JPH05167873A - リンギング除去装置 - Google Patents

リンギング除去装置

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JPH05167873A
JPH05167873A JP35338191A JP35338191A JPH05167873A JP H05167873 A JPH05167873 A JP H05167873A JP 35338191 A JP35338191 A JP 35338191A JP 35338191 A JP35338191 A JP 35338191A JP H05167873 A JPH05167873 A JP H05167873A
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JP
Japan
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coil
winding
ringing
removing device
coil winding
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Pending
Application number
JP35338191A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Haruyasu Yabushita
晴康 藪下
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルの巻線作業の改善を図ったリンギング
除去装置を提供する。 【構成】 コイルボビン11に第1のコイル巻線12と第2
のコイル巻線13を一緒にしてバイファイラ状に巻回形成
し、このコイル巻線12,13が巻かれたコイルボビン11を
E型コア10やI型コア18やU型コア20を用いた分割タイ
プのコアの磁脚に、又は1個のI型コア18の磁脚に嵌合
装着してリンギング除去装置8を構成する。第1のコイ
ル巻線12は偏向ヨークの偏向コイルの入力側の電流を流
し、第2のコイル巻線13には偏向コイルの出力側の電流
を流して第1のコイル巻線12により発生する磁界と第2
のコイル巻線13によって発生する磁界を互いに逆向きに
発生させて打ち消し、この磁界の打ち消し作用によって
偏向電流に発生する高調波を消失させ、リンギングを防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏向ヨークの偏向コイ
ルに接続されるリンギング除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やディスプレイ装置
の画面のリンギング(縞模様)を防止するリンギング除
去装置が画面の高精細化を図る観点から偏向ヨークに接
続して設けられている。図5にはこの種のリンギング除
去装置の一般的な使用形態が示されている。同図におい
て、陰極線管(図示せず)に装着される偏向ヨーク1は
水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを有して構成されて
おり、この水平偏向コイルと垂直偏向コイルの端末は偏
向ヨーク1のネック側に設けられる基板2に導かれてお
り、この基板2を介して水平偏向コイルと垂直偏向コイ
ルのそれぞれの巻き始め側の端末と巻き終わり側の端末
とがリード線3に接続され、このリード線3の先端側に
設けられたコネクタ4を利用して水平および垂直の各偏
向コイルはテレビセットの回路基板5に接続されてい
る。そして、偏向ヨーク1と回路基板5との間にはリン
ギング除去装置6が設けられている。
【0003】このリンギング除去装置6は、水平偏向コ
イル又は垂直偏向コイルの入力電流が流れる側のリード
線3と出力電流が流れる側のリード線3を、ドーナッツ
状のコア7にバイファイラ状に巻いたものであり、これ
により、入力側の偏向電流によって発生する磁界と出力
側の偏向電流によって発生する磁界とを逆向きに発生さ
せて互いに打ち消し合って消去させ、リンギングの原因
となる高調波が偏向電流に乗っても、これを前記磁界の
打ち消し作用により消失させてリンギングのない高質な
画面を得るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記リ
ンギング除去装置6は、ドーナッツ状のコア7にリード
線3等のコイル巻線を巻いてコイルを形成する方式であ
るため、そのコイル巻線の巻回作業は巻線機を用いて自
動巻きすることができないので、どうしても、手巻きに
よらざるを得ず、そのコイル巻き作業は非常に煩雑とな
り、作業能率も悪く、量産を図る上でも支障となってい
た。
【0005】また、前記リンギング除去装置6は偏向ヨ
ーク1とテレビセットの回路基板5との間に宙吊り状態
で設けられるため、ぶらぶらして非常に不安定であり、
また、リード線3にリンギング除去手段6の重みが加わ
ってリード線3のハンダ接続部が剥がれ易くなるという
問題が生じる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、リンギング除去装置
のコイル巻きの作業性を改善し、その上、リンギング除
去装置が宙吊りに設けられることによる前記従来の問題
点を解消できるリンギング除去装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明のリンギング除去装置は、偏向コイルの入力電流が
