JPH05167559A - スペクトラム拡散通信受信機 - Google Patents
スペクトラム拡散通信受信機Info
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- JPH05167559A JPH05167559A JP3352054A JP35205491A JPH05167559A JP H05167559 A JPH05167559 A JP H05167559A JP 3352054 A JP3352054 A JP 3352054A JP 35205491 A JP35205491 A JP 35205491A JP H05167559 A JPH05167559 A JP H05167559A
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- JP
- Japan
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- signal
- despreading
- despreading processing
- circuit
- output
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 入力端子10に供給されたスペクトラム拡散
受信信号に対し、逆拡散処理回路11で第1の疑似雑音
PN1 を用いた逆拡散処理を施して切換スイッチ15の
被選択端子aに送り、逆拡散処理回路12で第1の疑似
雑音PN2 を用いた逆拡散処理を施した信号と逆拡散処
理回路11からの信号とを加算器13で加算した出力を
切換スイッチ15の被選択端子bに送る。入力端子10
の受信信号の強度を信号強度検出制御回路14で検出
し、切換スイッチ15の切換制御及び逆拡散処理回路1
2の動作停止制御を行わせる。 【効果】 受信強度が充分強いときには、逆拡散処理回
路11からの信号のみを取り出し、逆拡散処理回路12
の動作を停止させることで省電力化を図る。
受信信号に対し、逆拡散処理回路11で第1の疑似雑音
PN1 を用いた逆拡散処理を施して切換スイッチ15の
被選択端子aに送り、逆拡散処理回路12で第1の疑似
雑音PN2 を用いた逆拡散処理を施した信号と逆拡散処
理回路11からの信号とを加算器13で加算した出力を
切換スイッチ15の被選択端子bに送る。入力端子10
の受信信号の強度を信号強度検出制御回路14で検出
し、切換スイッチ15の切換制御及び逆拡散処理回路1
2の動作停止制御を行わせる。 【効果】 受信強度が充分強いときには、逆拡散処理回
路11からの信号のみを取り出し、逆拡散処理回路12
の動作を停止させることで省電力化を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散通信
受信機に関し、特に、平衡QPSK(4相位相変調)方
式の信号を受信するために用いて好適なスペクトラム拡
散通信受信機に関する。
受信機に関し、特に、平衡QPSK(4相位相変調)方
式の信号を受信するために用いて好適なスペクトラム拡
散通信受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、情報の帯域幅より数百〜
数千倍もの広いスペクトラム帯域に被変調波を拡散させ
て通信を行うようなスペクトラム拡散通信方式が注目さ
れている。このスペクトラム拡散通信方式は、送信機側
で、搬送波(キャリア)がPN符号(疑似雑音符号系
列)により変調されることで周波数スペクトラムが拡散
されるようになっている。受信機においては、送信機と
同一構造の符号発生器により発生するPN符号を用いた
逆拡散(相関)過程を経た後、ベースバンド復調されて
データが得られる。
数千倍もの広いスペクトラム帯域に被変調波を拡散させ
て通信を行うようなスペクトラム拡散通信方式が注目さ
れている。このスペクトラム拡散通信方式は、送信機側
で、搬送波(キャリア)がPN符号(疑似雑音符号系
列)により変調されることで周波数スペクトラムが拡散
されるようになっている。受信機においては、送信機と
同一構造の符号発生器により発生するPN符号を用いた
逆拡散(相関)過程を経た後、ベースバンド復調されて
データが得られる。
【0003】スペクトラム拡散通信方式を使用した移動
体通信の場合には、2相位相変調方式、いわゆるBPS
K方式が多く用いられる。このBPSKとは、搬送波の
位相を変化させて信号を伝送する方式の内の1つであ
り、例えばデータの1か−1かを、搬送波の位相の0か
