JPH05170182A - 船用推進装置 - Google Patents
船用推進装置Info
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- JPH05170182A JPH05170182A JP4141764A JP14176492A JPH05170182A JP H05170182 A JPH05170182 A JP H05170182A JP 4141764 A JP4141764 A JP 4141764A JP 14176492 A JP14176492 A JP 14176492A JP H05170182 A JPH05170182 A JP H05170182A
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- shift
- shift shaft
- shaft
- propeller shaft
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Links
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Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊な工具を必要とせずに、駆動ピニオンを
駆動軸に容易に固定することのできる船用推進装置を提
供する。 【構成】 船用推進装置10は、ギアケース32、前後
方向の軸線40の周囲で回転するプロペラ軸42、シフ
ト軸116、シフトレバー94を備える。プロペラ軸
は、前方に向かって開放された孔46を有する。シフト
軸は、孔46の中に設けられる後方部分118、前方部
分124、及びこれら両部分を軸線40に沿って両側へ
一体に運動させる手段を有する。シフトレバーは、軸線
40を横断する水平な軸線の周囲で回転運動し、また垂
直方向に移動可能なリンクに接続されて水平な軸線の周
囲で揺動する。シフトレバーの脚部をシフト軸の前方部
分に接続し、シフトレバーの回転運動に応じて、前方部
分124を軸線40に沿って両側の方向に動かす手段も
備える。上記両手段の一方は、シフトレバーが水平な軸
線の周囲で揺動すると、シフト軸を軸線40に沿って両
側に移動させる。
駆動軸に容易に固定することのできる船用推進装置を提
供する。 【構成】 船用推進装置10は、ギアケース32、前後
方向の軸線40の周囲で回転するプロペラ軸42、シフ
ト軸116、シフトレバー94を備える。プロペラ軸
は、前方に向かって開放された孔46を有する。シフト
軸は、孔46の中に設けられる後方部分118、前方部
分124、及びこれら両部分を軸線40に沿って両側へ
一体に運動させる手段を有する。シフトレバーは、軸線
40を横断する水平な軸線の周囲で回転運動し、また垂
直方向に移動可能なリンクに接続されて水平な軸線の周
囲で揺動する。シフトレバーの脚部をシフト軸の前方部
分に接続し、シフトレバーの回転運動に応じて、前方部
分124を軸線40に沿って両側の方向に動かす手段も
備える。上記両手段の一方は、シフトレバーが水平な軸
線の周囲で揺動すると、シフト軸を軸線40に沿って両
側に移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、船外機及び船尾
駆動ユニット等の船用推進装置に関する。より詳細に
は、本発明は、逆転動力伝達装置を含む上述の如き船用
推進装置用の動力伝達装置に関し、「カウンタローテー
ション(counter rotation)」及び
「スタンダードローテーション(standard r
otation)」と呼ばれる両方タイプの動力伝達装
置に応用することができる。本発明はまた、船用推進装
置に逆転動力伝達装置を組み込む方法にも関する。
駆動ユニット等の船用推進装置に関する。より詳細に
は、本発明は、逆転動力伝達装置を含む上述の如き船用
推進装置用の動力伝達装置に関し、「カウンタローテー
ション(counter rotation)」及び
「スタンダードローテーション(standard r
otation)」と呼ばれる両方タイプの動力伝達装
置に応用することができる。本発明はまた、船用推進装
置に逆転動力伝達装置を組み込む方法にも関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】過去に
おいては、「カウンタローテーション」型と呼ばれる動
力伝達装置は、2部材型のプロペラ軸を備えていた。す
なわち、プロペラ軸は、前方部分及び後方部分を備えて
いた。ギアケースに対する前方推力の伝達は、プロペラ
軸の後方部分に設けられるスラストリングにより行われ
ていた。プロペラ軸にスラストリングを設けることは、
プロペラ軸の前方部分にシフト作動機構を確実に組み立
てることを阻害していた。その結果、カウンタローテー
ション型の動力伝達装置においては分割された軸を採用
し、これにより、プロペラ軸の後方部分(スラストリン
グを含む)をプロペラ軸の前方部分に組み込む前に、プ
ロペラ軸の前方部分の前方側にシフト作動機構を確実に
連結することを可能としていた。スタンダードローテー
ション型のプロペラ軸は1部材型の軸であった。
おいては、「カウンタローテーション」型と呼ばれる動
力伝達装置は、2部材型のプロペラ軸を備えていた。す
なわち、プロペラ軸は、前方部分及び後方部分を備えて
いた。ギアケースに対する前方推力の伝達は、プロペラ
軸の後方部分に設けられるスラストリングにより行われ
ていた。プロペラ軸にスラストリングを設けることは、
プロペラ軸の前方部分にシフト作動機構を確実に組み立
てることを阻害していた。その結果、カウンタローテー
ション型の動力伝達装置においては分割された軸を採用
し、これにより、プロペラ軸の後方部分(スラストリン
グを含む)をプロペラ軸の前方部分に組み込む前に、プ
ロペラ軸の前方部分の前方側にシフト作動機構を確実に
連結することを可能としていた。スタンダードローテー
ション型のプロペラ軸は1部材型の軸であった。
【0003】より詳細には、従来はカウンタローテーシ
ョン及びスタンダードローテーション型の両方の構造の
シフト作動機構においては、環状の溝を有するシフト軸
をプロペラ軸の前方端に設け、また上記溝に入る外方端
を有する脚部を備えたベルクランク型のシフトレバーを
設けていた。
ョン及びスタンダードローテーション型の両方の構造の
シフト作動機構においては、環状の溝を有するシフト軸
をプロペラ軸の前方端に設け、また上記溝に入る外方端
を有する脚部を備えたベルクランク型のシフトレバーを
設けていた。
【0004】カウンタローテーション及びスタンダード
ローテーションのいずれの従来技術の構造においても、
ベルクランク型のシフトレバーをシフトハウジングの中
に枢動可能に設け、また前方に位置するかさ歯車も最初
にシフトハウジングの中に組み込まれていた。このよう
にして得られたシフトハウジングアセンブリをその後、
ギアケースの凹所の前方端に装着し、シフトハウジング
のピンをギアケースのスロットとかみ合わせることによ
り、シフトハウジングとギアケースとの間の回転を防止
していた。また、シフトハウジングアセンブリをギアケ
ースの凹所の中に挿入する前に、シフト軸及びドグクラ
ッチをプロペラ軸(又は、カウンタローテーションの場
合にはプロペラ軸の前方部分)上に組み立て、これによ
り、その後前方に位置するかさ歯車に挿入されることに
なるプロペラ軸アセンブリを形成し、上記シフト軸を枢
動可能に設けられたシフトレバーに作動可能に係合させ
ていた。次に、予め組み立てられたシフトレバー及び前
方に位置するかさ歯車を有するシフトハウジングアセン
ブリを、プロペラ軸アセンブリと共に(シフト軸及びシ
フトレバーを作動的に係合させた状態で)、ギアケース
の凹所の中に挿入していた。
ローテーションのいずれの従来技術の構造においても、
ベルクランク型のシフトレバーをシフトハウジングの中
に枢動可能に設け、また前方に位置するかさ歯車も最初
にシフトハウジングの中に組み込まれていた。このよう
にして得られたシフトハウジングアセンブリをその後、
ギアケースの凹所の前方端に装着し、シフトハウジング
のピンをギアケースのスロットとかみ合わせることによ
り、シフトハウジングとギアケースとの間の回転を防止
していた。また、シフトハウジングアセンブリをギアケ
ースの凹所の中に挿入する前に、シフト軸及びドグクラ
ッチをプロペラ軸(又は、カウンタローテーションの場
合にはプロペラ軸の前方部分)上に組み立て、これによ
り、その後前方に位置するかさ歯車に挿入されることに
なるプロペラ軸アセンブリを形成し、上記シフト軸を枢
動可能に設けられたシフトレバーに作動可能に係合させ
ていた。次に、予め組み立てられたシフトレバー及び前
方に位置するかさ歯車を有するシフトハウジングアセン
ブリを、プロペラ軸アセンブリと共に(シフト軸及びシ
フトレバーを作動的に係合させた状態で)、ギアケース
の凹所の中に挿入していた。
【0005】従来の次の段階においては、駆動ピニオン
を駆動軸に固定し、かつ該駆ピニオンを前方に位置する
かさ歯車にかみ合わせた状態で係合させていた。ギアケ
ースの凹所の中が込み入っている、すなわちプロペラ軸
が既に凹所の中に設けられているので、駆動ピニオンを
駆動軸に保持するナットを適正に「締め付ける」ことが
困難でありかつ経費のかかる作業であった。
を駆動軸に固定し、かつ該駆ピニオンを前方に位置する
かさ歯車にかみ合わせた状態で係合させていた。ギアケ
ースの凹所の中が込み入っている、すなわちプロペラ軸
が既に凹所の中に設けられているので、駆動ピニオンを
駆動軸に保持するナットを適正に「締め付ける」ことが
困難でありかつ経費のかかる作業であった。
【0006】その後、スタンダードローテーションの構
造においては、後方に位置するかさ歯車及びプロペラ軸
軸受リテーナを、プロペラ軸を包囲する関係にしてギア
ケースの凹所の中に装着していた。軸受リテーナは次に
適所に固定されていた。
造においては、後方に位置するかさ歯車及びプロペラ軸
軸受リテーナを、プロペラ軸を包囲する関係にしてギア
ケースの凹所の中に装着していた。軸受リテーナは次に
適所に固定されていた。
【0007】カウンタローテーションの構造において
は、後方に位置するかさ歯車(組み立てたスラスト容器
すなわちスラストキャニスタと共に)を、プロペラ軸の
後方部分に設けられるスラストリングの前方のプロペラ
軸の部分に組み立てていた。このように組み立てられた
ものは、スラストキャニスタに取り付けられかつスラス
トキャニスタからスラストリングの後方へ伸長するプロ
ペラ軸軸受リテーナも含んでいた。次に、このようにし
て得られた予め組み立てられたもの(プリアセンブリ)
をギアケースの凹所の中に挿入し、プロペラ軸の後方部
分をプロペラ軸の前方部分と一体に回転するように係合
させ、後方に位置するかさ歯車を駆動ピニオンにかみ合
わせかつギアケースに軸受させ、また、スラストキャニ
スタをギアケースに係合させこれらの間に前方推力が伝
達されるようにし、更に、プロペラ軸軸受リテーナをギ
アケースの凹所に係合させていた。その後、軸受リテー
ナを適所に固定し、各要素をギアケースの凹所の中に保
持していた。
は、後方に位置するかさ歯車(組み立てたスラスト容器
すなわちスラストキャニスタと共に)を、プロペラ軸の
後方部分に設けられるスラストリングの前方のプロペラ
軸の部分に組み立てていた。このように組み立てられた
ものは、スラストキャニスタに取り付けられかつスラス
トキャニスタからスラストリングの後方へ伸長するプロ
ペラ軸軸受リテーナも含んでいた。次に、このようにし
て得られた予め組み立てられたもの(プリアセンブリ)
をギアケースの凹所の中に挿入し、プロペラ軸の後方部
分をプロペラ軸の前方部分と一体に回転するように係合
させ、後方に位置するかさ歯車を駆動ピニオンにかみ合
わせかつギアケースに軸受させ、また、スラストキャニ
スタをギアケースに係合させこれらの間に前方推力が伝
達されるようにし、更に、プロペラ軸軸受リテーナをギ
アケースの凹所に係合させていた。その後、軸受リテー
ナを適所に固定し、各要素をギアケースの凹所の中に保
持していた。
【0008】次に挙げる米国特許明細書を参照された
い。
い。
【0009】 発明者 特許番号 発行日 BLANCHARD(ブランチャード) 4,302,196 1981年11月24日 TAGUCHI(タグチ) 4,637,802 1987年1月20日 HARADA(ハラダ) 4,689,027 1987年8月25日 HIGBY(ヒグビィー) 4,850,910 1989年7月25日 McELROY(マクロイ) 4,861,295 1989年8月29日 HIGBY(ヒグビィー) 4,865,570 1989年9月12日 また、1987年のJohnson/Evinrude
(ジョンソン/エビヌルード)のサービスマニュアル(S
ervice Manual)も参照されたい。このサ
ービスマニュアルに開示されたカウンタローテーション
の構成は、スタンダードローテーション構造の回転方向
とは反対の回転方向にカウンタローテーションエンジン
を回転させることにより得られている。
(ジョンソン/エビヌルード)のサービスマニュアル(S
ervice Manual)も参照されたい。このサ
ービスマニュアルに開示されたカウンタローテーション
の構成は、スタンダードローテーション構造の回転方向
とは反対の回転方向にカウンタローテーションエンジン
を回転させることにより得られている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下部ユニット
を備え、該下部ユニットが、ギアケースと、ほぼ水平な
前後方向の軸線の周囲で回転するように上記ギアケース
の中に設けられ、軸方向に伸長し前方に向かって開放さ
れた孔を有するプロペラ軸と、上記孔の中に設けられる
後方部分、前方部分、及び該前方部分を上記後方部分に
接続し、上記前方部分及び後方部分を、上記前後方向の
軸線に沿って両側の方向へ一体に軸方向に運動させる手
段を有するシフト軸と、上記前後方向の軸線を横切る水
平な軸線の周囲で回転運動するように上記下部ユニット
により支持されると共に、垂直方向に移動可能なリンク