流れる第1のコイル巻線と偏向コイルの出力電流が流れ
る第2のコイル巻線とが一緒にされてボビンにバイファ
イラ状に巻回形成され、このコイル巻線が巻回されたボ
ビンは分割タイプのコア又はI型コアに装着されている
ことを特徴として構成されており、また、前記リンギン
グ除去装置は偏向ヨークの基板又はテレビセットの回路
基板に固定配設されていることも本発明の特徴的な構成
とされている。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、偏向コイルの入力
電流が流れる第1のコイル巻線によって発生する磁界と
偏向コイルの出力電流が流れる第2のコイル巻線に発生
する磁界は逆向きとなって互いに打ち消し合い、偏向電
流に高調波が発生しても前記磁界の打ち消し作用によっ
て消失し、リンギングの発生が防止される。本発明のリ
ンギング除去装置は偏向ヨークの基板やテレビセットの
回路基板に固定配設されることで、ぶらぶらせずしっか
りと固定される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の実施例において、従来例と同一の部
分には同一符号を付し、重複説明は省略する。図1には
本発明に係るリンギング除去装置の実施例が示されてい
る。本実施例において特徴的なことは、リンギング除去
装置8のコイルを、ボビンを用いて形成するように構成
したことである。
【0010】図1において、リンギング除去装置8は、
同図の(a)に示すように、E字状をした一対のE型コ
ア10を、互いに磁脚同士を突き合わせて配置するか、又
は同図の(b)に示すように、E型コア10にI型コア18
を突き合わせて配置し、このE型コア10の中央磁脚10a
にコイルボビン11を嵌合装着したもので、このコイルボ
ビン11の巻胴部14にはエナメル線や被覆リード線等から
なる第1のコイル巻線12と第2のコイル巻線13とが一緒
にされてバイファイラ状に巻かれている。
【0011】このリンギング除去装置8のコアはE型コ
ア10以外の様々な形状のコアを用いて構成することが可
能であり、例えば、図1の(c)に示すように、U字形
状をしたU型コア20の磁脚同士を突き合わせ、一方の突
き合わせ磁脚側にコイル巻線12,13が形成されたコイル
ボビン11を嵌合装着するようにしてもよく、あるいは同
図の(d)に示すようにU型コア20とI型コア18を組み
合わせ、I型コア18又はU型コア20の磁脚にコイル巻線
12,13が巻回形成されたコイルボビン11を嵌合装着する
ようにしてもよく、又は同図の(e)に示すように、I
型コア18にコイル巻線12,13が巻回形成されたコイルボ
ビン11を嵌合装着するようにしてもよい。
【0012】前記リンギング除去装置8は偏向ヨーク1
の基板2あるいはテレビセットの回路基板5に装着され
る。図2にはこれらリンギング除去装置8を偏向ヨーク
1の基板2やテレビセットの回路基板5に装着するため
の取り付け部を設けた構成例が示されている。この実施
例ではリンギング除去装置8を基板2等に装着するため
に、コイルボビン11の両端側には端子取り付け部16が設
けられており、左右の各端子取り付け部16に2本ずつ、
合計4本の端子17が突設されており、この端子17を偏向
ヨーク1の基板2又は回路基板5の挿入孔9に圧入等に
より挿入することで、リンギング除去装置8は基板2や
回路基板5に固定配設される。これらの各端子17にはコ
イル巻線12,13の対応する各端末部がハンダ等により接
続される。そして、この端子17を介して第1のコイル巻
線12の一端側は偏向コイル(水平偏向コイル又は垂直偏
向コイル)の入力電流側に接続され、第2のコイル巻線
13の一端側は同じ偏向コイルの出力電流側に接続され
る。そして、各コイル巻線12,13の他端側は他の端子17
を介して回路基板5の回路に接続される。
【0013】かかる構成において、回路動作時には、第
1のコイル巻線12には偏向コイルの入力側の電流が流
れ、第2のコイル巻線13には偏向コイルの出力側の電流
が流れて、第1のコイル巻線12により発生する磁界と第
2のコイル巻線13により発生する磁界は逆向きとなって
互いに打ち消し合って消失され、たとえ、偏向電流に高
調波が流れても、この高調波は前記磁界の打ち消し作用
によって除去されるのでリンギングのない高精細な画面
が得られるのである。
【0014】この実施例によれば、コイル巻線12,13は
コイルボビン11に巻回形成されるので、巻線機による自
動巻きが可能となり、また、コイル巻線12,13を巻回形
成したコイルボビン11をコア10,18,20の磁脚に嵌合装
着する作業も自動化が可能となり、これにより、リンギ
ング除去装置の製造組み立ての容易化と、自動組み立て
による省力化が図れることになる。従来のリンギング除
去装置では、ドーナッツ状の一体型のコアを使用してい
るため、手巻きによらざるを得なかったが、この実施例
のように、コアを分割形態とするか、あるいはI型コア
18を用い、コイルボビン11にコイル巻線12,13をバイフ
ァイラ状に巻回形成する構成としたことにより、前記製
造組み立ての自動化が可能となり、装置の量産を図る上
で非常に有利となる。
【0015】また、リンギング除去装置8は端子17を利
用して偏向ヨーク1の基板2又はテレビセットの回路基
板5に嵌合装着する構成であるため、通常の小型トラン
スと同様な使用態様が可能となり、基板実装の取り扱い
等が非常に容易となる。
【0016】さらに、リンギング除去装置8は基板2又
