JPH0516708A - 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置 - Google Patents

可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置

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Publication number
JPH0516708A
JPH0516708A JP17023691A JP17023691A JPH0516708A JP H0516708 A JPH0516708 A JP H0516708A JP 17023691 A JP17023691 A JP 17023691A JP 17023691 A JP17023691 A JP 17023691A JP H0516708 A JPH0516708 A JP H0516708A
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JP
Japan
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traveling
cargo handling
engine
lever
hydraulic pump
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Application number
JP17023691A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ishikawa
和男 石川
Shinji Kameyama
真司 亀山
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常走行から荷役走行を行うに際し、車速が
急に上昇する等のショックが発生するおそれがなく、安
定した荷役走行作業を行うことができる可変速用可変容
量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装
置を提供する。 【構成】 コントローラはアクセルペダル又はリフトレ
バー等の操作量に基づいて荷役走行中かどうかを判断す
るようにした。そして、荷役走行を行う場合、荷役走行
開始時から所定時間内はインチングレバーの操作角度が
最大となるよう制御し、インチングレバーの上昇速度を
速くし、サーボシリンダ内のパイロット圧が上昇するこ
とに起因する車速の上昇を防ぐようにした。さらに、所
定時間経過後で荷役走行中においては、インチングレバ
ーの操作角度はレバー対応スロットル開度に基づくエン
ジン回転数だけでなく、アクセルペダルの操作量によっ
ても調整できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変速用可変容量油圧ポ
ンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は可変容量油圧ポンプを備えた
フォークリフト等のエンジン車両について従来より種々
提案している(特開平2−248764号公報、特開平
2−245572号公報等)。
【0003】この種の車両は例えば次のように構成され
ている。すなわち、図6に示すように、エンジン1の出
力軸2には、荷役用ポンプ3、チャージポンプ4及び可
変容量油圧ポンプとしての走行用油圧ポンプ5が順に連
結されている。前記エンジン1のスロットルレバー6に
は、アクセルペダル7が連結されており、このアクセル
ペダル7の操作量(アクセル操作量)に伴い、スロット
ルバルブに連結されたスロットルレバー6が傾動し、こ
の傾動量に伴った回転速度でエンジン1は回転し、前記
各ポンプ3〜5が駆動される。
【0004】前記走行用油圧ポンプ5は2方向タイプの
斜板式可変容量型油圧ポンプであって、斜板の傾斜方向
によって走行用管路5a,5b内で作動油が流れる方向
を選択し、左方及び右方の油圧モータとしての走行用油
圧モータLm,Rmを正逆回転させて、同走行用油圧モ
ータLm,Rmに連結された図示しない左右一対の駆動
輪を駆動させる。また、走行用油圧ポンプ5の吐出容量
は斜板の傾斜角(斜板角)が大きいときには多く、ま
た、斜板角が小さいときには少なくなるように調整され
る。そして、走行用油圧モータLm,Rmは、前記走行
用油圧ポンプ5の吐出量(斜板角によって規定される吐
出容量における走行用油圧ポンプ5の回転数に従って増
減する)に従う回転速度にて駆動される。
【0005】前記走行用油圧ポンプ5には、吐出容量調
節手段としてのサーボシリンダ8が隣接して配置されて
いるとともに、同サーボシリンダ8のピストンロッド9
