JPH051721A - 湿式クラツチのオイルフイルタ - Google Patents
湿式クラツチのオイルフイルタInfo
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- JPH051721A JPH051721A JP15035391A JP15035391A JPH051721A JP H051721 A JPH051721 A JP H051721A JP 15035391 A JP15035391 A JP 15035391A JP 15035391 A JP15035391 A JP 15035391A JP H051721 A JPH051721 A JP H051721A
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- oil
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- clutch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッチディスク冷却用オイルのオイルフィ
ルタに目詰まり現象が生じた際に、オイルポンプの吸入
抵抗に伴なうオイル吸入量の減少がなく、且つ急激な負
荷の増大によるオイルポンプの耐久性の低下を防止する
とともに、簡易な構成によって該オイルフィルタとクラ
ッチハウジング間のシール性を維持することができるオ
イルフィルタを提供することを目的とする。 【構成】 オイルパン1a内に、水平方向のフィルタ面
25と垂直方向のフィルタ面27とを備えたオイルスト
レーナ23を配置し、このオイルストレーナ23の上縁
部に、周縁部がオイルパン1aの側壁に弾接され、且つ
切込部が形成された弾性体で成るシール材31を嵌合固
定し、該シール材31の上端部とクラッチハウジング1
との間に、上記フィルタ面25,27の目詰まり時にオ
イルRを直接オイルパン1aに流すための空間部αを形
成した湿式クラッチのオイルフィルタ構成にしてある。
ルタに目詰まり現象が生じた際に、オイルポンプの吸入
抵抗に伴なうオイル吸入量の減少がなく、且つ急激な負
荷の増大によるオイルポンプの耐久性の低下を防止する
とともに、簡易な構成によって該オイルフィルタとクラ
ッチハウジング間のシール性を維持することができるオ
イルフィルタを提供することを目的とする。 【構成】 オイルパン1a内に、水平方向のフィルタ面
25と垂直方向のフィルタ面27とを備えたオイルスト
レーナ23を配置し、このオイルストレーナ23の上縁
部に、周縁部がオイルパン1aの側壁に弾接され、且つ
切込部が形成された弾性体で成るシール材31を嵌合固
定し、該シール材31の上端部とクラッチハウジング1
との間に、上記フィルタ面25,27の目詰まり時にオ
イルRを直接オイルパン1aに流すための空間部αを形
成した湿式クラッチのオイルフィルタ構成にしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に装備された湿式ク
ラッチを構成するクラッチディスクを冷却するオイルの
オイルフィルタに関するものである。
ラッチを構成するクラッチディスクを冷却するオイルの
オイルフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記に関して本出願人の先願発明である
特願平2−303293号には、図5,図6に示した湿
式クラッチのオイルフィルタ構造が開示されている。図
中1はクラッチハウジング,3は該クラッチハウジング
1の内方に収装されたクラッチディスクであり、該クラ
ッチディスク3の近傍部位に冷却用のオイルを吹き付け
るノズル5が配設されている。このノズル5から噴射さ
れたオイルRはクラッチカバー7の通孔部7aを通して
クラッチディスク3に吹き付けられるようになってい
る。9はフライホイール,11はクラッチスプリング,
13はレリーズレバー,15はレリーズベアリングハ
ブ,17はベアリングである。
特願平2−303293号には、図5,図6に示した湿
式クラッチのオイルフィルタ構造が開示されている。図
中1はクラッチハウジング,3は該クラッチハウジング
1の内方に収装されたクラッチディスクであり、該クラ
ッチディスク3の近傍部位に冷却用のオイルを吹き付け
