JPH05169103A - 鋼帯の冷間圧延方法 - Google Patents
鋼帯の冷間圧延方法Info
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- JPH05169103A JPH05169103A JP3336918A JP33691891A JPH05169103A JP H05169103 A JPH05169103 A JP H05169103A JP 3336918 A JP3336918 A JP 3336918A JP 33691891 A JP33691891 A JP 33691891A JP H05169103 A JPH05169103 A JP H05169103A
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- Japan
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- rolling
- lubricating oil
- emulsion
- main tank
- steel
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は圧延条件に応じて、ロールバイト内
に導入される圧延潤滑油の量を最適値に制御する方法に
関するものであり、特に小ロット・多品種の鋼帯を同一
に圧延機を用いて冷間圧延する場合の効率的な冷間圧延
方法を提供しようとするものである。 【構成】 本発明の圧延潤滑装置は圧延潤滑油をエマル
ジョン圧延潤滑油にするメインタンク(乳化はメインタ
ンクの撹拌機を用いて行われる)とメインタンクのエマ
ルジョン圧延潤滑油を圧延機入側へ供給するポンプおよ
び配管とその配管内に設けたスタティックミキサー装置
およびスタティックミキサーに温水あるいは潤滑油を供
給する装置から構成される。
に導入される圧延潤滑油の量を最適値に制御する方法に
関するものであり、特に小ロット・多品種の鋼帯を同一
に圧延機を用いて冷間圧延する場合の効率的な冷間圧延
方法を提供しようとするものである。 【構成】 本発明の圧延潤滑装置は圧延潤滑油をエマル
ジョン圧延潤滑油にするメインタンク(乳化はメインタ
ンクの撹拌機を用いて行われる)とメインタンクのエマ
ルジョン圧延潤滑油を圧延機入側へ供給するポンプおよ
び配管とその配管内に設けたスタティックミキサー装置
およびスタティックミキサーに温水あるいは潤滑油を供
給する装置から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直接式または循環式の圧
延潤滑油供給システムを有する冷間圧延機において、普
通鋼、ステンレス鋼、純チタン、電磁鋼などの異なった
材質の鋼帯を同一の圧延機を用いて冷間圧延する場合の
圧延潤滑方法に関するものであり、特にスリップやチャ
タリングの発生し易い普通鋼・冷薄材とヒートスクラッ
チの発生し易いステンレス鋼・SUS430とを圧延す
る場合の効率的な冷間圧延方法に関する。
延潤滑油供給システムを有する冷間圧延機において、普
通鋼、ステンレス鋼、純チタン、電磁鋼などの異なった
材質の鋼帯を同一の圧延機を用いて冷間圧延する場合の
圧延潤滑方法に関するものであり、特にスリップやチャ
タリングの発生し易い普通鋼・冷薄材とヒートスクラッ
チの発生し易いステンレス鋼・SUS430とを圧延す
る場合の効率的な冷間圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷間圧延機は、ほぼ同じ材質の鋼
帯を大量に生産することが多かった。このため、その圧
延条件に最適な圧延潤滑油が選定され、濃度や鉄粉など
の単純な管理が行われるだけで良かった。近年、冷間圧
延機は小ロット多品種の鋼帯を生産することが要求され
るようになり、圧延潤滑油条件は一定ではなくなってき
た。例えば、圧延する鋼帯の鋼種によって、タンク内の
濃度を変えたり、セミダイレクト圧延潤滑を行ったり、
圧延潤滑油種を切り替えたりすることで、各圧延条件に
応じた最適な圧延潤滑条件を採用している。
帯を大量に生産することが多かった。このため、その圧
延条件に最適な圧延潤滑油が選定され、濃度や鉄粉など
の単純な管理が行われるだけで良かった。近年、冷間圧
延機は小ロット多品種の鋼帯を生産することが要求され
るようになり、圧延潤滑油条件は一定ではなくなってき
た。例えば、圧延する鋼帯の鋼種によって、タンク内の
濃度を変えたり、セミダイレクト圧延潤滑を行ったり、
