JPH08250002A - 電磁接触器の緩衝装置 - Google Patents
電磁接触器の緩衝装置Info
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- JPH08250002A JPH08250002A JP8168395A JP8168395A JPH08250002A JP H08250002 A JPH08250002 A JP H08250002A JP 8168395 A JP8168395 A JP 8168395A JP 8168395 A JP8168395 A JP 8168395A JP H08250002 A JPH08250002 A JP H08250002A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電磁接触器の投入動作時に盤に発生する音を低
減する。 【構成】ハウジング21内にスライド駒22を収容し、
緩衝スプリング23を挿入した底板支え18を電磁接触
器の本体フレーム1の側壁に両側から装着し、固定鉄心
3を取り付けた底板14の係合片14aをスライド駒2
2の溝でくわえさせて底板14を保持させることによ
り、固定鉄心3を緩衝スプリング23を介して本体フレ
ーム1に支持するようにする。これにより、可動鉄心4
の吸引時に固定鉄心3に生じる衝撃が緩衝スプリング2
3で吸収されて盤の取付板Pに対する衝撃が緩和され、
盤で発生する音が抑制される。
減する。 【構成】ハウジング21内にスライド駒22を収容し、
緩衝スプリング23を挿入した底板支え18を電磁接触
器の本体フレーム1の側壁に両側から装着し、固定鉄心
3を取り付けた底板14の係合片14aをスライド駒2
2の溝でくわえさせて底板14を保持させることによ
り、固定鉄心3を緩衝スプリング23を介して本体フレ
ーム1に支持するようにする。これにより、可動鉄心4
の吸引時に固定鉄心3に生じる衝撃が緩衝スプリング2
3で吸収されて盤の取付板Pに対する衝撃が緩和され、
盤で発生する音が抑制される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電磁接触器に関し、詳
しくは特に大型の電磁接触器の投入動作時における盤の
騒音を低減するための緩衝装置に関する。
しくは特に大型の電磁接触器の投入動作時における盤の
騒音を低減するための緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11は大型(例えば定格通
電容量135A、あるいはそれ以上)の3極電磁接触器
の従来例を示すもので、図10は縦断面図、図11はそ
のXI−XI線に沿う断面図である。図において、取付面
(図の下面)側が開口した本体フレーム1には、電磁コ
イル2が装着された固定鉄心3と、これに対向する可動
鉄心4とからなる電磁石が設置されている。可動鉄心4
には接触子支え5が連結ピン6を介して連結され、接触
子支え5には可動接触子7を把持した金具8が図の上下
方向に摺動可能に挿入され、接触子支え5のばね受片5
aと金具7の底部との間に挿入された圧縮コイルばねか
らなる接触スプリング9により保持されている。各可動
接触子7には前後(図10の左右)で対になる固定接触
子10が設けられ、この固定接触子10は端子板11と
一体に本体フレーム1にねじで固定されている。可動鉄
心4は本体フレーム1に固着された受け金12(図1
0)との間に挿入された復帰スプリング13により、固
定鉄心3から離れる向きに付勢されている。
電容量135A、あるいはそれ以上)の3極電磁接触器
の従来例を示すもので、図10は縦断面図、図11はそ
のXI−XI線に沿う断面図である。図において、取付面
(図の下面)側が開口した本体フレーム1には、電磁コ
イル2が装着された固定鉄心3と、これに対向する可動
鉄心4とからなる電磁石が設置されている。可動鉄心4
には接触子支え5が連結ピン6を介して連結され、接触
子支え5には可動接触子7を把持した金具8が図の上下
方向に摺動可能に挿入され、接触子支え5のばね受片5
