JPH05169970A - 車両用空調制御装置 - Google Patents
車両用空調制御装置Info
- Publication number
- JPH05169970A JPH05169970A JP35514691A JP35514691A JPH05169970A JP H05169970 A JPH05169970 A JP H05169970A JP 35514691 A JP35514691 A JP 35514691A JP 35514691 A JP35514691 A JP 35514691A JP H05169970 A JPH05169970 A JP H05169970A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- compressor
- evaporator
- target
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度センサ等のバラツキに影響されることな
く、熱負荷が小さい場合でもエバポレータの凍結を確実
に防止できる車両用空調制御装置の提供。 【構成】 目標吹出温度演算手段31と、エバポレータ
の出口側空気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆動
させ、所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧縮機制御
手段とを有するマイクロコンピュータ30を備える。マ
イクロコンピュータは、エバポレータ熱負荷演算手段3
6と、圧縮機を駆動状態から停止状態へ移行させるまで
の目標移行時間を演算する手段37と、圧縮機が駆動状
態で前記熱負荷が所定値より小さくなった時、この時点
からの圧縮機オン時間を計測するタイマ手段38と、こ
のオン時間が目標移行時間より長いとき基準温度を上昇
させ且つ圧縮機が停止してから上昇させた基準温度を元
の温度まで低下させる基準温度変更手段39とを備え
る。
く、熱負荷が小さい場合でもエバポレータの凍結を確実
に防止できる車両用空調制御装置の提供。 【構成】 目標吹出温度演算手段31と、エバポレータ
の出口側空気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆動
させ、所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧縮機制御
手段とを有するマイクロコンピュータ30を備える。マ
イクロコンピュータは、エバポレータ熱負荷演算手段3
6と、圧縮機を駆動状態から停止状態へ移行させるまで
の目標移行時間を演算する手段37と、圧縮機が駆動状
態で前記熱負荷が所定値より小さくなった時、この時点
からの圧縮機オン時間を計測するタイマ手段38と、こ
のオン時間が目標移行時間より長いとき基準温度を上昇
させ且つ圧縮機が停止してから上昇させた基準温度を元
の温度まで低下させる基準温度変更手段39とを備え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調制御装置、
特にエバポレータ温度又はその出口側空気温度の変化に
応じて圧縮機のオン、オフを制御する車両用空調制御装
置に関する。
特にエバポレータ温度又はその出口側空気温度の変化に
応じて圧縮機のオン、オフを制御する車両用空調制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような車両用空調制御装置と
しては、例えば、冷媒圧縮機のオン・オフ制御により車
内温度制御を行なうカークーラ制御装置において、蒸発
器あるいはその吹出側空気温度を検出して、該検出温度
が第1の値まで低下した時前記冷媒圧縮機を停止する回
路と、前記第1の値より高い第2の値以下で所定時間経
過した時前記冷媒圧縮機を停止する回路とを備え、蒸発
器に着霜が生じるのを防止したものが知られている(例
えば、特公昭58−27126号公報)。
しては、例えば、冷媒圧縮機のオン・オフ制御により車
内温度制御を行なうカークーラ制御装置において、蒸発
器あるいはその吹出側空気温度を検出して、該検出温度
が第1の値まで低下した時前記冷媒圧縮機を停止する回
路と、前記第1の値より高い第2の値以下で所定時間経
過した時前記冷媒圧縮機を停止する回路とを備え、蒸発
器に着霜が生じるのを防止したものが知られている(例
えば、特公昭58−27126号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、検出温度が第1の値まで低下した時及び検出
温度が第2の値以下の状態が所定時間経過した時、圧縮
機を停止するようにしているが、(1) 蒸発器あるいはそ
の吹出側空気温度を検出する温度センサの特性、圧縮機
のオン、オフを制御する電子制御部等のバラツキによ
り、検出温度が第1の値まで低下した時及び検出温度が
第2の値以下の状態が所定時間経過した時に圧縮機を確
実に停止するのは困難であり、エバポレータに凍結が生
じてしまう虞れがあり、(2) 特に、熱負荷が小さいとき
には、エバポレータの温度低下の割合が大きいために、
例えば検出温度が第1の値まで低下して圧縮機を停止さ
せるときに、前記温度センサの応答遅れにより圧縮機の
停止が遅れ、これによってエバポレータの温度が凍結温
度以下に低下してエバポレータに凍結が生じる可能性が
高いという問題点があった。
来技術は、検出温度が第1の値まで低下した時及び検出
温度が第2の値以下の状態が所定時間経過した時、圧縮
機を停止するようにしているが、(1) 蒸発器あるいはそ
の吹出側空気温度を検出する温度センサの特性、圧縮機
のオン、オフを制御する電子制御部等のバラツキによ
り、検出温度が第1の値まで低下した時及び検出温度が
第2の値以下の状態が所定時間経過した時に圧縮機を確
実に停止するのは困難であり、エバポレータに凍結が生
じてしまう虞れがあり、(2) 特に、熱負荷が小さいとき
には、エバポレータの温度低下の割合が大きいために、
例えば検出温度が第1の値まで低下して圧縮機を停止さ
せるときに、前記温度センサの応答遅れにより圧縮機の
停止が遅れ、これによってエバポレータの温度が凍結温
度以下に低下してエバポレータに凍結が生じる可能性が
高いという問題点があった。
【0004】また、一般に、上記従来技術のような車両
用空調制御装置では、空気感熱式の温度センサを用いて
