JPH0517028A - 垂直搬送装置の制御方法 - Google Patents
垂直搬送装置の制御方法Info
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- JPH0517028A JPH0517028A JP3198763A JP19876391A JPH0517028A JP H0517028 A JPH0517028 A JP H0517028A JP 3198763 A JP3198763 A JP 3198763A JP 19876391 A JP19876391 A JP 19876391A JP H0517028 A JPH0517028 A JP H0517028A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Control Of Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上下方向に移動する台車を短時間で停止位置
に到達させることができ且つ正確に停止位置に停止させ
ることができる垂直搬送装置の制御方法を提供すること
にある。 【構成】 レール板の両側において上下に移動する二つ
の台車を、加速区間(A)にはこれらの台車がそれぞれ
備える二つのリニアモータの推力で移動させ、停止前区
間(D)には一方のリニアモータのみの推力で低速で移
動させるようにしている。 【効果】 台車を高速で移動させ且つ精度の高い位置決
めを行うことができる。
に到達させることができ且つ正確に停止位置に停止させ
ることができる垂直搬送装置の制御方法を提供すること
にある。 【構成】 レール板の両側において上下に移動する二つ
の台車を、加速区間(A)にはこれらの台車がそれぞれ
備える二つのリニアモータの推力で移動させ、停止前区
間(D)には一方のリニアモータのみの推力で低速で移
動させるようにしている。 【効果】 台車を高速で移動させ且つ精度の高い位置決
めを行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に書類ファイルな
どの定型物を垂直方向に搬送するためにビルなどに設置
される垂直搬送装置に関する。
どの定型物を垂直方向に搬送するためにビルなどに設置
される垂直搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】台車を上下動させて荷物を搬送する装置
として、例えば特公昭54−11194号公報に開示さ
れるものがある。ここに開示される装置は、図6に示す
ように、プーリ61を介してワイヤ62を垂下させ、こ
のワイヤ62の一端にカウンタウェイトとなる台車63
を吊り下げるととともに、他端にリニアモータ64を吊
り下げてなるものである。しかしながら、このような装
置は、1台のリニアモータで台車の上下両方向の動きを
制御するものであるため、必要な推力を得るためには大
型のリニアモータを必要とし、装置が大型化してしまう
問題があった。逆に言うと、リニアモータを大型化しな
いと荷物の制限重量が比較的軽くなってしまう。
として、例えば特公昭54−11194号公報に開示さ
れるものがある。ここに開示される装置は、図6に示す
ように、プーリ61を介してワイヤ62を垂下させ、こ
のワイヤ62の一端にカウンタウェイトとなる台車63
を吊り下げるととともに、他端にリニアモータ64を吊
り下げてなるものである。しかしながら、このような装
置は、1台のリニアモータで台車の上下両方向の動きを
制御するものであるため、必要な推力を得るためには大
型のリニアモータを必要とし、装置が大型化してしまう
問題があった。逆に言うと、リニアモータを大型化しな
いと荷物の制限重量が比較的軽くなってしまう。
【0003】こうした問題を解決するために、本願出願
人は特開平3−31119号公報において、垂直に立設
され且つ表面と裏面にそれぞれリニアモータの二次導体
を備えるガイド板と、このガイド板の上方に設置された
プーリと、このプーリを介して前記ガイド板の表面側と
裏面側に垂下するロープと、このロープにそれぞれ連結
されて前記ガイド板の表面と裏面とにそれぞれ沿って走
行する2台の台車とを備え、しかも、前記各台車が上下
両方向に駆動可能なリニアモータの一次巻線を備え、2
台の台車のリニアモータを互いに反対方向に駆動するこ
とで前記2台の台車の上下動を制御する垂直搬送装置を
