JPH05169381A - 力制御型ロボット装置及びその制御方法 - Google Patents
力制御型ロボット装置及びその制御方法Info
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- JPH05169381A JPH05169381A JP33372391A JP33372391A JPH05169381A JP H05169381 A JPH05169381 A JP H05169381A JP 33372391 A JP33372391 A JP 33372391A JP 33372391 A JP33372391 A JP 33372391A JP H05169381 A JPH05169381 A JP H05169381A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は力制御型ロボット装置に関し、被作
業対象となる第1の物体を第2の物体に移動して作業を
する場合に、該第1の物体の到達状態を接触感知の有無
にのみ依存することなく、その接触位置を自動的に検出
し、該接触位置を基準にしてその移動制御をすること、
及び、それ等の所定形状を維持することを目的とする。 【構成】 被作業対象15となる第1の物体15Aと第2
の物体15Bとの接触状態を取得する状態取得手段11
と、前記被作業対象15の形状データD1を記憶する記
憶手段12と、前記形状データD1に基づき、第1の物
体15Aと第2の物体15Bとを所定位置において各種作業
をする作業手段13と、前記状態取得手段11,記憶手
段12及び作業手段13の入出力を制御する制御手段1
4とを具備することを含み構成し、前記状態取得手段1
1が作業手段13の一部に設けられ、前記状態取得手段
11が、少なくとも、位置検出手段11Aと力検出手段11
Bから成ることを含み構成する。
業対象となる第1の物体を第2の物体に移動して作業を
する場合に、該第1の物体の到達状態を接触感知の有無
にのみ依存することなく、その接触位置を自動的に検出
し、該接触位置を基準にしてその移動制御をすること、
及び、それ等の所定形状を維持することを目的とする。 【構成】 被作業対象15となる第1の物体15Aと第2
の物体15Bとの接触状態を取得する状態取得手段11
と、前記被作業対象15の形状データD1を記憶する記
憶手段12と、前記形状データD1に基づき、第1の物
体15Aと第2の物体15Bとを所定位置において各種作業
をする作業手段13と、前記状態取得手段11,記憶手
段12及び作業手段13の入出力を制御する制御手段1
4とを具備することを含み構成し、前記状態取得手段1
1が作業手段13の一部に設けられ、前記状態取得手段
11が、少なくとも、位置検出手段11Aと力検出手段11
Bから成ることを含み構成する。
Description
【0001】〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題(図11) 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図3〜6) (2)第2の実施例の説明(図7) (3)第3の実施例の説明(図8) (4)第4の実施例の説明(図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、力制御型ロボット装置
及びその制御方法に関するものであり、更に詳しく言え
ば、力感覚を有するロボットであって、それが把握する
部材の接触位置を検出する機能を備えた装置及びその制
御方法に関するものである。
及びその制御方法に関するものであり、更に詳しく言え
ば、力感覚を有するロボットであって、それが把握する
部材の接触位置を検出する機能を備えた装置及びその制
御方法に関するものである。
【0003】近年、部品,素材間の組立作業、ハメ合い
作業を自動的に行う自動加工機等において、両部材間で
接触力が発生する作業に対し、力感覚を有するロボット
が開発され、そのロボット制御方法が提案されている。
作業を自動的に行う自動加工機等において、両部材間で
接触力が発生する作業に対し、力感覚を有するロボット
が開発され、そのロボット制御方法が提案されている。
【0004】これによれば、該ロボット装置のハンド部
に把持された第1の部材を空中移動させるフィードバッ
ク制御ループの終了判断は、第1の部材が第2の部材に
到達した際の接触感知の有無に基づいて行っている。
に把持された第1の部材を空中移動させるフィードバッ
ク制御ループの終了判断は、第1の部材が第2の部材に
到達した際の接触感知の有無に基づいて行っている。
【0005】このため、凹部に面取り部分を有する第2
の部材に第1の部材を嵌め込む組立て作業等を行うよう
な場合に、制御系においてその接触位置が認識できない
ため、その組立作業やハメ合い作業の際に第1の部材や
ロボットアーム等を損壊する恐れがある。
の部材に第1の部材を嵌め込む組立て作業等を行うよう
な場合に、制御系においてその接触位置が認識できない
ため、その組立作業やハメ合い作業の際に第1の部材や
ロボットアーム等を損壊する恐れがある。
【0006】そこで、第1の部材を第2の部材に嵌め込
むような組立て作業の場合に、該第1の部材の到達状態
を接触位置として自動的に検出し、該接触位置を基準に
してその移動制御をすること、及び、その所定形状を維
持することができる装置及び方法が望まれている。
むような組立て作業の場合に、該第1の部材の到達状態
を接触位置として自動的に検出し、該接触位置を基準に
してその移動制御をすること、及び、その所定形状を維
持することができる装置及び方法が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図10,11は、従来例に係る説明図であ
る。図10(a),(b)は、従来例に係る力制御型ロボ
ット装置の説明図であり、図10(a)は、その概念図,
図10(b)は、その主要部の構成図をそれぞれ示してい
る。
る。図10(a),(b)は、従来例に係る力制御型ロボ
ット装置の説明図であり、図10(a)は、その概念図,
図10(b)は、その主要部の構成図をそれぞれ示してい
る。
【0008】例えば、第1の部材(以下第1の物体とも
いう)15Aを把持して、作業台に固定された第2の部材
(以下第2の物体ともいう)15Bにそれを移動し、該部
材15Bに開孔された凹部に、それを嵌め込む力制御型ロ
ボット装置は、図10(a)において、先端作業部1,ハ
ンド部2,ロボットアーム3及びロボット制御装置4か
ら成る。また、先端作業部1には位置検出部1Aや力覚
センサ1Bが取付けられている。
いう)15Aを把持して、作業台に固定された第2の部材
(以下第2の物体ともいう)15Bにそれを移動し、該部
材15Bに開孔された凹部に、それを嵌め込む力制御型ロ
ボット装置は、図10(a)において、先端作業部1,ハ
ンド部2,ロボットアーム3及びロボット制御装置4か
ら成る。また、先端作業部1には位置検出部1Aや力覚
センサ1Bが取付けられている。
【0009】なお、ロボット制御装置4は図10(b)に
示すように、位置制御部4A,力制御部4B,操作部4
B及び制御指令生成部4Dから成る。当該装置の機能
は、例えば、第1の部材15Aを第2の部材15Bの凹部に
嵌め込む場合(ハメアイ作業)に、先端作業部1に設け
られたハンド部2に把持された第1の部材15Aと作業台
上に固定されている第2の部材15Bとが接触するまでの
間、フィードバック制御ループに従って、操作部4Bを
介してロボットアーム3が駆動される。
示すように、位置制御部4A,力制御部4B,操作部4
B及び制御指令生成部4Dから成る。当該装置の機能
は、例えば、第1の部材15Aを第2の部材15Bの凹部に
嵌め込む場合(ハメアイ作業)に、先端作業部1に設け
られたハンド部2に把持された第1の部材15Aと作業台
上に固定されている第2の部材15Bとが接触するまでの
間、フィードバック制御ループに従って、操作部4Bを
介してロボットアーム3が駆動される。
【0010】この際に、制御指令生成部4Dで生成され
た目標位置に従って、ハンド部2に把持された第1の部
材15Aが空中を移動する。また、第1の部材15Aが第2
の部材15Bに接触すると、それがタッチセンサ等により
感知される。ここでは、第1の部材15Aが第2の部材15
Bに接触したか否かを判定するのみである。
た目標位置に従って、ハンド部2に把持された第1の部
材15Aが空中を移動する。また、第1の部材15Aが第2
の部材15Bに接触すると、それがタッチセンサ等により
感知される。ここでは、第1の部材15Aが第2の部材15
Bに接触したか否かを判定するのみである。
【0011】その後、該部材15A,部材15B間の接触力
がフィードバック制御ループに従って、ロボットアーム
3が駆動される。この際に、制御指令生成部4Dで生成
された目標力Frに一致するように力制御を行なわれ、
また、先端作業部1の位置検出部1Aや力覚センサ1B
により、第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触力が
検出される。
がフィードバック制御ループに従って、ロボットアーム
3が駆動される。この際に、制御指令生成部4Dで生成
された目標力Frに一致するように力制御を行なわれ、
また、先端作業部1の位置検出部1Aや力覚センサ1B
により、第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触力が
検出される。
【0012】これにより、第1の部材15Aと第2の部材
15Bとのハメ合い作業を行うことができる。
15Bとのハメ合い作業を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来例によれ
ば、ハンド部2に把持された第1の部材15Aを空中移動
させるフィードバック制御ループの終了は、第1の部材
15Aが第2の部材15Bに到達した際の接触感知の有無に
基づいて行っている。
ば、ハンド部2に把持された第1の部材15Aを空中移動
させるフィードバック制御ループの終了は、第1の部材
15Aが第2の部材15Bに到達した際の接触感知の有無に
基づいて行っている。
【0014】このため、図11(a)に示すような凹部に
面取り部分を有する第2の部材15Bに、第1の部材15A
を嵌め込む組立て作業を行わせるような場合に、第1の
部材15A,或いは先端作業部1,ハンド部2やロボット
アーム3を損壊することがある。
面取り部分を有する第2の部材15Bに、第1の部材15A
を嵌め込む組立て作業を行わせるような場合に、第1の
部材15A,或いは先端作業部1,ハンド部2やロボット
アーム3を損壊することがある。
【0015】これは、図11(a)のように第1の部材15
Aと第2の部材15Bとの接触点Aが該部材15Aの面取り
の範囲内にあれば、x方向の接触力をゼロとするように
操作部4Cを介してロボットアーム3を制御し、該部材
15Aを−y方向に押し込むことによって、第1の部材15
Aを第2の部材15Bの凹部に再現性良く嵌め込むことが
できる。
Aと第2の部材15Bとの接触点Aが該部材15Aの面取り
の範囲内にあれば、x方向の接触力をゼロとするように
操作部4Cを介してロボットアーム3を制御し、該部材
15Aを−y方向に押し込むことによって、第1の部材15
Aを第2の部材15Bの凹部に再現性良く嵌め込むことが
できる。
【0016】しかし、図11(b),(c)のようにハン
