JPH05167309A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH05167309A JPH05167309A JP35045691A JP35045691A JPH05167309A JP H05167309 A JPH05167309 A JP H05167309A JP 35045691 A JP35045691 A JP 35045691A JP 35045691 A JP35045691 A JP 35045691A JP H05167309 A JPH05167309 A JP H05167309A
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- JP
- Japan
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- dielectric
- capacitance
- conductor film
- pattern
- dielectric filter
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成でもって複合コンデンサ回路を得
ることができ、部品点数が少なく小型化かつ安価な誘電
体フィルタを提供すること。 【構成】 誘電体ブロック11の一つの側面の開放面1
3側に段差部15を設け、その段差部15に容量パター
ン16が形成される。この容量パターンは、両端が開放
面13に連通した平面略コ字状の導体膜未塗布部分を設
けることにより構成される。そしてその導体膜未塗布の
コ字状部位17の内部空間に第1導体膜14aが形成さ
れ、コ字状部位の外方に第2導体膜14bとが形成され
る。そして、その第1導体膜と、第2導体膜並びに隣接
する他の導体膜14との間で接地容量が構成される。こ
の容量パターン付きの3個の誘電体共振器10を、各容
量パターン同士がともに同一方向を向くように併設す
る。そして、隣接する誘電体共振器に形成される容量パ
ターン同士をインダクタンスL1,L2で連結する。
ることができ、部品点数が少なく小型化かつ安価な誘電
体フィルタを提供すること。 【構成】 誘電体ブロック11の一つの側面の開放面1
3側に段差部15を設け、その段差部15に容量パター
ン16が形成される。この容量パターンは、両端が開放
面13に連通した平面略コ字状の導体膜未塗布部分を設
けることにより構成される。そしてその導体膜未塗布の
コ字状部位17の内部空間に第1導体膜14aが形成さ
れ、コ字状部位の外方に第2導体膜14bとが形成され
る。そして、その第1導体膜と、第2導体膜並びに隣接
する他の導体膜14との間で接地容量が構成される。こ
の容量パターン付きの3個の誘電体共振器10を、各容
量パターン同士がともに同一方向を向くように併設す
る。そして、隣接する誘電体共振器に形成される容量パ
ターン同士をインダクタンスL1,L2で連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体フィルタに関す
るもので、より具体的には誘電体で構成される共振器に
L,Cの回路を接続して構成されるディスクリート型の
帯域阻止フィルタの改良に関する。
るもので、より具体的には誘電体で構成される共振器に
L,Cの回路を接続して構成されるディスクリート型の
帯域阻止フィルタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】誘電体フィルタは、自動車電話や携帯電
話その他各種の通信用回路の構成部品に利用されてい
る。そして、実装する装置の小型化にともない係る誘電
体フィルタの小型化が図れている。その誘電体フィルタ
の一例を示すと図5に示すようになっている。すなわ
ち、3個の筒状の誘電体共振器1を、取り付け板2上に
その開放端面1aが同一平面に位置するようにして並列
状態で配置する。そして、誘電体共振器1の開放端面1
a側の開口1b内に接続ロッド3の一端を挿入するとと
もに、その接続ロッド3の他端を外部に突出配置させ
る。その接続ロッド3の他端にチップコンデンサC1,
C2,C3を接続し、チップコンデンサC1,C2,C
3に直列に容量基板5上に形成された容量パターンCA
,CB ,CC を接続する。そして、その各容量パター
ンCA ,CB ,CC を基板2のアースに落としている。
また、上記各容量パターン間CA ,CB ,CC をインダ
クタンスL1,L2で接続している。これにより、図6
に示す等価回路図が構成され、図7に示すような周波数
特性がえられる。
話その他各種の通信用回路の構成部品に利用されてい
る。そして、実装する装置の小型化にともない係る誘電
体フィルタの小型化が図れている。その誘電体フィルタ
の一例を示すと図5に示すようになっている。すなわ
