JPH11173361A - オイルシールフリクション可変油圧緩衝器 - Google Patents

オイルシールフリクション可変油圧緩衝器

Info

Publication number
JPH11173361A
JPH11173361A JP34090997A JP34090997A JPH11173361A JP H11173361 A JPH11173361 A JP H11173361A JP 34090997 A JP34090997 A JP 34090997A JP 34090997 A JP34090997 A JP 34090997A JP H11173361 A JPH11173361 A JP H11173361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
shock absorber
hydraulic shock
brake
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34090997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Naito
力 内藤
Takashi Takeuchi
隆志 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astemo Ltd
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP34090997A priority Critical patent/JPH11173361A/ja
Publication of JPH11173361A publication Critical patent/JPH11173361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキを操作して車両を減速させる際、ノ
ーズダイブ、揺り返し等の不具合を防止する。 【解決手段】 車両用ストラットダンパ1のボトムチュ
ーブ(アウタチューブ)11内面と、スライドチューブ
(インナチューブ)12外面と、上下のオイルシール2
4、25とで囲まれる潤滑オイル室S3を、連結管8、
フリーピストン機構7を介してブレーキ装置2のブレー
キライン6に接続し、ブレーキ操作によるブレーキ圧の
高まりが、潤滑オイル室S3内の潤滑オイルに伝達され
るようにする。潤滑オイル圧が高まると、オイルシール
24、25によるスライドチューブ12の緊縛力が高ま
り、減衰力が調整されてブレーキ操作時のノーズダイブ
等を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ操作時の
乗り心地性を改良したオイルシールフリクション可変タ
イプの油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】実用新案登録第2537817号公報に
開示されるように、アウターチューブ(ストラットチュ
ーブ)内にインナーチューブ(スライドパイプ)を摺動
自在に挿入し、アウターチューブ内面とインナーチュー
ブ外面との間に潤滑剤(グリース)を充填した倒立型の
ストラットダンパは公知である。斯かるストラットダン
パにあっては、インナーチューブ内にピストンロッドが
挿入され、このピストンロッドの先端にインナーチュー
ブ内面に摺接するピストンが取り付けられ、このピスト
ンに減衰力を発生する機構が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ピストンには、減衰力可変機構が設けられ、ストローク
速度の微低速域のみ減衰力を高くしようとしても、同時
にストローク速度の中高速域の減衰力も高くなってしま
い、また、このピストンの減衰力可変機構だけでは、ス
トローク速度が微低速の場合の減衰力が不足しがちで乗
り心地性等を完全に満足することができないため、実開
昭62−63437号公報及び実開昭62−63438
号公報に開示されるように、ピストンロッドの周囲に中
空のシール部材を設け、この中空のシール部材内の圧を
調整することでピストンロッドに対するシール部材の接
触圧を変化させ、ピストンロッドに作用する摩擦力を可
変とすることで、乗り心地性等を満足する提案がなされ
ている。しかしながら、これらの先行技術にあっては、
別部材としてピストンロッドの外周に中空のシール部材
等を設けなければならず、装置が複雑化するとともに、
これらの技術では、特に車両走行時にブレーキを使用し
て減速操作した時のノーズダイブ及びその後の揺り返し
等を完全に防止することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アウター
チューブ内にインナーチューブを摺動自在に挿入し、ア
ウターチューブ内面とインナーチューブ外面との間に潤
滑オイル室を形成したタイプの油圧緩衝器において、前
記潤滑オイル室内の圧力を高くすると、潤滑オイル室を
画成しているオイルシールの緊縛力が高まるという知見
に基づき、ブレーキ操作時のノーズダイブ、揺り返し等
の防止を図るようにした。
【0005】即ち、上記課題を解決すべく本発明は、車
両用油圧緩衝器のアウターチューブ内面と、このアウタ
ーチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブ
外面との間にオイルシールを介して潤滑オイル室を画成
し、この潤滑オイル室のオイル圧を変化させることでイ
ンナーチューブに対するオイルシールのフリクションを
可変にするとともに、潤滑オイル室のオイル圧を、車両
速度を制御するブレーキ装置によって制御するようにし
た。
【0006】このようにブレーキ操作によって潤滑オイ
ル室内の潤滑オイル圧を制御することで、減衰力を調整
しノーズダイブ、揺り返し等を抑制するよう図るが、ア
ウターチューブ内面とインナーチューブ外面との間にオ
イルシールを介して潤滑オイル室が画成されるタイプの
油圧緩衝器に適用すれば、油圧緩衝器の周辺に別部材等
を設けなくても既存の部材等を活用して簡素に構成でき
る。
【0007】尚、前記ブレーキ装置と潤滑オイル室との
間に、ブレーキ装置のブレーキ圧を潤滑オイルに伝達す
る油圧伝達機構を介在させれば、ブレーキの操作によっ
てオイル圧を制御することができる。また、前記油圧緩
衝器を倒立型のストラットダンパに適用すれば好適であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る油圧緩衝
器のシステム構成図、図2はストラットダンパの縦断面
図、図3は同ストラットダンパの要部拡大図である。
【0009】本発明に係る油圧緩衝器は、図1に示すよ
うに倒立型ストラットダンパ1の減衰力を、ブレーキ装
置2によって制御している。即ち、マスターシリンダ3
から車輪4のブレーキ5に向けて延出するブレーキライ
ン6と、後述するストラットダンパ1の潤滑オイル室S
3との間には、油圧伝達機構としてのフリーピストン機
構7を配設した連結管8が接続されている。
【0010】前記倒立型ストラットダンパ1は、図2に
示すように、下方のボトムチューブ(アウターチュー
ブ)11の上方からスライドチューブ(インナーチュー
ブ)12を摺動自在に挿入して構成され、ボトムチュー
ブ11下端はブラケット13を介して車輪側に取付けら
れ、スライドチューブ12上端はブラケット14を介し
て車体側に取付けられる。
【0011】ブラケット14にはアッパースプリングシ
ート15が支持され、ボトムチューブ11の中間部には
ロアスプリングシート16が支持され、これらアッパー
スプリングシート15とロアスプリングシート16の間
に懸架スプリング17が設けられている。
【0012】またスライドチューブ12内はフリーピス
トン18にて、上部の気体室S1と下部の油室S2に分離
され、油室S2内には下方から下端がボトムチューブ1
1に取付けられたピストンロッド19が挿入され、この
ピストンロッド19の上端に固着したピストン20にて
油室S2を更に上下の油室に画成している。尚、上下の
油室はピストン20に形成した油孔にて連通し、この油
孔に減衰力発生機構が設けられている。
【0013】一方、ボトムチューブ11の内面には上部
ガイドブッシュ21及び下部ガイドブッシュ22が設け
られ、これら上部ガイドブッシュ21及び下部ガイドブ
ッシュ22間の間隔を、図2に示すディスタンスカラー
23にて一定に維持している。
【0014】また、上部ガイドブッシュ21の上には上
部オイルシール24が、下部ガイドシール22の下には
下部オイルシール25が夫々配置され、ボトムチューブ
11の内側且つスライドチューブ12の外側で、前記上
部オイルシール24と下部オイルシール25の間に、潤
滑オイルを満たした潤滑オイル室S3が形成されてい
る。
【0015】ここで、上部ガイドブッシュ21の下方へ
の移動、下部ガイドブッシュ22の上方への移動はディ
スタンスカラー23にて規制され、上部オイルシール2
4の上方への抜けは加締め部にて防止され、下部オイル
シール25の下方への落込みは段部にて防止される。ま
た、潤滑オイル室S3には、前記連結管8が接続される
ジョイント部26が設けられている。
【0016】前記フリーピストン機構7は、図1に示す
ように、潤滑オイル側の連結管8とブレーキオイル側の
連結管8を接続するシリンダ27と、シリンダ27内を
摺動自在なフリーピストン28とを備えており、フリー
ピストン28によってブレーキオイル圧が高まった時に
圧力を潤滑オイルに伝達する。
【0017】そして、潤滑オイル室S3内の潤滑オイル
圧が高まると、スライドチューブ12に対する上部及び
下部のオイルシール24、25の緊縛力が高まり、スラ
イドチューブ12の摺動抵抗が強まる。
【0018】以上の倒立型ストラットダンパ1の基本的
な作動について説明すると、図2に示す最伸張時の状態
から圧縮行程に入ると、スライドチューブ12がボトム
チューブ11内に侵入し、同時にピストン20は相対的
にスライドチューブ12内を上方に摺動する。ピストン
20の上方への移動に伴って上部油室の作動油がピスト
ン20に設けた油孔を介して下部油室に流入し、この時
減衰力が発生する。尚、作動油は非圧縮性の液体である
ので、圧縮行程におけるピストンロッド19の侵入体積
分については、気体室S1が圧縮することでそれを吸収
する。また伸張行程においては、ピストン20の下方へ
の移動に伴って下部油室の作動油がピストン20に設け
た油孔を介して上部油室に流入し、この時減衰力が発生
する。
【0019】そして、上記の圧縮行程及び伸張行程にお
いて、潤滑オイル室S3内に充填されている潤滑オイル
にて、スライドチューブ12の摺動がスムーズに行われ
る。
【0020】一方、以上のような倒立型ストラットダン
パ1の基本的作動に加えて、本発明ではブレーキ装置2
の操作によってブレーキペダルを踏んだ時に、潤滑オイ
ル室S3内の潤滑オイルに圧力を付与する。
【0021】潤滑オイル室S3内の潤滑オイルに圧力が
付与されると、潤滑オイル自体は非圧縮性であり、前記
したようにスライドチューブ12を締め付けている上部
及び下部のオイルシール24、25の緊縛力が高くな
り、スライドチューブ12の摺動に適度な制動が作用す
る。このため、ブレーキ操作時の減衰力特性が良好とな
り、ノーズダイブ、揺り返し等が生じる傾向を抑制でき
る。
【0022】尚、図示例にあっては倒立型のストラット
ダンパについて示したが、本発明が適用される油圧緩衝
器はこれに限定されず、潤滑オイル室を備えた油圧緩衝
器であれば、どのようなタイプのものにも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
車両用油圧緩衝器のアウターチューブ内面と、このアウ
ターチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチュー
ブ外面との間にオイルシールを介して潤滑オイル室を画
成し、この潤滑オイル室のオイル圧を変化させることで
インナーチューブに対するオイルシールのフリクション
を可変にするとともに、潤滑オイル室のオイル圧を、車
両速度を制御するブレーキ装置によって制御するように
したため、ブレーキ操作時に潤滑オイル室内の潤滑オイ
ル圧を高めて、インナーチューブに対するオイルシール
の緊縛力を調整することが可能となり、ノーズダイブ、
揺り返し等を抑制することができる。また斯かる構成の
油圧緩衝器は、既存の部品等の最大限の活用が図られる
ため、シンプルな構成にすることができる。
【0024】この際、ブレーキ装置と潤滑オイル室との
間に、ブレーキ装置のブレーキ圧を潤滑オイルに伝達す
る油圧伝達機構を介在させれば、ブレーキの操作によっ
て潤滑オイル圧を容易に高めることができ、また、前記
油圧緩衝器を倒立型のストラットダンパに適用すれば好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧緩衝器のシステム構成図
【図2】ストラットダンパの縦断面図
【図3】同ストラットダンパの要部拡大図
【符号の説明】
1…倒立型ストラップダンパ、2…ブレーキ装置、7…
