JPH05166821A - 半導体装置及びその製法 - Google Patents

半導体装置及びその製法

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JPH05166821A
JPH05166821A JP3330561A JP33056191A JPH05166821A JP H05166821 A JPH05166821 A JP H05166821A JP 3330561 A JP3330561 A JP 3330561A JP 33056191 A JP33056191 A JP 33056191A JP H05166821 A JPH05166821 A JP H05166821A
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region
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insulating film
emitter
manufacturing
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JP3330561A
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English (en)
Inventor
Takayuki Gomi
孝行 五味
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベース幅の縮小化、ベース抵抗の低減化を達
成させて、全電流領域でのスピードの改善を実現させ
る。 【構成】 側部から下部にかけて絶縁層1にて囲まれた
素子形成領域2の上面中央部分に平面長方形状の絶縁膜
3を形成した後、絶縁膜3をマスクとして素子形成領域
2の片側にP形不純物を導入する。その後、絶縁膜3の
上面を一部含んで、上記P型不純物が導入された素子形
成領域2の一部にエミッタ拡散源となる多結晶シリコン
層7を形成した後、全面に層間絶縁膜8を形成する。そ
の後、熱処理を行って、導入されたP型不純物拡散によ
るベース領域5と多結晶シリコン層7からのN型不純物
拡散によるエミッタ領域6を形成する。その後、層間絶
縁膜8に対して開口を設けた後、バリアメタル15及び
Al層をパターニングして夫々ベース電極12、エミッ
タ電極13及びコレクタ電極14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、張り合わせ等により形
成されたSOI(silicon on insula
tor)基板の素子形成領域内に、エミッタ領域、ベー
ス領域及びコレクタ領域が夫々横方向に形成されたラテ
ラル型トランジスタ及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】将来のVLSIにおいて、SOI構造の
バイポーラトランジスタが注目されている。これは、S
OI構造の場合、完全な絶縁物分離により、ラッチアッ
プ防止、寄生容量の低減化が実現できるためである。
【0003】特に、SOI構造のラテラル型バイポーラ
トランジスタは、寄生の部分がほとんど無くなるため、
理想的なデバイスに限りなく近づけることが可能とな
る。また、現在では、CMOSの高集積性、低消費電力
性と、バイポーラトランジスタの高速性とを兼ね備えた
BiCMOS LSIが注目されているが、縦型バイポ
ーラトランジスタとCMOSトランジスタとを複合させ
た場合、素子構造が複雑になり、プロセスステップの増
大によるコストアップ、歩留り低下等につながるという
欠点があった。
【0004】この場合、SOI構造のCMOSトランジ
スタとSOI構造のラテラル型バイポーラトランジスタ
を考えると、CMOSトランジスタとラテラル型バイポ
ーラトランジスタとで製造工程がほとんど共用できるた
め、高性能なBiCMOSを非常にシンプルな製法で作
製することができる。このような利点が、現在から将来