ち、3個の筒状の誘電体共振器1を、取り付け板2上に
その開放端面1aが同一平面に位置するようにして並列
状態で配置する。そして、誘電体共振器1の開放端面1
a側の開口1b内に接続ロッド3の一端を挿入するとと
もに、その接続ロッド3の他端を外部に突出配置させ
る。その接続ロッド3の他端にチップコンデンサC1,
C2,C3を接続し、チップコンデンサC1,C2,C
3に直列に容量基板5上に形成された容量パターンCA
,CB ,CC を接続する。そして、その各容量パター
ンCA ,CB ,CC を基板2のアースに落としている。
また、上記各容量パターン間CA ,CB ,CC をインダ
クタンスL1,L2で接続している。これにより、図6
に示す等価回路図が構成され、図7に示すような周波数
特性がえられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の誘電体フィルタでは、3個のチップコンデンサ
C1 〜C3 ,容量基板5並びに2個のインダクタンスL
1,L2さらには、チップコンデンサC1 〜C3 との接
続をとるための接続ロッド3等の多数の部品を必要とす
る。さらに、上述したごとく誘電体フィルタの小型化が
要求されていることから、各構成部品を小型化しなけれ
ばならないが、係る小さな部品を形成することが困難で
あるばかりでなく、組み立て作業も煩雑となる。その結
果、コストアップとなるなどの問題を有する。
た従来の誘電体フィルタでは、3個のチップコンデンサ
C1 〜C3 ,容量基板5並びに2個のインダクタンスL
1,L2さらには、チップコンデンサC1 〜C3 との接
続をとるための接続ロッド3等の多数の部品を必要とす
る。さらに、上述したごとく誘電体フィルタの小型化が
要求されていることから、各構成部品を小型化しなけれ
ばならないが、係る小さな部品を形成することが困難で
あるばかりでなく、組み立て作業も煩雑となる。その結
果、コストアップとなるなどの問題を有する。
【0004】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、部品点数の削減を図
るとともに、非常に小型で構造を簡易とし、組み立て作
業も簡易な誘電体フィルタを提供することにある。
もので、その目的とするところは、部品点数の削減を図
るとともに、非常に小型で構造を簡易とし、組み立て作
業も簡易な誘電体フィルタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る誘電体フィルタでは、共振穴を有す
る誘電体ブロックと、その共振穴の内面並びに前記誘電
体ブロックの所定部位に形成したアースパターンを構成
する導体膜とを備えたを誘電体共振器を複数個併設する
とともに、その複数の誘電体共振器間をLC結合するこ
とにより構成される誘電体フィルタにおいて、前記各誘
電体共振器の側面のうち、隣接する他の誘電体共振器と
対向しない側面の開放面側に一段下げた段差部を形成
し、その段差部に容量パターンを形成するとともに、そ
の容量パターン間をインダクタンスで結合するようにし
た。
ため、本発明に係る誘電体フィルタでは、共振穴を有す
る誘電体ブロックと、その共振穴の内面並びに前記誘電
体ブロックの所定部位に形成したアースパターンを構成
する導体膜とを備えたを誘電体共振器を複数個併設する
とともに、その複数の誘電体共振器間をLC結合するこ
とにより構成される誘電体フィルタにおいて、前記各誘
電体共振器の側面のうち、隣接する他の誘電体共振器と
対向しない側面の開放面側に一段下げた段差部を形成
し、その段差部に容量パターンを形成するとともに、そ
の容量パターン間をインダクタンスで結合するようにし
た。
【0006】
【作用】誘電体共振器の所定位置に容量パターンが形成
されているため、係る誘電体共振器を複数個配置すると
ともに、その容量パターンをインダクタンスで結合する
だけで所望の誘電体フィルタが構成される。すなわち、
従来必須であった外付けの接地容量の部品等が不要とな
る。そして、容量パターンの形状・寸法を調整するだけ
で容量が変更され、所望のフィルタ特性となる。また、
段差部を有しているため、例えばその段差部内にインダ
クタンスを挿入配置したり、他の回路への結合部材等を
挿入配置される。
されているため、係る誘電体共振器を複数個配置すると
ともに、その容量パターンをインダクタンスで結合する
だけで所望の誘電体フィルタが構成される。すなわち、
従来必須であった外付けの接地容量の部品等が不要とな
る。そして、容量パターンの形状・寸法を調整するだけ
で容量が変更され、所望のフィルタ特性となる。また、
段差部を有しているため、例えばその段差部内にインダ
クタンスを挿入配置したり、他の回路への結合部材等を
挿入配置される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る好適な実施例を添付図面
