JPH05174682A - 電磁接触器の取付姿勢補正装置 - Google Patents
電磁接触器の取付姿勢補正装置Info
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- JPH05174682A JPH05174682A JP35464191A JP35464191A JPH05174682A JP H05174682 A JPH05174682 A JP H05174682A JP 35464191 A JP35464191 A JP 35464191A JP 35464191 A JP35464191 A JP 35464191A JP H05174682 A JPH05174682 A JP H05174682A
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- slider
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電磁接触器を床面や天井面に取り付けたときの
可動部に対する重力の影響を除く。 【構成】ケース15と裏蓋16とからなる本体内にスラ
イダ17とスライド駒18とが収納された取付姿勢補正
装置14を図示しない電磁接触器の上部フレームに装着
し、補正スプリング19を保持したスライダ17を係合
突起17aを介して電磁接触器の接点支えに連結する。
図示状態からスライド駒18を左右いずれかに移動させ
て凸部18c又は18dを作動板20又は21と本体と
の間に進入させ、補正スプリング19を圧縮すると、こ
の補正スプリング19はスライダ17を図の上方又は下
方に付勢する。このばね力をスライダ17に連結された
電磁接触器の可動部に及ぼしこれに働く重力を打ち消
す。
可動部に対する重力の影響を除く。 【構成】ケース15と裏蓋16とからなる本体内にスラ
イダ17とスライド駒18とが収納された取付姿勢補正
装置14を図示しない電磁接触器の上部フレームに装着
し、補正スプリング19を保持したスライダ17を係合
突起17aを介して電磁接触器の接点支えに連結する。
図示状態からスライド駒18を左右いずれかに移動させ
て凸部18c又は18dを作動板20又は21と本体と
の間に進入させ、補正スプリング19を圧縮すると、こ
の補正スプリング19はスライダ17を図の上方又は下
方に付勢する。このばね力をスライダ17に連結された
電磁接触器の可動部に及ぼしこれに働く重力を打ち消
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可動部に対する重力
の作用を補正して、電磁接触器を床面や天井面にも取り
付けられるようにする電磁接触器の取付姿勢補正装置に
関する。
の作用を補正して、電磁接触器を床面や天井面にも取り
付けられるようにする電磁接触器の取付姿勢補正装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図11は電磁接触器の一般例を示す縦断
面図である。図において、下部フレーム1に固定鉄心2
が固定され、これに対向して可動鉄心3が配置されてい
る。固定鉄心2には電磁コイル4が装着され、また可動
鉄心3には絶縁材料からなる接点支え5が連結されてい
る。接点支え5の窓穴6には可動接点7と圧縮ばねから
なる接触スプリング8とが保持されている。
面図である。図において、下部フレーム1に固定鉄心2
が固定され、これに対向して可動鉄心3が配置されてい
る。固定鉄心2には電磁コイル4が装着され、また可動
鉄心3には絶縁材料からなる接点支え5が連結されてい
る。接点支え5の窓穴6には可動接点7と圧縮ばねから
なる接触スプリング8とが保持されている。
【0003】下部フレーム1の上面には上部フレーム9
が取り付けられ、これに固定接点10が固定されてい
る。また、接点支え5は上部フレーム9のガイド面11
にスライド自在に案内され、電磁コイル4との間に挿入
された圧縮ばねからなるバックスプリング12により、
電磁コイル4の図示無励磁状態で可動接点7を固定接点
10から開離させている。
が取り付けられ、これに固定接点10が固定されてい
る。また、接点支え5は上部フレーム9のガイド面11
にスライド自在に案内され、電磁コイル4との間に挿入
された圧縮ばねからなるバックスプリング12により、
電磁コイル4の図示無励磁状態で可動接点7を固定接点
10から開離させている。
【0004】いま、電磁コイル4が励磁されると、可動