π(180°)かに置き換えて通信するものである。し
かしながら実際には、ジャミング信号による妨害に対し
てさらに耐性をつけるため等の目的で、データはBPS
K相当の2値でありながら、見掛け上4相位相変調方
式、いわゆるQPSK方式を採用する場合がある。この
ようなQPSK方式の一形態として、平衡(バランス
ド)QPSKの変調方式が知られている。
体通信の場合には、2相位相変調方式、いわゆるBPS
K方式が多く用いられる。このBPSKとは、搬送波の
位相を変化させて信号を伝送する方式の内の1つであ
り、例えばデータの1か−1かを、搬送波の位相の0か
π(180°)かに置き換えて通信するものである。し
かしながら実際には、ジャミング信号による妨害に対し
てさらに耐性をつけるため等の目的で、データはBPS
K相当の2値でありながら、見掛け上4相位相変調方
式、いわゆるQPSK方式を採用する場合がある。この
ようなQPSK方式の一形態として、平衡(バランス
ド)QPSKの変調方式が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
平衡QPSK方式の変調方式を用いる場合、受信側では
送信機と同一構造の符号発生器により発生する2種類の
PN符号による逆拡散過程(相関過程)が必要であった
ため、回路規模と消費電力が大きくなるという問題があ
った。
平衡QPSK方式の変調方式を用いる場合、受信側では
送信機と同一構造の符号発生器により発生する2種類の
PN符号による逆拡散過程(相関過程)が必要であった
ため、回路規模と消費電力が大きくなるという問題があ
った。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、回路規模を抑え、消費電力を低減し得る
ようなスペクトラム拡散通信受信機の提供を目的とする
ものである。
たものであり、回路規模を抑え、消費電力を低減し得る
ようなスペクトラム拡散通信受信機の提供を目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスペクトラ
ム拡散通信受信機は、第1の疑似雑音信号により変調さ
れた搬送波信号と、第2の疑似雑音信号により変調され
た搬送波信号とが合成されて送出された信号を受信する
スペクトラム拡散通信受信機において、受信された信号
に対して上記第1の疑似雑音信号により逆拡散処理を施
す第1の逆拡散処理手段と、上記受信された信号に対し
て上記第2の疑似雑音信号により逆拡散処理を施す第2
の逆拡散処理手段と、これらの第1、第2の逆拡散処理
手段からの各出力を加算する加算手段と、上記受信され
た信号の強度を検出する信号強度検出手段と、この信号
強度検出手段からの出力に応じて、信号強度が大きいと
きには上記第1の逆拡散処理手段からの出力信号を選択
し、信号強度が小さいときには上記加算手段からの加算
出力信号を選択して出力する切換選択手段とを有するこ
とにより、上述の課題を解決するものである。
ム拡散通信受信機は、第1の疑似雑音信号により変調さ
れた搬送波信号と、第2の疑似雑音信号により変調され
た搬送波信号とが合成されて送出された信号を受信する
スペクトラム拡散通信受信機において、受信された信号
に対して上記第1の疑似雑音信号により逆拡散処理を施
す第1の逆拡散処理手段と、上記受信された信号に対し
て上記第2の疑似雑音信号により逆拡散処理を施す第2
の逆拡散処理手段と、これらの第1、第2の逆拡散処理
手段からの各出力を加算する加算手段と、上記受信され
た信号の強度を検出する信号強度検出手段と、この信号
強度検出手段からの出力に応じて、信号強度が大きいと
きには上記第1の逆拡散処理手段からの出力信号を選択
し、信号強度が小さいときには上記加算手段からの加算
出力信号を選択して出力する切換選択手段とを有するこ
とにより、上述の課題を解決するものである。
【0007】
【作用】信号強度が大きいときには、第2の拡散処理手
段の動作を停止させることができ、省電力化を図ること
ができる。
段の動作を停止させることができ、省電力化を図ること
ができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係るスペクトラム拡散通信
受信機の一実施例の要部としての復調部の概略構成を示
すブロック回路図である。この図1において、入力端子
10には、スペクトラム拡散された信号Sinが供給され
ている。このスペクトラム拡散された入力信号Sinは、
例えば送信機側において、第1の疑似雑音信号PN1 に