を参照にして詳述する。図1は、本発明に係る誘電体フ
ィルタを構成する共振器の一例を示す斜視図であり、図
2は図1の誘電体フィルタの等価回路図であり、図3は
係る誘電体共振器を用いて構成される本発明の第1実施
例を示している。同図に示すように、誘電体共振器10
は、まず、誘電体セラミックで構成される略直方体状の
誘電体ブロック11に軸方向に延びる共振穴12設ける
とともに、共振穴12が開口された一面(開放面13)
を除く他の5つの面並びに共振穴12の内面を導体膜1
4で被覆形成している。
を参照にして詳述する。図1は、本発明に係る誘電体フ
ィルタを構成する共振器の一例を示す斜視図であり、図
2は図1の誘電体フィルタの等価回路図であり、図3は
係る誘電体共振器を用いて構成される本発明の第1実施
例を示している。同図に示すように、誘電体共振器10
は、まず、誘電体セラミックで構成される略直方体状の
誘電体ブロック11に軸方向に延びる共振穴12設ける
とともに、共振穴12が開口された一面(開放面13)
を除く他の5つの面並びに共振穴12の内面を導体膜1
4で被覆形成している。
【0008】ここで本発明では、導体膜14を被覆する
側面のうち一側面の上記開放面13側端に一段下げた段
差部15を形成している。この段差部15は、側面に対
して平行で一段低い低段面15aと、その低段面15a
と側面とを連接する奥面15bとから構成される。そし
てこの段差部15に容量パターン16を形成している。
この容量パターン16は、その一側面に導体膜14を形
成するに際し、平面略コ字状の導体膜未塗布部分を設け
ることにより構成される。すなわち、具体的には低段面
15aの両側並びに奥面15bの全面が導体膜未塗布部
位となり、その導体膜未塗布のコ字状部位17の両端1
7a,17aを開放面13に連通させるとともに、コ字
状部位17の側縁を誘電体ブロック11の一側面の両辺
に一致させている。これにより、この一側面には、コ字
状部位17の内部空間(低段面15aの中央部位)に位
置された第1導体膜14aと、コ字状部位17の外方に
形成された第2導体膜14bとが形成されることにな
る。そして、このコ字状部位17の幅を変えることによ
り容量が変化する。なお、他の側面に形成される導体膜
14並びに上記第2導体膜14bはアース面となる。
側面のうち一側面の上記開放面13側端に一段下げた段
差部15を形成している。この段差部15は、側面に対
して平行で一段低い低段面15aと、その低段面15a
と側面とを連接する奥面15bとから構成される。そし
てこの段差部15に容量パターン16を形成している。
この容量パターン16は、その一側面に導体膜14を形
成するに際し、平面略コ字状の導体膜未塗布部分を設け
ることにより構成される。すなわち、具体的には低段面
15aの両側並びに奥面15bの全面が導体膜未塗布部
位となり、その導体膜未塗布のコ字状部位17の両端1
7a,17aを開放面13に連通させるとともに、コ字
状部位17の側縁を誘電体ブロック11の一側面の両辺
に一致させている。これにより、この一側面には、コ字
状部位17の内部空間(低段面15aの中央部位)に位
置された第1導体膜14aと、コ字状部位17の外方に
形成された第2導体膜14bとが形成されることにな
る。そして、このコ字状部位17の幅を変えることによ
り容量が変化する。なお、他の側面に形成される導体膜
14並びに上記第2導体膜14bはアース面となる。
【0009】より具体的には、コ字状部位17のうち低
段面15a上に形成された開放面13に連通する2本の
直線部分の幅t1 ,t2 を変えると容量が大きく変化
し、一方、その2本の直線部分を連結する奥面15bに
形成された直線部分の幅t3 を変えても容量の変化は小
さい。よって、前者で粗調・後者で微調を行うことがで
きる。なお、上記幅t1 ,t2 は必ずしも同一幅にする
ことはない。そして、予め設計により所定形状にパター
ンを形成した後、塗布された導電膜14,14a,14
bの所定位置を適宜削りとることにより、所望の容量を
得ることができる。
段面15a上に形成された開放面13に連通する2本の
直線部分の幅t1 ,t2 を変えると容量が大きく変化
し、一方、その2本の直線部分を連結する奥面15bに
形成された直線部分の幅t3 を変えても容量の変化は小
さい。よって、前者で粗調・後者で微調を行うことがで
きる。なお、上記幅t1 ,t2 は必ずしも同一幅にする
ことはない。そして、予め設計により所定形状にパター
ンを形成した後、塗布された導電膜14,14a,14
bの所定位置を適宜削りとることにより、所望の容量を
得ることができる。
【0010】上記構成の誘電体共振器10の等価回路を
図2に示す。開放面13に位置する共振穴12の周縁と
開放面13の外周縁との間で容量C1 が形成され、上述
