JPH05174363A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH05174363A JPH05174363A JP33897291A JP33897291A JPH05174363A JP H05174363 A JPH05174363 A JP H05174363A JP 33897291 A JP33897291 A JP 33897291A JP 33897291 A JP33897291 A JP 33897291A JP H05174363 A JPH05174363 A JP H05174363A
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- Japan
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- magnetic
- recording medium
- magnetic recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性層が磨耗されにくく、且つ環境の変化に
対して耐久性に優れた磁気記録媒体の提供。 【構成】 本発明の磁気記録媒体は、磁性粉末および結
合剤を含む磁性層を基体上に設けてなる磁気記録媒体に
おいて、上記磁性層が下記成分(1)、(2)及び
(3)を含有することを特徴とする。 (1)平均単一粒径が25〜130nmで、且つ吸油量
が300〜550ml/100gのカーボンブラック。 (2)平均単一粒径が300〜1000nmのカーボン
ブラック。 (3)融点(mp)が30℃以下の高級脂肪酸及び脂肪
酸エステルから選ばれる少なくとも一種。
対して耐久性に優れた磁気記録媒体の提供。 【構成】 本発明の磁気記録媒体は、磁性粉末および結
合剤を含む磁性層を基体上に設けてなる磁気記録媒体に
おいて、上記磁性層が下記成分(1)、(2)及び
(3)を含有することを特徴とする。 (1)平均単一粒径が25〜130nmで、且つ吸油量
が300〜550ml/100gのカーボンブラック。 (2)平均単一粒径が300〜1000nmのカーボン
ブラック。 (3)融点(mp)が30℃以下の高級脂肪酸及び脂肪
酸エステルから選ばれる少なくとも一種。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体、詳しく
は、特に耐久性に優れた磁気記録媒体に関する。
は、特に耐久性に優れた磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】磁気記
録媒体は、一般にポリエステルフィルムなどの非磁性支
持体上に、磁性粉末、結合剤樹脂(バインダー)、有機
溶剤及びその他の必要成分からなる磁性塗料を塗着して
作られるが、中でもフロッピーディスクは、記録再生時
に磁気ヘッドやジャケットライナー等と激しく摺接する
ために、磁性層が磨耗されやすいので、磁性層の磨耗が
少なくて耐久性に優れたものが要求される。
録媒体は、一般にポリエステルフィルムなどの非磁性支
持体上に、磁性粉末、結合剤樹脂(バインダー)、有機
溶剤及びその他の必要成分からなる磁性塗料を塗着して
作られるが、中でもフロッピーディスクは、記録再生時
に磁気ヘッドやジャケットライナー等と激しく摺接する
ために、磁性層が磨耗されやすいので、磁性層の磨耗が
少なくて耐久性に優れたものが要求される。
【0003】このため、磁性層の耐磨耗性を改善する一
方策として、磁性層中に種々の潤滑剤を混入することが
行われている。従来から使用されている潤滑剤として
は、例えば、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、
流動パラフィン及びワックス等の潤滑剤がある。
方策として、磁性層中に種々の潤滑剤を混入することが
行われている。従来から使用されている潤滑剤として
は、例えば、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、
流動パラフィン及びワックス等の潤滑剤がある。
【0004】しかしながら、これらの潤滑剤は、性能
面、特に耐久性の持続の面では充分とは言い難いもので
ある。
面、特に耐久性の持続の面では充分とは言い難いもので
ある。
【0005】また、最近は、種々の環境下で磁気記録媒
体が使用される機会が増加しているので、特に環境の変
化に対して耐久性にすぐれる磁気記録媒体の開発が切望
されている。
体が使用される機会が増加しているので、特に環境の変
化に対して耐久性にすぐれる磁気記録媒体の開発が切望
されている。
【0006】従って、本発明の目的は、磁性層が磨耗さ
れにくく、且つ環境の変化に対して耐久性に優れた磁気
記録媒体を提供することにある。
れにくく、且つ環境の変化に対して耐久性に優れた磁気
記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、磁性粉末および結合剤を含む磁性層を基体上
に設けてなる磁気記録媒体において、上記磁性層が下記
成分(1)、(2)及び(3)を含有することを特徴と
する磁気記録媒体が上記目的を達成し得ることを見出し
