JPH051745U - 原稿給送装置 - Google Patents
原稿給送装置Info
- Publication number
- JPH051745U JPH051745U JP5725691U JP5725691U JPH051745U JP H051745 U JPH051745 U JP H051745U JP 5725691 U JP5725691 U JP 5725691U JP 5725691 U JP5725691 U JP 5725691U JP H051745 U JPH051745 U JP H051745U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- feeding
- original
- fed
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙詰まり原稿を、こすれ傷を付けることな
く、また破損することなく除去すること。 【構成】 原稿の正常給送時は給送原稿通路から退却
し、原稿の紙詰まり発生時は給送原稿通路に突出するス
トッパ24の幅方向内側に、給送原稿の幅方向中央側に
傾斜する傾斜面24aを設ける、または原稿載置台に原
稿が載置されていることを検出するセンサを利用し、原
稿の紙詰まり発生時には、ストッパ24を給送原稿通路
から退却した状態に保持する保持手段を設け、原稿載置
台から原稿が全て撤去され、かつ紙詰まり原稿が除去さ
れたならば、前記センサの出力信号に基づき、ストッパ
24を給送原稿通路に突出させるようにした。
く、また破損することなく除去すること。 【構成】 原稿の正常給送時は給送原稿通路から退却
し、原稿の紙詰まり発生時は給送原稿通路に突出するス
トッパ24の幅方向内側に、給送原稿の幅方向中央側に
傾斜する傾斜面24aを設ける、または原稿載置台に原
稿が載置されていることを検出するセンサを利用し、原
稿の紙詰まり発生時には、ストッパ24を給送原稿通路
から退却した状態に保持する保持手段を設け、原稿載置
台から原稿が全て撤去され、かつ紙詰まり原稿が除去さ
れたならば、前記センサの出力信号に基づき、ストッパ
24を給送原稿通路に突出させるようにした。
Description
【0001】
この考案は、複写機、イメージリーダなどの画像処理装置のプラテン上に原稿
等を供給する原稿給送装置に関する。
【0002】
従来、原稿載置台に載置された原稿を複写機、イメージリーダなどの画像処理
装置のプラテン上に原稿等を供給する原稿給送装置においては、原稿載置台の原
稿進行方向下流側に原稿を繰り出すピックアップローラ(繰り出し手段)を設け
、さらにこのピックアップローラによって繰り出された複数枚の原稿をさばいて
前方の分離ローラ(分離手段)へと導く前さばき板(前さばき手段)を設け、ピ
ックアップローラによって繰り出された複数枚の原稿を前さばき板の隙間分離に
よってさばいた後、分離ローラによって1枚ずつ分離して画像処理装置のプラテ
ン上に給送するように構成されている。この場合、分離ローラの下流側の給送原
稿通路は、紙詰まり発生時に、その紙詰まりを起こした原稿を除去可能なように
、通路上方が開放できるようになっている。
【0003】
このような原稿給送装置において、給送原稿の先端を揃え、かつ原稿の紙詰ま
り発生時は給送原稿通路に突出して後続原稿の通路を塞ぎ、紙詰まりの再発を防
止するため、ピックアップローラと分離ローラとの間に、ストッパを設けたもの
がある。このストッパは、先端が角形形状をなし、前さばき板の両側に該前さば
き板に対向する方向から給送原稿通路に突出するように配設され、原稿の正常給
送時は給送原稿通路から退却し、原稿の紙詰まり発生時は給送原稿通路に突出し
、前さばき板とほぼ噛み合う状態で後続の原稿の通路を塞ぐようになっている。
【0004】
ところで、上記従来の原稿給送装置において、前さばき板は隙間分離の原理に
よって原稿をさばいているため、紙詰まりを除去する際に、この前さばき板をも
含めて開放式にすると、さばきのための隙間の間隔が保証されなくなる。このた
め、前さばき板は固定式に構成せざるを得ない。
【0005】
しかし、一方でストッパは原稿の紙詰まり発生時は給送原稿通路に突出し、後
続の原稿の通路を塞ぐ必要があるので、紙詰まりが発生した場合に、紙詰まり原
稿を引き抜いて除去しようとすると、紙詰まり原稿がストッパとの間に挟まれて
屈曲負荷を受け、原稿面にこすれ傷が付いたり、破損してしまうという問題が発
生していた。
【0006】
本考案は、このような従来の技術における問題点に鑑みてなされたもので、解
決しようとする課題は、紙詰まり原稿を破損することなく除去することができる
原稿給送装置を提供することである。
【0007】