に向けて、SOI構造のラテラル型バイポーラトランジ
スタが注目されている所以である。
【0005】従来のSOI構造のラテラル型バイポーラ
トランジスタは、SOI構造の基板(以下、単にSOI
基板と記す)を得るところからはじまる。このSOI基
板は、まず、図9Aに示すように、例えばP型のシリコ
ン基板61上にN型のエピタキシャル層62を成長させ
た基板63と、図9Bに示すように、シリコン基板64
の表面に熱酸化膜65が形成された別の基板66を用意
し、これら2枚の基板63及び66を夫々エピタキシャ
ル層62の表面と熱酸化膜65の表面とを対向させなが
ら張り合わせて、図10で示す張り合わせ基板67を作
製する。
【0006】その後、図11に示すように、基板63の
端面から研削・研磨を行ない、最終的にエッチング作用
と機械的研磨を合わせた選択エッチングにより、シリコ
ン基板61を除去して、絶縁膜65上にシリコン層62
が形成されたSOI基板68を得る。
【0007】そして、このSOI基板68にラテラル型
バイポーラトランジスタを作製する場合は、まず、図1
2Aに示すように、選択酸化(LOCOS)法を用いて
選択的にフィールド絶縁層69を形成する。このとき、
フィールド絶縁層69で囲まれたシリコン層が素子形成
領域70となる。
【0008】次に、図12Bに示すように、素子形成領
域70上に形成されている薄い熱酸化膜71を一部エッ
チング除去した後、素子形成領域70上に一部オフセッ
トを設けて、N型の不純物ドープの多結晶シリコン層7
2を形成する。この多結晶シリコン層72上には、同じ
パターンのSiO2膜73が形成される。その後、P型
の不純物、例えばボロン(BF2 + )をイオン注入し
て、多結晶シリコン層72が形成されていない部分の素
子形成領域70内にP型のベース領域74を形成する。
【0009】次に、図13に示すように、多結晶シリコ
ン層72とSiO2膜73の2層膜の側壁に例えばSi
N膜によるサイドウォール75を形成する。その後、N
型の不純物、例えば砒素(As+ )をイオン注入して、
素子形成領域70内にN型のエミッタ領域76を形成す
ることにより、SOI構造のラテラル型バイポーラトラ
ンジスタを得る(1991年電子情報通信学会秋季大
会、SC−9−8、P5−216〜217「張り合わせ
SOI基板を用いた薄いベースを持つ横型バイポーラト
ランジスタ」参照)。この場合、ベースの取出しは、図
14の平面図に示すように、横方向に連続して張り出さ
せて形成したベース取出し領域77を介して行われる。
尚、上記多結晶シリコン層72はコレクタ取出し電極と
なる。
【0010】上記従来のSOI構造のラテラル型バイポ
ーラトランジスタは、張り合わせSOI基板68を用い
ているため、SOI基板68自体の結晶性が良好であ
り、しかもエミッタ領域76及びベース領域74の形成
は、MOSトランジスタのLDD構造を利用して形成す
るようにしているため、ベース幅Wbが短縮化され、遮
断周波数fTMAX=4.5GHzを得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のラテ
ラル型バイポーラトランジスタにおいては、ベース幅W
bがSiN膜からなるサイドウォール75の幅にて決定
される。このサイドウォール75は、多結晶シリコン層
72及びSiO2 膜73の厚みとRIEのエッチング条
件によって、その幅が決定される。
【0012】しかし、多結晶シリコン層72やSiO2
膜73は、通常CVD法にて形成されるが、このCVD
法による成膜においては、その厚み方向に約10%のば
らつきが生じる。また、RIEによるエッチングも10
%程度のばらつきが生じることから、形成されるサイド
ウォール75の幅にも大きなばらつきが生じる。このこ
とから、サイドウォール幅、即ちベース幅Wbの制御が
不安定となり、しかもベース幅Wbの縮小化に限界が生
じる。
【0013】また、従来の場合、ベース電極の取出し
が、ベース領域74の長手方向からだけであるため、ベ