より変調された搬送波信号と、第2の疑似雑音信号PN
2 により変調された搬送波信号とが合成されて送出され
た信号を受信することにより得られた信号である。
受信機の一実施例の要部としての復調部の概略構成を示
すブロック回路図である。この図1において、入力端子
10には、スペクトラム拡散された信号Sinが供給され
ている。このスペクトラム拡散された入力信号Sinは、
例えば送信機側において、第1の疑似雑音信号PN1 に
より変調された搬送波信号と、第2の疑似雑音信号PN
2 により変調された搬送波信号とが合成されて送出され
た信号を受信することにより得られた信号である。
【0009】この入力信号Sinは、上記第1の疑似雑音
信号PN1 によりスペクトラム逆拡散処理を施す第1の
逆拡散処理回路11と、上記第2の疑似雑音信号PN2
によりスペクトラム逆拡散処理を施す第2の逆拡散処理
回路12とにそれぞれ送られる。これらの第1、第2の
逆拡散処理回路11、12からの各出力は、加算器13
に送られて加算される。第1の逆拡散処理回路11から
の出力信号は切換選択スイッチ15の被選択端子aに、
加算器13からの出力信号は切換選択スイッチ15の被
選択端子aにそれぞれ送られている。また、上記入力信
号Sinは、信号強度検出制御回路14に送られている。
この信号強度検出制御回路14は、入力信号Sinの信号
強度(受信強度)がある閾値に対して上か下かに応じ
て、切換選択スイッチ15を切換制御する。すなわち、
信号強度が充分強いときには、切換選択スイッチ15を
被選択端子a側に切換接続して第1の逆拡散処理回路1
1からの出力信号を出力端子16に送り、信号強度が上
記閾値以下のときには、切換選択スイッチ15を被選択
端子b側に切換接続して加算器13からの加算出力信号
を出力端子16に送っている。
信号PN1 によりスペクトラム逆拡散処理を施す第1の
逆拡散処理回路11と、上記第2の疑似雑音信号PN2
によりスペクトラム逆拡散処理を施す第2の逆拡散処理
回路12とにそれぞれ送られる。これらの第1、第2の
逆拡散処理回路11、12からの各出力は、加算器13
に送られて加算される。第1の逆拡散処理回路11から
の出力信号は切換選択スイッチ15の被選択端子aに、
加算器13からの出力信号は切換選択スイッチ15の被
選択端子aにそれぞれ送られている。また、上記入力信
号Sinは、信号強度検出制御回路14に送られている。
この信号強度検出制御回路14は、入力信号Sinの信号
強度(受信強度)がある閾値に対して上か下かに応じ
て、切換選択スイッチ15を切換制御する。すなわち、
信号強度が充分強いときには、切換選択スイッチ15を
被選択端子a側に切換接続して第1の逆拡散処理回路1
1からの出力信号を出力端子16に送り、信号強度が上
記閾値以下のときには、切換選択スイッチ15を被選択
端子b側に切換接続して加算器13からの加算出力信号
を出力端子16に送っている。
【0010】また、受信された信号強度が充分に強く信
号強度検出制御回路14が切換選択スイッチ15の被選
択端子a側に切換制御するときに、逆拡散回路12に動
作停止信号(例えば電源オフ制御信号等)を送ることに
より、この逆拡散回路12の動作を停止させ、電力の不
要な消費を抑えることができる。
号強度検出制御回路14が切換選択スイッチ15の被選
択端子a側に切換制御するときに、逆拡散回路12に動
作停止信号(例えば電源オフ制御信号等)を送ることに
より、この逆拡散回路12の動作を停止させ、電力の不
要な消費を抑えることができる。
【0011】ところで、このようなスペクトラム拡散通
信受信機に信号を送信する送信機側の具体的な構成とし
ては、例えば図2に示すようなものが挙げられる。この
図2は、いわゆる平衡QPSK方式のスペクトラム拡散
通信送信機の一具体例を示しており、入力端子20には
±1のデータx(t) が入力されるものとする。この入力
データx(t) は2分配され、それぞれ排他的論理和(E
x−OR)回路23、24に送られている。Ex−OR
回路23においては、第1のPN符号(疑似雑音符号系
列)発生器21からのPN符号PN1(t) が供給され、
上記入力データx(t) との排他的論理和がとられ、Ex
−OR回路24においては、第2のPN符号発生器22
からのPN符号PN2 (t) が供給されて上記入力データ
x(t) との排他的論理和がとられることによりそれぞれ
拡散処理が行われる。これらのEx−OR回路23、2
4からの出力は、乗算器27、28にそれぞれ送られて
いる。乗算器27では、発振器25からの発振出力信号