ド部2に把持された第1の部材15Aが第2の部材15Bに
到達した点,すなわち、接触点B,Cが第2の部材15B
の凹部から外れ、その面取りの範囲から外れた場合に、
無理に第1の部材15Aを第2の部材15Bの凹部に押し込
むと過大な力が加わり、第1の部材15Aやロボットアー
ム3等を損壊する恐れがある。また、制御エラーを発生
し易い。
ド部2に把持された第1の部材15Aが第2の部材15Bに
到達した点,すなわち、接触点B,Cが第2の部材15B
の凹部から外れ、その面取りの範囲から外れた場合に、
無理に第1の部材15Aを第2の部材15Bの凹部に押し込
むと過大な力が加わり、第1の部材15Aやロボットアー
ム3等を損壊する恐れがある。また、制御エラーを発生
し易い。
【0017】このことで、図11(b),(c)の状態で
は、第1の部材15Aが到達した接触位置を何らかの方法
で検出し、該接触点B,Cから第2の部材15Bの凹部の
面取りの範囲にそれを移動させなければならない。
は、第1の部材15Aが到達した接触位置を何らかの方法
で検出し、該接触点B,Cから第2の部材15Bの凹部の
面取りの範囲にそれを移動させなければならない。
【0018】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、被作業対象となる第1の物体を第
2の物体に移動して作業をする場合に、該第1の物体の
到達状態を接触感知の有無にのみ依存することなく、そ
の接触位置を自動的に検出し、該接触位置を基準にして
その移動制御をすること、及び、それ等の所定形状を維
持することが可能となる力制御型ロボット装置及びその
制御方法の提供を目的とする。
作されたものであり、被作業対象となる第1の物体を第
2の物体に移動して作業をする場合に、該第1の物体の
到達状態を接触感知の有無にのみ依存することなく、そ
の接触位置を自動的に検出し、該接触位置を基準にして
その移動制御をすること、及び、それ等の所定形状を維
持することが可能となる力制御型ロボット装置及びその
制御方法の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係る力
制御型ロボット装置の原理図であり、図2(a)〜
(c)は、本発明に係る力制御型ロボットの制御方法の
原理図をそれぞれ示している。
制御型ロボット装置の原理図であり、図2(a)〜
(c)は、本発明に係る力制御型ロボットの制御方法の
原理図をそれぞれ示している。
【0020】本発明の力制御型ロボット装置は、図1に
示すように、被作業対象15となる第1の物体15Aと第
2の物体15Bとの接触状態を取得する状態取得手段11
と、前記被作業対象15の形状データD1を記憶する記
憶手段12と、前記形状データD1に基づき、第1の物
体15Aと第2の物体15Bとの所定位置において各種作業
をする作業手段13と、前記状態取得手段11,記憶手
段12及び作業手段13の入出力を制御する制御手段1
4とを具備することを特徴とする。
示すように、被作業対象15となる第1の物体15Aと第
2の物体15Bとの接触状態を取得する状態取得手段11
と、前記被作業対象15の形状データD1を記憶する記
憶手段12と、前記形状データD1に基づき、第1の物
体15Aと第2の物体15Bとの所定位置において各種作業
をする作業手段13と、前記状態取得手段11,記憶手
段12及び作業手段13の入出力を制御する制御手段1
4とを具備することを特徴とする。
【0021】なお、前記力制御型ロボット装置におい
て、前記状態取得手段11が作業手段13の一部に設け
られ、前記状態取得手段11が、少なくとも、前記作業
手段13の位置,姿勢を検出する位置検出手段11Aと、
前記第2の物体15Bからの反力FO を検出する力検出手
段11Bから成ることを特徴とする。
て、前記状態取得手段11が作業手段13の一部に設け
られ、前記状態取得手段11が、少なくとも、前記作業
手段13の位置,姿勢を検出する位置検出手段11Aと、
前記第2の物体15Bからの反力FO を検出する力検出手
段11Bから成ることを特徴とする。
【0022】また、前記力制御型ロボット装置におい
て、前記制御手段14に第1の物体15Aと第2の物体15
Bとの接触位置を検出する接触位置検出部14Aが設けら
れることを特徴とする。
て、前記制御手段14に第1の物体15Aと第2の物体15
Bとの接触位置を検出する接触位置検出部14Aが設けら
れることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の力制御型ロボット装置の
制御方法は、図2(c)のフローチャートに示すよう
に、ステップP1で予め、被作業対象15の形状データ
D1の記憶処理をし、次いで、ステップP2で前記形状
データD1と移動データD2とに基づき被作業対象15
となる第1の物体15Aと第2の物体15Bとの接触位置の
取得処理をし、その後、ステップP3で前記第1の物体
15Aと第2の物体15Bとの各種係合処理をすることを特
徴とする。
制御方法は、図2(c)のフローチャートに示すよう
に、ステップP1で予め、被作業対象15の形状データ
D1の記憶処理をし、次いで、ステップP2で前記形状
データD1と移動データD2とに基づき被作業対象15
となる第1の物体15Aと第2の物体15Bとの接触位置の
取得処理をし、その後、ステップP3で前記第1の物体
15Aと第2の物体15Bとの各種係合処理をすることを特
徴とする。
【0024】なお、前記力制御型ロボット装置の制御方
法において、前記接触位置の取得処理は、少なくとも、
ステップP2Aで前記第1の物体15Aを把持した作業手段
13を目標位置に移動する移動処理をし、その後、ステ
ップP2Bで前記第2の物体15Bからの反力Foの検出に
基づいて接触状態を取得することを特徴とする。
法において、前記接触位置の取得処理は、少なくとも、
ステップP2Aで前記第1の物体15Aを把持した作業手段
13を目標位置に移動する移動処理をし、その後、ステ
ップP2Bで前記第2の物体15Bからの反力Foの検出に
基づいて接触状態を取得することを特徴とする。
【0025】また、前記力制御型ロボット装置の制御方
法において、前記被作業対象15の形状データD1は、
少なくとも、第1の物体15Aに係わり任意形状,多面体
形状,先端球形状及び円筒形状を持つものであることを
特徴とし、上記目的を達成する。
法において、前記被作業対象15の形状データD1は、
少なくとも、第1の物体15Aに係わり任意形状,多面体
形状,先端球形状及び円筒形状を持つものであることを
特徴とし、上記目的を達成する。
【0026】
【作用】本発明の力制御型ロボット装置によれば、図1
に示すように状態取得手段11,記憶手段12,作業手
段13及び制御手段14が具備され、位置検出手段11A
と力検出手段11Bから成る状態取得手段11が作業手段
13の一部に設けられ、該制御手段14に接触位置検出
手段14Aが設けられている。
に示すように状態取得手段11,記憶手段12,作業手
段13及び制御手段14が具備され、位置検出手段11A
と力検出手段11Bから成る状態取得手段11が作業手段
13の一部に設けられ、該制御手段14に接触位置検出
手段14Aが設けられている。
【0027】例えば、被作業対象15となる第1の物体
15Aと第2の物体15Bとの接触状態が制御手段14を介
して状態取得手段11により取得される。この際に、作
業手段13の位置,姿勢が位置検出手段11Aにより検出
され、第2の物体15Bからの反力FO が力検出手段11B
により検出される。
15Aと第2の物体15Bとの接触状態が制御手段14を介
して状態取得手段11により取得される。この際に、作
業手段13の位置,姿勢が位置検出手段11Aにより検出
され、第2の物体15Bからの反力FO が力検出手段11B
により検出される。
【0028】これにより、制御手段14に設けられた接
触位置検出部14Aと記憶手段12から読み出された被作
業対象15の形状データD1に基づいて、第1の物体15
Aと第2の物体15Bとの接触位置が自動検出される。そ
の後、所定位置において、第1の物体15Aと第2の物体
15Bとが作業手段13により、例えば、嵌め込み,組立
て作業等が実行される。
触位置検出部14Aと記憶手段12から読み出された被作
業対象15の形状データD1に基づいて、第1の物体15
Aと第2の物体15Bとの接触位置が自動検出される。そ
の後、所定位置において、第1の物体15Aと第2の物体
15Bとが作業手段13により、例えば、嵌め込み,組立
て作業等が実行される。
【0029】このため、従来例のような凹部に面取り部
分を有する第2の部材15Bに、第1の物体15Aを嵌め込
む組立て作業を行わせようとする場合であっても、該第
1の物体の到達状態を接触感知の有無にのみ依存するこ
となく、その接触位置を自動的に検出することが可能と
なる。
分を有する第2の部材15Bに、第1の物体15Aを嵌め込
む組立て作業を行わせようとする場合であっても、該第
1の物体の到達状態を接触感知の有無にのみ依存するこ
となく、その接触位置を自動的に検出することが可能と
なる。
【0030】これにより、該接触位置を基準にして第1
の物体15Aを把持した作業手段13の駆動制御を正確に
実行することが可能となる。さらに、本発明の力制御型
ロボット装置の制御方法によれば、図2(c)のフロー
チャートに示すように、ステップP2で予め記憶された
被作業対象15の形状データD1とその移動データD2
とに基づき、第1の物体15Aと第2の物体15Bとの接触
位置の取得処理をしている。
の物体15Aを把持した作業手段13の駆動制御を正確に
実行することが可能となる。さらに、本発明の力制御型
ロボット装置の制御方法によれば、図2(c)のフロー
チャートに示すように、ステップP2で予め記憶された
被作業対象15の形状データD1とその移動データD2
とに基づき、第1の物体15Aと第2の物体15Bとの接触
位置の取得処理をしている。
【0031】例えば、任意形状,多面体形状,先端球形
状及び円筒形状を持つ第1の物体15Aに係る形状データ
D1とその移動データD2とに基づき、ステップP2Aで
第1の物体15Aを把持した作業手段13を目標位置に移
動する移動処理をし、その後、ステップP2Bで第2の物
体15Bからの反力Foの検出に基づいて接触状態が取得
される。
状及び円筒形状を持つ第1の物体15Aに係る形状データ
D1とその移動データD2とに基づき、ステップP2Aで
第1の物体15Aを把持した作業手段13を目標位置に移
動する移動処理をし、その後、ステップP2Bで第2の物
体15Bからの反力Foの検出に基づいて接触状態が取得
される。
【0032】このため、第1の物体15Aを第2の物体15
Bに移動して作業をする場合,例えば、従来例のような
面取りされた凹部を有する第2の物体15Bに第1の物体
15Aを嵌め込む場合であっても、作業手段13に把持さ
れた第1の物体15Aが第2の物体15Bに到達した点,す
なわち、接触点が第2の物体15Bの凹部から外れ、その
面取りの範囲から外れた場合であっても、第1の物体15
Aが到達した接触位置を制御手段14において自動認識
することが可能となる。
Bに移動して作業をする場合,例えば、従来例のような
面取りされた凹部を有する第2の物体15Bに第1の物体
15Aを嵌め込む場合であっても、作業手段13に把持さ
れた第1の物体15Aが第2の物体15Bに到達した点,す
なわち、接触点が第2の物体15Bの凹部から外れ、その
面取りの範囲から外れた場合であっても、第1の物体15