るノズル5が配設されている。このノズル5から噴射さ
れたオイルRはクラッチカバー7の通孔部7aを通して
クラッチディスク3に吹き付けられるようになってい
る。9はフライホイール,11はクラッチスプリング,
13はレリーズレバー,15はレリーズベアリングハ
ブ,17はベアリングである。
【0003】上記クラッチハウジング1の底面上にはオ
イルパン1aが一体的に配置されており、このオイルパ
ン1a内に冷却用のオイルRが貯留されている。
イルパン1aが一体的に配置されており、このオイルパ
ン1a内に冷却用のオイルRが貯留されている。
【0004】上記オイルパン1aの側壁1bの上部に形
成された平面状の床部1cに、サクションフィルタ19
が設けられている。即ち、このサクションフィルタ19
はオイルパン1aの上面の広い範囲に配置されており、
該オイルパン1a内に貯留されたオイルRの液面R′が
接触しない位置にある。このサクションフィルタ19は
メッシュ部19aとリテーナ19bとより成り、リテー
ナ19bは上記クラッチハウジング1の床部1cに接着
されている。
成された平面状の床部1cに、サクションフィルタ19
が設けられている。即ち、このサクションフィルタ19
はオイルパン1aの上面の広い範囲に配置されており、
該オイルパン1a内に貯留されたオイルRの液面R′が
接触しない位置にある。このサクションフィルタ19は
メッシュ部19aとリテーナ19bとより成り、リテー
ナ19bは上記クラッチハウジング1の床部1cに接着
されている。
【0005】更に図6に示したようにオイルパン1aの
側壁1bにはサクションコネクタ21が取り付けられて
いて、該サクションコネクタ21には接続されたサクシ
ョンホースの他端部が図外のオイルポンプに連結されて
いる。そしてオイルポンプから導出されたホースは一旦
ラジエータに接続され、該ラジエータから導出されたホ
ースがクラッチハウジング1内に導入されて、前記ノズ
ル5に連結されている。
側壁1bにはサクションコネクタ21が取り付けられて
いて、該サクションコネクタ21には接続されたサクシ
ョンホースの他端部が図外のオイルポンプに連結されて
いる。そしてオイルポンプから導出されたホースは一旦
ラジエータに接続され、該ラジエータから導出されたホ
ースがクラッチハウジング1内に導入されて、前記ノズ
ル5に連結されている。
【0006】かかる構成によれば、オイルポンプの吸引
作用によってオイルパン1aの側壁1bに取付けられた
サクションコネクタ21からサクションホース内に吸引
されたオイルRは、図外のエンジンにより駆動されるオ
イルポンプの作用によりラジエータ内に送り込まれ、該
ラジエータにより冷却された後、ホースを介してクラッ
チハウジング1内に導入され、クラッチディスク3の近
傍に配設されたノズル5からクラッチカバー7の通孔部
7aを通してクラッチディスク3に吹付けられ、該クラ
ッチディスク3を冷却したオイルRは、オイルパン1a
に戻る途中のサクションフィルタ19を通過した後、オ
イルパン1a内に戻って貯留される。以下同様な動作が
繰り返される。
作用によってオイルパン1aの側壁1bに取付けられた
サクションコネクタ21からサクションホース内に吸引
されたオイルRは、図外のエンジンにより駆動されるオ
イルポンプの作用によりラジエータ内に送り込まれ、該
ラジエータにより冷却された後、ホースを介してクラッ
チハウジング1内に導入され、クラッチディスク3の近
傍に配設されたノズル5からクラッチカバー7の通孔部
7aを通してクラッチディスク3に吹付けられ、該クラ
ッチディスク3を冷却したオイルRは、オイルパン1a
に戻る途中のサクションフィルタ19を通過した後、オ
イルパン1a内に戻って貯留される。以下同様な動作が
繰り返される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な湿式クラッチのオイルフィルタにあっては、前記サク
ションフィルタ19がクラッチハウジング1内に配置さ
れたオイルパン1aの上面の広い範囲を完全に密閉する
構造となっていたため、該サクションフィルタ19に目
詰まり現象が生じた際にオイルポンプの吸入抵抗が高く
なり、それに伴ってオイルの吸入量が減少したり、急激
な負荷の増大によってオイルポンプの耐久性が低下する
という惧れがあった。
な湿式クラッチのオイルフィルタにあっては、前記サク
