JPH0516906A - フイルム式梱包方法及びその梱包装置 - Google Patents

フイルム式梱包方法及びその梱包装置

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JPH0516906A
JPH0516906A JP18533891A JP18533891A JPH0516906A JP H0516906 A JPH0516906 A JP H0516906A JP 18533891 A JP18533891 A JP 18533891A JP 18533891 A JP18533891 A JP 18533891A JP H0516906 A JPH0516906 A JP H0516906A
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gripper
roller
rotary
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Seigo Kato
誠吾 加藤
Sakio Suzuki
咲夫 鈴木
Osamu Mochizuki
修 望月
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Maruzen Kogyo Co Ltd
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストレッチフィルムによる梱包処理を高速
化、高機能化すると共に、その梱包装置を小型化して、
小型の梱包物でも使用可能にすることにある。 【構成】 回転ドラム30に固定されたフィルムテンシ
ョン装置40からフィルムを延伸し、延伸されたフィル
ム先端をグリッパー20によりグリップし、フィルムを
梱包物に巻き付ける時、フィルム先端をグリップしたま
まグリッパーを回転ドラムの回転周回軌道位置から退避
させ、回転ドラムを数回周回させてフィルムを梱包物に
巻き付けたとき、フィルム先端吹き戻し装置50によ
り、グリップされていたフィルム先端を回転ドラムの回
転周回軌道位置に吹き戻して周回フィルムの間に巻き込
み、その後、フィルムをカットしてフィルム端末処理装
置60によりカットされたフィルム後端を周回フィルム
に密着させて梱包物を梱包するようにしたことを特徴と
するフィルム式梱包方法およびその梱包装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的小型で、長尺な
梱包物に、ストレッチフィルムをしっかり巻き付けるフ
ィルム式の梱包方法及びその梱包装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ストレッチフィルムを使用する、
ストレッチ包装機はパレットストレッチ包装機を中心と
して、徐々に開発されつつある。しかし、従来のストレ
ッチフィルムによる包装装置は、主に荷役作業に使用さ
れるパレット上に多数の荷物を載置し、これらパレット
上の荷物をバンド掛け作業などと共に、ストレッチフィ
ルムで全体を包装するために、装置全体がかなり大型な
ものとなっていた。そのために比較的小規模な工場やコ
ンパクトな梱包物の梱包作業には、なかなか導入されに
くいという問題を有していた。そのために、このような
場合は、主に従来から汎用されているアーチ付きのバン
ド掛機が使用されていたが、梱包物の形状や梱包形態に
よっては、その結束状態がいまひとつ満足のいく状態で
はなかった。また、最近では、小型のストレッチフィル
ム包装機も開発されつつあるが、その機能も、いまだ未
完成な点が多いのが現状である。
【0003】
【解決しようとする課題】本発明は、上記のような状況
下にある、ストレッチフィルム機を、汎用バンド掛機の
感覚でどのような梱包分野にも使用出来るように、小型
化、高速化、高機能化しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために、次のような手段を講じたものであ
る。特許を受けようとする第1の発明は、テーブル上の
梱包物に対し、回転ドラムの回転周回操作によりフィル
ムで梱包する方法において、フィルム先端をグリップし
たグリッパーを回転ドラムの回転周回軌道位置から退避
させ、回転ドラムを周回させた後、フィルム先端を回転
ドラムの回転周回軌道位置に戻して周回フィルムの間に
巻き込み梱包物を梱包するようにしたものである。この
方法の発明は、梱包物に対して回転ドラムが周回しなが
らフィルムを巻き付けるとき、回転ドラムの回転周回軌
道位置からフィルム先端をグリップしたグリッパーを退
避させることにより、梱包物に対してフィルムを緩みな
