JPH0516558Y2 - - Google Patents

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JPH0516558Y2
JPH0516558Y2 JP1984166267U JP16626784U JPH0516558Y2 JP H0516558 Y2 JPH0516558 Y2 JP H0516558Y2 JP 1984166267 U JP1984166267 U JP 1984166267U JP 16626784 U JP16626784 U JP 16626784U JP H0516558 Y2 JPH0516558 Y2 JP H0516558Y2
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はX線絞り装置、とくに管球内に一定
の間隔をおいて配設された一対の焦点を有し、こ
れら各焦点から被写体に対し交互にX線を放射し
てそれぞれのX線影像を別々のフイルムに撮影す
るためのステレオ撮影用X線管に装着されるX線
絞り装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来この種の絞り装置としては、たとえば第3
図に模式的に示した構造のものが用いられてい
た。図中F,F′はX線管内に一定の間隔で配設さ
れた一対の焦点であり、これらの近傍に絞り片1
からなる正方形もしくは円形状の固定絞り2が設
けられ、この固定絞り2と平行に若干距離を隔て
て互いに平行移動し、井桁状に組み合された縦、
横各一対の可動絞り片3からなる矩形状絞り4を
設けることによつてX線絞り装置が構成されてい
るものである。
従来の装置はこのように構成されているので、
一対の焦点F,F′からそれぞれ放射されるX線ビ
ームコーンは矩形状絞り4によつてはいずれもそ
のまわりが部分的にしか絞り込めない。そのため
被検者は余分な被曝をうけることになるのみなら
ず、絞りが不完全なために生ずる散乱X線がフイ
ルム面に写し出されるX線影像の画質をわるくす
るといつた問題があつた。
(ハ) 目的 この考案は、従来の装置がかかえている前記問
題点を解決するために、一対の焦点から放射され
るそれぞれのX線ビームコーンのまわりを完全に
絞り込み、散乱X線を伴わずに、所望の大きさの
矩形状照射野を得ることができる2焦点X線管用
の絞り装置を提供することを目的とする。
(ニ) 構成 この考案にかかるX線絞り装置は、ステレオ撮
影用X線管の一対の焦点から放射される各X線ビ
ームを一対の開口を通して中空筐体内に導き、所
望の大きさの正方形ないしは矩形の照射野が得ら
れるように前記各X線ビームを絞り込むX線絞り
装置において、前記中空筐体内に、X線不透過板
材からなる矩形状の小形揺動絞り片を前記X線管
に近い側に、同じくX線不透過板材からなる矩形
状の大形揺動絞り片を前記小形揺動絞り片より前
記X線管から離れた側に、前記中空筐体の1の対
称軸に対して対称的に、各一対配設するととも
に、前記一対の小形揺動絞り片並びに一対の大形
揺動絞り片をそれぞれ前記対称軸に対して対称的
に、かつ小形揺動絞り片及び大形揺動絞り片のX
線ビーム中心線寄りの各長辺によつてX線ビーム
の一方の照射辺縁を規制するよう小形揺動絞り片
と大形揺動絞り片とをX線ビーム中心線に対して
互いに反対方向に回動軸を中心として揺動させる
揺動手段、並びに小形揺動絞り片と大形揺動絞り
片とを連動させる機械的回転伝達機構を付設し、
その機械的回転伝達機構を駆動させる1つの駆動
源を設け、さらに前記大形揺動絞り片の長手方向
と直交する方向に、かつ大形揺動絞り片と干渉し
ないように、X線不透過板材からなる矩形状の別
の一対の絞り片を前記中空筐体の前記とは別の対
称軸に対称的に配設するとともに、その一対の絞
り片を前記別の対称軸に対して対称的にかつ絞り
片のX線ビーム中心線寄りの各長辺によつてX線