圧延潤滑油種を切り替えたりすることで、各圧延条件に
応じた最適な圧延潤滑条件を採用している。
【0003】しかし、タンク内の濃度および圧延潤滑油
種を変えることは時間的な損失が生じる。この時間的な
損失を防ぐために別のタンクを新たに設置することは、
設備スペース的にもメンテナンス的にもコスト的にも得
策とは言いがたい。また、セミダイレクト方式は別途の
配管系を必要とし設備コストが増大することと、鋼種に
よってはその効果が得られない場合もある。
種を変えることは時間的な損失が生じる。この時間的な
損失を防ぐために別のタンクを新たに設置することは、
設備スペース的にもメンテナンス的にもコスト的にも得
策とは言いがたい。また、セミダイレクト方式は別途の
配管系を必要とし設備コストが増大することと、鋼種に
よってはその効果が得られない場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に普通鋼・冷薄材
は圧延潤滑状態が良すぎると、スリップやチャタリング
などが発生し易く、純チタンやステンレス鋼は圧延潤滑
状態が悪いと、焼付きが発生し易い。このため、普通鋼
・冷薄材の最適条件に圧延潤滑条件を選定すると、純チ
タンやステンレス鋼では焼付きが発生するため、圧延速
度あるいは圧下率を極端に下げる必要がある。一方、純
チタンやステンレス鋼の最適条件に圧延潤滑条件を選定
すると、普通鋼・冷薄材では圧延潤滑状態が良すぎるた
め、スリップやチャタリングが発生するという問題があ
った。この理由は、従来の圧延潤滑供給システムでは、
ロールバイト内に導入される圧延潤滑油の量を制御する
ことが基本的に不可能であったためである。
は圧延潤滑状態が良すぎると、スリップやチャタリング
などが発生し易く、純チタンやステンレス鋼は圧延潤滑
状態が悪いと、焼付きが発生し易い。このため、普通鋼
・冷薄材の最適条件に圧延潤滑条件を選定すると、純チ
タンやステンレス鋼では焼付きが発生するため、圧延速
度あるいは圧下率を極端に下げる必要がある。一方、純
チタンやステンレス鋼の最適条件に圧延潤滑条件を選定
すると、普通鋼・冷薄材では圧延潤滑状態が良すぎるた
め、スリップやチャタリングが発生するという問題があ
った。この理由は、従来の圧延潤滑供給システムでは、
ロールバイト内に導入される圧延潤滑油の量を制御する
ことが基本的に不可能であったためである。
【0005】発明者らは潤滑油タンクの潤滑条件を一定
にし、圧延機の入側の圧延潤滑油供給ノズルまでの間で
潤滑条件を変更し、ロールバイト内に導入される圧延潤
滑油の量を制御する方法を検討した。ロールバイト内に
導入される圧延潤滑油の量を制御する方法としては、
潤滑油の流量を制御する方法、潤滑油の温度を制御す
る方法、エマルジョン圧延潤滑油の圧延潤滑油供給ノ
ズルから鋼帯への噴射角度および噴射圧力を制御する方
法、エマルジョン濃度を制御する方法がある。
にし、圧延機の入側の圧延潤滑油供給ノズルまでの間で
潤滑条件を変更し、ロールバイト内に導入される圧延潤
滑油の量を制御する方法を検討した。ロールバイト内に
導入される圧延潤滑油の量を制御する方法としては、
潤滑油の流量を制御する方法、潤滑油の温度を制御す
る方法、エマルジョン圧延潤滑油の圧延潤滑油供給ノ
ズルから鋼帯への噴射角度および噴射圧力を制御する方
法、エマルジョン濃度を制御する方法がある。
【0006】圧延潤滑油の流量が増大するにつれて、あ
る程度まではロールバイト内に導入される圧延潤滑油の
量は増大するが、それ以上の流量ではロールバイト内に
導入される圧延潤滑油の量は飽和する。通常、使用され
ている圧延潤滑油の流量はロールバイト内に導入される
圧延潤滑油の量が飽和している状態で使用されているこ
とと、圧延潤滑油の流量を下げるとワークロールの冷却
効率が悪化し、サーマルクラウンの変化すなわち板形状
の変化をも誘発するので、潤滑油の供給量を制御する方
法は実用的ではない。
る程度まではロールバイト内に導入される圧延潤滑油の
量は増大するが、それ以上の流量ではロールバイト内に
導入される圧延潤滑油の量は飽和する。通常、使用され
ている圧延潤滑油の流量はロールバイト内に導入される
圧延潤滑油の量が飽和している状態で使用されているこ
とと、圧延潤滑油の流量を下げるとワークロールの冷却
効率が悪化し、サーマルクラウンの変化すなわち板形状
の変化をも誘発するので、潤滑油の供給量を制御する方
法は実用的ではない。
【0007】圧延潤滑油の温度を下げることによって、