く締め付けることができ、フィルム先端を周回フィルム
に巻き込むようにしたので、フィルム先端の処理をきれ
いに仕上げる梱包方法である。
【0005】特許を受けようとする第2の発明は、テー
ブル上の梱包物に対し、回転ドラムの回転周回操作によ
りフィルムで梱包する方法において、フィルム先端をグ
リップしたグリッパーを回転ドラムの回転周回軌道位置
から退避させ、回転ドラムを数回周回させた後、フィル
ム先端をフィルム先端戻し装置により、回転ドラムの回
転周回軌道位置に戻して周回フィルムの間に巻き込み、
その後、フィルム後端をカットし、フィルム端末処理装
置によりカットされたフィルム後端を周回フィルムに密
着させて梱包物を梱包するようにしたものである。
【0006】第1にフィルムのグリップ機構とカッター
機構とを一体に形成し、この一体に形成したグリッパー
の動作に同期するように、フィルムグリップ先端戻し装
置とフィルム端末処理装置とを動作させるようにしたも
のである。第2に上記のグリッパーはフィルムを巻き付
け初めから、その周回軌道から退避してフィルムの巻き
付けの緩みを無くすものである。第3にフィルムグリッ
プ端とフィルムカット端をそれぞれ圧縮空気により処理
するので、梱包状態の仕上りが良好となる。
【0007】特許を受けようとする第3の発明は、上記
第2の発明方法において、複数個の梱包物の梱包作業に
際し、梱包物間に少なくとも一枚以上のフィルムを介在
させて、複数個の梱包物にフィルムを巻き付けて梱包す
るようにしたものである。この場合、一の梱包物に対し
てフィルムを巻き付けた後、回転ドラムを一旦停止し、
他の梱包物をテーブル上に載置して、再びフィルムの巻
き付け作業を再開して複数個の梱包物を梱包するもので
ある。
【0008】上記の方法によって梱包作業を行うことに
より、複数個の梱包物の間において、例え梱包物にズレ
が生じたとしてもスレ傷の発生を防止することができ
る。また、この際にフィルムをスパイラル状に巻き付け
ることにより、長尺物の梱包物の場合には、スレ傷発生
の防止効果がある。
【0009】特許を受けようとする第4の発明は、上記
の方法の発明に用いる梱包装置の発明であり、梱包すべ
き梱包物を載置するテーブルと、このテーブルの下部に
フィルム先端をグリップすると共に、フィルムをカット
するカッター部を一体に形成したグリッパーと、上記テ
ーブル上の梱包物の周りを周回する回転ドラムと、この
回転ドラムに固定され梱包物にフィルム先端を延伸して
巻き付けるフィルムテンション装置と、上記テーブルの
下部に配置されたグリッパーに固定されたフィルムグリ
ップ先端吹き戻し装置と、上記グリッパーに固定された
フィルム端末処理装置とから構成され、上記グリッパー
はフィルム先端をグリップしたまま回転ドラムの回転周
回位置から退避可能に設け、回転ドラムを数回周回させ
てフィルムを梱包物に巻き付けたとき、グリップされて
いるフィルム先端のグリップ力を解除してフィルム先端
吹き戻し装置を作動し、カッター部によりフィルム後端
をカットした後にフィルム端末処理装置を作動させるよ
うにしたものである。
【0010】特許を受けようとする第5の発明は、上記
の第4の梱包装置の発明をより具体的な構成にしたもの
で、そのフィルムテンション装置は、回転ドラムから外
側方向に延出形成しフィルムを保持するリールブラケッ
トと、回転ドラムに固定された支点を有するL字型のロ
ーラブラケットと、回転ドラムに固定されたガイドロー
ラと、上記ローラブラケットの先端に固定されたアーム
と、このローラブラケットが固定された支点とガイドロ
ーラとの間で、該アームの自由端に固定された揺動ロー
ラとから構成され、上記ローラブラケットには所定間隔
をおいて、同一径のチェーンスプロケットを有する小径
ローラと大径ローラとをチェーンを介して接続し、リー
ルブラケットの基端とリールの自由端との間、及びリー
ルブラケットの先端とローラブラケットに形成した調整
ネジとの間にそれぞれスプリングを張設し、リールブラ
ケットに保持したフィルムと小径ローラとを当接させる
と共に、大径ローラ、ガイドローラ及び揺動ローラを順
次に介してフィルムを延伸させるようにしたものであ
る。
【0011】フィルムの延伸手段は、リールに巻き付け
たフィルムと小径ローラとを当接させると共に、大径ロ
ーラ、ガイドローラ及び揺動ローラを順次に介してフィ
ルムを延伸させるようにしたので、常に適切なフィルム
テンションが与えられてフィルムを梱包物に巻き付ける
ことができる。
【0012】特許を受けようとする第6の発明は、前記
第4の発明に係る梱包装置について、回転ドラムの回転
周回軌道に該回転ドラムの回転力を減速させる減速位置