に接続されて上記水平な軸線の周囲で揺動するようにな
され、また脚部を有するシフトレバーと、上記脚部を上
記シフト軸の前方部分に接続し、上記シフトレバーの回
転運動に応じて、該シフト軸の前方部分を、上記前後方
向の軸線に沿って両側の方向に動かす手段とを備え、上
記前方部分を上記後方部分に接続する手段及び上記脚部
を上記前方部分に接続する手段の一方が、上記シフト軸
の上記後方部分の前方への移動に応じて作動して上記接
続を行い、その後、上記シフトレバーが上記水平な軸線
の周囲で揺動することに応じて、上記シフト軸を上記前
後方向の軸線に沿って両側の方向に移動させる組み立て
手段を有することを特徴とする船用推進装置を提供す
る。
を備え、該下部ユニットが、ギアケースと、ほぼ水平な
前後方向の軸線の周囲で回転するように上記ギアケース
の中に設けられ、軸方向に伸長し前方に向かって開放さ
れた孔を有するプロペラ軸と、上記孔の中に設けられる
後方部分、前方部分、及び該前方部分を上記後方部分に
接続し、上記前方部分及び後方部分を、上記前後方向の
軸線に沿って両側の方向へ一体に軸方向に運動させる手
段を有するシフト軸と、上記前後方向の軸線を横切る水
平な軸線の周囲で回転運動するように上記下部ユニット
により支持されると共に、垂直方向に移動可能なリンク
に接続されて上記水平な軸線の周囲で揺動するようにな
され、また脚部を有するシフトレバーと、上記脚部を上
記シフト軸の前方部分に接続し、上記シフトレバーの回
転運動に応じて、該シフト軸の前方部分を、上記前後方
向の軸線に沿って両側の方向に動かす手段とを備え、上
記前方部分を上記後方部分に接続する手段及び上記脚部
を上記前方部分に接続する手段の一方が、上記シフト軸
の上記後方部分の前方への移動に応じて作動して上記接
続を行い、その後、上記シフトレバーが上記水平な軸線
の周囲で揺動することに応じて、上記シフト軸を上記前
後方向の軸線に沿って両側の方向に移動させる組み立て
手段を有することを特徴とする船用推進装置を提供す
る。
【0011】本発明の主要な特徴は、動力伝達装置を駆
動位置及び中立位置の間で切り換える逆転動力伝達装置
を含むスタンダードローテーション又はカウンタローテ
ーションの両方の船用推進装置用動力伝達装置に用いる
ことのできるシフトアセンブリを提供することであり、
このシフトアセンブリは、複数の部材から成るシフト軸
とシフト機構とを備え、これらシフト軸及びシフト機構
は、少なくともシフト軸の一部を含むプロペラ軸アセン
ブリをギアケースの中に挿入することにより、ギアケー
スの中で相互に作動する関係に組み立てることができ、
これにより、1部材型の又は多部材型のプロペラ軸を用
いることを可能にすると共に、動力伝達装置の組み立て
をより効率的にする。
動位置及び中立位置の間で切り換える逆転動力伝達装置
を含むスタンダードローテーション又はカウンタローテ
ーションの両方の船用推進装置用動力伝達装置に用いる
ことのできるシフトアセンブリを提供することであり、
このシフトアセンブリは、複数の部材から成るシフト軸
とシフト機構とを備え、これらシフト軸及びシフト機構
は、少なくともシフト軸の一部を含むプロペラ軸アセン
ブリをギアケースの中に挿入することにより、ギアケー
スの中で相互に作動する関係に組み立てることができ、
これにより、1部材型の又は多部材型のプロペラ軸を用
いることを可能にすると共に、動力伝達装置の組み立て
をより効率的にする。
【0012】本発明の他の特徴及び効果は、以下の詳細
な記載、特許請求の範囲及び図面から、当業者には明ら
かとなろう。
な記載、特許請求の範囲及び図面から、当業者には明ら
かとなろう。
【0013】
【実施例】本発明の1実施例を詳細に説明する前に、本
発明の適用が以下の記載あるいは図面に示す構造及び各
要素の構成の細部に限定されるものではないことを理解
する必要がある。本発明は他の実施例とすることも可能
であり、種々の態様において実施すなわち実行し得る。
また、本明細書の用語および術語は説明の目的のために
使用されているものであって、限定的に解されるべきも
のではない。
発明の適用が以下の記載あるいは図面に示す構造及び各
要素の構成の細部に限定されるものではないことを理解
する必要がある。本発明は他の実施例とすることも可能
であり、種々の態様において実施すなわち実行し得る。
また、本明細書の用語および術語は説明の目的のために
使用されているものであって、限定的に解されるべきも
のではない。
【0014】本発明の種々の特徴を具体化する船用推進
装置10が図面に示されている。図1に示すように、船
用推進装置10は船外機であるが、他の構成において
は、船尾駆動ユニット等の他のタイプの船用推進装置1
0とすることができる。
装置10が図面に示されている。図1に示すように、船
用推進装置10は船外機であるが、他の構成において
は、船尾駆動ユニット等の他のタイプの船用推進装置1
0とすることができる。
【0015】船外機10は、ボート16のトランソム1
4に取り付けられた装着アセンブリ12を備えている。
他の適宜な装着アセンブリを用いることができるが、図
示の構成においては、装着アセンブリ12は、トランソ
ム14に固定されたトランソムブラケット18と、ほぼ
水平方向の傾斜軸線22の周囲でトランソムブラケット
18に対して相対的に枢動可能なようにトランソムブラ
ケット18に装着された旋回ブラケット20とを備えて
いる。
4に取り付けられた装着アセンブリ12を備えている。
他の適宜な装着アセンブリを用いることができるが、図
示の構成においては、装着アセンブリ12は、トランソ
ム14に固定されたトランソムブラケット18と、ほぼ
水平方向の傾斜軸線22の周囲でトランソムブラケット
18に対して相対的に枢動可能なようにトランソムブラ
ケット18に装着された旋回ブラケット20とを備えて
いる。
【0016】船外機10はまた、ほぼ垂直な操舵軸線2
6の周囲で旋回ブラケット20に対して相対的に枢動可
能なように旋回ブラケット20に装着された推進ユニッ
ト24を備えている。推進ユニット24は、駆動軸ハウ
ジング30と、この駆動軸ハウジング30の下方端に設
けられるギアケース32とを有する下部ユニット28を
備えている。ギアケース32は、閉止された前方端36
及び開放された後方端38を有する中空の内部すなわち
凹所34(図2)と、ほぼ水平な前後方向の軸線40と
を備えている。プロペラ軸42がギアケース32から後
方へ伸長しており、プロペラ44が該プロペラ軸42の
後端部に適宜に取り付けられている。
6の周囲で旋回ブラケット20に対して相対的に枢動可
能なように旋回ブラケット20に装着された推進ユニッ
ト24を備えている。推進ユニット24は、駆動軸ハウ
ジング30と、この駆動軸ハウジング30の下方端に設
けられるギアケース32とを有する下部ユニット28を
備えている。ギアケース32は、閉止された前方端36
及び開放された後方端38を有する中空の内部すなわち
凹所34(図2)と、ほぼ水平な前後方向の軸線40と
を備えている。プロペラ軸42がギアケース32から後
方へ伸長しており、プロペラ44が該プロペラ軸42の
後端部に適宜に取り付けられている。
【0017】プロペラ軸42は、図示の構成においては
前後方向の軸線40と同軸上にある長手方向の軸線を有
しており、下に説明する手段によりギアケースの凹所3
4の中で前後方向の軸線40の周囲で回転可能に支持さ
れている。図2に示すように、プロペラ軸42は、該プ
ロペラ軸の前方端に設けられ前方に向かって開放された
軸方向に伸長する孔46と、軸方向の孔46に連通し直
径方向において対向する一対の軸方向に伸長するスロッ
ト48とを装着されている。またプロペラ軸42には、
このプロペラ軸の後方端に向いている1部材構造のスラ
ストリング50も設けられている。
前後方向の軸線40と同軸上にある長手方向の軸線を有
しており、下に説明する手段によりギアケースの凹所3
4の中で前後方向の軸線40の周囲で回転可能に支持さ
れている。図2に示すように、プロペラ軸42は、該プ
ロペラ軸の前方端に設けられ前方に向かって開放された
軸方向に伸長する孔46と、軸方向の孔46に連通し直
径方向において対向する一対の軸方向に伸長するスロッ
ト48とを装着されている。またプロペラ軸42には、
このプロペラ軸の後方端に向いている1部材構造のスラ
ストリング50も設けられている。
【0018】図示の構成においては、プロペラ軸42は
1部材構造であるが、他の構成においては、プロペラ軸
42を分割された軸構造とし、適当に相互接続された複
数のプロペラ軸の部分から構成することができる。
1部材構造であるが、他の構成においては、プロペラ軸
42を分割された軸構造とし、適当に相互接続された複
数のプロペラ軸の部分から構成することができる。
【0019】推進ユニット24はまた、下部ユニット2
8に設けられた内燃機関すなわち内燃エンジン54も備
えている。このエンジン54は、駆動手段によりプロペ
ラ軸42を介してプロペラ44に駆動連結されており、
上記駆動手段は、駆動軸ハウジング30の中に支持され
かつギアケースの凹所34の中に伸長する下方端を有す
る垂直方向に伸長する駆動軸46を備えている。
8に設けられた内燃機関すなわち内燃エンジン54も備
えている。このエンジン54は、駆動手段によりプロペ
ラ軸42を介してプロペラ44に駆動連結されており、
上記駆動手段は、駆動軸ハウジング30の中に支持され
かつギアケースの凹所34の中に伸長する下方端を有す
る垂直方向に伸長する駆動軸46を備えている。
【0020】駆動軸の回転をプロペラ軸の回転に変換す
るために、駆動手段はまたギアケースの凹所34の中に
設けられる動力伝達装置58を備えており、該動力伝達
装置は、駆動軸56をプロペラ軸42に力を伝達する関
係で選択的に接続するように作用することができる。図
示の構成においては、動力伝達装置58は、二重反転型
の可逆転動力伝達装置であるが、他の構成においては、
標準回転型の動力伝達装置を用いることができる。
るために、駆動手段はまたギアケースの凹所34の中に
設けられる動力伝達装置58を備えており、該動力伝達
装置は、駆動軸56をプロペラ軸42に力を伝達する関
係で選択的に接続するように作用することができる。図
示の構成においては、動力伝達装置58は、二重反転型
の可逆転動力伝達装置であるが、他の構成においては、
標準回転型の動力伝達装置を用いることができる。
【0021】図2に示すように、動力伝達装置58は、
ネジ式のロックナット62又は他の適宜な手段により駆
動軸56の下方端に固定された駆動ピニオン60を有し
ている。垂直な駆動軸56から水平なプロペラ軸42に
力を選択的に伝達するために、動力伝達装置58はま
た、隔置された一対のかさ歯車64、66を有してお
り、これらかさ歯車は、プロペラ軸42を同軸状に包囲
し、前後方向の軸線40の周囲で回転するように、ギア
ケースの凹所34の中に支持されている。かさ歯車6
4、66はそれぞれ、ピニオン60の両側にかみ合うよ
うに、ピニオン60の前方及び後方に設けられている。
これにより、前方及び後方に設けられるかさ歯車64、
66は、ピニオンの回転に応じて常に反対方向に回転す
る。従って、前方及び後方に設けられるかさ歯車64、
66の一方又は他方をプロペラ軸42に選択的に接続す
ることにより、プロペラ軸42をいずれかの方向に回転
させることができる。
ネジ式のロックナット62又は他の適宜な手段により駆
動軸56の下方端に固定された駆動ピニオン60を有し
ている。垂直な駆動軸56から水平なプロペラ軸42に
力を選択的に伝達するために、動力伝達装置58はま
た、隔置された一対のかさ歯車64、66を有してお
り、これらかさ歯車は、プロペラ軸42を同軸状に包囲
し、前後方向の軸線40の周囲で回転するように、ギア
ケースの凹所34の中に支持されている。かさ歯車6
4、66はそれぞれ、ピニオン60の両側にかみ合うよ
うに、ピニオン60の前方及び後方に設けられている。
これにより、前方及び後方に設けられるかさ歯車64、
66は、ピニオンの回転に応じて常に反対方向に回転す
る。従って、前方及び後方に設けられるかさ歯車64、
66の一方又は他方をプロペラ軸42に選択的に接続す
ることにより、プロペラ軸42をいずれかの方向に回転
させることができる。
【0022】図示の構成においては、下に更に説明する
ように、動力伝達装置58は、前進駆動状態、中立状
態、及び後方すなわち後進駆動状態の間で切り換え可能
である。図2に示すように、前方に設けられたかさ歯車
64は、後進駆動かさ歯車であって、船外機10の後進
運転の間にプロペラ軸42に接続され、一方後方に設け
られたかさ歯車66は、前進駆動かさ歯車であって、モ
ータ10の前進運転の間にプロペラ軸42に接続され
る。標準的な回転動力伝達装置においては、上記構成は
反対となる。
ように、動力伝達装置58は、前進駆動状態、中立状
態、及び後方すなわち後進駆動状態の間で切り換え可能
である。図2に示すように、前方に設けられたかさ歯車
64は、後進駆動かさ歯車であって、船外機10の後進
運転の間にプロペラ軸42に接続され、一方後方に設け
られたかさ歯車66は、前進駆動かさ歯車であって、モ
ータ10の前進運転の間にプロペラ軸42に接続され
る。標準的な回転動力伝達装置においては、上記構成は
反対となる。
【0023】前方に設けられたかさ歯車64を支持する
ために、動力伝達装置58には、この前方に設けられた
かさ歯車64をギアケースの凹所34の中で前後方向の
軸線40の周囲で回転可能に支持する手段が設けられて
いる。種々の適宜なかさ歯車支持手段を用いることがで
きるが、図示の構成においては、そのような手段はほぼ
コップ型のかさ歯車軸受ハウジングすなわちシフトハウ
ジング68を備えており、このシフトハウジングは、ギ
アケースの凹所34の中に緊密に嵌合しかつ閉止された
前方端36に隣接した状態で、上記ギアケースの凹所の
中に設けられている。シフトハウジング68とギアケー
ス32との間には、これらシフトハウジング及びギアケ
ースの間の相対的な回転を防止するための相互かみ合い
手段(図示せず)が設けられている。シフトハウジング
68の中央に設けられているのは、プロペラ軸42と同
軸状に整合された孔70であって、この孔は、下に説明
するシフト軸の拡大された前方端を通過させることので