したごとく容量パターン16で容量CA が形成される。
そして、この容量CA は、コ字状部位17を構成する3
本の直線部分でそれぞれ発生する容量CA1,CA2,CA3
が並列接続されることにより構成される。
図2に示す。開放面13に位置する共振穴12の周縁と
開放面13の外周縁との間で容量C1 が形成され、上述
したごとく容量パターン16で容量CA が形成される。
そして、この容量CA は、コ字状部位17を構成する3
本の直線部分でそれぞれ発生する容量CA1,CA2,CA3
が並列接続されることにより構成される。
【0011】なお、上記容量C1 は、開放面13側の共
振穴12の周縁を削りとることにより、共振周波数とと
もに変化させることができる。また、容量C1 のみを変
化させたい場合には、第1導体膜14aの開放面13に
連通する側縁を削りとることにより行える。さらに、共
振周波数のみを変化させたい場合には、容量パターン1
6を形成していない他の3つの側面に形成された導体膜
14の開放面13に連通する側縁を削りとることにより
行える。
振穴12の周縁を削りとることにより、共振周波数とと
もに変化させることができる。また、容量C1 のみを変
化させたい場合には、第1導体膜14aの開放面13に
連通する側縁を削りとることにより行える。さらに、共
振周波数のみを変化させたい場合には、容量パターン1
6を形成していない他の3つの側面に形成された導体膜
14の開放面13に連通する側縁を削りとることにより
行える。
【0012】そして、図3に示すように上記構成の誘電
体共振器10を複数個(本例では3個)用い、それらを
併設する。この時、各開放面13同士並びに、各誘電体
共振器10に設けた容量パターン16同士がともに同一
方向を向くように配置する。そして、隣接する誘電体共
振器10に形成される容量パターン16同士をインダク
タンスL1,L2で連結する。これにより、図6に示す
ような等価回路となり、誘電体共振器10に形成される
容量を適宜設定することにより、図10に示す特性から
なる帯域阻止フィルタが構成される。
体共振器10を複数個(本例では3個)用い、それらを
併設する。この時、各開放面13同士並びに、各誘電体
共振器10に設けた容量パターン16同士がともに同一
方向を向くように配置する。そして、隣接する誘電体共
振器10に形成される容量パターン16同士をインダク
タンスL1,L2で連結する。これにより、図6に示す
ような等価回路となり、誘電体共振器10に形成される
容量を適宜設定することにより、図10に示す特性から
なる帯域阻止フィルタが構成される。
【0013】そして、係る構成の誘電体フィルタ18を
実際の回路パターンが形成されたプリント基板に搭載す
るには、図示省略するが、例えばプリント基板上に形成
されたアースパターンに誘電体共振器10に形成した上
記第2導体膜14bを面接触させすることができる。こ
れにより誘電体フィルタ18のアース面と、プリント基
板のアース面とが略一致することになり、アースを理想
状態でとることができる。また、このように段差部15
をプリント基板側に向けた状態で誘電体フィルタ18を
接地したとしても、その段差部15のためにプリント基
板の表面と低段面15aとの間に所定の空間が形成され
るため、係る空間を利用して段差部15に設けた容量パ
ターン16とプリント基板上に形成された回路パターン
との接続を容易にとることができる。そして、容量パタ
ーン16,16に設けるインダクタンスL1,L2は、
その容量パターン16に直接取り付けても良く。あるい
は、プリント基板側に装着し、そのプリント基板上に形
成された配線パターン等を介して容量パターン16と接
続するようにしてもよく種々の構成をとることかができ
る。なお、上記とは逆に段差部15が上側を向くように
しても良い。
実際の回路パターンが形成されたプリント基板に搭載す
るには、図示省略するが、例えばプリント基板上に形成
されたアースパターンに誘電体共振器10に形成した上
記第2導体膜14bを面接触させすることができる。こ
れにより誘電体フィルタ18のアース面と、プリント基
板のアース面とが略一致することになり、アースを理想
状態でとることができる。また、このように段差部15
をプリント基板側に向けた状態で誘電体フィルタ18を
接地したとしても、その段差部15のためにプリント基
板の表面と低段面15aとの間に所定の空間が形成され
るため、係る空間を利用して段差部15に設けた容量パ
ターン16とプリント基板上に形成された回路パターン
との接続を容易にとることができる。そして、容量パタ
ーン16,16に設けるインダクタンスL1,L2は、
その容量パターン16に直接取り付けても良く。あるい
は、プリント基板側に装着し、そのプリント基板上に形
成された配線パターン等を介して容量パターン16と接
続するようにしてもよく種々の構成をとることかができ