提案している。このような、垂直搬送装置によると、同
じ重量の搬送物を搬送する場合、使用するリニアモータ
は図6に示すような従来の垂直搬送装置に用いるリニア
モータ64の半分の推力を発生するリニアモータで良
い。また、前記リニアモータ64と同じだけの推力を発
生するリニアモータを用いれば、図6の搬送装置よりも
重量の重い搬送物を搬送できるようになる。
人は特開平3−31119号公報において、垂直に立設
され且つ表面と裏面にそれぞれリニアモータの二次導体
を備えるガイド板と、このガイド板の上方に設置された
プーリと、このプーリを介して前記ガイド板の表面側と
裏面側に垂下するロープと、このロープにそれぞれ連結
されて前記ガイド板の表面と裏面とにそれぞれ沿って走
行する2台の台車とを備え、しかも、前記各台車が上下
両方向に駆動可能なリニアモータの一次巻線を備え、2
台の台車のリニアモータを互いに反対方向に駆動するこ
とで前記2台の台車の上下動を制御する垂直搬送装置を
提案している。このような、垂直搬送装置によると、同
じ重量の搬送物を搬送する場合、使用するリニアモータ
は図6に示すような従来の垂直搬送装置に用いるリニア
モータ64の半分の推力を発生するリニアモータで良
い。また、前記リニアモータ64と同じだけの推力を発
生するリニアモータを用いれば、図6の搬送装置よりも
重量の重い搬送物を搬送できるようになる。
【0004】以上のような垂直搬送装置において、リニ
アモータを制御することにより台車を上下方向に移動さ
せる場合のタイムチャートは一般に図4のようなものと
なる。この図4に示すように、台車を始動位置から停止
位置に移動させる場合のタイムチャートは、リニアモー
タを起動させて台車の移動速度を加速する加速区間(A)
と、台車を一定の最高速度で移動させる定速区間(B)
と、台車の速度を減速する減速区間(C) と、台車を一定
の最低速度で移動させる停止前区間(D) を備えている。
このようなタイムチャートにしたがって台車を駆動する
際には、リニアモータをON/OFF制御する。このよ
うにリニアモータをON/OFF制御すると、そのON
/OFFに応じて図5に示すようなパルス状に発生する
推力を得ることができる。すなわち、図5における各パ
ルス波形の幅tもしくは高さhを変化させることによっ
てリニアモータの推力を制御することができる。
アモータを制御することにより台車を上下方向に移動さ
せる場合のタイムチャートは一般に図4のようなものと
なる。この図4に示すように、台車を始動位置から停止
位置に移動させる場合のタイムチャートは、リニアモー
タを起動させて台車の移動速度を加速する加速区間(A)
と、台車を一定の最高速度で移動させる定速区間(B)
と、台車の速度を減速する減速区間(C) と、台車を一定
の最低速度で移動させる停止前区間(D) を備えている。
このようなタイムチャートにしたがって台車を駆動する
際には、リニアモータをON/OFF制御する。このよ
うにリニアモータをON/OFF制御すると、そのON
/OFFに応じて図5に示すようなパルス状に発生する
推力を得ることができる。すなわち、図5における各パ
ルス波形の幅tもしくは高さhを変化させることによっ
てリニアモータの推力を制御することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な垂直搬送装置では、台車をできるだけ短い時間で始動
位置から停止位置まで移動させることが作業の効率化に
つながる。すなわち、図4のタイムチャートにしたがっ
て行う垂直搬送装置の制御においては、加速区間(A) と
減速区間(C) の時間をできるだけ短くし、台車が最高速
度で走行する定速区間(B) の時間を長くすることが好ま
しい。一方、前記垂直搬送装置の制御においては、台車
を所定の停止位置に正確に停止させるため、停止前区間
(D) の速度をできるだけ小さくしておくことが好まし
い。これに対し、前記特開平3−31119号公報に開
示される上述の垂直搬送装置では、2台の台車のリニア
モータを互いに反対方向に駆動することで前記2台の台
車を移動させるようにしているため、前述したように、
2台の台車を移動させるための推力は2台のリニアモー
タの推力の和となる。このため、前記加速区間(A) と減
速区間(C) の時間を短くすることができるものの、停止
前区間(D) の速度を十分に小さくすることができなかっ
た。すなわち、作業の効率化は図れるものの、停止時に