ωC がそのまま供給されて上記PN符号PN1 (t) で拡
散された信号に乗算され、乗算器28では、発振器25
からの発振出力信号ωC がπ/2移相器26でπ/2位
相遅延された信号が上記PN符号PN1 (t) で拡散され
た信号に乗算される。これらの乗算器27、28からの
乗算出力信号は、加算器29に送られて加算され、出力
端子30を介して取り出される。
信受信機に信号を送信する送信機側の具体的な構成とし
ては、例えば図2に示すようなものが挙げられる。この
図2は、いわゆる平衡QPSK方式のスペクトラム拡散
通信送信機の一具体例を示しており、入力端子20には
±1のデータx(t) が入力されるものとする。この入力
データx(t) は2分配され、それぞれ排他的論理和(E
x−OR)回路23、24に送られている。Ex−OR
回路23においては、第1のPN符号(疑似雑音符号系
列)発生器21からのPN符号PN1(t) が供給され、
上記入力データx(t) との排他的論理和がとられ、Ex
−OR回路24においては、第2のPN符号発生器22
からのPN符号PN2 (t) が供給されて上記入力データ
x(t) との排他的論理和がとられることによりそれぞれ
拡散処理が行われる。これらのEx−OR回路23、2
4からの出力は、乗算器27、28にそれぞれ送られて
いる。乗算器27では、発振器25からの発振出力信号
ωC がそのまま供給されて上記PN符号PN1 (t) で拡
散された信号に乗算され、乗算器28では、発振器25
からの発振出力信号ωC がπ/2移相器26でπ/2位
相遅延された信号が上記PN符号PN1 (t) で拡散され
た信号に乗算される。これらの乗算器27、28からの
乗算出力信号は、加算器29に送られて加算され、出力
端子30を介して取り出される。
【0012】以上の処理を数式で表現すると、送信出力
STR(t) は次のようになる。 STR(t) =(PN1 (t) cos(ωC (t))+PN2 (t) sin(ωC (t)))… (1) さらに、出力端子30から取り出された平衡QPSK信
号は、送信に必要とされる適当な処理が施された後、送
信される。
STR(t) は次のようになる。 STR(t) =(PN1 (t) cos(ωC (t))+PN2 (t) sin(ωC (t)))… (1) さらに、出力端子30から取り出された平衡QPSK信
号は、送信に必要とされる適当な処理が施された後、送
信される。
【0013】次に、図3は、上記図1に示す実施例の構
成のより具体的な構成を示し、図1と対応する部分には
同じ指示符号を付している。この図3に示す構成におい
て、入力端子10から入力された受信信号は、一部が信
号強度検出制御回路14の信号強度検出回路59に送ら
れる。発振器41は上記送信機側の発振器25の発振周
波数ωC と略々同じ周波数ωL で発振するように設定さ
れている。この発振器41からの出力信号は2分配さ
れ、一方はそのまま乗算器43に送られて上記入力信号
に乗算され、他方はπ/2移相器42でπ/2位相遅延
されて乗算器44に送られて上記入力信号に乗算され
る。これらの乗算処理により、それぞれの信号は、略々
0HzのIF(中間周波数)信号になったと考えられるた
め、これ以降の信号処理をディジタルで行うことが可能
となる。このような方法は、準同期検波方式と呼ばれて
いる。
成のより具体的な構成を示し、図1と対応する部分には
同じ指示符号を付している。この図3に示す構成におい
て、入力端子10から入力された受信信号は、一部が信
号強度検出制御回路14の信号強度検出回路59に送ら
れる。発振器41は上記送信機側の発振器25の発振周
波数ωC と略々同じ周波数ωL で発振するように設定さ
れている。この発振器41からの出力信号は2分配さ
れ、一方はそのまま乗算器43に送られて上記入力信号
に乗算され、他方はπ/2移相器42でπ/2位相遅延
されて乗算器44に送られて上記入力信号に乗算され
る。これらの乗算処理により、それぞれの信号は、略々
0HzのIF(中間周波数)信号になったと考えられるた
め、これ以降の信号処理をディジタルで行うことが可能
となる。このような方法は、準同期検波方式と呼ばれて
いる。
【0014】各乗算器43、44からの出力信号は、そ
れぞれLPF(ローパスフィルタ)45、46を介した
後、それぞれ2分配される。すなわち、LPF45から
の出力信号をSA 、LPF46からの出力信号をSB と
するとき、これらの信号SA 及びSB は、それぞれ2分
配されて、第1の逆拡散(相関)処理回路11と、第2