エバポレータの吹出側(出口側)空気温度を検出する場
合、エバポレータの一部に凍結が生じると、凍結が進行
してしまうために、エバポレータに凍結が生じるのを確
実に防止する必要がある。
用空調制御装置では、空気感熱式の温度センサを用いて
エバポレータの吹出側(出口側)空気温度を検出する場
合、エバポレータの一部に凍結が生じると、凍結が進行
してしまうために、エバポレータに凍結が生じるのを確
実に防止する必要がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
して為されたもので、温度センサ等のバラツキに影響さ
れることなく、熱負荷が小さい場合でもエバポレータの
凍結を確実に防止することができる車両用空調制御装置
を提供することを目的としている。
して為されたもので、温度センサ等のバラツキに影響さ
れることなく、熱負荷が小さい場合でもエバポレータの
凍結を確実に防止することができる車両用空調制御装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも外気温度、車室内温度、設定温
度、及び日射量に基づき目標吹出温度を演算する目標吹
出温度演算手段と、エバポレータ温度又はその出口側空
気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆動させると共
に所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧縮機制御手段
とを有する電子制御部を備えた車両用空調制御装置にお
いて、前記電子制御部は、エバポレータによる熱仕事量
であるエバポレータ熱負荷を前記目標吹出温度等に基づ
き演算するエバポレータ熱負荷演算手段と、圧縮機を駆
動状態から停止状態へ移行させるまでの移行時間の目標
値である目標移行時間を前記熱負荷に応じて演算する目
標移行時間演算手段と、圧縮機が駆動状態にあって前記
熱負荷が所定値より小さくなった時、この時点からの圧
縮機オン時間を計測するオン時間計測手段と、このオン
時間が前記目標移行時間より長いとき、前記基準温度を
上昇させると共に、圧縮機が停止してから、上昇させた
前記基準温度を元の温度まで低下させる基準温度変更手
段とを備えているものである。
に本発明は、少なくとも外気温度、車室内温度、設定温
度、及び日射量に基づき目標吹出温度を演算する目標吹
出温度演算手段と、エバポレータ温度又はその出口側空
気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆動させると共
に所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧縮機制御手段
とを有する電子制御部を備えた車両用空調制御装置にお
いて、前記電子制御部は、エバポレータによる熱仕事量
であるエバポレータ熱負荷を前記目標吹出温度等に基づ
き演算するエバポレータ熱負荷演算手段と、圧縮機を駆
動状態から停止状態へ移行させるまでの移行時間の目標
値である目標移行時間を前記熱負荷に応じて演算する目
標移行時間演算手段と、圧縮機が駆動状態にあって前記
熱負荷が所定値より小さくなった時、この時点からの圧
縮機オン時間を計測するオン時間計測手段と、このオン
時間が前記目標移行時間より長いとき、前記基準温度を
上昇させると共に、圧縮機が停止してから、上昇させた
前記基準温度を元の温度まで低下させる基準温度変更手
段とを備えているものである。
【0007】
【作用】圧縮機が駆動状態にあってエバポレータ熱負荷
が所定値より小さくなった時、この時点からオン時間計
測手段により圧縮機オン時間が計測され、この圧縮機オ
ン時間が目標移行時間より長いとき、エバポレータが凍
結する虞れがあるため、基準温度変更手段が基準温度を
上昇させ、これによって、この温度上昇に応じて駆動状
態にある圧縮機が早く停止する。そして、圧縮機が停止
してから、基準温度変更手段が上昇させた基準温度を元
の温度まで低下させる。
が所定値より小さくなった時、この時点からオン時間計
測手段により圧縮機オン時間が計測され、この圧縮機オ
ン時間が目標移行時間より長いとき、エバポレータが凍
結する虞れがあるため、基準温度変更手段が基準温度を
上昇させ、これによって、この温度上昇に応じて駆動状
態にある圧縮機が早く停止する。そして、圧縮機が停止
してから、基準温度変更手段が上昇させた基準温度を元
の温度まで低下させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0009】図2は、本発明の一実施例に係る車両用空
調制御装置を示す概略構成図である。同図に示すよう
に、車両用空調制御装置が用いられる車両用空調装置
は、外気導入口1及び内気導入口2を有し、ダクト内に
ブロワ4が配置されたブロワユニット3と、該ブロワユ
ニット3の下流側端部に接続され、ダクト内にエバポレ
ータ5が配置されたクーリングユニット6と、該クーリ
ングユニット6の下流側端部に接続され、ダクト内にヒ
ータコア7が配置されたヒータユニット8とを備えてい
る。
調制御装置を示す概略構成図である。同図に示すよう
に、車両用空調制御装置が用いられる車両用空調装置
は、外気導入口1及び内気導入口2を有し、ダクト内に
ブロワ4が配置されたブロワユニット3と、該ブロワユ
ニット3の下流側端部に接続され、ダクト内にエバポレ
ータ5が配置されたクーリングユニット6と、該クーリ
ングユニット6の下流側端部に接続され、ダクト内にヒ
ータコア7が配置されたヒータユニット8とを備えてい
る。
【0010】ブロワユニット3には、外気導入口1及び
内気導入口2を開閉するインテークドア9が設けられて
いる。ヒータユニット8のダクト内には、ヒータコア7
の前面及びバイパス路10を開閉するミックスドア11
が設けられている。ミックスドア11の開度θは、ミッ
クスドア・アクチュエータ12により0〜100%(実
線で示すフルクール位置〜鎖線で示すフルホット位置)
の間で調節される。
内気導入口2を開閉するインテークドア9が設けられて
いる。ヒータユニット8のダクト内には、ヒータコア7
の前面及びバイパス路10を開閉するミックスドア11
が設けられている。ミックスドア11の開度θは、ミッ
クスドア・アクチュエータ12により0〜100%(実
線で示すフルクール位置〜鎖線で示すフルホット位置)
の間で調節される。
【0011】ヒータユニット8のダクトの下流側には、
図示しないフロントウィンドウへの吹出口であるデフ吹