が走行用油圧ポンプ5の斜板に連結配置されており、こ
のピストンロッド9の移動によって斜板角が調節される
ようになっている。前記サーボシリンダ8内は、ピスト
ンロッド9に設けたピストン9aによって前室10a及
び後室10bに二分されており、サーボシリンダ8の各
側壁からピストン9aに架装した一対の押しバネSによ
って、通常時にはピストン9aは前記サーボシリンダ8
のほぼ中央位置に保持されている。すなわち、このとき
には斜板角はゼロとなり、走行用油圧ポンプ5の吐出容
量はゼロとなる。
【0006】前記チャージポンプ4はエンジン1の回転
速度(エンジン回転数)に基づく量の作動油をチャージ
管路11内に吐出する。このチャージ管路11には、オ
リフィス12を介して減圧弁13が設けられており、チ
ャージポンプ4が吐出する作動油を減圧するようになっ
ている。そして、この減圧弁13からは、前後進バルブ
14に延びるパイロット流体通過管路15に対し、減圧
された作動油がパイロット流体として流出するようにな
っている。
【0007】前記減圧弁13のスプール13aには、減
圧弁13とともに駆動手段を構成するインチングレバー
16が連結され、同インチングレバー16はステッピン
グモータ13bのモータ軸に対し、ロッド16aを介し
て連結されている。そして、ステッピングモータ13b
の回転量に相対して、インチングレバー16が傾動さ
れ、その傾動角、すなわち操作角度Irによって前記パ
イロット流体通過管路15内に流入するパイロット圧P
rが制御される。従って、パイロット圧Prはエンジン
回転数と操作角度Irとによって制御されるようになっ
ている。
【0008】そして、一般的にはエンジン回転数に対す
る各操作角度Ir毎のパイロット圧Prが図7に示すよ
うになるよう予め設定されている。すなわち、例えば、
インチングレバー16の操作角度Irがゼロのときに
は、エンジン回転数がアイドリング状態からA(後述す
る無負荷時におけるアクセルペダル7がアイドリング状
態から始動して25%の操作量であって、無負荷回転数
が25%に相当する回転数)(図8参照)まではパイロ
ット圧Prはエンジン回転数に比例して上昇し、エンジ
ン回転数がAからB(後述する無負荷時におけるアクセ
ルペダル7がアイドリング状態から始動して50%の操
作量であって、無負荷回転数が50%に相当する回転
数)まではパイロット圧Prはエンジン回転数に関係な
く常にパイロット圧Prは100%となる。
【0009】また、インチングレバー16の操作角度I
rがAdのときには、エンジン回転数がアイドリング状
態からC(後述する無負荷時におけるアクセルペダル7
がアイドリング状態から始動して75%の操作量であっ
て、無負荷回転数が75%に相当する回転数)まではパ
イロット圧Prはゼロで、エンジン回転数がCからD
(後述する無負荷時におけるアクセルペダル7がアイド
リング状態から始動して100%の操作量であって、無
負荷回転数が100%に相当する回転数)まではパイロ
ット圧Prはエンジン回転数に比例して上昇し、そし
て、エンジン回転数がD以上ではエンジン回転数に関係
なく常にパイロット圧Prは100%となる。なお、前
記操作角度Irの0〜Adの値は後述するコントローラ
18によって演算されるようになっている。
【0010】前記前後進バルブ14には、前進位置(a
位置)又は後進位置(b位置)又は中立位置(c位置)
の3つの位置があり、前後進レバー17を操作すること
により、コントローラ18を介して切換えられる。そし
て、前記パイロット流体通過管路15は前後一対のパイ
ロット管路15a,15bに分岐されており、前記前後
進バルブ14が前進位置であればパイロット管路15b
を経て前記サーボシリンダ8の後室10bに、また、前
後進バルブ14が後進位置であればパイロット管路15
aを経て前記サーボシリンダ8の前室10aにそれぞれ
連通されるようになっている。また、これらパイロット
管路15a,15bのうち、前記パイロット流体通過管
路15に連通されていないものは、前後進バルブ14を
介してドレインタンクDに連通されるようになってい
る。なお、前後進バルブ14が中立位置にあるときに
は、前記パイロット管路15a,15bは、パイロット
流体通過管路15及びドレインタンクDから遮断され
る。
【0011】前記パイロット管路15a,15bには、
サーボシリンダ8の入力ポート直前において、それぞれ
急激な吐出量の変動を防ぐためのオリフィス19a,1
9bが設けられ、これらオリフィス19a,19bによ
って、流量が規制されたパイロット流体が前記サーボシ
リンダ8内に送られるようになっている。また、後方の
パイロット管路15bには、オリフィス19bを迂回し
てサーボシリンダ8の後室10bに接続された迂回管路
20が設けられているとともに、同迂回管路20内に