本発明を完成した。 (1)平均単一粒径が25〜130nmで、且つ吸油量
が300〜550ml/100gのカーボンブラック。 (2)平均単一粒径が300〜1000nmのカーボン
ブラック。 (3)融点(mp)が30℃以下の高級脂肪酸及び脂肪
酸エステルから選ばれる少なくとも一種。
した結果、磁性粉末および結合剤を含む磁性層を基体上
に設けてなる磁気記録媒体において、上記磁性層が下記
成分(1)、(2)及び(3)を含有することを特徴と
する磁気記録媒体が上記目的を達成し得ることを見出し
本発明を完成した。 (1)平均単一粒径が25〜130nmで、且つ吸油量
が300〜550ml/100gのカーボンブラック。 (2)平均単一粒径が300〜1000nmのカーボン
ブラック。 (3)融点(mp)が30℃以下の高級脂肪酸及び脂肪
酸エステルから選ばれる少なくとも一種。
【0008】以下、本発明の磁気記録媒体について詳述
する。
する。
【0009】本発明の磁気記録媒体の磁性層に使用され
る(1)成分であるカーボンブラックは、平均単一粒径
が25〜130nmのものである。
る(1)成分であるカーボンブラックは、平均単一粒径
が25〜130nmのものである。
【0010】また、上記(1)成分のカーボンブラック
は、吸油量が300〜550ml/100gのものであ
る。
は、吸油量が300〜550ml/100gのものであ
る。
【0011】上記(1)成分であるカーボンブラックの
使用量は、磁性粉末100重量部に対し、好ましくは
0.5〜20重量部、さらに好ましくは2〜15重量部
である。
使用量は、磁性粉末100重量部に対し、好ましくは
0.5〜20重量部、さらに好ましくは2〜15重量部
である。
【0012】本発明の磁気記録媒体の磁性層に使用され
る(2)成分であるカーボンブラックは、平均単一粒径
が300〜1000nmのものである。
る(2)成分であるカーボンブラックは、平均単一粒径
が300〜1000nmのものである。
【0013】上記(2)成分であるカーボンブラックの
使用量は、磁性粉末100重量部に対し、好ましくは
0.5〜20重量部、さらに好ましくは2〜15重量部
である。 上記(1)成分及び(2)成分であるカーボ
ンブラックの使用比率は、(前者)/(後者)=30/
70〜70/30の範囲とすることが好ましく、また、
両者の合計の使用量が磁性粉末100重量部に対して、
20重量部以下とすることが好ましい。
使用量は、磁性粉末100重量部に対し、好ましくは
0.5〜20重量部、さらに好ましくは2〜15重量部
である。 上記(1)成分及び(2)成分であるカーボ
ンブラックの使用比率は、(前者)/(後者)=30/
70〜70/30の範囲とすることが好ましく、また、
両者の合計の使用量が磁性粉末100重量部に対して、
20重量部以下とすることが好ましい。
【0014】本発明の磁気記録媒体の磁性層に使用され
る(3)成分である高級脂肪酸としては、ラウリン酸、
オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、分岐ミリスチン
酸、分岐ステアリン酸等が挙げられる。
る(3)成分である高級脂肪酸としては、ラウリン酸、
オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、分岐ミリスチン
酸、分岐ステアリン酸等が挙げられる。
【0015】本発明の磁気記録媒体の磁性層に使用され
る(3)成分である脂肪酸エステルとしては、オレイル
オレエート、炭素数が12以上の分岐アルコールの高級
脂肪酸エステル塩(トリデシルステアレート、2−デシ
ルテトラデシルオレエートなど)等が挙げられる。
る(3)成分である脂肪酸エステルとしては、オレイル
オレエート、炭素数が12以上の分岐アルコールの高級
脂肪酸エステル塩(トリデシルステアレート、2−デシ
ルテトラデシルオレエートなど)等が挙げられる。
【0016】上記(3)成分である上記高級脂肪酸又は
脂肪酸エステルは、その融点が30℃以下のものであ
る。
脂肪酸エステルは、その融点が30℃以下のものであ
る。
【0017】上記(3)成分である高級脂肪酸又は脂肪
酸エステルの使用量は、磁性粉末100重量部に対し、
好ましくは0.5〜20重量部、さらに好ましくは2〜
15重量部である。
酸エステルの使用量は、磁性粉末100重量部に対し、
好ましくは0.5〜20重量部、さらに好ましくは2〜
15重量部である。
【0018】また、上記(1)〜(3)成分は、常法に
より磁性層に含有させればよいが、耐久性の持続性の観
点から、上記(1)成分及び/又は上記(2)成分であ
る上記カーボンブラックを上記(3)成分で処理した
後、それを含有させるのが好ましい。
より磁性層に含有させればよいが、耐久性の持続性の観
点から、上記(1)成分及び/又は上記(2)成分であ
る上記カーボンブラックを上記(3)成分で処理した
後、それを含有させるのが好ましい。
【0019】上記の処理方法としては、例えば、不活性
有機溶媒(トルエン、キシレン等)中に、上記(1)成
分及び/又は(2)成分と上記(3)成分とを入れ、室
温下又は加温下に攪拌する方法等が挙げられる。