出口13,顔部への吹出口であるベント吹出口14及び
足元への吹出口であるフット吹出口15が設けられてい
る。各吹出口13〜15の開閉はそれぞれデフドア1
6,ベントドア17及びフットドア18によって行なわ
れる。
図示しないフロントウィンドウへの吹出口であるデフ吹
出口13,顔部への吹出口であるベント吹出口14及び
足元への吹出口であるフット吹出口15が設けられてい
る。各吹出口13〜15の開閉はそれぞれデフドア1
6,ベントドア17及びフットドア18によって行なわ
れる。
【0012】図1及び図2に示すように、上記車両用空
調装置を制御する車両用空調制御装置は、目標吹出温度
Xmを演算する目標吹出温度演算手段31と、圧縮機1
9を制御する圧縮機制御手段32とを有するマイクロコ
ンピュータ(電子制御部)30を備えている。
調装置を制御する車両用空調制御装置は、目標吹出温度
Xmを演算する目標吹出温度演算手段31と、圧縮機1
9を制御する圧縮機制御手段32とを有するマイクロコ
ンピュータ(電子制御部)30を備えている。
【0013】目標吹出温度演算手段31は、外気温度セ
ンサ20で検出される外気温度Ta、内気センサ21で
検出される車室内温度Tr、温度設定器22で設定され
る設定温度Tset、及び日射センサ23で検出される日
射量Qs等に基づき、目標吹出温度Xmを下記(1)式
により演算するようになっている。 [数1] Xm=ATset−BTr−CTa−DQsun+E …(1) 但し、A〜Dは定数、Eは補正項である。
ンサ20で検出される外気温度Ta、内気センサ21で
検出される車室内温度Tr、温度設定器22で設定され
る設定温度Tset、及び日射センサ23で検出される日
射量Qs等に基づき、目標吹出温度Xmを下記(1)式
により演算するようになっている。 [数1] Xm=ATset−BTr−CTa−DQsun+E …(1) 但し、A〜Dは定数、Eは補正項である。
【0014】圧縮機制御手段32は、エバポレータ5の
直後に配置されたエバ温度センサ24で検出されるエバ
ポレータ5の出口側空気温度(又はエバポレータ5自体
の温度)Teが第1の基準温度α(例えば、α=3℃)
以下のとき、圧縮機19を停止させると共に、出口側空
気温度Teが第1の基準温度αより高い第2の基準温度
β(例えば、β=5℃)以上のとき、圧縮機19を駆動
させるための制御信号を圧縮機19へ出力するようにな
っている。
直後に配置されたエバ温度センサ24で検出されるエバ
ポレータ5の出口側空気温度(又はエバポレータ5自体
の温度)Teが第1の基準温度α(例えば、α=3℃)
以下のとき、圧縮機19を停止させると共に、出口側空
気温度Teが第1の基準温度αより高い第2の基準温度
β(例えば、β=5℃)以上のとき、圧縮機19を駆動
させるための制御信号を圧縮機19へ出力するようにな
っている。
【0015】前記マイクロコンピュータ30は、中央処
理装置(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポートI/O等
を備えたそれ自体公知のものである。このマイクロコン
ピュータ30には、各種の入力信号から所望の信号を選
択して出力するマルチプレクサ51及び該マルチプレク
サ51から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器52を介して各種の信号が入力され
る。即ち、マルチプレクサ51には、外気温度センサ2
0からの外気温度Ta、内気センサ21からの車室内温
度Tr、温度設定器22で設定された設定温度Tset、
及びエバ温度センサ24で検出されるエバポレータ5の
出口側空気温度Teをそれぞれ表わす信号が入力され
る。
理装置(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポートI/O等
を備えたそれ自体公知のものである。このマイクロコン
ピュータ30には、各種の入力信号から所望の信号を選
択して出力するマルチプレクサ51及び該マルチプレク
サ51から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器52を介して各種の信号が入力され
る。即ち、マルチプレクサ51には、外気温度センサ2
0からの外気温度Ta、内気センサ21からの車室内温
度Tr、温度設定器22で設定された設定温度Tset、
及びエバ温度センサ24で検出されるエバポレータ5の
出口側空気温度Teをそれぞれ表わす信号が入力され
る。
【0016】また、マイクロコンピュータ30には、図
1に示すように、前記目標吹出温度演算手段31及び圧
縮機制御手段32の他に、目標吹出温度演算手段31で
演算された目標吹出温度Xmに応じて目標ブロワ制御電
圧Bv、目標ミックスドア開度θx、及び目標インテー
クドア位置をそれぞれ演算する目標ブロワ制御電圧演算
手段33、目標ミックスドア開度演算手段34、及び目
標インテークドア位置演算手段35が設けられている。
目標ブロワ制御電圧Bvは、演算した目標ブロワ制御電
圧Bvを表わす制御信号をブロワ駆動回路53へ出力
し、この駆動回路53によりブロワ4の風量が制御され
るようになっている。目標ミックスドア開度演算手段3
4は、演算した目標ミックスドア開度θxを表わす制御
信号をミックスドア駆動回路54へ出力し、この駆動回
路54によりミックスドア・アクチュエータ12が駆動
されてミックスドア11が制御されるようになってい
る。そして、目標インテークドア位置演算手段35は、
外気導入位置(FRESH 位置)及び内気循環位置(REC 位
置)を夫々表わす制御信号をインテークドア駆動回路5
5へ出力し、この駆動回路55によりインテークドア・
アクチュエータ56が駆動されてインテークドア9が制
御されるようになっている。
1に示すように、前記目標吹出温度演算手段31及び圧
縮機制御手段32の他に、目標吹出温度演算手段31で
演算された目標吹出温度Xmに応じて目標ブロワ制御電
圧Bv、目標ミックスドア開度θx、及び目標インテー
クドア位置をそれぞれ演算する目標ブロワ制御電圧演算
手段33、目標ミックスドア開度演算手段34、及び目
標インテークドア位置演算手段35が設けられている。
目標ブロワ制御電圧Bvは、演算した目標ブロワ制御電
圧Bvを表わす制御信号をブロワ駆動回路53へ出力
し、この駆動回路53によりブロワ4の風量が制御され
るようになっている。目標ミックスドア開度演算手段3
