JPH051710Y2 - - Google Patents
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- JPH051710Y2 JPH051710Y2 JP6771187U JP6771187U JPH051710Y2 JP H051710 Y2 JPH051710 Y2 JP H051710Y2 JP 6771187 U JP6771187 U JP 6771187U JP 6771187 U JP6771187 U JP 6771187U JP H051710 Y2 JPH051710 Y2 JP H051710Y2
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- chamber
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- piston rod
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 110
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 37
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 26
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は二輪車等のステアリングダンパの改
良に関する。
良に関する。
(従来の技術)
例えば、二輪車にあつては前輪からハンドルへ
と伝わる振動を吸収するステアリングダンパとし
て、第2,3図のようなものが用いられる。この
場合、ダンパ1はフロントフオーク2及びハンド
ル軸3を支持するアツパブラケツト4と車体フレ
ーム5との間に介装される。
と伝わる振動を吸収するステアリングダンパとし
て、第2,3図のようなものが用いられる。この
場合、ダンパ1はフロントフオーク2及びハンド
ル軸3を支持するアツパブラケツト4と車体フレ
ーム5との間に介装される。
シリンダ6にはピストン7が摺動自由に収装さ
れ、ピストン7の両面に油室AとBを形成する。
ピストン7に連結したピストンロツド8はシリン
ダ6両端のベアリング9,10を介して摺動自由
に支持され、その一端はアイブラケツト11を介
してアツパブラケツト4に、またシリンダ6はピ
ロー12(軸受)を介して車体フレーム5にそれ
ぞれ連結される。
れ、ピストン7の両面に油室AとBを形成する。
ピストン7に連結したピストンロツド8はシリン
ダ6両端のベアリング9,10を介して摺動自由
に支持され、その一端はアイブラケツト11を介
してアツパブラケツト4に、またシリンダ6はピ
ロー12(軸受)を介して車体フレーム5にそれ
ぞれ連結される。
そして、ピストン7には油室AとBを連通する
通路13が設けられ、その一部はオリフイス14
に形成され、この通路14を通る油を絞つて抵抗
を与え、減衰力を発生させるようになつている。
通路13が設けられ、その一部はオリフイス14
に形成され、この通路14を通る油を絞つて抵抗
を与え、減衰力を発生させるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、このようなステアリングダンパにあ
つては伸圧両行程での減衰力に差が出さないよう
に受圧面積などの関係からピストンロツド8がシ
リンダ6の両側に突き出る、つまり両ロツドタイ
プが用いられるが、この場合シリンダ6は軸線l
からある距離eだけ離す、つまりオフセツトした
位置で取り付けなければならず、ピストンロツド
8などに常に曲げモーメントが作用するため、フ
リクシヨンの増大(これは過大負荷によるピスト
ンロツド8の座屈や伸圧両行程での減衰力に大き
く差を生じさせる原因となる)が問題となり、ま
たシリンダ6両側に突き出るピストンロツド8の
ために長手方向に大きな取付ベースが要求される
という問題点があつた。
つては伸圧両行程での減衰力に差が出さないよう
に受圧面積などの関係からピストンロツド8がシ
リンダ6の両側に突き出る、つまり両ロツドタイ
プが用いられるが、この場合シリンダ6は軸線l
からある距離eだけ離す、つまりオフセツトした
位置で取り付けなければならず、ピストンロツド
8などに常に曲げモーメントが作用するため、フ
リクシヨンの増大(これは過大負荷によるピスト
ンロツド8の座屈や伸圧両行程での減衰力に大き
く差を生じさせる原因となる)が問題となり、ま