検出センサーと原点位置検出センサーとを設けると共
に、回転ドラムの回転駆動源としてサーボモータを設け
たものである。
【0013】回転ドラムの慣性モーメントが大きいにも
関わらず、その動力駆動源としてサーボモータを用いて
いるので、高速、低速の切り換え動作を行っても、その
衝撃を少なくすることができると共に、回転ドラムの基
準位置に正確に停止させることができる。
【0014】
【作用】まず、梱包物を回転ドラム内の所定の位置に置
く。この時、フィルム先端は、テーブルの下部のグリッ
パーによりグリップされている。スイッチオンにより、
モータが起動し、各伝達手段により回転ドラムが回転す
る。回転ドラムの回転により、フィルムは、小径ロー
ラ、大径ローラ及びガイドローラ、揺動ローラの作用に
より、適度なテンションがかかりながら梱包物に巻き付
けられる。フィルムが梱包物に巻き付き始めたら、グリ
ッパーは、フィルムをグリップしたまま、フィルムの回
転周回軌道から、外れる位置まで後方に退避移動する。
そして、原点位置検出用センサーにより、一回転したこ
とを検出し二回転目のフィルムが、一回転目のフィルム
を巻き込んだ時、グリッパーを開放し、フィルムグリッ
プ端を自由状態とする。原点位置検出用センサーによ
り、二回転したことを検出した時、フィルム端吹き戻し
口より適当な時間、圧縮空気が吹きかけられ、フィルム
先端は、フィルム回転軌道内に吹き戻され3回目の周回
フィルムにて巻き込まれる。また、複数個の梱包物を巻
き付けるときは、予め設定された周回数のフィルムの巻
き付けを行った後に、回転ドラムを一旦停止させ、その
後、梱包物を追加載置して巻き付け動作を再開させる。
【0015】減速位置検出センサーによりモータの回転
数は、高速から低速に切り換えられるサーボモータを使
用しているので減速時の衝撃を少なくすることができ
る。そして、モータが低速に切り換わった後、原点位置
検出センサーにより正確な位置にてモータが停止する。
その後、グリッパーが開いた状態のまま退避位置から回
転ドラムの周回軌道位置に前進して、フィルムを再びグ
リップする。フィルムをグリップするとグリップ部のバ
ネが圧縮され、カッター部が出るので、そのカッターと
カッター受けによりフィルムがカットされ、梱包物側の
フィルムは自由状態となり、もう一方は、グリッパーに
てグリップされた状態のままとなる。フィルムがカット
されるとほぼ同時に、フィルムカット端末処理装置の吹
き出し口より圧縮空気が適当な時間吹き出して、フィル
ムのカット端末を梱包物に巻き付けた周回フィルム上に
密着させる。以上により梱包動作が終了となる。フィル
ムの巻き付け回数については、電気動作プログラムの変
更により任意の回数に変更可能である。
【0016】上記の動作において、複数個の梱包物の梱
包作業においては、まずテーブル上に一の梱包物を載置
し、この梱包物に対してフィルムの巻き付け作業を行
い、その後、回転ドラムを一旦停止して、他の梱包物を
同じテーブル上に載置し、フィルムの巻き付け作業を再
開する。この結果、複数の梱包物間に少なくとも一枚以
上のフィルムを介在させることとなる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の梱包方法に用いる梱包装置の
前面カバーを取り外した状態の正面図で、図2は装置全
体の斜視図である。図3はグリッパーが開いた状態の平
面図で、図4はフィルムをカットする状態の説明断面図
で、図5はフィルムテンション装置の拡大図である。図
6は図5における〓−〓線断面図で、図7は図5におけ
る〓−〓線断面図である。図8はフィルムカット端末処
理装置の構造を示す平面図で、図9はフィルムをカット
した後の動作説明図である。図10はフィルムグリップ
先端戻し装置の構造を示す側面図で、図11乃至図18
は動作状態の説明図である。図20乃至図24は第3発
明の方法による動作状態の説明図である。
【0018】本発明に用いられる梱包装置は、梱包すべ
き梱包物を載置するテーブル1と、このテーブル1の下
部にフィルム先端をグリップすると共に、フィルムをカ
ットするカッター部を一体に形成したグリッパー20
と、上記テーブル1上の梱包物の周りを周回する回転ド
ラム30と、この回転ドラム30に固定され梱包物にフ
ィルム先端を延伸して巻き付けるフィルムテンション装
置40と、上記テーブル1の下部に配置されたグリッパ
ー20に固定されたフィルムグリップ先端戻し装置50
と、上記グリッパー20に固定されたフィルム端末処理
装置60とから構成されている。
【0019】梱包すべき梱包物Aを載置するテーブル1
は、装置本体の上面に形成されている。そして、上記テ