圧延潤滑油の粘度は増大するので、ロールバイト内に導
入される圧延潤滑油の量を制御することができる。圧延
潤滑油の温度を制御するためには、基本的には配管に加
熱・冷却装置を設置する必要があり熱効率を考慮すると
実用には適さない。
圧延潤滑油の粘度は増大するので、ロールバイト内に導
入される圧延潤滑油の量を制御することができる。圧延
潤滑油の温度を制御するためには、基本的には配管に加
熱・冷却装置を設置する必要があり熱効率を考慮すると
実用には適さない。
【0008】潤滑油の潤滑油ノズルから鋼帯への噴射角
度および噴射圧力を制御する方法でも、確かにロールバ
イト内に導入される圧延潤滑油の量を制御することがで
きるが、その効果は小さいので、これも実用的ではな
い。
度および噴射圧力を制御する方法でも、確かにロールバ
イト内に導入される圧延潤滑油の量を制御することがで
きるが、その効果は小さいので、これも実用的ではな
い。
【0009】エマルジョン濃度を制御することによっ
て、プレートアウト量(鋼帯に付着される圧延潤滑油の
量)は変化するので、ロールバイト内に導入される圧延
潤滑油の量を制御することができる。一般にエマルジョ
ン濃度を制御するには、タンク内の潤滑油と水の混合割
合を変えることによって、エマルジョン濃度を調整すれ
ば良いが、目標のエマルジョン濃度の乳化が完了するま
でにかなりの時間を要する。
て、プレートアウト量(鋼帯に付着される圧延潤滑油の
量)は変化するので、ロールバイト内に導入される圧延
潤滑油の量を制御することができる。一般にエマルジョ
ン濃度を制御するには、タンク内の潤滑油と水の混合割
合を変えることによって、エマルジョン濃度を調整すれ
ば良いが、目標のエマルジョン濃度の乳化が完了するま
でにかなりの時間を要する。
【0010】本発明は圧延条件に応じて、ロールバイト
内に導入される圧延潤滑油の量を最適値に制御する方法
に関するものであり、特に小ロット・多品種の鋼帯を同
一の圧延機を用いて冷間圧延する場合の効率的な冷間圧
延方法を提供しようとするものである。
内に導入される圧延潤滑油の量を最適値に制御する方法
に関するものであり、特に小ロット・多品種の鋼帯を同
一の圧延機を用いて冷間圧延する場合の効率的な冷間圧
延方法を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の圧延潤滑装置は
圧延潤滑油をエマルジョン圧延潤滑油にするメインタン
ク(乳化はメインタンクの撹拌機を用いて行われる)と
メインタンクのエマルジョン圧延潤滑油を圧延機入側へ
供給するポンプおよび配管とその配管内に設けたスタテ
ィックミキサー装置およびスタティックミキサーに温水
あるいは潤滑油を提供する装置から構成される。
圧延潤滑油をエマルジョン圧延潤滑油にするメインタン
ク(乳化はメインタンクの撹拌機を用いて行われる)と
メインタンクのエマルジョン圧延潤滑油を圧延機入側へ
供給するポンプおよび配管とその配管内に設けたスタテ
ィックミキサー装置およびスタティックミキサーに温水
あるいは潤滑油を提供する装置から構成される。
【0012】基本的にメインタンクのエマルジョン圧延
潤滑油のエマルジョン濃度は、圧延する鋼種の最適圧延
条件の中から最も使用頻度の高いエマルジョン濃度に調
整する。また、スタティックミキサーに供給する圧延潤
滑油は、メインタンクに用いる圧延潤滑油と同じ物を用
い、その濃度は100%でも良いし高濃度のエマルジョ
ンでも良い。さらに、スタティックミキサーに供給する
温水の温度はメインタンクのエマルジョン温度と同じに
した方が好ましい。
潤滑油のエマルジョン濃度は、圧延する鋼種の最適圧延
条件の中から最も使用頻度の高いエマルジョン濃度に調
整する。また、スタティックミキサーに供給する圧延潤
滑油は、メインタンクに用いる圧延潤滑油と同じ物を用
い、その濃度は100%でも良いし高濃度のエマルジョ
ンでも良い。さらに、スタティックミキサーに供給する
温水の温度はメインタンクのエマルジョン温度と同じに
した方が好ましい。
【0013】
【作用】普通鋼、ステンレス鋼、純チタン、電磁鋼など
の異なった材質の鋼帯を冷間圧延する場合のロールバイ
ト内に導入される圧延潤滑油の量を、簡単で精度良く制
御することが可能であり、特にスリップやチャタリング
の発生し易い普通鋼・冷薄材とヒートスクラッチの発生
し易いステンレス鋼・SUS430とを圧延する場合の
効率的な冷間圧延が可能である。
の異なった材質の鋼帯を冷間圧延する場合のロールバイ
ト内に導入される圧延潤滑油の量を、簡単で精度良く制