鉄心3は固定鉄心2に吸引され、接点支え5に保持され
た可動接点7は固定接点10に接触する。可動接点7が
固定接点10に接触しても可動鉄心3は固定鉄心2に当
接するまで更に吸引され、その間に接触スプリング8が
圧縮されて可動、固定接点7,10間に所要の接触圧力
が与えられる。電磁コイル4の励磁が切れると、可動接
点7はバックスプリング12及び接触スプリング8の力
により図示位置に復帰する。なお、電磁接触器は通常補
助接点を備えているが、ここでは簡略化するために省い
てある。
鉄心3は固定鉄心2に吸引され、接点支え5に保持され
た可動接点7は固定接点10に接触する。可動接点7が
固定接点10に接触しても可動鉄心3は固定鉄心2に当
接するまで更に吸引され、その間に接触スプリング8が
圧縮されて可動、固定接点7,10間に所要の接触圧力
が与えられる。電磁コイル4の励磁が切れると、可動接
点7はバックスプリング12及び接触スプリング8の力
により図示位置に復帰する。なお、電磁接触器は通常補
助接点を備えているが、ここでは簡略化するために省い
てある。
【0005】図12は図11の電磁接触器の負荷特性を
示すもので、横軸が固定、可動鉄心2,3間の開き、縦
軸が可動鉄心3に作用する吸引力及びこれに対する負荷
力である。図において、バックスプリング12の負荷力
Bは可動鉄心3の吸引につれて次第に大きくなるが、可
動接点7が固定接点10に接触するとこれに接触スプリ
ング8の負荷力Pが加わり、負荷力は全体としてこれら
の和(B+P)に急増するその後、この負荷力は可動鉄
心3が固定鉄心2に当接するまで次第に大きくなる。一
方、吸引力は図示の曲線のように変化し、負荷力(B+
P)に抗して可動鉄心3を固定鉄心2に向かって移動さ
せる。したがって、吸引力は負荷力(B+P)を上回っ
ていなければならない。
示すもので、横軸が固定、可動鉄心2,3間の開き、縦
軸が可動鉄心3に作用する吸引力及びこれに対する負荷
力である。図において、バックスプリング12の負荷力
Bは可動鉄心3の吸引につれて次第に大きくなるが、可
動接点7が固定接点10に接触するとこれに接触スプリ
ング8の負荷力Pが加わり、負荷力は全体としてこれら
の和(B+P)に急増するその後、この負荷力は可動鉄
心3が固定鉄心2に当接するまで次第に大きくなる。一
方、吸引力は図示の曲線のように変化し、負荷力(B+
P)に抗して可動鉄心3を固定鉄心2に向かって移動さ
せる。したがって、吸引力は負荷力(B+P)を上回っ
ていなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁接触器
を配電盤などに取り付ける場合には、図11に示すよう
に垂直な取付面13に水平に取り付けるのが一般的であ
る。しかし、取付けスペースや配線などの関係で水平な
床面や天井面に垂直に取り付ける場合がある。ところ
が、垂直面取付け用の電磁接触器をそのまま水平面に取
り付けると次のような不都合が生じる。すなわち、垂直
面取付けの場合には可動鉄心3や接点支え5などの可動
部の重量はガイド面11で支持されるのでバックスプリ
ング12の復帰力には影響しないのに対し、床面取付け
の場合には可動部の重量がバックスプリング12に逆ら
うように働くので、可動部の復帰力が不足して正常な動
作ができない。これに対して、天井面取付けの場合には
床面取付けと逆に可動部重量がバックスプリングと同方
向に加わるので、負荷力が増加して正常な動作ができな
い。
を配電盤などに取り付ける場合には、図11に示すよう
に垂直な取付面13に水平に取り付けるのが一般的であ
る。しかし、取付けスペースや配線などの関係で水平な
床面や天井面に垂直に取り付ける場合がある。ところ
が、垂直面取付け用の電磁接触器をそのまま水平面に取
り付けると次のような不都合が生じる。すなわち、垂直
面取付けの場合には可動鉄心3や接点支え5などの可動
部の重量はガイド面11で支持されるのでバックスプリ
ング12の復帰力には影響しないのに対し、床面取付け
の場合には可動部の重量がバックスプリング12に逆ら
うように働くので、可動部の復帰力が不足して正常な動
作ができない。これに対して、天井面取付けの場合には
床面取付けと逆に可動部重量がバックスプリングと同方
向に加わるので、負荷力が増加して正常な動作ができな
い。
【0007】したがって、従来は床面取付けや天井面取
付けの場合には、垂直面取付け用と異なった電磁接触
器、すなわち可動部重量を補正したバックスプリングを