ーブル1上に載置された梱包物Aの周りを後述する回転
ドラム30が回転しながら周回してフィルムを巻き付け
るようになっている。2は回転ドラム30が周回する際
の保護カバーであり、3,3はテーブル1上に梱包物A
を載置する際のガイドローラである。4は前面カバー
で、5は操作スイッチ類である。
【0020】まず、グリッパーの構造について図3及び
図4を中心に説明する。20はテーブル1の下部に配置
されたグリッパーで、このグリッパー20にはフィルム
Fのフィルム先端Faをグリップするグリップ部の他に
フィルムFをカットするカッター部21が形成されてい
る。
【0021】グリッパー20は、一対のグリップアーム
20a,20bから構成されており、開閉型のエアーチ
ャック22内においてスライドガイド23によりスライ
ド自在に構成されている。一方のグリップアーム20a
には、スプリング24aにより付勢されたグリップ部2
4がスライド棒24bに固定されてグリップアーム20
aに抜出不能に設けられると共に、上面にはカッター2
1aがカッター押さえにより取り付けられている。そし
て、他方のグリップアーム20bには、カッター受21
bが形成されている。また、一方のグリップアーム20
aのグリップ部24と他方のグリップアーム20bの互
いの対向面には、ゴム等のライニングが形成されてフィ
ルム先端Faの挟着力を保持するようになっている。一
対のグリップアーム20a,20bによりフィルムFを
グリップするとグリップ部24のスプリング24aが圧
縮され、カッター部21が出るので、そのカッター21
aとカッター受け21bによりフィルムがカットされ
る。
【0022】エアーチャック22は、側部に接続ピン2
2aが形成されて長溝を有するリンク25を介してエア
シリンダー26に接続されており、後述する回転ドラム
30の回転周回軌道から矢印で示すように直交方向(図
3の図面では上下方向)に退避するように構成されてい
る。従って、グリッパー20とカッター部21の駆動源
が1ケで済み、しかもフィルムFのグリップとカットが
同時に行えるので、サイクルタイムを短縮することがで
きる。
【0023】このようにグリッパー20は、フィルム先
端Faをグリップしたまま周回軌道から退避するため、
フィルムFを梱包物Aに巻き付ける時、梱包物Aとフィ
ルムFの間にグリッパー20が残らないので、梱包物A
をしっかりと締め付けることができ、締め付けに緩みが
生じない。また、梱包物の形状にとらわれず、どのよう
な形状の梱包物でも梱包することができる。
【0024】30は上記テーブル1上の梱包物Aの周り
を周回する回転ドラム30で、この回転ドラム30は、
ガイドローラ31,31,…に案内されるようになって
いる。そして、回転ドラム30の外周面には減速機32
のプーリ32aとの間で無端ベルト33が掛け渡されて
おり、駆動源であるサーボモータ34の駆動力をタイミ
ングベルト35を介して伝達されるように構成されてい
る(図1参照)。
【0025】36は回転ドラム30に固定された回転位
置基準であり、この位置基準36に対向して原点位置検
出センサー36aが配置されると共に、回転ドラム30
の回転周回軌道上に減速位置検出センサー36bが配置
されている。そして、予め設定された回転ドラム30の
回転周回数を原点位置検出センサー36aが検出し、更
に減速位置検出センサー36bによりモータ34の回転
数は高速から低速に切り換えられる。この時、駆動源と
してサーボモータ34を使用しているので、減速時の衝
撃を少なくし、ソフトダウンさせることが可能となると
共に、駆動機構の小型軽量化が図れる。
【0026】特にストレッチフィルムを用いた梱包装置
は、その構成上、回転部分の慣性モーメントが非常に大
きいため、その回転力の停止には特別な配慮が必要であ
るが、本装置はその構成要素にサーボモータ34を使用
することにより、その起動、停止機構を大幅に簡略化す
ることと相まって、装置全体の小型化及び高速化を可能
とした。また、このサーボモータ34は加速及び減速時
間を適当に選定することにより、使用時モータが高速回
転するにも関わらず、起動時及び停止時の衝撃を少なく
抑え、回転ドラム30の正確な位置での停止が可能であ
る。更に、回転ドラム30の回転径が大きくなると、そ
れだけ慣性モーメントも大きくなり、加速時の加速トル
クも最大トルクとなるが、加速トルクは加速時間を長く
とることにより必要最小限のモータ容量を選定できる。
【0027】次にフィルムテンション装置40の構造に
ついて図5を中心にして説明する。このフィルムテンシ
ョン装置40は、回転ドラム30から外側方向に延出形
成しフィルムFのリールRを保持するリールブラケット
