JPH0517206A - 石灰系耐火物用バインダーおよびこれを添加する石灰系耐火物焼結体と不定形石灰系耐火物 - Google Patents

石灰系耐火物用バインダーおよびこれを添加する石灰系耐火物焼結体と不定形石灰系耐火物

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JPH0517206A
JPH0517206A JP3198667A JP19866791A JPH0517206A JP H0517206 A JPH0517206 A JP H0517206A JP 3198667 A JP3198667 A JP 3198667A JP 19866791 A JP19866791 A JP 19866791A JP H0517206 A JPH0517206 A JP H0517206A
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JP
Japan
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binder
lime
calcium system
refractory
refractories
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JP3198667A
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English (en)
Inventor
Ko Suzuki
香 鈴木
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Suzuki Kogyo KK
Original Assignee
Suzuki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 石灰系耐火物の結合性強化と耐消化性向上を
図る石灰系耐火物用バインダーを提供する。 〔構成〕 酸化鉄‥0.2%、シリカ‥0.5%、酸化
アルミニウム‥0.3%、酸化チタニウム‥0.1%以
上いずれかを含有し、150μm以下に微粉砕された石
灰系耐火物用バインダー。このバインダーを石灰系耐火
物に添加して焼成し、焼結させてなる石灰系耐火物焼結
体。このバインダーを石灰系耐火物に添加して混合して
なる未焼成の不定形石灰系耐火物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石灰系耐火物用バイン
ダーおよびこれを添加して焼結させる高温用耐火物や製
鋼用炉材としての石灰系耐火物焼結体と、これら焼結体
を補修等するのに用いられる未焼成の不定形石灰系耐火
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石灰系耐火物は融点が約2600℃と高
いことから、高温用耐火物や製鋼用炉材への用途が期待
されている。石灰系耐火物をこのような用途に使用する
場合、石灰系耐火物の粒子同士を結合する必要があるか
ら、Fe2 3 、SiO2 、Al2 3 、TiO2 等の
金属酸化物の粉末をバインダーとして添加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような金
属酸化物を添加すると、その添加量が多いほど石灰系耐
火物の融点が下がる。したがって、これらの添加量を抑
える必要があるが、添加量を抑えると、今度は金属酸化
物の粒子の分散の不均一化をもたらし、密度の低い部分
で未反応部分(CaO単体)を生じさせる。石灰系耐火
物が未反応のままであると、その部分が消化(CaOが
水分を吸収してCa(OH)2 に変化することで、その
変化過程で崩壊する)して崩壊を招く。本発明はこのよ
うな課題に対処するものであって、要は、金属酸化物の
添加量を抑えて、しかも、分散の均一化を図るようにし
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、酸化鉄‥0.2%、シリカ‥0.5%、酸化アルミ
ニウム‥0.3%、酸化チタニウム‥0.1%以上いず
れかを含有し、150μm以下に微粉砕された石灰系粉
体からなる石灰系耐火物用バインダーを提供する。
【0005】ここでの石灰系粉体とは、CaCO3 、C
aO、Ca(OH)2 の粉体のことをいい、石灰系粉体
に含有される酸化鉄(Fe2 3 )、シリカ(Si
2 )、酸化アルミニウム(Al2 3 )、酸化チタニ
ウム(TiO2 )等の金属酸化物は一種であってもよい
し、二種以上であってもよい。これら金属酸化物の含有
率に下限が示されているのは、これ以下であるとバイン
ダー的効果を発揮しないからである。なお、各金属酸化
物によってその含有率の下限に違いがあるのは、その特
性の相違によるものである。さらに、これらの金属酸化
物を含む石灰系粉体の粒径を150μm以下としたの
は、これ以上であると石灰系耐火物の粒子間への分散性
が悪くなるからである。
【0006】ところで、このような酸化鉄、シリカ、酸
化アルミニウム、酸化チタニウム等の金属酸化物を含む