きる寸法になされている。シフトハウジング68は更
に、ほぼ垂直方向に配向されたガイド通路72を有して
いる。またシフトハウジング68は、前方に設けられた
かさ歯車64の中に回転可能に支持されるプロペラ軸4
2の前方端を支持する。
ために、動力伝達装置58には、この前方に設けられた
かさ歯車64をギアケースの凹所34の中で前後方向の
軸線40の周囲で回転可能に支持する手段が設けられて
いる。種々の適宜なかさ歯車支持手段を用いることがで
きるが、図示の構成においては、そのような手段はほぼ
コップ型のかさ歯車軸受ハウジングすなわちシフトハウ
ジング68を備えており、このシフトハウジングは、ギ
アケースの凹所34の中に緊密に嵌合しかつ閉止された
前方端36に隣接した状態で、上記ギアケースの凹所の
中に設けられている。シフトハウジング68とギアケー
ス32との間には、これらシフトハウジング及びギアケ
ースの間の相対的な回転を防止するための相互かみ合い
手段(図示せず)が設けられている。シフトハウジング
68の中央に設けられているのは、プロペラ軸42と同
軸状に整合された孔70であって、この孔は、下に説明
するシフト軸の拡大された前方端を通過させることので
きる寸法になされている。シフトハウジング68は更
に、ほぼ垂直方向に配向されたガイド通路72を有して
いる。またシフトハウジング68は、前方に設けられた
かさ歯車64の中に回転可能に支持されるプロペラ軸4
2の前方端を支持する。
【0024】プロペラ軸42の後方端を回転可能に支持
すると共にプロペラ軸42からギアケース32へ前方に
向かうスラストすなわち推力を伝達するために、動力伝
達装置58は、プロペラ軸を軸受けするハウジングアセ
ンブリ74を有している。プロペラ軸を軸受けするハウ
ジングアセンブリ74は、ギアケースの凹所34の後方
端38に隣接して該ギアケースの凹所34の中に設けら
れており、そのようなハウジングアセンブリは、本明細
書において参照する1989年7月25日つけのヒグビ
ー外(Higby et al.)の米国特許第4,8
50,910号明細書に開示されている。
すると共にプロペラ軸42からギアケース32へ前方に
向かうスラストすなわち推力を伝達するために、動力伝
達装置58は、プロペラ軸を軸受けするハウジングアセ
ンブリ74を有している。プロペラ軸を軸受けするハウ
ジングアセンブリ74は、ギアケースの凹所34の後方
端38に隣接して該ギアケースの凹所34の中に設けら
れており、そのようなハウジングアセンブリは、本明細
書において参照する1989年7月25日つけのヒグビ
ー外(Higby et al.)の米国特許第4,8
50,910号明細書に開示されている。
【0025】簡単に説明すると、プロペラ軸軸受ハウジ
ングアセンブリ74は、後方に設けられたかさ歯車66
及びスラスト容器78を有する後方に設けられたかさ歯
車アセンブリ76を備えている。スラスト容器78は、
後方に設けられたかさ歯車66と組合わされ、プロペラ
軸42のスラストリング50の前方に位置している。ス
ラスト容器78は、船外機10の前進運転の間に、スラ
ストリング50に係合し、プロペラ軸42からギアケー
ス32へ推力を伝達するように構成されている。また、
プロペラ軸軸受ハウジングアセンブリ74は、プロペラ
軸軸受ハウジングすなわちリテーナ80を備えている。
プロペラ軸軸受リテーナ80は、プロペラ軸42の後方
部分を包囲すると共に、ギアケースの凹所34から外れ
ないように適宜な手段により取り外し可能に固定されて
いる。プロペラ軸軸受リテーナ80をギアケースの凹所
34の中に保持することにより、プロペラ軸42とスラ
スト容器78とがギアケース32から後方へ抜けるのを
防止している。
ングアセンブリ74は、後方に設けられたかさ歯車66
及びスラスト容器78を有する後方に設けられたかさ歯
車アセンブリ76を備えている。スラスト容器78は、
後方に設けられたかさ歯車66と組合わされ、プロペラ
軸42のスラストリング50の前方に位置している。ス
ラスト容器78は、船外機10の前進運転の間に、スラ
ストリング50に係合し、プロペラ軸42からギアケー
ス32へ推力を伝達するように構成されている。また、
プロペラ軸軸受ハウジングアセンブリ74は、プロペラ
軸軸受ハウジングすなわちリテーナ80を備えている。
プロペラ軸軸受リテーナ80は、プロペラ軸42の後方
部分を包囲すると共に、ギアケースの凹所34から外れ
ないように適宜な手段により取り外し可能に固定されて
いる。プロペラ軸軸受リテーナ80をギアケースの凹所
34の中に保持することにより、プロペラ軸42とスラ
スト容器78とがギアケース32から後方へ抜けるのを
防止している。
【0026】動力伝達装置58はまた、プロペラ軸42
が前方に設けられたかさ歯車64及び後方に設けられた
かさ歯車66の一方又は他方と共に回転するように選択
的に接続する手段を備えている。種々の適宜な選択的な
接続手段を用いることができるが、図示の構成において
はそのような手段は、直径方向において対向する開口8
4が設けられたクラッチドグすなわちドグクラッチ82
を備えており、該ドグクラッチは、プロペラ軸42と共
に回転するように適宜なスプライン(図示せず)により
プロペラ軸42に支持されている。ドグクラッチ82及
びプロペラ軸42のスプライン連結により、前方に設け
られたかさ歯車64及び後方に設けられたかさ歯車66
の各々から隔置された中央すなわち中立位置(図2示
す)を含むシフト範囲内で、ドグクラッチがプロペラ軸
42に沿って軸方向に運動することが可能となる。より
詳細には、シフト範囲は、中立位置の前方でかつ前方に
設けられたかさ歯車64に隣接する第1の駆動位置と、
中立位置の後方でかつ後方に設けられたかさ歯車66に
隣接する第2の駆動位置との間に画定される。
が前方に設けられたかさ歯車64及び後方に設けられた
かさ歯車66の一方又は他方と共に回転するように選択
的に接続する手段を備えている。種々の適宜な選択的な
接続手段を用いることができるが、図示の構成において
はそのような手段は、直径方向において対向する開口8
4が設けられたクラッチドグすなわちドグクラッチ82
を備えており、該ドグクラッチは、プロペラ軸42と共
に回転するように適宜なスプライン(図示せず)により
プロペラ軸42に支持されている。ドグクラッチ82及
びプロペラ軸42のスプライン連結により、前方に設け
られたかさ歯車64及び後方に設けられたかさ歯車66
の各々から隔置された中央すなわち中立位置(図2示
す)を含むシフト範囲内で、ドグクラッチがプロペラ軸
42に沿って軸方向に運動することが可能となる。より
詳細には、シフト範囲は、中立位置の前方でかつ前方に
設けられたかさ歯車64に隣接する第1の駆動位置と、
中立位置の後方でかつ後方に設けられたかさ歯車66に
隣接する第2の駆動位置との間に画定される。
【0027】ドグクラッチ82を、このドグクラッチ8
2がそれに向かって移動させられる前方に設けられたか
さ歯車64又は後方に設けられたかさ歯車66のいずれ
か一方にかみ合わせ、選択されたかさ歯車と共に回転さ
せるための手段が、ドグクラッチ及びかさ歯車64、6
6に設けられている。そのようなかみ合わせ手段は、駆
動ラグ(図示せず)又は他の適宜な手段を含むことがで
きる。ドグクラッチ82はプロペラ軸42に対して相対
的に回転することができないので、プロペラ軸42は、
ドグクラッチ82が係合されたいずれかのかさ歯車6
4、66と共に回転する。ドグクラッチ82が中立位置
にある時には、かみ合わせ手段は係合せず、プロペラ軸
42はいずれの方向にも駆動されない。
2がそれに向かって移動させられる前方に設けられたか
さ歯車64又は後方に設けられたかさ歯車66のいずれ
か一方にかみ合わせ、選択されたかさ歯車と共に回転さ
せるための手段が、ドグクラッチ及びかさ歯車64、6
6に設けられている。そのようなかみ合わせ手段は、駆
動ラグ(図示せず)又は他の適宜な手段を含むことがで
きる。ドグクラッチ82はプロペラ軸42に対して相対
的に回転することができないので、プロペラ軸42は、
ドグクラッチ82が係合されたいずれかのかさ歯車6
4、66と共に回転する。ドグクラッチ82が中立位置
にある時には、かみ合わせ手段は係合せず、プロペラ軸
42はいずれの方向にも駆動されない。
【0028】プロペラ軸42をかさ歯車64、66の一
方又は他方に選択的に接続するための手段はまた、オペ
レータの操作に応じてドグクラッチ82をシフト範囲内
でかつ中立位置と駆動位置との間でシフトさせるための
作動手段も含んでいる。種々の作動手段86を用いるこ
とができるが、図示の構成においては、そのような手段
は動力伝達装置シフト構造すなわちシフトアセンブリ9
0を備えている。
方又は他方に選択的に接続するための手段はまた、オペ
レータの操作に応じてドグクラッチ82をシフト範囲内
でかつ中立位置と駆動位置との間でシフトさせるための
作動手段も含んでいる。種々の作動手段86を用いるこ
とができるが、図示の構成においては、そのような手段
は動力伝達装置シフト構造すなわちシフトアセンブリ9
0を備えている。
【0029】図2乃至図9に示す構造においては、シフ
トアセンブリ90は細長いシフトロッド92を備えてお
り、このシフトロッド92は、垂直方向に運動可能に駆
動軸ハウジング30により適宜に支持されていると共
に、下方に伸長してギアケースの凹所34の中に入って
いる。シフトロッド92の一端は制御機構(図示せず)
に連結されており、オペレータが上記制御機構を操作す
ることによりシフトロッド92を上方又は下方へ動かす
ことができる。
トアセンブリ90は細長いシフトロッド92を備えてお
り、このシフトロッド92は、垂直方向に運動可能に駆
動軸ハウジング30により適宜に支持されていると共
に、下方に伸長してギアケースの凹所34の中に入って
いる。シフトロッド92の一端は制御機構(図示せず)
に連結されており、オペレータが上記制御機構を操作す
ることによりシフトロッド92を上方又は下方へ動かす
ことができる。
【0030】シフトアセンブリ90はまた、運動可能に
取り付けられたシフト作動部材すなわちシフトアクチュ
エータ94を含んでいる。図示の構成においては、シフ
トアクチュエータ94は、ほぼL字形状の揺動アーム又
はベルクランクの形態のシフトレバーである。シフトレ
バー94は、ほぼ水平な枢動ピン98により支持され、
前後方向の軸線40を横切る方向に配向されたほぼ水平
な軸線100の周囲でシフトレバー94を揺動運動ある
いは枢動運動させる中央部分96を備えている。枢動ピ
ン98を、シフトハウジング68で支持し、横方向の軸
線100をほぼ水平な向きに維持するのが好ましいが、
ギアケース32等の他の手段により支持することもでき
る。シフトレバー94はまた、後方に伸長する第1の脚
部102と、ギアケースの凹所34の中へ下方に伸長す
る第2の脚部104とを備えている。
取り付けられたシフト作動部材すなわちシフトアクチュ
エータ94を含んでいる。図示の構成においては、シフ
トアクチュエータ94は、ほぼL字形状の揺動アーム又
はベルクランクの形態のシフトレバーである。シフトレ
バー94は、ほぼ水平な枢動ピン98により支持され、
前後方向の軸線40を横切る方向に配向されたほぼ水平
な軸線100の周囲でシフトレバー94を揺動運動ある
いは枢動運動させる中央部分96を備えている。枢動ピ
ン98を、シフトハウジング68で支持し、横方向の軸
線100をほぼ水平な向きに維持するのが好ましいが、
ギアケース32等の他の手段により支持することもでき
る。シフトレバー94はまた、後方に伸長する第1の脚
部102と、ギアケースの凹所34の中へ下方に伸長す
る第2の脚部104とを備えている。
【0031】シフトロッド92をシフトレバー94に接
続し、シフトロッドの垂直方向の運動に応じてシフトレ
バー94を枢動させるために、シフトアセンブリ90に
は、シフトロッドリンクすなわちカプラ106(図3参
照)が設けられている。シフトロッドカプラ106は、
往復動可能にガイド通路72の中に収容され、またシフ
トロッド92の最下方端をネジ式に収容する。シフトロ
ッドカプラ106の下方端には、第1の脚部102の外
方端を収容する第1のスロット108(図3)が設けら
れている。シフトロッドカプラ106にはまた、上記第
1のスロット108を横断する相対向した一対の第2の
スロット110が設けられている。第1の脚部102の
外方端の両側から伸長するクロスピン112が、第2の
スロット110の中に収容され、第1の脚部102をシ
フトロッドカプラ106に枢動可能に接続している。
続し、シフトロッドの垂直方向の運動に応じてシフトレ
バー94を枢動させるために、シフトアセンブリ90に
は、シフトロッドリンクすなわちカプラ106(図3参
照)が設けられている。シフトロッドカプラ106は、
往復動可能にガイド通路72の中に収容され、またシフ
トロッド92の最下方端をネジ式に収容する。シフトロ
ッドカプラ106の下方端には、第1の脚部102の外
方端を収容する第1のスロット108(図3)が設けら
れている。シフトロッドカプラ106にはまた、上記第
1のスロット108を横断する相対向した一対の第2の
スロット110が設けられている。第1の脚部102の
外方端の両側から伸長するクロスピン112が、第2の
スロット110の中に収容され、第1の脚部102をシ
フトロッドカプラ106に枢動可能に接続している。
【0032】シフトアセンブリ90はまた、シフトレバ
ー94の第2の脚部104とドグクラッチ82との間に
設けられ、シフトレバー94の枢動運動に応じてドグク
ラッチ82をプロペラ軸42に沿って軸方向に運動させ
る連結リンク機構114を備えている。この連結リンク
機構は、プロペラ軸42の軸方向の孔46の中に往復動
可能に収容され、かつ前後方向の軸線40と同軸の関係
になされた、ほぼ水平で細長いシフト軸116を備えて
いる。
ー94の第2の脚部104とドグクラッチ82との間に
設けられ、シフトレバー94の枢動運動に応じてドグク
ラッチ82をプロペラ軸42に沿って軸方向に運動させ
る連結リンク機構114を備えている。この連結リンク
機構は、プロペラ軸42の軸方向の孔46の中に往復動
可能に収容され、かつ前後方向の軸線40と同軸の関係