は、電磁制御弁21が設けられている。そして、同電磁
制御弁21の開閉によって迂回管路20とサーボシリン
ダ8の後室10bとが連通又は遮断されるようになって
いる。
【0012】これにより、前記前後進バルブ14が前進
位置(a位置)にあるときには、エンジンの回転数が増
大するに従って減圧弁13からのパイロット圧が増大
し、そのパイロット圧により前記ピストンロッド9は左
方に移動して、斜板角は前進方向に大きく傾動される。
このとき、前記電磁制御弁21が閉鎖されるとパイロッ
ト流体がオリフィス19bにて流量が制限されながらサ
ーボシリンダ8の後室10bに流入して、ピストン9a
は緩慢に移動される。一方、電磁制御弁21が開放され
るとパイロット流体が迂回管路20を介してサーボシリ
ンダ8の後室10bに流入して、ピストン9aは迅速に
移動される。
【0013】そして、走行用油圧ポンプ5は作動油を一
方の吐出口から吐出させて走行用油圧モータLm,Rm
を正転させ、フォークリフト等のエンジン車両を前進さ
せる。
【0014】また、前後進バルブ14が後進位置(b位
置)にあるときには、エンジン1の回転数が増大するこ
とによって前記同様にパイロット圧が増大し、そのパイ
ロット圧により前記ピストンロッド9は右方に移動して
斜板角は後進方向に大きく傾動される。このとき、前記
電磁制御弁21が閉鎖されるとパイロット流体はオリフ
ィス19bにて流量が制限されながらサーボシリンダ8
の後室10bから同オリフィス19bを介して流出し、
ピストン9aは緩慢に移動される。一方、電磁制御弁2
1が開放されるとパイロット流体は迂回管路20を介し
てサーボシリンダ8の後室10bから流出して、ピスト
ン9aは迅速に移動される。
【0015】そして、走行用油圧ポンプ5は作動油を一
方の吐出口から吐出させて走行用油圧モータLm,Rm
を逆転させ、フォークリフト等のエンジン車両を後進さ
せる。
【0016】なお、チャージ管路11からはオリフィス
12の下流において交換用管路22が分岐され、さらに
減圧弁13から延びる排除用管路23が交換用管路22
に連通されている。
【0017】また、チャージ管路11は、フィルタ24
とチャージリリーフ弁25の間から分岐して、チェック
弁26a,26bとリリーフ弁27a,27bとで構成
される一対の補給回路28に接続されている。この補給
回路28は前記走行用管路5a,5bに接続され、走行
用油圧ポンプ5からの作動油の漏れ等により、走行用管
路5a,5b内の油圧が低下したときには、前記チャー
ジ管路11から補給回路28を介して走行用管路5a,
5b内に作動油が供給される。さらに、前記チャージポ
ンプ4から交換用管路22内を流れる作動油は、前記走
行用管路5a,5bの過負荷時にチャージリリーフ弁2
5を開放して、走行用管路5a,5b内の作動油に混入
され、走行用油圧ポンプ5と走行用油圧モータLm,R
mとの間を循環して昇温した同走行用管路5a,5bの
油温を低下させる。
【0018】また、前記荷役用油圧ポンプ3は、エンジ
ン1の回転速度に基づく量の作動油を図示しない荷役用
油圧管路に出力する。この荷役用油圧管路は荷役用のリ
フトシリンダ、ティルトシリンダ等に作動油を供給し、
公知の荷役作業を可能にしている。
【0019】次に、本例における電気的構成について説
明する。前記アクセルペダル7には、ポテンショメータ
により構成されたアクセル操作量センサ29が配設され
ており、前記アクセルペダル7の踏込み量を検出して、
その検出信号をコントローラ18に出力する。また、前
記エンジン1には、ピックアップコイルよりなる回転数
検知手段としてのエンジン回転数センサ30が配設され
ており、エンジン1の回転数を検出して、その検出信号
を前記コントローラ18に出力する。
【0020】運転席に設けられたブレーキペダル31に
は、ポテンショメータにより構成されたブレーキ操作量
センサ32が配設されており、前記ブレーキペダル31
の踏込み量を検出して、その検出信号をコントローラ1
8に出力する。
【0021】前記前後進レバー17には、リミットスイ
ッチにより構成された前後進位置センサ35が配設され
ており、前記前後進レバー17の前進、後進及び中立位
置を検出して、その検出信号を前記コントローラ18に
出力する。
【0022】また、前記インチングレバー16には、ポ
テンショメータにより構成されたインチングレバー角セ
ンサ36が配設されており、前記インチングレバー16
の角度を検出して、その検出信号を前記コントローラ1
8に出力する。
【0023】一方、コントローラ18はアクセル操作量
センサ29からの信号に基づいて、そのときのアクセル
操作量Accを割出すとともに、このアクセル操作量A
ccに対応する前記インチングレバー16の目標操作角