本考案は、上記課題を達成するために、原稿載置台に載置した原稿を繰り出す
繰り出し手段と、この繰り出し手段によって繰り出された複数枚の原稿をさばき
、さらに前方の分離手段へと導く前さばき手段と、この前さばき手段の両側に該
前さばき手段に対向する方向から給送原稿通路に突出して給送原稿の先端を規制
し、原稿の正常給送時は給送原稿通路から退却し、原稿の紙詰まり発生時は給送
原稿通路に突出するストッパとを備え、前記繰り出し手段によって繰り出された
複数枚の原稿を前さばき手段によってさばいて給送する原稿給送装置において、
前記ストッパの幅方向内側に、給送原稿の幅方向中央側に傾斜する傾斜面を形成
した。
【0008】
また、原稿載置台に原稿が載置されていることを検出するセンサを利用し、原
稿の紙詰まり発生時は、前記ストッパを給送原稿通路から退却した状態に保持す
る保持手段を設け、原稿載置台から原稿が全て撤去され、かつ紙詰まりを起こし
た原稿が除去されたならば、このことを示す前記センサの出力信号に基づきスト
ッパを給送原稿通路に突出させるようにした。
【0009】
上記構成によれば、ストッパの幅方向内側に、給送原稿の幅方向中央側に傾斜
する傾斜面が形成されている。または、原稿載置台の原稿を全て撤去すると、ス
トッパが給送原稿通路から退却するので、紙詰まり原稿を引き抜く際の屈曲負荷
が和らげられる。このため、こすれ傷を付けることなく、また破損することなく
紙詰まり原稿を除去することができる。
【0010】
次に図面に基づき、本考案の実施例を説明する。
【0011】
原稿給送装置10は図1に示すように、画像形成装置、例えば電子複写装置(
以後、本体装置と称する)CのプラテンPの上に、図示しないヒンジ機構によっ
て上方に開放可能に載置され、本体装置Cの画像形成動作に対応して動作するよ
うなされている。
【0012】
装置10は、枠体11の上方部分に原稿載置台15が設けられ、この原稿載置
台15からの原稿を送る給紙部20と、原稿を前記プラテンP上に送って定位す
る搬送部50と、処理後の原稿を反転、もしくは排出する湾曲排出部70とから
構成されている。
【0013】
原稿載置台15は、載置台本体16と拡大用のサポータ17とから成っており
、本体16は給紙部20のピックアップローラ21に臨むところで枠体11に固
設された基台部16aと、この基台部16aに連接する屈折部16bとで構成さ
れ、屈折部16bに畳み込み可能にサポータ17が設けられている。基台部16
aにはさらに原稿の側縁を規制するトレーウオール18が配設されている。
【0014】
図1に見るように、前記屈折部16bの傾角βは基台部16aの傾角αよりも
大きく成されている。これは、給紙部20に供給される原稿が余り急な傾角によ
って多重給紙にならないようにし、しかも、サイズの大小に拘わらず原稿を中折
れ状態にし、原稿間の接触をほぐして多重給紙を防止させるためである。さらに
、後述の湾曲排出部70から排出されて来る原稿の紙端が衝突するのを防止する
ためでもある。
【0015】
なお、トレーウオール18は基台部16a側に取り付けられており、原稿サイ
ズに合わせて巾方向に移動させても、サポータ17の開閉の妨げにはならない。
給紙部20は図1、図9などに示すように、前記原稿載置台15を臨む位置に
、最下位原稿に接するピックアップローラ21が設けられ、該ピックアップロー
ラ21上の原稿の上に適時に押圧力を加えるウエート板ばね23が配設され、さ
らにその先にはピックアップローラ21から繰り出された複数枚の原稿の先端を
分離ローラ26との外周面との間に隙間によってさばく前さばき板90が配設さ
れている。
【0016】
また、ウエート板ばね23の位置にはエンプテイセンサ43が配設されている
。
【0017】
ピックアップローラ21の先には、原稿載置台15上の原稿の先端部を規制す
るストッパ24が配設され、分離部25へと続いている。
【0018】
ストッパ24は、図1および図10(a)に示すように、前さばき板90と対
向する向きに突出し、幅方向内側には、給送原稿の幅方向中央側に傾斜した傾斜
面24aが形成されている。この傾斜面は直線状の平面に限らず、円弧状の曲面
であってもよい。このストッパ24は、原稿の正常給送時は給送通路から退却し
、紙詰まり発生時は給送通路に突出するようになっている。なお、このストッパ
24の原稿接触部分は摩擦抵抗の小さい樹脂材料、または剛性材料等で形成され
ている。
【0019】
分離部25は、分離ローラ26と、この分離ローラ26に摺接して原稿を分離
する分離パッド27とから成っている。
【0020】
分離パッド27はパッドホルダ28に保持されており、このパッドホルダ28
は給紙部カバー22に固設されたホルダ受け30に分離ばね29を介して支持さ
れている。
【0021】
分離部25の先には、外側ガイド32と内側ガイド33とで形成された給紙ガ
イド31が構成されている。この給紙ガイド31は、原稿の先端がレジストロー
ラ35に到達した後にも、分離ローラ26に送られ、大きく湾曲してスキュウ矯
正がなされる余裕を与えるため、広い空間を構成している。また原稿の後端が分
離ローラ26を離れた瞬間外側ガイド32をたたいて打撃騒音を発しないよう、
弾性薄片(マイラー)34が配設されている。
【0022】
そして、その先には分離された一枚の原稿の姿勢を整えるため先端を一時保持
するレジストローラ35ならびにピンチローラ36が配設されている。
【0023】
なお、図示はしていないが、前記ピックアップローラ21、分離ローラ26お
よびレジストローラ35は共用の駆動モータで駆動され、正転時にはピックアッ
プローラ21と分離ローラ26が、逆転時にはレジストローラ35が駆動される
ように成されている。
【0024】
前記レジストローラ35の先には、原稿を搬送部50に導く繰込ガイド部45
が設けられている。
【0025】
前記繰込ガイド部45の開口端45aは、図1、図9、図10などに示すよう
に、本体装置CのプラテンPの給紙側端縁P1と、最大の複写用紙サイズに対応
する本体装置Cの露光限界位置P2との中間位置に配設され、原稿はプラテンP
上に直接給送され、プラテンPの前記端縁P1に係合することのないように成さ
れている。
【0026】
ピンチローラ36は上記各図に示すように、ピンチレバー38に軸支され、こ
のピンチレバー38は外側ガイド32に設けられたピンチレバー軸39に枢支さ
れている。そして、ピンチレバー38の他端には圧接ばね40が設けられている
。
【0027】
図9に示すように、ピンチレバー軸39とローラ軸36aとの距離l1は前記
軸39と圧接ばね40のばね引掛部42との距離l2よりも小さく、したがって
ローラ軸36aに直接引掛けた圧接ばねよりも、本実施例のように配設した圧接
ばね40の方が同一圧接力をより小さなばね力で得ることが出来、また同図に見
るように、ばねの取り付け長さaも、繰込ガイド部45が搬送部50側に偏倚し
て設けられた下部空間にばね支点41をおくことが出来るので、ローラ軸36a
に直接引っ掛けるよりも長くすることが可能となり、このため、ピンチローラ3
6の僅かの揺動にたいして殆ど圧接力が変化せず、均一な保持力で原稿を挟んで
送ることができる。
【0028】
前記レジストローラ35に給紙された原稿を検知するレジストセンサ37が配
されているが、同センサ37は発光部37Aと受光部37Bとで構成されている
。しかして、受光部37Bは図9等に示すように、給送される原稿などからの塵
埃を極力避けるように給紙ガイド31から可なり隔たった位置に配設されている
。
【0029】
なお、給紙部カバー22は図10に示すように、ばね引掛部42近傍を中心に
、上方に開口できるように成されている。
【0030】
搬送部50は図1に示すように、一対のベルトローラ即ち駆動ローラ51と従
動ローラ52と、これらベルトローラ51、52の間に張設された巾広の搬送ベ
ルト63とから構成されている。またこれら両ベルトローラ51、52の間には
、複数組の抑えローラ61が配設されている。
【0031】
図2および図3に、駆動ローラ51の側板12への取り付け構造を示す。従動
ローラ52側も同様の構成を成している。
【0032】
側板12には図2に示すように、駆動ローラ51の軸受53を丁度嵌着させる
支持軸穴13が穿設されており、同支持軸穴13には同図に見るような開放切欠
部13aが設けられている。
【0033】
一方、側板12の外側には前記軸受53の下方を支持する支持手段としてのス
ライドプレート57が摺動自在に設けられている。
【0034】
スライドプレート57には一対の案内手段を構成するスライドピン58が植設
されており、一方側板12には前記スライドピン58を案内する同じく案内手段
を構成するスライド長穴14が穿設されている。なお、スライドプレート57が
側板12から離脱しないように、前記スライドピン58にはEリング59が施さ
れている。
【0035】
スライドプレート57の先端部は軸受支持部57aに形成されているとともに
、該軸受支持部57aを駆動ローラ51の軸受53の下方を支持させた位置では
固定小ねじ60で側板12に固定される。
【0036】
抑えローラ61は図4、図5に示すように、ローラ軸61aの両端部を側板1
2に固設された抑えローラホルダ62に支持されている。
【0037】
前記抑えローラホルダ62は、可撓性材料によって構成されているから、ロー
ラ軸61aは下方に圧し下げることにより、スプリット部62aから容易に脱落
させることができる。