になされた、ほぼ水平で細長いシフト軸116を備えて
いる。
【0033】図2及び図3に示すように、シフト軸11
6は、プロペラ軸42の軸方向の孔46の中に収容され
た後方部分118を有している。連結ピン120が、シ
フト軸の後方部分118の後方端を貫通し、プロペラ軸
42の対向するスロット48を通り、ドグクラッチ82
の対向する開口84の中に伸長してシフト軸の後方部分
118をドグクラッチ82に接続しており、これによ
り、該後方部分及びドグクラッチ82が、ドグクラッチ
82のシフト範囲内で共に回転運動及び軸方向運動する
ようにしている。シフト軸116はまた、軸方向の孔4
6から前方外側に突出する前方部分124を備えてお
り、この前方部分は、シフトハウジング68の孔70を
軸方向に貫通してその前方に伸びている。シフト軸の前
方部分124は、拡大された前方端126を有してお
り、この前方端は、動力伝達装置58をギアケース32
の中に組み立てる際に、シフトハウジング68の孔70
に挿入される。
6は、プロペラ軸42の軸方向の孔46の中に収容され
た後方部分118を有している。連結ピン120が、シ
フト軸の後方部分118の後方端を貫通し、プロペラ軸
42の対向するスロット48を通り、ドグクラッチ82
の対向する開口84の中に伸長してシフト軸の後方部分
118をドグクラッチ82に接続しており、これによ
り、該後方部分及びドグクラッチ82が、ドグクラッチ
82のシフト範囲内で共に回転運動及び軸方向運動する
ようにしている。シフト軸116はまた、軸方向の孔4
6から前方外側に突出する前方部分124を備えてお
り、この前方部分は、シフトハウジング68の孔70を
軸方向に貫通してその前方に伸びている。シフト軸の前
方部分124は、拡大された前方端126を有してお
り、この前方端は、動力伝達装置58をギアケース32
の中に組み立てる際に、シフトハウジング68の孔70
に挿入される。
【0034】シフト軸116はまた、シフト軸の後方部
分及び前方部分118、124を接続し、これら両方の
部分をプロペラ軸42の軸方向の孔46の中で前後方向
の軸線40に沿って一緒に軸方向運動させる手段も備え
ている。下に詳細に説明する理由により、シフト軸の前
方部分124は回転しないようになっている。従って、
シフト軸の後方部分及び前方部分118、124を接続
する手段はまた、これらの部分を相対的に回転可能に接
続する。シフト軸の後方部分及び前方部分118、12
4が一体に軸方向に移動しかつ相対的に回転運動するよ
うにこれら両方の部分を接続するためには、種々の手段
を用いることができるが、図示の実施例においては、図
3に最も良く示すように、そのような接続手段として、
シフト軸の後方部分118の前方端に、縮径された端部
分128を形成し、この端部分128の後方かつ内方に
更に縮径された環状の溝130を形成している。また、
シフト軸の前方部分124の後方端には、半径方向に開
放する第1のスロット132が設けられ、このスロット
132は、環状の溝130の中に伸長するようになされ
た突出部134を画成する。半径方向に開放する第1の
スロット132に連通しているのは半径方向に拡大して
開放する第2のスロット136であって、このスロット
136は、シフト軸の後方部分118の端部分128を
収容している。
分及び前方部分118、124を接続し、これら両方の
部分をプロペラ軸42の軸方向の孔46の中で前後方向
の軸線40に沿って一緒に軸方向運動させる手段も備え
ている。下に詳細に説明する理由により、シフト軸の前
方部分124は回転しないようになっている。従って、
シフト軸の後方部分及び前方部分118、124を接続
する手段はまた、これらの部分を相対的に回転可能に接
続する。シフト軸の後方部分及び前方部分118、12
4が一体に軸方向に移動しかつ相対的に回転運動するよ
うにこれら両方の部分を接続するためには、種々の手段
を用いることができるが、図示の実施例においては、図
3に最も良く示すように、そのような接続手段として、
シフト軸の後方部分118の前方端に、縮径された端部
分128を形成し、この端部分128の後方かつ内方に
更に縮径された環状の溝130を形成している。また、
シフト軸の前方部分124の後方端には、半径方向に開
放する第1のスロット132が設けられ、このスロット
132は、環状の溝130の中に伸長するようになされ
た突出部134を画成する。半径方向に開放する第1の
スロット132に連通しているのは半径方向に拡大して
開放する第2のスロット136であって、このスロット
136は、シフト軸の後方部分118の端部分128を
収容している。
【0035】シフト軸の後方部分及び前方部分118、
124を組み立てるためには、シフト軸の後方部分11
8の端部分128をシフト軸の前方部分124の半径方
向に開放した第2のスロット136の中に位置決めし、
これにより、シフト軸の後方部分及び前方部分118、
124が一体に軸方向に運動することを確実にする。そ
の後シフト軸116をプロペラ軸42の軸方向の孔46
の中に挿入し、これにより、接続手段を該軸方向の孔4
6の中で位置決めする。このようにシフト軸を挿入する
ことにより、シフト軸の後方部分及び前方部分118、
124が軸方向に分離することを防止すると共に、これ
ら後方部分及び前方部分の間の相対的な回転を許容す
る。
124を組み立てるためには、シフト軸の後方部分11
8の端部分128をシフト軸の前方部分124の半径方
向に開放した第2のスロット136の中に位置決めし、
これにより、シフト軸の後方部分及び前方部分118、
124が一体に軸方向に運動することを確実にする。そ
の後シフト軸116をプロペラ軸42の軸方向の孔46
の中に挿入し、これにより、接続手段を該軸方向の孔4
6の中で位置決めする。このようにシフト軸を挿入する
ことにより、シフト軸の後方部分及び前方部分118、
124が軸方向に分離することを防止すると共に、これ
ら後方部分及び前方部分の間の相対的な回転を許容す
る。
【0036】図4に示すのは、一対のシフト軸部分を一
体に軸方向運動させると共に相対的に回転運動させるよ
うに接続するための変更した手段を備えた代替的なシフ
ト軸の構造すなわち構成である。この変更された構造に
おいては、変更されたシフト軸の後方部分138の前方
部分は、この前方部分の前方端から後方に隔置された環
状の溝140を備えている。この構造はまた、常にプロ
ペラ軸42の前方に位置する変更されたシフト軸の前方
部分142を有しており、この前方部分は、シフト軸の
後方部分138よりも大きな寸法を有すると共に、シフ
ト軸の後方部分の前方部を回転可能に収容する後方に開
放された円形の孔144を備えている。シフト軸の前方
部分142はまた、1又はそれ以上の横方向に伸びる半
環状のスロット146(一つのみ図示する)も備え、こ
れらスロットは、シフト軸の後方部分138の環状の溝
140と軸方向において整合することができる。C字形
状のクリップ148が、半環状のスロット146及び溝
140の中に伸長しており、これにより、変更されたシ
フト軸の後方部分及び前方部分138、142が軸方向
に分解するのを防止すると共に、これら両方の部分の間
の相対的な回転を許容している。
体に軸方向運動させると共に相対的に回転運動させるよ
うに接続するための変更した手段を備えた代替的なシフ
ト軸の構造すなわち構成である。この変更された構造に
おいては、変更されたシフト軸の後方部分138の前方
部分は、この前方部分の前方端から後方に隔置された環
状の溝140を備えている。この構造はまた、常にプロ
ペラ軸42の前方に位置する変更されたシフト軸の前方
部分142を有しており、この前方部分は、シフト軸の
後方部分138よりも大きな寸法を有すると共に、シフ
ト軸の後方部分の前方部を回転可能に収容する後方に開
放された円形の孔144を備えている。シフト軸の前方
部分142はまた、1又はそれ以上の横方向に伸びる半
環状のスロット146(一つのみ図示する)も備え、こ
れらスロットは、シフト軸の後方部分138の環状の溝
140と軸方向において整合することができる。C字形
状のクリップ148が、半環状のスロット146及び溝
140の中に伸長しており、これにより、変更されたシ
フト軸の後方部分及び前方部分138、142が軸方向
に分解するのを防止すると共に、これら両方の部分の間
の相対的な回転を許容している。
【0037】逆回転及び標準回転の動力伝達装置の構成
を参照すると、動力伝達装置の組み立てにおいては一般
に、シフトレバー94を下部ユニット28に取り付け、
シフトロッド92をシフトレバー94に連結し、駆動ピ
ニオン60及び前方に設けられるかさ歯車64を取り付
ける。その後、プロペラ軸42をギアケースの凹所34
の中に挿入し易くするために、またシフト軸116をシ
フトレバー94と作動的に組み合わせるために、シフト
レバー94の第2の脚部104をシフト軸の前方部分1
24の拡大された前方端126に取り外し可能にかつ作
動的に係合すなわち組み合わせるための手段を連結リン
ク機構114に設ける。図示の構成においては、図5乃
至図9に示すように、そのような組み合わせ手段は、シ
フトレバー94に対してシフト軸116の前方への相対
的な移動に伴い、シフト軸116とシフトレバー94を
係合しかつ接続するように作動することを意図されてい
る。
を参照すると、動力伝達装置の組み立てにおいては一般
に、シフトレバー94を下部ユニット28に取り付け、
シフトロッド92をシフトレバー94に連結し、駆動ピ
ニオン60及び前方に設けられるかさ歯車64を取り付
ける。その後、プロペラ軸42をギアケースの凹所34
の中に挿入し易くするために、またシフト軸116をシ
フトレバー94と作動的に組み合わせるために、シフト
レバー94の第2の脚部104をシフト軸の前方部分1
24の拡大された前方端126に取り外し可能にかつ作
動的に係合すなわち組み合わせるための手段を連結リン
ク機構114に設ける。図示の構成においては、図5乃
至図9に示すように、そのような組み合わせ手段は、シ
フトレバー94に対してシフト軸116の前方への相対
的な移動に伴い、シフト軸116とシフトレバー94を
係合しかつ接続するように作動することを意図されてい
る。
【0038】より詳細には、シフト軸116とシフトレ
バー94を組み合わせるためには他の手段を用いること
ができるが、図示の構成においては、そのような組み合
わせ手段は、シフトレバー94の第2の脚部104の外
方端に設けられたクロスリンクすなわちクロスピン15
0を備えている。クロスピン150は、第2の脚部10
4の両側から前後方向の軸線40を横切る方向に伸長
し、前後方向の厚み寸法152を有している。
バー94を組み合わせるためには他の手段を用いること
ができるが、図示の構成においては、そのような組み合
わせ手段は、シフトレバー94の第2の脚部104の外
方端に設けられたクロスリンクすなわちクロスピン15
0を備えている。クロスピン150は、第2の脚部10
4の両側から前後方向の軸線40を横切る方向に伸長
し、前後方向の厚み寸法152を有している。
【0039】組み合わせ手段はまた、シフト軸の前方部
分124の拡大された前方端126に形成された上方に
開放された凹所154及び軸方向に伸長するスロット1
56を備え、これら凹所及びスロットはクロスピン15
0及び第2の脚部104の外方端を収容する。第2の脚
部104の外方端及びクロスピン150が軸方向のスロ
ット156及び上方に開放された凹所154の中に収容
される結果、シフト軸の前方部分124が回転すること
が防止される。
分124の拡大された前方端126に形成された上方に
開放された凹所154及び軸方向に伸長するスロット1
56を備え、これら凹所及びスロットはクロスピン15
0及び第2の脚部104の外方端を収容する。第2の脚
部104の外方端及びクロスピン150が軸方向のスロ
ット156及び上方に開放された凹所154の中に収容
される結果、シフト軸の前方部分124が回転すること
が防止される。
【0040】上方に開放された凹所154は、前方の垂
直な壁部158、後方の垂直な壁部160、及び半円筒
形の下方の壁部162の間に画成されている。この半円
筒形の下方の壁部162は、前方並びに後方の垂直な壁
部158、160の間で前後方向の軸線40を横切って
伸びており、またその一部が前後方向の軸線40の下に
伸長している。上方に開放する凹所154は、クロスピ
ン150の厚み152よりも若干大きい前後方向の長さ
寸法164を有している。
直な壁部158、後方の垂直な壁部160、及び半円筒
形の下方の壁部162の間に画成されている。この半円
筒形の下方の壁部162は、前方並びに後方の垂直な壁
部158、160の間で前後方向の軸線40を横切って
伸びており、またその一部が前後方向の軸線40の下に
伸長している。上方に開放する凹所154は、クロスピ
ン150の厚み152よりも若干大きい前後方向の長さ
寸法164を有している。
【0041】シフトレバー94は、シフト軸116及び
ドグクラッチ82の構造のシフト範囲に相当する範囲に
亙って枢動可能である。シフトレバー94は、シフト軸
116と係合していない時には、枢動すなわちシフト範
囲の外方から組み合わせ位置まで枢動可能である(図5
及び図6参照)。この点に関し、前方の垂直な壁部15
8は、シフトレバー94が組み合わせ位置にある時に、
クロスピン150の底部のすぐ下方に位置する頂面16
6を有している。その結果、シフト軸116は前方へ移
動し、これにより、シフト軸116が組み合わせ位置に
ある時に、前方の垂直な壁部158がクロスピン150
の下を通過するのを許容することができる。頂面166
から下方かつ前方に伸長しているのは傾斜面168であ
って、この傾斜面は、シフトレバー94が組み合わせ位
置から若干下方に隔置された場合には、シフト軸116
の前方への運動に応答し、シフトレバー94に係合して
カム作用によりシフトレバー94を組み合わせ位置に移
動させる。
ドグクラッチ82の構造のシフト範囲に相当する範囲に
亙って枢動可能である。シフトレバー94は、シフト軸
116と係合していない時には、枢動すなわちシフト範
囲の外方から組み合わせ位置まで枢動可能である(図5
及び図6参照)。この点に関し、前方の垂直な壁部15