41と、回転ドラム30に固定された支点42aを有す
るL字型のローラブラケット42と、回転ドラム30に
固定されたガイドローラ43と、上記ローラブラケット
42の先端に固定されたアーム44と、このローラブラ
ケット42が固定された支点42aとガイドローラ43
との間で、該アーム44の自由端44aに固定された揺
動ローラ45とから構成されている。
【0028】図6はローラブラケット42の〓−〓線断
面図であり、このローラブラケット42には、所定間隔
をおいて、同一径のチェーンスプロケット46a,47
aを有する小径ローラ46と大径ローラ47とをチェー
ン48を介して接続されている。リールブラケット41
の基端とアーム44の自由端44aとの間、及びリール
ブラケット41の先端41aとローラブラケット42の
先方においてネジブラケット42bを介して取り付けた
調整ネジ42cとの間にそれぞれスプリング44b,4
2dが張設されている。42eはスプリング42dの張
力を調節するための回転ツマミである。そして、リール
ブラケット41に保持したリールRのフィルムFと小径
ローラ46とを当接させると共に、大径ローラ47、ガ
イドローラ43及び揺動ローラ45を順次に介してリー
ルRからフィルムFを延伸させるようにしてある。フィ
ルムFの延伸量は、小径ローラ46、大径ローラ47の
直径比率及びスプリング44b,42dのスプリング張
力により変化する。また、アーム44の自由端44aに
設けられた揺動ローラ45によって、常に一定のテンシ
ョンが保持されている。
【0029】図7はリールブラケット41の〓−〓線断
面図であり、このリールブラケット41には、リールR
に巻掛されたフィルムFがスプリングホルダー41bに
よって保持されている。また、リールRの基部にはリー
ルブラケット41の基端部にネジブラケット41eを介
して取り付けた調整ネジ41fからスプリング41cを
介してブレーキライニング41dが当接しており、フィ
ルムFの空送りを防止すると共に、前記した小径ローラ
46、大径ローラ47の直径比率及びスプリング44
b,42dのスプリング張力による変化と相まって、フ
ィルムFの延伸量を調整する補助機能をも有しており、
回転ツマミ41gによってスプリング41cの張力を調
節することができる。
【0030】次にフィルムグリップ先端の処理の方法と
装置について説明する。50はフィルムグリップ先端戻
し装置で、この戻し装置50は、グリッパー20により
グリップされたフィルム先端Faを回転ドラム30の回
転周回軌道位置から退避して引き締めた後、グリッパー
20がフィルム先端Faを開放した場合に、このフィル
ム先端Faを回転ドラム30のフィルムテンション装置
40によって梱包物AにフィルムFを巻き付けている周
回中のタイミングを図って回転周回軌道に戻して周回フ
ィルムによって巻き込む先端処理機構である。
【0031】このフィルムグリップ先端戻し装置50
は、ブラケット55を介してグリッパー20の上面位置
に配置されている。すなわち、梱包物Aを載置したテー
ブル1とグリッパー20との間に配置されている。図示
の実施例において、先端戻し装置50はグリッパー20
に固定されて、回転ドラム30の周回軌道位置から退避
するように構成されている。この戻し装置50のフィル
ムの戻し手段は、空気圧による手段を用いており、この
装置50には、吹き出し口52を有するノズル51が形
成されている。このノズル51の吹き出し口52の圧縮
空気の吹き出し方向は、図16で示すように、開放され
たフィルム先端Faを回転ドラム30の回転周回軌道、
すなわち周回フィルムの軌道上に吹き戻す方向である。
戻し装置50のノズル51は、エアチューブ53を介し
てソレノイドバルブ54に接続されている。そして、フ
ィルム先端Faを吹き戻すことにより、周回フィルムに
よって巻き込まれることとなり、梱包した後にフィルム
先端Faが邪魔とはならず、仕上りがきれいな梱包状態
となる。
【0032】次にフィルムのカット端末の処理の方法と
装置について説明する。60はフィルム端末処理装置で
あり、この処理装置60はフィルムFのカット端末を梱
包物の周回フィルムに密着させる機構であり、多数の吹
き出し口62,62,…が穿設されたノズル61が形成
されている。ノズル61はエアーチューブ63によりソ
レノイドバルブ64に接続されている。このノズル61
の吹き出し口62,62,…の圧縮空気の吹き出し方向
は、図9で示すようにグリッパー20の後方位置よりカ
ット端末に向かって適当な時間吹き出すように設定され
て、フィルムFのカット端末はフィルムF自身の自己粘
着性によって梱包物Aに巻き付けた周回フィルム上に密
着される。そして、このノズル61はブラケット65を