ションフィルタ19がクラッチハウジング1内に配置さ
れたオイルパン1aの上面の広い範囲を完全に密閉する
構造となっていたため、該サクションフィルタ19に目
詰まり現象が生じた際にオイルポンプの吸入抵抗が高く
なり、それに伴ってオイルの吸入量が減少したり、急激
な負荷の増大によってオイルポンプの耐久性が低下する
という惧れがあった。
【0008】更に該サクションフィルタ19とクラッチ
ハウジング間のシール性を維持することが難しく、特に
上記シール性を高めるためにはサクションフィルタ19
に別途のシールリップ等を付設することが要求されるの
で、サクションフィルタ自体の構造が複雑化してコスト
面からも不利であるという問題点があった。
ハウジング間のシール性を維持することが難しく、特に
上記シール性を高めるためにはサクションフィルタ19
に別途のシールリップ等を付設することが要求されるの
で、サクションフィルタ自体の構造が複雑化してコスト
面からも不利であるという問題点があった。
【0009】そこで本発明はこのような従来の湿式クラ
ッチのオイルフィルタが有している課題を解消して、オ
イルフィルタに目詰まり現象に起因するオイルポンプの
吸入抵抗の高騰とそれに伴うオイルの吸入量の減少がな
く、且つ急激な負荷の増大によるオイルポンプの性能劣
化を防止する上、簡易な構成によってオイルフィルタと
クラッチハウジング間のシール性を維持することができ
るオイルフィルタを提供することを目的とするものであ
る。
ッチのオイルフィルタが有している課題を解消して、オ
イルフィルタに目詰まり現象に起因するオイルポンプの
吸入抵抗の高騰とそれに伴うオイルの吸入量の減少がな
く、且つ急激な負荷の増大によるオイルポンプの性能劣
化を防止する上、簡易な構成によってオイルフィルタと
クラッチハウジング間のシール性を維持することができ
るオイルフィルタを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために底面にオイルパンを有するクラッチハウジ
ング内にクラッチディスクを収装するとともに、該クラ
ッチディスクの近傍に冷却用のノズルを配置し、エンジ
ンにより駆動されるオイルポンプによって前記オイルパ
ン内に貯留された冷却用のオイルを上記ノズルから噴出
させることによってクラッチディスクを冷却し、冷却後
のオイルをオイルフィルタを通過させてオイルパンに還
流するようにした構成において、上記オイルパン内に、
水平方向のフィルタ面と垂直方向のフィルタ面とを備え
たオイルストレーナを配置し、上記オイルストレーナの
上縁部に、周縁部がオイルパンの側壁に弾接され、且つ
切込部が形成された弾性体で成るシール材を嵌合固定
し、該シール材の上端部とクラッチハウジングとの間
に、上記フィルタ面の目詰まり時にオイルを直接オイル
パンに流すための空間部を形成した湿式クラッチのオイ
ルフィルタの構成にしてある。
成するために底面にオイルパンを有するクラッチハウジ
ング内にクラッチディスクを収装するとともに、該クラ
ッチディスクの近傍に冷却用のノズルを配置し、エンジ
ンにより駆動されるオイルポンプによって前記オイルパ
ン内に貯留された冷却用のオイルを上記ノズルから噴出
させることによってクラッチディスクを冷却し、冷却後
のオイルをオイルフィルタを通過させてオイルパンに還
流するようにした構成において、上記オイルパン内に、
水平方向のフィルタ面と垂直方向のフィルタ面とを備え
たオイルストレーナを配置し、上記オイルストレーナの
上縁部に、周縁部がオイルパンの側壁に弾接され、且つ
切込部が形成された弾性体で成るシール材を嵌合固定
し、該シール材の上端部とクラッチハウジングとの間
に、上記フィルタ面の目詰まり時にオイルを直接オイル
パンに流すための空間部を形成した湿式クラッチのオイ
ルフィルタの構成にしてある。
【0011】
【作用】かかる構成によれば、オイルポンプの作用によ
りオイルパンからクラッチディスクの近傍に配設された
ノズルに供給されたオイルが該ノズルからクラッチディ
スクに吹付けられ、該クラッチディスクが冷却される。
りオイルパンからクラッチディスクの近傍に配設された
ノズルに供給されたオイルが該ノズルからクラッチディ
スクに吹付けられ、該クラッチディスクが冷却される。
【0012】このオイルは下方に落下して弾性体で成る
シール材に形成された切込部からオイルストレーナ内に