aと金具7の底部との間に挿入された圧縮コイルばねか
らなる接触スプリング9により保持されている。各可動
接触子7には前後(図10の左右)で対になる固定接触
子10が設けられ、この固定接触子10は端子板11と
一体に本体フレーム1にねじで固定されている。可動鉄
心4は本体フレーム1に固着された受け金12(図1
0)との間に挿入された復帰スプリング13により、固
定鉄心3から離れる向きに付勢されている。
【0003】固定鉄心3は本体フレーム1の取付面側開
口を塞ぐ底板14に取り付けられ、底板14は図示しな
いねじにより本体フレーム1に締め付けられている。底
板14は鋼板により構成され、固定鉄心3の両側に位置
するように左右一対のフック14a(図11)が逆L字
形に切り起こし形成されている。固定鉄心3は樹脂成形
品のトレー状の取付座15を介して底板14の中心に載
置され、押えばね16により固定されている。押えばね
16は図12に示す形状の枠状の板ばねで、前後(図1
2の上下)の凸曲げ部16aがばね受片17を介して固
定鉄心3の前後のフランジ部3aに押し付けられ、左右
の凹曲げ部16bがフック14a(図11)の下側に引
掛けられて固定鉄心3を押圧固定している。
口を塞ぐ底板14に取り付けられ、底板14は図示しな
いねじにより本体フレーム1に締め付けられている。底
板14は鋼板により構成され、固定鉄心3の両側に位置
するように左右一対のフック14a(図11)が逆L字
形に切り起こし形成されている。固定鉄心3は樹脂成形
品のトレー状の取付座15を介して底板14の中心に載
置され、押えばね16により固定されている。押えばね
16は図12に示す形状の枠状の板ばねで、前後(図1
2の上下)の凸曲げ部16aがばね受片17を介して固
定鉄心3の前後のフランジ部3aに押し付けられ、左右
の凹曲げ部16bがフック14a(図11)の下側に引
掛けられて固定鉄心3を押圧固定している。
【0004】図示電磁接触器は、図示しない盤の取付板
Pにねじにより取り付けられる。そして、投入動作時に
電磁コイル2が励磁されると可動鉄心4が復帰スプリン
グ13に抗して固定鉄心3に吸引され、可動鉄心4と一
体の接触子支え5に保持された可動接触子7は図の下方
向に進行して固定接触子10に接触し、対をなす固定接
触子10間を橋絡して各極の電路を閉成する。その際、
接触スプリング9が圧縮され適度の接触圧を発生する。
その後、電磁コイル2が消磁されると、可動鉄心4は復
帰スプリング13の力で押し戻され、可動接触子7が図
示位置に復帰して電路が開成される。
Pにねじにより取り付けられる。そして、投入動作時に
電磁コイル2が励磁されると可動鉄心4が復帰スプリン
グ13に抗して固定鉄心3に吸引され、可動鉄心4と一
体の接触子支え5に保持された可動接触子7は図の下方
向に進行して固定接触子10に接触し、対をなす固定接
触子10間を橋絡して各極の電路を閉成する。その際、
接触スプリング9が圧縮され適度の接触圧を発生する。
その後、電磁コイル2が消磁されると、可動鉄心4は復
帰スプリング13の力で押し戻され、可動接触子7が図
示位置に復帰して電路が開成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記電磁接触器の投入
動作において、吸引された可動鉄心4は固定鉄心3に衝
突して停止するが、その衝突時のスピードは秒速数mに
達する。その場合、固定鉄心3の質量は可動鉄心4の高
々1.5 倍程度しかないことからその衝撃吸収性は小さ
く、固定鉄心3に対する衝撃力は本体フレーム1からほ
とんど減衰することなく盤に伝わる。そのため、従来は
盤が振動して大きな音を発生し、住居と工場が共存する
場所では騒音の元となり、環境への配慮が求められる近
年の情勢下でその対策が急務となっている。なお、従
来、この対策として電磁接触器の本体フレーム取付面と
盤の取付板との間にゴムなどの緩衝部材を挿入した例が
あるが、電磁接触器取付ねじの締付力によって緩衝部材
のたわみが変化するため安定した効果が得られず、また
強固な取付ができないなどの問題がある。そこで、この