用いた床面取付けや天井面取付け専用の電磁接触器を使
用していた。しかし、このような従来の対応では取付け
姿勢に応じて仕様の異なる電磁接触器を用意しなければ
ならないので面倒であった。また、床面取付けや天井面
取付けのケースは比較的少ないのでそのための電磁接触
器は特殊品となり、価格が高くなったり納期が長くなっ
たりした。そこで、この発明は、垂直面取付用の電磁接
触器をそのままの仕様で床面や天井面に取り付けられる
ようにする取付姿勢補正装置を提供することを目的とす
るものである。
付けの場合には、垂直面取付け用と異なった電磁接触
器、すなわち可動部重量を補正したバックスプリングを
用いた床面取付けや天井面取付け専用の電磁接触器を使
用していた。しかし、このような従来の対応では取付け
姿勢に応じて仕様の異なる電磁接触器を用意しなければ
ならないので面倒であった。また、床面取付けや天井面
取付けのケースは比較的少ないのでそのための電磁接触
器は特殊品となり、価格が高くなったり納期が長くなっ
たりした。そこで、この発明は、垂直面取付用の電磁接
触器をそのままの仕様で床面や天井面に取り付けられる
ようにする取付姿勢補正装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、可動部に対
する重力の影響を打ち消す作用をする補正スプリングを
外付けにより付加することによって上記目的を達成しよ
うとするものである。すなわち、この発明の取付姿勢補
正装置は、電磁コイルの励磁により可動部を駆動して可
動接点を開閉動作させる電磁接触器の前記可動部を案内
する上部フレームに着脱自在に装着される本体と、この
本体に滑動自在に保持され一端が前記可動部に着脱自在
に連結されるスライダと、このスライダと前記本体との
間に挿入され、電磁接触器が床面又は天井面に取り付け
られた場合に前記可動部に対して重力と逆向きのばね力
を作用させる補正スプリングとからなるものとする。
する重力の影響を打ち消す作用をする補正スプリングを
外付けにより付加することによって上記目的を達成しよ
うとするものである。すなわち、この発明の取付姿勢補
正装置は、電磁コイルの励磁により可動部を駆動して可
動接点を開閉動作させる電磁接触器の前記可動部を案内
する上部フレームに着脱自在に装着される本体と、この
本体に滑動自在に保持され一端が前記可動部に着脱自在
に連結されるスライダと、このスライダと前記本体との
間に挿入され、電磁接触器が床面又は天井面に取り付け
られた場合に前記可動部に対して重力と逆向きのばね力
を作用させる補正スプリングとからなるものとする。
【0009】その場合、補正スプリングを圧縮コイルば
ねで形成するとともに、両端に凸部を有するスライド駒
を本体内に滑動自在に装着し、このスライド駒を左右に
切り換えて前記凸部を前記本体と前記補正スプリングの
両端との間に交互に進入させることにより、可動部に対
する前記補正スプリングのばね力の向きを反転できるよ
うに構成することにより、同一装置を床面取付用と天井
面取付用の双方に切り換え使用できるようになる。上記
補正装置は補助継電器を装着するために上部フレームに
設けられた取付部を利用して電磁接触器に装着するよう
に構成することが可能である。
ねで形成するとともに、両端に凸部を有するスライド駒
を本体内に滑動自在に装着し、このスライド駒を左右に
切り換えて前記凸部を前記本体と前記補正スプリングの
両端との間に交互に進入させることにより、可動部に対
する前記補正スプリングのばね力の向きを反転できるよ
うに構成することにより、同一装置を床面取付用と天井
面取付用の双方に切り換え使用できるようになる。上記
補正装置は補助継電器を装着するために上部フレームに
設けられた取付部を利用して電磁接触器に装着するよう
に構成することが可能である。
【0010】
【作用】電磁接触器のフレームに装着した本体と可動部
に連結したスライダとの間に、可動部に働く重力と同程
度のばね力を発生する補正スプリングを挿入し、電磁接
触器の床面取付あるいは天井面取付の際に可動部に働く
重力をそのばね力で相殺させる。取付姿勢補正装置は着
脱自在とし、必要に応じて垂直面取付用の電磁接触器に
装着する。
に連結したスライダとの間に、可動部に働く重力と同程
度のばね力を発生する補正スプリングを挿入し、電磁接
触器の床面取付あるいは天井面取付の際に可動部に働く
重力をそのばね力で相殺させる。取付姿勢補正装置は着
脱自在とし、必要に応じて垂直面取付用の電磁接触器に