8は、シフトレバー94が組み合わせ位置にある時に、
クロスピン150の底部のすぐ下方に位置する頂面16
6を有している。その結果、シフト軸116は前方へ移
動し、これにより、シフト軸116が組み合わせ位置に
ある時に、前方の垂直な壁部158がクロスピン150
の下を通過するのを許容することができる。頂面166
から下方かつ前方に伸長しているのは傾斜面168であ
って、この傾斜面は、シフトレバー94が組み合わせ位
置から若干下方に隔置された場合には、シフト軸116
の前方への運動に応答し、シフトレバー94に係合して
カム作用によりシフトレバー94を組み合わせ位置に移
動させる。
【0042】シフト軸の前方部分124の拡大された前
方端126の後方の垂直な壁部160は端壁部170に
合流しており、該端壁部は、後方の垂直な壁部160と
同一平面上で、あるいは該後方の垂直な壁部160に対
して上方に傾斜した状態で、頂面166の上方に伸長し
ており、また、必要に応じて平坦又は湾曲した形状にす
ることができる。端壁部170は、シフト軸116が継
続して前方に動くことに応答して、クロスピン150の
経路の中に伸長する。従って、前後方向の軸線40に軸
方向に沿って上方に開放された凹所154を通過して取
った横断面は、ピン98の軸線100に関して非対称で
ある。
方端126の後方の垂直な壁部160は端壁部170に
合流しており、該端壁部は、後方の垂直な壁部160と
同一平面上で、あるいは該後方の垂直な壁部160に対
して上方に傾斜した状態で、頂面166の上方に伸長し
ており、また、必要に応じて平坦又は湾曲した形状にす
ることができる。端壁部170は、シフト軸116が継
続して前方に動くことに応答して、クロスピン150の
経路の中に伸長する。従って、前後方向の軸線40に軸
方向に沿って上方に開放された凹所154を通過して取
った横断面は、ピン98の軸線100に関して非対称で
ある。
【0043】シフト軸116及びシフトレバー94の組
み合わせる際には、クロスピン150が組み合わせ位置
にある時に、シフトレバー94に対して相対的にシフト
軸116を第1段階前方へ運動させることにより、最初
に前方の垂直な壁部158がクロスピン150の下で移
動し、次にクロスピン150が端壁部170に係合する
(図5及び図6参照)。この係合及びシフト軸116の
継続する前方への運動により、シフトレバー94が枢動
して組み合わせ位置からシフト範囲に入り、またクロス
ピン150が下方に移動して前方及び後方の垂直な壁部
158、160の間で上方に開放された凹所154の中
に入り(図7参照)、これにより、シフト軸116がシ
フトレバー94に向かって前方へ移動するに伴って、シ
フト軸116及びシフトレバー94を作動可能にかつ自
動的に組み合わせる。その後、オペレータによる操作に
伴いシフトロッドが垂直方向に移動しシフトレバー94
が枢動することに応答して、シフト軸116は、シフト
範囲の中で、中立位置、前進駆動位置及び後進駆動位置
の間で前後方向の軸線40の方向に軸方向に移動する
(図7乃至図9参照)。
み合わせる際には、クロスピン150が組み合わせ位置
にある時に、シフトレバー94に対して相対的にシフト
軸116を第1段階前方へ運動させることにより、最初
に前方の垂直な壁部158がクロスピン150の下で移
動し、次にクロスピン150が端壁部170に係合する
(図5及び図6参照)。この係合及びシフト軸116の
継続する前方への運動により、シフトレバー94が枢動
して組み合わせ位置からシフト範囲に入り、またクロス
ピン150が下方に移動して前方及び後方の垂直な壁部
158、160の間で上方に開放された凹所154の中
に入り(図7参照)、これにより、シフト軸116がシ
フトレバー94に向かって前方へ移動するに伴って、シ
フト軸116及びシフトレバー94を作動可能にかつ自
動的に組み合わせる。その後、オペレータによる操作に
伴いシフトロッドが垂直方向に移動しシフトレバー94
が枢動することに応答して、シフト軸116は、シフト
範囲の中で、中立位置、前進駆動位置及び後進駆動位置
の間で前後方向の軸線40の方向に軸方向に移動する
(図7乃至図9参照)。
【0044】逆回転構造においては、プロペラ軸42が
ギアケースの凹所34の中に挿入され、シフト軸116
をシフトレバー94に作動的に組み合わせた時に、シフ
ト軸116、ドグクラッチ82、連結ピン120、後方
に設けられたかさ歯車66、スラスト容器78、及びプ
ロペラ軸軸受リテーナ80は総てプロペラ軸42上に予
め組み立てられてプロペラ軸アセンブリを形成している
のが好ましい。プロペラ軸アセンブリがギアケースの凹
所34の中に組み込まれ、シフトレバー94に作動的に
係合した後に、プロペラ軸軸受リテーナ80が適所に固
定され、プロペラ軸アセンブリがギアケース32から分
離するのを阻止する。その後プロペラ44をプロペラ軸
42の後方端に固定することができる。また、各要素が
シフト範囲内にある時には、クロスピン150が上方に
開放された凹所154から不用意に離脱するのが防止さ
れ、またシフト軸の前方部分124が回転するのが防止
される。
ギアケースの凹所34の中に挿入され、シフト軸116
をシフトレバー94に作動的に組み合わせた時に、シフ
ト軸116、ドグクラッチ82、連結ピン120、後方
に設けられたかさ歯車66、スラスト容器78、及びプ
ロペラ軸軸受リテーナ80は総てプロペラ軸42上に予
め組み立てられてプロペラ軸アセンブリを形成している
のが好ましい。プロペラ軸アセンブリがギアケースの凹
所34の中に組み込まれ、シフトレバー94に作動的に
係合した後に、プロペラ軸軸受リテーナ80が適所に固
定され、プロペラ軸アセンブリがギアケース32から分
離するのを阻止する。その後プロペラ44をプロペラ軸
42の後方端に固定することができる。また、各要素が
シフト範囲内にある時には、クロスピン150が上方に
開放された凹所154から不用意に離脱するのが防止さ
れ、またシフト軸の前方部分124が回転するのが防止
される。
【0045】また、標準の回転構造においては、プロペ
ラ軸42上のスラストリング50を省略することがで
き、更にスラスト容器78を予め組み立てたプロペラ軸
アセンブリから省略することができる。プロペラ軸軸受
リテーナ80を予め組み立てられたアセンブリの一部と
するか、あるいは、プロペラ軸アセンブリを挿入した後
に、ギアケースの凹所34の中に挿入することができ
る。
ラ軸42上のスラストリング50を省略することがで
き、更にスラスト容器78を予め組み立てたプロペラ軸
アセンブリから省略することができる。プロペラ軸軸受
リテーナ80を予め組み立てられたアセンブリの一部と
するか、あるいは、プロペラ軸アセンブリを挿入した後
に、ギアケースの凹所34の中に挿入することができ
る。
【0046】また、動力伝達装置58がシフトアセンブ
リ90を用いこのシフトアセンブリを完全に組み込んだ
場合、すなわち後方に設けられたかさ歯車66がプロペ
ラ軸42を包囲した状態でスラスト容器78の前方に設
けられた場合には、シフト軸116の動きはシフト範囲
内の動きに制限されることを注記しておく。
リ90を用いこのシフトアセンブリを完全に組み込んだ
場合、すなわち後方に設けられたかさ歯車66がプロペ
ラ軸42を包囲した状態でスラスト容器78の前方に設
けられた場合には、シフト軸116の動きはシフト範囲
内の動きに制限されることを注記しておく。
【0047】従ってここに開示した構造は、以下に述べ
る手順により、二重反転型の可逆転動力伝達装置58
を、船用推進装置の下部ユニット28のギアケース32
の空所34の中に組み込むことを可能とする。すなわ
ち、シフトレバー94をシフトハウジング68の中にこ
のシフトハウジングと相対的に回転可能に予め組み立
て、前方に設けられたかさ歯車64をシフトハウジング
68の中にこのシフトハウジングと相対的に回転可能に
予め組み立て、これにより、シフトハウジング68、シ
フトレバー94及び前方に設けられたかさ歯車64を含
むシフトハウジングアセンブリを提供し、このシフトハ
ウジングアセンブリをギアケースの凹所34の中に挿入
し、その後駆動ピニオン60を前方に設けられたかさ歯
車64とかみ合った状態で駆動軸56に固定して装着
し、スラスト容器78及び後方に設けられたかさ歯車6
6を予め組み立てて後方のかさ歯車アセンブリを提供
し、後方のかさ歯車アセンブリをプロペラ軸42を包囲
する関係にしてスラストリング50の前方に組み立て、
軸受リテーナ80をプロペラ軸42及び後方のかさ歯車
アセンブリに予め装着し、シフト軸116をプロペラ軸
42の軸方向の孔46の中に予め装着し、ドグクラッチ
82をかさ歯車アセンブリの前方でプロペラ軸42に予
め装着し、ドグクラッチ82がシフト軸の後方部分11
8と一体に軸方向に運動しかつ相対的に回転運動するよ
うにドグクラッチ82をシフト軸の後方部分118に接
続し、これにより、プロペラ軸42、後方に設けられた
かさ歯車66、スラスト容器78、ドグクラッチ82、
軸受リテーナ80及びシフト軸116を含むプロペラ軸
アセンブリを提供し、その後に、プロペラ軸アセンブリ
をギアケースの凹所34の中に挿入してシフト軸116
をシフトレバー94に作動可能に係合させ、これによ
り、シフトレバー94の枢動運動に応じてシフト軸が軸
方向に運動可能とし、後方に設けられたかさ歯車66を
ギアケースの凹所34の中で駆動ピニオン60にかみ合
った状態で回転可能に装着し、更にスラスト容器78を
ギアケース32に係合させる。その後、プロペラ軸軸受
リテーナ80を適所に固定し、プロペラ軸の離脱を解除
可能に防止する。
る手順により、二重反転型の可逆転動力伝達装置58
を、船用推進装置の下部ユニット28のギアケース32
の空所34の中に組み込むことを可能とする。すなわ
ち、シフトレバー94をシフトハウジング68の中にこ
のシフトハウジングと相対的に回転可能に予め組み立
て、前方に設けられたかさ歯車64をシフトハウジング
68の中にこのシフトハウジングと相対的に回転可能に
予め組み立て、これにより、シフトハウジング68、シ
フトレバー94及び前方に設けられたかさ歯車64を含
むシフトハウジングアセンブリを提供し、このシフトハ
ウジングアセンブリをギアケースの凹所34の中に挿入
し、その後駆動ピニオン60を前方に設けられたかさ歯
車64とかみ合った状態で駆動軸56に固定して装着
し、スラスト容器78及び後方に設けられたかさ歯車6
6を予め組み立てて後方のかさ歯車アセンブリを提供
し、後方のかさ歯車アセンブリをプロペラ軸42を包囲
する関係にしてスラストリング50の前方に組み立て、
軸受リテーナ80をプロペラ軸42及び後方のかさ歯車
アセンブリに予め装着し、シフト軸116をプロペラ軸
42の軸方向の孔46の中に予め装着し、ドグクラッチ
82をかさ歯車アセンブリの前方でプロペラ軸42に予
め装着し、ドグクラッチ82がシフト軸の後方部分11
8と一体に軸方向に運動しかつ相対的に回転運動するよ
うにドグクラッチ82をシフト軸の後方部分118に接
続し、これにより、プロペラ軸42、後方に設けられた
かさ歯車66、スラスト容器78、ドグクラッチ82、
軸受リテーナ80及びシフト軸116を含むプロペラ軸
アセンブリを提供し、その後に、プロペラ軸アセンブリ
をギアケースの凹所34の中に挿入してシフト軸116
をシフトレバー94に作動可能に係合させ、これによ
り、シフトレバー94の枢動運動に応じてシフト軸が軸
方向に運動可能とし、後方に設けられたかさ歯車66を
ギアケースの凹所34の中で駆動ピニオン60にかみ合
った状態で回転可能に装着し、更にスラスト容器78を
ギアケース32に係合させる。その後、プロペラ軸軸受
リテーナ80を適所に固定し、プロペラ軸の離脱を解除
可能に防止する。
【0048】勿論、スラストリング50及びスラスト容
器78を持たない標準回転型の動力伝達装置も本発明に
従って組み立てることができる。軸受リテーナ80を予
め組み立てられるアセンブリの一部とするか、あるい
は、プロペラ軸アセンブリを挿入した後にギアケースの
凹所34に挿入することができる。
器78を持たない標準回転型の動力伝達装置も本発明に
従って組み立てることができる。軸受リテーナ80を予
め組み立てられるアセンブリの一部とするか、あるい
は、プロペラ軸アセンブリを挿入した後にギアケースの
凹所34に挿入することができる。
【0049】図10乃至図18に示すのは、シフト範囲
内でドグクラッチ82をシフトさせるための作動手段の
第2の実施例であり、これら図面においては同様の符号
により同様の要素を示してある。好ましい実施例におい
ては、代替例のシフトアセンブリ200、特に代替例の
連結リンク機構202が用いられている。
内でドグクラッチ82をシフトさせるための作動手段の
第2の実施例であり、これら図面においては同様の符号
により同様の要素を示してある。好ましい実施例におい
ては、代替例のシフトアセンブリ200、特に代替例の
連結リンク機構202が用いられている。
【0050】より詳細には、シフトアセンブリ200
は、第1及び第2の脚部206、208を有する変更さ
れたシフトレバー204を備えており、上記第1及び第
2の脚部は、ほぼ弧状の周面を有する拡大された外方端
210を備えている(図10参照)。シフトロッド92
の垂直方向の運動に応じてシフトレバー204が枢動運
動するようにさせるために、シフトアセンブリ200は
また、第1の脚部206の拡大された外方端210を収
容するための矩形断面のスロット214を有するシフト
ロッドカプラ212も備えている。矩形のスロット21
4は前方に向かって広がっており、これにより、第1の
脚部206が軸線100の周囲で枢動する際に、この第
1の脚部に対して間隙を与えている。
は、第1及び第2の脚部206、208を有する変更さ
れたシフトレバー204を備えており、上記第1及び第
2の脚部は、ほぼ弧状の周面を有する拡大された外方端
210を備えている(図10参照)。シフトロッド92
の垂直方向の運動に応じてシフトレバー204が枢動運
動するようにさせるために、シフトアセンブリ200は
また、第1の脚部206の拡大された外方端210を収
容するための矩形断面のスロット214を有するシフト
ロッドカプラ212も備えている。矩形のスロット21