有機溶媒(トルエン、キシレン等)中に、上記(1)成
分及び/又は(2)成分と上記(3)成分とを入れ、室
温下又は加温下に攪拌する方法等が挙げられる。
【0020】本発明の磁気記録媒体に使用される磁性粉
末としては、例えば、針状形の微細なγ−Fe2O3 、Fe3O
4 、CrO2のような金属酸化物、またCo被着γ−Fe2O3 、
Coドープγ−Fe2O3 のような加工処理を施したγ−Fe2O
3 、鉄メタル粉、微小板状のバリウムフェライト及びそ
のFe原子の一部がTi、Co、Zn、V 、Nb等の1種又は2種
以上で置換された磁性粉末、Co、Fe−Co、Fe−Ni等の金
属または合金の超微粉などが挙げられる。これらのうち
鉄メタル粉は、特に化学的安定性が悪く、この改良のた
めにニッケル、コバルト、チタン、ケイ素、アルミニウ
ムなどを金属原子、塩、及び酸化物の形で少量加えたり
表面処理されることがあるが、これらを用いることもで
きる。また、上記鉄メタル粉は、安定化のために弱い酸
化性雰囲気のなかで表面に薄い酸化皮膜を作らせること
があるが、このように処理された鉄メタル粉を用いるこ
ともできる。
末としては、例えば、針状形の微細なγ−Fe2O3 、Fe3O
4 、CrO2のような金属酸化物、またCo被着γ−Fe2O3 、
Coドープγ−Fe2O3 のような加工処理を施したγ−Fe2O
3 、鉄メタル粉、微小板状のバリウムフェライト及びそ
のFe原子の一部がTi、Co、Zn、V 、Nb等の1種又は2種
以上で置換された磁性粉末、Co、Fe−Co、Fe−Ni等の金
属または合金の超微粉などが挙げられる。これらのうち
鉄メタル粉は、特に化学的安定性が悪く、この改良のた
めにニッケル、コバルト、チタン、ケイ素、アルミニウ
ムなどを金属原子、塩、及び酸化物の形で少量加えたり
表面処理されることがあるが、これらを用いることもで
きる。また、上記鉄メタル粉は、安定化のために弱い酸
化性雰囲気のなかで表面に薄い酸化皮膜を作らせること
があるが、このように処理された鉄メタル粉を用いるこ
ともできる。
【0021】本発明の磁気記録媒体の磁性層に使用され
る結合剤(バインダー)としては、極性を有する又は有
しないポリウレタン、ポリエステル、極性を有する又は
有しないポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリアクリロニトリル、ニトリルゴム、エポキシ
樹脂、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、
ポリビニルブチラール、塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ン共重合体、硝化綿、マレイン酸変性塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、エチルセルロース等が挙げられる。こ
れらは単独で用いてもよいが、通常、2種類以上混合し
て用いられる。また、上記樹脂(結合剤)の硬さを調節
するため、可塑剤や硬化剤を加えて使用することもでき
る。
る結合剤(バインダー)としては、極性を有する又は有
しないポリウレタン、ポリエステル、極性を有する又は
有しないポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリアクリロニトリル、ニトリルゴム、エポキシ
樹脂、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、
ポリビニルブチラール、塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ン共重合体、硝化綿、マレイン酸変性塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、エチルセルロース等が挙げられる。こ
れらは単独で用いてもよいが、通常、2種類以上混合し
て用いられる。また、上記樹脂(結合剤)の硬さを調節
するため、可塑剤や硬化剤を加えて使用することもでき
る。
【0022】上記結合剤の配合量は、通常、磁性粉末1
00重量部に対して、15〜60重量部が好ましい。最
も大きな結合力を有する結合剤であっても、配合量が1
5重量部未満であると、磁性塗膜の強度が弱くなる傾向
にあり、基板と磁性塗膜の接着力が不足するおそれもあ
る。配合量が60重量部超であると、磁性塗膜中の磁性
粉末濃度が小さくなって再生出力が低下する傾向にあ
り、塗膜特性が低下するおそれもある。
00重量部に対して、15〜60重量部が好ましい。最
も大きな結合力を有する結合剤であっても、配合量が1
5重量部未満であると、磁性塗膜の強度が弱くなる傾向
にあり、基板と磁性塗膜の接着力が不足するおそれもあ
る。配合量が60重量部超であると、磁性塗膜中の磁性
粉末濃度が小さくなって再生出力が低下する傾向にあ
り、塗膜特性が低下するおそれもある。
【0023】本発明の磁気記録媒体の磁性層には、以上
の必須成分の他、必要に応じてこの分野で通常使用され
る研磨剤、帯電防止剤等の添加剤を加えることができ
る。
の必須成分の他、必要に応じてこの分野で通常使用され
る研磨剤、帯電防止剤等の添加剤を加えることができ
る。
【0024】また、本発明の磁気記録媒体を製造する際
に基体となる非磁性支持体としては、ポリエチレンテレ
フタレートのようなポリエステル;ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン;セルローストリアセテ
ート、セルロースジアセテート等のセルロース誘導体;
ポリカーボネート;ポリ塩化ビニル;ポリイミド;芳香
族ポリアミド等のプラスチック;Al、Cu等の金属;紙等
が使用され、その形態としては、例えば、フィルム、テ
ープ、シート、ディスク、カード、ドラム等の形態が挙
げられる。また、上記非磁性支持体の表面は、コロナ放
電、放射線、紫外線等で処理されていても、あるいは適
当な樹脂でプレコートされていてもよい。
に基体となる非磁性支持体としては、ポリエチレンテレ
フタレートのようなポリエステル;ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン;セルローストリアセテ
ート、セルロースジアセテート等のセルロース誘導体;
ポリカーボネート;ポリ塩化ビニル;ポリイミド;芳香
族ポリアミド等のプラスチック;Al、Cu等の金属;紙等
が使用され、その形態としては、例えば、フィルム、テ
ープ、シート、ディスク、カード、ドラム等の形態が挙
げられる。また、上記非磁性支持体の表面は、コロナ放
電、放射線、紫外線等で処理されていても、あるいは適
当な樹脂でプレコートされていてもよい。
【0025】本発明の磁気記録媒体は、通常の磁気記録
媒体における磁性層と同様に、上記(1)成分及び
(2)成分であるカーボンブラック、上記(3)成分で
ある高級脂肪酸又は脂肪酸エステル、上記磁性体粉末、
上記結合剤、及び必要に応じて用いられる添加剤からな
る上記磁性層を、基体となる上記非磁性支持体上に設け
ることにより製造される。
媒体における磁性層と同様に、上記(1)成分及び
(2)成分であるカーボンブラック、上記(3)成分で
ある高級脂肪酸又は脂肪酸エステル、上記磁性体粉末、
上記結合剤、及び必要に応じて用いられる添加剤からな
る上記磁性層を、基体となる上記非磁性支持体上に設け
ることにより製造される。
【0026】
【実施例】以下、実施例を比較例とともに挙げて、本発
明を具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に
限定されるものではない。尚、以下の各実施例中、
「部」「%」は特記しない限り重量基準である。
明を具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に
限定されるものではない。尚、以下の各実施例中、
「部」「%」は特記しない限り重量基準である。
【0027】実施例1 (組成) 磁性粉末(Co被着γ−Fe2O3 )*4 100部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体*2 10 ポリウレタン樹脂*3 15 アルミナ(平均粒径0.6μm) 10 平均単一粒径350nmのカーボンブラック*1 8 吸油量が500ml/100gで平均単一粒径が38nm のカーボンブラック 8 オレイルオレエート*1 10 トルエン 70 メチルエチルケトン 70 シクロヘキサノン 110 注) *1: あらかじめオレイルオレエートで処理したもの。 尚、この処理は、トルエン中にこのカーボンブラック8
部とこのオレイルオレエート10部とを入れ、70〜8
0℃に加熱して約60分攪拌して行った。 *2: ユニオンカーバイド社製商品名VAGH *3: 日本ポリウレタン工業社製商品名N−2304 *4: 比表面積20m2 /g
部とこのオレイルオレエート10部とを入れ、70〜8
0℃に加熱して約60分攪拌して行った。 *2: ユニオンカーバイド社製商品名VAGH *3: 日本ポリウレタン工業社製商品名N−2304 *4: 比表面積20m2 /g
【0028】上記(組成)の組成物を、サンドミルで1
0時間混練し、フィルタを通して取り出し、更に塗布直
前に硬化剤(日本ポリウレタン工業製のコロネートム)
を4.4部添加して攪拌し、塗料を得た。得られた塗料
を、アプリケータを用いて、厚さ75μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に乾燥膜厚が1.5μmに
なるように塗布し、乾燥後、カレンダー処理し、円盤状
に打ち抜き磁気ディスクを得た。得られた磁気ディスク
をケースにいれてフロッピーディスクを作成した。
0時間混練し、フィルタを通して取り出し、更に塗布直
前に硬化剤(日本ポリウレタン工業製のコロネートム)
を4.4部添加して攪拌し、塗料を得た。得られた塗料
を、アプリケータを用いて、厚さ75μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に乾燥膜厚が1.5μmに
なるように塗布し、乾燥後、カレンダー処理し、円盤状
に打ち抜き磁気ディスクを得た。得られた磁気ディスク
をケースにいれてフロッピーディスクを作成した。
【0029】作成したフロッピーディスクについて、動
摩擦係数測定装置を用いて、60℃/25%R.H.で0.