4は、演算した目標ミックスドア開度θxを表わす制御
信号をミックスドア駆動回路54へ出力し、この駆動回
路54によりミックスドア・アクチュエータ12が駆動
されてミックスドア11が制御されるようになってい
る。そして、目標インテークドア位置演算手段35は、
外気導入位置(FRESH 位置)及び内気循環位置(REC 位
置)を夫々表わす制御信号をインテークドア駆動回路5
5へ出力し、この駆動回路55によりインテークドア・
アクチュエータ56が駆動されてインテークドア9が制
御されるようになっている。
【0017】さらに、マイクロコンピュータ30には、
エバポレータ5による熱仕事量であるエバポレータ熱負
荷Qを演算するエバポレータ熱負荷演算手段36と、圧
縮機19を駆動状態から停止状態へ移行させるまでの移
行時間の目標値である目標移行時間T1を演算する目標
移行時間演算手段37と、圧縮機19が駆動状態にあっ
てエバポレータ熱負荷Qが所定値γより小さくなった
時、この時点からの圧縮機オン時間t1を計測する第1
のタイマ手段(オン時間計測手段)38と、このオン時
間t1が前記目標移行時間T1より長いとき、前記基準温
度α,βを上昇させると共に、圧縮機19が停止してか
ら、上昇させた基準温度α,βを元の温度(例えば、α
=3℃,β=5℃)まで低下させる基準温度変更手段3
9と、エバポレータ温度Teが第1の基準温度α以下か
否か及びTeが第2の基準温度β以上か否かを判定する
エバポレータ温度比較判定手段40と、エバポレータ熱
負荷Qが所定値γより大きいか否かを判定する熱負荷比
較判定手段41と、圧縮機オン時間t1が目標移行時間
T1より長いか否かを比較判定するオン時間比較判定手
段42と、時間t2を計測する第2のタイマ手段42と
が設けられている。
エバポレータ5による熱仕事量であるエバポレータ熱負
荷Qを演算するエバポレータ熱負荷演算手段36と、圧
縮機19を駆動状態から停止状態へ移行させるまでの移
行時間の目標値である目標移行時間T1を演算する目標
移行時間演算手段37と、圧縮機19が駆動状態にあっ
てエバポレータ熱負荷Qが所定値γより小さくなった
時、この時点からの圧縮機オン時間t1を計測する第1
のタイマ手段(オン時間計測手段)38と、このオン時
間t1が前記目標移行時間T1より長いとき、前記基準温
度α,βを上昇させると共に、圧縮機19が停止してか
ら、上昇させた基準温度α,βを元の温度(例えば、α
=3℃,β=5℃)まで低下させる基準温度変更手段3
9と、エバポレータ温度Teが第1の基準温度α以下か
否か及びTeが第2の基準温度β以上か否かを判定する
エバポレータ温度比較判定手段40と、エバポレータ熱
負荷Qが所定値γより大きいか否かを判定する熱負荷比
較判定手段41と、圧縮機オン時間t1が目標移行時間
T1より長いか否かを比較判定するオン時間比較判定手
段42と、時間t2を計測する第2のタイマ手段42と
が設けられている。
【0018】前記エバポレータ熱負荷演算手段36は、
前記目標インテークドア位置演算手段35の演算結果に
基づき、インテークドア9の位置が外気導入位置(FRES
H 位置)のときには、下記(2)式により、インテーク
ドア9の位置が内気循環位置(REC 位置)のときには、
下記(3)式により夫々エバポレータ熱負荷Qを演算す
るようになっている。 [数2] Q=V×Cp×(Ta−Xm) …(2) [数3] Q=V×Cp×(Tr−Xm) …(3) ここで、Vはブロワ4の風量、Cpは空気の比熱であ
る。
前記目標インテークドア位置演算手段35の演算結果に
基づき、インテークドア9の位置が外気導入位置(FRES
H 位置)のときには、下記(2)式により、インテーク
ドア9の位置が内気循環位置(REC 位置)のときには、
下記(3)式により夫々エバポレータ熱負荷Qを演算す
るようになっている。 [数2] Q=V×Cp×(Ta−Xm) …(2) [数3] Q=V×Cp×(Tr−Xm) …(3) ここで、Vはブロワ4の風量、Cpは空気の比熱であ
る。
【0019】前記目標移行時間演算手段37は、図5の
マップで示すように前記エバポレータ熱負荷Qによって
定まる最適な目標移行時間T1がテーブル化して前記メ
モリ(ROM)に格納されたテーブルをエバポレータ熱
負荷Qに基づき検索することにより、目標移行時間T1
を求めるようになっている。なお、この目標移行時間T
1は、この移行時間T1内に圧縮機を停止させればエバポ
レータ5に凍結が生じないように設定されており、エバ
ポレータ熱負荷Qが小さくなるにつれて短くなるように
設定されている。
マップで示すように前記エバポレータ熱負荷Qによって
定まる最適な目標移行時間T1がテーブル化して前記メ
モリ(ROM)に格納されたテーブルをエバポレータ熱
負荷Qに基づき検索することにより、目標移行時間T1
を求めるようになっている。なお、この目標移行時間T
1は、この移行時間T1内に圧縮機を停止させればエバポ
レータ5に凍結が生じないように設定されており、エバ
ポレータ熱負荷Qが小さくなるにつれて短くなるように
設定されている。
【0020】そして、前記基準温度変更手段39は、圧
縮機オン時間t1が目標移行時間T1より長いとき、基準
温度αを下記(4)式により、基準温度βを下記(5)
式により、夫々所定時間毎に演算して上昇させるように
なっている。 [数4] α=α+0.3×(t1−T1) …(4) [数5] β=β+0.3×(t1−T1) …(5) また、基準温度変更手段39は、圧縮機19が停止して
から、基準温度αを下記(6)式により、基準温度βを
下記(7)式により、夫々所定時間毎に演算して低下さ
せるようになっている。 [数6] α=α−0.3×INT(t2/2) …(6) [数7] β=β−0.3×INT(t2/2) …(7) ここで、INTは整数化のための定数である。
縮機オン時間t1が目標移行時間T1より長いとき、基準
温度αを下記(4)式により、基準温度βを下記(5)
式により、夫々所定時間毎に演算して上昇させるように
なっている。 [数4] α=α+0.3×(t1−T1) …(4) [数5] β=β+0.3×(t1−T1) …(5) また、基準温度変更手段39は、圧縮機19が停止して
から、基準温度αを下記(6)式により、基準温度βを
下記(7)式により、夫々所定時間毎に演算して低下さ
せるようになっている。 [数6] α=α−0.3×INT(t2/2) …(6) [数7] β=β−0.3×INT(t2/2) …(7) ここで、INTは整数化のための定数である。