フリーピストン機構、11…ボトムチューブ、12…ス
ライドチューブ、24…上部オイルシール、25…下部
オイルシール、S3…潤滑オイル室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターチューブ内面と、このアウター
    チューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブ外
    面との間にオイルシールを介して潤滑オイル室を画成
    し、この潤滑オイル室のオイル圧を変化させることでイ
    ンナーチューブに対するオイルシールのフリクションを
    可変にした車両用の油圧緩衝器であって、前記潤滑オイ
    ル室のオイル圧は、車両速度を制御するブレーキ装置に
    よって制御されることを特徴とするオイルシールフリク
    ション可変油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオイルシールフリクシ
    ョン可変油圧緩衝器において、前記ブレーキ装置と潤滑
    オイル室との間には、ブレーキ装置のブレーキ圧を潤滑
    オイルに伝達する油圧伝達機構が介在していることを特
    徴とするオイルシールフリクション可変油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のオイルシ
    ールフリクション可変油圧緩衝器において、前記油圧緩
    衝器は倒立型のストラットダンパであることを特徴とす
    るオイルシールフリクション可変油圧緩衝器。
JP34090997A 1997-12-11 1997-12-11 オイルシールフリクション可変油圧緩衝器 Pending JPH11173361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34090997A JPH11173361A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 オイルシールフリクション可変油圧緩衝器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34090997A JPH11173361A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 オイルシールフリクション可変油圧緩衝器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11173361A true JPH11173361A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18341430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34090997A Pending JPH11173361A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 オイルシールフリクション可変油圧緩衝器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11173361A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216130A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Kayaba Ind Co Ltd 緩衝器
JP2014190404A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Kayaba Ind Co Ltd 懸架装置
CN110953345A (zh) * 2019-11-29 2020-04-03 中国北方车辆研究所 一种对高压密封进行润滑自补偿的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216130A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Kayaba Ind Co Ltd 緩衝器
JP2014190404A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Kayaba Ind Co Ltd 懸架装置
US9765844B2 (en) 2013-03-27 2017-09-19 Kyb Corporation Suspension device
CN110953345A (zh) * 2019-11-29 2020-04-03 中国北方车辆研究所 一种对高压密封进行润滑自补偿的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101287926B (zh) 振幅可控的阻尼阀
JP3538364B2 (ja) ショックアブソーバ
JPS6132197B2 (ja)
JPS5981290A (ja) 自動二輪車の制動時姿勢制御装置
CA1248980A (en) Arrangement for a spring suspension system
JPH11173361A (ja) オイルシールフリクション可変油圧緩衝器
JP2003172395A (ja) 自動二輪車のフロントフォーク
JP4212850B2 (ja) 車両の油圧緩衝器
US5893436A (en) One piece aluminum pressure tube with rod guide for shock absorbers
JPH11280826A (ja) フロントフォーク
JP2000264277A (ja) フロントフォーク
JPH1182594A (ja) フリクション可変油圧緩衝器
JPH07139576A (ja) 油圧緩衝器の底付き緩衝装置
JP2929215B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2004028167A (ja) 油圧緩衝器
JPH051712Y2 (ja)
JP6438339B2 (ja) 油圧緩衝器
JPH0224995Y2 (ja)
JPH06239126A (ja) 油圧緩衝器
JPS6228331B2 (ja)
JP3520455B2 (ja) 二輪車用フロントフォーク
JP2003049889A (ja) フロントフォーク
JPS638555Y2 (ja)
JPH0424190Y2 (ja)
JPH04136533A (ja) 油圧緩衝装置