の逆拡散処理回路12とに送られる。第1の逆拡散回路
11においては、上記信号SA がEx−OR(排他的論
理和)47に、上記信号SB がEx−OR回路48にそ
れぞれ送られて、上記送信側の第1のPN符号(疑似雑
音符号系列)発生器21と同一構造のPN符号発生器5
1により発生されたPN符号PN1 (t)との排他的論理
和がそれぞれとられ、その後、LPF49、50をそれ
ぞれ通過する。これによって上記第1のPN符号PN1
(t) による逆拡散が行われたことになる。第2の逆拡散
回路12においても同様に、上記信号SA がEx−OR
回路52、上記信号SB がEx−OR回路48にそれぞ
れ送られ、上記送信側の第2のPN符号発生器22と同
一構造のPN符号発生器56からのPN符号PN2 (t)
との排他的論理和がそれぞれとられ、LPF49、50
をそれぞれ通過することにより、上記第2のPN符号P
N2 (t) による逆拡散が行われる。
れぞれLPF(ローパスフィルタ)45、46を介した
後、それぞれ2分配される。すなわち、LPF45から
の出力信号をSA 、LPF46からの出力信号をSB と
するとき、これらの信号SA 及びSB は、それぞれ2分
配されて、第1の逆拡散(相関)処理回路11と、第2
の逆拡散処理回路12とに送られる。第1の逆拡散回路
11においては、上記信号SA がEx−OR(排他的論
理和)47に、上記信号SB がEx−OR回路48にそ
れぞれ送られて、上記送信側の第1のPN符号(疑似雑
音符号系列)発生器21と同一構造のPN符号発生器5
1により発生されたPN符号PN1 (t)との排他的論理
和がそれぞれとられ、その後、LPF49、50をそれ
ぞれ通過する。これによって上記第1のPN符号PN1
(t) による逆拡散が行われたことになる。第2の逆拡散
回路12においても同様に、上記信号SA がEx−OR
回路52、上記信号SB がEx−OR回路48にそれぞ
れ送られ、上記送信側の第2のPN符号発生器22と同
一構造のPN符号発生器56からのPN符号PN2 (t)
との排他的論理和がそれぞれとられ、LPF49、50
をそれぞれ通過することにより、上記第2のPN符号P
N2 (t) による逆拡散が行われる。
【0015】ここで、上記LPF49の入力信号は、 x(t)(PN1 (t) cos(φ(t))+PN2 (t) sin(φ(t))) PN1 (t) =x(t)(PN1 (t) PN1 (t) cos(φ(t)) +PN1 (t) PN2 (t) sin(φ(t))) … (2) ただし、φ(t) =ωC (t) −ωL (t) である。これをLPF49に通すと、PN1 (t) PN1
(t) =1であることにより、上記(2)式中の括弧内の
第1項は残るが、PN1 (t) 、PN2 (t) はそれぞれ全
く異なるPN符号系列であるため、第2項はカットされ
てしまう。従ってLPF49からの出力信号は、 x(t) cos(φ(t)) … (3) となる。
(t) =1であることにより、上記(2)式中の括弧内の
第1項は残るが、PN1 (t) 、PN2 (t) はそれぞれ全
く異なるPN符号系列であるため、第2項はカットされ
てしまう。従ってLPF49からの出力信号は、 x(t) cos(φ(t)) … (3) となる。
【0016】同様にして、LPF50の入力信号は、 x(t)(PN1 (t) cos(φ(t)+π/2) +PN2 (t) sin(φ(t)+π/2))PN1 (t) =x(t)(−PN1 (t) PN1 (t) sin(φ(t)) +PN1 (t) PN2 (t) cos(φ(t))) … (4) となり、上述と同様に、(4)式の括弧内の第1項のみ
が残るから、このLPF50からの出力信号は、 −x(t) sin(φ(t)) … (5) となる。
が残るから、このLPF50からの出力信号は、 −x(t) sin(φ(t)) … (5) となる。
【0017】以上と全く同様の計算をして、LPF54
の出力信号は、 x(t) sin(φ(t)) … (6) また、LPF55の出力信号は、 x(t) cos(φ(t)) … (7) となる。
の出力信号は、 x(t) sin(φ(t)) … (6) また、LPF55の出力信号は、 x(t) cos(φ(t)) … (7) となる。
【0018】LPF49とLPF54からの各出力信号
は加算器57で加算され、LPF50とLPF55から
の各出力信号は加算器58で一方の符号(例えばLPF
55からの出力信号の符号)が反転されて加算される。