【0021】前記マイクロコンピュータ30のメモリ
(RAM)には、図3及び図4に示す制御プログラムが
予め格納されており、中央処理装置(CPU)はこの制
御プログラムに従って処理を実行する。
(RAM)には、図3及び図4に示す制御プログラムが
予め格納されており、中央処理装置(CPU)はこの制
御プログラムに従って処理を実行する。
【0022】次に、上記構成を有する一実施例に係る車
両用空調制御装置の作動を図3及び図4を参照して説明
する。
両用空調制御装置の作動を図3及び図4を参照して説明
する。
【0023】図3及び図4は、車両用空調制御装置によ
る自動空調制御の制御手順を示すフローチャートであ
る。
る自動空調制御の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【0024】図3において、作動が開始すると、まずス
テップ301で全てのデータを初期化し(初期設定)、
次のステップ302でインテークドア9が内気循環位置
(REC 位置)か否かを判定する。このステップ302の
答が否定(No)のとき、すなわち外気導入位置(FRES
H 位置)のときには、ステップ303に進んで上記
(2)式によりエバポレータ熱負荷Qを演算する。一
方、ステップ302の答が肯定(Yes)のとき、すな
わち内気循環位置(REC 位置)のときには、ステップ3
04に進んで上記(3)式によりエバポレータ熱負荷Q
を演算する。
テップ301で全てのデータを初期化し(初期設定)、
次のステップ302でインテークドア9が内気循環位置
(REC 位置)か否かを判定する。このステップ302の
答が否定(No)のとき、すなわち外気導入位置(FRES
H 位置)のときには、ステップ303に進んで上記
(2)式によりエバポレータ熱負荷Qを演算する。一
方、ステップ302の答が肯定(Yes)のとき、すな
わち内気循環位置(REC 位置)のときには、ステップ3
04に進んで上記(3)式によりエバポレータ熱負荷Q
を演算する。
【0025】前記ステップ303又は304の実行後、
ステップ305に進み、図5のマップで示すように前記
エバポレータ熱負荷Qによって定まる最適な目標移行時
間(圧縮機19を駆動状態から停止状態へ移行させるま
での移行時間の目標値)T1がテーブル化してメモリ
(ROM)に格納されたテーブルをエバポレータ熱負荷
Qに基づき検索することにより、目標移行時間T1を演
算する。この演算後、ステップ306に進み、エバ温度
センサ24で検出されるエバポレータ5の出口側空気温
度Teが第1の基準温度α(例えば、α=3℃)以下か
否か及びこのTeが第2の基準温度β(例えば、β=5
℃)以上か否かを判定する。
ステップ305に進み、図5のマップで示すように前記
エバポレータ熱負荷Qによって定まる最適な目標移行時
間(圧縮機19を駆動状態から停止状態へ移行させるま
での移行時間の目標値)T1がテーブル化してメモリ
(ROM)に格納されたテーブルをエバポレータ熱負荷
Qに基づき検索することにより、目標移行時間T1を演
算する。この演算後、ステップ306に進み、エバ温度
センサ24で検出されるエバポレータ5の出口側空気温
度Teが第1の基準温度α(例えば、α=3℃)以下か
否か及びこのTeが第2の基準温度β(例えば、β=5
℃)以上か否かを判定する。
【0026】ステップ306の答がBのとき、すなわち
前記出口側空気温度Teが第2の基準温度β(例えば、
β=5℃)以上のとき、ステップ307に進んで圧縮機
を駆動状態(ON)にし、次のステップ308で前記エ
バポレータ熱負荷Qが所定値γより大きいか否かを判定
する。このステップ308の答が肯定(Yes)のと
き、すなわちエバポレータ熱負荷Qが所定値γより大き
いときには、エバポレータ5の温度低下割合が小さいた
めに、出口側空気温度Teが第1の基準温度α(例え
ば、α=3℃)まで低下して圧縮機を停止させるとき
に、エバ温度センサ24の応答遅れによりエバポレータ
5の温度が凍結温度以下に低下してエバポレータ5に凍
結が生じる可能性が低いと判断し、ステップ309に進
んでFLAG1,2,3を0に、t1,t2を0に、α,
βを3,5にそれぞれ設定する。この設定後、ステップ
302に戻る。
前記出口側空気温度Teが第2の基準温度β(例えば、
β=5℃)以上のとき、ステップ307に進んで圧縮機
を駆動状態(ON)にし、次のステップ308で前記エ
バポレータ熱負荷Qが所定値γより大きいか否かを判定
する。このステップ308の答が肯定(Yes)のと
き、すなわちエバポレータ熱負荷Qが所定値γより大き
いときには、エバポレータ5の温度低下割合が小さいた
めに、出口側空気温度Teが第1の基準温度α(例え
ば、α=3℃)まで低下して圧縮機を停止させるとき
に、エバ温度センサ24の応答遅れによりエバポレータ
5の温度が凍結温度以下に低下してエバポレータ5に凍
結が生じる可能性が低いと判断し、ステップ309に進
んでFLAG1,2,3を0に、t1,t2を0に、α,
βを3,5にそれぞれ設定する。この設定後、ステップ
302に戻る。
【0027】このように、エバポレータ5の出口側空気
温度Teが第2の基準温度β(例えば、β=5℃)以上
で且つエバポレータ熱負荷Qが所定値γより大きいとき
には、第1の基準温度α,βをそれぞれ3℃,5℃に維
持したまま圧縮機19を駆動させる。
温度Teが第2の基準温度β(例えば、β=5℃)以上
で且つエバポレータ熱負荷Qが所定値γより大きいとき
には、第1の基準温度α,βをそれぞれ3℃,5℃に維
持したまま圧縮機19を駆動させる。
【0028】前記ステップ308の答が否定(No)、
すなわちエバポレータ熱負荷Qが所定値γより小さいと
きには、エバポレータ5の温度低下の割合が大きいため
に、出口側空気温度Teが第1の基準温度α(例えば、
α=3℃)まで低下して圧縮機を停止させるときに、エ
バ温度センサ24の応答遅れによりエバポレータ5の温
度が凍結温度以下に低下してエバポレータ5に凍結が生
じる可能性が高いと判断し、ステップ310に進んでF
LAG1が1であるか否かを判定する。このとき、FL
AG1は0であるので、ステップ310の答は否定(N
o)となり、ステップ311に進んで第1のタイマー手
段38を作動させ(タイマt1スタート)、エバポレー
タ熱負荷Qが所定値γより小さくなった時点からの圧縮
機オン時間t1の計測を開始する。この開始後、ステッ
プ312に進んでFLAG1を1に設定し、次のステッ