発明は、可動鉄心吸引時の衝撃を緩和して電磁接触器取
付盤が発生する音の低減を図った電磁接触器の緩衝装置
を提供することを目的とするものである。
動作において、吸引された可動鉄心4は固定鉄心3に衝
突して停止するが、その衝突時のスピードは秒速数mに
達する。その場合、固定鉄心3の質量は可動鉄心4の高
々1.5 倍程度しかないことからその衝撃吸収性は小さ
く、固定鉄心3に対する衝撃力は本体フレーム1からほ
とんど減衰することなく盤に伝わる。そのため、従来は
盤が振動して大きな音を発生し、住居と工場が共存する
場所では騒音の元となり、環境への配慮が求められる近
年の情勢下でその対策が急務となっている。なお、従
来、この対策として電磁接触器の本体フレーム取付面と
盤の取付板との間にゴムなどの緩衝部材を挿入した例が
あるが、電磁接触器取付ねじの締付力によって緩衝部材
のたわみが変化するため安定した効果が得られず、また
強固な取付ができないなどの問題がある。そこで、この
発明は、可動鉄心吸引時の衝撃を緩和して電磁接触器取
付盤が発生する音の低減を図った電磁接触器の緩衝装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、取付面側が
開口した本体フレーム内に、前記取付面に垂直な方向に
可動鉄心を吸引して可動接触子を駆動する電磁石を備
え、この電磁石の固定鉄心は前記本体フレームの取付面
側開口を塞ぐ底板に取り付けられた電磁接触器におい
て、固定鉄心を取り付けた底板を可動鉄心の吸引方向に
移動可能に本体フレームに保持させ、この本体フレーム
と前記底板との間に前記可動鉄心吸引時の衝撃を吸収す
る緩衝部材を挿入することにより、上記目的を達成する
ものとする。
開口した本体フレーム内に、前記取付面に垂直な方向に
可動鉄心を吸引して可動接触子を駆動する電磁石を備
え、この電磁石の固定鉄心は前記本体フレームの取付面
側開口を塞ぐ底板に取り付けられた電磁接触器におい
て、固定鉄心を取り付けた底板を可動鉄心の吸引方向に
移動可能に本体フレームに保持させ、この本体フレーム
と前記底板との間に前記可動鉄心吸引時の衝撃を吸収す
る緩衝部材を挿入することにより、上記目的を達成する
ものとする。
【0007】上記構成において、底板の両側に本体フレ
ームの取付面に平行な係合片をそれぞれ形成する一方、
前記係合片に対応して溝を形成したスライド駒をハウジ
ングに摺動可能に収容させ、かつこのスライド駒とハウ
ジングとの間に緩衝スプリングを挿入して構成した底板
支えを本体フレームの取付面近傍の互いに対向する側壁
に外側から着脱自在にそれぞれ装着し、これらの底板支
えの前記スライド駒の溝で前記係合片をくわえさせて前
記底板を保持させることとすれば組立性がよくなる。ま
た、底板の裏面に振動吸収部材又は質量増加部材又は緩
衝部材を取り付ければ緩衝作用が一層高まる。
ームの取付面に平行な係合片をそれぞれ形成する一方、
前記係合片に対応して溝を形成したスライド駒をハウジ
ングに摺動可能に収容させ、かつこのスライド駒とハウ
ジングとの間に緩衝スプリングを挿入して構成した底板
支えを本体フレームの取付面近傍の互いに対向する側壁
に外側から着脱自在にそれぞれ装着し、これらの底板支
えの前記スライド駒の溝で前記係合片をくわえさせて前
記底板を保持させることとすれば組立性がよくなる。ま
た、底板の裏面に振動吸収部材又は質量増加部材又は緩
衝部材を取り付ければ緩衝作用が一層高まる。
【0008】
【作用】従来は固定鉄心と本体フレームとの間に緩衝手
段がないため固定鉄心に生じた衝撃は直に本体フレーム
に伝わり、それが更に取付盤に伝わって大きな音が発生
する。そこで、この発明においては、固定鉄心を取り付
けた底板を可動鉄心の吸引方向に移動可能に本体フレー
ムに保持させ、本体フレームと底板との間にばねなどの
緩衝部材を挿入する。このような構成によれば、固定鉄
心に生じた衝撃が緩衝部材で吸収されて本体フレームに
伝わりにくくなる上、本体フレームと底板とが一体とな
って本体フレームから浮いた状態となるため、底板を含
む固定鉄心部の質量が大きくなり、それ自体の衝撃吸収
性も向上する。
段がないため固定鉄心に生じた衝撃は直に本体フレーム
に伝わり、それが更に取付盤に伝わって大きな音が発生
する。そこで、この発明においては、固定鉄心を取り付
けた底板を可動鉄心の吸引方向に移動可能に本体フレー
ムに保持させ、本体フレームと底板との間にばねなどの
緩衝部材を挿入する。このような構成によれば、固定鉄
心に生じた衝撃が緩衝部材で吸収されて本体フレームに
伝わりにくくなる上、本体フレームと底板とが一体とな
って本体フレームから浮いた状態となるため、底板を含
む固定鉄心部の質量が大きくなり、それ自体の衝撃吸収
性も向上する。
【0009】その場合、ハウジングにスライド駒と緩衝
スプリングとを収容した底板支えを本体フレームに外側
から着脱自在に装着し、スライド駒の溝で底板の係合片
をくわえさせて固定鉄心を取り付けた底板を保持させる
構成とすれば、本体フレームの取付面開口から固定鉄心
と一体の底板を挿入した後、本体フレームに底板支えを
装着するだけで底板を保持できるので組立作業が簡単で
あり、また底板支えを取り外せば底板を取り出せるの
で、仕様変更による電磁コイルの取替などにも容易に対
応できる。一方、底板の裏面に鉛板や振動吸収ゴムなど
の振動吸収部材又は鉄板などの質量増加部材を取り付け
れば底板自体の衝撃吸収性が向上し、緩衝作用が一層高
まる。また、底板の裏面にクッションゴムなどの緩衝部
材を取り付け、この緩衝部材を盤の取付板に当接させれ
ば、底板と本体フレームとの間の緩衝部材に加えて緩衝
部材が二重に設けられることになり、この場合も緩衝作
用が一層高まる。
スプリングとを収容した底板支えを本体フレームに外側
から着脱自在に装着し、スライド駒の溝で底板の係合片
をくわえさせて固定鉄心を取り付けた底板を保持させる
構成とすれば、本体フレームの取付面開口から固定鉄心
と一体の底板を挿入した後、本体フレームに底板支えを
装着するだけで底板を保持できるので組立作業が簡単で
あり、また底板支えを取り外せば底板を取り出せるの
で、仕様変更による電磁コイルの取替などにも容易に対
応できる。一方、底板の裏面に鉛板や振動吸収ゴムなど
の振動吸収部材又は鉄板などの質量増加部材を取り付け
れば底板自体の衝撃吸収性が向上し、緩衝作用が一層高
まる。また、底板の裏面にクッションゴムなどの緩衝部
材を取り付け、この緩衝部材を盤の取付板に当接させれ
ば、底板と本体フレームとの間の緩衝部材に加えて緩衝
部材が二重に設けられることになり、この場合も緩衝作
用が一層高まる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図9に基づいてこの発明の実施
例を説明する。なお、従来例と対応する部分には同一の
符号を用いるものとする。図1は従来例の図11に相当
する電磁接触器の断面図、図2は図1の電磁接触器の取
付状態の斜視図で、これらの図において、固定鉄心3は
底板14に取り付けられ、底板14は本体フレーム1に
装着された底板支え18により保持されている。図3〜
図6に底板14及び底板支え18の詳細構成を示す。こ
こで、図3は固定鉄心3が取り付けられた底板14と底
板支え18の分解斜視図、図4は図3と異なる方向から
見た底板支え18の分解斜視図、図5は底板支え18の
正面図、図6はそのVI−VI─に沿う断面図である。
例を説明する。なお、従来例と対応する部分には同一の
符号を用いるものとする。図1は従来例の図11に相当
する電磁接触器の断面図、図2は図1の電磁接触器の取
付状態の斜視図で、これらの図において、固定鉄心3は
底板14に取り付けられ、底板14は本体フレーム1に
装着された底板支え18により保持されている。図3〜
図6に底板14及び底板支え18の詳細構成を示す。こ
こで、図3は固定鉄心3が取り付けられた底板14と底
板支え18の分解斜視図、図4は図3と異なる方向から
見た底板支え18の分解斜視図、図5は底板支え18の
正面図、図6はそのVI−VI─に沿う断面図である。
【0011】図3において、底板14は方形の鋼板から
なり、左右両側に係合片14bが逆L字状に切り曲げ形
成されている。また、固定鉄心3の取付位置に合わせ
て、前後(図2の上下)の各フランジ部3aの側方には
左右一対の取付片14cが逆L字状に切り曲げ形成さ
れ、更に固定鉄心3の連結板3bに接するように左右一
対の位置決め片14dが直立に切り曲げ形成されてい
る。なお、固定鉄心3はU字形を呈しているが、このU
字形は2つのL形コアの突き合わせにより形成され、こ
れらのL形コアは連結板3bを介してリベット締めする
ことにより互いに連結されている。そして、固定鉄心3
は図示の通り底板14に載置され、左右の取付片14c
に渡ってねじ19により締め付けられた押え板20でフ
ランジ部3aを押さえられて固定されている。ここで、
底板14に対する固定鉄心3の左右の位置決めは位置決
め片14dで、また前後の位置決めは押え板20により
なされている。
なり、左右両側に係合片14bが逆L字状に切り曲げ形
成されている。また、固定鉄心3の取付位置に合わせ
て、前後(図2の上下)の各フランジ部3aの側方には
左右一対の取付片14cが逆L字状に切り曲げ形成さ
れ、更に固定鉄心3の連結板3bに接するように左右一
対の位置決め片14dが直立に切り曲げ形成されてい
る。なお、固定鉄心3はU字形を呈しているが、このU
字形は2つのL形コアの突き合わせにより形成され、こ
れらのL形コアは連結板3bを介してリベット締めする
ことにより互いに連結されている。そして、固定鉄心3
は図示の通り底板14に載置され、左右の取付片14c
に渡ってねじ19により締め付けられた押え板20でフ
ランジ部3aを押さえられて固定されている。ここで、
底板14に対する固定鉄心3の左右の位置決めは位置決
め片14dで、また前後の位置決めは押え板20により
なされている。
【0012】次に、図4〜図6において、底板支え18
は図示形状に成形されたモールド樹脂からなるハウジン
グ21及びスライド駒22と、圧縮コイルばねからなる
緩衝スプリング23とからなっている。ハウジング21
は前面が開口した逆凸形の空間21aを持ち、左右側面
に突条21bとその先端の爪21cとが形成され、また
上面には角穴21d及びスリット状の凹部21eが形成
されている。これに対して、スライド駒22は溝22a
を有するコ字形で、上面に三角断面の抜止突起22bが
形成されている。また、図4では見えないが下面に、緩
衝スプリング23を嵌合させる円柱状の低いばね受突起
22c(図6参照)が形成されている。スライド駒22
とそのばね受突起22cに一端を嵌め込まれた緩衝スプ
リング23とは、図4の矢印方向に沿って緩衝スプリン
グ23を撓ませながらハウジング21の空間21a内に
挿入され、抜止突起22bが角穴21dに弾性的に嵌入
して図5及び図6に示す状態に組み合わされる。
は図示形状に成形されたモールド樹脂からなるハウジン
グ21及びスライド駒22と、圧縮コイルばねからなる
緩衝スプリング23とからなっている。ハウジング21
は前面が開口した逆凸形の空間21aを持ち、左右側面
に突条21bとその先端の爪21cとが形成され、また
上面には角穴21d及びスリット状の凹部21eが形成
されている。これに対して、スライド駒22は溝22a
を有するコ字形で、上面に三角断面の抜止突起22bが
形成されている。また、図4では見えないが下面に、緩
衝スプリング23を嵌合させる円柱状の低いばね受突起
22c(図6参照)が形成されている。スライド駒22
とそのばね受突起22cに一端を嵌め込まれた緩衝スプ
リング23とは、図4の矢印方向に沿って緩衝スプリン
グ23を撓ませながらハウジング21の空間21a内に
挿入され、抜止突起22bが角穴21dに弾性的に嵌入
して図5及び図6に示す状態に組み合わされる。
【0013】図5及び図6の組合せ状態において、スラ
イド駒22の前面はハウジング21の前面と同一面とな
り、左右側面は空間21aの左右壁面に対して僅かな隙
間を介して摺動可能となっている。また、緩衝スプリン
グ23により空間21aの上壁面に押し付けられたスラ
イド駒22の下面と空間21aの段付面との間には、0.