Aが到達した接触位置を制御手段14において自動認識
することが可能となる。
【0033】このことから、該接触位置を基準にして第
2の物体15Bの凹部の面取りの範囲に移動制御をするこ
とで、ステップP3で無理に第1の物体15Aを第2の物
体15Bの凹部に押し込むことが無くなり、それに過大な
力を加えることも無くなる。また、制御エラーを頻繁に
発生することも無くなる。
2の物体15Bの凹部の面取りの範囲に移動制御をするこ
とで、ステップP3で無理に第1の物体15Aを第2の物
体15Bの凹部に押し込むことが無くなり、それに過大な
力を加えることも無くなる。また、制御エラーを頻繁に
発生することも無くなる。
【0034】これにより、第1の物体15Aを第2の物体
15Bに移動して、正確かつ再現性良く作業をすること、
及び、第1の物体15Aや状態取得手段11及び作業手段
13を所定形状に維持することが可能となる。
15Bに移動して、正確かつ再現性良く作業をすること、
及び、第1の物体15Aや状態取得手段11及び作業手段
13を所定形状に維持することが可能となる。
【0035】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図3〜9は、本発明の実施例に係る力
制御型ロボット装置及びその制御方法を説明する図であ
る。
いて説明をする。図3〜9は、本発明の実施例に係る力
制御型ロボット装置及びその制御方法を説明する図であ
る。
【0036】(1)第1の実施例の説明 図3は、本発明の各実施例に係る力制御型ロボット装置
の全体構成図であり、図4はその補足説明図である。ま
た、図5は、本発明の第1の実施例に係る力制御型ロボ
ット装置の制御フローチャートであり、図6はその補足
説明図をそれぞれ示している。
の全体構成図であり、図4はその補足説明図である。ま
た、図5は、本発明の第1の実施例に係る力制御型ロボ
ット装置の制御フローチャートであり、図6はその補足
説明図をそれぞれ示している。
【0037】例えば、第1の物体15Aの一例となる第1
の部材を把持して、作業台に固定された第2の物体15B
の一例となる第2の部材にそれを移動し、該部材15Bに
開孔された凹部に、それを嵌め込む力制御型ロボット装
置は、図3において、先端作業部21,把持部材形状記
憶部22,ロボットアーム23及びロボット制御装置2
4から成る。
の部材を把持して、作業台に固定された第2の物体15B
の一例となる第2の部材にそれを移動し、該部材15Bに
開孔された凹部に、それを嵌め込む力制御型ロボット装
置は、図3において、先端作業部21,把持部材形状記
憶部22,ロボットアーム23及びロボット制御装置2
4から成る。
【0038】すなわち、先端作業部21は状態取得手段
11の一実施例を構成するものであり、被作業対象15
となる第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触状態を
取得したり、該第1の部材15Aを把持するハンド21Cを
備えている。なお、先端作業部21がロボットアーム2
3の先端の一部に設けられ、該先端作業部21に位置検
出部21Aと力覚センサ21B等が設けられる。
11の一実施例を構成するものであり、被作業対象15
となる第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触状態を
取得したり、該第1の部材15Aを把持するハンド21Cを
備えている。なお、先端作業部21がロボットアーム2
3の先端の一部に設けられ、該先端作業部21に位置検
出部21Aと力覚センサ21B等が設けられる。
【0039】例えば、位置検出部21Aは位置検出手段11
Aの一例であり、不図示のカウンタ及びエンコーダ,タ
コメータ等から成る。その機能は、ロボットアーム23
の位置や姿勢を検出したり、把持中心の位置を検出し
て、例えば、その先端作業部21の接触位置Xoに係る
位置検出信号をロボット制御装置24の座標変換部24H
を介して位置制御部24Aに出力するものである。
Aの一例であり、不図示のカウンタ及びエンコーダ,タ
コメータ等から成る。その機能は、ロボットアーム23
の位置や姿勢を検出したり、把持中心の位置を検出し
て、例えば、その先端作業部21の接触位置Xoに係る
位置検出信号をロボット制御装置24の座標変換部24H
を介して位置制御部24Aに出力するものである。
【0040】力覚センサ21Bは力検出手段11Bの一部を
構成するものであり、第2の部材15Bからの反力FO を
検出し、例えば、力Foに係る力検出信号をロボット制
御装置24の力制御部24Bに出力するものである。な
お、力検出手段11Bには不図示の座標変換部が設けら
れ、その機能はハンド部座標系をロボット基準座標系に
変換するものである。
構成するものであり、第2の部材15Bからの反力FO を
検出し、例えば、力Foに係る力検出信号をロボット制
御装置24の力制御部24Bに出力するものである。な
お、力検出手段11Bには不図示の座標変換部が設けら
れ、その機能はハンド部座標系をロボット基準座標系に
変換するものである。
【0041】把持部材形状記憶部22は記憶手段12の
一実施例であり、第1の部材15Aの形状データD1を記
憶するものである。該形状データD1は、図6〜9に示
すような任意形状,多面体形状,先端球形状及び円筒形
状を持つ第1の部材15Aに係る内容である。また、該記
憶部22にはRAM(随時書込み読出し可能メモリ)等
を用いる。
一実施例であり、第1の部材15Aの形状データD1を記
憶するものである。該形状データD1は、図6〜9に示
すような任意形状,多面体形状,先端球形状及び円筒形
状を持つ第1の部材15Aに係る内容である。また、該記
憶部22にはRAM(随時書込み読出し可能メモリ)等
を用いる。
【0042】ロボットアーム23は作業手段13の一実
施例であり、形状データD1と移動データD2に基づ
き、第1の部材15Aと第2の部材15Bとを所定位置にお
いて、例えば、嵌め合い作業や組立作業等をするもので
ある。
施例であり、形状データD1と移動データD2に基づ
き、第1の部材15Aと第2の部材15Bとを所定位置にお
いて、例えば、嵌め合い作業や組立作業等をするもので
ある。
【0043】ロボット制御装置24は制御手段14の一
実施例であり、先端作業部21,把持部材形状記憶部2
2及びロボットアーム23の入出力を制御するものであ
る。例えば、該制御装置24は位置制御部24A,力制御
部24B,法線ベクトル算出部24C,接触位置検出部24
D,操作部24E,制御指令生成部24F,座標変換部24
G,24H,逆ヤコビ変換部24I及び加算部24Jから成
る。
実施例であり、先端作業部21,把持部材形状記憶部2
2及びロボットアーム23の入出力を制御するものであ
る。例えば、該制御装置24は位置制御部24A,力制御
部24B,法線ベクトル算出部24C,接触位置検出部24
D,操作部24E,制御指令生成部24F,座標変換部24
G,24H,逆ヤコビ変換部24I及び加算部24Jから成
る。
【0044】すなわち、位置制御部24Aは不図示の転置
直交変換行列(RT )演算部,選択行列(I−Sr)演
算部,直交行列(R)演算部,位置フィードバックゲイ
ン(cP )演算部から成る。その機能は、位置検出部21
Aから出力された位置Xoや制御指令生成部24Fから指
定された目標位置Xr及び位置パラメータに基づいて速
度指令信号VP を発生するものである。
直交変換行列(RT )演算部,選択行列(I−Sr)演
算部,直交行列(R)演算部,位置フィードバックゲイ
ン(cP )演算部から成る。その機能は、位置検出部21
Aから出力された位置Xoや制御指令生成部24Fから指
定された目標位置Xr及び位置パラメータに基づいて速
度指令信号VP を発生するものである。
【0045】また、力制御部24Bは不図示の転置直交変
換行列(RT )演算部,選択行列(Sf )演算部,直交
行列(R)演算部,力フィードバックゲイン(cf )演
算部から成る。その機能は、力覚センサ21Bから出力さ
れた力Foや外部から指定された設定力(力指令Fr)
及び力制御パラメータに基づいて力制御方向に係る速度
指令信号Vf を発生するものである。
換行列(RT )演算部,選択行列(Sf )演算部,直交
行列(R)演算部,力フィードバックゲイン(cf )演
算部から成る。その機能は、力覚センサ21Bから出力さ
れた力Foや外部から指定された設定力(力指令Fr)
及び力制御パラメータに基づいて力制御方向に係る速度
指令信号Vf を発生するものである。
【0046】法線ベクトル算出部24Cは第1の部材15A
と第2の部材15Bとの接触点の法線ベクトルを算出する
ものである。すなわち、法線ベクトル算出部24Cは、力
覚センサ21Bで検出された力Foに基づいて、第1の部
材15Aと第2の部材15Bとの接触点における法線ベクト
ルnを次のような算出処理をする。
と第2の部材15Bとの接触点の法線ベクトルを算出する
ものである。すなわち、法線ベクトル算出部24Cは、力
覚センサ21Bで検出された力Foに基づいて、第1の部
材15Aと第2の部材15Bとの接触点における法線ベクト
ルnを次のような算出処理をする。
【0047】例えば、第1の部材15Aを介してハンド21
Cが第2の部材15Bから受ける反力Foと力覚センサ座
標系O−X,Y,Zとの関係を示した図4(a)におい
て、接触力Foを基準座標系で表わすものとすれば、該
接触力Foはベクトル量で表され、その座標軸X、Y、
Z方向に対応した分力fX ,fY ,fZ で表される。ま
た、第2の部材15Bからの反力Foをベクトル表示する
と、(1)式,すなわち、 Fo=(fX ,fY ,fZ )T ……(1) となる。さらに、基準座標系で表した単位法線ベクトル
nは、図4(b)に示すように反力Foと逆向きのベク
トルとなり、その成分表示をすると、(2)式,すなわ
ち、
Cが第2の部材15Bから受ける反力Foと力覚センサ座
標系O−X,Y,Zとの関係を示した図4(a)におい
て、接触力Foを基準座標系で表わすものとすれば、該
接触力Foはベクトル量で表され、その座標軸X、Y、
Z方向に対応した分力fX ,fY ,fZ で表される。ま
た、第2の部材15Bからの反力Foをベクトル表示する
と、(1)式,すなわち、 Fo=(fX ,fY ,fZ )T ……(1) となる。さらに、基準座標系で表した単位法線ベクトル
nは、図4(b)に示すように反力Foと逆向きのベク
トルとなり、その成分表示をすると、(2)式,すなわ
ち、
【0048】
【数1】
【0049】となる。但し、|Fo|はベクトルの大き
さである。また、接触位置検出部24Dは接触位置検出部
14Aの一実施例であり、第1の部材15Aと第2の部材15
Bとの接触位置を検出するものである。操作部24Eは不
図示のサーボモータ,パワーアンプ,D/Aコンバー
タ,補償器等から成り、ロボットアーム23の出力制御
をするものである。
さである。また、接触位置検出部24Dは接触位置検出部
14Aの一実施例であり、第1の部材15Aと第2の部材15
Bとの接触位置を検出するものである。操作部24Eは不
図示のサーボモータ,パワーアンプ,D/Aコンバー
タ,補償器等から成り、ロボットアーム23の出力制御
をするものである。
【0050】制御指令生成部24Fは力指令Frの発生,
力制御パラメータの転送,位置指令Xrの発生,位置制
御パラメータの転送及び法線単位ベクトル算出部及び把
持部材形状記憶部22の各種制御信号等の発生をするも
のであり、接触位置に基づいて動作指令を生成する。な