4は前方に向かって広がっており、これにより、第1の
脚部206が軸線100の周囲で枢動する際に、この第
1の脚部に対して間隙を与えている。
【0051】図10及び図11に示すように、連結リン
ク機構202は、ほぼ水平に伸長する細長い2部材型の
シフト軸216を備えており、このシフト軸は、プロペ
ラ軸42の変更された軸方向の孔218の中に、往復動
可能にかつ前後方向の軸線40と同軸状の関係で収容さ
れている。下により詳細に説明するように、シフト軸2
16の組み立てを補助するために、プロペラ軸42は、
軸方向の孔218を画成する内側面を備え、この内側面
は、相対的に大きな直径の前方の面220と、相対的に
小さな直径の後方の面222と、前方の面及び後方の面
222の間で角度をなしているカム面224とを有して
いる。
ク機構202は、ほぼ水平に伸長する細長い2部材型の
シフト軸216を備えており、このシフト軸は、プロペ
ラ軸42の変更された軸方向の孔218の中に、往復動
可能にかつ前後方向の軸線40と同軸状の関係で収容さ
れている。下により詳細に説明するように、シフト軸2
16の組み立てを補助するために、プロペラ軸42は、
軸方向の孔218を画成する内側面を備え、この内側面
は、相対的に大きな直径の前方の面220と、相対的に
小さな直径の後方の面222と、前方の面及び後方の面
222の間で角度をなしているカム面224とを有して
いる。
【0052】図13に示すように、シフト軸216は、
プロペラ軸42の軸方向の孔218の中に完全に収容さ
れている後方部分226を備えており、該後方部分は、
上に説明した態様でドグクラッチ82に固定されてい
る。シフト軸の後方部分の前方端は、半径方向に隔置さ
れた一対の壁部分228を有しており、これら壁部分は
その間に前後方向の軸線40の方向に伸長するスロット
230を画成している。壁部分228は、これら2つの
壁部分の合計した厚みにほぼ等しい距離で隔置されるの
が好ましく、また、壁部分228と相対的に大きな直径
の前方の面220との間の半径方向の隙間は、壁部分2
28の一方の厚みにほぼ等しいのが好ましい。各々の壁
部分228には、横方向に伸長する穴232が設けられ
ており、この穴は、シフト軸の後方部分226のスロッ
ト230に直角であるのが好ましい。壁部分228の穴
232は同軸状に整合されており、またこれら各々の穴
は、壁部分228の間の距離にほぼ等しい直径を有して
いる。
プロペラ軸42の軸方向の孔218の中に完全に収容さ
れている後方部分226を備えており、該後方部分は、
上に説明した態様でドグクラッチ82に固定されてい
る。シフト軸の後方部分の前方端は、半径方向に隔置さ
れた一対の壁部分228を有しており、これら壁部分は
その間に前後方向の軸線40の方向に伸長するスロット
230を画成している。壁部分228は、これら2つの
壁部分の合計した厚みにほぼ等しい距離で隔置されるの
が好ましく、また、壁部分228と相対的に大きな直径
の前方の面220との間の半径方向の隙間は、壁部分2
28の一方の厚みにほぼ等しいのが好ましい。各々の壁
部分228には、横方向に伸長する穴232が設けられ
ており、この穴は、シフト軸の後方部分226のスロッ
ト230に直角であるのが好ましい。壁部分228の穴
232は同軸状に整合されており、またこれら各々の穴
は、壁部分228の間の距離にほぼ等しい直径を有して
いる。
【0053】シフト軸216はまた、プロペラ軸42の
前方に伸長する前方部分234も有しており、この前方
部分は、シフト軸の前方部分234の後方端から後方に
伸長する雄型の壁部分236を有していて、両方の壁部
分228の間に挿入されてスロット230に入ることが
できる。雄型の壁部分236は、この壁部分に直交して
伸長する凹所すなわち穴238を有しており、この穴
は、壁部分228の穴232とほぼ同一の寸法を有して
いて、雄型の壁部分236がスロット230の中に挿入
された時に、上記穴232と同軸状に整合することがで
きる。
前方に伸長する前方部分234も有しており、この前方
部分は、シフト軸の前方部分234の後方端から後方に
伸長する雄型の壁部分236を有していて、両方の壁部
分228の間に挿入されてスロット230に入ることが
できる。雄型の壁部分236は、この壁部分に直交して
伸長する凹所すなわち穴238を有しており、この穴
は、壁部分228の穴232とほぼ同一の寸法を有して
いて、雄型の壁部分236がスロット230の中に挿入
された時に、上記穴232と同軸状に整合することがで
きる。
【0054】シフト軸の前方部分234をシフトレバー
204に接続するために、シフト軸の前方部分234を
シフトレバー204に接続し、これにより、シフトレバ
ー204の枢動運動に応じて、シフト軸の前方部分23
4を前後方向の軸線40に沿って運動させるための手段
が、シフト軸の前方部分234に設けられている。シフ
ト軸の前方部分234をシフトレバー204に接続する
ためには種々の手段を用いることができるが、図示の構
成においては、この接続手段は、シフト軸の前方部分に
設けられる拡大された前方端を備えており、この前方端
は、ほぼ糸巻き形状の受け部分240として形成されて
いる。
204に接続するために、シフト軸の前方部分234を
シフトレバー204に接続し、これにより、シフトレバ
ー204の枢動運動に応じて、シフト軸の前方部分23
4を前後方向の軸線40に沿って運動させるための手段
が、シフト軸の前方部分234に設けられている。シフ
ト軸の前方部分234をシフトレバー204に接続する
ためには種々の手段を用いることができるが、図示の構
成においては、この接続手段は、シフト軸の前方部分に
設けられる拡大された前方端を備えており、この前方端
は、ほぼ糸巻き形状の受け部分240として形成されて
いる。
【0055】受け部分240は環状の溝242を有して
おり、この溝の中に第2の脚部208の外方端210が
収容される。受け部分240は、シフトレバー204と
シフト軸の前方部分234との間の接続を阻害すること
なく、シフト軸の前方部分234が回転することを許容
する。上に説明した構造の場合と同様に、受け部分24
0をシフトハウジング68の孔70の中に挿入する必要
がないので、孔70の寸法は、シフト軸の前方部分23
4の後方端を支持しかつこの後方端を通過させるような
ものとするだけで良い。
おり、この溝の中に第2の脚部208の外方端210が
収容される。受け部分240は、シフトレバー204と
シフト軸の前方部分234との間の接続を阻害すること
なく、シフト軸の前方部分234が回転することを許容
する。上に説明した構造の場合と同様に、受け部分24
0をシフトハウジング68の孔70の中に挿入する必要
がないので、孔70の寸法は、シフト軸の前方部分23
4の後方端を支持しかつこの後方端を通過させるような
ものとするだけで良い。
【0056】シフト軸216はまた、シフト軸の後方部
分226及びシフト軸の前方部分234を接続し、これ
らをシフトレバー204の枢動運動に応じて、前後方向
の軸線40に沿って一体に運動させる手段も備えてい
る。図示の構成においては、そのような接続手段はま
た、シフト軸の後方部分226とシフト軸の前方部分2
34を接続してこれら一体に回転させる。シフト軸の後
方部分226とシフト軸の前方部分234を接続してこ
れらを一体に軸方向に動かしかつ回転させるためには種
々の手段を用いることができるが、図示の構成において
は、そのような接続手段はまた、シフト軸の後方部分2
26が前方へ移動することに応じてシフト軸の後方部分
226とシフト軸の前方部分234を解放可能にかつ作
動可能に係合すなわち組み立てるように機能する。図1
0乃至図18に示すように、そのような接続手段は、ピ
ン又はボール244等の一対の接続部材を備え、これら
接続部材は、壁部分228の穴232及び雄型の壁部分
236の穴238よりも若干小さいのが好ましい。各々
のボール244は、各々の壁部分228の穴232の一
方に部分的に収容される。
分226及びシフト軸の前方部分234を接続し、これ
らをシフトレバー204の枢動運動に応じて、前後方向
の軸線40に沿って一体に運動させる手段も備えてい
る。図示の構成においては、そのような接続手段はま
た、シフト軸の後方部分226とシフト軸の前方部分2
34を接続してこれら一体に回転させる。シフト軸の後
方部分226とシフト軸の前方部分234を接続してこ
れらを一体に軸方向に動かしかつ回転させるためには種
々の手段を用いることができるが、図示の構成において
は、そのような接続手段はまた、シフト軸の後方部分2
26が前方へ移動することに応じてシフト軸の後方部分
226とシフト軸の前方部分234を解放可能にかつ作
動可能に係合すなわち組み立てるように機能する。図1
0乃至図18に示すように、そのような接続手段は、ピ
ン又はボール244等の一対の接続部材を備え、これら
接続部材は、壁部分228の穴232及び雄型の壁部分
236の穴238よりも若干小さいのが好ましい。各々
のボール244は、各々の壁部分228の穴232の一
方に部分的に収容される。
【0057】接続手段はまた、ボール244を半径方向
外方に押圧し、これらボールを予め組み立てた位置に保
持する手段(図12乃至図14に示す)も備えている。
種々の押圧手段を用いることができるが、図示の構成に
おいては、この押圧手段は、シフト軸の後方部分226
のスロット230の中に設けられたブロック部材246
を備えている。圧縮バネ248がブロック部材246の
後方側でスロット230の中に設けられており、この圧
縮バネは、シフト軸の後方部分226及びシフト軸の前
方部分234が分解された関係にある(図12及び図1
3参照)時に、ブロック部材246を、各々の壁部分2
28の穴232の共通軸線に交差するのが好ましい位置
に向けて前方へ押圧し、これにより、ボール244がス
ロット230の中へ入るのを制限する。ブロック接続部
材がボール244がスロット230の中に入るのを制限
する一方、プロペラ軸42の相対的に大きな前方の面2
20が、ボール244の半径方向外方への運動を制限
し、これにより、ボール244を壁部分228の穴23
2の中に部分的に拘束する。このように、前方の面22
0及びブロック部材246は協働してボール244を予
め組み立てられた位置に保持すると共に、ボール244
がプロペラ軸42の軸方向の孔218から偶発的に出る
ことを防止する。同様に、シフト軸の前方部分234で
ボールを保持させる場合には、シフトハウジング68の
孔70又は後方に解放された面を有する他の孔の後方の
部分に、前方の小さな直径部分に比較して拡大された直
径部分及びカム面を設ける。
外方に押圧し、これらボールを予め組み立てた位置に保
持する手段(図12乃至図14に示す)も備えている。
種々の押圧手段を用いることができるが、図示の構成に
おいては、この押圧手段は、シフト軸の後方部分226
のスロット230の中に設けられたブロック部材246
を備えている。圧縮バネ248がブロック部材246の
後方側でスロット230の中に設けられており、この圧
縮バネは、シフト軸の後方部分226及びシフト軸の前
方部分234が分解された関係にある(図12及び図1
3参照)時に、ブロック部材246を、各々の壁部分2
28の穴232の共通軸線に交差するのが好ましい位置
に向けて前方へ押圧し、これにより、ボール244がス
ロット230の中へ入るのを制限する。ブロック接続部
材がボール244がスロット230の中に入るのを制限
する一方、プロペラ軸42の相対的に大きな前方の面2
20が、ボール244の半径方向外方への運動を制限
し、これにより、ボール244を壁部分228の穴23
2の中に部分的に拘束する。このように、前方の面22
0及びブロック部材246は協働してボール244を予
め組み立てられた位置に保持すると共に、ボール244
がプロペラ軸42の軸方向の孔218から偶発的に出る
ことを防止する。同様に、シフト軸の前方部分234で
ボールを保持させる場合には、シフトハウジング68の
孔70又は後方に解放された面を有する他の孔の後方の
部分に、前方の小さな直径部分に比較して拡大された直
径部分及びカム面を設ける。
【0058】シフト軸216を組み立てるためには、シ
フト軸の後方部分226を収容するプロペラ軸42を、
シフト軸の前方部分234と相対的に前方へ動かし、こ
れにより、雄型の壁部分236をシフト軸の後方部分2
26のスロット230の中に入れ、ブロック部材246
に係合させる(図13参照)。プロペラ軸42を更に前
進させることにより、ボール244をカム面244に接
触させ、更にバネ248を圧縮させると共に、ブロック
部材246を後方に移動させるが、ボール244の半径
方向内方への運動は、ブロック部材246又は雄型の壁
部分236によって、依然として阻止されたままである
(図14参照)。プロペラ軸42を更に前進させると、
雄型の壁部分236の穴238が、シフト軸の後方部分
226の穴232に整合する(図15参照)。その後、
シフト軸216をプロペラ軸42と相対的に動かすこと
により、カム面232のカム作用により、ボール244
が整合された穴232、238の中に入る。そのような
カム作用は、シフト軸216が、ボール244が相対的
に小さな直径の後方の面222により拘束され、かつシ
フト軸216が完全に組み立てられている、通常の作動
範囲内の位置に到達するまで継続される。シフト軸21
6が通常の作動範囲内にある時には、各々のボール24
4は、雄型の壁部分236の穴238の中及びシフト軸
の後方部分226の穴232の一方又は他方の中に部分
的に収容され、雄型の壁部分236をスロット230の
中に保持する。各々のボール244の半分が穴238の
中に収容され、一方各々のボール244の残りの半分が
対応する穴232の中に収容されるのが好ましい。ボー
ル244をこの状態で収容することにより、シフト軸の
後方部分226とシフト軸の前方部分234との間の力
の伝達が容易に行われ、これにより、シフト軸の後方部
分226及びシフト軸の前方部分234が連結されて軸
方向及び回転方向に一体に運動する。この構成はまた、
各要素の摩擦及び摩耗を低減させる。
フト軸の後方部分226を収容するプロペラ軸42を、
シフト軸の前方部分234と相対的に前方へ動かし、こ