5時間→0.5時間かけて60℃/80%R.H.とし、→
60℃/80%R.H.で2時間保持→0.5時間かけて6
0℃/25%R.H.のサイクルの試験環境における動摩擦
係数を求めた。また低温(5℃/50%R.H.)における
動摩擦係数の経時変化も求めた。それらの結果を後記
〔表1〕に示す。
摩擦係数測定装置を用いて、60℃/25%R.H.で0.
5時間→0.5時間かけて60℃/80%R.H.とし、→
60℃/80%R.H.で2時間保持→0.5時間かけて6
0℃/25%R.H.のサイクルの試験環境における動摩擦
係数を求めた。また低温(5℃/50%R.H.)における
動摩擦係数の経時変化も求めた。それらの結果を後記
〔表1〕に示す。
【0030】実施例2 実施例1の組成物において、磁性粉末をメタル粉(比表
面積55m2 /g)100部にかえ、結合剤として、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体及びポリウレタン樹脂の
かわりに、スルホン酸ナトリウム基含有ポリウレタン樹
脂(東洋紡績製のUR−8300)12.5部とスルホ
ン酸ナトリウム基含有ポリ塩化ビニル樹脂(日本ゼオン
製のMR−110)12.5部を用い、オレイルオレエ
ートのかわりに2−デシルテトラデシルオレエート10
部を用いた以外は実施例1と同じ組成物を用いて、実施
例1と同様にしてフロッピーディスクを作成した。
面積55m2 /g)100部にかえ、結合剤として、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体及びポリウレタン樹脂の
かわりに、スルホン酸ナトリウム基含有ポリウレタン樹
脂(東洋紡績製のUR−8300)12.5部とスルホ
ン酸ナトリウム基含有ポリ塩化ビニル樹脂(日本ゼオン
製のMR−110)12.5部を用い、オレイルオレエ
ートのかわりに2−デシルテトラデシルオレエート10
部を用いた以外は実施例1と同じ組成物を用いて、実施
例1と同様にしてフロッピーディスクを作成した。
【0031】作成したフロッピーディスクについて、実
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
【0032】実施例3 実施例1の組成物において、磁性粉末をバリウムフェラ
イト粉末(板状比1:5,Hc=720 Oe)100
部にかえ、結合剤として、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体及びポリウレタン樹脂のかわりに、実施例2と同じ
結合剤を用い、オレイルオレエートのかわりにオレイン
酸/オレイルオレエート=1/4(重量比)の混合物を
用いた以外は実施例1と同じ組成物を用いて、実施例1
と同様にしてフロッピーディスクを作成した。
イト粉末(板状比1:5,Hc=720 Oe)100
部にかえ、結合剤として、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体及びポリウレタン樹脂のかわりに、実施例2と同じ
結合剤を用い、オレイルオレエートのかわりにオレイン
酸/オレイルオレエート=1/4(重量比)の混合物を
用いた以外は実施例1と同じ組成物を用いて、実施例1
と同様にしてフロッピーディスクを作成した。
【0033】作成したフロッピーディスクについて、実
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
【0034】実施例4 実施例2の組成物において、2−デシルテトラデシルオ
レエートのかわりに、トリデシルステアレート/オレイ
ルオレエート=1/1の混合物10部を用いた以外は実
施例2と同じ組成物を用いて、実施例1と同様にしてフ
ロッピーディスクを作成した。
レエートのかわりに、トリデシルステアレート/オレイ
ルオレエート=1/1の混合物10部を用いた以外は実
施例2と同じ組成物を用いて、実施例1と同様にしてフ
ロッピーディスクを作成した。
【0035】作成したフロッピーディスクについて、実
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
【0036】比較例1 実施例1の組成物において、吸油量500ml/100
gのカーボンブラックのかわりに吸油量125ml/1
00g(比表面積49m2 /g)のカーボンブラックを
8部用いた以外は実施例1と同じ組成物を用いて、実施
例1と同様にしてフロッピーディスクを作成した。
gのカーボンブラックのかわりに吸油量125ml/1
00g(比表面積49m2 /g)のカーボンブラックを
8部用いた以外は実施例1と同じ組成物を用いて、実施
例1と同様にしてフロッピーディスクを作成した。
【0037】作成したフロッピーディスクについて、実
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
【0038】比較例2 実施例1の組成物において、オレイルオレエートのかわ
りにステアリン酸(mp72℃)を10部用いた以外は
実施例1と同じ組成物を用いて、実施例1と同様にして
フロッピーディスクを作成した。