5 〜mm程度の適宜の隙間sが生じている。一方、電磁接
触器の本体フレーム1の下部の取付フランジ部1aの左
右の側壁には、図1及び図2に示すようにハウジング2
1の輪郭に沿う切欠窓が取付面側が開口するように設け
られ、図示していないがその内壁面にはハウジング21
の爪21cが係合する係止段部が形成されている。この
切欠窓には図3に示す矢印方向に沿って底板支え18が
挿入され、爪21cが上記係止段部に係合して抜け止め
される。
イド駒22の前面はハウジング21の前面と同一面とな
り、左右側面は空間21aの左右壁面に対して僅かな隙
間を介して摺動可能となっている。また、緩衝スプリン
グ23により空間21aの上壁面に押し付けられたスラ
イド駒22の下面と空間21aの段付面との間には、0.
5 〜mm程度の適宜の隙間sが生じている。一方、電磁接
触器の本体フレーム1の下部の取付フランジ部1aの左
右の側壁には、図1及び図2に示すようにハウジング2
1の輪郭に沿う切欠窓が取付面側が開口するように設け
られ、図示していないがその内壁面にはハウジング21
の爪21cが係合する係止段部が形成されている。この
切欠窓には図3に示す矢印方向に沿って底板支え18が
挿入され、爪21cが上記係止段部に係合して抜け止め
される。
【0014】上述構成の下で、図3の状態に固定鉄心3
を取り付けた底板14を取付面側開口から本体フレーム
1に挿入したら、左右側方から底板支え18を装着する
とともに、その際、スライド駒22の溝22aに底板1
4の係合片14bをくわえ込ませる。これにより、底板
14は底板支え18により図1に示すように両側から保
持される。また、本体フレーム1の上記切欠窓の上縁に
は面取りが施されており、この面取り部1aに図1に示
すようにハウジング21の凹部21eが対面する。図1
の電磁接触器において、投入動作時に可動鉄心4が固定
鉄心3に衝突すると、固定鉄心3は緩衝スプリング23
を撓ませながら図5の隙間sのストロークだけ移動し、
その間に衝撃が吸収される。次いで緩衝スプリング23
の復元力により図示状態に復帰する。
を取り付けた底板14を取付面側開口から本体フレーム
1に挿入したら、左右側方から底板支え18を装着する
とともに、その際、スライド駒22の溝22aに底板1
4の係合片14bをくわえ込ませる。これにより、底板
14は底板支え18により図1に示すように両側から保
持される。また、本体フレーム1の上記切欠窓の上縁に
は面取りが施されており、この面取り部1aに図1に示
すようにハウジング21の凹部21eが対面する。図1
の電磁接触器において、投入動作時に可動鉄心4が固定
鉄心3に衝突すると、固定鉄心3は緩衝スプリング23
を撓ませながら図5の隙間sのストロークだけ移動し、
その間に衝撃が吸収される。次いで緩衝スプリング23
の復元力により図示状態に復帰する。
【0015】このような構成によれば、底板14からの
衝撃は直には本体フレーム1に伝わらないので、本体フ
レーム1から盤に与えられる衝撃も小さく、盤に大きな
音が発生することはない。また、上記面取りによりでき
た隙間25(図3)から凹部21eにドライバなどの工
具の先端を挿入し、手前にこじって底板支え18を取り
外せば、底板14を取り出すことができ、仕様変更など
により電磁コイル2を交換したいような場合の対応が容
易である。
衝撃は直には本体フレーム1に伝わらないので、本体フ
レーム1から盤に与えられる衝撃も小さく、盤に大きな
音が発生することはない。また、上記面取りによりでき
た隙間25(図3)から凹部21eにドライバなどの工
具の先端を挿入し、手前にこじって底板支え18を取り
外せば、底板14を取り出すことができ、仕様変更など
により電磁コイル2を交換したいような場合の対応が容
易である。
【0016】図7は上述実施例における底板14の裏面
(取付面側)に振動吸収ゴムや鉛板などからなる振動吸
収部材24をねじ締めにより取り付けた実施例を示すも
のである。このような構成によれば、固定鉄心3に加え
られた衝撃エネルギーに基づく振動が底板14と振動吸
収部材24との両方に吸収されて熱エネルギーに変換さ
れ、本体フレーム1に伝わる衝撃が一層緩和される。振
動吸収部材24の代わりに鉄板などからなる質量増加部
材を取り付け、固定鉄心部分の質量を増やしても同様の
作用効果が得られる。
(取付面側)に振動吸収ゴムや鉛板などからなる振動吸
収部材24をねじ締めにより取り付けた実施例を示すも
のである。このような構成によれば、固定鉄心3に加え
られた衝撃エネルギーに基づく振動が底板14と振動吸
収部材24との両方に吸収されて熱エネルギーに変換さ
れ、本体フレーム1に伝わる衝撃が一層緩和される。振
動吸収部材24の代わりに鉄板などからなる質量増加部
材を取り付け、固定鉄心部分の質量を増やしても同様の
作用効果が得られる。
【0017】図8は図7の振動吸収部材24に代えて、
底板14の裏面にクッションゴムからなる緩衝部材26
を接着剤で取り付けた実施例を示すものである。緩衝部
材26は電磁接触器の図示釈放状態で僅かに圧縮された
状態で盤の取付板Pに当接している。このような構成に
よれば緩衝スプリング23に加えて緩衝部材26が2重
に設けられたことになり、電磁接触器の動作時には緩衝
スプリング23と緩衝部材26とが協働して衝撃を吸収
するので、緩衝スプリング23単独の場合よりも緩衝作
用が一層強まる。
底板14の裏面にクッションゴムからなる緩衝部材26
を接着剤で取り付けた実施例を示すものである。緩衝部
材26は電磁接触器の図示釈放状態で僅かに圧縮された
状態で盤の取付板Pに当接している。このような構成に
よれば緩衝スプリング23に加えて緩衝部材26が2重
に設けられたことになり、電磁接触器の動作時には緩衝
スプリング23と緩衝部材26とが協働して衝撃を吸収
するので、緩衝スプリング23単独の場合よりも緩衝作
用が一層強まる。
【0018】最後に図9は底板14と固定鉄心3とを一
体形成した固定鉄心部の実施例を示す斜視図である。す
なわち、底板14と固定鉄心3とは冷間鍛造あるいは焼
結により図示形状に一体成形されている。このような構
成によれば、部品加工及び組立の両面で工程が簡素化さ
れ、大幅なコストの低減が可能になる。この一体構成品
は直流操作の電磁接触器に特に有効である。
体形成した固定鉄心部の実施例を示す斜視図である。す
なわち、底板14と固定鉄心3とは冷間鍛造あるいは焼
結により図示形状に一体成形されている。このような構
成によれば、部品加工及び組立の両面で工程が簡素化さ
れ、大幅なコストの低減が可能になる。この一体構成品
は直流操作の電磁接触器に特に有効である。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、可動鉄心吸引時に固
定鉄心に生じる衝撃が底板と本体フレームとの間に挿入
された緩衝部材により吸収されるとともに、底板が固定
鉄心と一体的に本体フレームから切り離されるので固定
鉄心部分の質量が底板分だけ大きくなってそれ自体の振
動吸収性が高まり、盤の取付板に伝わる衝撃が緩和され
て盤での音の発生が抑制される。その場合、スライド駒
を緩衝スプリングとともに収容した底板支えを本体フレ
ームに外側から着脱自在に装着し、スライド駒の溝で底
板の係合片をくわえさせて固定鉄心を取り付けた底板を
保持させる構成とすることにより、固定鉄心の挿入や取
り出しが簡単となり、組立や仕様変更による電磁コイル
の交換などの作業が容易になる。また、底板の裏面に振
動吸収部材、質量増加部材、緩衝部材を取り付けること
により緩衝作用が一層高まる。
定鉄心に生じる衝撃が底板と本体フレームとの間に挿入
された緩衝部材により吸収されるとともに、底板が固定
鉄心と一体的に本体フレームから切り離されるので固定
鉄心部分の質量が底板分だけ大きくなってそれ自体の振
動吸収性が高まり、盤の取付板に伝わる衝撃が緩和され
て盤での音の発生が抑制される。その場合、スライド駒
を緩衝スプリングとともに収容した底板支えを本体フレ
ームに外側から着脱自在に装着し、スライド駒の溝で底
板の係合片をくわえさせて固定鉄心を取り付けた底板を
保持させる構成とすることにより、固定鉄心の挿入や取
り出しが簡単となり、組立や仕様変更による電磁コイル
の交換などの作業が容易になる。また、底板の裏面に振
動吸収部材、質量増加部材、緩衝部材を取り付けること
により緩衝作用が一層高まる。
【図1】この発明の実施例を示す電磁接触器の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の電磁接触器の外観を示す取付状態の斜視
図である。
図である。
【図3】図1における底板部分の斜視図である。
【図4】図1における底板支えの分解斜視図である。
【図5】図4の底板支えの組立状態の正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う縦断面図である。
【図7】図1における底板の裏面に振動吸収部材を取り
付けた実施例を示す電磁接触器の要部断面図である。
付けた実施例を示す電磁接触器の要部断面図である。
【図8】図1における底板の裏面に緩衝部材を取り付け
た実施例を示す電磁接触器の要部断面図である。
た実施例を示す電磁接触器の要部断面図である。
【図9】固定鉄心と底板とを一体構成した実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】従来例を示す電磁接触器の取付状態の縦断面図
である。
である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】図11における固定鉄心と押えばねとを示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
1 本体フレーム 2 電磁コイル 3 固定鉄心 4 可動鉄心 5 接触子支え 7 可動接触子 10 固定接触子 14 底板 18 底板支え 21 ハウジング 22 スライド駒 23 緩衝スプリング 24 振動吸収部材 26 緩衝部材
Claims (3)
- 【請求項1】取付面側が開口した本体フレーム内に、前