ースの直列抵抗Rbが大きくなり、大電流領域でのスピ
ードが遅くなるという欠点がある。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、ベース幅の縮小化、
ベース抵抗の低減化を達成することができ、全電流領域
でのスピードの改善を実現させることができる半導体装
置を提供することにある。
【0015】また、本発明は、ベース幅の縮小化、ベー
ス抵抗の低減化を達成することができ、全電流領域での
スピードの改善を実現させることができる半導体装置を
容易に作製することができる半導体装置の製法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、側部から下部
にかけて絶縁層1にて囲まれた素子形成領域2内に、エ
ミッタ領域6、ベース領域5及びコレクタ領域4が夫々
横方向に形成された半導体装置において、素子形成領域
2上に、島状に形成された絶縁膜3と、該絶縁膜3の上
面の一部を含んで形成されたエミッタ拡散源となる半導
体膜7を設け、該絶縁膜3下にベース領域5とコレクタ
領域4との接合面aを存在させ、エミッタ領域6をその
側部から下部にかけてベース領域5で囲んで構成する。
【0017】この場合、エミッタ領域6、ベース領域5
及びコレクタ領域4の各長手方向の長さを夫々ほぼ同等
の長さLに形成して構成するようにしてもよいし、ベー
ス電極12を、ベース領域5の下層に形成して構成する
ようにしてもよい。
【0018】また、本発明は、側部から下部にかけて絶
縁層23及び25にて囲まれた第1導電型を有する素子
形成領域2内に、第1導電型のエミッタ領域6及びコレ
クタ領域4並びに第2導電型のベース領域5が夫々横方
向に形成された半導体装置の製法において、素子形成領
域2上に島状の絶縁膜3を形成した後、絶縁膜3をマス
クとして素子形成領域2の片側に第2導電型を有するベ
ース領域形成用不純物を選択的に導入する。その後、絶
縁膜3の上面を一部含んで、不純物が導入された素子形
成領域2の一部にエミッタ拡散源となる半導体膜7を形
成する。
【0019】また、本発明は、側部から下部にかけて絶
縁層23及び25にて囲まれた第1導電型を有する素子
形成領域2内に、第1導電型のエミッタ領域6及びコレ
クタ領域4並びに第2導電型のベース領域5が夫々横方
向に形成された半導体装置の製法において、素子形成領
域2上に島状の絶縁膜3を形成した後、絶縁膜3の上面
を一部含んで、素子形成領域2の片側の一部に半導体膜
7を形成する。その後、素子形成領域2の他の片側をマ
スクして、露出する半導体膜7に第2導電型を有するベ
ース領域形成用不純物を導入した後、素子形成領域2の
片側をマスクして、露出する半導体膜7に第1導電型を
有するエミッタ領域形成用不純物を導入する。
【0020】
【作用】上述の本発明の構成によれば、絶縁膜3下にベ
ース領域5とコレクタ領域4との接合面aを存在させる
ようにしたので、この接合面aとエミッタ領域6の拡散
端を近づけることが可能になり、ベース幅Wbの短縮化
を図ることができる。また、エミッタ領域6をベース領
域5にて囲むようにしたので、上記接合面aからベース
電極12までに至る経路の幅(面積)が広くなり、ベー
ス抵抗Rbの低減化を達成させることができる。
【0021】また、本発明の第1の製法によれば、絶縁
膜3をマスクにベース領域形成用不純物を素子形成領域
2内に導入し、その後、絶縁膜3の上面を一部含むよう
にエミッタ拡散源となる半導体膜7を形成するようにし
たので、各不純物が絶縁膜3の同一の側壁を介して二重
拡散して、夫々ベース領域5及びエミッタ領域6が形成
されることになり、例えば時間で制御することにより、
幅の狭いベース幅Wbが再現性よく形成することができ
ると共に、エミッタ領域6をベース領域5にて囲むよう
に構成させることが可能となる。
【0022】また、本発明の第2の製法によれば、絶縁
膜3の上面を一部含むように形成された半導体膜7に第
2導電型を有するベース領域形成用不純物を導入した
後、半導体膜7に第1導電型を有するエミッタ領域形成
