JPH0516917U - ユニツト住宅の室内間仕切り構造 - Google Patents

ユニツト住宅の室内間仕切り構造

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JPH0516917U
JPH0516917U JP7380891U JP7380891U JPH0516917U JP H0516917 U JPH0516917 U JP H0516917U JP 7380891 U JP7380891 U JP 7380891U JP 7380891 U JP7380891 U JP 7380891U JP H0516917 U JPH0516917 U JP H0516917U
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一樹 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸送時の取扱いが容易になるユニット住宅の
室内間仕切り構造を提供すること。 【構成】 上下に配置された屋根ユニット5および居室
ユニット3の間に形成される小屋裏部屋6を仕切る略垂
直な間仕切り壁10を形成するために、下方の居室ユニッ
ト3に第1の間仕切り材11を設け、上方の屋根ユニット
5に第2の間仕切り材12を設け、第1の間仕切り材11の
上端縁と第2の間仕切り材12の下端縁とを廻り縁を兼用
した接続部材20を介して連結する。これにより、各間仕
切り材11,12の高さ寸法h1, h2が居室ユニット3や屋根
ユニット5の高さ寸法より大きくならず、輸送時の取扱
いが容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はユニット住宅の室内間仕切り構造に関し、天井が通常より高い居室や 小屋裏部屋の間仕切り壁等に利用できる。
【0002】
【背景技術】
近年、プレハブ式の住宅として、箱型ユニットを用いたユニット住宅が用いら れている。このようなユニット住宅は、予め工場で居室ユニットや屋根ユニット 等の住宅ユニットを製造しておき、これらの住宅ユニットを建築現場で接合して 建築される。 このような住宅ユニットには、天井が通常より高く形成される居室や屋根内空 間を利用した小屋裏部屋が利用され、このような部屋の間仕切り壁を形成するに あたっては、天井高さの増加に対応して通常より大判の間仕切り材が用いられて いる。
【0003】 例えば、図5に示されるように、ユニット住宅40の屋根部41の内部には小屋裏 部屋42が形成され、この小屋裏部屋42の形成のために屋根部41の内部空間を仕切 る大判の間仕切り材43が設けられている。 間仕切り材43は屋根ユニット44,45の高さ寸法h0より大きい高さ寸法h3を有す る五角形状のものであり、楔状の屋根ユニット44,45の間に一対対向配置され、 その上に山型状の屋根ユニット46が載置され、これにより小屋裏部屋42が形成さ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような大判の間仕切り材では、それ自体の高さ寸法が通 常の住宅ユニットの高さ寸法より大きいため取扱いが面倒となる。 さらに、建築現場での作業工程を減らすために予め工場で住宅ユニットに組み 込むと、当該住宅ユニットの高さ寸法が通常の住宅ユニットの高さ寸法より大き くなり、貨物自動車への積載にあたり荷台上で嵩張り、場合によっては大きすぎ て通常の貨物自動車に積載して輸送できなかったりする等の問題がある。 また、高さ寸法が高い壁でなくとも分割できた方が便利な場合があり、分割式 の間仕切り材の要望はあったが、従来では分割するとかえって組立が面倒になり 、このような要望に対応できるものがない。
【0005】 本考案の目的は、輸送時の取扱い等を容易にできかつ設置を容易にできるユニ ット住宅の室内間仕切り構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上下に配置された複数の住宅ユニット間に形成される室内空間を仕 切る略垂直な間仕切り壁を形成するユニット住宅の室内間仕切り構造であって、 下方の住宅ユニットに第1の間仕切り材を設け、上方の住宅ユニットに第2の間 仕切り材を設け、前記第1の間仕切り材の上端縁と第2の間仕切り材の下端縁と は前記上下の住宅ユニットを組立てた状態で相互に連結されるようにしてユニッ ト住宅の室内間仕切り構造を構成するものである。
【0007】 ここで、前記第1および第2の間仕切り材の連結は、長押材等の化粧材を兼用 した接続部材を介して行うことが好ましい。
【0008】
【作用】
このような本考案では、住宅ユニットを上下に接合することで第1および第2 の間仕切り材が連結され、上下の住宅ユニット間に間仕切り壁が形成される。 従って、住宅ユニットの組立てによって間仕切り壁が簡単に形成される。 この際、間仕切り壁は第1および第2の間仕切り材の二つに分割され、第1お よび第2の間仕切り材は任意の高さ寸法に設定可能となる。このため、間仕切り 壁が大きくとも第1および第2の間仕切り材の各々は高さを通常の住宅ユニット 程度に小さくでき、通常ユニットと同等の搬送が可能になり、これにより前記目 的が達成される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1には本実施例のユニット住宅1の屋根部2が示されている。 屋根部2は住宅ユニットである箱状居室ユニット3を複数接合したものの上に 、同じく住宅ユニットである屋根ユニット4,5を接合して形成される切妻式の ものである。 屋根ユニット4は、その一対が所定間隔をおいて左右対象に配置される楔形状 のユニットであり、屋根ユニット5は一対の屋根ユニット4にまたがって配置さ れる山型状のユニットである。