御することが可能であり、特にスリップやチャタリング
の発生し易い普通鋼・冷薄材とヒートスクラッチの発生
し易いステンレス鋼・SUS430とを圧延する場合の
効率的な冷間圧延が可能である。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一例を示す概略図である。圧
延機は直径φ165mm、胴長400mmの鍛鋼ワークロー
ル1と直径480mm、胴長400mmのバックアップロー
ル2から成る4段圧延機である。使用した材料3は3種
類の鋼帯で、材質は普通鋼・冷薄材とステンレス鋼・S
US430および電磁鋼である。いずれの鋼帯も板厚は
1mm、板幅150mmである。この鋼帯はペイオフリール
4、デフレクターロール6、テンションリール5にセッ
トされている。
延機は直径φ165mm、胴長400mmの鍛鋼ワークロー
ル1と直径480mm、胴長400mmのバックアップロー
ル2から成る4段圧延機である。使用した材料3は3種
類の鋼帯で、材質は普通鋼・冷薄材とステンレス鋼・S
US430および電磁鋼である。いずれの鋼帯も板厚は
1mm、板幅150mmである。この鋼帯はペイオフリール
4、デフレクターロール6、テンションリール5にセッ
トされている。
【0015】圧延潤滑油は合成エステルをベースとした
高粘度圧延潤滑油(粘度100cSt(40℃))を濃度
5%、温度60℃で用い、容量200lのメインタンク
9でホモミキサー10を用いてエマルジョン圧延潤滑油
にした。なお、このときのホモミキサーの回転数は80
0rpm である。
高粘度圧延潤滑油(粘度100cSt(40℃))を濃度
5%、温度60℃で用い、容量200lのメインタンク
9でホモミキサー10を用いてエマルジョン圧延潤滑油
にした。なお、このときのホモミキサーの回転数は80
0rpm である。
【0016】メインタンクで作製されたエマルジョン圧
延潤滑油はポンプによってスタティックミキサー12ま
で送られる。スタティックミキサーには上記エマルジョ
ン潤滑油以外に温水供給装置13から60℃の温水が、
または、潤滑油供給装置から温度60℃の潤滑油(濃度
100%)がそれぞれ供給される。なお、潤滑油供給装
置の配管には潤滑油が固化しないようにリボンヒータが
取り付けてある。
延潤滑油はポンプによってスタティックミキサー12ま
で送られる。スタティックミキサーには上記エマルジョ
ン潤滑油以外に温水供給装置13から60℃の温水が、
または、潤滑油供給装置から温度60℃の潤滑油(濃度
100%)がそれぞれ供給される。なお、潤滑油供給装
置の配管には潤滑油が固化しないようにリボンヒータが
取り付けてある。
【0017】スタティックミキサーに供給されるエマル
ジョン潤滑油、温水、および圧延潤滑油の流量は、マイ
クロコンピュータ11によって制御され圧延潤滑油の濃
度が調整される。スタティックミキサー装置12によっ
て、十分に乳化されたエマルジョン圧延潤滑油は配管1
5を通って、圧延潤滑油供給ノズル16から圧延機入側
のロールバイト入り口に圧延潤滑油が供給される。
ジョン潤滑油、温水、および圧延潤滑油の流量は、マイ
クロコンピュータ11によって制御され圧延潤滑油の濃
度が調整される。スタティックミキサー装置12によっ
て、十分に乳化されたエマルジョン圧延潤滑油は配管1
5を通って、圧延潤滑油供給ノズル16から圧延機入側
のロールバイト入り口に圧延潤滑油が供給される。
【0018】その後、圧延潤滑油は回収タンク7からポ
ンプによって戻り配管8を通ってメインタンクまで送ら
れる。なお、ロールバイト入り口に供給されるエマルジ
ョン圧延潤滑油の流量は約6l/min である。圧延条件
はいずれの鋼種とも同じ圧延条件とした。すなわち、圧
延速度100m/min 、圧下率40%、前方張力15kg
f/mm2 、後方張力15kgf/mm2 である。
ンプによって戻り配管8を通ってメインタンクまで送ら
れる。なお、ロールバイト入り口に供給されるエマルジ
ョン圧延潤滑油の流量は約6l/min である。圧延条件
はいずれの鋼種とも同じ圧延条件とした。すなわち、圧
延速度100m/min 、圧下率40%、前方張力15kg
f/mm2 、後方張力15kgf/mm2 である。
【0019】なお、事前の圧延実験によって以下のこと
を把握した。ステンレス鋼SUS304の圧延におい
て、エマルジョン濃度が10%の場合は良好な製品が得
られ、エマルジョン濃度が5%の場合では焼付きが発生
した。普通鋼・冷薄材の圧延において、エマルジョン濃
度が5%の場合には良好な製品が、エマルジョン濃度が