用不純物を導入するようにしたので、各不純物が絶縁膜
3の同一の側壁を介して順次拡散して、夫々ベース領域
5及びエミッタ領域6が形成されることになり、例えば
時間で制御することにより、幅の狭いベース幅Wbが再
現性よく形成することができると共に、エミッタ領域6
をベース領域5にて囲むように構成させることが可能と
なる。
【0023】
【実施例】以下、図1〜図8を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1Aは、第1実施例に係るSOI構
造のラテラル型NPNトランジスタ(以下、単にトラン
ジスタと記す)の構成を示す断面図、図1Bは、その平
面図である。
【0024】このトランジスタは、側部から下部にかけ
て絶縁層1にて囲まれた素子形成領域2内に作製され
る。そして、この素子形成領域2の上面中央部分に形成
された平面長方形状の絶縁膜3(図1Bにおいて斜線で
示す領域)下にN型のコレクタ領域4とP型のベース領
域5との接合面a(図1Bにおいて一点鎖線で示す)が
存在する。エミッタ領域6は、絶縁膜3の上面一部を含
むように形成された多結晶シリコン層7からのN型の不
純物拡散によって形成される。
【0025】尚、これら図において、8は層間絶縁膜、
9はベース取出し領域、10はコレクタ取出し領域、1
1は多結晶シリコン層7によるコレクタ取出し電極、1
2,13及び14はAl層によるベース電極、エミッタ
電極及びコレクタ電極、15はバリアメタルである。
【0026】この構成によれば、絶縁膜3下にベース領
域5とコレクタ領域4との接合面aを存在させるように
したので、接合面aとエミッタ領域6の拡散端を近づけ
ることが可能になり、ベース幅Wbの短縮化を図ること
ができる。また、エミッタ領域6をベース領域5にて囲
むようにしたので、上記接合面aからベース電極12ま
でに至る経路の幅(面積)が広くなり、ベース抵抗Rb
の低減化を達成させることができる。
【0027】特に、図1Bに示すように、エミッタ領域
6、ベース領域5及びコレクタ領域4の各長手方向の長
さを夫々ほぼ同等の長さLに設定して形成すれば、更に
ベース抵抗Rbの低減化が図れ、全電流領域での高速化
を図ることができる。
【0028】次に、第2実施例に係るトランジスタの構
成を図2に基いて説明する。尚、図1と対応するものに
ついては同符号を記す。
【0029】このトランジスタは、上記第1実施例のも
のとほぼ同じ構成を有するが、ベース電極12がベース
領域5の下層に形成されている点で異なる。この構成に
よれば、上面にベース電極12を形成するための占有面
積が不要となるため、セル面積が第1実施例よりも小さ
くすることが可能となる。また、ベースの取出し経路が
短くなるため、ベース抵抗Rbをより低減化することが
できる。
【0030】次に、上記第1実施例に係るトランジスタ
を実現させるための2つの製法(第1の製法及び第2の
製法)を図3〜図7に基いて説明する。尚、図1と対応
するものについては同符号を記す。
【0031】図3〜図5は、第1の製法を示す工程図で
ある。これらの工程図において、図3A〜図4Bまでの
工程は、SOI構造の基板(以下、単にSOI基板と記
す)の作製方法を示し、図4C〜図5Cまでの工程は、
第1実施例に係るトランジスタの製法を示す。以下、順
にその工程を説明する。
【0032】まず、図3Aに示すように、例えばN型の
シリコン基板21(結晶方位<111>)を用意し、素
子形成領域2となる部分以外の領域を約150nm程度
エッチング除去して段差22を形成する。
【0033】次に、図3Bに示すように、全面にSiO
2 膜23をCVD法にて形成した後、全面に平坦化膜
(レジスト膜等)24を形成する。
【0034】次に、図3Cに示すように、RIE(反応
性イオンエッチング)による全面エッチバックを行っ
て、素子形成領域2となる部分を露出させる。このと
き、段差22内にSiO2 膜が埋め込まれたかたちとな
る。尚、このSIO2膜23は、後に行われる研磨時の
研磨ストッパとなる。従って、図3Aで示す工程にて形
成した段差22で、SOI基板の厚み(正確には素子形
成領域2の厚み)が決まる。
【0035】次に、図4Aに示すように、表面に熱酸化
膜(SiO2 膜)25が形成された別のシリコン基板2
6を用意し、シリコン基板21及び26同士を、夫々素
子形成領域2となる部分が露出した表面と熱酸化膜25
表面とを対向させながら張り合わせて、張り合わせ基板
27を作製する。上記張り合わせ処理は、シリコン基板
21及び26同士を重ね合わせた後、窒素(N2 )雰囲
気中、1100℃で数時間熱処理することにより行うこ
とができる。
【0036】次に、図4Bに示すように、シリコン基板
21の端面から研削・研磨を行い、最終的にエッチング
作用と機械的研磨を合わせた選択研磨処理によって研磨
を行って、SiO2 膜23を露出させてSOI基板28
を得る。このとき、SiO2 膜23及び熱酸化膜25に
て側部から下部にわたって囲まれたシリコン薄層、即ち
素子形成領域2が形成される。上記選択研磨の条件とし
ては、例えば研磨液としてエチレンジアミン+水(pH
≒10〜11位)を用い、温度は室温(20℃)程度と
する。また、クロス加圧は約200g/cm2 程度、ク
ロス周速は約150m/min程度でよい。
【0037】次に、図4Cに示すように、全面にSiO
2 からなる絶縁膜3をCVD法にて形成した後、RIE
等でパターニングして、素子形成領域2上の中央部分
に、図2で示すような平面長方形状のパターン(絶縁
膜)3を残す。
【0038】次に、図5Aに示すように、全面にフォト
レジスト膜29を形成した後、素子形成領域2の片側に
対応する箇所に開口29aを形成する。その後、フォト
レジスト膜29及び絶縁膜3をマスクにP型のベース領
域形成用不純物、例えばBF 2 + をイオン注入する。こ
のときのイオン注入条件は、例えば注入エネルギ=60
keV、注入量=7×1013cm-2とする。
【0039】次に、図5Bに示すように、上記フォトレ
ジスト膜29を除去した後、全面にN型の不純物、例え
ば砒素(As)をドープした多結晶シリコン層7を厚み
約150nm程度、CVD法にて形成した後、例えばR
IEによるパターニングでエミッタ領域6となる部分と
コレクタ領域4となる部分に対応する箇所に多結晶シリ
コン層7を残す。このとき、各多結晶シリコン層7を絶
縁膜3の上面に一部オーバーラップさせておく。
【0040】その後、全面にSiO2 からなる層間絶縁
膜8を形成した後、窒素(N2 )雰囲気中で、温度95
0℃、時間15分の熱処理を行う。この熱処理によっ
て、イオン注入されたP型の不純物が拡散してP型のベ
ース領域5及びベース取出し領域9が形成されると共
に、多結晶シリコン層7からのN型不純物拡散によって
ベース領域5内にN型のエミッタ領域6が形成され、更
に素子形成領域2の他の片側にN型のコレクタ取出し領
域10が形成される。このとき、絶縁膜3下にベース領
域5とコレクタ領域4との接合面aが存在する形とな
り、この絶縁膜3の幅でコレクタ−ベース間の耐圧が決
定される。
【0041】そして、図5Cに示すように、層間絶縁膜
8に対して、夫々ベース取出し領域9、多結晶シリコン
層7に対応する箇所に開口を例えばRIEにて形成した
後、TiN/Tiからなるバリアメタル15及びAl膜
をスパッタにて形成し、その後、バリアメタル15及び
Al層をパターニングして夫々Al層によるベース電極
12、エミッタ電極13及びコレクタ電極14を形成す
ることにより、第1実施例に係るトランジスタを得る。
【0042】この第1の製法によれば、絶縁膜3をマス
クにベース領域形成用不純物を素子形成領域2内に導入
し、その後、絶縁膜3の上面を一部含むようにエミッタ
拡散源となる多結晶シリコン層7を形成するようにした
ので、各不純物が絶縁膜3の同一の側壁を介して二重拡
散することにより、夫々P型のベース領域5及びN型の
エミッタ領域6が形成されることになる。
【0043】従って、この二重拡散を例えば時間で制御