この信号を例えばBPSK復調部に送ってデータ復調す
るのが通常の平衡QPSK信号の受信方式である。
は加算器57で加算され、LPF50とLPF55から
の各出力信号は加算器58で一方の符号(例えばLPF
55からの出力信号の符号)が反転されて加算される。
この信号を例えばBPSK復調部に送ってデータ復調す
るのが通常の平衡QPSK信号の受信方式である。
【0019】しかしながら、上記(3)式と(5)式と
の組、及び(6)式と(7)式との組から明らかなよう
に、(3)式と(6)式とは同じ情報であり、また
(5)式と(7)式とは同じ情報であることから、上記
第1のPN符号PN1 (t) か上記第2のPN符号PN2
(t) のいずれか一方のPN符号で逆拡散してやれば、信
号強度は半減するものの、その後のBPSK復調が可能
であることを示している。これは換言すると、受信信号
のエネルギが3dB低くなってBPSK復調部に送られ
ることに外ならない。
の組、及び(6)式と(7)式との組から明らかなよう
に、(3)式と(6)式とは同じ情報であり、また
(5)式と(7)式とは同じ情報であることから、上記
第1のPN符号PN1 (t) か上記第2のPN符号PN2
(t) のいずれか一方のPN符号で逆拡散してやれば、信
号強度は半減するものの、その後のBPSK復調が可能
であることを示している。これは換言すると、受信信号
のエネルギが3dB低くなってBPSK復調部に送られ
ることに外ならない。
【0020】本発明実施例はこの点に着目し、受信信号
強度が充分に強いときはPN1 (t)又はPN2 (t) の一
方のみのPN符号による逆拡散を行い、信号強度が上記
閾値以下となるときには、PN1 (t) とPN2 (t) との
両方のPN符号による従来と同様な逆拡散方式を採用す
るものである。このため、信号強度検出回路59で受信
信号の強度を検出して制御回路60に送り、この制御回
路60は、受信強度がある閾値以上で充分強い、すなわ
ち信号強度が3dB低下しても充分復調できると判断し
た場合には、制御信号により、一方のPN符号、例えば
第2のPN符号PN2 (t) の発生器56の動作を停止さ
せ、他方のPN符号、例えば第1のPN符号PN1 (t)
により逆拡散処理された信号のみを取り出して次の復調
部に送るようにしている。
強度が充分に強いときはPN1 (t)又はPN2 (t) の一
方のみのPN符号による逆拡散を行い、信号強度が上記
閾値以下となるときには、PN1 (t) とPN2 (t) との
両方のPN符号による従来と同様な逆拡散方式を採用す
るものである。このため、信号強度検出回路59で受信
信号の強度を検出して制御回路60に送り、この制御回
路60は、受信強度がある閾値以上で充分強い、すなわ
ち信号強度が3dB低下しても充分復調できると判断し
た場合には、制御信号により、一方のPN符号、例えば
第2のPN符号PN2 (t) の発生器56の動作を停止さ
せ、他方のPN符号、例えば第1のPN符号PN1 (t)
により逆拡散処理された信号のみを取り出して次の復調
部に送るようにしている。
【0021】具体的には、第1の逆拡散処理回路11の
LPF49からの出力信号が切換スイッチ回路15の切
換スイッチ61の被選択端子aに、LPF50からの出
力信号が切換スイッチ62の被選択端子aにそれぞれ送
られ、加算回路13の加算器57からの出力信号が切換
スイッチ回路15の切換スイッチ61の被選択端子b
に、加算器58からの出力信号が切換スイッチ62の被
選択端子bにそれぞれ送られている。この切換スイッチ
回路15の各切換スイッチ61、62からの各出力信号
は、出力端子63、64を介してそれぞれ取り出され
る。また、信号強度検出回路59からの出力信号は、制
御回路60に送られ、この制御回路60からは、スイッ
チ切換制御信号が切換スイッチ回路15の各切換スイッ
チ61、62に、また動作停止信号が第2のPN符号発
生器56にそれぞれ送られている。なお、出力端子6
3、64からの出力信号は、例えばいわゆるBPSK復
調回路に送られてデータ復調処理が施されるものであ
る。
LPF49からの出力信号が切換スイッチ回路15の切
換スイッチ61の被選択端子aに、LPF50からの出
力信号が切換スイッチ62の被選択端子aにそれぞれ送
られ、加算回路13の加算器57からの出力信号が切換
スイッチ回路15の切換スイッチ61の被選択端子b
に、加算器58からの出力信号が切換スイッチ62の被
選択端子bにそれぞれ送られている。この切換スイッチ
回路15の各切換スイッチ61、62からの各出力信号
