JPH05167442A - 量子化波形の波形整形回路 - Google Patents

量子化波形の波形整形回路

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JPH05167442A
JPH05167442A JP33179191A JP33179191A JPH05167442A JP H05167442 A JPH05167442 A JP H05167442A JP 33179191 A JP33179191 A JP 33179191A JP 33179191 A JP33179191 A JP 33179191A JP H05167442 A JPH05167442 A JP H05167442A
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JP
Japan
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waveform
track
period
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quantized
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JP33179191A
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English (en)
Inventor
Hisashi Saito
尚志 斉藤
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Asia Electronics Co
Original Assignee
Asia Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力周波数に関係なく、グリッヂのない量子
化波形を得る。 【構成】 データDはクロックCKのタイミングで一旦
ラッチ回路1に取り込まれてからD/A変換器2に入力
され(a)、D/A変換器2によって量子化波形(b)
を作る。量子化波形にはグリッヂが生じる。グリッヂを
取り除くために量子化波形(b)をトラック・アンド・
ホールド回路3に入力して波形整形する。グリッヂを取
り除くためとドループの影響をなくすために、グリッヂ
が生じている前後の非常に短い区間をホールド期間Hと
し、それ以外の期間をトラック期間Tとなるようにタイ
ミング調整回路4でモード入力(c)を設定する。モー
ド入力をトラック・アンド・ホールド回路3に加える
と、トラック期間T中は量子化波形はスルーで出力さ
れ、ホールド期間H中はスルー時の最終出力が保持され
て出力されるため、グリッヂとドループのない量子化波
形(d)を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は階段波からなる量子化波
形の波形整形回路に係り、特に量子化波形に含まれる過
渡的な電圧スパイク(グリッヂ)を除去する波形整形回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、任意のアナログ波形を得るには、
アナログ信号を直接発振器で作り出すのではなく、任意
の量子化されたアナログ信号を形成し、これから任意の
周波数成分を抽出することにより任意のアナログ波形を
得ることが多い。量子化されたアナログ信号(量子化波
形)はD/A変換器により実現するのが一般的である。
D/A変換器により得られる量子化波形は、階段波のエ
ッジ部にグリッヂをもつのが普通である。このグリッヂ
は後続回路にとってノイズとなるため、できるだけ取り
除くことが望ましく、そのためにグリッヂをなくすため
の波形整形を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した量子化波形の
グリッヂをなくすための波形整形手段として、サンプル
・アンド・ホールド回路(S/H回路)を使用すること
が考えられる。サンプル・アンド・ホールド回路は、図
2に示すように、ホールドコンデンサ7、入・出力バッ
ファアンプ5,8およびモード入力によって切り替えら
れるスイッチ6から構成される。モード入力をサンプル
に切り替えるとスイッチ6が閉じて入力信号を取り入
れ、その間出力を連続して入力に追従させ、モード入力
をホールドに切り替えると、スイッチ6が開いてその時
点の入力信号を次のサンプルに切り替わるまでホールド
コンデンサ7に保持してそれを出力とする。このサンプ
ル・アンド・ホールド回路を使って、グリッヂの生じて
いる部分を避けてサンプリングすることにより、出力か
らグリッヂを取り除くようにする。
【0004】これを図3を用いて説明する。図3(a)
に示すような量子化波形信号を、そのフラットな部分で
サンプリングSし、グリッヂが生じている部分ではホー
ルドHする(図3(b))。すると、図3(c)に示すよ
うに一応グリッヂの無い量子化波形出力が得られる。し
かし、図示するように、ホールド期間中、ホールドコン
デンサからリーク電流ないしバイアス電流が流れ、その
結果生じる出力電圧の変動、すなわちドループが生じる
ため、グリッヂを除去できても本来の量子化波形に大き
な歪が生じることになる。
【0005】このドループについて図4を用いて考察し
てみるに、図4(c)に示すように、ホールドコンデン
サの容量を小さくしてスルーレートを大にすると、ドル
ープが大となるため入力信号の低い周波数への使用に難
が生じる。逆に図4(e)に示すようにホールドコンデ
ンサを大きくしてスルーレートを小にするとドループは
小となるため低い周波数への使用も可能となるが、今度
は充電に時間がかかるためサンプル時間を長くする必要