たシリンダ6両側に突き出るピストンロツド8の
ために長手方向に大きな取付ベースが要求される
という問題点があつた。
さらに、このようなステアリングダンパにあつ
ては作動油を充填するときにシリンダ6内に空気
が侵入するのを防ぐ上で、油中にて組立てを実施
しているが、この油中組立は作業性が非常に悪
く、また後でシリンダ6外周などに付着した油を
取り除くのに時間がかかり、作業者の汚れもひど
いという難点があつた。
ては作動油を充填するときにシリンダ6内に空気
が侵入するのを防ぐ上で、油中にて組立てを実施
しているが、この油中組立は作業性が非常に悪
く、また後でシリンダ6外周などに付着した油を
取り除くのに時間がかかり、作業者の汚れもひど
いという難点があつた。
この考案はこのような問題点を解決するため、
ピストンロツドがシリンダの片側にのみ突き出す
片ロツドタイプを採用し、かつ伸圧両行程での減
衰力に差が出ないように構成すると共に、油中組
立てによらず、能率的に作動油を充填することが
できるようにしたステアリングダンパの提案を目
的とする。
ピストンロツドがシリンダの片側にのみ突き出す
片ロツドタイプを採用し、かつ伸圧両行程での減
衰力に差が出ないように構成すると共に、油中組
立てによらず、能率的に作動油を充填することが
できるようにしたステアリングダンパの提案を目
的とする。
(問題点を解決するための手段)
この考案は例えば二輪車等のステアリングダン
パにおいて、シリンダにピストンを摺動自由に収
装してピストンの両面に油室を画成し、中空パイ
プで作られたピストンロツドをシリンダの一端で
摺動自由に支持し、ピストン両面の油室をピスト
ンロツド側の油室から反対側の油室への作動油の
逆流を阻止する逆止弁を介して接続すると共に、
シリンダの外周にピストンロツドの侵入体積変化
などに伴う油量変動を補償する油溜室を設け、こ
の油溜室とピストンロツド側の油室を連通する通
路に油溜室へと流れる作動油を絞つて抵抗を与え
減衰力を発生させる減衰力発生手段を、また油溜
室と反対側の油室を連通する通路に油溜室への作
動油の逆流を阻止する逆止弁を介装する一方、ピ
ストンロツドの突出端部に中空部を介して反対側
の油室に連通する作動油充填用の注油バルブを、
同じくシリンダ底壁に油溜室側へ連通するエア抜
きバルブを設ける。
パにおいて、シリンダにピストンを摺動自由に収
装してピストンの両面に油室を画成し、中空パイ
プで作られたピストンロツドをシリンダの一端で
摺動自由に支持し、ピストン両面の油室をピスト
ンロツド側の油室から反対側の油室への作動油の
逆流を阻止する逆止弁を介して接続すると共に、
シリンダの外周にピストンロツドの侵入体積変化
などに伴う油量変動を補償する油溜室を設け、こ
の油溜室とピストンロツド側の油室を連通する通
路に油溜室へと流れる作動油を絞つて抵抗を与え
減衰力を発生させる減衰力発生手段を、また油溜
室と反対側の油室を連通する通路に油溜室への作
動油の逆流を阻止する逆止弁を介装する一方、ピ
ストンロツドの突出端部に中空部を介して反対側
の油室に連通する作動油充填用の注油バルブを、
同じくシリンダ底壁に油溜室側へ連通するエア抜
きバルブを設ける。
(作用)
伸圧両行程において、シリンダ内の作動油は逆
止弁により常に減衰バルブを通して油溜室に入る
一方向の流れに規制され、この作動油の流れを絞
つて抵抗を与え減衰力を発生させる。この場合、
ピストンの受圧面積は伸圧両行程でほぼ等しく、
またピストンロツドの侵入体積変化などに伴うシ
リンダ内の油量変動は油溜室により補償されるた
め、伸圧両行程で減衰力に大きく差異が生じるこ
ともない。
止弁により常に減衰バルブを通して油溜室に入る
一方向の流れに規制され、この作動油の流れを絞
つて抵抗を与え減衰力を発生させる。この場合、
ピストンの受圧面積は伸圧両行程でほぼ等しく、
またピストンロツドの侵入体積変化などに伴うシ
リンダ内の油量変動は油溜室により補償されるた
め、伸圧両行程で減衰力に大きく差異が生じるこ
ともない。
ところで、このステアリングダンパはピストン
ロツドがシリンダの片側にのみ突出する片ロツド
タイプのため、シリンダの取付位置を軸線上に配
置して、ピストンロツドなどに曲げモーメントが
ほとんど作用しない状態に取り付けることが可能
となり、また長手方向の寸法縮小により取付スペ
ースも小さくてすむ。
ロツドがシリンダの片側にのみ突出する片ロツド
タイプのため、シリンダの取付位置を軸線上に配
置して、ピストンロツドなどに曲げモーメントが