度Iaccを算出する。前記インチングレバー16の目
標操作角度Iaccの算出はアクセル操作量のみに対応
するエンジン回転数(無負荷回転数Nacc)を図8に
示すように、予め実験的又は理論的に求め、さらに図9
に示すように、この無負荷回転数Naccに対する目標
操作角度Iaccを同じく予め実験的又は理論的に求め
ている。そして、これに関するデータは前記コントロー
ラ18に予め記憶されている。従って、目標操作角度I
accはアクセル操作量Accに対して一義的に求めら
れるようになっている。
【0024】より詳細に説明するならば、アクセル操作
量Accが0%の非踏込み位置から50%の踏込み位置
までの間ではインチングレバー16の目標操作角度Ia
ccをゼロとする。アクセル操作量Accが100%の
踏込み位置の時には目標操作角度IaccをAdとす
る。そして、アクセル操作量Accが50%から100
%の踏込み位置では目標操作角度Iaccは以下の演算
式で求める。
【0025】Iacc=Ad・Acc/100 なお、これを無負荷回転数Naccに換算した式により
求めると次のようになる。
【0026】Iacc=Ad・Nacc/100 この目標操作角度Iaccはエンジン回転数がアクセル
操作量Accに相対する回転数(無負荷回転数Nac
c)以上になると、そのパイロット圧Prが100%に
なり、それ未満の回転数ではパイロット圧Prが前記目
標操作角度Iacc=0(またはAd)と同じ割合で増
減する。従って、インチングレバー16の操作角度Ir
を、この求めた各目標操作角度Iaccになるよう制御
すると、エンジン回転数に対するパイロット圧Prは前
述した図7に示すようになる。
【0027】さらに、コントローラ18は、前記前後進
位置センサ35からの信号に基づいて前後進レバー17
の操作位置を判断し、前後進バルブ14を前進、中立、
後進の3位置のいずれかに切換操作する。また、コント
ローラ18は前記インチングレバー角センサ36からの
信号に従ってインチングレバー16の角度を演算するよ
うになっている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン1
の回転速度(エンジン回転数)を上げ、荷役用油圧ポン
プ3の吐出量を増やし、荷役走行作業を行う場合があ
る。このように、荷役走行を行う場合、コントローラ1
8は前述したように、エンジン回転数の上昇に伴ってイ
ンチングレバー16の操作角度Irも上昇するように制
御していたのであるが、実際には次に記すような問題が
あった。すなわち、図7に示すように、例えばIr=I
rx1 ,エンジン回転数k1 (図中点α)で通常走行し
ていたとする。そして、荷役走行作業を行うためにアク
セルペダル7を踏込み、エンジン回転数をk2 に上昇さ
せたとする。このとき、インチングレバー16の操作角
度Irは前記アクセルペダル7の踏込み量に応じてIr
1 からIrx2 となり、パイロット圧Prが点βとな
って走行用油圧ポンプ5の吐出量を前の状態に保持して
いた。
【0029】しかし、インチングレバー16の操作角度
Irは俊敏にIrx2 に追従することができないため、
エンジン回転数が上がっても、パイロット圧Prが一時
的に100%に保持されたまま(図中点β’)となって
しまい、つまり、斜板角が急速に傾動してしまい、瞬間
的に車速が急上昇するなど車両にショックが発生するお
それがあった。その結果、運転が不安定となる可能性が
あった。
【0030】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は通常走行から荷役走行を
行うに際し、車速が急に上昇する等のショックが発生す
るおそれがなく、安定した荷役走行作業ができる可変速
用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷
役制御装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エンジンにて駆動される可変容量油圧ポ
ンプと、前記油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量
調節手段と、前記油圧ポンプの吐出容量をエンジン回転
数に追従させるように前記エンジン回転数に相対した油
圧力にて前記吐出容量調節手段を駆動する駆動手段と、
前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され走行
用駆動輪を回転させる油圧モータとからなる可変速用可
変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両において、開度
に応じてエンジン回転数を調整するスロットルバルブ
と、前記スロットルバルブを回動させる回動駆動手段