おける正確な位置決めが困難であるという問題があっ
た。
な垂直搬送装置では、台車をできるだけ短い時間で始動
位置から停止位置まで移動させることが作業の効率化に
つながる。すなわち、図4のタイムチャートにしたがっ
て行う垂直搬送装置の制御においては、加速区間(A) と
減速区間(C) の時間をできるだけ短くし、台車が最高速
度で走行する定速区間(B) の時間を長くすることが好ま
しい。一方、前記垂直搬送装置の制御においては、台車
を所定の停止位置に正確に停止させるため、停止前区間
(D) の速度をできるだけ小さくしておくことが好まし
い。これに対し、前記特開平3−31119号公報に開
示される上述の垂直搬送装置では、2台の台車のリニア
モータを互いに反対方向に駆動することで前記2台の台
車を移動させるようにしているため、前述したように、
2台の台車を移動させるための推力は2台のリニアモー
タの推力の和となる。このため、前記加速区間(A) と減
速区間(C) の時間を短くすることができるものの、停止
前区間(D) の速度を十分に小さくすることができなかっ
た。すなわち、作業の効率化は図れるものの、停止時に
おける正確な位置決めが困難であるという問題があっ
た。
【0006】上記のような問題は、リニアモータをON
/OFFさせるために用いているSSR等の素子の関係
上、前述した図5のパルス波形の幅tをある程度以上は
小さくできないことに起因している。すなわち、停止前
区間(D) の速度を十分に小さくするには、図5のパルス
波形の高さhを小さくする必要がある。
/OFFさせるために用いているSSR等の素子の関係
上、前述した図5のパルス波形の幅tをある程度以上は
小さくできないことに起因している。すなわち、停止前
区間(D) の速度を十分に小さくするには、図5のパルス
波形の高さhを小さくする必要がある。
【0007】この発明は上記のような事情に鑑みなされ
たものであって、加速区間や減速区間の時間を短くでき
且つ停止時に正確な位置決めを行うことができる垂直搬
送装置の制御方法を提供することを目的としている。
たものであって、加速区間や減速区間の時間を短くでき
且つ停止時に正確な位置決めを行うことができる垂直搬
送装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する請求
項1の垂直搬送装置の制御方法は、表面と裏面にそれぞ
れリニアモータの二次導体を備えるガイド板を垂直に立
設し、このガイド板の上方に動力伝達用ホイールを設置
し、この動力伝達用ホイールに前記ガイド板の表面側と
裏面側に垂下する線条体を巻き掛け、前記線条体に前記
ガイド板の表面と裏面においてそれぞれ垂直方向に走行
可能な台車を連結し、前記各台車にこれらの台車を上下
方向に駆動するリニアモータの一次巻線をそれぞれ設け
た垂直搬送装置の制御方法であって、起動時に、それぞ
れの台車に対応するリニアモータを互いに逆方向の推力
が生じるように制御して各台車を逆方向に駆動し、停止
前には、いずれか一方の台車に対応するリニアモータの
みの推力で両台車を駆動することを特徴としている。
項1の垂直搬送装置の制御方法は、表面と裏面にそれぞ
れリニアモータの二次導体を備えるガイド板を垂直に立
設し、このガイド板の上方に動力伝達用ホイールを設置
し、この動力伝達用ホイールに前記ガイド板の表面側と
裏面側に垂下する線条体を巻き掛け、前記線条体に前記
ガイド板の表面と裏面においてそれぞれ垂直方向に走行
可能な台車を連結し、前記各台車にこれらの台車を上下
方向に駆動するリニアモータの一次巻線をそれぞれ設け
た垂直搬送装置の制御方法であって、起動時に、それぞ
れの台車に対応するリニアモータを互いに逆方向の推力
が生じるように制御して各台車を逆方向に駆動し、停止
前には、いずれか一方の台車に対応するリニアモータの
みの推力で両台車を駆動することを特徴としている。
【0009】また、請求項2の垂直搬送装置の制御方法
は、上記請求項1において、各台車に対応するリニアモ
ータの推力を起動時と逆方向に切り換えることにより両
台車の移動速度を減速し、その後、一方の台車に対応す
るリニアモータの推力を再度逆方向に切り替えるととも
に他方の台車に対応するリニアモータの推力を零にする
ことで、停止前に、いずれか一方の台車に対応するリニ
アモータのみの推力で両台車を駆動することを特徴とし
ている。
は、上記請求項1において、各台車に対応するリニアモ
ータの推力を起動時と逆方向に切り換えることにより両