る。なお、上記とは逆に段差部15が上側を向くように
しても良い。
【0014】このように、本例では、実装基板20への
誘電体共振器の装着に際し、3個の誘電体共振器と2個
のインダクタンスL1,L2ですむため、部品点数の削
減に伴う設置面積の縮小化を図ることができる。
誘電体共振器の装着に際し、3個の誘電体共振器と2個
のインダクタンスL1,L2ですむため、部品点数の削
減に伴う設置面積の縮小化を図ることができる。
【0015】図4は本発明の第2実施例を示している。
本例では、上記した図1に示した誘電体共振器10を3
個用い、それらを上記第1実施例と同様に併設する。そ
して、隣接する誘電体共振器10の対向する側面同士を
接着することにより一体化させる。そして、この一体化
された誘電体共振器10に設けられた段差部15内に、
平板状の基板20を装着する。
本例では、上記した図1に示した誘電体共振器10を3
個用い、それらを上記第1実施例と同様に併設する。そ
して、隣接する誘電体共振器10の対向する側面同士を
接着することにより一体化させる。そして、この一体化
された誘電体共振器10に設けられた段差部15内に、
平板状の基板20を装着する。
【0016】この基板20は、誘電体から構成されてお
り、その肉厚hは、誘電体共振器10に設けられた奥面
15bの幅と等しいか或いはそれより低く設定してお
り、奥行きDは、誘電体共振器10の低段面15aのそ
れD1より長く設定している。これにより、基板20を
誘電体共振器10に装着した状態では、その底面は誘電
体共振器10の側面より外方に突出することはなく、ま
た、基板20の先端側20aは、誘電体共振器10の開
放面13より外方に突出位置するようになる。
り、その肉厚hは、誘電体共振器10に設けられた奥面
15bの幅と等しいか或いはそれより低く設定してお
り、奥行きDは、誘電体共振器10の低段面15aのそ
れD1より長く設定している。これにより、基板20を
誘電体共振器10に装着した状態では、その底面は誘電
体共振器10の側面より外方に突出することはなく、ま
た、基板20の先端側20aは、誘電体共振器10の開
放面13より外方に突出位置するようになる。
【0017】また、上記基板20の上面所定位置には、
3個の端子パターン22が形成されており、隣接する端
子パターン22同士をインダクタンスL1,L2で接続
している。そして、基板20を上述のごとく誘電体共振
器10に装着した状態では、各誘電体共振器10に形成
された容量パターン16に、上記基板20に設けた各端
子パターン22が面接触されることになり、これにより
各容量パターン16間がインダクタンスl1,L2で接
続されることになる。
3個の端子パターン22が形成されており、隣接する端
子パターン22同士をインダクタンスL1,L2で接続
している。そして、基板20を上述のごとく誘電体共振
器10に装着した状態では、各誘電体共振器10に形成
された容量パターン16に、上記基板20に設けた各端
子パターン22が面接触されることになり、これにより
各容量パターン16間がインダクタンスl1,L2で接
続されることになる。
【0018】なお、上記誘電体共振器10相互、並びに
その誘電体共振器10と基板20との接合は、同時焼き
付け、あるいはハンダ付け等種々の手段にて行うことが
できる。そして、このように各部品10,20が一体化
されることで、簡単な構成でしかも機械的強度の強いワ
ンチップ型の誘電体フィルタ25が形成される。そして
本例ではこのようにワンチップ型としたため、実際の回
路基板上への実装が容易となる。
その誘電体共振器10と基板20との接合は、同時焼き
付け、あるいはハンダ付け等種々の手段にて行うことが
できる。そして、このように各部品10,20が一体化
されることで、簡単な構成でしかも機械的強度の強いワ
ンチップ型の誘電体フィルタ25が形成される。そして
本例ではこのようにワンチップ型としたため、実際の回
路基板上への実装が容易となる。
【0019】なお、必要に応じて、図示省略するが上記
構成の誘電体フィルターの外周囲を底部開口した箱状の
金属製ケースで覆うことにより、他の回路への電波漏れ
を抑制するようにしても良い。なおまた、本例では、接
地容量CA (CB ,CC )が誘電体共振器10上に形成
されてしまうため、図5に示す従来例のように結合基板
5を用いて接地容量を得る必要がないので、上記基板2
0は、アルミナやフォルステライト等の誘電率の低い材
質で構成してもよい。
構成の誘電体フィルターの外周囲を底部開口した箱状の
金属製ケースで覆うことにより、他の回路への電波漏れ
を抑制するようにしても良い。なおまた、本例では、接
地容量CA (CB ,CC )が誘電体共振器10上に形成
されてしまうため、図5に示す従来例のように結合基板
5を用いて接地容量を得る必要がないので、上記基板2