と、荷役操作を行うための荷役操作手段と、アクセルペ
ダルまたは荷役操作手段の操作量に基づいて、前記スロ
ットルバルブの開度を決定する開度決定手段と、前記開
度決定手段にて決定した開度にすべく、前記回動駆動手
段を介してスロットルバルブを回動制御するスロットル
バルブ回動駆動制御手段と、アクセルペダル又は荷役操
作手段の操作量に基づいて通常走行と荷役走行との間で
モードの切換を判断する判断手段と、そのときのエンジ
ン回転数に対応して前記駆動手段の作動量を決定する第
1の演算手段と、そのときのアクセルペダルの操作量及
びエンジン回転数に基づいて前記駆動手段の作動量を決
定する第2の演算手段と、通常走行時には前記第1の演
算手段が演算した作動量に基づいて前記駆動手段を制御
し、荷役走行時には前記第2の演算手段が演算した作動
量に基づいて前記駆動手段を制御するとともに、前記判
断手段が通常走行から荷役走行へモードの切換があった
と判断したとき、予め定めた時間内は前記第1の演算手
段が演算した作動量に代えて前記エンジン回転数に相対
した油圧力が最も小さい油圧力となる作動量を選択し、
その選択した作動量に基づいて前記駆動手段を作動させ
る作動制御手段とを設けたことを特徴とする可変速用可
変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制
御装置をその要旨とする。
【0032】
【作用】作動制御手段は、通常走行時には前記第1の演
算手段が演算した作動量に基づいて前記駆動手段を制御
し、荷役走行時には前記第2の演算手段が演算した作動
量に基づいて前記駆動手段を制御するとともに、前記判
断手段が通常走行から荷役走行へモードの切換があった
と判断したとき、予め定めた時間内は前記第1の演算手
段が演算した作動量に代えて前記エンジン回転数に相対
した油圧力が最も小さい油圧力となる作動量を選択し、
その選択した作動量に基づいて前記駆動手段を作動させ
る。従って、通常走行から荷役走行にモードが切換えら
れた際には、エンジン回転数が上昇しても前記エンジン
回転数に相対した油圧力が最も小さい油圧力となる作動
量が選択されし、その選択された作動量に基づいて駆動
手段が駆動される。その結果、駆動手段が速く駆動し、
吐出容量調整手段が大きく変化することがなく、油圧ポ
ンプからの吐出容量が大きくならないため、車速が急に
上昇する等のショックが発生せず、通常走行から荷役走
行への移行が滑らかに行われる。また、荷役走行時には
第2の演算手段が演算した作動量に基づいて前記駆動手
段を制御するので、アクセルペダルを操作することによ
り駆動手段が調整され、車速が制御される。
【0033】
【実施例】以下、本発明の荷役走行制御装置をフォーク
リフトの油圧回路に具体化した一実施例を図面に基づい
て説明する。なお、本実施例は前記図6において説明し
たエンジン車両に具体化したので、説明の便宜上、相違
する部分についてのみ説明する。
【0034】前記図6においては、アクセルペダル7は
エンジン1のスロットルレバー6に連結されていたが、
本実施例においては、図1に示すように、アクセルペダ
ル7は、フォークを昇降させるために操作されるリフト
レバーLa、マストを前後に傾動させるために操作され
るティルトレバーLbとともに、開度決定手段、スロッ
トルバルブ回動駆動制御手段、第1の演算手段、第2の
演算手段、判断手段、作動制御手段としてのコントロー
ラ37に対し電気的に接続されている。そして、リフト
レバーLa、ティルトレバーLbには、レバーセンサL
sが配設されており、レバーセンサLsが前記各レバー
La,Lbの操作量を検知し、その検知信号が前記アク
セル操作量センサ29の場合と同様に、コントローラ3
7に入力されるようになっている。
【0035】また、エンジン1には、回動駆動手段とし
てのステップモータ38が配設されており、同ステップ
モータ38は前記コントローラ37からの信号により駆
動される。そして、このステップモータ38の駆動に伴
って、前記エンジン1に連結されたスロットルレバー3
9が傾動され、この傾動によりスロットルバルブが開閉
し、エンジン回転数が制御されるようになっている。
【0036】前記コントローラ37には、図2に示すマ
ップが予め記憶されている。このマップには、前記アク
セルペダル7、リフトレバーLa、ティルトレバーLb
(前傾、後傾)の各操作量に基づく前記スロットルバル
ブのスロットル開度が予め設定されている。コントロー
ラ37は、前記各操作量に基づくスロットル開度のう
ち、最大の開度値となったものをそのときのスロットル
開度としている。そして、アクセルペダル7の操作量に
基づくスロットル開度が最大であった場合には、前記ア
クセルペダル7の操作量に基づくスロットル開度にてス