流入し、このオイルストレーナに設けられた各フィルタ
面を通過してオイルパン内に還流する。そして該オイル
ストレーナの水平方向のフィルタ面のゴミ付着量が増大
するにつれてオイルは垂直方向のフィルタ面によって取
り除かれ、更に垂直方向のフィルタ面のゴミ付着量が増
大すると、オイルはシール材の上端部とクラッチハウジ
ングとの間に形成された空間部を経由して直接オイルパ
ン内に流入する。その結果、オイルフィルタの目詰まり
現象に基づくオイルポンプの吸入抵抗の増大が防止さ
れ、オイルポンプが劣化することが防止される。上記に
際してオイル中の比重の小さなゴミ類の一部がフィルタ
面を通過しないが、鉄粉とかクラッチ摩耗粉等の比重が
大きなゴミ類は水平方向のフィルタ面上に沈澱し、これ
ら比重の大きなゴミ類が直接オイルパン内に流入するこ
とがない。
シール材に形成された切込部からオイルストレーナ内に
流入し、このオイルストレーナに設けられた各フィルタ
面を通過してオイルパン内に還流する。そして該オイル
ストレーナの水平方向のフィルタ面のゴミ付着量が増大
するにつれてオイルは垂直方向のフィルタ面によって取
り除かれ、更に垂直方向のフィルタ面のゴミ付着量が増
大すると、オイルはシール材の上端部とクラッチハウジ
ングとの間に形成された空間部を経由して直接オイルパ
ン内に流入する。その結果、オイルフィルタの目詰まり
現象に基づくオイルポンプの吸入抵抗の増大が防止さ
れ、オイルポンプが劣化することが防止される。上記に
際してオイル中の比重の小さなゴミ類の一部がフィルタ
面を通過しないが、鉄粉とかクラッチ摩耗粉等の比重が
大きなゴミ類は水平方向のフィルタ面上に沈澱し、これ
ら比重の大きなゴミ類が直接オイルパン内に流入するこ
とがない。
【0013】更にオイルストレーナの上縁部に嵌合固定
された弾性体で成るシール材によって、オイルフィルタ
とクラッチハウジング間のシール性を維持することがで
きる。
された弾性体で成るシール材によって、オイルフィルタ
とクラッチハウジング間のシール性を維持することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明にかかる湿式クラ
ッチのオイルフィルタの一実施例を、前記従来の構成と
同一の構成部分に同一の符号を付して詳述する。
ッチのオイルフィルタの一実施例を、前記従来の構成と
同一の構成部分に同一の符号を付して詳述する。
【0015】図1,図2に示した構成において、1はク
ラッチハウジング,3は該クラッチハウジング1の内方
に収装されたクラッチディスクであり、該クラッチディ
スク3の近傍部位に冷却用のオイルを吹き付けるノズル
5が配設されている。そして該ノズル5から噴射された
オイルRはクラッチカバー7の通孔部7aを通してクラ
ッチディスク3に吹き付けられるようになっている。9
はフライホイール,11はクラッチスプリング,13は
レリーズレバー,15はレリーズベアリングハブ,17
はベアリングである。
ラッチハウジング,3は該クラッチハウジング1の内方
に収装されたクラッチディスクであり、該クラッチディ
スク3の近傍部位に冷却用のオイルを吹き付けるノズル
5が配設されている。そして該ノズル5から噴射された
オイルRはクラッチカバー7の通孔部7aを通してクラ
ッチディスク3に吹き付けられるようになっている。9
はフライホイール,11はクラッチスプリング,13は
レリーズレバー,15はレリーズベアリングハブ,17
はベアリングである。
【0016】上記クラッチハウジング1の底面上にはオ
イルパン1aが一体的に配置されており、このオイルパ
ン1a内に冷却用のオイルRが貯留されている。43は
オイルパン1aの適当な位置に設けられたオイル流出孔
であり、このオイル流出孔43に接続されたホース45
がオイルポンプ47に連結されている。
イルパン1aが一体的に配置されており、このオイルパ
ン1a内に冷却用のオイルRが貯留されている。43は
オイルパン1aの適当な位置に設けられたオイル流出孔
であり、このオイル流出孔43に接続されたホース45
がオイルポンプ47に連結されている。
【0017】23は上記オイルパン1a内に配置された
オイルストレーナであり、図4(A)(B)に示したよ
うに、該オイルストレーナ23には水平方向のフィルタ
面25と垂直方向のフィルタ面27とを備えて成り、且