が生じる。ところが、サンプル・アンド・ホールド回路
はサンプル時間Sは任意に設定できるものの、設定後は
ホールド時間Hとは異なり、固定になるため任意の入力
周波数に対して変化させることは困難である。
【0006】そこで、サンプル・アンド・ホールド回路
に代えてトラック・アンド・ホールド回路(T/H回
路)を使用することが考えられる。このトラック・アン
ド・ホールド回路は、データをサンプリングして保持す
るという基本的な機能及び構成はサンプル・アンド・ホ
ールド回路と同じであるが、サンプル時間が固定で入力
信号を瞬時にしか取り入れることができないサンプル・
アンド・ホールド回路に対して、トラック・アンド・ホ
ールド回路はトラックの期間も任意設定することが可能
で、長時間入力信号を取り入れることができる点で異な
る。しかし、このトラック・アンド・ホールド回路で
も、ホールドHの時間が長くなるとドループの影響が大
となることは避けられない。従って、量子化波形の整形
にトラック・アンド・ホールド回路を使っても、モード
入力の設定期間が通常行なわれるT<Hである限り、図
3(d)、(e)に示すようにグリッヂは取り除けるも
のの、S/H回路と同様に原波形を維持することができ
なかった。
【0007】本発明の目的は、トラック・アンド・ホー
ルド回路のモード入力におけるトラックとホールドの長
短を逆転させることによって、上述した従来技術の欠点
を解消して、周波数に関係なくグリッヂのない量子化波
形を得ることができる量子化波形の波形整形回路を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の量子化波形の波
形整形回路は、モード入力をトラックに切り替えると入
力信号を取り入れて、その間出力を連続して入力に追従
させ、モード入力をホールドに切り替えると、その時点
の入力信号を次のトラックに切り替わるまで保持し、か
つトラックの期間を任意設定することが可能なトラック
・アンド・ホールド回路を備える。このトラック・アン
ド・ホールド回路の入力に過渡的なグリッヂをもつ量子
化波形を加えると共に、モード入力を、取り除きたいグ
リッヂの発生期間をホールド期間とし、それ以外の期間
をトラック期間となるように設定し、トラック期間中は
出力を量子化波形に追従させ、ホールド期間中はホール
ドの切り替え時点の量子化波形を保持してグリッヂを取
り除いた量子化波形を出力するようにしたものである。
【0009】ここで、トラック・アンド・ホールド回路
にはD/A変換器により形成した量子化波形を加え、ト
ラック・アンド・ホールド回路の出力に周波数成分抽出
回路を接続して、D/A変換器で形成した量子化波形か
らアナログ波形を得るようにすることができる。
【0010】
【作用】モード入力は、サンプリングしてホールドする
という目的から、通常T<Hに設定するのが常識であ
る。この常識に対して、本発明ではT>Hとし、サンプ
リング時間の方を大きくして、ホールド時間を短く設定
している。
【0011】トラック・アンド・ホールド回路に入力さ
れた量子化波形の、取り除きたいグリッヂの発生期間以
外の期間がトラック期間Tであると、トラック期間中は
出力信号はスルーとなり量子化波形に追従して出力され
る。グリッヂ発生部が含まれているホールド期間H中は
入力信号が遮断されるため、出力にはグリッヂは現れ
ず、ホールドの切り替え時点で保持された量子化波形が
出力される。このホールド期間は過渡的に発生するグリ
ッヂを含む狭い期間で、トラック期間に比して非常に短
いので、回路のスルーレートの大小あるいは入力信号周
波数の大小に関わらず、ドループの影響は小さく無視で
きる。従って、グリッヂの取り除かれた、きれいな階段
波からなる量子化波形が出力される。
【0012】
【実施例】本発明はトラックの期間を任意設定すること
が可能なトラック・アンド・ホールド回路を波形整形回
路として使用し、このトラック・アンド・ホールド回路
に加えられるグリッヂをもつ量子化波形に対して、グリ
ッヂのない量子化波形を取り出すものである。そのため
に、モード入力のホールド期間Hとトラック期間Tの長
短を逆転(T>H)させる。すなわち、取り除きたいグ
リッヂの発生期間をホールド期間Hとし、それ以外の期
間をトラック期間Tとなるように設定する。そして、ト
ラック期間T中は出力を量子化波形に追従させ、ホール
ド期間H中はホールドの切り替え時点の量子化波形を保
持してグリッヂを取り除いた量子化波形を出力するもの
である。
【0013】以下、図1を用いて本実施例を説明する。
図1(A)に示すように、本実施例の量子化波形の波形
整形回路は、ディジタルデータDをラッチするラッチ回
路1と、ラッチされたデータ出力をアナログ信号に変換
して階段波形にして量子化するD/A変換器2と、量子
化波形を所定のタイミングでトラック・アンド・ホール
ドして整形するトラック・アンド・ホールド回路3と、
所定のタイミングをトラック・アンド・ホールド回路3
のモード入力に加えるタイミング調整回路4とから構成
される。タイミング調整回路4は、ラッチ回路1に加え
られるクロックCKのタイミングを調整してモード入力
として、量子化波形のグリッヂの発生期間をホールド期
間とし、それ以外の期間をトラック期間となるように設
定する。ここで、グリッヂの発生期間とはグリッヂを含
む狭い期間を意味する。量子化波形のグリッヂ発生期間
を特定することは、グリッヂがラッチタイミングによる
データの切り替わり時に同期して発生することから、ラ
ッチタイミングからの遅延時間を考慮することにより容
易に行うことができる。
【0014】図1(B)に示すように、データDはクロ
ックCKのタイミングで一旦ラッチ回路1に取り込まれ
てからD/A変換器2に入力され(a)、このD/A変
換器2によって量子化波形(b)が作り出される。この