ほとんど作用しない状態に取り付けることが可能
となり、また長手方向の寸法縮小により取付スペ
ースも小さくてすむ。
また、このダンパに作動油を充填する場合に
は、注油バルブ及びエア抜きバルブを開いて作動
油を注油バルブからピストンロツドの中空部を介
して送り込みながら、定期的にピストンを伸圧作
動させることにより、ピストンロツド反対側の油
室からピストンロツド側の油室、さらに油溜室へ
と油を強制的に送り出す。そして、ほぼダンパ全
体に油が行きわたり、エア抜きバルブから油が出
てくるようになつたら、エア抜きバルブをピスト
ンの圧側作動時に開き、伸側作動時に閉じるよう
にして、さらにエア抜きバルブから出てくる油が
白く濁らなくなる(油が混入空気を含まなくな
る)まで作動油をお送り込み続ければ良い。な
お、注油バルブ及びエア抜きバルブは作動油の充
填が終わつたら閉じるものとする。
は、注油バルブ及びエア抜きバルブを開いて作動
油を注油バルブからピストンロツドの中空部を介
して送り込みながら、定期的にピストンを伸圧作
動させることにより、ピストンロツド反対側の油
室からピストンロツド側の油室、さらに油溜室へ
と油を強制的に送り出す。そして、ほぼダンパ全
体に油が行きわたり、エア抜きバルブから油が出
てくるようになつたら、エア抜きバルブをピスト
ンの圧側作動時に開き、伸側作動時に閉じるよう
にして、さらにエア抜きバルブから出てくる油が
白く濁らなくなる(油が混入空気を含まなくな
る)まで作動油をお送り込み続ければ良い。な
お、注油バルブ及びエア抜きバルブは作動油の充
填が終わつたら閉じるものとする。
(実施例)
第1図において、30は底付きのシリンダ、3
1はシリンダ30内に摺動自由に収装され、油室
AとBを画成するピストンで、ピストン31にロ
ツド50にて連結したピストンロツド32(中空
パイプで作られる)はシリンダ30の片側でベア
リング33を介して摺動自由に支持される。ピス
トン31には油室AとBを連通する通路34がさ
れ、この通路34にピストンロツド32側の油室
Aから反対側の油室Bへの作動油の逆流を阻止す
る逆止弁35を介装する。
1はシリンダ30内に摺動自由に収装され、油室
AとBを画成するピストンで、ピストン31にロ
ツド50にて連結したピストンロツド32(中空
パイプで作られる)はシリンダ30の片側でベア
リング33を介して摺動自由に支持される。ピス
トン31には油室AとBを連通する通路34がさ
れ、この通路34にピストンロツド32側の油室
Aから反対側の油室Bへの作動油の逆流を阻止す
る逆止弁35を介装する。
シリンダ30の外周にはフランジ36と後述す
るガイド37間の凹部空間をゴム等弾性材料で作
られたアウタシエル38で画成することにより、
ピストンロツド32の侵入体積変化などに伴うシ
リンダ30内の油量変動を補償する油溜室Cを形
成する。
るガイド37間の凹部空間をゴム等弾性材料で作
られたアウタシエル38で画成することにより、
ピストンロツド32の侵入体積変化などに伴うシ
リンダ30内の油量変動を補償する油溜室Cを形
成する。
そして、ピストンロツド32と反対側の油室B
はシリンダ底壁50に形成した通路40を介して
油溜室Cに連通され、この通路40に油溜室Cへ
の作動油の逆流を阻止する逆止弁39を介装す
る。また、油溜室Cとピストンロツド32側の油
室Aを連通する通路41が設けられ、その一部は
ベアリング33を収装するケース42とこれを軸
方向に進退可能に螺合支持するガイド37とで形
成され、この通路41部分に油溜室Cへと流れる
作動油を絞つて抵抗を与え減衰力を発生させる減
衰バルブ43を介装する。この場合、減衰バルブ
43はガイド37側をシート部44としてベアリ
ングケース42側に取付けられる。ベアリングケ
ース42にはこれを回動操作するためのダイヤル
45が設けられ、このダイヤル45の回動を所定
角(1ピツチ)毎の間欠回動に規制するストツパ
として、ガイド37外周に周方向で等間隔に複数
の突起46が形成され、またダイヤル45の内周
にこれらの突起46と係合する板バネ47を設け
る。
はシリンダ底壁50に形成した通路40を介して
油溜室Cに連通され、この通路40に油溜室Cへ
の作動油の逆流を阻止する逆止弁39を介装す
る。また、油溜室Cとピストンロツド32側の油
室Aを連通する通路41が設けられ、その一部は
ベアリング33を収装するケース42とこれを軸
方向に進退可能に螺合支持するガイド37とで形
成され、この通路41部分に油溜室Cへと流れる