つ該オイルストレーナ23の取付基部23aにウエルド
ナット29が固着されている。そして図1に示したよう
にストレーナブラケット33の下端部がオイルストレー
ナ23のウエルドナット29にボルト41を用いて固定
されている。
オイルストレーナであり、図4(A)(B)に示したよ
うに、該オイルストレーナ23には水平方向のフィルタ
面25と垂直方向のフィルタ面27とを備えて成り、且
つ該オイルストレーナ23の取付基部23aにウエルド
ナット29が固着されている。そして図1に示したよう
にストレーナブラケット33の下端部がオイルストレー
ナ23のウエルドナット29にボルト41を用いて固定
されている。
【0018】更に上記オイルストレーナ23の上縁部に
は、内部に多数の切込部が形成されたシール材としての
ゴムホース31が適宜に縮小された状態として嵌合固定
されている。従って弾性体で成るゴムホース31の伸長
方向の付勢力によって該ゴムホース31とクラッチハウ
ジング1とは、図1のA点と、図2のB点,C点の3点
で弾接しており、該クラッチハウジング1間のシール性
が維持されている。
は、内部に多数の切込部が形成されたシール材としての
ゴムホース31が適宜に縮小された状態として嵌合固定
されている。従って弾性体で成るゴムホース31の伸長
方向の付勢力によって該ゴムホース31とクラッチハウ
ジング1とは、図1のA点と、図2のB点,C点の3点
で弾接しており、該クラッチハウジング1間のシール性
が維持されている。
【0019】このシール材としてのゴムホース31の上
端部とクラッチハウジング1との間には所定長の空間部
αが形成されている。
端部とクラッチハウジング1との間には所定長の空間部
αが形成されている。
【0020】前記ストレーナブラケット33の下端部は
ゴムホース31を貫通してオイルストレーナ23の側部
まで延長され、このオイルストレーナ23の取付基部2
3aに固定されている。図3に示したようにストレーナ
ブラケット33の上端部33aは支持杆37の一端部3
7aに固着されており、この支持杆37の他端部37b
に開口された孔部37cが図2に示すフロントカバー3
9にボルト49,49によって固定されている。
ゴムホース31を貫通してオイルストレーナ23の側部
まで延長され、このオイルストレーナ23の取付基部2
3aに固定されている。図3に示したようにストレーナ
ブラケット33の上端部33aは支持杆37の一端部3
7aに固着されており、この支持杆37の他端部37b
に開口された孔部37cが図2に示すフロントカバー3
9にボルト49,49によって固定されている。
【0021】かかる構成によれば、オイルポンプ47の
吸引作用によってオイルパン1aのオイル流出孔43か
らホース45内に吸引されたオイルRは、図外のラジエ
ータ内に送り込まれ、該ラジエータにより冷却された
後、ホースを介してクラッチハウジング1内に導入さ
れ、前記クラッチディスク3の近傍に配設されたノズル
5からクラッチカバー7の通孔部7aを通してクラッチ
ディスク3に吹付けられる。そしてクラッチディスク3
を冷却したオイルRは下方に流下して、シール材として
のゴムホース31に形成された切込部からオイルストレ
ーナ23内に流入し、このオイルストレーナ23に設け
られた水平方向のフィルタ面25と垂直方向のフィルタ
面27を通過してオイルパン1a内に還流し、以下同様
な動作が繰り返される。
吸引作用によってオイルパン1aのオイル流出孔43か
らホース45内に吸引されたオイルRは、図外のラジエ
ータ内に送り込まれ、該ラジエータにより冷却された
後、ホースを介してクラッチハウジング1内に導入さ
れ、前記クラッチディスク3の近傍に配設されたノズル
5からクラッチカバー7の通孔部7aを通してクラッチ
ディスク3に吹付けられる。そしてクラッチディスク3
を冷却したオイルRは下方に流下して、シール材として
のゴムホース31に形成された切込部からオイルストレ
ーナ23内に流入し、このオイルストレーナ23に設け
られた水平方向のフィルタ面25と垂直方向のフィルタ
面27を通過してオイルパン1a内に還流し、以下同様
な動作が繰り返される。
【0022】そして上記フィルタ面25,27にゴミ等
の付着が少なく、フィルタ内での流通抵抗が小さい場合
には、オイルRは主として矢印a方向に流れ、オイルR
中のゴミ類は水平方向のフィルタ面25によって取り除