することにより、幅の狭いベース幅Wbが再現性よく形
成することができると共に、エミッタ領域6をベース領
域5にて囲むように構成させることが可能となる。これ
は、ベース幅Wbの短縮化、ベース抵抗Rbの低減化に
つながり、全電流領域での高速化を達成させることがで
きる。
【0044】次に、第1実施例に係るトランジスタを実
現させるための第2の製法を図6及び図7に基いて説明
する。この第2の製法において、SOI基板28を作製
するまでの工程は、上記第1の製法(図3A〜図4B参
照)と同じであるため、その作製工程の説明は省略し、
SOI基板28を作製した段階以降の工程を順次説明す
る。
【0045】まず、図6Aに示すように、全面にSiO
2 からなる絶縁膜3をCVD法にて形成した後、RIE
等でパターニングして、素子形成領域2上の中央部分
に、図2で示すような平面長方形状のパターン(絶縁
膜)3を残す。その後、全面に厚み150nm程度の多
結晶シリコン層7をCVD法にて形成する。続いて、例
えばRIEによるパターニングでエミッタ領域6となる
部分に対応する箇所に多結晶シリコン層7を残す。この
とき、多結晶シリコン層7を絶縁膜3の上面に一部オー
バーラップさせておく。
【0046】次に、図6Bに示すように、全面にフォト
レジスト膜31を形成した後、素子形成領域2の片側に
対応する箇所に開口31aを形成する。特に、この開口
31aを通して多結晶シリコン層7が露出するように形
成する。その後、フォトレジスト膜31及び絶縁膜3並
びに多結晶シリコン層7をマスクにP型のベース領域形
成用不純物、例えばBF2 + をイオン注入する。
【0047】このイオン注入にて、素子形成領域2中、
多結晶シリコン層7のない部分、即ちベース取出し領域
9となる部分にP型の不純物がより深く導入される。も
ちろん、この場合、多結晶シリコン層7中にもP型の不
純物が導入される。このイオン注入の条件は、例えば注
入エネルギ=50keV、注入量=2×1014cm-2
する。
【0048】次に、図6Cに示すように、窒素(N2
雰囲気中で、温度800℃、時間30分の熱処理を行っ
た後、窒素(N2 )雰囲気中で、温度900℃、時間2
0分の熱処理を行う。この連続熱処理によって、イオン
注入されたP型の不純物が拡散してP型のベース取出し
領域9が形成されると共に、多結晶シリコン層7からの
P型不純物拡散によって比較的浅いP型のベース領域5
が形成される。
【0049】その後、全面にフォトレジスト膜32を形
成した後、素子形成領域2の他の片側に対応する箇所に
開口32aを形成する。この場合も、開口32aを通し
て多結晶シリコン層7が露出するように形成する。その
後、フォトレジスト膜32及び絶縁膜3並びに多結晶シ
リコン層7をマスクにN型のエミッタ、コレクタ領域形
成用不純物、例えばAs+ をイオン注入する。
【0050】このイオン注入にて、素子形成領域2中、
多結晶シリコン層7のない部分、即ちコレクタ取出し領
域10となる部分にN型の不純物がより深く導入され
る。もちろん、この場合、多結晶シリコン層7中にもN
型の不純物が導入される。このイオン注入の条件は、例
えば注入エネルギ=40keV、注入量=1.5×10
16cm-2とした。
【0051】次に、図7Aに示すように、全面にSiO
2 からなる層間絶縁膜8を例えば厚み300nm程度C
VD法にて形成する。その後、窒素(N2 )雰囲気中
で、温度800℃、時間30分の熱処理を行った後、窒
素(N2 )雰囲気中で、温度1050℃、時間10秒の
短時間熱処理を行う。この連続熱処理によって、イオン
注入されたN型の不純物が拡散してN型のコレクタ取出
し領域10が形成されると共に、多結晶シリコン層7か
らのN型不純物拡散によってベース領域5内にN型のエ
ミッタ領域6が形成される。このとき、絶縁膜3下にベ
ース領域5とコレクタ領域4との接合面aが存在する形
となり、この絶縁膜3の幅でコレクタ−ベース間の耐圧
が決定される。
【0052】そして、図7Bに示すように、層間絶縁膜
8に対して、夫々ベース領域取出し領域9、多結晶シリ
コン層7及びコレクタ取出し領域10に対応する箇所に
開口を例えばRIEにて形成した後、TiN/Tiから
なるバリアメタル15及びAl膜をスパッタにて形成
し、その後、バリアメタル15及びAl層をパターニン
グして夫々Al層によるベース電極12、エミッタ電極
13及びコレクタ電極14を形成することにより、第1
実施例に係るトランジスタを得る。
【0053】この第2の製法によれば、絶縁膜3の上面
を一部含むように形成された多結晶シリコン層7にベー
ス領域形成用不純物を導入した後、多結晶シリコン層7
にエミッタ領域形成用不純物を導入するようにしたの
で、各不純物が絶縁膜3の同一の側壁を介して順次拡散
することにより、夫々ベース領域5及びエミッタ領域6
が形成されることになる。
【0054】従って、上記不純物拡散を例えば時間で制
御することにより、幅の狭いベース幅Wbが再現性よく
形成することができると共に、エミッタ領域6をベース
領域5にて囲むように構成させることが可能となる。こ
れは、ベース幅Wbの短縮化、ベース抵抗Rbの低減化
につながり、全電流領域での高速化を達成させることが
できる。特に、この第2の製法の場合、上記第1の製法
よりもエミッタ領域6を浅く形成することができる。
【0055】次に、第2実施例に係るトランジスタを実
現させるための製法を図8に基いて説明する。この製法
において、張り合わされる一方の基板21の製法につい
ては上記第1の製法(図3A〜図3C参照)と同じであ
るため、その作製方法の説明は省略し、張り合わされる
他方の基板26の作製から順次説明する。
【0056】まず、図8Aに示すように、他方の基板2
6の表面に熱酸化膜25を形成した後、ベース領域とな
る部分に対応した箇所に例えばRIE等によるエッチン
グにて凹部41を形成する。その後、全面にP型の不純
物、例えばボロン(B)がドープされたタングステンシ
リサイド層あるいは多結晶シリコン層等の導電層42を
形成し、その後、RIEによる全面エッチバックを行っ
て、導電層42を上記凹部41内に埋め込む。
【0057】次に、図8Bに示すように、基板21及び
26同士を、夫々素子形成領域2となる部分が露出した
表面と熱酸化膜25表面とを対向させながら張り合わせ
て、張り合わせ基板27を作製する。
【0058】その後の工程は、上記第1の製法あるいは
第2の製法を用いて、図2で示すトランジスタを得るこ
とができる。図示の例は、第1の製法を用いて作製した
例を示す。
【0059】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、ベー
ス幅の縮小化、ベース抵抗の低減化を達成することがで
き、全電流領域でのスピードの改善を実現させることが
できる。
【0060】また、本発明に係る半導体装置の製法によ
れば、ベース幅の縮小化、ベース抵抗の低減化を達成す
ることができ、全電流領域でのスピードの改善を実現さ
せることができる半導体装置を容易に作製することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは、第1実施例に係るSOI構造のラテラル
型バイポーラトランジスタ(以下、単にトランジスタと
記す)を示す断面図。Bは、その平面図。
【図2】第2実施例に係るトランジスタを示す断面図。
【図3】第1実施例に係るトランジスタを実現させるた
めの第1の製法を示す工程図(その1)。
【図4】第1実施例に係るトランジスタを実現させるた
めの第1の製法を示す工程図(その2)。
【図5】第1実施例に係るトランジスタを実現させるた
めの第1の製法を示す工程図(その3)。
【図6】第1実施例に係るトランジスタを実現させるた
めの第2の製法を示す工程図(その1)。
【図7】第1実施例に係るトランジスタを実現させるた
めの第2の製法を示す工程図(その2)。
【図8】第2実施例に係るトランジスタを実現させるた
めの製法、特にSOI基板を得るための張り合わせ基板
を作製するまでの工程を示す工程経過図。
【図9】SOI基板を作製する上で用意すべき2枚の基