量子化波形には図示するようにデータの変化点ないし階
段波形のエッジにスパイク状のグリッヂが生じている。
このグリッヂが生じている前後の非常に短い区間がホー
ルド期間Hとなり、それ以外の期間はトラック期間Tと
なるようにタイミング調整回路4でモード入力(c)を
設定する。従って、トラック・アンド・ホールド回路3
の出力には、モード入力に同期したグリッヂのない量子
化波形(d)が得られる。得られた量子化波形(d)に
おいて、ホールド期間Hに対応する区間hでは実際には
ドループが生じているが、その期間は非常に短期間であ
るため殆ど無視できる。
【0015】図5は任意波形を形成することができる任
意波形発生回路に適用した本発明の具体例を示してい
る。これは任意波形パターンデータ(Nビット)を受
け、それと同期関係にあるクロックに同期した任意波形
を得るものである。本回路はNビットD/A変換器10
と、トラック・アンド・ホールドアンプ12(T/Hア
ンプ12)と、フィルタ13とから主に構成される。N
ビットD/A変換器10は、ラッチ9に加えられる外部
からのサンプリング周波数fのクロック信号に同期した
量子波形を作り出す。T/Hアンプ12は、遅延回路1
1によって作られたNビットD/A変換器12のサンプ
リング周波数に同期したモード入力によって、その出力
電圧をトラック・ホールドし、グリッヂのない量子化波
形を得る。フィルタ13は、量子化波形から特定の周波
数成分を抽出する。このようにして、T/Hアンプ12
から得た任意量子化波形をフィルタ13から構成される
周波数成分抽出回路に通すことにより、量子化波形から
不要な周波成分を除去してアナログ波形に変換し、これ
をアンプ14から取り出す。
【0016】以上述べたように本実施例によれば、グリ
ッヂのない量子化波形が得られるので、低歪化、高精度
化を図ることができる。また波形のグリッヂが含まれな
いので、その波形出力を後続回路でストレートに使うこ
とができる。なお、上記実施例ではグリッヂが階段波の
エッジに生じている場合について説明したが、グリッヂ
はエッジに限らず、階段波の途中すなわちフラットな部
分に生じている場合にも本発明を適用できることは勿論
である。また、本発明は量子化波形にグリッヂを有する
ものであれば、量子化波形がD/A変換器によって形成
されるか否かを問わない。また、トラックとホールドの
アクティブ位相は回路に依存するものであり、実施例の
逆でもよい。また、上記実施例ではD/A変換器を経由
した信号にグリッヂが表われる場合について述べたが、
グリッヂの生成はD/A変換器のみによるものではない
ことはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、トラックとホールド期
間の長短を逆転するという簡単な構成で、入力周波数に
関係なくドループの影響を受けず、グリッヂのない量子
化波形を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による量子化波形の波形整形回
路の構成及び各部の波形図。
【図2】サンプル・アンド・ホールド回路またはトラッ
ク・アンド・ホールド回路の構成図。
【図3】従来の量子化波形の波形整形図。
【図4】サンプル・アンド・ホールド回路及びトラック
・アンド・ホールド回路の出力波形図。
【図5】本発明の具体例による任意波形発生回路の構成
図。
【符号の説明】
1 ラッチ回路 2 D/A変換器 3 トラック・アンド・ホールド回路 4 タイミング調整回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード入力をトラックに切り替えると入
    力信号を取り入れて、トラック期間中出力を連続して入
    力に追従させ、モード入力をホールドに切り替えるとそ
    の時点の入力信号を保持して出力とし、かつトラック及
    びホールド期間を任意設定することが可能なトラック・
    アンド・ホールド回路を備え、 このトラック・アンド・ホールド回路の入力に過渡的な
    グリッヂをもつ量子化波形を加えると共に、 前記モード入力を、取り除きたいグリッヂの発生期間を
    ホールド期間とし、それ以外の期間をトラック期間とな
    るように設定し、トラック期間中は出力を量子化波形に
    追従させ、ホールド期間中はホールドの切り替え時点の
    量子化波形を保持してグリッヂを取り除いた量子化波形
    を出力するようにしたことを特徴とする量子化波形の波
    形整形回路。
  2. 【請求項2】 前記トラック・アンド・ホールド回路に
    加えられる量子化波形がD/A変換器により形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の量子化波形の波形整
    形回路。
JP33179191A 1991-12-16 1991-12-16 量子化波形の波形整形回路 Pending JPH05167442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177625A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Anritsu Corp A/d変換装置およびタイムインターバル測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177625A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Anritsu Corp A/d変換装置およびタイムインターバル測定装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001128