ロットル開度(アクセル対応スロットル開度)を設定す
る。一方、リフトレバーLaまたはティルトレバーLb
の操作量に基づくスロットル開度が最大であった場合に
は、前記最大であったリフトレバーLaまたはティルト
レバーLbの操作量に基づくスロットル開度にてスロッ
トル開度(レバー対応スロットル開度)を設定するよう
になっている。
【0037】また、前記コントローラ37には、図3に
示す3次元マップが予め記憶されている。この3次元マ
ップには、そのときのエンジン回転数(リフトレバーL
aまたはティルトレバーLbの操作量に基づく)及びア
クセル踏込み量から予想されるエンジン回転数(アクセ
ルペダル7の操作量に基づく)から決まるインチングレ
バー目標操作角度Iaccが設定されている。そして、
荷役走行中はこの3次元マップに従ってインチングレバ
ー16の操作角度Irを制御するようになっている。
【0038】一方、通常走行時には、図8,9に示すマ
ップに従って、つまり、そのときのエンジン回転数(但
し、このエンジン回転数はアクセル対応スロットル開度
に基づく)に対応して目標操作角度Iaccを設定し、
インチングレバー16の操作角度Irを制御するように
なっている。さらに、荷役走行開始時から所定時間(本
実施例においてはインチングレバー操作角度Irが最大
となるのに要する時間)内は前記インチングレバー16
の目標操作角度Iaccを最大となるように設定し、操
作角度Irを制御するようになっている。
【0039】これを図4のタイムチャートに従って説明
すると、通常走行時には、図8,9に示す従来のマップ
に従って、つまり、そのときのエンジン回転数に対応し
て目標操作角度Iaccを設定し、インチングレバー1
6の操作角度Irを制御する。そして、荷役が開始され
たと判断してからインチングレバー16の目標操作角度
Iaccを最大となるように設定し、実際の操作角度I
rが最大となるまで制御する。その後、荷役走行中は図
3に示す3次元マップに従ってインチングレバー16の
目標操作角度Iaccを設定し、操作角度Irを制御す
る。そして、荷役走行終了後は前記同様従来のマップに
戻ってインチングレバー16の操作角度Irを制御す
る。
【0040】次に、本実施例の作用を前記コントローラ
37の処理動作に従って説明する。図5のフローチャー
トに示すように、コントローラ37はステップ1にて、
前記図2に示すデータマップに基づいて現在荷役走行モ
ードであるかどうかを判断する。つまり、前記アクセル
ペダル7、リフトレバーLa、ティルトレバーLb(前
傾、後傾)の各操作量に基づく前記スロットルバルブの
スロットル開度を相互比較する。そして、アクセル対応
スロットル開度が最大の場合には、荷役走行モードでは
ない、つまり走行のみ、すなわち、通常走行モードとみ
なして後述するステップ7に移る。
【0041】ステップ7にて、前記アクセル対応スロッ
トル開度をスロットル開度として設定し、スロットルバ
ルブの開度を調整するとともに、次のステップ8にて、
インチングレバー16の目標操作角度Iaccを図8に
示す従来のマップに従って設定し、操作角度Irを制御
する。
【0042】一方、通常走行から荷役走行に移ったと
き、つまり、リフトレバーLa、ティルトレバーLb
(前傾、後傾)のうち、いずれかを操作して、その操作
量に基づくスロットル開度(レバー対応スロットル開
度)がアクセル対応スロットル開度よりも大きくなった
場合には、ステップ1にて荷役走行モードであると判断
し、次のステップ2に移る。
【0043】ステップ2にて、前記ステップ1において
比較したスロットル開度のうち、最大のものを選択し、
そのレバー対応スロットル開度をスロットル開度として
設定し、バルブ開度を調整する。従って、エンジン回転
数はリフトレバーLa、ティルトレバーLb等の荷役レ
バーの操作に基づいて上昇することになる。
【0044】そして、ステップ3にてインチングレバー
16の目標操作角度Iaccを最大に設定し、インチン
グレバー16の操作角度Irが最大となるまでインチン
グレバー16を制御する。次のステップ4にて、前記イ
ンチングレバー角センサ36からの信号に基づいて実際
のインチングレバー操作角度Irが最大となったかどう
かを判断する。インチングレバー操作角度Irが未だ最
大に達しない場合、最大となるまでインチングレバー1
6の操作角度Irを上昇させる。この場合、目標操作角
度Iaccが大きい方が、単位時間に上昇する速度は大
きい。従って、従来のようにエンジン回転数の上昇に対
してインチングレバー16の操作角度Irの上昇が追従
できず、パイロット圧Prが上昇、つまり斜板角がより
傾動し、車速が上昇してしまうということは起こらな
い。すなわち、実際のインチングレバー16の操作角度
Irが最大となるまで目標操作角度Iaccを最大に設