は、出力端子63、64を介してそれぞれ取り出され
る。また、信号強度検出回路59からの出力信号は、制
御回路60に送られ、この制御回路60からは、スイッ
チ切換制御信号が切換スイッチ回路15の各切換スイッ
チ61、62に、また動作停止信号が第2のPN符号発
生器56にそれぞれ送られている。なお、出力端子6
3、64からの出力信号は、例えばいわゆるBPSK復
調回路に送られてデータ復調処理が施されるものであ
る。
【0022】制御回路60では、信号検出回路59で検
出された信号強度が、上述したように逆拡散された出力
信号が3dB低下しても、後段の復調部で有効に復調で
きる閾値以上であると判断したとき、第2のPN符号発
生器56の動作を停止させると共に、各切換スイッチ6
1、62をそれぞれ被選択端子a側に切換接続する。こ
のとき、第1のPN符号PN1 (t) により逆拡散処理さ
れた信号のみが出力端子63、64より取り出される。
これに対して、信号検出回路59で検出された信号強度
が低く、逆拡散出力信号が3dB低下すると有効な復調
が行えなくなる虞れがある場合には、制御回路60は、
第2のPN符号発生器56を動作状態に制御すると共
に、両方のPN符号PN1 (t) 、PN2 (t) により逆拡
散処理された各信号の加算出力を出力端子64より取り
出ように切換制御する。
出された信号強度が、上述したように逆拡散された出力
信号が3dB低下しても、後段の復調部で有効に復調で
きる閾値以上であると判断したとき、第2のPN符号発
生器56の動作を停止させると共に、各切換スイッチ6
1、62をそれぞれ被選択端子a側に切換接続する。こ
のとき、第1のPN符号PN1 (t) により逆拡散処理さ
れた信号のみが出力端子63、64より取り出される。
これに対して、信号検出回路59で検出された信号強度
が低く、逆拡散出力信号が3dB低下すると有効な復調
が行えなくなる虞れがある場合には、制御回路60は、
第2のPN符号発生器56を動作状態に制御すると共
に、両方のPN符号PN1 (t) 、PN2 (t) により逆拡
散処理された各信号の加算出力を出力端子64より取り
出ように切換制御する。
【0023】従って、受信強度が充分に強い状況下で
は、一方のPN符号発生器の動作を停止させてデータ復
調を行わせることにより、大幅な省電力化が可能とな
る。ところで、このような2種類のPN符号を用いる場
合と1種類のPN符号を用いる場合とで受信性能に差が
でることを考慮し、受信機や受信サービス等にランク付
けをすることが可能である。すなわち、通常、受信機は
一般ユーザが持つものであるが、2種類のPN符号で逆
拡散処理する受信機と、1種類のPN符号のみで逆拡散
処理する受信機とを作り、回路規模でいわゆる高級機と
普及機との差別化を図ることや、放送受信契約等に応じ
て、2種類のPN符号を教えるサービスと、1種類のP
N符号のみを教えるサービスとで差別化を図ることがで
きる。
は、一方のPN符号発生器の動作を停止させてデータ復
調を行わせることにより、大幅な省電力化が可能とな
る。ところで、このような2種類のPN符号を用いる場
合と1種類のPN符号を用いる場合とで受信性能に差が
でることを考慮し、受信機や受信サービス等にランク付
けをすることが可能である。すなわち、通常、受信機は
一般ユーザが持つものであるが、2種類のPN符号で逆
拡散処理する受信機と、1種類のPN符号のみで逆拡散
処理する受信機とを作り、回路規模でいわゆる高級機と
普及機との差別化を図ることや、放送受信契約等に応じ
て、2種類のPN符号を教えるサービスと、1種類のP
N符号のみを教えるサービスとで差別化を図ることがで
きる。
【0024】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、第1、第2のPN符号発生器
を入れ換えてもよい。
るものではなく、例えば、第1、第2のPN符号発生器
を入れ換えてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るスペクトラム拡散通信受信機によれば、受信さ
れた信号に対して第1、第2の疑似雑音信号により逆拡
散処理を施して得られた各信号を加算した出力と、一方
の疑似雑音信号により逆拡散処理して得られた出力と
を、受信信号の強度検出出力に応じて切換制御して取り
出し、復調部に送るようにしているため、信号強度が充
分大きいときには他方の疑似雑音による逆拡散処理動作
を停止させることにより、省電力化が図れる。
明に係るスペクトラム拡散通信受信機によれば、受信さ