お、制御指令生成部24Fには、オペレータによりロボッ
ト作業のための動作手順等のパラメータが設定される。
力制御パラメータの転送,位置指令Xrの発生,位置制
御パラメータの転送及び法線単位ベクトル算出部及び把
持部材形状記憶部22の各種制御信号等の発生をするも
のであり、接触位置に基づいて動作指令を生成する。な
お、制御指令生成部24Fには、オペレータによりロボッ
ト作業のための動作手順等のパラメータが設定される。
【0051】また、座標変換部24Gは第1の部材15Aと
第2の部材15Bとの接触位置に係る位置ベクトルPcを
基準座標系の位置ベクトルPc+Phに座標変換をする
ものであり、座標変換部f(θ)24Hはマニプレータの
関節角θをロボット基準座標系に変換するものである。
第2の部材15Bとの接触位置に係る位置ベクトルPcを
基準座標系の位置ベクトルPc+Phに座標変換をする
ものであり、座標変換部f(θ)24Hはマニプレータの
関節角θをロボット基準座標系に変換するものである。
【0052】なお、加算部24Jは位置制御部24A及び力
制御部24Bから出力された速度VP ,Vo ,Vf につい
て加算をするものであり、逆ヤコビ変換部24Iは加算さ
れた速度VK をロボットアーム23の関節の角速度ω=
dθ/dtに変換するものである。
制御部24Bから出力された速度VP ,Vo ,Vf につい
て加算をするものであり、逆ヤコビ変換部24Iは加算さ
れた速度VK をロボットアーム23の関節の角速度ω=
dθ/dtに変換するものである。
【0053】このようにして、本発明の各実施例に係る
力制御型ロボット装置によれば、図3に示すように先端
作業部21,把持部材形状記憶部22,ロボットアーム
23及びロボット制御装置24が具備され、位置検出部
21Aと力覚センサ21Bから成る先端作業部21がロボッ
トアーム23の一部に設けられ、該ロボット制御装置2
4に接触位置検出部24Dが設けられている。
力制御型ロボット装置によれば、図3に示すように先端
作業部21,把持部材形状記憶部22,ロボットアーム
23及びロボット制御装置24が具備され、位置検出部
21Aと力覚センサ21Bから成る先端作業部21がロボッ
トアーム23の一部に設けられ、該ロボット制御装置2
4に接触位置検出部24Dが設けられている。
【0054】例えば、把持部材となる第1の部材15Aと
固定部材となる第2の部材15Bとの接触状態がロボット
制御装置24を介して先端作業部21により取得され
る。この際に、ロボットアーム23の位置,姿勢が位置
検出部21Aにより検出され、第2の部材15Bからの反力
FO が力覚センサ21Bにより検出される。
固定部材となる第2の部材15Bとの接触状態がロボット
制御装置24を介して先端作業部21により取得され
る。この際に、ロボットアーム23の位置,姿勢が位置
検出部21Aにより検出され、第2の部材15Bからの反力
FO が力覚センサ21Bにより検出される。
【0055】これにより、ロボット制御装置24に設け
られた接触位置検出部24Dと把持部材形状記憶部22か
ら読み出された第1の部材15Bの形状データD1に基づ
いて、第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触位置が
自動検出される。その後、所定位置において、第1の部
材15Aと第2の部材15Bとがロボットアーム23によ
り、例えば、嵌め込み,組立て作業等が実行される。
られた接触位置検出部24Dと把持部材形状記憶部22か
ら読み出された第1の部材15Bの形状データD1に基づ
いて、第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触位置が
自動検出される。その後、所定位置において、第1の部
材15Aと第2の部材15Bとがロボットアーム23によ
り、例えば、嵌め込み,組立て作業等が実行される。
【0056】このため、従来例のような凹部に面取り部
分を有する第2の部材15Bに、第1の部材15Aを嵌め込
む組立て作業を行わせようとする場合であっても、該第
1の部材の到達状態を接触感知の有無にのみ依存するこ
となく、その接触位置を自動的に検出することが可能と
なる。
分を有する第2の部材15Bに、第1の部材15Aを嵌め込
む組立て作業を行わせようとする場合であっても、該第
1の部材の到達状態を接触感知の有無にのみ依存するこ
となく、その接触位置を自動的に検出することが可能と
なる。
【0057】これにより、該接触位置を基準にして第1
の部材15Aを把持したロボットアーム23の駆動制御を
正確に実行することが可能となる。次に、本発明の各実
施例に係る力制御型ロボット装置の制御方法について、
当該装置の動作を補足しながら説明をする。
の部材15Aを把持したロボットアーム23の駆動制御を
正確に実行することが可能となる。次に、本発明の各実
施例に係る力制御型ロボット装置の制御方法について、
当該装置の動作を補足しながら説明をする。
【0058】図5は、本発明の第1の実施例に係る力制
御型ロボット装置の制御フローチャートであり、図6
(a),(b)はその補足説明図をそれぞれ示してい
る。例えば、第1の部材15Aが図6(a)に示すような
任意形状の部材の場合であって、それを作業台に固定さ
れた第2の部材15Bにそれを移動し、図6(b)に示す
ような該部材15Bに開孔された凹部に、それを嵌め込む
ロボット制御を行う場合、図5のフローチャートにおい
て、まず、ステップP1で予め、第1の部材15Aの形状
データD1の記憶処理をする。
御型ロボット装置の制御フローチャートであり、図6
(a),(b)はその補足説明図をそれぞれ示してい
る。例えば、第1の部材15Aが図6(a)に示すような
任意形状の部材の場合であって、それを作業台に固定さ
れた第2の部材15Bにそれを移動し、図6(b)に示す
ような該部材15Bに開孔された凹部に、それを嵌め込む
ロボット制御を行う場合、図5のフローチャートにおい
て、まず、ステップP1で予め、第1の部材15Aの形状
データD1の記憶処理をする。
【0059】この際に、オペレータはハンド21Cの把持
中心を原点とする作業座標系(OW −XW ,YW ,
ZW )で表した第1の部材15Aの表面の点の位置ベクト
ルPiを(3)式,すなわち、 Pi=(xi ,yi ,zi ) i=1,2,3……k ……(3) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
中心を原点とする作業座標系(OW −XW ,YW ,
ZW )で表した第1の部材15Aの表面の点の位置ベクト
ルPiを(3)式,すなわち、 Pi=(xi ,yi ,zi ) i=1,2,3……k ……(3) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
【0060】ただし、第1の部材15Aを把持するハンド
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の部材15Aの供給位置が一
定であり、ロボットが第1の部材15Aを把持する時の位
置・姿勢が一定であれば満たされる。
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の部材15Aの供給位置が一
定であり、ロボットが第1の部材15Aを把持する時の位
置・姿勢が一定であれば満たされる。
【0061】次いで、ステップP2で第1の部材15Aを
把持したロボットアーム23を目標位置に移動する移動
処理をする。ここで、制御指令生成部24Fでは移動デー
タD2の内容となる力指令Frや位置指令Xrの発生を
する。これにより、制御指令生成部24Fから指定された
目標位置Xr及び位置パラメータに基づいて速度指令信
号VP が発生され、加算部24Jにより位置制御部24A及
び力制御部24Bから出力された速度VP ,Vo ,Vf が
加算される。
把持したロボットアーム23を目標位置に移動する移動
処理をする。ここで、制御指令生成部24Fでは移動デー
タD2の内容となる力指令Frや位置指令Xrの発生を
する。これにより、制御指令生成部24Fから指定された
目標位置Xr及び位置パラメータに基づいて速度指令信
号VP が発生され、加算部24Jにより位置制御部24A及
び力制御部24Bから出力された速度VP ,Vo ,Vf が
加算される。
【0062】また、逆ヤコビ変換部24Iにより速度VK
がロボットアーム23の間接の角速度θに変換され、そ
れに基づいて操作部24Eによりロボットアーム23の出
力が制御される。このことで第1の部材15Aが把持され
たハンド21Cがロボットアーム23を介して第2の部材
15Bの目標位置に向けて移動される。
がロボットアーム23の間接の角速度θに変換され、そ
れに基づいて操作部24Eによりロボットアーム23の出
力が制御される。このことで第1の部材15Aが把持され
たハンド21Cがロボットアーム23を介して第2の部材
15Bの目標位置に向けて移動される。
【0063】その後、ステップP3で第2の部材15Bか
らの反力Foの検出に基づいて接触状態を取得する。こ
こで、位置検出部21Aによりロボットアーム23の位置
や姿勢が検出されたり、把持中心の位置が検出され、そ
の先端作業部21の接触位置Xoに係る位置検出信号が
ロボット制御装置24の座標変換部24Hを介して位置制
御部24Aに出力される。
らの反力Foの検出に基づいて接触状態を取得する。こ
こで、位置検出部21Aによりロボットアーム23の位置
や姿勢が検出されたり、把持中心の位置が検出され、そ
の先端作業部21の接触位置Xoに係る位置検出信号が
ロボット制御装置24の座標変換部24Hを介して位置制
御部24Aに出力される。
【0064】また、力覚センサ21Bにより第2の部材15
Bからの反力FO が検出され、その力Foに係る力検出
信号がロボット制御装置24の力制御部24Bに出力さ
れ、把持部材形状記憶部22から第1の部材15Aの任意
形状に係る形状データD1が読み出される。
Bからの反力FO が検出され、その力Foに係る力検出
信号がロボット制御装置24の力制御部24Bに出力さ
れ、把持部材形状記憶部22から第1の部材15Aの任意
形状に係る形状データD1が読み出される。
【0065】この際に、位置制御部24Aでは、位置検出
部21Aから出力された位置Xoや制御指令生成部24Fか
ら指定された目標位置Xr及び位置パラメータに基づい
て速度指令信号VP が発生される。また、力制御部24B
では、力覚センサ21Bから出力された力Foや外部から
指定された設定力(力指令Fr)及び力制御パラメータ
に基づいて力制御方向に係る速度指令信号Vf が発生さ
れる。
部21Aから出力された位置Xoや制御指令生成部24Fか
ら指定された目標位置Xr及び位置パラメータに基づい
て速度指令信号VP が発生される。また、力制御部24B
では、力覚センサ21Bから出力された力Foや外部から
指定された設定力(力指令Fr)及び力制御パラメータ
に基づいて力制御方向に係る速度指令信号Vf が発生さ
れる。
【0066】さらに、法線ベクトル算出部24Cでは第1
の部材15Aと第2の部材15Bとの接触点の法線ベクトル
nが算出される。これにより、接触位置検出部24Dで
は、第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触位置が検
出される。
の部材15Aと第2の部材15Bとの接触点の法線ベクトル
nが算出される。これにより、接触位置検出部24Dで