定することにより、エンジン回転数の上昇に対してイン
チングレバー16の操作角度Irもそれに追従して上昇
させることができるので、パイロット圧Prは上昇する
おそれはなく、車速は上昇しない。
【0045】一方、前記ステップ4にて、実際のインチ
ングレバー操作角度Irが最大に達したと判断した場
合、次のステップ5に移り、図3に示す3次元マップに
基づいてインチングレバー16の目標操作角度Iacc
を設定し、操作角度Irを制御する。このとき、すなわ
ち、荷役走行時におけるインチングレバー操作角度Ir
はエンジン回転数と、アクセル踏込み量から予想される
エンジン回転数とから決定される。従って、インチング
レバー16の操作角度Irは、荷役走行中においては、
リフトレバーLa、ティルトレバーLbの操作によって
決定されるエンジン回転数のみによって決定されるので
はなく、アクセルペダル7の踏込みによってもインチン
グレバー16の操作角度Irを調整される。その結果、
車速の調整は前記アクセルペダル7の踏込みによって行
われる。
【0046】次にステップ6にて、前記ステップ1と同
様、前記図2に示すデータマップに基づいて荷役が終了
したかどうかを判断する。アクセル対応スロットル開度
が今まで最大であったレバー対応スロットル開度に比べ
て小さい場合には、未だ荷役走行中であると判断し、前
記ステップ5に戻り、図3に示す3次元マップに基づい
てインチングレバー16の目標操作角度Iaccを設定
し、操作角度Irを制御し、荷役走行作業が継続され
る。
【0047】一方、荷役走行から通常走行に戻ったと
き、すなわち、リフトレバーLa又はティルトレバーL
b(前傾、後傾)のいずれかを操作して元の状態に戻す
ことにより、その操作量に基づくレバー対応スロットル
開度よりもアクセル対応スロットル開度が大きくなった
場合には、荷役走行モードは終了したものと判断し、次
のステップ7にてアクセル対応スロットル開度をスロッ
トル開度として設定し、バルブ開度を調整する。そし
て、次のステップ8にてインチングレバー16の目標操
作角度Iaccを図7に示す従来のマップに従って設定
し、操作角度Irを制御する。
【0048】このように、本実施例においては、スロッ
トルレバー39はステップモータ38の駆動により傾動
されるようにし、かつ、コントローラ37は、アクセル
操作量、リフトレバー操作量及びティルトレバー操作量
に基づいて最適なスロットル開度が設定されるようにし
たので、アクセル操作及び両レバー操作に基づいた最適
なエンジン回転数が得られる。従って、必要最小限のエ
ンジン回転数に設定することにより省エネルギー化を図
ることができるとともに、通常走行と荷役走行との切換
動作を円滑に行うことができる。
【0049】また、荷役走行を行う場合には、荷役走行
開始時から所定時間(インチングレバー操作角度Irが
最大となる時間)まではインチングレバー目標操作角度
Iaccが最大となるよう制御するようにしたので、操
作角度Irの上昇速度を速くすることができる。従っ
て、エンジン回転数が上昇してもインチングレバー操作
角度Irもそれに追従して上昇させることができる。従
って、パイロット圧Prが上昇するおそれ、つまり斜板
角がさらに傾動されるおそれがないため、車速が瞬間的
に上昇することにより車両にショックが発生するおそれ
がない。その結果、安定した荷役走行作業を行うことが
できる。
【0050】さらに、所定時間経過後で荷役走行中は、
図3に示す3次元マップに基づいてインチングレバー1
6の操作角度Irを制御するようにした。すなわち、イ
ンチングレバー16の操作角度Irは、そのときのレバ
ー対応スロットル開度に基づくエンジン回転数だけでな
く、アクセルペダル7の操作量によっても調整できるよ
うにした。従って、荷役走行中においてもアクセルペダ
ル7を踏込むことにより、インチングレバー16の操作
角度Irひいては車速を適宜調整することができる。
【0051】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下
のように構成してもよい。 (1)図2,図3に示したマップの傾き等は適宜変更し
てもよい。
【0052】(2)前記実施例において、さらに加減速
フィーリングを調整するためのツマミ等を設け、コント
ローラ37により、電磁制御弁21の開度を適宜デュー
ティー制御するような構成としてもよい。
【0053】(3)前記実施例においては、インチング
レバー目標操作角度Iaccを最大に設定する時間は、
実際のインチングレバー操作角度Irが最大に達するま
での時間であったが、その外にも実験的又は理論的に求
められた所定時間であってもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の可変速用可変容量油圧ポンプを