ビームの他方の照射辺縁を規制するように摺動も
しくは回動させる移動手段を付設したことを特徴
とするものであつて、前記大形揺動絞り片が保持
される回動軸の1つを駆動するとともに、前記摺
動もしくは回動絞り片の平行移動もしくは回動手
段を作動させることによつて、前記小形揺動絞り
片、大形揺動絞り片および摺動もしくは回動絞り
片のX線ビーム線寄りの各長辺によつてそれぞれ
規制されるX線ビームの照射辺縁で正方形ないし
は矩形状の種々の大きさの照射野が形成されるこ
ととなる。
(ニ) 実施例 第1図は、この考案の一実施例である2焦点X
線管用のX線絞り装置の内部構造を示した模式側
面図であり、第2図は各焦点からのX線ビームコ
ーンに対してそれぞれ矩形状絞りを構成する可動
絞り片の配置関係を示す模式平面図である。
このX線絞り装置5は、一対の焦点F,F′を有
するステレオ撮影用X線管6に、X線不透過板
材、たとえば鉛板材から成形され、一対の円形開
口7,7′が焦点F,F′からそれぞれ放射される
X線ビームコーンの中心線上にそれぞれ中心を合
せて穿設されたコーン8を介して装着されてお
り、その角形中空筐体9の内部には、下方に厚さ
2〜3mm鉛板材からなる短冊形の一対の摺動絞り
片10,10′が設けられ、この摺動絞り片10,
10′に近接してその上方に前記と同じ材料、同
様の形状をした大形揺動絞り片11,11′が設
けられ、さらに筺体9のコーン8との接続部の開
口近傍に前記と同じ材料、同様の形状をした小形
揺動絞り片12,12′が設けられている。ただ
し、第1図には図示の都合上摺動絞り片10,1
0′は省略してある。
大形揺動絞り片11,11′は、それぞれに固
定された保持腕13,13′を介して回動軸14,
14′に保持されており、これら回動軸14,1
4′は、筺体9に取り付けられた軸受(図示せず)
に回動自在に支持されている。回動軸14,1
4′には、同一ピツチ径を有するギヤ15,1
5′が互いにかみあうようにそれぞれに固定され
ており、片方の回動軸14は、図示されていない
が、筺体9内に取り付けられたモータの出力軸と
軸継手を介して接続されている。したがつて前記
モータによつて回動軸14を駆動し、ギヤ15を
矢印で示す時計方向に回転させると、ギヤ15と
かみあわせられているギヤ15′は矢印で示す反
時計方向に回転させられるので、回動軸14,1
4′に前記したとおりそれぞれ保持されている大
形揺動絞り片11,11′は、焦点F,F′から放
射されるX線ビームのそれぞれ中心線間の中心線
(以下基準中心線と呼ぶ)に対し対称的に揺動し、
たとえば2点鎖線で示した位置にそれぞれ移動す
るようにされている。
小形揺動絞り片12,12′は、それぞれに固
定された保持腕16,16′を介して回動軸17,
17′に保持されており、これら回動軸17,1
7′は、筺体9に取り付けられた軸受(図示せず)
に回動自在に支持されている。そして回動軸1
7,17′には、同じピツチ半径を有するセクタ
ーギヤ18,18′がギヤ15,15′とそれぞれ
かみあうようにされてそれぞれ固定されている。
したがつて前記したようにギヤ15,15′がそ
れぞれ矢印で示した時計方向、反時計方向に回転
する場合には、ギヤ15とかみあうセクターギヤ
18は、矢印で示す反時計方向に、ギヤ15′と
かみあうセクターギヤ18′は同じく時計方向に
それぞれ回転させられるので、回動軸17,1
7′に前記したとおりそれぞれ保持されている小
形揺動絞り片12,12′は、前記基準中心線に
対し対称的に揺動し、たとえば2点鎖線で示した
位置にそれぞれ移動するようにされている。
摺動絞り片10,10′は、第2図に示すとお
りの位置、すなわち長手方向の中心が前記基準中
心線に向うよう長手方向に直角をなす方向に摺動
自在に筺体9に支承されるとともに、図示されて
いないが互いに反対方向に平行移動させる平行移
動機構にそれぞれ連結され、この機構の駆動モー
タによつて大形揺動絞り片11,11′に近接し