は、第1の部材15Aと第2の部材15Bとの接触位置が検
出される。
【0067】例えば、接触位置検出部ではハンド21Cの
把持中心(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O
W )、法線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクト
ルn、把持部材形状記憶部22に格納されている第1の
部材15Aの頂点の位置ベクトルPiから、第1の部材15
Aと第2の部材15Bの接触点の位置Pcを検出する。
把持中心(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O
W )、法線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクト
ルn、把持部材形状記憶部22に格納されている第1の
部材15Aの頂点の位置ベクトルPiから、第1の部材15
Aと第2の部材15Bの接触点の位置Pcを検出する。
【0068】この際の接触位置の検出は、ハンド21Cの
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(4)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(4) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。このと
き、把持中心点OW を通り、法線ベクトルnに垂直な平
面Π上の点P(x,y,z)を基準座標系で表すと、式
(5),すなわち、 (P−Ph)n=0……(5) を満たす。
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(4)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(4) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。このと
き、把持中心点OW を通り、法線ベクトルnに垂直な平
面Π上の点P(x,y,z)を基準座標系で表すと、式
(5),すなわち、 (P−Ph)n=0……(5) を満たす。
【0069】さらに、ステップP4で形状データD1と
移動データD2とに基づいて、第1の部材15Aと第2の
部材15Bとの接触位置Pcの算出処理をする。この際
に、第1の部材15Aが第2の部材15Bに最初に接触する
点は、第1の部材15Aの表面上の点の中で平面Πから最
も遠い点である。この第1の部材15Aの表面の点Piを
基準座標系で表すと、Pi+Phであり、その接触位置
Pcを、式(6),すなわち、 Pc=(xC ,yC ,zC )……(6) と置くと、該接触位置Pcは平面Πの最遠点かつ平面の
ベクトルnの正の向きに位置することから、式(7),
すなわち、 Pc・n=max(Pi・n)……(7) を満足する。従って、(7)式を満たすPcを用いて、
基準座標系で表した接触位置PcはPc+Phとなる。
移動データD2とに基づいて、第1の部材15Aと第2の
部材15Bとの接触位置Pcの算出処理をする。この際
に、第1の部材15Aが第2の部材15Bに最初に接触する
点は、第1の部材15Aの表面上の点の中で平面Πから最
も遠い点である。この第1の部材15Aの表面の点Piを
基準座標系で表すと、Pi+Phであり、その接触位置
Pcを、式(6),すなわち、 Pc=(xC ,yC ,zC )……(6) と置くと、該接触位置Pcは平面Πの最遠点かつ平面の
ベクトルnの正の向きに位置することから、式(7),
すなわち、 Pc・n=max(Pi・n)……(7) を満足する。従って、(7)式を満たすPcを用いて、
基準座標系で表した接触位置PcはPc+Phとなる。
【0070】その後、ステップP5で第1の部材15Aと
第2の部材15Bとの各種係合処理をする。この際に、ロ
ボットアーム23により接触位置Pcを基準にして、第
1の部材15Aと第2の部材15Bとが所定位置に移動補正
され、それらの嵌め合い作業や組立作業等が行われる。
第2の部材15Bとの各種係合処理をする。この際に、ロ
ボットアーム23により接触位置Pcを基準にして、第
1の部材15Aと第2の部材15Bとが所定位置に移動補正
され、それらの嵌め合い作業や組立作業等が行われる。
【0071】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る力制御型ロボット装置の制御方法によれば、図5の
制御フローチャートに示すように、ステップP2で予め
記憶された第1の部材15Aの任意形状に係る形状データ
D1とその移動データD2とに基づき、該第1の部材15
Aと第2の部材15Bとの接触位置の取得処理をしてい
る。
係る力制御型ロボット装置の制御方法によれば、図5の
制御フローチャートに示すように、ステップP2で予め
記憶された第1の部材15Aの任意形状に係る形状データ
D1とその移動データD2とに基づき、該第1の部材15
Aと第2の部材15Bとの接触位置の取得処理をしてい
る。
【0072】このため、第1の部材15Aを第2の部材15
Bに移動して作業をする場合であって、任意形状を持つ
第1の部材15Aに係る形状データD1とその移動データ
D2とに基づき、ステップP2で第1の部材15Aを把持
したロボットアーム23が目標位置に移動され、その
後、ステップP3で第2の部材15Bからの反力Foの検
出に基づいて接触状態が取得される。
Bに移動して作業をする場合であって、任意形状を持つ
第1の部材15Aに係る形状データD1とその移動データ
D2とに基づき、ステップP2で第1の部材15Aを把持
したロボットアーム23が目標位置に移動され、その
後、ステップP3で第2の部材15Bからの反力Foの検
出に基づいて接触状態が取得される。
【0073】このことで、例えば、従来例のような面取
りされた凹部を有する第2の部材15Bに第1の部材15A
を嵌め込む場合であっても、ロボットアーム23に把持
された第1の部材15Aが第2の部材15Bに到達した点,
すなわち、接触点が第2の部材15Bの凹部から外れ、そ
の面取りの範囲から外れた場合であっても、第1の部材
15Aが到達した接触位置Pcをロボット制御装置24に
おいて自動認識することが可能となる。
りされた凹部を有する第2の部材15Bに第1の部材15A
を嵌め込む場合であっても、ロボットアーム23に把持
された第1の部材15Aが第2の部材15Bに到達した点,
すなわち、接触点が第2の部材15Bの凹部から外れ、そ
の面取りの範囲から外れた場合であっても、第1の部材
15Aが到達した接触位置Pcをロボット制御装置24に
おいて自動認識することが可能となる。
【0074】このことから、該接触位置を基準にして第
2の部材15Bの凹部の面取りの範囲に移動制御をするこ
とで、無理に第1の部材15Aを第2の部材15Bの凹部に
押し込むことが無くなり、それに過大な力を加えること
も無くなる。また、制御エラーを頻繁に発生することも
無くなる。
2の部材15Bの凹部の面取りの範囲に移動制御をするこ
とで、無理に第1の部材15Aを第2の部材15Bの凹部に
押し込むことが無くなり、それに過大な力を加えること
も無くなる。また、制御エラーを頻繁に発生することも
無くなる。
【0075】これにより、第1の部材15Aを第2の部材
15Bに移動して、ステップP5で正確かつ再現性良く作
業をすること、及び、第1の部材15Aや先端作業部21
及びロボットアーム23を所定形状に維持することが可
能となる。
15Bに移動して、ステップP5で正確かつ再現性良く作
業をすること、及び、第1の部材15Aや先端作業部21
及びロボットアーム23を所定形状に維持することが可
能となる。
【0076】なお、第1の部材15Aが任意形状の部材に
は、該部材の形状を表すのに充分な点の位置ベクトルP
iを与える必要があるが、形状が比較的単純な部材で
は、ある特徴的な位置ベクトルを与えればよい。
は、該部材の形状を表すのに充分な点の位置ベクトルP
iを与える必要があるが、形状が比較的単純な部材で
は、ある特徴的な位置ベクトルを与えればよい。
【0077】以下、第1の部材15Aが多面体の部材、先
端が球形の部材、円筒形の部材の場合について、その接
触位置検出部24Dと把持部材形状記憶部22の動作を中
心に説明をする。
端が球形の部材、円筒形の部材の場合について、その接
触位置検出部24Dと把持部材形状記憶部22の動作を中
心に説明をする。
【0078】(2)第2の実施例の説明 図7(a),(b)は、本発明の第2の実施例に係る力
制御型ロボット装置の制御方法の補足説明図を示してい
る。
制御型ロボット装置の制御方法の補足説明図を示してい
る。
【0079】図7(a)において、第1の実施例と異な
るのは第2の実施例では、第1の部材25Aが多面体の部
材の場合であって、それを作業台に固定された第2の部
材25Bにそれを移動し、図7(b)に示すような該部材
25Bに開孔された凹部に、それを嵌め込むロボット制御
を行うものである。
るのは第2の実施例では、第1の部材25Aが多面体の部
材の場合であって、それを作業台に固定された第2の部
材25Bにそれを移動し、図7(b)に示すような該部材
25Bに開孔された凹部に、それを嵌め込むロボット制御
を行うものである。
【0080】なお、第2の実施例に係る力制御型ロボッ
ト装置の構成やその制御フローチャートは、第1の実施
例に係る力制御型ロボット装置の構成と制御フローチャ
ートと基本的に同様であるため、その接触位置検出部24
Dと把持部材形状記憶部22の動作を説明をする。
ト装置の構成やその制御フローチャートは、第1の実施
例に係る力制御型ロボット装置の構成と制御フローチャ
ートと基本的に同様であるため、その接触位置検出部24
Dと把持部材形状記憶部22の動作を説明をする。
【0081】すなわち、まず、図5の制御フローチャー
トのステップP1で予め、第1の部材25Aの多面体に係
る形状データD1の記憶処理をする。この際に、オペレ
ータはハンド21Cの把持中心を原点とする作業座標系
(OW −XW ,YW ,ZW )で表した第1の部材25Aの
表面の点の位置ベクトルPiを(8)式,すなわち、 Pi=(xi ,yi ,zi ) i=1,2,3……k ……(8) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
トのステップP1で予め、第1の部材25Aの多面体に係
る形状データD1の記憶処理をする。この際に、オペレ
ータはハンド21Cの把持中心を原点とする作業座標系
(OW −XW ,YW ,ZW )で表した第1の部材25Aの
表面の点の位置ベクトルPiを(8)式,すなわち、 Pi=(xi ,yi ,zi ) i=1,2,3……k ……(8) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
【0082】ただし、第1の部材25Aを把持するハンド
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の実施例と同様である。ま
た、図5の制御フローチャートのステップP3における
接触状態の取得処理も同様に、ハンド21Cの把持中心
(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O W )、法
線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクトルn、把
持部材形状記憶部22に格納されている第1の部材25A
の頂点の位置ベクトルPiから、第1の部材25Aと第2
の部材25Bの接触点の位置Pcを検出する。
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の実施例と同様である。ま
た、図5の制御フローチャートのステップP3における
接触状態の取得処理も同様に、ハンド21Cの把持中心
(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O W )、法
線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクトルn、把
持部材形状記憶部22に格納されている第1の部材25A
の頂点の位置ベクトルPiから、第1の部材25Aと第2
の部材25Bの接触点の位置Pcを検出する。
【0083】この際の接触位置の検出は、ハンド21Cの
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(9)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(9) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。このと
き、把持中心OW を通り、法線ベクトルnに垂直な平面
Π上の点P(x,y,z)を基準座標系で表すと、式
(10),すなわち、 (P−Ph)n=0……(10) を満たす。
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(9)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(9) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。このと
き、把持中心OW を通り、法線ベクトルnに垂直な平面
Π上の点P(x,y,z)を基準座標系で表すと、式
(10),すなわち、 (P−Ph)n=0……(10) を満たす。
【0084】さらに、図5の制御フローチャートのステ
ップP4で形状データD1と移動データD2とに基づい
て、第1の部材25Aと第2の部材25Bとの接触位置Pc
の算出処理をする。この際に、第1の部材25Aが第2の
部材25Bに最初に接触する点は、第1の部材25Aの表面
上の点の中で平面Πから最も遠い点である。この第1の
部材25Aの表面の点Piを基準座標系で表すと、Pi+
Phであり、その接触位置Pcを、式(11),すなわ
ち、 Pc=(xC ,yC ,zC )……(11) と置くと、該接触位置Pcは平面Πの最遠点かつ平面の
ベクトルnの正の向きに位置することから、式(12),
すなわち、 Pc・n=max(Pi・n)……(12) を満足する。従って、(12)式を満たすPcを用いて、
基準座標系で表した接触位置PcはPc+Phとなる。
ップP4で形状データD1と移動データD2とに基づい
て、第1の部材25Aと第2の部材25Bとの接触位置Pc
の算出処理をする。この際に、第1の部材25Aが第2の
部材25Bに最初に接触する点は、第1の部材25Aの表面
上の点の中で平面Πから最も遠い点である。この第1の
部材25Aの表面の点Piを基準座標系で表すと、Pi+
Phであり、その接触位置Pcを、式(11),すなわ
ち、 Pc=(xC ,yC ,zC )……(11) と置くと、該接触位置Pcは平面Πの最遠点かつ平面の
ベクトルnの正の向きに位置することから、式(12),
すなわち、 Pc・n=max(Pi・n)……(12) を満足する。従って、(12)式を満たすPcを用いて、
基準座標系で表した接触位置PcはPc+Phとなる。
【0085】なお、第1の部材25Aが多面体の場合、そ
の把持姿勢によっては接触位置Pcが頂点ではなく、該
部材25Aの辺あるいは面となる場合がある。かかる第1
の部材25Aの辺あるいは面が接触した時は、(12)式を
満たす頂点が複数点をなる。例えば、第1の部材25Aの
辺が接触したときはその2点が、また、面が接触したと
きは3点以上の点が、(12)式を満たす。
の把持姿勢によっては接触位置Pcが頂点ではなく、該
部材25Aの辺あるいは面となる場合がある。かかる第1
の部材25Aの辺あるいは面が接触した時は、(12)式を
満たす頂点が複数点をなる。例えば、第1の部材25Aの
辺が接触したときはその2点が、また、面が接触したと
きは3点以上の点が、(12)式を満たす。
【0086】このとき、作業対象となる第2の部材25B
の形状が平面であるか否かによって、第1の部材25Aの
辺、その面全体が接触しているか、又は、その辺や面に
含まれるある1点が第2の部材25Bの面に接触している
かの2つに場合に分られる。本発明の実施例では、対象
部材が不定である場合の接触位置の検出を目的としてい
るので、対象部材25A,25Bが平面であるか曲面で有る
かの判断は行わない。
の形状が平面であるか否かによって、第1の部材25Aの
辺、その面全体が接触しているか、又は、その辺や面に
含まれるある1点が第2の部材25Bの面に接触している
かの2つに場合に分られる。本発明の実施例では、対象
部材が不定である場合の接触位置の検出を目的としてい
るので、対象部材25A,25Bが平面であるか曲面で有る
かの判断は行わない。
【0087】従って、複数の点が(12)式を満たす時
は、第1の部材25Aの辺や面が接触したものと認識し、
2つの場合分けを行わない。このようにして、本発明の
第2の実施例に係る力制御型ロボット装置の制御方法に
よれば、図5の制御フローチャートのステップP3で予
め記憶された第1の部材25Aの多面体に係る形状データ
D1とその移動データD2とに基づき、該第1の部材25
Aと第2の部材25Bとの接触位置が取得処理される。
は、第1の部材25Aの辺や面が接触したものと認識し、
2つの場合分けを行わない。このようにして、本発明の
第2の実施例に係る力制御型ロボット装置の制御方法に
よれば、図5の制御フローチャートのステップP3で予
め記憶された第1の部材25Aの多面体に係る形状データ
D1とその移動データD2とに基づき、該第1の部材25
Aと第2の部材25Bとの接触位置が取得処理される。
【0088】例えば、図5の制御フローチャートのステ
ップP4で第2の部材25Bからの反力Foの検出に基づ
いて接触状態が取得される。このため、第1の実施例と
同様に、第1の部材25Aを第2の部材25Bに移動して作
業をする場合に、第1の部材25Aが第2の部材25Bに到
達した点,すなわち、接触点が第2の部材25Bの凹部か
ら外れた場合であっても、第1の部材25Aが到達した接
触位置Pcをロボット制御装置24において自動認識す
ることが可能となる。
ップP4で第2の部材25Bからの反力Foの検出に基づ
いて接触状態が取得される。このため、第1の実施例と
同様に、第1の部材25Aを第2の部材25Bに移動して作
業をする場合に、第1の部材25Aが第2の部材25Bに到
達した点,すなわち、接触点が第2の部材25Bの凹部か
ら外れた場合であっても、第1の部材25Aが到達した接
触位置Pcをロボット制御装置24において自動認識す
ることが可能となる。
【0089】これにより、第1の実施例と同様に、該接
触位置Pcを基準にして第2の部材25Bの凹部の範囲に
移動制御をすることで、正確かつ再現性良く作業をする
こと、及び、第1の部材25Aや先端作業部21及びロボ
ットアーム23を所定形状に維持することが可能とな
る。
触位置Pcを基準にして第2の部材25Bの凹部の範囲に
移動制御をすることで、正確かつ再現性良く作業をする
こと、及び、第1の部材25Aや先端作業部21及びロボ
ットアーム23を所定形状に維持することが可能とな
る。
【0090】(3)第3の実施例の説明 図8(a),(b)は、本発明の第3の実施例に係る力
制御型ロボット装置の制御方法の補足説明図を示してい
る。
制御型ロボット装置の制御方法の補足説明図を示してい
る。
【0091】図8(a)において、第1,第2の実施例
と異なるのは第3の実施例では、第1の部材35Aが球形
部材の場合であって、それを作業台に固定された第2の
部材35Bにそれを移動し、図8(b)に示すような該部
材35Bに開孔された凹部に、それを嵌め込むロボット制
御を行うものである。
と異なるのは第3の実施例では、第1の部材35Aが球形
部材の場合であって、それを作業台に固定された第2の
部材35Bにそれを移動し、図8(b)に示すような該部
材35Bに開孔された凹部に、それを嵌め込むロボット制
御を行うものである。
【0092】なお、第3の実施例に係る力制御型ロボッ
ト装置の構成やその制御フローチャートは、第1の実施
例に係る力制御型ロボット装置の構成と制御フローチャ
ートと基本的に同様であるため、その接触位置検出部24
Dと把持部材形状記憶部22の動作を説明をする。
ト装置の構成やその制御フローチャートは、第1の実施
例に係る力制御型ロボット装置の構成と制御フローチャ
ートと基本的に同様であるため、その接触位置検出部24
Dと把持部材形状記憶部22の動作を説明をする。
【0093】すなわち、まず、図5の制御フローチャー
トのステップP1で予め、第1の部材35Aの球形に係る
形状データD1の記憶処理をする。この際に、オペレー
タはハンド21Cの把持中心を原点とする作業座標系(O
W −XW ,YW ,ZW )で表した第1の部材35Aの先端
の球の中心位置の位置ベクトルPoを(13)式,すなわ
ち、 Po=(xO ,yO ,zO ) ……(13) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
トのステップP1で予め、第1の部材35Aの球形に係る
形状データD1の記憶処理をする。この際に、オペレー
タはハンド21Cの把持中心を原点とする作業座標系(O
W −XW ,YW ,ZW )で表した第1の部材35Aの先端
の球の中心位置の位置ベクトルPoを(13)式,すなわ
ち、 Po=(xO ,yO ,zO ) ……(13) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
【0094】ただし、第1の部材35Aを把持するハンド
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の実施例と同様である。ま
た、図5の制御フローチャートのステップP3における
接触状態の取得処理も同様に、ハンド21Cの把持中心
(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O W )、法
線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクトルn、把
持部材形状記憶部22に格納されている第1の部材35A
の頂点の位置ベクトルPoから、第1の部材35Aと第2
の部材35Bの接触点の位置Pcを検出する。
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の実施例と同様である。ま
た、図5の制御フローチャートのステップP3における
接触状態の取得処理も同様に、ハンド21Cの把持中心
(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O W )、法
線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクトルn、把
持部材形状記憶部22に格納されている第1の部材35A
の頂点の位置ベクトルPoから、第1の部材35Aと第2
の部材35Bの接触点の位置Pcを検出する。
【0095】この際の接触位置の検出は、ハンド21Cの
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(14)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(14) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(14)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(14) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。
【0096】さらに、図5の制御フローチャートのステ
ップP4で形状データD1と移動データD2とに基づい
て、第1の部材35Aと第2の部材35Bとの接触位置Pc
の算出処理をする。この際に、球形である第1の部材35
Aが第2の部材35Bに最初に接触する点の法線ベクトル
nは、球の中心Poと接触点Pcを結ぶ直線上にある。
従って、球の半径をrとすると、接触位置Pcは、式
(15),すなわち、 Pc=Po+rn ……(15) となる。従って、(15)式を満たすPcを用いて、基準
座標系で表した接触位置PcはPc+Phとなる。
ップP4で形状データD1と移動データD2とに基づい
て、第1の部材35Aと第2の部材35Bとの接触位置Pc
の算出処理をする。この際に、球形である第1の部材35
Aが第2の部材35Bに最初に接触する点の法線ベクトル
nは、球の中心Poと接触点Pcを結ぶ直線上にある。
従って、球の半径をrとすると、接触位置Pcは、式
(15),すなわち、 Pc=Po+rn ……(15) となる。従って、(15)式を満たすPcを用いて、基準
座標系で表した接触位置PcはPc+Phとなる。
【0097】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る力制御型ロボット装置の制御方法によれば、図5の
制御フローチャートのステップP3で予め記憶された第
1の部材35Aの球形に係る形状データD1とその移動デ
ータD2とに基づき、該第1の部材35Aと第2の部材35
Bとの接触位置が取得処理される。
係る力制御型ロボット装置の制御方法によれば、図5の
制御フローチャートのステップP3で予め記憶された第
1の部材35Aの球形に係る形状データD1とその移動デ
ータD2とに基づき、該第1の部材35Aと第2の部材35
Bとの接触位置が取得処理される。
【0098】例えば、図5の制御フローチャートのステ
ップP4で第2の部材35Bからの反力Foの検出に基づ
いて接触状態が取得される。このため、第1,第2の実
施例と同様に、第1の部材35Aを第2の部材35Bに移動
して作業をする場合に、第1の部材35Aが第2の部材35
Bに到達した点,すなわち、接触点が第2の部材35Bの
凹部から外れた場合であっても、第1の部材35Aが到達
した接触位置Pcをロボット制御装置24において自動
認識することが可能となる。
ップP4で第2の部材35Bからの反力Foの検出に基づ
いて接触状態が取得される。このため、第1,第2の実
施例と同様に、第1の部材35Aを第2の部材35Bに移動
して作業をする場合に、第1の部材35Aが第2の部材35
Bに到達した点,すなわち、接触点が第2の部材35Bの
凹部から外れた場合であっても、第1の部材35Aが到達
した接触位置Pcをロボット制御装置24において自動
認識することが可能となる。
【0099】これにより、第1,第2の実施例と同様
に、該接触位置Pcを基準にして第2の部材35Bの凹部
の範囲に移動制御をすることで、正確かつ再現性良く作
業をすること、及び、第1の部材35Aや先端作業部21
及びロボットアーム23を所定形状に維持することが可
能となる。
に、該接触位置Pcを基準にして第2の部材35Bの凹部
の範囲に移動制御をすることで、正確かつ再現性良く作
業をすること、及び、第1の部材35Aや先端作業部21
及びロボットアーム23を所定形状に維持することが可
能となる。
【0100】(4)第4の実施例の説明 図9(a),(b)は、本発明の第4の実施例に係る力
制御型ロボット装置の制御方法の補足説明図を示してい
る。
制御型ロボット装置の制御方法の補足説明図を示してい
る。
【0101】図9(a)において、第1〜第3の実施例
と異なるのは第4の実施例では、第1の部材45Aが円筒
形部材の場合であって、それを作業台に固定された第2
の部材45Bにそれを移動し、図9(b)に示すような該
部材45Bに開孔された凹部に、それを嵌め込むロボット
制御を行うものである。
と異なるのは第4の実施例では、第1の部材45Aが円筒
形部材の場合であって、それを作業台に固定された第2
の部材45Bにそれを移動し、図9(b)に示すような該
部材45Bに開孔された凹部に、それを嵌め込むロボット
制御を行うものである。
【0102】なお、第4の実施例に係る力制御型ロボッ
ト装置の構成やその制御フローチャートは、第1の実施
例に係る力制御型ロボット装置の構成と制御フローチャ
ートと基本的に同様であるため、その接触位置検出部24
Dと把持部材形状記憶部22の動作を説明をする。
ト装置の構成やその制御フローチャートは、第1の実施
例に係る力制御型ロボット装置の構成と制御フローチャ
ートと基本的に同様であるため、その接触位置検出部24
Dと把持部材形状記憶部22の動作を説明をする。
【0103】すなわち、まず、図5の制御フローチャー
トのステップP1で予め、第1の部材45Aの円筒形に係
る形状データD1の記憶処理をする。この際に、オペレ
ータはハンド21Cの把持中心を原点とする作業座標系
(OW −XW ,YW ,ZW )で表した第1の部材45Aの
円筒の端面円の中心位置に係る位置ベクトルPoを(1
6)式,すなわち、 Po=(xO ,yO ,zO ) ……(16) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
トのステップP1で予め、第1の部材45Aの円筒形に係
る形状データD1の記憶処理をする。この際に、オペレ
ータはハンド21Cの把持中心を原点とする作業座標系
(OW −XW ,YW ,ZW )で表した第1の部材45Aの
円筒の端面円の中心位置に係る位置ベクトルPoを(1
6)式,すなわち、 Po=(xO ,yO ,zO ) ……(16) を把持部材形状記憶部22に予め与えておく。
【0104】ただし、第1の部材45Aを把持するハンド
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の実施例と同様である。ま
た、図5の制御フローチャートのステップP3における
接触状態の取得処理も同様に、ハンド21Cの把持中心
(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O W )、法
線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクトルn、把
持部材形状記憶部22に格納されている第1の部材45A
の円筒の端面円の位置ベクトルPoから、第1の部材45
Aと第2の部材45Bの接触点の位置Pcを検出する。
21Cのロボット作業中の位置や姿勢は常に一定であるも
のとする。この条件は、第1の実施例と同様である。ま
た、図5の制御フローチャートのステップP3における
接触状態の取得処理も同様に、ハンド21Cの把持中心
(作業座標系OW −XW ,YW ,ZW の原点O W )、法
線ベクトル算出部24Cで算出された法線ベクトルn、把
持部材形状記憶部22に格納されている第1の部材45A
の円筒の端面円の位置ベクトルPoから、第1の部材45
Aと第2の部材45Bの接触点の位置Pcを検出する。
【0105】この際の接触位置の検出は、ハンド21Cの
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(17)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(17) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。
把持中心OW の位置を基準座標系で表した時の位置ベク
トルPhを、(17)式,すなわち、 Ph=(xh ,yh ,zh )……(17) とすると、該位置ベクトルPhは、ロボットの順運動学
に従って座標変換を行うことにより算出できる。
【0106】さらに、図5の制御フローチャートのステ
ップP4で形状データD1と移動データD2とに基づい
て、第1の部材45Aと第2の部材45Bとの接触位置Pc
の算出処理をする。この際に、円筒形である第1の部材
45Aが第2の部材45Bに最初に接触する点Phが円筒の
中心軸上にあれば、位置ベクトルPoと法線ベクトルn
とは、同一平面に存在する。従って、円筒の中心Poと
接触位置Pcと結ぶ単位ベクトルをa,円の半径をrと
すると、接触位置Pcは、式(18),すなわち、
ップP4で形状データD1と移動データD2とに基づい
て、第1の部材45Aと第2の部材45Bとの接触位置Pc
の算出処理をする。この際に、円筒形である第1の部材
45Aが第2の部材45Bに最初に接触する点Phが円筒の
中心軸上にあれば、位置ベクトルPoと法線ベクトルn
とは、同一平面に存在する。従って、円筒の中心Poと
接触位置Pcと結ぶ単位ベクトルをa,円の半径をrと
すると、接触位置Pcは、式(18),すなわち、
【0107】
【数2】
【0108】となる。従って、(18)式を満たすPcを
用いて、基準座標系で表した接触位置PcはPc+Ph
となる。
用いて、基準座標系で表した接触位置PcはPc+Ph
となる。
【0109】このようにして、本発明の第4の実施例に
係る力制御型ロボット装置の制御方法によれば、図5の
制御フローチャートのステップP3で予め記憶された第
1の部材45Aの円筒形に係る形状データD1とその移動
データD2とに基づき、該第1の部材45Aと第2の部材
45Bとの接触位置が取得処理される。
係る力制御型ロボット装置の制御方法によれば、図5の
制御フローチャートのステップP3で予め記憶された第
1の部材45Aの円筒形に係る形状データD1とその移動
データD2とに基づき、該第1の部材45Aと第2の部材
45Bとの接触位置が取得処理される。
【0110】例えば、図5の制御フローチャートのステ
ップP4で第2の部材45Bからの反力Foの検出に基づ
いて接触状態が取得される。このため、第1〜第3の実
施例と同様に、第1の部材45Aを第2の部材45Bに移動
して作業をする場合に、第1の部材45Aが第2の部材45
Bに到達した点,すなわち、接触点が第2の部材45Bの
凹部から外れた場合であっても、第1の部材45Aが到達
した接触位置Pcをロボット制御装置24において自動
認識することが可能となる。
ップP4で第2の部材45Bからの反力Foの検出に基づ
いて接触状態が取得される。このため、第1〜第3の実
施例と同様に、第1の部材45Aを第2の部材45Bに移動
して作業をする場合に、第1の部材45Aが第2の部材45
Bに到達した点,すなわち、接触点が第2の部材45Bの
凹部から外れた場合であっても、第1の部材45Aが到達
した接触位置Pcをロボット制御装置24において自動
認識することが可能となる。
【0111】これにより、第1〜第2の実施例と同様
に、該接触位置Pcを基準にして第2の部材45Bの凹部
の範囲に移動制御をすることで、正確かつ再現性良く作
業をすること、及び、第1の部材45Aや先端作業部21
及びロボットアーム23を所定形状に維持することが可
能となる。
に、該接触位置Pcを基準にして第2の部材45Bの凹部
の範囲に移動制御をすることで、正確かつ再現性良く作
業をすること、及び、第1の部材45Aや先端作業部21
及びロボットアーム23を所定形状に維持することが可
能となる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の力制御型
ロボット装置によれば、状態取得手段,記憶手段,作業
手段及び制御手段が具備され、位置検出手段と力検出手
段から成る状態取得手段が作業手段の一部に設けられ、
該制御手段に接触位置検出手段が設けられている。
ロボット装置によれば、状態取得手段,記憶手段,作業
手段及び制御手段が具備され、位置検出手段と力検出手
段から成る状態取得手段が作業手段の一部に設けられ、
該制御手段に接触位置検出手段が設けられている。
【0113】このため、把持物体の到達状態を接触感知
の有無にのみ依存することなく、その接触位置を位置検
出手段,力検出手段及び接触位置検出手段により自動的
に検出することが可能となる。このことで、該接触位置
を基準にして固定物体に把持物体を嵌め込む組立て作業
等を正確に実行することが可能となる。また、把持物体
や状態取得手段及び作業手段を所定形状に維持すること
が可能となる。
の有無にのみ依存することなく、その接触位置を位置検
出手段,力検出手段及び接触位置検出手段により自動的
に検出することが可能となる。このことで、該接触位置
を基準にして固定物体に把持物体を嵌め込む組立て作業
等を正確に実行することが可能となる。また、把持物体
や状態取得手段及び作業手段を所定形状に維持すること
が可能となる。
【0114】さらに、本発明の力制御型ロボット装置の
制御方法によれば、予め記憶された被作業対象の形状デ
ータとその移動データとに基づき、把持物体と固定物体
との接触位置の取得処理をしている。
制御方法によれば、予め記憶された被作業対象の形状デ
ータとその移動データとに基づき、把持物体と固定物体
との接触位置の取得処理をしている。
【0115】このため、把持物体を固定物体に移動して
ロボット作業をする場合に、該把持物体が固定物体の移
動先目的点から外れた場合であっても、該目的点から外
れた把持物体の到達点である接触位置が自動認識される
ことから、該接触位置を基準にして固定物体の目的点に
移動補正制御をすることで、正確かつ再現性良いロボッ
ト作業を実行することが可能となる。
ロボット作業をする場合に、該把持物体が固定物体の移
動先目的点から外れた場合であっても、該目的点から外
れた把持物体の到達点である接触位置が自動認識される
ことから、該接触位置を基準にして固定物体の目的点に
移動補正制御をすることで、正確かつ再現性良いロボッ
ト作業を実行することが可能となる。
【0116】これにより、組立作業、ハメ合い作業等を
行う自動加工機に適用可能な力制御型ロボット装置の信
頼性の向上に寄与するところが大きい。
行う自動加工機に適用可能な力制御型ロボット装置の信
頼性の向上に寄与するところが大きい。
【図1】本発明に係る力制御型ロボット装置の原理図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る力制御型ロボット装置の制御方法
の原理図である。
の原理図である。
【図3】本発明の各実施例に係る力制御型ロボット装置
の構成図である。
の構成図である。
【図4】本発明の各実施例に係る法線ベクトル算出部の
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の各実施例に係る力制御型ロボット装置
の制御フローチャートである。
の制御フローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係る制御フローチャー
トの補足説明図である。
トの補足説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る制御方法の補足説
明図である。
明図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る制御方法の補足説
明図である。
明図である。
【図9】本発明の第4の実施例に係る制御方法の補足説
明図である。
明図である。
【図10】従来例に係る力制御型ロボット装置の説明図で
ある。
ある。
【図11】従来例に係る問題点を説明するハメ合い作業の
断面図である。
断面図である。
11…状態取得手段、 12…記憶手段、 13…作業手段、 14…制御手段、 11A…位置検出手段、 11B…力検出手段、 14A…接触位置検出手段、 D1…形状データ、 D2…移動データ、 Fo…反力。
Claims (5)
- 【請求項1】 被作業対象(15)となる第1の物体
(15A)と第2の物体(15B)との接触状態を取得する
状態取得手段(11)と、前記被作業対象(15)の形
状データ(D1)を記憶する記憶手段(12)と、前記
形状データ(D1)に基づき、第1の物体(15A)と第
2の物体(15B)とを所定位置において各種作業をする
作業手段(13)と、前記状態取得手段(11),記憶
手段(12)及び作業手段(13)の入出力を制御する
制御手段(14)とを具備することを特徴とする力制御
型ロボット装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の力制御型ロボット装置に
おいて、前記状態取得手段(11)が作業手段(13)
の一部に設けられ、前記状態取得手段(11)が、少な
くとも、前記作業手段(13)の位置,姿勢を検出する
位置検出手段(11A)と、前記第2の物体(15B)から
の反力(FO )を検出する力検出手段(11B)から成る
ことを特徴とする力制御型ロボット装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の力制御型ロボット装置に
おいて、前記制御手段(14)に第1の物体(15A)と
第2の物体(15B)との接触位置を検出する接触位置検
出部(14A)が設けられることを特徴とする力制御型ロ
ボット装置。 - 【請求項4】 予め、被作業対象(15)の形状データ
(D1)の記憶処理をし、前記形状データ(D1)と移
動データ(D2)とに基づき被作業対象(15)となる
第1の物体(15A)と第2の物体(15B)との接触位置
の取得処理をし、前記第1の物体(15A)と第2の物体
(15B)との各種係合処理をすることを特徴とする力制
御型ロボット装置の制御方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の力制御型ロボット装置の
制御方法において、前記接触位置の取得処理は、少なく
とも、前記第1の物体(15A)を把持した作業手段(1
3)を目標位置に移動する移動処理をし、前記第2の物
体(15B)からの反力(Fo)の検出に基づいて接触状
態を取得することを特徴とする力制御型ロボット装置の
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33372391A JPH05169381A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 力制御型ロボット装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33372391A JPH05169381A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 力制御型ロボット装置及びその制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05169381A true JPH05169381A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18269242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33372391A Pending JPH05169381A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 力制御型ロボット装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05169381A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014121771A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-07-03 | Canon Inc | ロボット装置及び多関節ロボットの制御方法 |
| CN104625676A (zh) * | 2013-11-14 | 2015-05-20 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 轴孔装配工业机器人系统及其工作方法 |
| US20160052135A1 (en) * | 2014-08-25 | 2016-02-25 | Seiko Epson Corporation | Robot and robot system |
| JP2019022916A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット制御装置、ロボット制御方法、ロボットシステムおよびシミュレーション装置 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33372391A patent/JPH05169381A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014121771A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-07-03 | Canon Inc | ロボット装置及び多関節ロボットの制御方法 |
| CN104625676A (zh) * | 2013-11-14 | 2015-05-20 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 轴孔装配工业机器人系统及其工作方法 |
| CN104625676B (zh) * | 2013-11-14 | 2016-09-14 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 轴孔装配工业机器人系统及其工作方法 |
| US20160052135A1 (en) * | 2014-08-25 | 2016-02-25 | Seiko Epson Corporation | Robot and robot system |
| JP2019022916A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット制御装置、ロボット制御方法、ロボットシステムおよびシミュレーション装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010321 |