台車の移動速度を減速し、その後、一方の台車に対応す
るリニアモータの推力を再度逆方向に切り替えるととも
に他方の台車に対応するリニアモータの推力を零にする
ことで、停止前に、いずれか一方の台車に対応するリニ
アモータのみの推力で両台車を駆動することを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】請求項1の垂直搬送装置の制御方法によると、
起動時には2台のリニアモータの推力の和により台車が
加速されることにより、台車が短時間で停止位置に接近
することができる。また、停止前にはいずれか一方の台
車に対応するリニアモータのみの推力で2つの台車を移
動させるから、2台のリニアモータの推力で台車を移動
させる場合に比べ台車の移動速度を小さくすることがで
きる。
起動時には2台のリニアモータの推力の和により台車が
加速されることにより、台車が短時間で停止位置に接近
することができる。また、停止前にはいずれか一方の台
車に対応するリニアモータのみの推力で2つの台車を移
動させるから、2台のリニアモータの推力で台車を移動
させる場合に比べ台車の移動速度を小さくすることがで
きる。
【0011】請求項2の垂直搬送装置の制御方法による
と、2台のリニアモータによる推力の向きを同時に逆転
することにより、台車の移動速度が短時間で減速され
る。
と、2台のリニアモータによる推力の向きを同時に逆転
することにより、台車の移動速度が短時間で減速され
る。
【0012】
【実施例】図1は、この発明による制御方法を適用する
垂直搬送装置の装置本体I を示す斜視図である。この垂
直搬送装置の装置本体I は、垂直に立設されたレール板
(ガイド板)1と、レール板1の上方と下方にそれぞれ
設けられたプーリ2a,2bと、レール板1の表面側と
裏面側とをそれぞれ走行する2台の台車3a,3bと、
プーリ2a,2bをそれぞれ介して2台の台車3a,3
bを互いに連結するワイヤロープ4a,4bとを備えて
いる。
垂直搬送装置の装置本体I を示す斜視図である。この垂
直搬送装置の装置本体I は、垂直に立設されたレール板
(ガイド板)1と、レール板1の上方と下方にそれぞれ
設けられたプーリ2a,2bと、レール板1の表面側と
裏面側とをそれぞれ走行する2台の台車3a,3bと、
プーリ2a,2bをそれぞれ介して2台の台車3a,3
bを互いに連結するワイヤロープ4a,4bとを備えて
いる。
【0013】台車3a,3bは、リニアモータの一次巻
線(図1には不図示)をそれぞれ内蔵している。また、
レール板1は、平行平板状の基板11を有し、基板11
の表面と裏面とのそれぞれには、リニアモータの二次導
体12と給電ライン13とが垂直方向(基板11の長手
方向)に配設されている。そして、基板11の表面の両
端部は、台車3aの車輪が走行するためのレール面14
a,14bとなっている。基板11の裏面も同様であ
る。
線(図1には不図示)をそれぞれ内蔵している。また、
レール板1は、平行平板状の基板11を有し、基板11
の表面と裏面とのそれぞれには、リニアモータの二次導
体12と給電ライン13とが垂直方向(基板11の長手
方向)に配設されている。そして、基板11の表面の両
端部は、台車3aの車輪が走行するためのレール面14
a,14bとなっている。基板11の裏面も同様であ
る。
【0014】図2は、レール板1と台車3aの配置関係
を示す断面図である。図において、台車3aの一次巻線
31は、レール板1の2次導体12と対向する位置に設
けられている。また、台車3aは4つの車輪32を備え
ており、これらの車輪32でレール面14a,14b上
を走行する。また、台車3aのブラシ33は、レール板
1の給電ライン13上を摺動しつつ受電する。台車3a
の両側面にはガイド車34a〜34cが設けられてお
り、これらのガイド車34a〜34cが前記レール板1
と平行に立設されたU字形レール40の内部を走行する
ことにより、一次巻線31と2次導体12間の隙間を所
定の範囲に保ち、リニアモータを効率よく動作させるこ
とができるようにしている。以上の構成は台車3bにつ
いても同様であり、台車3a,3bに対応する各リニア
モータは同一の推力を得ることができる。
を示す断面図である。図において、台車3aの一次巻線
31は、レール板1の2次導体12と対向する位置に設
けられている。また、台車3aは4つの車輪32を備え
ており、これらの車輪32でレール面14a,14b上