【0010】 上下に配置された屋根ユニット5および居室ユニット3の間には室内空間とし ての小屋裏部屋6が形成される。 小屋裏部屋6は、上側および下側が屋根ユニット5の下面および居室ユニット 3の上面で仕切られるとともに、両側が一対の屋根ユニット4の対向する側面で 仕切られている。そして、小屋裏部屋6の前後は、本考案に基づくユニット住宅 の室内間仕切り構造で形成した一対の間仕切り壁10で仕切られている。
【0011】 各間仕切り壁10は、居室ユニット3の上面に設けられた第1の間仕切り材11と 、上方の屋根ユニット5の下面から吊り下げられるように設けられる第2の間仕 切り材12とから形成されている。これらの間仕切り材11, 12は接続部材20を介し て連結される。
【0012】 間仕切り材11, 12は、図2〜図4に示されるように、木製等の角材で芯となる 枠体13を形成し、枠体13の両面に石膏ボード等の面材14を張り付けたものである 。このうち間仕切り材12には、下端縁に沿ってプラスチック製等の連結部材15が 設置されている。連結部材15には下向きに突出した複数の接合突起16が所定間隔 毎に一体的に設けられれている。 接合突起16は、先端部分の断面が鋸状となるように複数の係止片17が重なるよ うにして成形されたものである。鋸状を形成する各係止片17は、下側面が先細り となるように傾斜面にされるとともに、上側面が突起16の周面に対し直交面とさ れている。
【0013】 ここで、間仕切り材11, 12の寸法h1, h2は、それぞれ屋根ユニット4,5の高 さ寸法とほぼ等しくされている。
【0014】 接続部材20は、上下に開口部21, 22を有する断面略H形状の細長い部材である 。接続部材20の室内側の表面は化粧仕上げが施されており、これにより接続部材 20が間仕切り材11,12の継ぎ目に沿って設置される化粧板としての長押材を兼用 するようになっている。接続部材20の開口部21, 22には間仕切り材11,12の上下 端縁が収納され、この状態で接続部材20が設置されている。 接続部材20の上側の開口部21の上面には、間仕切り材12の接合突起16の設置位 置に応じて接合穴23が設けられている。接合穴23の断面形状は、一旦接合突起16 が挿入されると接合突起16を抜け止めするように接合突起16の断面形状と相互に 嵌合しあう鋸状の断面となっている。
【0015】 接続部材20の下側の開口部22には、間仕切り材12の上端縁が嵌合されて釘や接 着剤で相互接合される。接続部材20の上側の開口部21には、間仕切り材11の下端 縁および連結部材15が嵌合されるとともに、連結部材15の接合突起16が接続部材 20の接合穴23に挿入されて相互接合される。 従って、間仕切り材11, 12は、各々の上下端縁を接続部材20の開口部21, 22に 接合することにより、接続部材20を介して相互連結されるようになっている。
【0016】 このような本実施例においては、次のような組立手順で間仕切り壁10を形成す る。 まず、間仕切り壁10を形成するにあたり、予め工場等で接続部材20を間仕切り 材11に、間仕切り材12を屋根ユニット5に取付けておく。 そして、これらを建築現場に運び、そこで組み立てておいた居室ユニット3の 上に屋根ユニット4を載置するとともに、間仕切り材11を立設する。 この後、屋根ユニット5を屋根ユニット4の間にまたがるように載置し、屋根 ユニット4,5を組立てるとともに、屋根ユニット5の間仕切り材12を間仕切り 材11の接続部材20に向かって押し込み、これにより間仕切り材11, 12を相互連結 して間仕切り壁10を形成する。
【0017】 前述のような本実施例によれば、次のような効果がある。 すなわち、間仕切り材11, 12を連結することにより、複数の住宅ユニット間に 形成される室内空間を仕切る間仕切り壁10を形成するようにし、間仕切り材11, 12の高さ寸法h1, h2をそれぞれ屋根ユニット4,5の高さ寸法とほぼ同じに設定 したので、間仕切り材11, 12が従来のように屋根ユニット4,5等の住宅ユニッ トより大きくなることがなく、輸送時の取扱いを容易にできる。
【0018】 また、間仕切り材12側に断面鋸状の接合突起16を設け、接合突起16が挿入され る接合穴23の断面形状を接合突起16と相互に嵌合しあう鋸状とし、一旦接合突起 16が挿入されると接合突起16を抜け止めするように接合穴23を形成するとともに 、予め工場等で接続部材20を間仕切り材11に取付けておくようにしたので、建築 現場では屋根ユニット3,4を組立る際に、間仕切り材11を間仕切り材12の接続 部材20に向かって押し込むだけでよく、建築現場での間仕切り材11, 12の連結を 容易にでき、間仕切り壁10を容易に設置できる。