備えたエンジン車両における荷役制御装置によれば、通
常走行から荷役走行を行うに際し、車速が急に上昇する
等のショックが発生するおそれがなく、安定した荷役走
行作業ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変速用可変容量油圧ポンプを備えた
エンジン車両における油圧及び電気の回路構成図であ
る。
【図2】アクセルペダル、リフトレバー及びティルトレ
バーの各操作量に対するスロットル開度の設定値を定め
たデータマップである。
【図3】エンジン回転数及びアクセル踏込み量から予想
されるエンジン回転数に基づいて設定されるインチング
レバーの目標操作角度を示すマップである。
【図4】インチングレバー角の制御構成を示すタイムチ
ャートである。
【図5】コントローラの処理動作を示すフローチャート
である。
【図6】従来の可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエ
ンジン車両における油圧及び電気の回路構成図である。
【図7】エンジン回転数に対するパイロット圧の関係を
示す線図である。
【図8】アクセル操作量に対する無負荷回転数の関係を
示す線図である。
【図9】無負荷回転数に対するインチングレバー操作角
度の関係を示す線図である。
【符号の説明】
1…エンジン、3…荷役用油圧ポンプ、5…可変容量油
圧ポンプとしての走行用油圧ポンプ、7…アクセルペダ
ル、8…吐出容量調節手段としてのサーボシリンダ、1
3…駆動手段としての減圧弁、16…駆動手段としての
インチングレバー、37…開度決定手段、スロットルバ
ルブ回動駆動制御手段、判断手段、第1の演算手段、第
2の演算手段、作動制御手段としてのコントローラ、3
8…回動駆動手段としてのステップモータ、Lm,Rm
…油圧モータとしての走行用油圧モータ、La…荷役操
作手段としてのリフトレバー、Lb…荷役操作手段とし
てのティルトレバー。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:42 8207−3J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】エンジンにて駆動される可変容量油圧ポン
    プと、 前記油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量調節手段
    と、 前記油圧ポンプの吐出容量をエンジン回転数に追従させ
    るように前記エンジン回転数に相対した油圧力にて前記
    吐出容量調節手段を駆動する駆動手段と、 前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され走行
    用駆動輪を回転させる油圧モータとからなる可変速用可
    変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両において、 開度に応じてエンジン回転数を調整するスロットルバル
    ブと、 前記スロットルバルブを回動させる回動駆動手段と、 荷役操作を行うための荷役操作手段と、 アクセルペダルまたは荷役操作手段の操作量に基づい
    て、前記スロットルバルブの開度を決定する開度決定手
    段と、 前記開度決定手段にて決定した開度にすべく、前記回動
    駆動手段を介してスロットルバルブを回動制御するスロ
    ットルバルブ回動駆動制御手段と、 アクセルペダル又は荷役操作手段の操作量に基づいて通
    常走行と荷役走行との間でモードの切換を判断する判断
    手段と、 そのときのエンジン回転数に対応して前記駆動手段の作
    動量を決定する第1の演算手段と、 そのときのアクセルペダルの操作量及びエンジン回転数
    に基づいて前記駆動手段の作動量を決定する第2の演算
    手段と、 通常走行時には前記第1の演算手段が演算した作動量に
    基づいて前記駆動手段を制御し、荷役走行時には前記第
    2の演算手段が演算した作動量に基づいて前記駆動手段
    を制御するとともに、前記判断手段が通常走行から荷役
    走行へモードの切換があったと判断したとき、予め定め
    た時間内は前記第1の演算手段が演算した作動量に代え
    て前記エンジン回転数に相対した油圧力が最も小さい油
    圧力となる作動量を選択し、その選択した作動量に基づ
    いて前記駆動手段を作動させる作動制御手段とを設けた
    ことを特徴とする可変速用可変容量油圧ポンプを備えた
    エンジン車両における荷役制御装置。
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