かれる。
の付着が少なく、フィルタ内での流通抵抗が小さい場合
には、オイルRは主として矢印a方向に流れ、オイルR
中のゴミ類は水平方向のフィルタ面25によって取り除
かれる。
【0023】次に上記水平方向のフィルタ面25のゴミ
付着量が増大するにつれてオイルRは次第に矢印b方向
に流れ、このオイルR中のゴミ類は垂直方向のフィルタ
面27によって取り除かれる。この時、若干のオイルR
は空間部αを経由して直接オイルパン1a内に流入す
る。そのためオイルR中の比重の小さなゴミ類の一部が
フィルタ面25,27を通過しないことになるが、鉄粉
とかクラッチ摩耗粉等の比重が大きなゴミ類は水平方向
のフィルタ面25上に沈澱するので、これら比重の大き
なゴミ類が直接オイルパン1a内に流入する惧れがな
い。
付着量が増大するにつれてオイルRは次第に矢印b方向
に流れ、このオイルR中のゴミ類は垂直方向のフィルタ
面27によって取り除かれる。この時、若干のオイルR
は空間部αを経由して直接オイルパン1a内に流入す
る。そのためオイルR中の比重の小さなゴミ類の一部が
フィルタ面25,27を通過しないことになるが、鉄粉
とかクラッチ摩耗粉等の比重が大きなゴミ類は水平方向
のフィルタ面25上に沈澱するので、これら比重の大き
なゴミ類が直接オイルパン1a内に流入する惧れがな
い。
【0024】更に垂直方向のフィルタ面27のゴミ付着
量が増大すると、オイルRは矢印cに示したように空間
部αを経由して直接オイルパン1a内に流入する。その
結果オイルR中のゴミ類の多くが直接オイルパン1a内
に流入することになるが、オイルフィルタの目詰まり現
象に基づくオイルポンプ47の吸入抵抗の増大が防止さ
れるので、オイルポンプ47が破損する等の最悪の事態
を防ぐことができる。又、オイルRが直接直接オイルパ
ン1a内に流入する場合であっても、特に比重の大きな
ゴミ類とか塊状の異物は水平方向のフィルタ面25上に
沈澱する。
量が増大すると、オイルRは矢印cに示したように空間
部αを経由して直接オイルパン1a内に流入する。その
結果オイルR中のゴミ類の多くが直接オイルパン1a内
に流入することになるが、オイルフィルタの目詰まり現
象に基づくオイルポンプ47の吸入抵抗の増大が防止さ
れるので、オイルポンプ47が破損する等の最悪の事態
を防ぐことができる。又、オイルRが直接直接オイルパ
ン1a内に流入する場合であっても、特に比重の大きな
ゴミ類とか塊状の異物は水平方向のフィルタ面25上に
沈澱する。
【0025】尚、通常の使用時にはフィルタ面25,2
7が完全に目詰まりすることは稀であり、そのような事
態になる以前にボルト49,49を外し、支持杆37を
利用してストレーナブラケット33とともにオイルスト
レーナ23を車外に取り出し、該オイルストレーナ23
を清掃するのが通例である。
7が完全に目詰まりすることは稀であり、そのような事
態になる以前にボルト49,49を外し、支持杆37を
利用してストレーナブラケット33とともにオイルスト
レーナ23を車外に取り出し、該オイルストレーナ23
を清掃するのが通例である。
【0026】上記の動作時に、オイルストレーナ23と
クラッチハウジング1間のシール性は、ゴ弾性体で成る
ムホース31の伸長方向の付勢力に基づく3点弾接によ
って維持されているのでオイルストレーナ23自体に、
シール性を維持するためのシールリップ等を別途に設け
る等の手段は必要としないという特徴を有している。
クラッチハウジング1間のシール性は、ゴ弾性体で成る
ムホース31の伸長方向の付勢力に基づく3点弾接によ
って維持されているのでオイルストレーナ23自体に、
シール性を維持するためのシールリップ等を別途に設け
る等の手段は必要としないという特徴を有している。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明にかか
る湿式クラッチのオイルフィルタによれば、以下に記す
作用効果がもたらされる。
る湿式クラッチのオイルフィルタによれば、以下に記す
作用効果がもたらされる。
【0028】即ち、クラッチディスクを冷却したオイル
は、弾性体で成るシール材の切込部からオイルストレー
ナ内に流入し、このオイルストレーナのフィルタ面を通
過してオイルパン内に還流するとともに、該オイルスト
レーナの水平方向のフィルタ面のゴミ付着量が増大する