れた信号に対して第1、第2の疑似雑音信号により逆拡
散処理を施して得られた各信号を加算した出力と、一方
の疑似雑音信号により逆拡散処理して得られた出力と
を、受信信号の強度検出出力に応じて切換制御して取り
出し、復調部に送るようにしているため、信号強度が充
分大きいときには他方の疑似雑音による逆拡散処理動作
を停止させることにより、省電力化が図れる。
【図1】本発明に係るスペクトラム拡散通信受信機の一
実施例の要部の概略構成を示すブロック回路図である。
実施例の要部の概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】該実施例の受信機に対して信号を送る送信機の
要部の概略構成を示すブロック回路図である。
要部の概略構成を示すブロック回路図である。
【図3】該実施例のより具体的な構成の一例を示すブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
11・・・・・第1の逆拡散処理回路 12・・・・・第2の逆拡散処理回路 13・・・・・加算器 14・・・・・信号強度検出制御回路 15・・・・・切換スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の疑似雑音信号により変調された搬
送波信号と、第2の疑似雑音信号により変調された搬送
波信号とが合成されて送出された信号を受信するスペク
トラム拡散通信受信機において、 受信された信号に対して上記第1の疑似雑音信号により
逆拡散処理を施す第1の逆拡散処理手段と、 上記受信された信号に対して上記第2の疑似雑音信号に
より逆拡散処理を施す第2の逆拡散処理手段と、 これらの第1、第2の逆拡散処理手段からの各出力を加
算する加算手段と、 上記受信された信号の強度を検出する信号強度検出手段
と、 この信号強度検出手段からの出力に応じて、信号強度が
大きいときには上記第1の逆拡散処理手段からの出力信
号を選択し、信号強度が小さいときには上記加算手段か
らの加算出力信号を選択して出力する切換選択手段とを
有することを特徴とするスペクトラム拡散通信受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352054A JPH05167559A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | スペクトラム拡散通信受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352054A JPH05167559A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | スペクトラム拡散通信受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167559A true JPH05167559A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18421471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3352054A Withdrawn JPH05167559A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | スペクトラム拡散通信受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167559A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002314458A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Denso Corp | Cdma方式の無線通信機の復調装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3352054A patent/JPH05167559A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002314458A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Denso Corp | Cdma方式の無線通信機の復調装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |