JPH0516939U - 瓦平板部表面に多目的勾配凹を備えた平瓦 - Google Patents

瓦平板部表面に多目的勾配凹を備えた平瓦

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JPH0516939U JP6524391U JP6524391U JPH0516939U JP H0516939 U JPH0516939 U JP H0516939U JP 6524391 U JP6524391 U JP 6524391U JP 6524391 U JP6524391 U JP 6524391U JP H0516939 U JPH0516939 U JP H0516939U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 平板部表面に於ける雨水の流れを収れんして
効率的に流し、陽光による変化のある陰影模様が期待で
きる平瓦を提供する。 【構成】 流水溝2を備え差込み側3として機能する差
込み部4、及び差込み部3より立上り段付き水平面を備
え、かつ尻側5、頭側6と棧側7とを備えるほぼ方形状
の平板部8、並びにこの平板部8の尻側5と差込み部4
の尻側5aに亘る水返し突条9,10と、で構成される
平瓦本体であって、この平瓦本体1の平板部表面8a
に、平板部表面8aの勾配より急勾配となった雨水流路
又は反射光線模様を確保し得るほぼ山形状の多目的勾配
凹12、及びこの多目的勾配凹12の頭側に設けた分水
用の膨出凸13、並びに尻側5やや内方に山形状水返し
突条11を、それぞれ設け、平瓦本体1の平板部裏面
に、多目的勾配凹12に対応するほぼ山形状の勾配膨出
凸を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平瓦の平板部表面(平瓦の表面部を云う。また以下、単に平板部表 面とする。)に於ける雨水の流れを収れんし、効率的に流すこと、及び陽光によ る変化のある陰影模様が期待できる平板部表面に、多目的勾配凹を備えた平瓦に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、平瓦の平板部表面は、原則として平坦な構造を採用している。
【0003】 それが為、葺かれた平瓦の平板部表面の勾配は、平瓦の厚み、及び頭側と尻側 の重なり合いにより、いゆわる戻り勾配となって、結果的に屋根地の勾配より緩 やかとなる。
【0004】 尚、平瓦葺き屋根に、陽光を介して陰影模様を生成するための平瓦の考案とし て、平板部表面の頭側と棧側との隅部に、袈裟斬り状の段付部を設けた構造の平 瓦が挙げられる(本考案者の創作による。)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述の如く、平坦な平板部表面を備えた平瓦では、前記の勾配関係を主たる要 因として、雨水の収れんした流れ、或は効率的な流れ(例えば、流速)等が、確 保し得ない。
【0006】 それが為、雨水の屋根地への浸入、或は雨漏りのおそれがあり、これらの課題 解決が望まれている。
【0007】 一方前述の如く、平板部表面の隅部に袈裟斬り状の凹を設ける構造の平瓦も、 陽光のおりなす陰影模様(コントラスト模様)を楽しむことができる。
【0008】 しかし、一方向性しか期待できず、他方向性の陰影模様を楽しむことは、不可 能と考えられる処である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、平板部表面に於ける収れんした雨水の流れと、効率的な流 れとを確保すること。また陽光による多方向性の陰影模様を確保すること。等を 意図し、下記の構成を採用する。
【0010】 即ち、本考案の瓦平板部表面(瓦の表面部)に多目的勾配凹を備えた平瓦は、 流水溝を備え差込み側として機能する差込み部、及び差込み部より立上り段付 き水平面を備え、かつ尻側、頭側と棧側とを備えるほぼ方形状の平板部、並びに この平板部の尻側と差込み部の尻側に亘る水返し突条と、で構成される平瓦本体 であって、 この平瓦本体の平板部表面に、平板部表面の勾配より急勾配となった雨水流路 又は反射光線模様を確保し得るほぼ山形状の多目的勾配凹、及びこの多目的勾配 凹の頭側に設けた分水用の膨出凸、並びに尻側やや内方に山形状水返し突条を、 それぞれ設け、 また前記平瓦本体の平板部裏面に、前記多目的勾配凹に対応するほぼ山形状の 勾配膨出凸を設け、 てなる構成である。
【0011】 また平板部表面に溜った雨水の侵入を防止し、かつ侵入した雨水の効率的な排 除を図ること。等を目的として、次のような構成を採用した。
【0012】 即ち、本考案の瓦平板部表面(瓦の表面部)に多目的勾配凹を備えた平瓦は、 流水溝を備え差込み側として機能する差込み部、及び差込み部より立上り段付 き水平面を備え、かつ尻側、頭側と棧側とを備えるほぼ方形状の平板部、並びに この平板部の尻側と差込み部の尻側に亘る水返し突条と、で構成される平瓦本体 であって、 この平瓦本体の平板部表面に、平板部表面の勾配より急勾配となった雨水流路 又は反射光線模様を確保し得るほぼ山形状の多目的勾配凹、及びこの多目的勾配 凹の頭側に設けた分水用の膨出凸、並びに尻側やや内方に、中心に切欠通路を有 し、前記平板部の水返し突条両端に連設する連設水返し突条を備えた倒山形状水 返し突条を、それぞれ設け、 また前記平瓦本体の平板部裏面に、前記多目的勾配凹に対応するほぼ山形状の 勾配膨出凸を設け、 てなる構成である。
【0013】
【作用】
次に本考案の作用を、図3〜図7を中心として説明する。
【0014】 先ず、図6の筋葺きについて説明すると、この平瓦は、かぶせ葺き工法で施工 されるものであり、平瓦の平板部裏面の尻側にある取付け駒(突条)を、屋根地 の棧木に、それぞれ係止するか、又は葺土に差込み、もって、屋根地への取付を 終わる(以下、屋根地に葺く平瓦には、同じ作業をする。)。
【0015】 このようにして、葺かれた平瓦Aの一段低い水平面となった差込み部に、隣接 する左隣りの平瓦(左隣平瓦1Aとする。)の棧側を葺き合せる。
【0016】 この際、流れ溝と平板部との立上り壁面に、左隣平瓦1Aの棧側端面が衝止す るとともに、平板部裏面の水返し突条が、前記流れ溝の立上り部位に当接される 。
【0017】 また差込み部の段付き水返し突条が、左隣平瓦1Aの平板部裏面の棧側と、同 尻側との隅部に形成する凹部に当接される(第5参照)。
【0018】 更に差込み部の流れ溝であって、その頭側に設けた切欠部には、左隣平瓦1A の頭側の突条が挿設される。
【0019】 基本となる平瓦Aと、左隣平瓦1Aとの葺き合せ部は、以上の関係となってい る。 そこで、次いで、葺かれた左隣平瓦1Aに、次の左隣の平瓦(次の左隣平瓦2 Aとする。)の棧側を葺き合わせるが、この所業は、前述と同様である。
【0020】 尚潜り葺き合せをなす場合は、平瓦Aの棧側に、隣接する右隣の平瓦(右隣平 瓦3Aとする。)の差込み部を差し込む。
【0021】 この差し込まれた状況は、前述の平瓦Aと、左隣平瓦1Aと同じ葺き合せ関係 となる。
【0022】 以上のようにして、屋根地の横方向(流れ方向と直角方向を云う。)において 、平瓦A〜3A等が葺かれた後、流れ方向の平瓦B〜3B等が葺かれる。
【0023】 具体的には、平瓦Aの平板部表面であって、その山形状水返し突条のやや下方 に、流れ方向の基本となる平瓦Bの平板部裏面の突条が当接される(図3参照) 。
【0024】 そして、頭側の端面が、平瓦Aの多目的勾配凹の基点位置の、上方に位置する 関係が望ましい。 また平瓦Bの平板部裏面の差込み部であって、かつ頭側に設けた凹部に、前記 平瓦Aの平板部表面の水返し突条(差込み側)が、当接され当該平瓦Bの頭側の 戻りを防止する構成となっている(図4参照)。
【0025】 このようにして、葺かれた平瓦A、Bとの間では、平瓦Aの雨水が、逆風によ り、頭側の葺き合せ部より侵入するが、この雨水は、先ず山形状水返し突条によ り遮断される。
【0026】 またこの山形状水返し突条を乗り越えた雨水は、平板部表面の水返し突条を介 して遮断されるとともに、当該水返し突条の折曲げ水返し突条を介して、平板部 表面及び流れ溝の頭側に向かって、それぞれ誘導される。
【0027】 以上のようにして、流れ方向の平瓦Bが、葺かれた後は、前述の平瓦1A〜3 A、並びに前記流れ方向の平瓦Bと同様に、他の流れ方向の平瓦1B〜3Bが、 それぞれ葺かれる。 これによって、図6の筋葺き平瓦屋根が完了する。
【0028】 次に、図7に示す千鳥葺き平瓦屋根について説明する。 基本となる平瓦A〜3Aが、葺かれた後、先ず流れ方向の平瓦Cを葺くが、こ の際平瓦Cを平瓦Aと平瓦3Aの上に葺き合わせるが、具体的には、平瓦Cの平 板部裏面であって、その頭側に設けた突条が、平瓦Aの山形状水返し突条に1/ 2、また平瓦3Aの山形状水返し突条に1/2、それぞれ当接され、もって平瓦 Cが千鳥状に葺かれる。
【0029】 そして、平瓦Cの多目的勾配凹に設けた膨出凸が、丁度流れ方向下方にある平 瓦Aと平瓦3Aとの当接線上に位置しており、当該平瓦Cの平板部表面に溜った 雨水が、膨出凸で振り分けられ、前記平瓦A及び平瓦3Aの平板部表面に流下さ れる構成となり、いわゆる当該膨出凸が、分水嶺として機能する構成となってい る。 以上のようにして、流れ方向の平瓦Cが、葺かれた後は、前述の平瓦1A〜3 A、並びに前記流れ方の平瓦Cと同様に、他の流れ方向の平瓦1C〜3Cが、そ れぞれ葺かれる。
【0030】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0031】 1は流れ溝2を備え差込み側3として機能する差込み部4と、この差込み部4 より立上り段付き水平面を備え、かつ尻側5、頭側6と棧側7とを備えるほぼ方 形状の平板部8と、で構成される平瓦本体で、この平瓦本体1の平板部8の尻側 5と、差込み部4の尻側5aと、にはそれぞれ水返し突条9、10が設けられて いる。
【0032】 尚前記水返し突条9、10の端部には、雨水誘導用の曲折げ水返し突条9a、 10a、10bがそれぞれ頭側方向に向かって設けられている。
【0033】 そして、前記平板部表面8aの尻側5には、そのやや内側部位に山形状水返し 突条11が設けられ、かつこの平板部表面8aの山形状水返し突条11のやや内 側より、頭側6に向かって、当該平板部表面勾配より急勾配となった、平面視し て長台形状の多目的勾配凹12が凹設されている。
【0034】 尚この多目的勾配凹12には、図1、図9の如く、分水嶺、足止め等として機 能する膨出凸13が形成されている。
【0035】 図中12aは勾配、14は釘穴、15は切欠部をそれぞれ示す。
【0036】 また16は後述する取付け駒用の挿入凹で、図8の如く、平瓦を積層した場合 の体積減少と、安定等のために設けられている。
【0037】 一方平瓦本体1の平板部裏面28には、前記多目的勾配凹12に対応するほぼ 山形状の勾配膨出凸32と、差込み部4に対応する凸部22がそれぞれ設けられ ている。
【0038】 そして、前記凸部22の頭側6やや内方には、前記水返し突条10が挿入され る凹部29が設けられている。
【0039】 図中26は平板部裏面28の頭側6に設けた突条、36は平板部裏面28の尻 側5に設けた一対の取付け駒、38は平板部裏面28の棧側7に設けた水返し突 条である。
【0040】 尚40は隣接する平瓦(例えば、図6で右隣平瓦3A)の差込み部4の水返し 突条9及び折曲げ水返し突条9aが当接される凹部であり、平板部裏面28の尻 側5と棧側7との隅部に設けられている。
【0041】 図中41は結束用の駒、42は粘土平瓦製造の場合の、亀裂防止用の切込部、 44は棧木、45は広小舞である。
【0042】 また図11は、前記山形状水返し突条11に替え、同じ機能を有する逆形態の 倒山形状水返し突条111を示している。
【0043】 この倒山形状水返し突条111には、その中心に侵入雨水、その他溜り雨水等 の雨水流下(排除)用の切欠通路111aを設けるとともに、前記侵入雨水等の 棧側7及び差込み部側113よりの漏れを防止するために、その両端部位に水返 し突条10の両端部位に連設される連設水返し突条111b、111cが設けら れている。
【0044】 したがって、前記水返し突条10、倒山形状水返し突条111、及び連設水返 し突条111b、111cとで、平板部表面8aにプールPが形成される。
【0045】 このプールPに溜った雨水は、切欠通路111aより、流下され、またプール Pに溜った雨水の、棧側7及び差込み部側113よりの漏れは、前記連設水返し 突条111b、111cで防止される。
【0046】 更に倒山形状水返し突条111の隅部に吹き上げられた雨水は、前記連設水返 し突条111b、及び111cより延設された水返し延設突条111d、111 eを介して頭側6に誘導される。
【0047】
【考案の効果】
本考案は、以上の如く、平瓦本体の平板部表面に多目的勾配凹を設ける構成で ある。
【0048】 これにより、平板部表面での、収れんされた雨水の流れを確保できること。及 び効率的な流れを確保し、屋根地への侵入をなくし得ること。等の効果を有する 。
【0049】 また前記多目的勾配凹による陽光の反射を利用して、変化に富んだ屋根の陰影 模様を生成できる。
【0050】 更に、前記多目的勾配凹に、膨出凸を設ける構成とすれば、足掛けとして、又 は干鳥葺きの場合の分水嶺として、役立ち大変に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面斜視図である。
【図2】背面斜視図である。
【図3】多目的勾配凹を示す端面図である。
【図4】平板部裏面の凹部と、平板部表面の水返し突条
及び折曲げ水返し突条との関係を示す端面図である。
【図5】平板部裏面の凹部と、差し込み部の水返し突条
及び折曲げ水返し突条との関係を示す端面図である。
【図6】筋葺き平瓦屋根を示す平面図である。
【図7】干鳥葺き平瓦屋根を示す平面図である。
【図8】積重ね状態(結束状態)を示す尻側の図であ
る。
【図9】他の一例を示す正面斜視図である。
【図10】更に他の一例を示す正面斜視図である。
【図11】倒山形状水返し突条を示す正面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 平瓦本体 2 流れ溝 3 差込み側 4 差込み部 5 尻側 5a 尻側 6 頭側 7 棧側 8 平板部 8a 平板部表面 9 水返し突条 9a 曲折げ水返し突条 10 水返し突条 10a 曲折げ水返し突条 11 山形水返し突条 12 多目的勾配凹 12a 勾配 13 膨出凸 14 釘穴 15 切欠部 16 挿入凹 22 凸部 26 突条 28 平板部裏面 29 凹部 32 勾配膨出凸 36 取付け駒 38 水返し突条 40 凹部 41 駒 42 切込部 44 棧木 45 広小舞 111 倒山形状水返し突条 111a 切欠通路 111b 連設水返し突条 111c 連設水返し突条 111d 水返し延設突条 111e 水返し延設突条 113 差込み部側 P プール

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流れ溝を備え差込み側として機能する差
    込み部、及び差込み部より立上り段付き水平面を備え、
    かつ尻側、頭側と棧側とを有するほぼ方形状の平板部、
    並びにこの平板部の尻側と差込み部の尻側に亘る水返し
    突条と、で構成される平瓦本体であって、 この平瓦本体の平板部表面に、平板部表面の勾配より急
    勾配となった雨水流路となり、かつ反射光線模様を確保
    し得る平面視してほぼ山形状の多目的勾配凹、及び尻側
    やや内方に山形状水返し突条を、それぞれ設け、 また前記平瓦本体の平板部裏面に、前記多目的勾配凹に
    対応するほぼ山形状の勾配膨出凸を設け、 てなる瓦平板部表面に多目的勾配凹を備えた平瓦。
  2. 【請求項2】 流水溝を備え差込み側として機能する差
    込み部、及び差込み部より立上り段付き水平面を備え、
    かつ尻側、頭側と棧側とを備えるほぼ方形状の平板部、
    並びにこの平板部の尻側と差込み部の尻側に亘る水返し
    突条と、で構成される平瓦本体であって、 この平瓦本体の平板部表面に、平板部表面の勾配より急
    勾配となった雨水流路又は反射光線模様を確保し得るほ
    ぼ山形状の多目的勾配凹、及びこの多目的勾配凹の頭側
    に設けた分水用の膨出凸、並びに尻側やや内方に山形状
    水返し突条を、それぞれ設け、 また前記平瓦本体の平板部裏面に、前記多目的勾配凹に
    対応するほぼ山形状の勾配膨出凸を設け、 てなる瓦平板部表面に多目的勾配凹を備えた平瓦。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2の水返し突条の
    差込み側と棧側との端面部を、 頭側に向かって延設し、曲折げ水返し突条とした、 請求項1又は請求項2の瓦平板部表面に多目的勾配凹を
    備えた平瓦。
  4. 【請求項4】 流れ溝を備え差込み側として機能する差
    込み部、及び差込み部より立上り段付き水平面を備え、
    かつ尻側、頭側と棧側とを有するほぼ方形状の平板部、
    並びにこの平板部の尻側と差込み部の尻側に亘る水返し
    突条と、で構成される平瓦本体であって、 この平瓦本体の平板部表面に、平板部表面の勾配より急
    勾配となった雨水流路となり、かつ反射光線模様を確保
    し得る平面視してほぼ山形状の多目的勾配凹、及び尻側
    やや内方に、中心に切欠通路を有し、前記平板部の水返
    し突条両端に連設する連設水返し突条を備えた倒山形状
    水返し突条を、それぞれ設け、 また前記平瓦本体の平板部裏面に、前記多目的勾配凹に
    対応するほぼ山形状の勾配膨出凸を設け、 てなる瓦平板部表面に多目的勾配凹を備えた平瓦。
  5. 【請求項5】 流水溝を備え差込み側として機能する差
    込み部、及び差込み部より立上り段付き水平面を備え、
    かつ尻側、頭側と棧側とを備えるほぼ方形状の平板部、
    並びにこの平板部の尻側と差込み部の尻側に亘る水返し
    突条と、で構成される平瓦本体であって、 この平瓦本体の平板部表面に、平板部表面の勾配より急
    勾配となった雨水流路又は反射光線模様を確保し得るほ
    ぼ山形状の多目的勾配凹、及びこの多目的勾配凹の頭側
    に設けた分水用の膨出凸、並びに尻側やや内方に、中心
    に切欠通路を有し、前記平板部の水返し突条両端に連設
    する連設水返し突条を備えた倒山形状水返し突条を、そ
    れぞれ設け、 また前記平瓦本体の平板部裏面に、前記多目的勾配凹に
    対応するほぼ山形状の勾配膨出凸を設け、 てなる瓦平板部表面に多目的勾配凹を備えた平瓦。
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