10%の場合にはスリップが発生した。電磁鋼の圧延に
おいて、エマルジョン濃度が10%の場合にはスリップ
が発生し、エマルジョン濃度が5%の場合には軽いチャ
タリングが発生し、エマルジョン濃度が3%の場合では
良好な製品が得られた。
を把握した。ステンレス鋼SUS304の圧延におい
て、エマルジョン濃度が10%の場合は良好な製品が得
られ、エマルジョン濃度が5%の場合では焼付きが発生
した。普通鋼・冷薄材の圧延において、エマルジョン濃
度が5%の場合には良好な製品が、エマルジョン濃度が
10%の場合にはスリップが発生した。電磁鋼の圧延に
おいて、エマルジョン濃度が10%の場合にはスリップ
が発生し、エマルジョン濃度が5%の場合には軽いチャ
タリングが発生し、エマルジョン濃度が3%の場合では
良好な製品が得られた。
【0020】以上の知見に基づき、ステンレス鋼の場
合、マイクロコンピュータにメインタンクから供給する
エマルジョン潤滑油の流量を5.7l/min に、潤滑油
供給装置から供給される潤滑油の流量を0.3l/min
に、温水供給装置から供給される温水の量を0l/min
にそれぞれ設定する(濃度10%)。
合、マイクロコンピュータにメインタンクから供給する
エマルジョン潤滑油の流量を5.7l/min に、潤滑油
供給装置から供給される潤滑油の流量を0.3l/min
に、温水供給装置から供給される温水の量を0l/min
にそれぞれ設定する(濃度10%)。
【0021】普通鋼冷薄材の場合、マイクロコンピュー
タにメインタンクから供給するエマルジョン潤滑油の流
量を6.0l/min に、潤滑油供給装置から供給される
潤滑油の流量を0/min に、温水供給装置から供給され
る温水の量を0l/min にそれぞれ設定する(濃度5
%)。
タにメインタンクから供給するエマルジョン潤滑油の流
量を6.0l/min に、潤滑油供給装置から供給される
潤滑油の流量を0/min に、温水供給装置から供給され
る温水の量を0l/min にそれぞれ設定する(濃度5
%)。
【0022】電磁鋼の場合、マイクロコンピュータにメ
インタンクから供給するエマルジョン潤滑油の流量を
3.6l/min に、潤滑油供給装置から供給される潤滑
油の流量を0l/min に、温水供給装置から供給される
温水の量を2.4l/min にそれぞれ設定する(濃度3
%)。
インタンクから供給するエマルジョン潤滑油の流量を
3.6l/min に、潤滑油供給装置から供給される潤滑
油の流量を0l/min に、温水供給装置から供給される
温水の量を2.4l/min にそれぞれ設定する(濃度3
%)。
【0023】このようにマイクロコンピュータを用い
て、各流量を鋼種別に制御することによって、言い替え
れば各圧延条件に最適なエマルジョン濃度に制御するこ
とによって、従来、圧延が困難であった材料を簡単に圧
延することができた。なお、本発明の実施において、メ
インタンク内のエマルジョン濃度の管理が必要であり、
メインタンク内のエマルジョン濃度の目標値との差によ
つて、エマルジョン潤滑油・圧延潤滑油・温水の流量を
補正することは言うまでもない。
て、各流量を鋼種別に制御することによって、言い替え
れば各圧延条件に最適なエマルジョン濃度に制御するこ
とによって、従来、圧延が困難であった材料を簡単に圧
延することができた。なお、本発明の実施において、メ
インタンク内のエマルジョン濃度の管理が必要であり、
メインタンク内のエマルジョン濃度の目標値との差によ
つて、エマルジョン潤滑油・圧延潤滑油・温水の流量を
補正することは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明によると圧延条件に応じて、ロー
ルバイト内に導入される圧延潤滑油の量を最適値に制御
するために、エマルジョンの濃度を調整することによ
り、特に小ロット・多品種の鋼帯を効率的に冷間圧延す
ることができる。
ルバイト内に導入される圧延潤滑油の量を最適値に制御
するために、エマルジョンの濃度を調整することによ
り、特に小ロット・多品種の鋼帯を効率的に冷間圧延す
ることができる。
【図1】本発明の一例を示す概略図である。
1 ワークロール 2 バックアップロール 3 材料 4 ペイオフリール 5 テンションリール 6 デフレクターロール 7 回収タンク 8 戻り配管 9 メインタンク 10 ホモミキサー 11 マイクロコンピュータ 12 スタティックミキサー 13 温水供給装置 14 潤滑油供給装置 15 エマルジョン潤滑油供給配管 16 潤滑油供給ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 直接式または循環式の圧延潤滑油供給シ
ステムを有する冷間圧延機において、潤滑油供給タンク
と圧延機の入側の潤滑油供給ノズル間にスタティックミ
キサーを設け、圧延条件に応じて該スタティックミキサ
ーに供給する温水あるいは潤滑油の量を制御することに
よって、エマルジョン濃度を制御させることを特徴とす
る鋼帯の冷間圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336918A JPH05169103A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 鋼帯の冷間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336918A JPH05169103A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 鋼帯の冷間圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05169103A true JPH05169103A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18303840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3336918A Withdrawn JPH05169103A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 鋼帯の冷間圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05169103A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997012722A1 (en) * | 1995-10-03 | 1997-04-10 | Croda International Plc | Method and apparatus for working metals |
| JP2013516323A (ja) * | 2010-11-26 | 2013-05-13 | 宝山鋼鉄股▲ふん▼有限公司 | 高ケイ素の帯状鋼の破損を防ぐための冷間圧延方法 |
| EP3815804A4 (en) * | 2018-09-29 | 2021-09-01 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | PROCESS FOR OPTIMIZING EMULSION CONCENTRATION FOR A COLD ROLLING MILL |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP3336918A patent/JPH05169103A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997012722A1 (en) * | 1995-10-03 | 1997-04-10 | Croda International Plc | Method and apparatus for working metals |
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| EP3815804A4 (en) * | 2018-09-29 | 2021-09-01 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | PROCESS FOR OPTIMIZING EMULSION CONCENTRATION FOR A COLD ROLLING MILL |
| US11779975B2 (en) | 2018-09-29 | 2023-10-10 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | Method of emulsion concentration optimization for cold continuous rolling mill set |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |