JPH05175531A - 積層型アモルファスシリコン太陽電池 - Google Patents

積層型アモルファスシリコン太陽電池

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JPH05175531A
JPH05175531A JP3344726A JP34472691A JPH05175531A JP H05175531 A JPH05175531 A JP H05175531A JP 3344726 A JP3344726 A JP 3344726A JP 34472691 A JP34472691 A JP 34472691A JP H05175531 A JPH05175531 A JP H05175531A
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JP
Japan
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layer
cell
solar cell
amorphous silicon
bottom cell
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Pending
Application number
JP3344726A
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English (en)
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Kazuhiko Yoshida
一彦 吉田
Ichiro Yoshida
一郎 吉田
Takeshi Ishikawa
岳史 石川
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
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    • Y02E10/545Microcrystalline silicon PV cells
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    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、経時変化を低減させると共に特性
が改善され、例えば住宅用、車載用等に効果的に使用で
きる積層型アモルファスシリコン太陽電池を提供するこ
とを目的とする。 【構成】p層13、i層15、およびn層16で構成されるト
ップセルAと、p層17、i層19、およびn層20で構成さ
れるボトムセルBと積層して構成されるもので、これら
セルそれぞれのp/i接合部の間に、それぞれバッファ
層14、18が介在される。このバッファ層14、18は、それ
ぞれp層側に濃度が高くなる傾斜でカーボン濃度が設定
されているものであり、また前記ボトムセルBのp層17
にはボロンがヘビードーブされ、トップセルAのn層16
とオーミック接合されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に初期変換効率向
上と共に経時変化の低減を図り、例えば長期間屋外で使
用することが可能とされ、住宅用あるいは車載用等の電
源として効果的に使用されるようにした積層型アモルフ
ァスシリコン太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】アモルファスシリコン(以下a−Si と
略称する)太陽電池は、一般に光劣化と呼ばれる電気的
特性の経時変化が、長期間の屋外使用によって生ずる。
例えば住宅用あるいは車載用等の電源装置としてこの様
な太陽電池を使用することが考えられているが、この様
な目的で使用する場合には、経時変化が充分に低減され
るようにすることが必要である。
【0003】特開昭64−59966号公報には、経時
変化を低減する手段としてa−Si太陽電池のデバイス
構造を積層型に構成することが提案されているが、これ
でも充分な効果を発揮するに至っていない。
【0004】ここで示されている積層構造は、a−Si
太陽電池のpin積層構造を1つの単位構造として構成
し、複数の単位構造を積層するように構成している。し
かしながら単位構造を積層するのみでは、単位構造の相
互接触部において逆方向の太陽電池が形成されるように
なり、このため充分な電池特性が得られない。したがっ
て、この特開昭64−59966号に示された発明にお
いては、各単位構造の接合部をオーミック接合するため
に別の中間層を形成するようにしている。
【0005】しかし、この様な中間層を別個に形成する
ことは、特別の製造工程を追加することになり、製造工
数の増加を招くようになると共に、この中間層が非常に
薄く構成されるものであるため、安定して形成させるこ
とが困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、pin積層構造で構成され
る単位構造のトップセルおよびボトムセルを積層するタ
ンデム構造において、経時変化の低減が効果的に図れる
ようにすると共に、電池としての効率特性が充分に向上
されるようにした積層型アモルファスシリコン太陽電池
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る積層型ア
モルファスシリコン太陽電池は、それぞれp層、i層お
よびn層の3層構造で構成されたトップセルおよびボト
ムセルを積層して構成し、前記トップセルおよびボトム
セルそれぞれのp層とi層との間にそれぞれ第1および
第2のバッファ層を形成し、さらにトップセルとボトム
セルとの間のn/p整合部にオーミック接合手段を形成
するようにしている。ここで、前記第1および第2のバ
ッファ層は、p層側から徐々にカーボン濃度が減少され
るように成膜して構成される。
【0008】
【作用】この様に構成される積層型アモルファスシリコ
ン太陽電池にあっては、前記オーミック接合手段を構成
するために、例えばトップセルのn層に接合されるボト
ムセルのp層にボロンをヘビードープして不純物準位を
形成して再結合電流によって直列接続されるようにし、
初期効率の向上が図られる。また、各セルのp/i接合
界面においてカーボン濃度に傾斜を持たせたバッファ層
が介在されているものであるため、このp/i接合界面
における再結合が抑制され、初期効率が改善されるよう
になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はその断面構成を示すもので、ガラス基
板11の上に透明導電膜12が形成され、この透明導電膜12
の上にトップセルAが形成される。このトップセルA
は、透明導電膜12の面からa−Si Cによる第1のp層
13、第1のバッファ層14、a−Si による第1のi層1
5、およびμC−Si による第1のn層16を順次成膜し
て構成される。
【0010】このトップセルAには、第1のn層16に接
合する状態でボトムセルBを積層するもので、このボト
ムセルBはトップセルAと同様に第2のp層17、第2の
バッファ層18、第2のi層19、さらに第2のn層20の積
層構造でなり、このボトムセルBの第2のn層20の面に
金属電極21が形成されるようにしている。ここで、第2
のp層17に対しては、ボロンをヘビードープしている。
【0011】ここで、p層13および18、i層15および1
9、n層16および20は、例えばインライン型3室分離P
−CVD装置を使用してグロー放電分解法により、Si
4 、CH4 、B2 6 、PH3 を用いて各々成膜され
る。
【0012】タンデム型アモルファスシリコン太陽電池
(a−Si 太陽電池)に用いられるp層は、a−Si よ
りワイドギャップなa−Si Cで構成されるものであ
り、したがってSi H4 、CH4 の流量比を変化させる
ことによって、光学ギャップを変えることが可能であ
る。実施例のタンデム型のa−Si 太陽電池において
は、p層を“Si H4 :CH4 =3:7”の流量比で、
PCVDを用いて成膜を行っている。
【0013】そして、p/iの接合界面に形成されるバ
ッファ層14および18を成膜するに際しては、図2で示す
ようにp層を成膜するときの流量と同流量のSi H
4 と、p層成膜流量の60〜80%のCH4 流量で成膜
を開始する。そして、所定のバッファ層の膜厚(5〜2
0nm)の半分が成膜された状態で、CH4 の流量が
“0”とされるように、CH4 の流量を均一に減少させ
るようにする。この様にしてバッファ層および18にカー
ボン量の傾斜が設定されるようにする。そして、CH4
の流量が減少されている間においては、B2 6 を50
〜200ppm の濃度でドープする。ここで、p層がa−
Si Cによって構成されるものであるため、バッファ層
にはカーボンが最も適する。
【0014】タンデム型アモルファスシリコン太陽電池
(a−Si 太陽電池)は、トップセルAおよびボトムセ
ルBの各層の膜厚設定を行うことによって、初期特性と
共に経時変化率の最適化を行っている。
【0015】ここで、a−Si Cはアモルファスシリコ
ンカーバイトであり、a−Si の場合にはシラン(Si
4 )ガスの混合ガスをグロー放電分解法によって成膜
するが、a−Si Cはシランガスとメタン(CH4 )ガ
スの混合ガスをグロー放電分解法によって成膜する。ま
た、シランガスとメタンガスの混合比率を変えることに
より、シリコンとカーボンの比率を変えることができ、
光学ギャップを変えることが可能となる。
【0016】μC−Si はマイクロクリスタルシリコン
(微結晶シリコン)であり、アモルファスシリコンに対
して低抵抗な値を示し、n/p接合部に使用することに
よって、低抵抗なn/p接合が得られるようになる。
【0017】図3の(A)は、トップセルAの第1のi
層15の厚さをd1 、ボトムセルBの第2のi層19の厚さ
をd2 としたときの発生電流の効率を示している。実施
例においてはタンデム型のa−Si 太陽電池を2個直列
に接続した形となり、通常の電池と同様にそれぞれの発
生電流が同じ場合に効率が最高になる。またa−Si太
陽電池の発生電流は、i層の膜厚(光の吸収量)に関係
しているものであり、光の吸収量が多いほど発生電流が
大きくなる。
【0018】したがって、タンデム型のa−Si 太陽電
池では、トップセルAのi層15が厚くなるとこのトップ
セルAにおける発生電流が大きくなるが、ボトムセルB
に対する光透過量が減少し、ボトムセルBにおける光の
吸収量が減って、トップセルAとボトムセルBの発生電
流のバランスが狂うようになり、効率が低下する。図3
の(A)はトップセルAとボトムセルBのそれぞれのi
層15および19の厚さの組み合わせによって、効率がどの
様に変化するかを示している。
【0019】図3の(B)は、タンデム型a−Si 太陽
電池において、トップセルAの第1のi層15の膜厚が8
0nmのとき、ボトムセルBの第2のi層19の膜厚に対し
ての初期効率と1年後の経時変化率を示している。な
お、この図においてボトムセルBのi層19膜厚に対する
実線と鎖線はシュミレーションに算出した値であり、実
験値は白丸および白四角で示す。
【0020】図4の(A)は、トップセルAとボトムセ
ルBの接合界面であるn/p界面における第2のp層17
にボロンをヘビードープしてオーミック接合した際の、
タンデム型a−Si 太陽電池のバンド図を示す。この図
で左側から光を入射させることにより、トップセルAの
第1のi層15で光励起によって電子正孔が生成され、電
子はn層16側へ行き、正孔はp層17側に行くようにな
る。同様にボトムセルBにおいても光励起によって電子
はn層20側に行き、正孔はp層側に行くようになる。
【0021】ここで、ボトムセルBのp層17は、ボロン
をヘビードープすることにより欠陥準位が増加している
ものであるため、この欠陥準位によってトップセルAの
電子とボトムセルBの正孔が再結合を行い、トップセル
AとボトムセルBを直列接続するようになる。
【0022】しかし、p層17の全体に欠陥準位が増加し
ているものであるため、p/i接合界面においても電子
正孔の再結合が発生し、ボトムセルBの効率を低下させ
ている。そこで、このp/iの接合界面にバッファ層14
および18を設けることによりp/i界面における再結合
を抑制し、効率低下を防止した構造は、図4の(B)の
バンド図で示される。
【0023】また、トップセルAのp/i界面において
もp層13がa−Si Cによって構成され、i層15がa−
Si で構成されるものであるため、構造不整合によって
欠陥準位が発生しているものであり、バッファ層を設け
ることによって効率が向上させられるようになる。
【0024】タンデム型a−Si 太陽電池において使用
しているp層はa−Si Cであり、i層はa−Si で構
成されるものであるため、p/i界面における構造不整
合による欠陥準位により再結合が行われて、特性を低下
させている。そこで、p層のa−Si 側からi層へカー
ボン濃度を徐々に低下させたバッファ層14、18を挿入す
ることによりp/i間の構造不整合を緩和し、p/i界
面での再結合を抑止するようにしている。
【0025】特に、ボトムセルBにおいては第2のp層
17にボロンをヘビードープし、欠陥準位を増加させ、ト
ップセルAとボトムセルBの接合界面であるn/p界面
を、再結合電流によって直列接続するものであるため、
ボトムセルBの第2のp層17と第2のi層19とのp/i
接合界面での再結合が増加し、バッファ層14および18を
挿入する効果は大きいものである。
【0026】a−Si 太陽電池において、i層を薄く構
成することによって経時変化を低減させることができる
が、反面特性も低下することが知られている。このた
め、i層を薄く構成することにより増加する透過光を利
用して構成したタンデム型のa−Si 太陽電池が経時変
化を軽減することができ、高効率が得られる。
【0027】しかし、タンデム型a−Si 太陽電池にお
いて高効率を発揮させるためには、トップセルAとボト
ムセルBのそれぞれ発生電流を合わせることと、トップ
セルAとボトムセルBの接合部(n/p接合部)におい
て、逆方向の太陽電池が形成されるため、このp/n接
合をオーミックな接合にする必要がある。
【0028】元来、a−Si 太陽電池のp/i接合界面
においては、構造不整合による再結合のために、特性が
低下しているものであり、特性の改善のためにp/i界
面にバッファ層を設けることが知られている。しかし、
タンデム型のa−Si 太陽電池の場合においては、バッ
ファ層を挿入することによりp/i界面の再結合を抑止
させるようにするならば、p層全体の欠陥準位が多いほ
うが、n/p接合部における再結合電流によるオーミッ
ク接合が、より低抵抗な結合とされる。したがって、実
施例においてはn/p接合部の第2のp層17にボロンの
ヘビードープを行い、欠陥準位を増加させたp層17が用
いられるようにしている。
【0029】図5は実施例で示したようなタンデム型a
−Si 太陽電池の耐光性試験の結果と、シングルセル型
の太陽電池の耐光性試験の結果を対比して示すもので、
実施例で示したようなタンデム型の性能が優れている。
【0030】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る積層型アモ
ルファスシリコン太陽電池によれば、p/i接合部に、
p層側からカーボン濃度を徐々に減少させたバッファ層
を介在させると共に、トップセルとボトムセルのn/p
接合部のp層にボロンをヘビードープして欠陥準位を増
加させることで、このn/p接合部を低抵抗なオーミッ
ク接合にすることにより、経時変化を低減できるように
すると共に、特性の向上が効果的に図れるようになり、
住宅用あるいは車載用の電源として効果的に使用できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る積層型アモルファス
シリコン太陽電池の構成を説明する断面構成図。
【図2】上記太陽電池のバッフア層を形成する場合の混
合ガスの状態を説明する図。
【図3】(A)はトップセルとボトムセルのi層膜厚の
組み合わせによる効率の状態を説明する図、(B)は初
期効率と経時変化率を説明する図。
【図4】(A)はボトムセルのp層にボロンをヘビード
ープした場合のバンド図、(B)はバッファ層によって
p/i界面の再結合を抑制したときのバンド図。
【図5】耐光性試験をした結果をタンデムセルとシング
ルセルとを対比して示す図。
【符号の説明】
11…ガラス基板、12…透明導電膜、13、17…p層、14、
18…バッファ層、15、19…i層、16、20…n層、21…金
属電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p層、i層、n層の3層構造で構成され
    たトップセルと、 このトップセル層に積層形成された同じくp層、i層、
    n層の3層構造で構成されたボトムセルと、 前記トップセルおよびボトムセルそれぞれのp層とi層
    との間にそれぞれ介在設定された第1および第2のバッ
    ファ層と、 前記トップセルのn層とボトムセルのp層との間に形成
    されたオーミック接合手段とを具備し、 前記第1および第2のバッファ層は、p層側から徐々に
    カーボン濃度が減少されるように成膜して構成されるよ
    うにしたことを特徴とする積層型アモルファスシリコン
    太陽電池。
  2. 【請求項2】 前記オーミック接合手段は、前記トップ
    セルとボトムセルとの接合界面に設定される前記ボトム
    セルのp層に、ボロンをヘビードープして構成されるよ
    うにした請求項1の積層型アモルファスシリコン太陽電
    池。
JP3344726A 1991-12-26 1991-12-26 積層型アモルファスシリコン太陽電池 Pending JPH05175531A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177210A (ja) * 2009-05-11 2009-08-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 薄膜シリコン積層型太陽電池の製造方法
JP2013115252A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Sharp Corp 光電変換素子および光電変換素子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177210A (ja) * 2009-05-11 2009-08-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 薄膜シリコン積層型太陽電池の製造方法
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