た下方の面内で、前記した2つのX線ビームコー
ンの中心線に対して同じ距離だけを接近したり、
遠去かつたりするようにされている。
第1図において大形揺動絞り片11,11′、
小形揺動絞り片12,12′が実線で示した位置
をそれぞれ占め、摺動絞り片10,10′を互い
に矢印で示す方向に平行移動させ当接させた場合
には、焦点F,F′から放射され、コーン8の開口
7,7′より筺体9内に入射されるX線ビームコ
ーンはいずれもこれらの絞り片によつて遮へいさ
れ、この装置の絞りは全閉状態におかれる。
このように全閉状態におかれているこの絞り装
置5において、回動軸14を前記モータにより駆
動し、時計方向にまわし、同時に摺動絞り片1
0,10′を前記した駆動モータによりその平行
移動機構を介して互いに遠去かるように平行移動
させれば、大形揺動絞り片11、小形揺動絞り片
12および一対の摺動絞り片10,10′のそれ
ぞれ内側辺によつて焦点Fからの前記X線ビーム
コーンに対して正方形もしくは矩形状の種々の大
きさの照射野が形成される。この場合、大形揺動
絞り片11′、小形揺動絞り片12′は前記基準中
心線に対して大形揺動絞り片11、小形揺動絞り
片12のそれぞれ占める位置と対称位置にそれぞ
れ移動するのであるから、焦点F′からの前記X線
ビームコーンに対しても大形揺動絞り片11′、
小形揺動絞り片12′および一対の摺動絞り片1
0,10′のそれぞれ内側辺によつて正方形もし
くは矩形状の種々の大きさの照射野が同時に形成
される。摺動絞り片10,10′を互いに遠去け、
それぞれの内側辺が大形揺動絞り片11,11′
のそれぞれ両端部と上下方向で若干重なり合うよ
うにしておき、第1図で2点鎖線で示した位置に
大形揺動絞り片11,11′、小形揺動絞り片1
2,12′がそれぞれおかれている場合には最も
大きな照射野が得られる。
以上述べた照射野はその形状ならびに大きさの
如何に拘らずその中心を焦点F、もしくはF′から
のX線ビームの中心線が通るように、とくに大形
揺動絞り片11,11′、小形揺動絞り片12,
12′、保持腕13,13′,16,16′の各寸
法、ギヤ15,15′とセクターギヤ18,1
8′との歯数比ならびに回動軸14,14′,1
7,17′の各位置がそれぞれ決められている。
なお目視では確認しがたい被写体に対する照射
野を確認するための手段がこの装置5には設けら
れている。すなわち前記基準中心線に対して互い
に対称的に光源20,20′、ランプカバー21,
21′、およびX線透過材からなる平面反射鏡2
2,22′が図示のとおり、それぞれ配設され、
光源20,20′からの光がX線ビームコーンに
それぞれ完全に重なり合うようにされている。第
1図において実線で示した小形揺動絞り片12,
12′の中間に鉛板材からなるX線遮へい板23
が設けられているのは、コーンの開口7,7′か
ら入射されるX線ビームが、絞り全閉時に小形揺
動絞り片12,12′によつては若干遮へいでき
ない部分が残るのでそれを遮へいするためであ
る。
またこの実施例装置では、回動軸14の駆動お
よび摺動絞り片10,10′の平行移動機構の駆
動にいずれもモータを用いたが、手動で行うよう
にしてもよい。さらに大、小揺動絞り片のそれぞ
れ回動軸間の回動角伝達に用いた歯車機構の代り
に、プーリとたすき掛けにしたワイヤーロープと
からなる機構を使うこともできるし、摺動絞り片
10,10′の代りに、これらの長手方向に平行
に設けた回動軸によつて、大形揺動絞り片11,
11′と干渉しないよう前記基準中心に対して対
称的に回動させるようにした一対の回動絞り片を
用いてもよい。
(ヘ) 効果 この考案にかかるX線絞り装置においては、ス
テレオ撮影用X線管の2つの焦点から放射される
それぞれのX線ビームコーンのまわりを完全に絞
り込み、散乱X線を伴わずに正方形もしくは矩形
状の照射野を所望の大きさで形成しうるようにさ