【0038】
ベルトローラ51、52と搬送ベルト63との関係を図11に示す。なお、同
図はベルトローラ51、52ならびに搬送ベルト63の関係説明図であり、前記
スライドプレート57等は省略してある。
【0039】
駆動ローラ51には、搬送ベルト63の縁辺を規制する端部規制部材51cが
設けられており、その間隔L1は搬送ベルト63の巾寸法L0にほぼ見合うように
なされている。
【0040】
一方の従動ローラ52は、この従動側に大きく出る搬送ベルト63の蛇行を逃
がすように、ローラ円筒部52aの長さ寸法L2は、前記L1よりかなり大きく成
されている。
【0041】
次に湾曲排出部70の構成を説明する。
【0042】
湾曲排出部70の外殻は図6に見るように、枠体11と一体の固定部75と、
この固定部75に対して回動軸77aを支点に開く反転カバー77とから成って
いる。そして内部には搬送部50からの原稿を受ける入口ガイド部71の先に、
原稿を大きく回向させる反転ローラ74を備えており、さらにその先には原稿を
反転して再度搬送部50に帰還させるか、枠体11外部の処理済み原稿スタッカ
19に排出させるかを切り換える切換手段であるフラッパ82などを収納してい
る。
【0043】
入口ガイド部71には、原稿を反転ローラ74に押し付ける入口ガイドローラ
72が設けられ、その手前には長いレバー73aを有するレバー式センサ73が
配設され、反対に下流側の入口固定壁71aには図8に示すような多数の舌を有
する櫛状舌片76が一体に成型されて設けられている。
【0044】
一方、反転カバー77の内側には中間ガイド部78が構成されている。そして
、この中間ガイド部78の前記櫛状舌片76に対応するする箇所は、本来入口側
段差部Aを構成しているが、該箇所には図8に示すような前記櫛状舌片76と交
互に交差する多歯状部78aが形成されている。なお前記櫛状舌片76と前記多
歯状部78aとで円弧状ガイド部を構成している。
【0045】
前記中間ガイド部78の先端部には出口ガイドローラ80が反転カバー77側
に軸支されており、その先には本来出口側段差部Bが形成されるのであるが、こ
の出口ガイド部79を臨んで図7に示すように出口側櫛状舌片81が一体に形成
されている。そして、フラッパ82には前記出口側櫛状舌片81に交差する多歯
状部82aが形成されている。
【0046】
フラッパ82の上辺は排出側82bを、また下辺は反転側82cとなっている
。そして前記排出側82bの先には排出ローラ83が、また反転側82cは再送
入ガイド部84に通じている。
【0047】
次に作用を説明する。
【0048】
原稿載置台15に載置された原稿は、基台部16aと傾角を異にする屈折部1
6bとによって湾曲状態で載置されているので、原稿相互間に隙間が生じ、相互
の摩擦力が減少して二重送りの防止に寄与する。載置台本体16より大なる原稿
を載置するときにはサポータ17を広げ、屈折部16bを拡大して使用する。
【0049】
原稿は給紙部20のストッパ24に阻止されており、給紙信号によってストッ
パ24は給送通路下方に退却して通路を開通すると同時に、ウエート板ばね23
が下降し、原稿を介してピックアップローラ21に押圧力をあたえ、ピックアッ
プローラ21は最下位の原稿に接してこれを前方に送る。そして数枚の原稿が前
さばき板90方向へ送られ、この前さばき板90の先端部分で分離ローラ26外
周面との間の隙間によって原稿先端部分がさばかれる。さばかれた原稿は分離部
25に送られ、分離パッド27によって最下位のもの以外は阻止され、最下位の
一枚のみが給紙ガイド31に送り込まれる。
【0050】
そして、紙端がレジストローラ35とピンチローラ36との間に挟まれ、進行
が阻止される。しかし、原稿の後部は分離ローラ26によって引き続き送られて
いるから、原稿は給紙ガイド31内に大きく湾曲し、この間にスキューなどが修
正される。
【0051】
なお、前記分離パッド27は原稿に接してその進行を阻止するブレーキ材であ
るため、分離ローラ26による原稿の給送は搬送力は必ずしも強力なものではな
い。そこで上記動作中、前記ウエート板ばね23は継続して原稿に対し押圧力を
加え続けている。
【0052】
そして、レジストセンサ37のタイムアップによって図示しない駆動モータが
逆転し、レジストローラ35による給紙が始動するとともに、分離ローラ26、
ピックアップローラ21の駆動は解除され、ウエート板ばね23は上昇し、押圧
力を解放する。そして原稿は繰込ガイド部45を経て搬送部50へ給紙される。
上記までの動作を図12のタイミングチャートに示す。
【0053】
ピンチローラ36は軸39に揺動可能に軸支されたピンチレバー38に枢支さ
れ、レバー比l2/l1のところのばね支点41で圧接ばね40によって圧接され