れにより、雄型の壁部分236をシフト軸の後方部分2
26のスロット230の中に入れ、ブロック部材246
に係合させる(図13参照)。プロペラ軸42を更に前
進させることにより、ボール244をカム面244に接
触させ、更にバネ248を圧縮させると共に、ブロック
部材246を後方に移動させるが、ボール244の半径
方向内方への運動は、ブロック部材246又は雄型の壁
部分236によって、依然として阻止されたままである
(図14参照)。プロペラ軸42を更に前進させると、
雄型の壁部分236の穴238が、シフト軸の後方部分
226の穴232に整合する(図15参照)。その後、
シフト軸216をプロペラ軸42と相対的に動かすこと
により、カム面232のカム作用により、ボール244
が整合された穴232、238の中に入る。そのような
カム作用は、シフト軸216が、ボール244が相対的
に小さな直径の後方の面222により拘束され、かつシ
フト軸216が完全に組み立てられている、通常の作動
範囲内の位置に到達するまで継続される。シフト軸21
6が通常の作動範囲内にある時には、各々のボール24
4は、雄型の壁部分236の穴238の中及びシフト軸
の後方部分226の穴232の一方又は他方の中に部分
的に収容され、雄型の壁部分236をスロット230の
中に保持する。各々のボール244の半分が穴238の
中に収容され、一方各々のボール244の残りの半分が
対応する穴232の中に収容されるのが好ましい。ボー
ル244をこの状態で収容することにより、シフト軸の
後方部分226とシフト軸の前方部分234との間の力
の伝達が容易に行われ、これにより、シフト軸の後方部
分226及びシフト軸の前方部分234が連結されて軸
方向及び回転方向に一体に運動する。この構成はまた、
各要素の摩擦及び摩耗を低減させる。
【0059】シフト軸216の通常の作動範囲は、ドグ
クラッチ82の第1の駆動位置に対応する第1の位置
(図16)と、ドグクラッチ82の第2の駆動位置に対
応する第2の位置(図18)との間に画定される。中立
位置(図17)も通常の作動範囲の中に含まれる。一旦
通常の作動範囲内に入ると、シフト軸216は、シフト
レバー204の枢動運動に応答し、前進駆動位置、中立
位置及び後進駆動位置の間で選択的に移動可能である。
クラッチ82の第1の駆動位置に対応する第1の位置
(図16)と、ドグクラッチ82の第2の駆動位置に対
応する第2の位置(図18)との間に画定される。中立
位置(図17)も通常の作動範囲の中に含まれる。一旦
通常の作動範囲内に入ると、シフト軸216は、シフト
レバー204の枢動運動に応答し、前進駆動位置、中立
位置及び後進駆動位置の間で選択的に移動可能である。
【0060】シフト軸216を分解するためには、上述
の組み立て操作を反対に行い、ボール244を再びカム
面224の前方に位置させる。この状態においては、バ
ネ248の作用によりブロック部材246はその機能位
置に戻る。しかしながら、動力伝達装置58を完全に分
解すると、シフト軸216の動きはシフト範囲内に制限
され、シフト軸216の分解を阻止する。
の組み立て操作を反対に行い、ボール244を再びカム
面224の前方に位置させる。この状態においては、バ
ネ248の作用によりブロック部材246はその機能位
置に戻る。しかしながら、動力伝達装置58を完全に分
解すると、シフト軸216の動きはシフト範囲内に制限
され、シフト軸216の分解を阻止する。
【0061】シフト軸アセンブリ200を用いた動力伝
達装置の組み立ては上述の組み立てと同様であるが、シ
フト軸の前方部分234をシフトレバー204と共に、
シフトハウジングアセンブリの一部としてシフトハウジ
ング68に予め組み立てるのが好ましい点において異な
っている。またシフト軸の後方部分226を、ブロック
部材246及びボール244と共に、プロペラ軸アセン
ブリの一部として、プロペラ軸242の軸方向の孔21
8の中に予め組み立てる。
達装置の組み立ては上述の組み立てと同様であるが、シ
フト軸の前方部分234をシフトレバー204と共に、
シフトハウジングアセンブリの一部としてシフトハウジ
ング68に予め組み立てるのが好ましい点において異な
っている。またシフト軸の後方部分226を、ブロック
部材246及びボール244と共に、プロペラ軸アセン
ブリの一部として、プロペラ軸242の軸方向の孔21
8の中に予め組み立てる。
【0062】より詳細には、シフトアセンブリ200を
用いた動力伝達装置58をギアケース32の中に装着す
るためには、シフトロッドカプラ212をシフトハウジ
ング68のガイド通路72の中に挿入し、シフトレバー
204をシフトハウジング68の中にこのシフトハウジ
ングと相対的に枢動可能に予め組み立て、シフト軸の前
方部分234をシフトハウジング68に予め組み立て、
これにより、受け部分240でシフトレバーの第2の脚
部208の外方端210を収容させ、また、シフト軸の
前方部分234の後方端を孔70に貫通させ、更に、好
ましくは前方に設けられたかさ歯車64をシフトハウジ
ング68の中に組み込み、これにより、上述の要素を含
むシフトハウジングアセンブリを形成する。次にシフト
ハウジングアセンブリをギアケースの凹所34の中に挿
入し、その後シフトロッド92をシフトロッドカプラ2
12に固定し、またピニオン60を前方に設けられたか
さ歯車64にかみ合った状態で駆動軸56に固定するこ
とができる。シフト軸の後方部分226、ボール24
4、ブロック部材246、及びバネ248をプロペラ軸
42の軸方向の孔218の中に予め組み込み、スラスト
容器78及び後方に設けられたかさ歯車66をスラスト
リング50の前方でプロペラ軸42に予め装着し、軸受
リテーナ80をプロペラ軸42に予め装着し、ドグクラ
ッチ82をシフト軸の後方部分226に接続することに
より形成されたプロペラ軸アセンブリを次に、ギアケー
スの凹所34の中へ前方に向けて挿入し、これにより、
後方に設けられたかさ歯車66をピニオン60にかみ合
った状態で装着することにより、上述のように、シフト
軸の後方部分226及びシフト軸の前方部分234を自
動的に組み立てることができる。その後、プロペラ軸軸
受リテーナ80を適所に固定し、プロペラ軸の離脱を解
除可能に阻止する。
用いた動力伝達装置58をギアケース32の中に装着す
るためには、シフトロッドカプラ212をシフトハウジ
ング68のガイド通路72の中に挿入し、シフトレバー
204をシフトハウジング68の中にこのシフトハウジ
ングと相対的に枢動可能に予め組み立て、シフト軸の前
方部分234をシフトハウジング68に予め組み立て、
これにより、受け部分240でシフトレバーの第2の脚
部208の外方端210を収容させ、また、シフト軸の
前方部分234の後方端を孔70に貫通させ、更に、好
ましくは前方に設けられたかさ歯車64をシフトハウジ
ング68の中に組み込み、これにより、上述の要素を含
むシフトハウジングアセンブリを形成する。次にシフト
ハウジングアセンブリをギアケースの凹所34の中に挿
入し、その後シフトロッド92をシフトロッドカプラ2
12に固定し、またピニオン60を前方に設けられたか
さ歯車64にかみ合った状態で駆動軸56に固定するこ
とができる。シフト軸の後方部分226、ボール24
4、ブロック部材246、及びバネ248をプロペラ軸
42の軸方向の孔218の中に予め組み込み、スラスト
容器78及び後方に設けられたかさ歯車66をスラスト
リング50の前方でプロペラ軸42に予め装着し、軸受
リテーナ80をプロペラ軸42に予め装着し、ドグクラ
ッチ82をシフト軸の後方部分226に接続することに
より形成されたプロペラ軸アセンブリを次に、ギアケー
スの凹所34の中へ前方に向けて挿入し、これにより、
後方に設けられたかさ歯車66をピニオン60にかみ合
った状態で装着することにより、上述のように、シフト
軸の後方部分226及びシフト軸の前方部分234を自
動的に組み立てることができる。その後、プロペラ軸軸
受リテーナ80を適所に固定し、プロペラ軸の離脱を解
除可能に阻止する。
【0063】ここに開示した構造は、標準回転型の及び
二重反転型の動力伝達装置におけるプロペラ軸42及び
/又はドグクラッチ82により干渉されることなく、ま
た特殊な工具を必要とすることなく、比較的容易に駆動
ピニオン60を駆動軸56に固定すなわち「トルク締
め」することができる利点を有する。また、ここに開示
する構造は、標準回転型の及び二重反転型の動力伝達装
置の構成に、1部材型のプロペラ軸を用いることを可能
とし、従って、ギアケース32の中への動力伝達装置5
8の組み込みを容易にすると共に、大幅なコストの節約
を行うことができる。
二重反転型の動力伝達装置におけるプロペラ軸42及び
/又はドグクラッチ82により干渉されることなく、ま
た特殊な工具を必要とすることなく、比較的容易に駆動
ピニオン60を駆動軸56に固定すなわち「トルク締
め」することができる利点を有する。また、ここに開示
する構造は、標準回転型の及び二重反転型の動力伝達装
置の構成に、1部材型のプロペラ軸を用いることを可能
とし、従って、ギアケース32の中への動力伝達装置5
8の組み込みを容易にすると共に、大幅なコストの節約
を行うことができる。
【0064】本発明の種々の特徴は特許請求の範囲に記
載されている。
載されている。
【図1】切り換え可能な動力伝達装置を含み本発明の種
々の特徴を具体化する船用推進装置の側方立面図であ
る。
々の特徴を具体化する船用推進装置の側方立面図であ
る。
【図2】図1に示す船用推進装置に含まれる動力伝達装
置の一部を拡大して示す断面図である。
置の一部を拡大して示す断面図である。
【図3】図2に示す動力伝達装置に含まれる動力伝達装
置切り換え機構の種々の要素を分解して示す斜視図であ
る。
置切り換え機構の種々の要素を分解して示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示す動力伝達装置切り換え機構の変更例
の種々の要素を分解して示す斜視図である。
の種々の要素を分解して示す斜視図である。
【図5】図2に示す動力伝達装置に含まれる動力伝達装
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸がシ
フトレバーから隔置されて分解されており、シフトレバ
ーが組み立て位置にある状態を示している。
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸がシ
フトレバーから隔置されて分解されており、シフトレバ
ーが組み立て位置にある状態を示している。
【図6】図2に示す動力伝達装置に含まれる動力伝達装
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸がシ
フトレバーに対して相対的に左側へ動かされ、シフトレ
バーと係合する状態を示している。
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸がシ
フトレバーに対して相対的に左側へ動かされ、シフトレ
バーと係合する状態を示している。
【図7】図2に示す動力伝達装置に含まれる動力伝達装
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸が、
駆動位置に向けて、シフトレバーと相対的に更に左側へ
動いた状態を示している。
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸が、
駆動位置に向けて、シフトレバーと相対的に更に左側へ
動いた状態を示している。
【図8】図2に示す動力伝達装置に含まれる動力伝達装
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸が、
中立位置に向けて、シフトレバーと相対的に更に左側へ
動いた状態を示している。
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸が、
中立位置に向けて、シフトレバーと相対的に更に左側へ
動いた状態を示している。
【図9】図2に示す動力伝達装置に含まれる動力伝達装
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸が、
他の駆動位置に向けて、シフトレバーと相対的に更に左
側へ動いた状態を示している。
置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用を拡
大して一部概略的に示す側面図であって、シフト軸が、
他の駆動位置に向けて、シフトレバーと相対的に更に左
側へ動いた状態を示している。
【図10】動力伝達装置の切り換え機構の第2の実施例
を含む動力伝達装置を示す図2と同様の拡大断面図であ
る。
を含む動力伝達装置を示す図2と同様の拡大断面図であ
る。
【図11】図10に示す動力伝達装置切り換え機構の種
々の要素を分解して示す斜視図である。
々の要素を分解して示す斜視図である。
【図12】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、プロペラ軸の中の
シフト軸の後方部分から隔置されて分解された状態のシ
フト軸の前方部分を示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、プロペラ軸の中の
シフト軸の後方部分から隔置されて分解された状態のシ
フト軸の前方部分を示している。
【図13】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、シフト軸の前方部
分及び後方部分に係合するように、左側に動いたプロペ
ラ軸を示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、シフト軸の前方部
分及び後方部分に係合するように、左側に動いたプロペ
ラ軸を示している。
【図14】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、更に左側に動いた
プロペラ軸を示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、更に左側に動いた
プロペラ軸を示している。