装着する。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図10に基づいてこの発明の実
施例を説明する。まず、図1は取付姿勢補正装置(以
下、補正装置と略称する)の縦断面図、図2はその横断
面図、図3は図1の補正装置の分解斜視図である。これ
らの図において、補正装置14は底面が開口した箱形の
ケース15とその内側に嵌合する裏蓋16とからなる本
体内にスライダ17とスライド駒18とがそれぞれ上下
及び左右に滑動自在に収容され、スライダ17に補正ス
プリング19と上下一対の作動板20及び21とが保持
された構造となっている。これらは補正スプリング17
と作動板20,21とを除いていずれもモールド樹脂か
ら成形され、また作動板20,21は鉄板からプレス成
形されている。
施例を説明する。まず、図1は取付姿勢補正装置(以
下、補正装置と略称する)の縦断面図、図2はその横断
面図、図3は図1の補正装置の分解斜視図である。これ
らの図において、補正装置14は底面が開口した箱形の
ケース15とその内側に嵌合する裏蓋16とからなる本
体内にスライダ17とスライド駒18とがそれぞれ上下
及び左右に滑動自在に収容され、スライダ17に補正ス
プリング19と上下一対の作動板20及び21とが保持
された構造となっている。これらは補正スプリング17
と作動板20,21とを除いていずれもモールド樹脂か
ら成形され、また作動板20,21は鉄板からプレス成
形されている。
【0012】ケース15の前後壁内側には2本ずつの突
条15aがそれぞれ形成され、その下端部には前後に開
放する凹部22が形成されている。これに対して、裏蓋
16の前後端にはケース15の突条15aと嵌合する凹
部23が形成され、左右端にはケース15の左右壁の係
合穴24と係合して裏蓋16を固定する係合爪16aが
形成されている。また、裏蓋16の中央にはスライダ1
7を案内する角穴30があけられている。
条15aがそれぞれ形成され、その下端部には前後に開
放する凹部22が形成されている。これに対して、裏蓋
16の前後端にはケース15の突条15aと嵌合する凹
部23が形成され、左右端にはケース15の左右壁の係
合穴24と係合して裏蓋16を固定する係合爪16aが
形成されている。また、裏蓋16の中央にはスライダ1
7を案内する角穴30があけられている。
【0013】スライダ17は角柱状で軸方向に沿って窓
穴25があけられ、下端部に凸形の係合突起17aが形
成されている。作動板20,21は円弧状断面に形成さ
れ、中央部は両側の凹部26によりくびれている。この
作動板20,21はスライダ17における窓穴25の両
端に凹面が向き合うように挿入され、その際、凹部26
内にスライダ17の左右の壁がゆるく嵌合して、スライ
ダ17内に軸方向に滑動可能に保持される。補正スプリ
ング19は作動板20,21の間に挟み込まれてる。
穴25があけられ、下端部に凸形の係合突起17aが形
成されている。作動板20,21は円弧状断面に形成さ
れ、中央部は両側の凹部26によりくびれている。この
作動板20,21はスライダ17における窓穴25の両
端に凹面が向き合うように挿入され、その際、凹部26
内にスライダ17の左右の壁がゆるく嵌合して、スライ
ダ17内に軸方向に滑動可能に保持される。補正スプリ
ング19は作動板20,21の間に挟み込まれてる。
【0014】一方、スライド駒18はL形を形成する2
つの脚部18aと18bの先端にそれぞれ互いに平行な
凸部18c及び18dがそれぞれ一体形成された構成と
なっており、スライダ17を逃げるために脚部18aに
は角穴27が、また凸部18dには溝28が形成されて
いる。更に、脚部18aの上面には角柱状のつまみ18
eが形成されている。
つの脚部18aと18bの先端にそれぞれ互いに平行な
凸部18c及び18dがそれぞれ一体形成された構成と
なっており、スライダ17を逃げるために脚部18aに
は角穴27が、また凸部18dには溝28が形成されて
いる。更に、脚部18aの上面には角柱状のつまみ18
eが形成されている。
【0015】各部が上記構成の補正装置14は次のよう
にして組み立てられる。まず、スライド駒18をケース
15の突条15aの内側に挿入する。その際、つまみ1
8eをケース15の天井壁に左右方向にあけられた長穴
29(図4)に挿入し、ケース15の外側に突出させ
る。次いで、スライダ17を溝28及び角穴27を通し
てスライド駒18の内側に挿入し、頭部17bをケース
15の角穴31(図4)から突出させる。最後に、係合
爪16aを弾性変形させながら係合穴24に係合させて
裏蓋16をケース15に固定する。その際、スライダ1
7の係合突起17aを裏蓋16の角穴30から突出させ
る。
にして組み立てられる。まず、スライド駒18をケース
15の突条15aの内側に挿入する。その際、つまみ1
8eをケース15の天井壁に左右方向にあけられた長穴
29(図4)に挿入し、ケース15の外側に突出させ
る。次いで、スライダ17を溝28及び角穴27を通し
てスライド駒18の内側に挿入し、頭部17bをケース
15の角穴31(図4)から突出させる。最後に、係合
爪16aを弾性変形させながら係合穴24に係合させて
裏蓋16をケース15に固定する。その際、スライダ1
7の係合突起17aを裏蓋16の角穴30から突出させ
る。
【0016】このような補正装置14において、スライ
ダ17はケース15の天井壁及び裏蓋16に案内されて
上下にスライドする。また、スライド駒18はケース1
5の天井壁、突条15a及び裏蓋16に案内されて左右
方向にスライドする。図1において、スライド駒18は
スライド位置の中央にあり、凸部18c,18dは作動
板20,21と接触していないが、つまみ18eを持っ
てスライド駒を18を図示状態から左方向に移動させる
と、凸部18dが斜面32の作用で作動板21と裏蓋1
6との間に入り込み、補正スプリング19を圧縮する。
これにより、スライダ17は作動板20を介して補正ス
プリング19から上方向に力を受ける。このつまみ18
eの位置に合わせて、図4に示すようにケース15の上
面には「床面」の表示が付けられている。
ダ17はケース15の天井壁及び裏蓋16に案内されて
上下にスライドする。また、スライド駒18はケース1
5の天井壁、突条15a及び裏蓋16に案内されて左右
方向にスライドする。図1において、スライド駒18は
スライド位置の中央にあり、凸部18c,18dは作動
板20,21と接触していないが、つまみ18eを持っ
てスライド駒を18を図示状態から左方向に移動させる
と、凸部18dが斜面32の作用で作動板21と裏蓋1
6との間に入り込み、補正スプリング19を圧縮する。
これにより、スライダ17は作動板20を介して補正ス
プリング19から上方向に力を受ける。このつまみ18
eの位置に合わせて、図4に示すようにケース15の上
面には「床面」の表示が付けられている。
【0017】スライド駒18を図1の位置から右方向に
移動させると、今度は凸部18cが斜面33の作用で作
動板20とケース15との間に入り込み、補正スプリン
グ19を圧縮する。これにより、スライダ17は作動板
21を介して補正スプリング19から下方向に力を受け
る。このつまみ18eの位置に合わせて、ケース15の
上面には「天井面」の表示(図4)が付けられている。
移動させると、今度は凸部18cが斜面33の作用で作
動板20とケース15との間に入り込み、補正スプリン
グ19を圧縮する。これにより、スライダ17は作動板
21を介して補正スプリング19から下方向に力を受け
る。このつまみ18eの位置に合わせて、ケース15の
上面には「天井面」の表示(図4)が付けられている。
【0018】以上で補正装置14の単体での説明を終わ
り、次に電磁接触器への装着方法について説明する。補
正装置14は、図4に示すように床面取付あるいは天井
面取付される電磁接触器の上面に装着される。ここで、
上部フレーム9から突出する接点支え5の上端部には、
スライダ17の係合突起17a(図3)に適合する形状
の凹部34が前後方向に開放するように形成されてい
る。また、上部フレーム9の上面には、ケース15の凹
部22に適合する形状のフック9aが左右に2箇所ずつ
形成されている。
り、次に電磁接触器への装着方法について説明する。補
正装置14は、図4に示すように床面取付あるいは天井
面取付される電磁接触器の上面に装着される。ここで、
上部フレーム9から突出する接点支え5の上端部には、
スライダ17の係合突起17a(図3)に適合する形状
の凹部34が前後方向に開放するように形成されてい
る。また、上部フレーム9の上面には、ケース15の凹
部22に適合する形状のフック9aが左右に2箇所ずつ
形成されている。
【0019】そこで、電磁接触器に補正装置14を装着
するには、凹部22をフック9aに合わせて補正装置1
4を電磁接触器の前後方向に押し込む。これにより、フ
ック9aが凹部22に圧入されて補正装置14が上部フ
レーム9に固定され、また係合突起17aが凹部34に
圧入されてスライダ17は接点支え5に連結される。な
お、図示実施例における電磁接触器は図11の従来の電
磁接触器と同じものであり、上部フレーム9のフック9
a及び接点支え5の凹部34は補助継電器の装着のため
に従来から設けられており(図1)、補正装置14の装
着にはこれをそのまま利用している。
するには、凹部22をフック9aに合わせて補正装置1
4を電磁接触器の前後方向に押し込む。これにより、フ
ック9aが凹部22に圧入されて補正装置14が上部フ
レーム9に固定され、また係合突起17aが凹部34に
圧入されてスライダ17は接点支え5に連結される。な
お、図示実施例における電磁接触器は図11の従来の電
磁接触器と同じものであり、上部フレーム9のフック9
a及び接点支え5の凹部34は補助継電器の装着のため
に従来から設けられており(図1)、補正装置14の装
着にはこれをそのまま利用している。
【0020】図5は床面35に取り付けた電磁接触器に
補正装置14を装着した場合の縦断面図、図6はその補
正装置14のVI−VI線に沿う断面図である。この場合
は、すでに述べたようにスライド駒18は図の床面取付
側に移動させられ、スライド駒18の凸部18dは作動
板21と裏蓋16との間に進入して補正スプリング19
を圧縮している。この補正スプリング19のばね力は図
6に矢印で示すように、作動板20を介してスライダ1
7を上方に持ち上げるように作用し、更にこのばね力は
スライダ17を介して接点支え5に作用している。
補正装置14を装着した場合の縦断面図、図6はその補
正装置14のVI−VI線に沿う断面図である。この場合
は、すでに述べたようにスライド駒18は図の床面取付
側に移動させられ、スライド駒18の凸部18dは作動
板21と裏蓋16との間に進入して補正スプリング19
を圧縮している。この補正スプリング19のばね力は図
6に矢印で示すように、作動板20を介してスライダ1
7を上方に持ち上げるように作用し、更にこのばね力は
スライダ17を介して接点支え5に作用している。
【0021】ここで、電磁接触器の図示釈放状態におい
て、スライダ17から接点支え5に作用する補正スプリ
ング19のばね力は、電磁接触器の可動部、すなわち可
動鉄心3、接点支え5、可動接点7及び接触スプリング
8の合計重量に見合う大きさに設定されている。したが
って、図示床面取付状態において、可動部に作用する重
力は上記ばね力で打ち消され、バックスプリング12の
作用を阻害しない。
て、スライダ17から接点支え5に作用する補正スプリ
ング19のばね力は、電磁接触器の可動部、すなわち可
動鉄心3、接点支え5、可動接点7及び接触スプリング
8の合計重量に見合う大きさに設定されている。したが
って、図示床面取付状態において、可動部に作用する重
力は上記ばね力で打ち消され、バックスプリング12の
作用を阻害しない。
【0022】図9に図5の取付状態における負荷特性を
示す。可動部重量は一定で負荷力としてはマイナスに働
く。補正スプリング力は可動部重量と逆向きに作用し、
その大きさは電磁接触器の釈放状態では可動部重量と同
じであるが、可動鉄心3の吸引につれて圧縮されて漸増
する。この場合の全体としての負荷力は図12の垂直面
取付の場合の負荷力(図7には破線で示す)に可動部重
量及び補正スプリング力を合成したもので、可動部重量
が補正スプリング力で打ち消されるため垂直面取付の場
合とほぼ同等となる。
示す。可動部重量は一定で負荷力としてはマイナスに働
く。補正スプリング力は可動部重量と逆向きに作用し、
その大きさは電磁接触器の釈放状態では可動部重量と同
じであるが、可動鉄心3の吸引につれて圧縮されて漸増
する。この場合の全体としての負荷力は図12の垂直面
取付の場合の負荷力(図7には破線で示す)に可動部重
量及び補正スプリング力を合成したもので、可動部重量
が補正スプリング力で打ち消されるため垂直面取付の場
合とほぼ同等となる。
【0022】図7は天井面36に取り付けた電磁接触器
に補正装置14を装着した場合の縦断面図、図8はその
補正装置14のVIII−VIII線に沿う断面図である。この
場合は、スライド駒18は図6と反対の天井面取付側に
移動させられ、スライド駒18の凸部18cが作動板2
0とケース15の天井板との間に進入して補正スプリン
グ19を圧縮している。この補正スプリング19のばね
力は図8に矢印で示すように、作動板21を介してスラ
イダ17を上方に持ち上げるように作用する。これによ