0は、アルミナやフォルステライト等の誘電率の低い材
質で構成してもよい。
【0020】さらに、本例では、インダクタンスL1,
L2をいずれもリード線を所定回数巻回して構成される
ものを用いたが、例えば、上記基板20を多層プリント
基板を用いて構成するとともに、その中間層にインタク
タンスパターンを形成したものを用いるようにしても良
い。係る場合には、インダクタンス部分が外部に突出し
ないため、たとえば基板の平面形状を誘電体共振器10
の段差部15の平面形状と略等しく或いはそれ以下に設
定することが可能となり、より小型化を図られる。な
お、その他の構成並びに作用(容量等の調整方法)等は
上記した第1実施例と同様であるためその説明を省略す
る。
L2をいずれもリード線を所定回数巻回して構成される
ものを用いたが、例えば、上記基板20を多層プリント
基板を用いて構成するとともに、その中間層にインタク
タンスパターンを形成したものを用いるようにしても良
い。係る場合には、インダクタンス部分が外部に突出し
ないため、たとえば基板の平面形状を誘電体共振器10
の段差部15の平面形状と略等しく或いはそれ以下に設
定することが可能となり、より小型化を図られる。な
お、その他の構成並びに作用(容量等の調整方法)等は
上記した第1実施例と同様であるためその説明を省略す
る。
【0021】なお、上記した各実施例では、いずれも3
個の誘電体共振器10を用いて誘電体フィルタを構成し
た例に付いて説明したが、本発明はこれに限ることなく
2個或いは4個以上から構成しても良い。また、上記し
た各実施例では隣接する誘電体共振器10の間を接着一
体化されていたが、隣接する誘電体共振器の対向側面同
士に所定の間隙を設けるようにしても良い。但し、その
場合には従来と同様に各誘電体共振器10を取り付け板
上に載置したり、あるいは、直接回路パターンにの形成
された実装基板上に配置したりすることになる。
個の誘電体共振器10を用いて誘電体フィルタを構成し
た例に付いて説明したが、本発明はこれに限ることなく
2個或いは4個以上から構成しても良い。また、上記し
た各実施例では隣接する誘電体共振器10の間を接着一
体化されていたが、隣接する誘電体共振器の対向側面同
士に所定の間隙を設けるようにしても良い。但し、その
場合には従来と同様に各誘電体共振器10を取り付け板
上に載置したり、あるいは、直接回路パターンにの形成
された実装基板上に配置したりすることになる。
【0022】さらにまた、誘電体共振器10の一側面に
形成する容量パターンの形状は上記した略コ字状のもの
に限ることなく、例えばU字状や弧状その他種々のパタ
ーンとすることができ、要は、導体膜の未塗布部位の両
端が開放面に連通するとともに、その未塗布部位と開放
面で画成される部位に導体膜(第1導体膜14aに相
当)を形成していればよい。また、上記未塗布部位の側
縁は、上記した実施例のごとく誘電体ブロックの一側面
の辺に一致させることなく、所定の間隔を隔てて、すな
わち、未塗布部分と上記辺との間に導体膜(アースパタ
ーン)を位置させるようにしても良い。さらには、奥面
の全面にわたって未塗布部位を設ける必要はなく、奥面
上に導体膜(第1,あるいは第2導体膜のいずれでも
か)を位置させるようにしても良い。
形成する容量パターンの形状は上記した略コ字状のもの
に限ることなく、例えばU字状や弧状その他種々のパタ
ーンとすることができ、要は、導体膜の未塗布部位の両
端が開放面に連通するとともに、その未塗布部位と開放
面で画成される部位に導体膜(第1導体膜14aに相
当)を形成していればよい。また、上記未塗布部位の側
縁は、上記した実施例のごとく誘電体ブロックの一側面
の辺に一致させることなく、所定の間隔を隔てて、すな
わち、未塗布部分と上記辺との間に導体膜(アースパタ
ーン)を位置させるようにしても良い。さらには、奥面
の全面にわたって未塗布部位を設ける必要はなく、奥面
上に導体膜(第1,あるいは第2導体膜のいずれでも
か)を位置させるようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る誘電体フィ
ルタでは、誘電体共振器の所定位置に容量パターンが形
成されているため、係る誘電体共振器を複数個配置する
とともに、その容量パターンをインダクタンスで結合す
るだけで所望の誘電体フィルタが構成することができ
る。その結果、従来必須であった外付けの接地容量用の
部品等が不要となり、小型化を図ることができる。しか
も構造が簡単で組み立て(実装)作業も簡易化され、コ
スト安となる。さらには、係る容量パターンを誘電体共
振器の所定位置に設けた段差部に設けたため、その段差
部内にインダクタンスを挿入したり、或いはその他の回
路への連結部材を挿入配置することができるため、実装
状態における高さを低く押さえることができる。
ルタでは、誘電体共振器の所定位置に容量パターンが形