プ313で前記圧縮機オン時間t1がステップ305で
演算された目標移行時間T1より大きいか否かを判定す
る。
すなわちエバポレータ熱負荷Qが所定値γより小さいと
きには、エバポレータ5の温度低下の割合が大きいため
に、出口側空気温度Teが第1の基準温度α(例えば、
α=3℃)まで低下して圧縮機を停止させるときに、エ
バ温度センサ24の応答遅れによりエバポレータ5の温
度が凍結温度以下に低下してエバポレータ5に凍結が生
じる可能性が高いと判断し、ステップ310に進んでF
LAG1が1であるか否かを判定する。このとき、FL
AG1は0であるので、ステップ310の答は否定(N
o)となり、ステップ311に進んで第1のタイマー手
段38を作動させ(タイマt1スタート)、エバポレー
タ熱負荷Qが所定値γより小さくなった時点からの圧縮
機オン時間t1の計測を開始する。この開始後、ステッ
プ312に進んでFLAG1を1に設定し、次のステッ
プ313で前記圧縮機オン時間t1がステップ305で
演算された目標移行時間T1より大きいか否かを判定す
る。
【0029】このステップ313の答が否定(No)、
すなわち前記圧縮機オン時間t1が目標移行時間T1より
小さいときには、エバポレータ5はまだ凍結しないと判
断し、ステップ314を実行することなく前記ステップ
302に戻る。これに対して、ステップ313の答が肯
定(Yes)、すなわち前記圧縮機オン時間t1が目標
移行時間T1より大きいときには、駆動状態にある圧縮
機19を早く停止させないとエバポレータ5が凍結する
虞れがあるので、ステップ314に進み、第1の基準温
度α(α=3℃)を上記(4)式により、第2の基準温
度β(β=5℃)を上記(5)式によりそれぞれ上昇さ
せ、ステップ302に戻る。
すなわち前記圧縮機オン時間t1が目標移行時間T1より
小さいときには、エバポレータ5はまだ凍結しないと判
断し、ステップ314を実行することなく前記ステップ
302に戻る。これに対して、ステップ313の答が肯
定(Yes)、すなわち前記圧縮機オン時間t1が目標
移行時間T1より大きいときには、駆動状態にある圧縮
機19を早く停止させないとエバポレータ5が凍結する
虞れがあるので、ステップ314に進み、第1の基準温
度α(α=3℃)を上記(4)式により、第2の基準温
度β(β=5℃)を上記(5)式によりそれぞれ上昇さ
せ、ステップ302に戻る。
【0030】そして、再び前記ステップ314に進んだ
とき、ステップ314で上昇させた第1の基準温度α及
び第2の基準温度βの各前回値を、上記(4)式及び
(5)式によりそれぞれ上昇させる。このようにして、
前記ステップ306の答がAとなるまで、すなわちエバ
ポレータ温度Teが上昇した第1の基準温度α以下にな
るまで、前記ステップ314で第1の基準温度α及び第
2の基準温度βを所定時間毎に所定温度ずつ上昇させ
る。
とき、ステップ314で上昇させた第1の基準温度α及
び第2の基準温度βの各前回値を、上記(4)式及び
(5)式によりそれぞれ上昇させる。このようにして、
前記ステップ306の答がAとなるまで、すなわちエバ
ポレータ温度Teが上昇した第1の基準温度α以下にな
るまで、前記ステップ314で第1の基準温度α及び第
2の基準温度βを所定時間毎に所定温度ずつ上昇させ
る。
【0031】エバポレータ温度Teが上昇させた第1の
基準温度α以下になると、前記ステップ306の答がA
となり、図4のステップ315に進んで駆動状態にある
圧縮機を停止させる(圧縮機OFF)。次にステップ3
16に進み、前記圧縮機オン時間t1が目標移行時間T1
より大きいか否かを判定する。このとき、第1のタイマ
手段38は作動し続けているので、圧縮機オン時間t1
は目標移行時間T1より大きく、このステップ316の
答が肯定(Yes)となってステップ317に進み、t
1及びFLAG1を0にすると共に、FLAG2を1に
設定する。この設定後、前記ステップ302に戻る。
基準温度α以下になると、前記ステップ306の答がA
となり、図4のステップ315に進んで駆動状態にある
圧縮機を停止させる(圧縮機OFF)。次にステップ3
16に進み、前記圧縮機オン時間t1が目標移行時間T1
より大きいか否かを判定する。このとき、第1のタイマ
手段38は作動し続けているので、圧縮機オン時間t1
は目標移行時間T1より大きく、このステップ316の
答が肯定(Yes)となってステップ317に進み、t
1及びFLAG1を0にすると共に、FLAG2を1に
設定する。この設定後、前記ステップ302に戻る。
【0032】そして、再び前記ステップ316に進んだ
とき、前記ステップ317でt1を0にしたので、この
ステップ316の答は否定(No)となり、ステップ3
18に進んでFLAG2が1であるか否かを判定する。
このとき、前記ステップ317でFLAG2を1に設定
したので、ステップ318の答は肯定(Yes)にな
り、ステップ319に進み、第1の基準温度αが3であ
るか及び第2の基準温度βが5であるか否かを判定す
る。このとき、α,βはそれぞれ3,5より大きいの
で、ステップ320に進み、FLAG3が1であるか否
かを判定する。このとき、FLAG3は1ではないの
で、このステップ320の答は否定(No)となり、ス
テップ321に進んで第2のタイマ手段43を作動させ
る(タイマt2スタート)と共に、ステップ322に進
んでFLAG3を1に設定する。この設定後、ステップ
323に進み、上昇させた前記基準温度α,βをそれぞ
れ上記(6)式,(7)式により低下させ、前記ステッ
プ302に戻る。
とき、前記ステップ317でt1を0にしたので、この
ステップ316の答は否定(No)となり、ステップ3
18に進んでFLAG2が1であるか否かを判定する。
このとき、前記ステップ317でFLAG2を1に設定
したので、ステップ318の答は肯定(Yes)にな
り、ステップ319に進み、第1の基準温度αが3であ
るか及び第2の基準温度βが5であるか否かを判定す
る。このとき、α,βはそれぞれ3,5より大きいの
で、ステップ320に進み、FLAG3が1であるか否
かを判定する。このとき、FLAG3は1ではないの
で、このステップ320の答は否定(No)となり、ス
テップ321に進んで第2のタイマ手段43を作動させ
る(タイマt2スタート)と共に、ステップ322に進
んでFLAG3を1に設定する。この設定後、ステップ
323に進み、上昇させた前記基準温度α,βをそれぞ
れ上記(6)式,(7)式により低下させ、前記ステッ