作動油を絞つて抵抗を与え減衰力を発生させる減
衰バルブ43を介装する。この場合、減衰バルブ
43はガイド37側をシート部44としてベアリ
ングケース42側に取付けられる。ベアリングケ
ース42にはこれを回動操作するためのダイヤル
45が設けられ、このダイヤル45の回動を所定
角(1ピツチ)毎の間欠回動に規制するストツパ
として、ガイド37外周に周方向で等間隔に複数
の突起46が形成され、またダイヤル45の内周
にこれらの突起46と係合する板バネ47を設け
る。
そして、ピストンロツド32の突出端部に設け
たアイブラケツト52(ロツド中空部32Aの一
端を閉塞する)外周には作動油充填用の注油バル
ブ53が、またシリンダ底壁51外周には同じく
エア抜きバルブ54が取付けられる。注油バルブ
53はアイブラケツト52の通路55を介してロ
ツド中空部32Aに連通すると共に、連結ロツド
50にはロツド中空部32Aを反対側の油室Bに
連通する通路56(軸穴)が形成される。また、
エア抜きバルブ54はシリンダ底壁51の通路5
7を介して油溜室C側に連通する。なお、58は
シリンダ底壁51外部にピロー58Aがシリンダ
軸線l上に位置するように突設したアイブラケツ
トを示す。
たアイブラケツト52(ロツド中空部32Aの一
端を閉塞する)外周には作動油充填用の注油バル
ブ53が、またシリンダ底壁51外周には同じく
エア抜きバルブ54が取付けられる。注油バルブ
53はアイブラケツト52の通路55を介してロ
ツド中空部32Aに連通すると共に、連結ロツド
50にはロツド中空部32Aを反対側の油室Bに
連通する通路56(軸穴)が形成される。また、
エア抜きバルブ54はシリンダ底壁51の通路5
7を介して油溜室C側に連通する。なお、58は
シリンダ底壁51外部にピロー58Aがシリンダ
軸線l上に位置するように突設したアイブラケツ
トを示す。
ピストン31が図中左方へ変位して油室Aが縮
小する伸行程では、油室A内の作動油が減衰バル
ブ43を開いて油溜室Cへと流れる一方、拡大す
る油室Bには油溜室Cからピストン移動体積分の
油が逆止弁39を通して補給される。また、油室
Bが縮小する圧行程では油室B内の作動油がピス
トン31の変位に伴つて逆止弁35を通つて油室
Aに流れ、さらに余剰油(ピストンロツド32の
侵入体積増加分の作動油)が減衰バルブ43を通
つて油溜室Cへと流れる。つまり伸圧両行程でシ
リンダ30内の油は常に一方向に流れ、減衰バル
ブ43を開いて油溜室Cに流入するのであり、減
衰バルブ43がこの圧油の流れに抵抗を与えて減
衰力を発生させる。この場合、ピストンロツド3
2を中空パイプで形成して、ロツド中空部34A
を油室Bに開口したので、ピストン31の受圧面
積は伸圧両行程でほぼ等しく、またピストンロツ
ド32の侵入体積変化などに伴う油量変動も油溜
室C(アウタシエル38の伸縮作用)にて補償さ
れるため、伸圧両行程で減衰力に大きく差異が生
じることはない。なお、減衰力を調整するときに
はダイヤル45を1ピツチ毎に回動操作すれば良
く、その場合ベアリングケース42がガイド37
に沿つて進退して、減衰バルブ43のシート部4
4に対する初期荷重を加減する。
小する伸行程では、油室A内の作動油が減衰バル
ブ43を開いて油溜室Cへと流れる一方、拡大す
る油室Bには油溜室Cからピストン移動体積分の
油が逆止弁39を通して補給される。また、油室
Bが縮小する圧行程では油室B内の作動油がピス
トン31の変位に伴つて逆止弁35を通つて油室
Aに流れ、さらに余剰油(ピストンロツド32の
侵入体積増加分の作動油)が減衰バルブ43を通
つて油溜室Cへと流れる。つまり伸圧両行程でシ
リンダ30内の油は常に一方向に流れ、減衰バル
ブ43を開いて油溜室Cに流入するのであり、減
衰バルブ43がこの圧油の流れに抵抗を与えて減
衰力を発生させる。この場合、ピストンロツド3
2を中空パイプで形成して、ロツド中空部34A
を油室Bに開口したので、ピストン31の受圧面
積は伸圧両行程でほぼ等しく、またピストンロツ
ド32の侵入体積変化などに伴う油量変動も油溜
室C(アウタシエル38の伸縮作用)にて補償さ
れるため、伸圧両行程で減衰力に大きく差異が生
じることはない。なお、減衰力を調整するときに
はダイヤル45を1ピツチ毎に回動操作すれば良
く、その場合ベアリングケース42がガイド37
に沿つて進退して、減衰バルブ43のシート部4
4に対する初期荷重を加減する。
ところで、このダンパ46内に作動油を充填す
る場合には、まず注油バルブ53とエア抜きバル
ブ54を開き、ピストン31を油室Bの最大に拡
大する位置に移動し、この状態で注油バルブ53
からロツド中空部32Aに作動油の供給を開始す
る。油室B内に作動油がほぼ充満したら、作動油
の供給を続けながらピストン31を圧側に移動し
て油室Bの油を逆止弁35を介して油室Aに、さ
らに減衰バルブ43を介して油溜室Cへと強制的
に送り出す。そして、作動油を送り込みながら定
期的にピストン31を伸圧作動させることによ
り、ほぼダンパ45全体に油が行き渡り、エア抜
きバルブ45から油が出てくるようになつたら、
エア抜きバルブ54をピストン31の圧側作動時
に閉じ、伸側作動時に開くようにして、さらにエ
ア抜きバルブ54から出てくる油が白く濁らなく
なる。つまり油が混入空気を含まなくなるまで作
動油を送り込み続ける。なお、注油バルブ53、
エア抜きバルブ54は作動油の充填が終わつたら
閉じるものとする。
る場合には、まず注油バルブ53とエア抜きバル
ブ54を開き、ピストン31を油室Bの最大に拡
大する位置に移動し、この状態で注油バルブ53
からロツド中空部32Aに作動油の供給を開始す
る。油室B内に作動油がほぼ充満したら、作動油
の供給を続けながらピストン31を圧側に移動し
て油室Bの油を逆止弁35を介して油室Aに、さ
らに減衰バルブ43を介して油溜室Cへと強制的
に送り出す。そして、作動油を送り込みながら定
期的にピストン31を伸圧作動させることによ
り、ほぼダンパ45全体に油が行き渡り、エア抜
きバルブ45から油が出てくるようになつたら、
エア抜きバルブ54をピストン31の圧側作動時
に閉じ、伸側作動時に開くようにして、さらにエ
ア抜きバルブ54から出てくる油が白く濁らなく
なる。つまり油が混入空気を含まなくなるまで作
動油を送り込み続ける。なお、注油バルブ53、
エア抜きバルブ54は作動油の充填が終わつたら
閉じるものとする。
このようにすると、油中組立を行わなくとも、
ダンパ45内に空気を侵入させず、かつ能率的に
作動油を充填することができる。
ダンパ45内に空気を侵入させず、かつ能率的に
作動油を充填することができる。
また、このステアリングダンパ20はピストン
ロツド32がシリンダ30の片側にのみ突出する
片ロツドタイプのため、例えば二輪車のステアリ
ングダンパとして使用する場合、シリンダ30側
の取付位置(ピロー58Aの位置)をピストンロ
ツド22側と同じく軸線l上、即ちシリンダ底部
中央に配置することにより、ピストンロツド32
などに曲げモーメントがほとんど作用しない状態
に取り付けることが可能となり、また長手方向の
寸法縮小により取付スペースも小さくてすむとい
う利点も生じる。
ロツド32がシリンダ30の片側にのみ突出する
片ロツドタイプのため、例えば二輪車のステアリ
ングダンパとして使用する場合、シリンダ30側
の取付位置(ピロー58Aの位置)をピストンロ
ツド22側と同じく軸線l上、即ちシリンダ底部
中央に配置することにより、ピストンロツド32
などに曲げモーメントがほとんど作用しない状態
に取り付けることが可能となり、また長手方向の
寸法縮小により取付スペースも小さくてすむとい
う利点も生じる。
(考案の効果)
以上要するにこの発明によれば、シリンダにピ
ストンを摺動自由に収装してピストンの両面に油
室を画成し、中空パイプで作られたピストンロツ
ドをシリンダの一端で摺動自由に支持し、ピスト
ン両面の油室をピストンロツド側の油室から反対
側の油室への作動油の逆流を阻止する逆止弁を介
して接続すると共に、シリンダの外周にピストン
ロツドの侵入体積変化などに伴う油量変動を補償
する油溜室を設け、この油溜室とピストンロツド
側の油室を連通する通路に油溜室へと流れる作動
油を従つて抵抗を与え減衰力を発生させる減衰力
発生手段を、また油溜室と反対側の油室を連通す
る通路に油溜室への作動油の逆流を阻止する逆止
弁を介装する一方、ピストンロツドの突出端部に
中空部を介して反対側の油室に連通する作動油充
填用の注油バルブを、同じくシリンダ底壁に油溜
室側へ連通するエア抜きバルブを設けて、片ロツ
ドタイプでありながら伸圧両行程での減衰力に差
異が生じるのを防ぐようにしたので、ピストンロ
ツドなどにほとんど曲げモーメントが作用しない
状態に取り付けることが可能で、装置の信頼性、
耐久性の向上及び取付ベースの縮小が図れると共
に、油中組立てを行うことなく、注油バルブとエ
ア抜きバルブを使つて能率的に作動油を充填する
ことができるという効果が得られる。
ストンを摺動自由に収装してピストンの両面に油