石灰系粉体には、予め石灰系物質(CaCO3 、Ca
O、Ca(OH)2 等)と前記した金属酸化物を反応さ
せた石灰系粉体および石灰系物質で構成された粒子中に
前記した金属酸化物が分散した石灰系粉体ならびに自然
界に前記と同様な状態で存在する石灰系物質を粉砕した
石灰系粉体の三種があり、本発明ではこれらすべてを含
む。
【0007】つぎに、本発明は、この石灰系耐火物用バ
インダーを石灰系耐火物に添加して焼成し、焼結させて
なる石灰系耐火物焼結体を提供する。
【0008】さらに、本発明は、この石灰系耐火物用バ
インダーを石灰系耐火物に添加して混合してなる未焼成
の不定形石灰系耐火物も提供する。
【0009】
【作用】このような構成により、バインダーとしての金
属酸化物は石灰系粉体で増量され、石灰系耐火物に添加
されたときにその分散が均一化される。したがって、石
灰系物質の未反応部分(CaO単体)を大幅に低減で
き、耐消化性に優れて石灰系耐火物の崩壊を防ぐ。
【0010】また、この石灰系耐火物バインダーを石灰
系耐火物に添加して焼成すると、石灰系耐火物は焼結し
て緻密化され、耐消化性に優れて強度の強い石灰系耐火
物を得ることができる。このときの焼成温度は1300
℃以上で焼結されるものであればよい。これより低い
と、焼結が不十分で耐火物としての強度や耐消化性を保
つことができないからである。
【0011】さらに、この石灰系耐火物用バインダーを
石灰系耐火物に添加して混合すると、不定形の石灰系耐
火物を得ることができる。このような不定形石灰耐火物
は炉材等の高温用耐火物の補修用として使われ、これで
補修しておけば、火を加えられたときに高温用耐火物と
焼結して高い耐消化性を発揮する。
【0012】
【実施例】表1に示す配合割合の石灰系耐火物用バイン
ダーを石灰系耐火物に添加して1600℃、3時間加熱
して調製してSEM写真をとったものを従来品と対比し
て図面代用写真として図1および図2に示す。
【表1】 これによると、本発明品(図1)は従来品(図2)に比
べて緻密であり、石灰系耐火物用バインダーが石灰系耐
火物同士を強固に結合していることが判る。
【0013】つぎに、前記のものを空気中に3ケ月間静
置して耐消化性試験を行った結果を同じく表1に示す。
これによると、金属酸化物を単体で添加したもの(試料
7〜9)やまったく添加しないもの(試料10)は、焼
結状態も悪く、耐消化性試験後は崩壊するが、本発明に
よるもの(試料1〜6)では両方とも優れていることが
判る。このことから、本発明に係るバインダーは、従来
のバインダーに比べて酸化鉄、酸化チタニウム等の添加
量を少量に抑え得ながらも分散性を良くでき、従来品に
見られるような融点の低い焼結部分、気孔等を発生させ
ない。
【0014】ところで、以上は、耐火物として石灰系の
ものを説明したが、本発明に係る耐火物用バインダーや
これを用いる焼結体および未焼成の不定形耐火物は、こ
の他にマグネシウム系、アルミニウム系等の耐火物にも
適用できるのはもちろんである。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、高温用耐火物や製鋼用
炉材に用いる石灰系耐火物の耐久温度を下げることなく
緻密化でき、その寿命を延長できる。したがって、石灰
系耐火物の問題点とされていたバインダー添加による低
融点化、バインダーの分散不均一に基づく消化による崩
壊が防止できるとともに、併せて消化を抑制するといっ
た効果が期待できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の焼結状態を示す図面代用SEM写真
である。
【図2】従来品の焼結状態を示す図面代用SEM写真で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化鉄‥0.2%、シリカ‥0.5%、
    酸化アルミニウム‥0.3%、酸化チタニウム‥0.1
    %以上いずれかを含有し、150μm以下に微粉砕され
    た石灰系粉体からなる石灰系耐火物用バインダー。
  2. 【請求項2】 請求項1の石灰系耐火物用バインダーを
    石灰系耐火物に添加して焼成し、焼結させてなる石灰系
    耐火物焼結体。
  3. 【請求項3】 請求項1の石灰系耐火物用バインダーを
    石灰系耐火物に添加して混合してなる未焼成の不定形石
    灰系耐火物。
JP3198667A 1991-07-12 1991-07-12 石灰系耐火物用バインダーおよびこれを添加する石灰系耐火物焼結体と不定形石灰系耐火物 Pending JPH0517206A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101823893A (zh) * 2010-04-30 2010-09-08 湖州铭德耐火材料有限公司 合成钙砂及其生产方法和合成钙砂钢水过滤器的制备方法
US9706845B2 (en) 2012-09-20 2017-07-18 Steelcase Inc. Chair assembly

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