につれてオイルは垂直方向のフィルタ面によって取り除
かれ、更に垂直方向のフィルタ面のゴミ付着量が増大す
ると、オイルはシール材の上端部とクラッチハウジング
との間に形成された空間部を経由して直接オイルパン内
に流入するので、オイルフィルタの目詰まり現象に基づ
くオイルポンプの吸入抵抗の増大が防止され、負荷の急
激な高騰に起因するオイルポンプの故障とか性能劣化を
防止することができる。又、オイル中の比重の小さなゴ
ミ類の一部がフィルタ面を通過しないが、鉄粉等の比重
が大きなゴミ類は水平方向のフィルタ面上に沈澱し、こ
れら比重の大きなゴミ類が直接オイルパン内に流入する
惧れはない。
は、弾性体で成るシール材の切込部からオイルストレー
ナ内に流入し、このオイルストレーナのフィルタ面を通
過してオイルパン内に還流するとともに、該オイルスト
レーナの水平方向のフィルタ面のゴミ付着量が増大する
につれてオイルは垂直方向のフィルタ面によって取り除
かれ、更に垂直方向のフィルタ面のゴミ付着量が増大す
ると、オイルはシール材の上端部とクラッチハウジング
との間に形成された空間部を経由して直接オイルパン内
に流入するので、オイルフィルタの目詰まり現象に基づ
くオイルポンプの吸入抵抗の増大が防止され、負荷の急
激な高騰に起因するオイルポンプの故障とか性能劣化を
防止することができる。又、オイル中の比重の小さなゴ
ミ類の一部がフィルタ面を通過しないが、鉄粉等の比重
が大きなゴミ類は水平方向のフィルタ面上に沈澱し、こ
れら比重の大きなゴミ類が直接オイルパン内に流入する
惧れはない。
【0029】更にオイルストレーナの上縁部に弾性体で
成るシール材を嵌合固定したので、簡易な構成によって
オイルフィルタとクラッチハウジング間のシール性を維
持することが可能となり、メンテナンスが簡単である
上、コスト面からも有利なオイルフィルタが提供され
る。
成るシール材を嵌合固定したので、簡易な構成によって
オイルフィルタとクラッチハウジング間のシール性を維
持することが可能となり、メンテナンスが簡単である
上、コスト面からも有利なオイルフィルタが提供され
る。
【図1】本発明にかかる湿式クラッチのオイルフィルタ
の一実施例を示す要部断面図。
の一実施例を示す要部断面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】本発明で用いたストレーナブラケットの一例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図4】図4(A)は本発明で用いたオイルストレーナ
を示す平面図、図4(B)は同側面図。
を示す平面図、図4(B)は同側面図。
【図5】従来の湿式クラッチの冷却構造例を示す要部断
面図。
面図。
【図6】図5の側面図。
1…クラッチハウジング、1a…オイルパン、3…クラ
ッチティスク、7…クラッチカバー、9…フライホイー
ル、11…クラッチスプリング、13…レリーズレバ
ー、23…オイルストレーナ、25…(水平方向の)フ
ィルタ面、27…(垂直方向の)フィルタ面、31…ゴ
ムホース(シール材)、33…ストレーナブラケット、
47…オイルポンプ。
ッチティスク、7…クラッチカバー、9…フライホイー
ル、11…クラッチスプリング、13…レリーズレバ
ー、23…オイルストレーナ、25…(水平方向の)フ
ィルタ面、27…(垂直方向の)フィルタ面、31…ゴ
ムホース(シール材)、33…ストレーナブラケット、
47…オイルポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 底面にオイルパンを有するクラッチハウ
ジング内にクラッチディスクを収装するとともに、該ク
ラッチディスクの近傍に冷却用のノズルを配置し、エン
ジンにより駆動されるオイルポンプによって前記オイル
パン内に貯留された冷却用のオイルを上記ノズルから噴
出させることによってクラッチディスクを冷却し、冷却
後のオイルをオイルフィルタを通過させてオイルパンに
還流するようにした構成において、上記オイルパン内
に、水平方向のフィルタ面と垂直方向のフィルタ面とを
備えたオイルストレーナを配置し、上記オイルストレー
ナの上縁部に、周縁部がオイルパンの側壁に弾接され、
且つ切込部が形成された弾性体で成るシール材を嵌合固
定し、該シール材の上端部とクラッチハウジングとの間
に、上記フィルタ面の目詰まり時にオイルを直接オイル