【0019】 さらに、接続部材20に長押材を兼用させるようにしたので、間仕切り材11, 12 の継ぎ目を隠すことができるとともに、間仕切り壁10の表面の仕上げを良好にで きる。
【0020】 なお、本考案は前述の一実施例に限定されるものではなく、次に示すような変 形などをも含むものである。 すなわち、間仕切り壁は、小屋裏部屋6を仕切る間仕切り壁10に限らず、例え ば図5に示されるように、上下に接合される居室ユニット31, 32の各々に間仕切 り材33, 34を設け、二つの居室ユニット31, 32間の天井の高い部屋35の室内空間 を仕切る間仕切り壁30を前述の間仕切り材33, 34で形成してもよく、要するに、 本考案は天井の高い部屋用に形成される背の高い間仕切り壁の全てに対して適用 可能である。
【0021】 また、前記実施例では、間仕切り材11側の接合突起16と接続部材20の接合穴23 とを凹凸嵌合させたが、この凹凸嵌合の凹凸は逆でもよく、例えば、接合突起16 を接続部材20に、接合穴23を間仕切り材11に設けてもよい。 さらに、凹凸嵌合の凸部分は棒状の接合突起16を配列した断続的なものに限ら ず、例えば、連続した壁状の凸部分でもよい。 ここで、連続した壁状凸部分をH形の上下開口部の両方に立設して断面「王」 字形に形成した接続部材を用いてもよく、この接続部材の「王」字の中央の凸部 分を、各間仕切り材11, 12の端縁に沿って連続的に設けたスリットに挿入して間 仕切り材を相互に連結してもよい。
【0022】 また、接続部材は間仕切り材と凹凸嵌合するものに限らず、例えば、化粧板の 裏面に略L字形状の挟持クリップを複数設置した簡単な構造を有し、各挟持クリ ップの底辺が一方の間仕切り材の端面に釘で固定され、化粧板の裏面と挟持クリ ップとで他方の間仕切り材の端部を両側から挟持することにより間仕切り材の相 互接続を行うものでもよい。
【0023】 さらに、接続部材はH形や「王」字形の断面形状により、間仕切り材の継ぎ目 を隠す化粧材を兼用するものに限らず、例えば、十字形やI字形等の断面形状を 有し、連結後にも間仕切り材の継ぎ目を露出させる化粧材を兼用しないものでも よい。
【0024】 また、間仕切り材の連結には接続部材がなくてもよく、例えば、間仕切り材の 端縁を直接相互に突き合わせて釘等で接合してもよく、要するに、間仕切り材の 具体的な連結構造は実施にあたり適宜選択できる。
【0025】
【考案の効果】
前述のように本考案によれば、間仕切り材が住宅ユニットより大きくなること がなく、輸送時の取扱い等を容易にすることができるうえ、住宅ユニットの組立 てにより間仕切り壁を容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のユニット住宅を示す正面図
である。
【図2】同実施例のユニット住宅を示す分解斜視図であ
る。
【図3】同実施例の要部を示す拡大された分解斜視図で
ある。
【図4】同実施例の要部の分解状態を示す拡大断面図で
ある。
【図5】同実施例の要部の連結状態を示す拡大断面図で
ある。
【図6】本考案の変形例を示す分解斜視図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
3, 32 下方の住宅ユニットである居室ユニット 5, 31 上方の住宅ユニットである屋根ユニット, 居室
ユニット 6 室内空間としての小屋裏部屋 10, 30 間仕切り壁 11, 34 第1の間仕切り材 12, 33 第2の間仕切り材 20 接続部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に配置された複数の住宅ユニット間
    に形成される室内空間を仕切る略垂直な間仕切り壁を形
    成するユニット住宅の室内間仕切り構造であって、下方
    の住宅ユニットに第1の間仕切り材を設け、上方の住宅
    ユニットに第2の間仕切り材を設け、前記第1の間仕切
    り材の上端縁と第2の間仕切り材の下端縁とは前記上下
    の住宅ユニットを組立てた状態で相互に連結されること
    を特徴とするユニット住宅の室内間仕切り構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット住宅の室内間
    仕切り構造において、前記第1および第2の間仕切り材
    は、化粧材を兼用した接続部材を介して連結されること
    を特徴とするユニット住宅の室内間仕切り構造。
JP1991073808U 1991-08-21 1991-08-21 ユニット住宅の小屋裏間仕切り構造 Expired - Lifetime JP2554682Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50111918U (ja) * 1974-02-21 1975-09-12
JPS62187007U (ja) * 1986-05-14 1987-11-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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