記取付面に垂直な方向に可動鉄心を吸引して可動接触子
を駆動する電磁石を備え、この電磁石の固定鉄心は前記
本体フレームの取付面側開口を塞ぐ底板に取り付けられ
た電磁接触器において、 固定鉄心を取り付けた底板を可動鉄心の吸引方向に移動
可能に本体フレームに保持させ、この本体フレームと前
記底板との間に前記可動鉄心吸引時の衝撃を吸収する緩
衝部材を挿入したことを特徴とする電磁接触器の緩衝装
置。 - 【請求項2】底板の両側に本体フレームの取付面に平行
な係合片をそれぞれ形成する一方、前記係合片に対応し
て溝を形成したスライド駒をハウジングに摺動可能に収
容させ、かつこのスライド駒とハウジングとの間に緩衝
スプリングを挿入して構成した底板支えを本体フレーム
の取付面近傍の互いに対向する側壁に外側から着脱自在
にそれぞれ装着し、これらの底板支えの前記スライド駒
の溝で前記係合片をくわえさせて前記底板を保持させた
ことを特徴とする請求項1記載の電磁接触器の緩衝装
置。 - 【請求項3】底板の裏面に振動吸収部材又は質量増加部
材又は緩衝部材を取り付けたことを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の電磁接触器の緩衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8168395A JPH08250002A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 電磁接触器の緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8168395A JPH08250002A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 電磁接触器の緩衝装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08250002A true JPH08250002A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13753162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8168395A Pending JPH08250002A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 電磁接触器の緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08250002A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109119290A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-01 | 浙江天正电气股份有限公司 | 接触器 |
| JP2019220429A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 富士通コンポーネント株式会社 | 電磁継電器 |
| JPWO2021111901A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP8168395A patent/JPH08250002A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019220429A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 富士通コンポーネント株式会社 | 電磁継電器 |
| CN109119290A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-01 | 浙江天正电气股份有限公司 | 接触器 |
| JPWO2021111901A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | ||
| WO2021111901A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 富士電機機器制御株式会社 | 電気機器 |
| JP2023009148A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-01-19 | 富士電機機器制御株式会社 | 電気機器 |
| US11862424B2 (en) | 2019-12-02 | 2024-01-02 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. | Electric device with a main body frame including a snap-fit mechanism |
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