成されているため、係る誘電体共振器を複数個配置する
とともに、その容量パターンをインダクタンスで結合す
るだけで所望の誘電体フィルタが構成することができ
る。その結果、従来必須であった外付けの接地容量用の
部品等が不要となり、小型化を図ることができる。しか
も構造が簡単で組み立て(実装)作業も簡易化され、コ
スト安となる。さらには、係る容量パターンを誘電体共
振器の所定位置に設けた段差部に設けたため、その段差
部内にインダクタンスを挿入したり、或いはその他の回
路への連結部材を挿入配置することができるため、実装
状態における高さを低く押さえることができる。
【図1】本発明に係る誘電体フィルタに用いられる誘電
体共振器の一例を示す斜視図である。
体共振器の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す誘電体共振器の等価回路図である。
【図3】図1に示す誘電体フィルタを用いて構成される
本発明の誘電体フィルタの第1実施例を示す斜視図であ
る。
本発明の誘電体フィルタの第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る誘電体フィルタの第2実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】従来の誘電体フィルタの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図5に示す誘電体フィルタの等価回路図であ
る。
る。
【図7】図5に示す誘電体フィルタの周波数特性を示す
グラフである。
グラフである。
10 誘電体共振器 11 誘電体ブロック 14 導体膜(アースパターン) 14a 第1導体膜(容量パターン) 14b 第2導体膜(アースパターン) 15 段差部 16 容量パターン 17 コ字状部位(容量パターン) 20 基 板 22 端子パターン L1,L2 インダクタンス
Claims (2)
- 【請求項1】 共振穴を有する誘電体ブロックと、その
共振穴の内面並びに前記誘電体ブロックの所定部位に形
成したアースパターンを構成する導体膜とを備えた誘電
体共振器を複数個併設するとともに、その複数の誘電体
共振器間をLC結合することにより構成される誘電体フ
ィルタにおいて、 前記各誘電体共振器の側面のうち、隣接する他の誘電体
共振器と対向しない側面の開放面側に一段下げた段差部
を形成し、その段差部に容量パターンを形成するととも
に、その容量パターン間をインダクタンスで結合するよ
うにしたことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 共振穴を有する誘電体ブロックと、その
共振穴の内面並びに前記誘電体ブロックの所定部位に形
成したアースパターンを構成する導体膜とを備えたを誘
電体共振器を複数個併設するとともに、その複数の誘電
体共振器間をLC結合することにより構成される誘電体
フィルタにおいて、 前記各誘電体共振器の側面のうち、隣接する他の誘電体
共振器と対向しない側面の開放面側に一段下げた段差部
を形成し、その段差部に容量パターンを形成し、かつ、
その段差部に、前記容量パターンに接続可能な複数の端
子パターンと、その端子パターン間を接続するインダク
タンスを備えた基板を装着したことを特徴とする誘電体
フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35045691A JPH05167309A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35045691A JPH05167309A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167309A true JPH05167309A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18410621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35045691A Pending JPH05167309A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167309A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4810275A (en) * | 1986-07-23 | 1989-03-07 | Alcatel Nv | Method of making optical waveguides using glass forming pulverulent material |