を走行する。また、台車3aのブラシ33は、レール板
1の給電ライン13上を摺動しつつ受電する。台車3a
の両側面にはガイド車34a〜34cが設けられてお
り、これらのガイド車34a〜34cが前記レール板1
と平行に立設されたU字形レール40の内部を走行する
ことにより、一次巻線31と2次導体12間の隙間を所
定の範囲に保ち、リニアモータを効率よく動作させるこ
とができるようにしている。以上の構成は台車3bにつ
いても同様であり、台車3a,3bに対応する各リニア
モータは同一の推力を得ることができる。
【0015】この垂直搬送装置は、書類ファイル等の定
型品(以下、搬送物という。)を垂直方向に搬送するた
めの装置である。このため、第1図に示すように、台車
3a(および3b)は、搬送物Fを載置するとともに必
要に応じて±x方向に搬送物Fを移動させるための水平
の移載装置(ベルトコンベア)50を備えている。51
は、所定高さの位置において搬送物Fを垂直搬送装置に
搬入するための出発バッファ、52は出発バッファ51
よりも高い所定高さの位置において搬送物Fを取り出す
ための到着バッファである。
型品(以下、搬送物という。)を垂直方向に搬送するた
めの装置である。このため、第1図に示すように、台車
3a(および3b)は、搬送物Fを載置するとともに必
要に応じて±x方向に搬送物Fを移動させるための水平
の移載装置(ベルトコンベア)50を備えている。51
は、所定高さの位置において搬送物Fを垂直搬送装置に
搬入するための出発バッファ、52は出発バッファ51
よりも高い所定高さの位置において搬送物Fを取り出す
ための到着バッファである。
【0016】図1および図2に示す垂直搬送装置の装置
本体I は図3に示す駆動制御部IIによって制御される。
この駆動制御部IIは、ロータリエンコーダ等の回転検出
器III により前記プーリ2bの回転量を検出し、この回
転量に基づいて前記台車3a,3bの位置を検知してい
る。そして、この駆動制御部IIは、予め設定された停止
位置および前述したようにして検知した台車3a,3b
の位置に基づいて、これら台車3a,3bの始動位置か
ら停止位置までの移動速度を制御する。この移動速度の
制御は、台車3a,3bが有するそれぞれのリニアモー
タの一次巻線に印加する電圧を後述するような手順で制
御することによって、既述した図4に示すようなタイム
チャートに沿って行われる。前述したように、図4のタ
イムチャートは、台車3a,3bを加速する加速区間
(A) と、台車3a,3bを一定の最高速度で移動させる
定速区間(B) と、台車3a,3bの速度を減速する減速
区間(C) と、台車3a,3bを一定の最低速度で移動さ
せる停止前区間(D) を備えている。
本体I は図3に示す駆動制御部IIによって制御される。
この駆動制御部IIは、ロータリエンコーダ等の回転検出
器III により前記プーリ2bの回転量を検出し、この回
転量に基づいて前記台車3a,3bの位置を検知してい
る。そして、この駆動制御部IIは、予め設定された停止
位置および前述したようにして検知した台車3a,3b
の位置に基づいて、これら台車3a,3bの始動位置か
ら停止位置までの移動速度を制御する。この移動速度の
制御は、台車3a,3bが有するそれぞれのリニアモー
タの一次巻線に印加する電圧を後述するような手順で制
御することによって、既述した図4に示すようなタイム
チャートに沿って行われる。前述したように、図4のタ
イムチャートは、台車3a,3bを加速する加速区間
(A) と、台車3a,3bを一定の最高速度で移動させる
定速区間(B) と、台車3a,3bの速度を減速する減速
区間(C) と、台車3a,3bを一定の最低速度で移動さ
せる停止前区間(D) を備えている。
【0017】前記駆動制御部IIは、加速区間(A) および
定速区間(B) においては、台車3a,3bが備える2つ
のリニアモータによる推力で台車3a,3bを互いに反
対方向(例えば一方の台車3aは下方向、他方の台車3
bは上方向)に移動させる。一方のリニアモータによる
推力をfとすると、加速区間(A) および定速区間(B)に
おいて台車3a,3bを移動させるための推力は、図5
(a)に示すように、2つのリニアモータの推力の和2
fとなる。このように2つのリニアモータの推力の和で
台車3a,3bを駆動すると、一方のリニアモータのみ
の推力で駆動する場合に比べ、台車3a,3bは加速区
間(A) においてより短時間で所定の最高速度に達し、ま