パンに流すための空間部を形成したことを特徴とする湿
式クラッチのオイルフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150353A JP2745862B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 湿式クラッチのオイルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150353A JP2745862B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 湿式クラッチのオイルフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051721A true JPH051721A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2745862B2 JP2745862B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=15495137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3150353A Expired - Lifetime JP2745862B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 湿式クラッチのオイルフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745862B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040049205A (ko) * | 2002-12-05 | 2004-06-11 | 현대자동차주식회사 | 수동 변속기의 냉각 시스템 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48110587U (ja) * | 1972-03-29 | 1973-12-19 | ||
| JPS60138033U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | 株式会社豊田自動織機製作所 | フオ−クリフト用クラツチの油圧回路 |
| JPS6445055U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | ||
| JPH01118253U (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-10 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3150353A patent/JP2745862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48110587U (ja) * | 1972-03-29 | 1973-12-19 | ||
| JPS60138033U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | 株式会社豊田自動織機製作所 | フオ−クリフト用クラツチの油圧回路 |
| JPS6445055U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | ||
| JPH01118253U (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-10 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040049205A (ko) * | 2002-12-05 | 2004-06-11 | 현대자동차주식회사 | 수동 변속기의 냉각 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2745862B2 (ja) | 1998-04-28 |
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