【図15】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、プロペラ軸が更に
左側に動いてシフト軸の前方部分及び後方部分を部分的
に接続している状態を示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、プロペラ軸が更に
左側に動いてシフト軸の前方部分及び後方部分を部分的
に接続している状態を示している。
【図16】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、プロペラ軸が更に
左側に動いて、シフト軸の前方部分及び後方部分を完全
に接続し、シフト軸を駆動位置に位置させている状態を
示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、プロペラ軸が更に
左側に動いて、シフト軸の前方部分及び後方部分を完全
に接続し、シフト軸を駆動位置に位置させている状態を
示している。
【図17】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、シフト軸が、中立
位置に向けて、プロペラ軸と相対的に右側へ動いた状態
を示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、シフト軸が、中立
位置に向けて、プロペラ軸と相対的に右側へ動いた状態
を示している。
【図18】図10に示す動力伝達装置に含まれる動力伝
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、シフト軸が、他の
駆動位置に向けて、プロペラ軸と相対的に更に右側に動
いた状態を示している。
達装置切り換え機構の幾つかの要素の組み立て及び作用
を一部概略的に示す断面図であって、シフト軸が、他の
駆動位置に向けて、プロペラ軸と相対的に更に右側に動
いた状態を示している。
10 船用推進装置 12 装着アセン
ブリ 28 下部ユニット 30 駆動軸ハウ
ジング 32 ギアケース 34 ギアケース
の凹所 40 前後方向の軸線 42 プロペラ軸 50 スラストリング 64、66 かさ
歯車 68 シフトハウジング 74 ハウジング
アセンブリ 80 軸受リテーナ 82 ドグクラッ
チ 90 シフトアセンブリ 92 シフトロッ
ド 94 シフトレバー 116 シフト軸 118 シフト軸の後方部分 124 シフト軸
の前方部分
ブリ 28 下部ユニット 30 駆動軸ハウ
ジング 32 ギアケース 34 ギアケース
の凹所 40 前後方向の軸線 42 プロペラ軸 50 スラストリング 64、66 かさ
歯車 68 シフトハウジング 74 ハウジング
アセンブリ 80 軸受リテーナ 82 ドグクラッ
チ 90 シフトアセンブリ 92 シフトロッ
ド 94 シフトレバー 116 シフト軸 118 シフト軸の後方部分 124 シフト軸
の前方部分
Claims (14)
- 【請求項1】 下部ユニットを備え、該下部ユニット
が、 ギアケースと、 ほぼ水平な前後方向の軸線の周囲で回転するように前記
ギアケースの中に設けられ、軸方向に伸長し前方に向か
って開放された孔を有するプロペラ軸と、 前記孔の中に設けられる後方部分、前方部分、及び該前
方部分を前記後方部分に接続し、前記前方部分及び後方
部分を、前記前後方向の軸線に沿って両側の方向へ一体
に軸方向に運動させる手段を有するシフト軸と、 前記前後方向の軸線を横切る水平な軸線の周囲で回転運
動するように前記下部ユニットにより支持されると共
に、垂直方向に移動可能なリンクに接続されて前記水平
な軸線の周囲で揺動するようになされ、また脚部を有す
るシフトレバーと、 前記脚部を前記シフト軸の前方部分に接続し、前記シフ
トレバーの回転運動に応じて、該シフト軸の前方部分
を、前記前後方向の軸線に沿って両側の方向に動かす手
段とを備え、 前記前方部分を前記後方部分に接続する手段及び前記脚
部を前記前方部分に接続する手段の一方が、前記シフト
軸の前記後方部分の前方への移動に応じて作動して上記
接続を行い、その後、前記シフトレバーが前記水平な軸
線の周囲で揺動することに応じて、前記シフト軸を前記
前後方向の軸線に沿って両側の方向に移動させる組み立
て手段を有することを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項2】 請求項1の船用推進装置において、前記
組み立て手段は、前記シフト軸の前記後方部分の前方へ
の移動に応答して、前記脚部を前記シフト軸の前記前方
部分に接続するように作動可能であり、前記シフト軸の
前記前方部分が前方端を有し、前記組み立て手段が、前
記シフト軸の前記前方部分の前記前方端に設けられる上
方に開放された凹所と、前記脚部上で横方向に伸長し前
記凹所の中に収容可能なピンを備えることを特徴とする
船用推進装置。 - 【請求項3】 請求項1の船用推進装置において、前記
組み立て手段は、前記シフト軸の前記後方部分の前方へ
の移動に応答して、前記シフト軸の前記前方部分と後方
部分を接続するように作動可能であり、前記シフト軸の
前記前方部分は後方端を有し、また前記シフト軸の前記
後方部分は前方端を有しており、前記組み立て手段は、
前記後方部分の前記前方端及び前記前方部分の前記後方
端の一方に設けられるスロットと、前記後方部分の前記
前方端及び前記前方部分の前記後方端の他方に設けられ
る雄型の部材とを備え、該雄型の部材は、前記後方部分
が前記前方部分に対し相対的に前方へ移動することに応
じて、前記スロットの中に挿入されることを特徴とする
船用推進装置。 - 【請求項4】 請求項3の船用推進装置において、前記
シフト軸の前記前方部分及び前記シフト軸の前記後方部
分の各々が、前記前後方向の軸線と同軸状であることを
特徴とする船用推進装置。 - 【請求項5】 請求項3の船用推進装置において、前記
シフト軸の前記前方部分が前方端を有し、前記脚部を前
記シフト軸の前記前方部分に接続する手段が、前記シフ
ト軸の前記前方部分の前記前方端に設けられると共に環
状の溝を有する受け部分を備え、前記脚部が前記環状の
溝の中に伸長することを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項6】 請求項5の船用推進装置において、前記
シフト軸の前記前方部分を前記シフト軸の前記後方部分
に接続する手段が、前記シフト軸の前記前方部分及び後
方部分を、前記前後方向の軸線の周囲で一体に回転運動
するように接続することを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項7】 請求項3の船用推進装置において、前記
シフト軸の前記後方部分全体が、前記プロペラ軸の前記
前方に向けて開放された軸方向の孔の中に設けられてい
ることを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項8】 請求項3の船用推進装置において、前記
後方部分の前記前方端及び前記前方部分の前記後方端の
一方が、前記スロットを横切る方向に配向された穴を有
しており、前記雄型の部分は、該雄型の部分が前記スロ
ットの中に挿入されることに応じて、前記穴に整合可能
な空所を有し、前記組み立て手段は、前記雄型の部分を
前記スロットの中に保持する手段を有し、該保持する手
段は、前記穴及び前記空所が整合された時に、前記穴の
中に一部収容されかつ前記空所の中に一部収容され、こ
れにより、前記シフト軸の前記前方部分及び後方部分
を、前記前後方向の軸線に沿いまた前記プロペラ軸と相
対的に一体に運動するように接続する接続部材を備える
ことを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項9】 請求項8の船用推進装置において、前記
組み立て手段は、前記雄型の部分に係合し、前記穴及び
前記空所が整合する前に、前記接続部材を半径方向外方
に押圧することができる手段を備えることを特徴とする
船用推進装置。 - 【請求項10】 請求項9の船用推進装置において、前
記押圧する手段は、前記スロットの中に設けられるブロ
ック部材と、該ブロック部材と前記後方部分の前記前方
端及び前記前方部分の前記後方端の一方との間に設けら
れ、前記ブロック部材を前記穴に隣接する位置まで押圧
するバネとを備えることを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項11】 請求項8の船用推進装置において、前
記プロペラ軸は、前記前方に向かって開放された軸方向
の孔を画成すると共にカム面を有する内側面を備え、前
記カム面は、前記接続部材に係合可能であって、前記穴
及び前記空所が整合された時に、カム作用により該接続
部材を半径方向内方へ移動させ該接続部材の一部を前記
空所の中に入れることを特徴とする船用推進装置。 - 【請求項12】 請求項11の船用推進装置において、
前記内側面は、前記カム面から後方に伸長すると共に前
記前方に向かって開放された軸方向の孔の減少された直
径を画成する後方面を備え、該後方面は、前記接続部材
が半径方向外方に移動することを阻止し、これにより、
通常の作動範囲において、前記シフト軸の前記前方部分
及び後方部分を一体に運動させることを特徴とする船用
推進装置。 - 【請求項13】 請求項12の船用推進装置において、
該船用推進装置は更に、前記プロペラ軸と一体に回転し
かつ該プロペラ軸とは相対的に軸方向に運動するように
前記プロペラ軸に設けられたドグクラッチを備え、前記
ドグクラッチは、前記シフト軸の前記後方部分と一体に
運動するように該後方部分に接続されており、前記シフ
ト軸は、前記通常の作動範囲を画定する一対の駆動位置
の間で前記プロペラ軸とは相対的に前記前後方向の軸線
に沿って両側の方向に運動可能であることを特徴とする
船用推進装置。 - 【請求項14】 請求項3の船用推進装置において、前
記後方部分の前記前方端は、半径方向に隔置された一対
の壁部分を備え、これら壁部分はその間に前記スロット
を画成し、前記各々の壁部分は穴を有しており、また、
前記雄型の部分は、前記シフト軸の前記前方部分の前記
後方端から後方に伸長していると共に、前記後方部分が
前記前方部分と相対的に前方へ移動することに応じて前
記壁部分の前記穴に同軸状に整合可能な穴を有してお
り、前記組み立て手段は一対の接続部材を備えており、
これら各々の接続部材は、前記壁部分の前記穴が前記雄
型の部分の穴に整合した時に、前記各々の壁部分の穴の
中にその一部が収容されると共に、前記雄型の部分の前
記穴の中にも一部が収容されることができ、これにより
前記シフト軸の前記前方部分と後方部分をこれら両方の
部分が一体に運動するように接続することを特徴とする
船用推進装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/710,163 US5151059A (en) | 1990-04-09 | 1991-06-04 | Shiftable reversing transmission for marine propulsion device |
| US710163 | 2004-06-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05170182A true JPH05170182A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=24852880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4141764A Pending JPH05170182A (ja) | 1991-06-04 | 1992-06-02 | 船用推進装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05170182A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014002760A1 (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-03 | スズキ株式会社 | 船外機のシフト制御装置、船外機のシフト制御方法およびプログラム |
| JP2018004050A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社ユニバンス | 変速機構 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4141764A patent/JPH05170182A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014002760A1 (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-03 | スズキ株式会社 | 船外機のシフト制御装置、船外機のシフト制御方法およびプログラム |
| JP2014004935A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Suzuki Motor Corp | 船外機のシフト制御装置、船外機のシフト制御方法およびプログラム |
| CN104411583A (zh) * | 2012-06-25 | 2015-03-11 | 铃木株式会社 | 船外机的换档控制装置、船外机的换档控制方法和程序 |
| US9481436B2 (en) | 2012-06-25 | 2016-11-01 | Suzuki Motor Corporation | Shift control device of outboard motor, shift control method of outboard motor and program |
| JP2018004050A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社ユニバンス | 変速機構 |
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