ており、しかもこの圧接ばね40は、繰込ガイド部45が搬送部50側に偏倚し
ている広い場所に設けられているから、取り付け長さaは大きく、従ってピンチ
ローラ36の圧接力は常に一様である。
【0054】
給紙部20はジャムが発生しやすい部分であるが、図13のように分離部25
の主要部とともに上方に大きく開口できるように構成されているから、ジャム処
理を迅速に行うことができる。
【0055】
ジャムが発生した場合、ストッパ24は図示しないスプリングの弾発力によ
って前さばき板90方向に突出し、後続原稿の給送通路を塞ぐ。これによって、
後続原稿のジャムの再発が防止される。そして、ジャムを起こした原稿は給紙部
20を図13のように開口し、給送方向に引き抜くことにより除去する。この際
、ストッパ24が図10のように構成されているので、引き抜かれる原稿は図1
0(b)に破線Aで示すように緩やかに湾曲して屈曲負荷が和らげられた状態で
引き抜かれる。従って、ストッパ24が給送通路に突出していたとしても、ジャ
ムを起こした原稿を、かすり傷を付けたり、破損したりすることなく除去するこ
とができる。このようなジャム処理を終了したならば、給紙部20を閉じること
により正常状態に復帰する。
【0056】
繰込ガイド部45の開口端45aは本体装置CのプラテンPの端縁P1と最大
複写用紙サイズのときの露光限界P2との中間部に開口しているから、原稿はプ
ラテン端部に抵触することなく、円滑に搬送部50に給紙される。
【0057】
搬送部50に送入された原稿は、そのままプラテンP上に定位されることもあ
るが、本実施例のような下取りの場合には、上向きに積載された原稿の順序通り
に処理済み原稿を処理済み原稿スタッカ19上に積載し、また複写された用紙も
原稿の順序通りに集積するため、一旦搬送部50から、湾曲排出部70を通り、
再送入ガイド部84から再度搬送部50の搬送ベルト63の下部にくりこまれ、
搬送ベルト63の逆転によって給紙部20方向に逆送された後、正転して定位用
ストッパ85によって定位する。
【0058】
本体装置Cの露光処理を受けた後、搬送ベルト63の正転によって原稿は湾曲
排出部70に送られる。そして、この場合にはフラッパ82は図6において反時
計方向に回動し、原稿はフラッパ82の排出側82bを通り、排出ローラ83に
よって排出原稿トレー19上に排出される。この際、原稿の先端が原稿載置台1
5と干渉しないよう、前記原稿載置台15の屈折部16bは上方に向けられてい
る。
【0059】
搬送部50における搬送ベルト63は、原稿との間に摩擦力を働かせ、原稿を
プラテンP上に滑らせるのであるから、ベルト表面が摩耗したりすると、前記摩
擦力がなくなったり、ムラが生じてスキュー送りとなったりする。また、搬送ベ
ルト63は搬送作用のみならず、原稿の白色背景を構成するものであるから、汚
染した状態では使用出来ない。このため、搬送ベルト63はときに交換しなけれ
ばならない。
【0060】
搬送ベルト63を交換するには、まず図示しないヒンジを軸にして装置10を
上方に持ち上げ、下から見上げるような状態にして第1に抑えローラ61を下方
に引き下げて外す。抑えローラ軸61aは図5のように抑えローラホルダ62の
スプリット部62aから容易に取り外すことができる。
【0061】
次いで、駆動ローラ51側のスライドプレート57の固定小ねじ60を外し、
スライドプレート57をスライド長穴14に沿って移動させ、軸受支持部57a
を駆動ローラ51の軸受53の下部から排除する。このようにすれば、駆動ロー
ラ51は側板12の開放切欠部13aから下方に脱落し、搬送ベルト63から外
すことができる。
【0062】
従動ローラ52も同様に取り外すことができ、搬送ベルト63は容易に交換す
ることが可能である。
【0063】
搬送ベルト63を交換して、各ベルトローラ51、52を取り付けるには、上
記と逆順序で行えばよい。
【0064】
搬送ベルト63は、蛇行により各ベルトローラ51、52の上で移動する。特
に従動ローラ52側における蛇行が大きく現れる傾向がある。
【0065】
しかしながら、図11に示すように従動ローラ52は端部規制部材を有せず、
しかもその巾方向長L2は駆動ローラ51の端部規制部材51c間の寸法L1より
も相当大きくなっているから、蛇行によっても搬送ベルト63は脱落することが
ない。
【0066】
湾曲排出部70に送られた原稿は、入口ガイド部71に設けられたレバー式セ
ンサ73に検知され、反転ローラ74が始動する。同時にこの情報によって、装
置10の次の給紙動作が開始される。
【0067】
原稿は反転ローラ74と入口ガイドローラ72とに挟持されて送られ、入口固
定壁71aから突設された櫛状舌片76に案内され、そのまま中間ガイド部78