室を画成し、中空パイプで作られたピストンロツ
ドをシリンダの一端で摺動自由に支持し、ピスト
ン両面の油室をピストンロツド側の油室から反対
側の油室への作動油の逆流を阻止する逆止弁を介
して接続すると共に、シリンダの外周にピストン
ロツドの侵入体積変化などに伴う油量変動を補償
する油溜室を設け、この油溜室とピストンロツド
側の油室を連通する通路に油溜室へと流れる作動
油を従つて抵抗を与え減衰力を発生させる減衰力
発生手段を、また油溜室と反対側の油室を連通す
る通路に油溜室への作動油の逆流を阻止する逆止
弁を介装する一方、ピストンロツドの突出端部に
中空部を介して反対側の油室に連通する作動油充
填用の注油バルブを、同じくシリンダ底壁に油溜
室側へ連通するエア抜きバルブを設けて、片ロツ
ドタイプでありながら伸圧両行程での減衰力に差
異が生じるのを防ぐようにしたので、ピストンロ
ツドなどにほとんど曲げモーメントが作用しない
状態に取り付けることが可能で、装置の信頼性、
耐久性の向上及び取付ベースの縮小が図れると共
に、油中組立てを行うことなく、注油バルブとエ
ア抜きバルブを使つて能率的に作動油を充填する
ことができるという効果が得られる。
第1図はこの考案の実施例を示す構成断面図、
第2図は従来技術を示す構成図、第3図はその取
付状態図である。 30……シリンダ、31……ピストン、32…
…ピストンロツド、32A……ロツド中空部、3
3……ベアリング、35,39……逆止弁、43
……減衰バルブ、34,40,41……通路、5
3……注油バルブ、54……エア抜きバルブ、
A,B……油室、C……油溜室。
第2図は従来技術を示す構成図、第3図はその取
付状態図である。 30……シリンダ、31……ピストン、32…
…ピストンロツド、32A……ロツド中空部、3
3……ベアリング、35,39……逆止弁、43
……減衰バルブ、34,40,41……通路、5
3……注油バルブ、54……エア抜きバルブ、
A,B……油室、C……油溜室。
Claims (1)
- シリンダにピストンを摺動自在に収装してピス
トンの両面に油室を画成し、中空パイプで作られ
たピストンロツドをシリンダの一端で摺動自由に
支持し、ピストン両面の油室をピストンロツド側
の油室から反対側の油室への作動油の逆流を阻止
する逆止弁を介して接続すると共に、シリンダの
外周にピストンロツドの侵入体積変化などに伴う
油量変動を補償する油溜室を設け、この油溜室と
ピストンロツド側の油室を連通する通路に油溜室
へと流れる作動油を絞つて抵抗を与え減衰力を発
生させる減衰力発生手段を、また油溜室と反対側
の油室を連通する通路に油溜室への作動油の逆流
を阻止する逆止弁を介装する一方、ピストンロツ
ドの突出端部に中空部を介して反対側の油室に連
通する作動油充填用の注油バルブを、同じくシリ
ンダ底壁に油溜室側へ連通するエア抜きバルブを
設けたことを特徴とするステアリングダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6771187U JPH051710Y2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6771187U JPH051710Y2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63173893U JPS63173893U (ja) | 1988-11-11 |
| JPH051710Y2 true JPH051710Y2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=30906871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6771187U Expired - Lifetime JPH051710Y2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051710Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP6771187U patent/JPH051710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63173893U (ja) | 1988-11-11 |
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