板を示す断面図。
【図10】従来の張り合わせ基板を示す断面図。
【図11】従来のSOI基板を示す断面図。
【図12】従来例に係るトランジスタを実現させるため
の製法を示す工程経過図。
【図13】従来例に係るトランジスタを示す断面図。
【図14】従来例に係るトランジスタを示す平面図。
【符号の説明】
1 絶縁層 2 素子形成領域 3 絶縁膜 4 コレクタ領域 5 ベース領域 6 エミッタ領域 7 多結晶シリコン層 8 層間絶縁膜 9 ベース取出し領域 10 コレクタ取出し領域 11 コレクタ取出し電極(多結晶シリコン層7) 12 ベース電極 13 エミッタ電極 14 コレクタ電極 15 バリアメタル a 接合面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部から下部にかけて絶縁層にて囲まれ
    た素子形成領域内に、エミッタ領域、ベース領域及びコ
    レクタ領域が夫々横方向に形成された半導体装置におい
    て、 上記素子形成領域上に、島状に形成された絶縁膜と、該
    絶縁膜の上面の一部を含んで形成されたエミッタ拡散源
    となる半導体膜を有し、上記絶縁膜下に上記ベース領域
    とコレクタ領域との接合面が存在し、上記エミッタ領域
    がその側部から下部にかけて上記ベース領域で囲まれて
    いることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記エミッタ領域、上記ベース領域及び
    コレクタ領域の各長手方向の長さが夫々ほぼ同等の長さ
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 ベース電極が、上記ベース領域の下層に
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 側部から下部にかけて絶縁層にて囲まれ
    た第1導電型を有する素子形成領域内に、第1導電型の
    エミッタ領域及びコレクタ領域並びに第2導電型のベー
    ス領域が夫々横方向に形成された半導体装置の製法にお
    いて、 上記素子形成領域上に島状の絶縁膜を形成する工程と、 上記絶縁膜をマスクとして素子形成領域の片側に第2導
    電型を有するベース領域形成用不純物を選択的に導入す
    る工程と、 上記絶縁膜の上面を一部含んで、上記不純物が導入され
    た上記素子形成領域の一部にエミッタ拡散源となる半導
    体膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
    装置の製法。
  5. 【請求項5】 側部から下部にかけて絶縁層にて囲まれ
    た第1導電型を有する素子形成領域内に、第1導電型の
    エミッタ領域及びコレクタ領域並びに第2導電型のベー
    ス領域が夫々横方向に形成された半導体装置の製法にお
    いて、 上記素子形成領域上に島状の絶縁膜を形成する工程と、 上記絶縁膜の上面を一部含んで、素子形成領域の片側の
    一部に半導体膜を形成する工程と、 上記素子形成領域の他の片側をマスクして、露出する上
    記半導体膜に第2導電型を有するベース領域形成用不純
    物を導入する工程と、 上記素子形成領域の片側をマスクして、露出する上記半
    導体膜に第1導電型を有するエミッタ領域形成用不純物
    を導入する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製法。
  6. 【請求項6】 上記素子形成領域の片側の下層に、予め
    ベース電極用の導電層を形成することを特徴とする請求
    項4又は5記載の半導体装置の製法。
JP3330561A 1991-12-13 1991-12-13 半導体装置及びその製法 Pending JPH05166821A (ja)

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