介してグリッパー20のエアーチャック22に固定され
て、グリッパー20と共に、回転ドラム30の回転周回
軌道から退避するように構成されている。
【0033】従って、フィルム端末処理装置60は、圧
縮空気を使用してグリッパー20の後方位置からフィル
ムFのカット端末に向かって吹き付けるという簡単な構
造でありながら、フィルムの自己粘着性を利用している
ので確実に密着させることができると共に、フィルムが
ほどけにくくなり、また、どのような形状の梱包物でも
密着させることができる。更に圧縮空気を使うため、フ
ィルムFにキズが付かないという作用効果を有してい
る。
【0034】次に装置全体の動作について説明する。ま
ず、梱包物Aをテーブル1上のガイドローラー3,3に
案内されながら、回転ドラム30内の所定の位置に載置
する。この時、フィルム先端Faは、リールRから小径
ローラ26、大径ローラ27及びガイドローラ43、揺
動ローラ45を介してテーブル1の下部のグリッパー2
0によりグリップされている。そして、フィルムFは、
小径ローラ26、大径ローラ27及びガイドローラ4
3、揺動ローラ45の作用により、適度なテンションが
かかりながら梱包物Aに巻き付けられる。
【0035】スタートスイッチ(フット式)をオンさせ
ることによりフィルムFが梱包物Aに巻き付き始めた
ら、グリッパー20は、フィルム先端Faをグリップし
たまま、回転ドラム30の回転周回軌道から、外れる位
置まで後方に退避移動する。そして、回転ドラム30に
固定された回転位置基準36が原点位置検出用センサー
36aにより検出されると、回転ドラム30が一回転し
たことを検出し、二回転目の周回フィルムが、一回転目
のフィルムを巻き込み連続して回転する。この二回転目
の周回フィルムが、一回転目のフィルムを巻き込んだ
時、グリッパー20のグリップアーム20a,20bが
開放されて、グリップされたフィルム先端Faを自由状
態とする。続いて原点位置検出用センサー36aによ
り、二回転したことを検出した時、フィルムグリップ先
端戻し装置50のノズル51より適当な時間、圧縮空気
が吹きかけられ、フィルム先端Faは、回転周回軌道上
に戻され3回目の周回フィルムにて巻き込まれる。回転
ドラム30の回転により、梱包物Aに設定された周回の
フィルムFの巻き付け動作が終了すると、減速位置検出
センサー36bによりモータの回転数は、高速から低速
に切り換えられた後、原点位置検出センサー36aによ
り回転ドラム30は正確な位置にてサーボモータ34が
停止する。
【0036】その後、グリッパー20のグリップアーム
20a,20bは開いた状態のまま退避位置から回転ド
ラム30の周回軌道位置に前進して、フィルムFを再び
グリップする。フィルムFをグリップするとグリップ部
24のスプリング24aが圧縮され、カッター部21が
出るので、そのカッター21aとカッター受け21bに
よりフィルムFがカットされ、梱包物A側のフィルムは
自由状態となり、もう一方は、グリッパー20にてグリ
ップされた状態のままとなる。フィルムFがカットされ
るとほぼ同時に、フィルム端末処理装置60の吹き出し
口61a,61a,…が穿設されたノズル61より図9
で示すように圧縮空気が適当な時間吹き出して、フィル
ムFのカット端末を梱包物Aに巻き付けた周回フィルム
上に密着させる。以上により梱包動作が終了となる。
【0037】なお、上記のフィルム巻き付け動作は、梱
包物Aに対して3周回巻き付ける場合について説明して
あるが、図20乃至図24に示すように、複数個の梱包
物を梱包する場合には、プログラム設定を下記のように
変更することができる。複数個の梱包物の梱包作業に際
しては、まずテーブル1上に一の梱包物Aを載置して、
この梱包物Aに対してフィルムFの巻き付け作業を行
う。その後、回転ドラム30を一旦停止させ、他の梱包
物Bを同一のテーブル1上に載置する。そして、再びフ
ィルムFの巻き付け作業を行う。この結果、両梱包物
A,Bの間には少なくとも一枚以上のフィルムが介在す
ることとなり、例え両梱包物A,Bがズレたとしてもス
リ傷の発生を防止することができる。なお、上記の実施
例においては梱包物が2個の場合について説明したが、
3個以上の梱包物の場合であっても回転ドラムの停止と
再開の回数を予め設定しておいたり、あるいは手動によ
り切り換えるようにしておけばよい。
【0038】更に、この際に図24に示すようにフィル
ムFをスパイラル状に巻き付けることにより、長尺物の
梱包物の場合、スリ傷発生の防止効果を高めることがで
きる。フィルムをスパイラル状に巻き付けるには、作業
者が目測で梱包物を移動させることも出来るが、テーブ
ル1上にローラやコンベア、あるいはモータと接続され