りにステアリン酸(mp72℃)を10部用いた以外は
実施例1と同じ組成物を用いて、実施例1と同様にして
フロッピーディスクを作成した。
【0039】作成したフロッピーディスクについて、実
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
施例1と同様にして動摩擦係数を求めた。それらの結果
を後記〔表1〕に示す。
【0040】
【表1】
【0041】上記〔表1〕の結果から、本発明の(1)
成分のかわりに、より吸油量の少ないカーボンブラック
を用いたフロッピーディスク(比較例1)及び本発明の
(3)成分のかわりに、よりmpの高い脂肪酸を用いた
フロッピーディスクは、動摩擦係数が、測定開始直後に
比べ100分後もしくは200分後に著しく大きくなっ
たのに対し、本発明の磁気記録媒体であるフロッピーデ
ィスクディスク(実施例1〜4)は、60℃及び5℃の
何れの環境下においてもほとんど動摩擦係数の経時変化
がなく、潤滑性が良好であり、且つ耐久性が大幅に改良
され、特定のカーボンブラックと特定の高級脂肪酸又は
脂肪酸エステルとを併用することにより、環境変化下で
もすぐれた耐久性が持続する磁気記録媒体を得ることが
できたことがわかる。
成分のかわりに、より吸油量の少ないカーボンブラック
を用いたフロッピーディスク(比較例1)及び本発明の
(3)成分のかわりに、よりmpの高い脂肪酸を用いた
フロッピーディスクは、動摩擦係数が、測定開始直後に
比べ100分後もしくは200分後に著しく大きくなっ
たのに対し、本発明の磁気記録媒体であるフロッピーデ
ィスクディスク(実施例1〜4)は、60℃及び5℃の
何れの環境下においてもほとんど動摩擦係数の経時変化
がなく、潤滑性が良好であり、且つ耐久性が大幅に改良
され、特定のカーボンブラックと特定の高級脂肪酸又は
脂肪酸エステルとを併用することにより、環境変化下で
もすぐれた耐久性が持続する磁気記録媒体を得ることが
できたことがわかる。
【0042】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、磁性層が磨耗
されにくく、且つ環境の変化に対して耐久性に優れたも
のである。
されにくく、且つ環境の変化に対して耐久性に優れたも
のである。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁性粉末および結合剤を含む磁性層を基
体上に設けてなる磁気記録媒体において、上記磁性層が
下記成分(1)、(2)及び(3)を含有することを特
徴とする磁気記録媒体。 (1)平均単一粒径が25〜130nmで、且つ吸油量
が300〜550ml/100gのカーボンブラック。 (2)平均単一粒径が300〜1000nmのカーボン
ブラック。 (3)融点(mp)が30℃以下の高級脂肪酸及び脂肪
酸エステルから選ばれる少なくとも一種。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33897291A JP2942650B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33897291A JP2942650B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05174363A true JPH05174363A (ja) | 1993-07-13 |
| JP2942650B2 JP2942650B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=18323067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33897291A Expired - Lifetime JP2942650B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2942650B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001001402A1 (fr) * | 1999-06-28 | 2001-01-04 | Teijin Limited | Support d'enregistrement magnetique |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP33897291A patent/JP2942650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001001402A1 (fr) * | 1999-06-28 | 2001-01-04 | Teijin Limited | Support d'enregistrement magnetique |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2942650B2 (ja) | 1999-08-30 |
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