り可動部重量による負荷力の増大が打ち消される。
に補正装置14を装着した場合の縦断面図、図8はその
補正装置14のVIII−VIII線に沿う断面図である。この
場合は、スライド駒18は図6と反対の天井面取付側に
移動させられ、スライド駒18の凸部18cが作動板2
0とケース15の天井板との間に進入して補正スプリン
グ19を圧縮している。この補正スプリング19のばね
力は図8に矢印で示すように、作動板21を介してスラ
イダ17を上方に持ち上げるように作用する。これによ
り可動部重量による負荷力の増大が打ち消される。
【0023】図10は図7の取付状態における負荷特性
を示すものである。この場合は大きさが一定の可動部重
量は負荷力として働く。それと逆向きに作用する補正ス
プリング力の大きさは電磁接触器の釈放状態では可動部
重量と同じであるが、可動鉄心3の吸引につれて圧縮が
解かれて漸減する。全体の負荷力は破線で示す垂直面取
付の場合の負荷力に可動部重量及び補正スプリング力を
合成したもので、この場合も垂直面取付の場合とほぼ同
等となる。
を示すものである。この場合は大きさが一定の可動部重
量は負荷力として働く。それと逆向きに作用する補正ス
プリング力の大きさは電磁接触器の釈放状態では可動部
重量と同じであるが、可動鉄心3の吸引につれて圧縮が
解かれて漸減する。全体の負荷力は破線で示す垂直面取
付の場合の負荷力に可動部重量及び補正スプリング力を
合成したもので、この場合も垂直面取付の場合とほぼ同
等となる。
【0024】以上説明した通り、補正装置14を装着
し、取付姿勢に応じてスライド駒18を切り換えれば、
可動部に働く重力を補正スプリング19により打ち消し
て一般的な垂直面取付用の電磁接触器を床面取付や天井
面取付状態で正常に動作させることができる。また、図
示実施例では電磁接触器の補助継電器装着部を利用して
補正装置14を装着するようにしたので電磁接触器本体
に余分な機構を設ける必要がない。
し、取付姿勢に応じてスライド駒18を切り換えれば、
可動部に働く重力を補正スプリング19により打ち消し
て一般的な垂直面取付用の電磁接触器を床面取付や天井
面取付状態で正常に動作させることができる。また、図
示実施例では電磁接触器の補助継電器装着部を利用して
補正装置14を装着するようにしたので電磁接触器本体
に余分な機構を設ける必要がない。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、補正装置を追加する
だけで一般の電磁接触器を床面取付用あるいは天井面取
付用に簡単に転用できるので、取付姿勢に応じた専用の
電磁接触器を用意しておく必要がない。また、補正装置
は適正量在庫して必要により装着すればよく、標準の電
磁接触器になんら改変を加えなくてもよいので経済的で
かつ調達も容易である。
だけで一般の電磁接触器を床面取付用あるいは天井面取
付用に簡単に転用できるので、取付姿勢に応じた専用の
電磁接触器を用意しておく必要がない。また、補正装置
は適正量在庫して必要により装着すればよく、標準の電
磁接触器になんら改変を加えなくてもよいので経済的で
かつ調達も容易である。
【図1】この発明の実施例の縦断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】図1の取付姿勢補正装置の分解斜視図である。
【図4】図1の取付姿勢補正装置の電磁接触器への装着
方法を説明する斜視図である。
方法を説明する斜視図である。
【図5】図1の取付姿勢補正装置を装着した電磁接触器
を床面取付した状態の縦断面図である。
を床面取付した状態の縦断面図である。
【図6】図5における取付姿勢補正装置のVI−VI線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図7】図1の取付姿勢補正装置を装着した電磁接触器
を天井面取付した状態の縦断面図である。
を天井面取付した状態の縦断面図である。
【図8】図7における取付姿勢補正装置のVIII−VIIIに
沿う縦断面図である。
沿う縦断面図である。
【図9】図5の電磁接触器の負荷特性を示す線図であ
る。
る。
【図10】図7の電磁接触器の負荷特性を示す線図であ
る。
る。
【図11】電磁接触器を垂直面取付した状態の縦断面図
である。
である。
【図12】図11の電磁接触器の負荷特性を示す線図で
ある。
ある。
2 固定鉄心 3 可動鉄心 4 電磁コイル 5 接点支え 9 上部フレーム 14 取付姿勢補正装置 15 ケース 16 裏蓋 17 スライダ 18 スライド駒 18c 凸部 18d 凸部 19 補正スプリング 35 床面 36 天井面
Claims (3)
- 【請求項1】電磁コイルの励磁により可動部を駆動して
可動接点を開閉動作させる電磁接触器の前記可動部を案
内する上部フレームに着脱自在に装着される本体と、こ
の本体に滑動自在に保持され一端が前記可動部に着脱自
在に連結されるスライダと、このスライダと前記本体と
の間に挿入され、電磁接触器が床面又は天井面に取り付
けられた場合に前記可動部に対して重力と逆向きのばね
力を作用させる補正スプリングとからなることを特徴と
する電磁接触器の取付姿勢補正装置。 - 【請求項2】補正スプリングを圧縮コイルばねで形成す
るとともに、両端に凸部を有するスライド駒を本体内に
滑動自在に装着し、このスライド駒を左右に切り換えて
前記凸部を前記本体と前記補正スプリングの両端との間
に交互に進入させることにより、可動部に対する前記補
正スプリングのばね力の向きを反転できるように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の電磁接触器の取付姿
勢補正装置。 - 【請求項3】補助継電器取付部を利用して電磁接触器に
装着するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の電磁接触器の取付姿勢補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35464191A JPH05174682A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 電磁接触器の取付姿勢補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35464191A JPH05174682A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 電磁接触器の取付姿勢補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05174682A true JPH05174682A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18438925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35464191A Pending JPH05174682A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 電磁接触器の取付姿勢補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05174682A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007059084A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 電磁開閉器のオプションユニット |
| WO2008080295A1 (fr) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Zhejiang Chint Electrics Co., Ltd | Dispositif de montage pour contacteur |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP35464191A patent/JPH05174682A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007059084A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 電磁開閉器のオプションユニット |
| WO2008080295A1 (fr) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Zhejiang Chint Electrics Co., Ltd | Dispositif de montage pour contacteur |
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