た、定速区間(B) において設定する最高速度も一方のリ
ニアモータだけを作動させる場合に比べより高い最高速
度とすることができる。したがって、加速区間(A) およ
び定速区間(B) に要する時間が一方のリニアモータのみ
を作動させる場合に比べて短縮される。
定速区間(B) においては、台車3a,3bが備える2つ
のリニアモータによる推力で台車3a,3bを互いに反
対方向(例えば一方の台車3aは下方向、他方の台車3
bは上方向)に移動させる。一方のリニアモータによる
推力をfとすると、加速区間(A) および定速区間(B)に
おいて台車3a,3bを移動させるための推力は、図5
(a)に示すように、2つのリニアモータの推力の和2
fとなる。このように2つのリニアモータの推力の和で
台車3a,3bを駆動すると、一方のリニアモータのみ
の推力で駆動する場合に比べ、台車3a,3bは加速区
間(A) においてより短時間で所定の最高速度に達し、ま
た、定速区間(B) において設定する最高速度も一方のリ
ニアモータだけを作動させる場合に比べより高い最高速
度とすることができる。したがって、加速区間(A) およ
び定速区間(B) に要する時間が一方のリニアモータのみ
を作動させる場合に比べて短縮される。
【0018】次に、前記駆動制御部IIは、前記減速区間
(C) においては、両リニアモータによる推力の向きを加
速区間(A) および定速区間(B) における推力の向きとは
逆転させ、台車3a,3bに対して図5(b)に示すよ
うな2つのリニアモータによる逆方向の推力の和でなる
制動力を与える。これによって、台車3a,3bは、一
方のリニアモータのみを作動させている場合に比べ、よ
り短い減速区間(C) で所定の最低速度に減速される。
(C) においては、両リニアモータによる推力の向きを加
速区間(A) および定速区間(B) における推力の向きとは
逆転させ、台車3a,3bに対して図5(b)に示すよ
うな2つのリニアモータによる逆方向の推力の和でなる
制動力を与える。これによって、台車3a,3bは、一
方のリニアモータのみを作動させている場合に比べ、よ
り短い減速区間(C) で所定の最低速度に減速される。
【0019】次に、前記駆動制御部IIは、停止前区間
(D) においては、一方のリニアモータの作動を停止させ
るとともに、他方のリニアモータによる推力の向きを再
度逆転させる。つまり、この停止前区間(D) において
は、一方のリニアモータの推力のみで2つの台車3a,
3bが駆動される。したがって、図5(c)に示すよう
にパルス波形の幅tをできるだけ小さくすることにより
作動させている側のリニアモータの推力を最小にするこ
とで十分に低い最低速度を得ることができる。
(D) においては、一方のリニアモータの作動を停止させ
るとともに、他方のリニアモータによる推力の向きを再
度逆転させる。つまり、この停止前区間(D) において
は、一方のリニアモータの推力のみで2つの台車3a,
3bが駆動される。したがって、図5(c)に示すよう
にパルス波形の幅tをできるだけ小さくすることにより
作動させている側のリニアモータの推力を最小にするこ
とで十分に低い最低速度を得ることができる。
【0020】次に、駆動制御部IIは、台車3a,3bが
所定の停止位置に達した時点で、停止前区間(D) におい
て作動させていた一方のリニアモータの作動を停止させ
る。これによって、台車3a,3bに対する駆動力がな
くなり、台車3a,3bは停止位置に停止する。前述の
ように、前記停止前区間(d) における台車3a,3bの
速度が十分に低い最低速度でるため、作動している側の
リニアモータの作動を停止させることで台車3a,3b
を正確に所定の停止位置に停止させることができる。も
し、停止前区間(D) においても両方のリニアモータを作
動させていると、図4に一点鎖線で示すように停止前区
間(D) の最低速度が大きくなり、台車3a,3bを正確
に所定位置に停止させることが困難になる。
所定の停止位置に達した時点で、停止前区間(D) におい
て作動させていた一方のリニアモータの作動を停止させ
る。これによって、台車3a,3bに対する駆動力がな
くなり、台車3a,3bは停止位置に停止する。前述の
ように、前記停止前区間(d) における台車3a,3bの
速度が十分に低い最低速度でるため、作動している側の
リニアモータの作動を停止させることで台車3a,3b
を正確に所定の停止位置に停止させることができる。も