プ302に戻る。
【0033】そして、前記ステップ319に再び進んだ
とき、α=3,β=5でなければ、すなわち前記基準温
度α,βがそれぞれ元の温度3℃,5℃まで低下してい
なければ、このステップ319の答が否定(No)とな
って前記ステップ320に再び進む。このとき、前記ス
テップ322でFLAG3を1に設定したので、このス
テップ320の答が肯定(Yes)になり、前記ステッ
プ321,322を実行することなく、前記ステップ3
23に進み、前記基準温度α,βを前回値からさらに低
下させる。
とき、α=3,β=5でなければ、すなわち前記基準温
度α,βがそれぞれ元の温度3℃,5℃まで低下してい
なければ、このステップ319の答が否定(No)とな
って前記ステップ320に再び進む。このとき、前記ス
テップ322でFLAG3を1に設定したので、このス
テップ320の答が肯定(Yes)になり、前記ステッ
プ321,322を実行することなく、前記ステップ3
23に進み、前記基準温度α,βを前回値からさらに低
下させる。
【0034】前記基準温度α,βがそれぞれ元の温度3
℃,5℃まで低下すると、前記ステップ319の答が肯
定(Yes)になり、ステップ324に進んでFLAG
3及びt2を0に設定し、前記ステップ302に戻る。
℃,5℃まで低下すると、前記ステップ319の答が肯
定(Yes)になり、ステップ324に進んでFLAG
3及びt2を0に設定し、前記ステップ302に戻る。
【0035】このようにして、上記一実施例によれば、
圧縮機が駆動状態にあってエバポレータ熱負荷Qが所定
値γより小さくなった時、この時点からオン時間計測用
の第1のタイマ手段38により圧縮機オン時間t1が計
測され、この圧縮機オン時間t1が目標移行時間T1より
長いとき、エバポレータが凍結する虞れがあるため、基
準温度変更手段39が第1及び第2の基準温度α,βを
所定時間毎に所定温度ずつ上昇させ、これによって、こ
の温度上昇に応じて駆動状態にある圧縮機19が早く停
止する。従って、エバ温度センサ24等のバラツキに影
響されることなく、熱負荷(エバポレータ熱負荷Q)が
小さい場合でも、エバポレータ5の凍結を確実に防止す
ることができる。そして、圧縮機19を停止後におい
て、基準温度変更手段39により、上昇させた基準温度
α,βを元の温度(例えば、α=3℃,β=5℃)まで
低下させることができる。
圧縮機が駆動状態にあってエバポレータ熱負荷Qが所定
値γより小さくなった時、この時点からオン時間計測用
の第1のタイマ手段38により圧縮機オン時間t1が計
測され、この圧縮機オン時間t1が目標移行時間T1より
長いとき、エバポレータが凍結する虞れがあるため、基
準温度変更手段39が第1及び第2の基準温度α,βを
所定時間毎に所定温度ずつ上昇させ、これによって、こ
の温度上昇に応じて駆動状態にある圧縮機19が早く停
止する。従って、エバ温度センサ24等のバラツキに影
響されることなく、熱負荷(エバポレータ熱負荷Q)が
小さい場合でも、エバポレータ5の凍結を確実に防止す
ることができる。そして、圧縮機19を停止後におい
て、基準温度変更手段39により、上昇させた基準温度
α,βを元の温度(例えば、α=3℃,β=5℃)まで
低下させることができる。
【0036】なお、上記一実施例において、第1及び第
2の基準温度α,βを上昇させることにより駆動状態に
ある圧縮機19を早く停止させ、この停止後一定時間が
経過してから、基準温度変更手段39により上昇させた
基準温度α,βを元の温度(例えば、α=3℃,β=5
℃)まで低下させるように構成することもできる。この
ように構成することにより、エバポレータ5の凍結をよ
り確実に防止することができる。
2の基準温度α,βを上昇させることにより駆動状態に
ある圧縮機19を早く停止させ、この停止後一定時間が
経過してから、基準温度変更手段39により上昇させた
基準温度α,βを元の温度(例えば、α=3℃,β=5
℃)まで低下させるように構成することもできる。この
ように構成することにより、エバポレータ5の凍結をよ
り確実に防止することができる。
【0037】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明に係る車両
用空調制御装置によれば、少なくとも外気温度、車室内
温度、設定温度、及び日射量に基づき目標吹出温度を演
算する目標吹出温度演算手段と、エバポレータ温度又は
その出口側空気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆
動させると共に所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧
縮機制御手段とを有する電子制御部を備えた車両用空調
制御装置において、前記電子制御部は、エバポレータに
よる熱仕事量であるエバポレータ熱負荷を前記目標吹出
温度等に基づき演算するエバポレータ熱負荷演算手段
と、圧縮機を駆動状態から停止状態へ移行させるまでの
移行時間の目標値である目標移行時間を前記熱負荷に応
じて演算する目標移行時間演算手段と、圧縮機が駆動状
態にあって前記熱負荷が所定値より小さくなった時、こ
の時点からの圧縮機オン時間を計測するオン時間計測手
段と、このオン時間が前記目標移行時間より長いとき、
前記基準温度を上昇させると共に、圧縮機が停止してか
ら、上昇させた前記基準温度を元の温度まで低下させる
基準温度変更手段とを備えている構成により、圧縮機が
駆動状態にあってエバポレータ熱負荷が所定値より小さ
くなった時、この時点からオン時間計測手段により圧縮
機オン時間が計測され、この圧縮機オン時間が目標移行
時間より長いとき、エバポレータが凍結する虞れがある
ため、基準温度変更手段が基準温度を上昇させ、これに
よって、この温度上昇に応じて駆動状態にある圧縮機が
早く停止する。従って、温度センサ等のバラツキに影響
されることなく、熱負荷が小さい場合でもエバポレータ
の凍結を確実に防止することができる。
用空調制御装置によれば、少なくとも外気温度、車室内
温度、設定温度、及び日射量に基づき目標吹出温度を演
算する目標吹出温度演算手段と、エバポレータ温度又は
その出口側空気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆
動させると共に所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧
縮機制御手段とを有する電子制御部を備えた車両用空調
制御装置において、前記電子制御部は、エバポレータに
よる熱仕事量であるエバポレータ熱負荷を前記目標吹出
温度等に基づき演算するエバポレータ熱負荷演算手段
と、圧縮機を駆動状態から停止状態へ移行させるまでの
移行時間の目標値である目標移行時間を前記熱負荷に応
じて演算する目標移行時間演算手段と、圧縮機が駆動状
態にあって前記熱負荷が所定値より小さくなった時、こ
の時点からの圧縮機オン時間を計測するオン時間計測手
段と、このオン時間が前記目標移行時間より長いとき、
前記基準温度を上昇させると共に、圧縮機が停止してか
ら、上昇させた前記基準温度を元の温度まで低下させる
基準温度変更手段とを備えている構成により、圧縮機が
駆動状態にあってエバポレータ熱負荷が所定値より小さ
くなった時、この時点からオン時間計測手段により圧縮
機オン時間が計測され、この圧縮機オン時間が目標移行
時間より長いとき、エバポレータが凍結する虞れがある
ため、基準温度変更手段が基準温度を上昇させ、これに
よって、この温度上昇に応じて駆動状態にある圧縮機が
早く停止する。従って、温度センサ等のバラツキに影響
されることなく、熱負荷が小さい場合でもエバポレータ
の凍結を確実に防止することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る車両用空調制御装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る車両用空調制御装置を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図3】一実施例に係る車両用空調制御装置による自動
空調制御の制御手順を示すフローチャートである。
空調制御の制御手順を示すフローチャートである。
【図4】一実施例に係る車両用空調制御装置による自動
空調制御の制御手順を示すフローチャートで、図3のフ
ローチャートとA´及びB´の個所で結合されて1つの
フローチャートを構成する図である。
空調制御の制御手順を示すフローチャートで、図3のフ
ローチャートとA´及びB´の個所で結合されて1つの
フローチャートを構成する図である。
【図5】目標移行時間のマップを示す図である。
30 マイクロコンピュータ(電子制御部) 31 目標吹出温度演算手段 32 圧縮機制御手段 36 エバポレータ熱負荷演算手段 37 目標移行時間演算手段 38 第1のタイマ手段(オン時間計測手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも外気温度、車室内温度、設定
温度、及び日射量に基づき目標吹出温度を演算する目標
吹出温度演算手段と、エバポレータ温度又はその出口側
空気温度が基準温度より高いとき圧縮機を駆動させると
共に所定値以下のとき圧縮機を停止させる圧縮機制御手
段とを有する電子制御部を備えた車両用空調制御装置に
おいて、前記電子制御部は、エバポレータによる熱仕事
量であるエバポレータ熱負荷を前記目標吹出温度等に基
づき演算するエバポレータ熱負荷演算手段と、圧縮機を
駆動状態から停止状態へ移行させるまでの移行時間の目
標値である目標移行時間を前記熱負荷に応じて演算する
目標移行時間演算手段と、圧縮機が駆動状態にあって前
記熱負荷が所定値より小さくなった時、この時点からの
圧縮機オン時間を計測するオン時間計測手段と、このオ
ン時間が前記目標移行時間より長いとき、前記基準温度
を上昇させると共に、圧縮機が停止してから、上昇させ
た前記基準温度を元の温度まで低下させる基準温度変更
手段とを備えていることを特徴とする車両用空調制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35514691A JPH05169970A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 車両用空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35514691A JPH05169970A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 車両用空調制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05169970A true JPH05169970A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18442212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35514691A Pending JPH05169970A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 車両用空調制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05169970A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010105466A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2015186999A (ja) * | 2011-03-29 | 2015-10-29 | デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド | マルチブロワユニットのためのhvac制御 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP35514691A patent/JPH05169970A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010105466A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2015186999A (ja) * | 2011-03-29 | 2015-10-29 | デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド | マルチブロワユニットのためのhvac制御 |
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