は回路基板5に固定されるので、従来のように宙吊りの
状態で設けられるのと異なり、ぶらぶらせずしっかりと
固定することができ、偏向ヨークに接続するリード線に
リンギング除去装置8の自重が加わって接続の信頼性が
損なわれるという従来の問題も解消されることになる。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では各コア10,18,20を縦向きにした状態でリン
ギング除去装置8を形成したが、図3に示すように、こ
れらのコアを横向きにしてリンギング除去装置8を構成
してもよく、コアは縦向き,横向き,斜め向き等、どの
ような向きであってもよい。
【0018】また、上記実施例では端子17を用いてリン
ギング除去装置8を偏向ヨーク1の基板2やテレビセッ
トの回路基板5に嵌合装着したが、例えば、図4に示す
ように、リンギング除去装置8のコアを接着剤21を用い
て偏向ヨーク1の基板2やテレビセットの回路基板5に
固定してもよく、あるいは、リンギング除去装置8のボ
ビンに係合爪を設け、基板2や回路基板5側には係合受
を設け、この係合爪と係合受との係合によりリンギング
除去装置8を基板2や回路基板5に係合装着するように
してもよく、リンギング除去装置8を基板2や回路基板
5に装着する手段は様々な構成を採り得るものである。
【0019】さらに、上記実施例ではコイルボビン11に
コイル巻線12,13を巻回形成したが、ボビンを使用せ
ず、分割タイプのコアあるいはI型コアに直接コイル巻
線12,13をバイファイラ状に巻回形成してリンギング除
去装置8を形成してもよい。この場合も、コアを分割タ
イプにしたりI型コアを用いることにより、コイル巻線
12,13を巻線機を用いて自動巻きすることができ、コイ
ル巻き作業の容易化を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、コアに装着されるボビンに、
偏向コイルの入力電流が流れる第1のコイル巻線と偏向
コイルの出力電流が流れる第2のコイル巻線とを一緒に
してバイファイラ状に巻回形成したものであるから、コ
イル巻線の自動巻きが可能となり、リンギング除去装置
の製造組み立てが容易化され、量産を図る上で非常に有
利となる。
【0021】また、リンギング除去装置は従来の小型ト
ランスと同様な取り扱いが可能となり、テレビセットの
回路基板への実装作業が容易となり、取り扱い上非常に
便利である。
【0022】さらに、リンギング除去装置を偏向ヨーク
の基板やテレビセットの回路基板に固定配設すること
で、従来例のように、リンギング除去装置が宙吊り配置
されることによって自重がリード線に伝わり、そのリー
ド線のハンダ接続の信頼性が損なわれるという問題もな
くなり、非常に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリンギング除去装置の実施例の構
成説明図である。
【図2】偏向ヨークの基板やテレビセットの回路基板に
装着するための嵌合装着手段を備えた実施例のリンギン
グ除去装置の説明図である。
【図3】コアを横向きにしたタイプのリンギング除去装
置の他の実施例の説明図である。
【図4】接着剤を用いてリンギング除去装置を基板に取
り付ける一態様例を示す説明図である。
【図5】従来のリンギング除去装置の使用態様の説明図
である。
【符号の説明】
1 偏向ヨーク 2 基板 5 回路基板 8 リンギング除去装置 10 E型コア 11 コイルボビン 12 第1のコイル巻線 13 第2のコイル巻線 17 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向コイルの入力電流が流れる第1のコ
    イル巻線と偏向コイルの出力電流が流れる第2のコイル
    巻線とが一緒にされてボビンにバイファイラ状に巻回形
    成され、このコイル巻線が巻回されたボビンは分割タイ
    プのコア又はI型コアに装着されているリンギング除去
    装置。
  2. 【請求項2】 偏向コイルの入力電流が流れる第1のコ
    イル巻線と偏向コイルの出力電流が流れる第2のコイル
    巻線とが一緒にされてボビンにバイファイラ状に巻回形
    成され、このコイル巻線が巻回されたボビンは分割タイ
    プのコア又はI型コアに装着されてリンギング除去装置
    が形成されており、このリンギング除去装置は偏向ヨー
    クの基板又はテレビセットの回路基板に固定配設されて
    いることを特徴とするリンギング除去装置。
JP35338191A 1991-12-17 1991-12-17 リンギング除去装置 Pending JPH05167873A (ja)

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JP35338191A JPH05167873A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 リンギング除去装置

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JP35338191A Pending JPH05167873A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 リンギング除去装置

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