の多歯状部78aに引き継がれるから、移行は極めて円滑になされる。また原稿
後紙端も前記箇所において段差部がないから、反発による打撃騒音も発しない。
原稿は中間ガイド部78に沿って進行し、出口ガイドローラ80から出口側櫛
状舌片81に至る。そして、フラッパ82が反転側すなわち図6において時計方
向に切り換わっているときには、前記櫛状舌片81は図7のようにフラッパ82
の多歯状部82aと交差し、原稿は円滑に再送入ガイド部84に進入するととも
に、後紙端の反発による打撃騒音を生じない。
【0068】
フラッパ82が図6の位置にあるときには、原稿はフラッパ82の排出側82
bを通り、排出ローラ83を介して排出され、処理済み原稿スタッカ19上に積
載される。
【0069】
湾曲排出部70にジャムが発生した場合には反転カバー77を後方に開けば、
図6のように内部は大きく開放され、容易にジャム処理がなし得る。
<他の実施例>
上記の実施例において、前さばき板90を弾性の小さい剛性材料で構成した場
合、画像形成面を上側にして原稿載置台に載置するものでは、前さばき板90に
よって原稿をさばく際に原稿束重量が最下層の原稿の先端に集中するので、最下
層の原稿が前さばき板90の隙間を通過する時に印字インクがその1枚上の原稿
の裏面の先端部分に転写されてしまい、先端部分を汚してしまうことがある。
【0070】
そこで、図13に示すように、前さばき板90を給送方向に向かって2段に構
成し、前段には弾性係数の大きな樹脂材料等で構成した部材91を用いることに
より、最下層の原稿に作用する原稿束重量を分散させるようにする。このように
すれば、最下層の原稿の印字インクがその1枚上の原稿の裏面の先端部分に転写
されてしまい、先端部分を汚してしまうことを防止できたうえ、原稿の分離能力
を向上させることが可能になる。
【0071】
また、ストッパ24の幅方向内側に、給送原稿の幅方向中心方向に傾斜する傾
斜面を形成する代わりに、原稿載置台15に原稿が載置されていることを検出す
るエンプティセンサ43を利用し、原稿の紙詰まり発生時には、図13に破線で
示すソレノイドSL(保持手段)によってストッパ24を給送原稿通路から退却
した状態に保持し、紙詰まり原稿を引き抜く際の障害を取り除き、この状態で原
稿載置台15から原稿が全て撤去され、かつ紙詰まりを起こした原稿が原稿通路
から除去された場合には、このことを示す前記センサ43の出力信号に基づき、
ソレノイドSLを解除し、ストッパ24を再び給送原稿通路に突出させるように
構成する。
【0072】
このように構成することによっても紙詰まり原稿を破損することなく除去する
ことができる。
<変形例>
搬送ベルト63の蛇行による脱落防止のため、従動ローラ52に端部規制部材
を設けず、しかも円筒部52aの長さを長くした第1実施例の代わりに、端部規
制部材68cを有する従動ローラ68を具備した装置10でもよい。(図14)
本変形例では、駆動ローラ51の端部規制部材51c間の寸法L1よりも、従
動ローラ68の端部規制部材68c間の寸法L3を大きくして成っている。なお
、作用と効果については、前記第1実施例と同様であり、説明は省略する。
【0073】
以上要するにこの考案は、原稿載置台に載置した原稿を繰り出す繰り出し手段
と、この繰り出し手段によって繰り出された複数枚の原稿をさばき、さらに前方
の分離ローラへと導く前さばき手段と、この前さばき手段の両側に該前さばき手
段に対向する方向から給送原稿通路に突出して給送原稿の先端を規制し、原稿の
正常給送時は給送原稿通路から退却し、原稿の紙詰まり発生時は給送原稿通路に
突出するストッパとを備え、前記繰り出し手段によって繰り出された複数枚の原
稿を前さばき手段によってさばきながら給送する原稿給送装置において、前記ス
トッパの幅方向内側に、給送原稿の幅方向中央側に傾斜する傾斜面を設ける、ま
たは原稿載置台に原稿が載置されていることを検出するセンサを利用し、原稿の
紙詰まり発生時には、前記ストッパ板を給送原稿通路から退却した状態に保持す
る保持手段を設け、原稿載置台から原稿が全て撤去され、かつ紙詰まりを起こし
た原稿が除去されたならば、このことを示す前記センサの出力信号に基づきスト
ッパを給送原稿通路に突出させるようにしたものである。このため、紙詰まり原
稿を引き抜く際の屈曲負荷が和らげられ、あるいは障害がなくなり、こすれ傷を
付けることなく、また破損することなく紙詰まり原稿を除去することができる。
【図1】この考案に係る原稿給送装置の縦断側面図であ
る。
る。
【図2】スライドプレート近傍の側面図である。
【図3】駆動ローラ側のスライドプレート近傍の構造を
示す部分平面図である。
示す部分平面図である。
【図4】抑えローラの支持部の側面図である。
【図5】抑えローラの支持部の横断面図である。
【図6】湾曲排出部の縦断面図である。
【図7】フラッパ近傍の構成説明図である。
【図8】フラッパ近傍の入口側櫛状舌片近傍の構成説明
図である。
図である。
【図9】給紙部の縦断側面図である。
【図10】前さばき板とストッパの上面図である。
【図11】搬送ベルトとベルトローラとの関係を示す説
明図である。
明図である。
【図12】給紙部の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図13】開放時の給紙部の縦断側面図である。
【図14】搬送ベルトとベルトローラとの関係の変形例
の説明図である。
の説明図である。
C 画像形成装置(電子複写装置)
P プラテン
P1 プラテンの給紙側端縁
P2 最大用紙サイズにおける露光限界
A 入口側段差部
B 出口側段差部
10 原稿給送装置
11 枠体
12 側板
13 支持軸穴
13a 開放切欠部
14 スライド長穴
15 原稿載置台
20 給紙部
24 ストッパ
24a 傾斜面
25 分離部
35 レジストローラ
36 ピンチローラ
38 ピンチレバー
43 エンプティセンサ
45 繰込ガイド部
45a 繰込ガイド部の開口端
50 搬送部
51 駆動ローラ(ベルトローラ)
51c 端部規制部材
52 従動ローラ(ベルトローラ)
53 駆動ローラの軸受
54 従動ローラの軸受
57 スライドプレート(支持手段)
57a 軸受支持部
58 スライドピン
60 固定小ねじ
61 抑えローラ
61a 抑えローラ軸
62 抑えローラホルダ
63 搬送ベルト
65 回動プレート(支持手段)(変形例)
66 回動支点
68 従動ローラ(変形例)
68c 端部規制部材
70 湾曲排出部
71 入口ガイド部
73 レバー式センサ
73a センサレバー
74 反転ローラ
75 固定部
76 櫛状舌片
78 中間ガイド部
78a 多歯状部
79 出口ガイド部
81 出口側櫛状舌片
82 フラッパ(切換手段)
82a 多歯状部
90 前さばき板
SL ソレノイド
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿載置台に載置した原稿を繰り出す繰
り出し手段と、この繰り出し手段によって繰り出された
複数枚の原稿をさばき、さらに前方の分離手段へと導く
前さばき手段と、この前さばき手段の両側に該前さばき
手段に対向する方向から給送原稿通路に突出して給送原
稿の先端を規制し、原稿の正常給送時は給送原稿通路か
ら退却し、原稿の紙詰まり発生時は給送原稿通路に突出
するストッパとを備え、前記繰り出し手段によって繰り
出された複数枚の原稿を前さばき手段によってさばいて
給送する原稿給送装置において、前記ストッパの幅方向
内側に、給送原稿の幅方向中央側に傾斜する傾斜面を形
成したことを特徴とする原稿給送装置。 - 【請求項2】 原稿載置台に原稿が載置されていること
を検出するセンサと、原稿載置台に載置した原稿を繰り
出す繰り出し手段と、この繰り出し手段によって繰り出
された複数枚の原稿をさばき、さらに前方の分離手段へ
と導く前さばき手段と、この前さばき手段の両側に該前
さばき手段に対向する方向から給送原稿通路に突出して
給送原稿の先端を規制し、原稿の正常給送時は給送原稿
通路から退却し、原稿載置台から原稿が全て撤去された
時はこのことを示す前記センサの出力信号に基づき給送
原稿通路に突出するストッパとを備え、前記繰り出し手
段によって繰り出された複数枚の原稿を前さばき手段に
よってさばいて給送する原稿給送装置において、原稿の
紙詰まり発生時に、前記ストッパを給送原稿通路から退
却した状態に保持する保持手段を設けたことを特徴とす
る原稿給送装置。 - 【請求項3】 前記ストッパの原稿接触部分は摩擦係数
の少ない樹脂材料によって形成されていることを特徴と
する請求項1または2記載の原稿給送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991057256U JP2565858Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 原稿給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991057256U JP2565858Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 原稿給送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051745U true JPH051745U (ja) | 1993-01-14 |