た梱包物の自動送り機構を設けておき、回転ドラム30
のフィルムの巻き付け動作と同期させてフィルムをスパ
イラル状に巻き付けるようにすれば労力を軽減すること
ができる。なお、グリッパー20、回転ドラム30、フ
ィルムテンション装置40、フィルムグリップ先端戻し
装置50及びフィルム端末処理装置60等の動作につい
ては上記の実施例と同様である。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述したように、テーブル上に
梱包物を載置し、回転ドラムに固定されたフィルムテン
ション装置からフィルムを延伸し、延伸されたフィルム
先端をグリッパーによりグリップし、上記テーブル上の
梱包物の周りを周回する回転ドラムを回転させ、フィル
ムを梱包物に巻き付ける時、フィルム先端をグリップし
たままグリッパーを回転ドラムの回転周回位置から退避
させ、回転ドラムを数回周回させてフィルムを梱包物に
巻き付けたとき、グリップされているフィルム先端のグ
リップ力を解除すると共に、フィルム先端吹き戻し装置
により、フィルム先端を回転ドラムの回転周回位置に吹
き戻して周回フィルムの間に巻き込み、その後、グリッ
パーと一体に設けられたカッター部によりフィルム後端
をカットし、フィルム端末処理装置によりカットされた
フィルム後端を周回フィルムに密着させて梱包物を梱包
するようにしたことを特徴とするフィルム式梱包方法、
その梱包装置を提供したので、下記のような効果を奏す
る。
【0040】1.グリッパーとカッターを一体にするこ
とにより、フィルムのグリップとカットを同時に行えて
サイクルタイムを短くすることができる。 2.フィルムを梱包物に巻き付ける時、フィルム先端を
グリップしたまま、グリッパーを後退させるので、梱包
物とフィルムの間にグリッパーが残らない為、梱包物を
しっかり締め付けることができ、また、どのような形状
の梱包物も梱包することができる。 3.フィルムグリップ端戻し装置により、フィルムグリ
ップ端が周回フィルムの間に巻き込まれるため、梱包仕
上りがきれいである。 4.梱包物に巻き付けてカットしたフィルム端を圧縮空
気により密着させるので、梱包物の形状による制約を受
けることなく密着させることが可能となる。 5.フィルムテンション装置により最適なフィルムテン
ションが得られると共に、サーボモータを使用したの
で、機構の簡素化及び高速梱包を可能としたこと。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包方法に用いる梱包装置の前面カバ
ーを取り外した状態の正面図である。
【図2】梱包装置全体の斜視図である。
【図3】グリッパーが開いた状態の平面図である。
【図4】フィルムをカットする状態の説明断面図であ
る。
【図5】フィルムテンション装置の拡大図である。
【図6】図5における〓−〓線断面図である。
【図7】図5における〓−〓線断面図である。
【図8】フィルムカット端末処理装置の構造を示す平面
図である。
【図9】フィルムをカットした後の動作説明図である。
【図10】フィルムグリップ先端戻し装置の構造を示す
側面図である。
【図11】フィルムを巻き始める前の状態の正面説明図
である。
【図12】フィルムを巻き始めた状態の正面説明図であ
る。
【図13】図11においてグリッパーが退避した状態を
示す平面説明図である。
【図14】フィルムが周回している状態を示す正面説明
図である。
【図15】退避したグリッパーのグリップ力が解除され
てフィルム先端がグリッパーから離れた状態を示す正面
説明図である。
【図16】図15においてフィルムグリップ端戻し装置
の作動し始めた状態を示す平面説明図である。
【図17】図15においてフィルムグリップ端戻し装置
が作動し、フィルム先端が回転ドラムの回転周回軌道に
戻された状態を示す平面説明図である。
【図18】フィルムグリップ端の巻き込み後の状態を示
す正面説明図である。
【図19】モータの起動から停止までの動作を示す説明
図である。
【図20】第2発明の方法による一の梱包物にフィルム
を巻き終わり、回転ドラムを一時停止させた状態の正面
説明図である。
【図21】他の梱包物をテーブルに載置してフィルムの
巻き付け動作を再開し始めた状態の正面図である。
【図22】複数個の梱包物にフィルムを巻き終る状態の
正面説明図である。
【図23】複数個の梱包物にフィルムを巻き付けた状態
の正面説明図である。
【図24】図23においてフィルムのシングル巻とスパ
イラル巻のそれぞれの巻き付け状態の平面図である。
【符合の説明】