し、停止前区間(D) においても両方のリニアモータを作
動させていると、図4に一点鎖線で示すように停止前区
間(D) の最低速度が大きくなり、台車3a,3bを正確
に所定位置に停止させることが困難になる。
【0021】以上のように、上記方法で垂直搬送装置の
台車の移動を制御すると、台車3a,3bを短時間で停
止位置に移動させることができるにも拘らず、これらの
台車3a,3bを正確に所定の停止位置に停止させるこ
とができる。
台車の移動を制御すると、台車3a,3bを短時間で停
止位置に移動させることができるにも拘らず、これらの
台車3a,3bを正確に所定の停止位置に停止させるこ
とができる。
【0022】なお、上記の制御方法を適用する垂直搬送
装置の構成は、必ずしも図1あるいは図2の装置に限定
されるものではない。例えば、プーリ2a,2bとロー
プ4a,4bをスプロケットとチェーンに変更してもよ
い。また、上側のプーリ2aのみを有し下側のプーリ2
bを備えない垂直搬送装置であってもよい。
装置の構成は、必ずしも図1あるいは図2の装置に限定
されるものではない。例えば、プーリ2a,2bとロー
プ4a,4bをスプロケットとチェーンに変更してもよ
い。また、上側のプーリ2aのみを有し下側のプーリ2
bを備えない垂直搬送装置であってもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1によると、台車が短時間で停止
位置に接近することができ高い作業効率を得ることがで
きるにも拘らず、停止前には台車の移動速度を十分に小
さくしてこの台車を正確な停止位置に停止させることが
できるという効果を奏する。
位置に接近することができ高い作業効率を得ることがで
きるにも拘らず、停止前には台車の移動速度を十分に小
さくしてこの台車を正確な停止位置に停止させることが
できるという効果を奏する。
【0024】請求項2によると、台車をきわめて短時間
で減速させることができ、台車をより短時間で停止位置
に接近させることができる。
で減速させることができ、台車をより短時間で停止位置
に接近させることができる。
【図1】垂直搬送装置の装置本体の斜視図である。
【図2】図1の装置本体の要部の断面図である。
【図3】垂直搬送装置の構成図である。
【図4】台車の移動過程を示すタイムチャートである。
【図5】図4のタイムチャートにおける各区間のリニア
モータによる推力の発生状態を示す図である。
モータによる推力の発生状態を示す図である。
【図6】従来の垂直搬送装置の装置本体の概略側面図で
ある。
ある。
1 レール板(ガイド板)
2a プーリ(動力伝達用ホイール)
3a,3b 台車
4a ロープ(線条体)
12 二次導体
31 一次巻線
Claims (2)
- 【請求項1】 表面と裏面にそれぞれリニアモータの二
次導体を備えるガイド板を垂直に立設し、このガイド板
の上方に動力伝達用ホイールを設け、この動力伝達用ホ
イールに前記ガイド板の表面側と裏面側に垂下する線条
体を巻き掛け、前記線条体に前記ガイド板の表面と裏面
においてそれぞれ垂直方向に走行可能な台車を連結し、
前記各台車にこれらの台車を上下方向に駆動するための
リニアモータの一次巻線をそれぞれ設けた垂直搬送装置
の制御方法であって、 起動時に、それぞれの台車に対応するリニアモータを互
いに逆方向の推力が生じるように制御して各台車を逆方
向に駆動し、 停止前には、いずれか一方の台車に対応するリニアモー
タのみの推力で両台車を駆動すること、 を特徴とする垂直搬送装置の制御方法。 - 【請求項2】 各台車に対応するリニアモータの推力を
起動時と逆方向に切り換えることにより両台車の移動速
度を減速し、 その後、一方の台車に対応するリニアモータの推力を再
度逆方向に切り替えるとともに他方の台車に対応するリ
ニアモータの推力を零にすることで、停止前に、一方の
台車に対応するリニアモータのみの推力で両台車を駆動
