柱状物に沿つて容器
4,5をX方向へ移動することにより、容器4,
5間の距離が大きくなつたとする。従つて、検出
器1は被測定物8から離れようとするが、離れる
と圧縮気体による反発力が弱くなり検出器1は下
降し、結局、線源部2に対して始めと同じ距離の
所で浮上して静止する。
なお、上述では線源部2は被測定物8に接触す
る位置まで上昇すると述べたが、正確に接触しな
くても被測定物8の近くまで上昇すれば本考案は
成立する。その理由は、検出器1から噴出される
圧縮気体により被測定物8は撓んで押し下げら
れ、その結果、線源部2と被測定物8は接触し、
それ以上被測定物8は押し下げられないからであ
る。
また、検出器1を押し下げる手段は第1図に示
したスプリング7に限定するものでなく、別の手
段によつても良い。
〔本考案の効果〕
本考案によれば、線源部(即ちβ線源3)と検
出器1の間の距離は、被測定物8の厚さにしか依
存しない。一方、この厚さの変動は、通常、僅か
であるので、この被測定物8の厚みの変化による
半導体素子1aの出力の変化は無視できる程度も
のである。
従つて本考案では吸収板11を用いる必要がな
いので高感度で坪量を測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る坪量計の要部構成例を示
した図、第2図は第1図装置の検出器1の外観を
描いた図、第3図は第1図装置の検出器1と線源
部2の要部断面図、第4図は従来例を示す図であ
る。 1……検出器、1a……半導体素子、1b……
吹出穴、1c……ケース、2……線源部、3……
β線源、4,5……容器、7……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 放射線源3と、放射線検出素子として半導体素
    子を用いた検出器1を前記放射線源と対向して配
    置し、放射線源と検出器の間に存在する被測定物
    の坪量を測定する装置において、 前記検出器1から圧縮気体を被測定物1へ噴出
    することにより検出器を被測定物の上に浮上させ
    るとともに、被測定物を放射線源3側に押付ける
    ことにより、放射線源3と検出器1との距離を一
    定に保つようにしたことを特徴とする坪量計。
JP9303287U 1987-06-17 1987-06-17 Expired - Lifetime JPH0516504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9303287U JPH0516504Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9303287U JPH0516504Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JPS63200731U JPS63200731U (ja) 1988-12-23
JPH0516504Y2 true JPH0516504Y2 (ja) 1993-04-30

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JP9303287U Expired - Lifetime JPH0516504Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JP5996447B2 (ja) * 2013-01-30 2016-09-21 アンリツインフィビス株式会社 X線検査装置

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