| US5652555A (en) * | 1994-06-03 | 1997-07-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectrical filters having resonators at a trap frequency where the even/odd mode impedances are both zero |
| US5783978A (en) * | 1995-06-21 | 1998-07-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Band rejection filter having a plurality of dielectric resonator with cutout portions having electrodes therein |
| US5949308A (en) * | 1995-02-02 | 1999-09-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter and method of regulating its frequency bandwidth via at least one insulation gap |
| JP2013098257A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Tdk Corp | コモンモードフィルタ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0216802A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Murata Mfg Co Ltd | バンドエリミネーションフィルタ |
| JPH03254201A (ja) * | 1990-03-03 | 1991-11-13 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体帯域阻止フィルタ |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP35045691A patent/JPH05167309A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0216802A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Murata Mfg Co Ltd | バンドエリミネーションフィルタ |
| JPH03254201A (ja) * | 1990-03-03 | 1991-11-13 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体帯域阻止フィルタ |
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|---|---|---|---|---|
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| US5652555A (en) * | 1994-06-03 | 1997-07-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectrical filters having resonators at a trap frequency where the even/odd mode impedances are both zero |
| US5949308A (en) * | 1995-02-02 | 1999-09-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter and method of regulating its frequency bandwidth via at least one insulation gap |
| US5783978A (en) * | 1995-06-21 | 1998-07-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Band rejection filter having a plurality of dielectric resonator with cutout portions having electrodes therein |
| JP2013098257A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Tdk Corp | コモンモードフィルタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970506 |