1 テーブル 20 グリッパー 30 回転ドラム 40 フィルムテンション装置 50 フィルムグリップ先端戻し装置 60 フィルム端末処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 修 静岡県三島市長伏155番地の8 丸善工業 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上の梱包物に対し、回転ドラム
    の回転周回操作によりフィルムで梱包する方法におい
    て、フィルム先端をグリップしたグリッパーを回転ドラ
    ムの回転周回軌道位置から退避させ、回転ドラムを周回
    させた後、フィルム先端を回転ドラムの回転周回軌道位
    置に戻して周回フィルムの間に巻き込み梱包物を梱包す
    るようにしたことを特徴とするフィルム式梱包方法。
  2. 【請求項2】 テーブル上の梱包物に対し、回転ドラム
    の回転周回操作によりフィルムで梱包する方法におい
    て、フィルム先端をグリップしたグリッパーを回転ドラ
    ムの回転周回軌道位置から退避させ、回転ドラムを数回
    周回させた後、フィルム先端をフィルム先端戻し装置に
    より、回転ドラムの回転周回軌道位置に戻して周回フィ
    ルムの間に巻き込み、その後、フィルム後端をカット
    し、フィルム端末処理装置によりカットされたフィルム
    後端を周回フィルムに密着させて梱包物を梱包するよう
    にしたことを特徴とするフィルム式梱包方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の梱包方法において、複数
    個の梱包物の梱包作業に際し、梱包物間に少なくとも一
    枚以上のフィルムを介在させて梱包するようにしたこと
    を特徴とするフィルム式梱包方法。
  4. 【請求項4】 梱包すべき梱包物を載置するテーブル
    と、このテーブルの下部にフィルム先端をグリップする
    と共に、フィルムをカットするカッター部を一体に形成
    したグリッパーと、上記テーブル上の梱包物の周りを周
    回する回転ドラムと、この回転ドラムに固定され梱包物
    にフィルム先端を延伸して巻き付けるフィルムテンショ
    ン装置と、上記テーブルの下部に配置されたグリッパー
    に固定されたフィルムグリップ先端戻し装置と、上記グ
    リッパーに固定されたフィルム端末処理装置とから構成
    され、上記グリッパーはフィルム先端をグリップしたま
    ま回転ドラムの回転周回位置から退避可能に設け、回転
    ドラムを数回周回させてフィルムを梱包物に巻き付けた
    とき、グリップされているフィルム先端のグリップ力を
    解除してフィルム先端戻し装置を作動し、カッター部に
    よりフィルム後端をカットした後にフィルム端末処理装
    置を作動させるようにしたことを特徴とする梱包装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の梱包装置において、前記
    フィルムテンション装置は、回転ドラムから外側方向に
    延出形成しフィルムを保持するリールブラケットと、回
    転ドラムに固定された支点を有するL字型のローラブラ
    ケットと、回転ドラムに固定されたガイドローラと、上
    記ローラブラケットの先端に固定されたアームと、この
    ローラブラケットが固定された支点とガイドローラとの
    間で、該アームの自由端に固定された揺動ローラとから
    構成され、上記ローラブラケットには所定間隔をおい
    て、同一径のチェーンスプロケットを有する小径ローラ
    と大径ローラとをチェーンを介して接続し、リールブラ
    ケットの基端とリールの自由端との間、及びリールブラ
    ケットの先端とローラブラケットに形成した調整ネジと
    の間にそれぞれスプリングを張設し、リールブラケット
    に保持したフィルムと小径ローラとを当接させると共
    に、大径ローラ、ガイドローラ及び揺動ローラを順次に
    介してフィルムを延伸させるようにしたことを特徴とす
    る梱包装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の梱包装置において、回転
    ドラムの回転周回軌道に該回転ドラムの回転力を減速さ
    せる減速位置検出センサーと原点位置検出センサーとを
    設けると共に、回転ドラムの回転駆動源としてサーボモ
    ータを設けたことを特徴とする梱包装置。
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