すること、 を特徴とする請求項1の垂直搬送装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198763A JPH0517028A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 垂直搬送装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198763A JPH0517028A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 垂直搬送装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517028A true JPH0517028A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16396541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3198763A Pending JPH0517028A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 垂直搬送装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517028A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103270694A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-08-28 | Thk株式会社 | 电动机控制装置、电动机控制方法及控制程序 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62171401A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-07-28 | Takao Kinzoku Kogyo Kk | 搬送台車装置 |
| JPS62173993A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-30 | S G:Kk | モ−タの位置決め制御装置 |
| JPH01164205A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-28 | Fujitsu Ltd | リニア誘導モータ搬送装置 |
| JPH0331119A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-08 | Itoki Kosakusho Co Ltd | 垂直搬送装置 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP3198763A patent/JPH0517028A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62171401A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-07-28 | Takao Kinzoku Kogyo Kk | 搬送台車装置 |
| JPS62173993A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-30 | S G:Kk | モ−タの位置決め制御装置 |
| JPH01164205A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-28 | Fujitsu Ltd | リニア誘導モータ搬送装置 |
| JPH0331119A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-08 | Itoki Kosakusho Co Ltd | 垂直搬送装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103270694A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-08-28 | Thk株式会社 | 电动机控制装置、电动机控制方法及控制程序 |
| US9360851B2 (en) | 2010-12-28 | 2016-06-07 | Thk Co., Ltd. | Motor control apparatus of linear motor, motor control method of linear motor, and control program of linear motor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971111 |