れているので、被検者に余分な被曝を与えるのを
防止することができ、またフイルム面に写し出さ
れるX線影像の画質を向上させることができる。
そして、この考案にかかるX線絞り装置は、1つ
の駆動源で一対の小形揺動絞り片と一対の大形揺
動絞り片とが駆動されるので、構造が簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は考案の1実施例であるX線絞り装置の
内部構造を示した模式側面図、第2図は各焦点か
らのX線ビームコーンに対してそれぞれ矩形状絞
りを構成する可動絞り片の配置関係を示す模式平
面図、第3図は従来の装置の要部の模式説明図で
ある。 5……X線絞り装置、6……ステレオ撮影用X
線管、7,7′……円形開口、8……コーン、9
……角形筺体、10,10′……摺動絞り片、1
1,11′……大形揺動絞り片、12,12′……
小形揺動絞り片、13,13′……保持腕、14,
14′……回動軸、15,15′……ギヤ、16,
16′……保持腕、17,17′……回動軸、1
8,18′……セクターギヤ、15,18,1
5′,18′……回転伝達手段、13,14,1
3′,14′……揺動手段、17,16,17′,
16′……揺動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステレオ撮影用X線管の一対の焦点から放射さ
    れる各X線ビームを一対の開口を通して中空筐体
    内に導き、所望の大きさの正方形ないしは矩形の
    照射野が得られるように前記各X線ビームを絞り
    込むX線絞り装置において、前記中空筐体内に、
    X線不透過板材からなる矩形状の小形揺動絞り片
    を前記X線管に近い側に、同じくX線不透過板材
    からなる矩形状の大形揺動絞り片を前記小形揺動
    絞り片より前記X線管から離れた側に、前記中空
    筐体の1の対称軸に対して対称的に各一対配設す
    るとともに、前記一対の小形揺動絞り片並びに一
    対の大形揺動絞り片をそれぞれ前記対称軸に対し
    て対称的に、かつ小形揺動絞り片及び大形揺動絞
    り片のX線ビーム中心線寄りの各長辺によつてX
    線ビームの一方の照射辺縁を規制するよう小形揺
    動絞り片と大形揺動絞り片とをX線ビーム中心線
    に対して互いに反対方向に回動軸を中心として揺
    動させる揺動手段、並びに小形揺動絞り片と大形
    揺動絞り片とを連動させる機械的回転伝達機構を
    付設し、その機械的回転伝達機構を駆動させる1
    つの駆動源を設け、さらに前記大形揺動絞り片の
    長手方向と直交する方向に、かつ大形揺動絞り片
    と干渉しないように、X線不透過板材からなる矩
    形状の別の一対の絞り片を前記中空筐体の前記と
    は別の対称軸に対称的に配設するとともに、その
    一対の絞り片を前記別の対称軸に対して対称的に
    かつ絞り片のX線ビーム中心線寄りの各長辺によ
    つてX線ビームの他方の照射辺縁を規制するよう
    に摺動もしくは回動させる移動手段を付設したこ
    とを特徴とするX線絞り装置。
JP1984166267U 1984-10-31 1984-10-31 Expired - Lifetime JPH0516558Y2 (ja)

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JPS6180499U JPS6180499U (ja) 1986-05-28
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JP6162460B2 (ja) * 2013-04-15 2017-07-12 東芝電子管デバイス株式会社 X線シャッタ及びx線管装置
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