| JP2565858Y2 JP2565858Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13050450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991057256U Expired - Fee Related JP2565858Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 原稿給送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565858Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62105835A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カ−ド送り出し装置 |
| JPS63190235U (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-07 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP1991057256U patent/JP2565858Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62105835A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カ−ド送り出し装置 |
| JPS63190235U (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565858Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6547235B2 (en) | Sheet sorting apparatus and automatic document feeder apparatus including the same | |
| JP3556038B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JP3451472B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH0616344A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
| JPH07199556A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
| JP3713469B2 (ja) | シート送り装置及び画像読取装置 | |
| JP3249708B2 (ja) | シート材給送装置、画像読取装置及び画像形成装置 | |
| JP3337978B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
| JPH10218432A (ja) | 用紙搬送装置 | |
| EP0353270A1 (en) | SHEET SEPARATOR. | |
| US5102116A (en) | Friction retard feeder with a concave retard pad | |
| JPH02305743A (ja) | シート搬送装置 | |
| JPH10218503A (ja) | 原稿搬送装置 | |
| JP4315031B2 (ja) | 給紙カセット | |
| US5269505A (en) | Friction retard feeder with a stepped retard pad | |
| JPH051745U (ja) | 原稿給送装置 | |
| JPH02127333A (ja) | 給紙装置 | |
| JP2504654Y2 (ja) | 原稿給送装置 | |
| JPH10167502A (ja) | 給紙装置 | |
| JP2000034023A (ja) | シート積載手段と該手段を備えた画像形成装置 | |
| JP2849846B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
| JP2504653Y2 (ja) | 原稿給送装置 | |
| JPH11236141A (ja) | 自動原稿給紙装置 | |
| JP2589300Y2 (ja) | シート搬送装置 | |
| JP2849824B2 (ja) | シート搬送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |